3.50
5 1374件
4 264件
3 163件
2 114件
1 781件
合計 2696
読み あさがきた
放送局 NHK
クール 2015年10月期
期間 2015-09-28 ~ 2016-04-02
時間帯 月曜日 08:00
出演
連続テレビ小説初の、「幕末」から語り起こす物語。 時代に先駆け、銀行、生保を設立し、後には日本最初の女子大学設立に 尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに「お金儲け」のためではなく、 「今より少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のため、生き抜いた...全て表示
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名前無し

今日は病院に行き、ロビーの大型テレビであさが来たを見ました。
10分前くらいから還暦以上のご年配と思われる方々が徐々に集まり始め、番組開始時には満席に。(20席以上。ご夫婦や親子と思われる人もいました)普段は席でそれぞれ自分のしたい事をしているのに、全員画面に食い入るように見入っており、なんだかミニシアターで映画でも鑑賞しているかのような不思議な雰囲気になりました。

「自分が若い頃とは世の中がスッカリ変わってしまった」というあさの台詞あたりから、周りがどんどん真剣に見入りはじめ、和歌山の場面になると全員が身動きすらしない真剣な様子。
そしてドラマが終わると、まるで映画館のように人が席を立ちはじめ閑散とした雰囲気に。この病院にはたまに行くのですが、どの朝ドラも見ている人はそれなりにいるのです。あさが来たはいつもより大分多いとは思っていたのですが、こんなことは初めてです。ご自分の歩んできた人生と照らし合わせて色々と思いを巡らせたり、共感できる部分が私以上にあるのかもしれないなどと思いながら、朝に見たのとは全然違う感情が湧いてきて驚きました。

「終活」という言葉を耳にすることが多くなりましたが、人生の最後の瞬間をどのような思いで過ごすことができるかでその人の幸せが決まってしまうこともあるように思います。
菊さんが最後に「ミカンの香りが好きだ。山王寺屋はここなのだ」と思えた事、朝見たときも良いシーンだと思いましたが、お昼はジーンときてしまいました。そして、それは惣兵衛の生き方や苦労を認めたことでもある。最期に「お前の作ったミカンはまずい」など言わなくて本当に良かったです。

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名前無し

パンパカパーン!ようやくこの日を迎えました。
月曜からは「いちゅいにちゅいがぁ~♪」を聞かずに済むと思うと、それだけで感涙。
先日どなたかが書かれていたけど、「待ってると長い」んだな、これが。
まぁ、去年の10月半ばくらいから今日の日を待ってたんだけど!

思えば(遠い目)・・・ごめんね青春!で何の足跡も残せてなかった波瑠がヒロインと知ったあの日。
(そもそもごめんね青春も大した作品ではないが)しかも相手役は全く興味を持てない役者の玉木。
私の中の興味なしコンビのドラマなので、挫折覚悟でスタート。
ただ、自分なりの朝ドラ「見るか・見ないか」は、主人公の家族を誰が演じるかが意外と大きな判断基準なので、そこに期待して。
まぁ、田中裕子とか起用してもガッカリさせられることもあるが。
なので今回文句ばっか言いつつも最後まで見続けたのは、そこに眉山一家がいたからに尽きる。
眉山一家万歳!(藍之助除く)

あさの嫁入り前、最初ははつのお付きになるはずだったうめ。
別れの儀式(?)であさとうめが相撲を取ったシーンで、ダメだこりゃと思ったことを告白します。
なかなかの本気モードで組み合ったので、あさの日本髪がズレてショートカットの波瑠の地毛が結構な束で飛び出した。細かいことかもしれないけど、これ時代劇では致命的なミス。
飛び出した短い髪を見て、私はもう江戸時代として見れなくなっちゃった。
4度目のチャレンジでようやくつかんだ朝ドラ主演。演じるのは幕末生まれのヒロイン。
なのに髪伸ばす気ないんだ?と本気度の低さにガッカリ。
そしてそれをNGにしないで放送しちゃう制作の適当加減にガッカリ。
他の仕事の兼ね合いで髪伸ばせないとか、着物が乱れるから撮り直し不可とか、そういうの視聴者には関係ないから。なんだ適当なのか・・・と思ってたら、案の定あれよあれよと時系列と季節感が狂い始め、「あ~やっぱし」と納得したものでした。

さてさて最終回。
新次郎の四十九日法要にやってきたはつは、背中を丸めてちゃんと年寄りの座り方してます。
先代の正吉逝去の際は3日でケロリ女が、いつまでも陰気な顔。
よのさんは常に「お前さま」と夫に甘える良き妻でしたが、夫亡き後の加野屋を守ると心を決め、空元気で明るく振舞っておりましたね。
はつははつで嫁入り直後から苦労の連続でしたが、実の親にも頼らず夫を支え、息子の背中を押す強い母となった。
一方、新次郎の身体に異変が出る前まで自分の好きに生きてきたあさなのに、この陰気さ。
どちらが腹の据わった女なのでしょう?どうやら制作者は後者だと言いたいようなので、これはもう感性が合わないとしか言いようがない。それにしても波瑠の演技力のなさに脱力。
悲しい顔とは目の焦点を合わせないことだと思ってるみたい。偶然この人の新番組の予告を音声なしで見たけど、「びっくりぽんや!」って言ってる時と同じ表情だったよ。笑

桜餅を前にして、はつとあさの冷戦が再び勃発です。
意地になって目の焦点を合わせようとしないあさに向かって「タツオもよう走るようになって」などと小さな幸せアピールをしてみるはつ。
「(ムッ)そらよろしおましたなぁ。なぁお姉ちゃん、ウチらお家守れましたんやろかなぁ?」
山王寺屋を再興できなかった姉にはこの言葉が一番突き刺さると知った上での挑発です。
ウチは炭坑と銀行と生保会社作りましたで!これでどや!と、蔑むような目で姉を見るあさ。
「へぇ、守れた思います。大事なもの(おみかん)慈しんで守ることができたんやないかてな」
姐御と呼ぶ坑夫たちを見放してさっさと炭坑を売り払い、あろうことかウチの大事な藍之助を邪険に扱うアンタとは違う、とでも言いたげな強い目で妹を見るはつ。
「ホンマだすな、やっぱりお姉ちゃんは凄いわぁ~。その道かて石や岩だらけやったんやろに」
(なんやかんや言うても、その石や岩だらけの有田の土地はお父はんに貰ろたんやないの!)
「そうだすなぁ、そやけどアンタかてそやったやんか」(アンタかて目白の別荘貰ろたやろ!)
ぼちぼち掴み合いになりそうなので、「まだまだ生きて行かなあきまへんな」「へぇ、まだまだだす」とお互い自分の長寿を祈る姉妹なのでした。

和歌山へ帰り、養之助から二人目の子ができた事を知らされて「旦那さま、聞いてはりましたか?」と空に向かって報告するはつ。・・・藍之助のことは思い出しもしませんでした。

6年後(えらいまた飛ばしたな)・・・。留学から戻り、ダッサい頭で加野屋に現れた宜。
千代は4人目懐妊中。多津子、恵津子、・・・佐津子(!)。
佐津子の顔に爆笑。あんな隠し玉どこで見つけたんやろ?すごい破壊力の笑顔でした。
三姉妹がおリンゴを前に置いて英語のお勉強、それを見守る総白髪のうめ・・・お達者そうでなにより。「こんにちはー!」訪問者の声にもすぐ反応。まだまだ耳も遠くなっておりません。
ここまでしてうめを生かしておく理由がわかりません。いやほんとにわからないですわ。
魔性の女ふゆちゃんが、娘のなつとして登場しました。年相応の娘役。わざわざアップで、ほら出しましたよ!とぐいぐいアピールされても、全く必然性を感じませんでした。

「みなさん知っての通り、ウチは江戸の世の嘉永生まれのお婆ちゃんだす」と、シワひとつないピカピカの顔で言うあさ。知っての通りとか言われても・・・と戸惑うみなさんです。
「なんでだす?」最終回に、生きづらい世の中になっただの、新聞や世論は人の心を傷つけてばかりだのとネガティブな説教を始めました。
人の気持ちを慮る優秀な頭脳とやらかい心・・・?なんだそれ?
優秀な頭脳のない人は人の気持ちを慮れないって意味でしょうか?
果たしてそんな差別的なことを言う人が「やらかい心」なんて持ち合わせているんですかね?
「人の気持ちを慮るやらかい心と、優秀な頭脳」ならまだわかるけど。
どっちにしても「それさえあったらそれで十分」ってことは、優秀な頭脳を持たない人はダメってことね。これは籾井さんの考えなのかな?
驕った考え方でキライだな~、と優秀な頭脳を持たない私は思いました。

「どうかしょげてなんかいてんと、がんばっとくなはれな!」
自分のような成功者以外はみんなしょげてると思っているようですが、誰もしょげてないのに、どんだけ上から。
必殺の「ウチ今いい事言った!」的な表情で満足気に微笑むあさ。

丘の向こうに新次郎を見つけて駆け寄るあさ。
みるみる若返っていくミラクルが起きているのに、もう雨は降りませんでした。

私の書く文章を楽しんでくれていた方々、いつも声をかけてくれてありがとうございました。
毎晩感想を書く時に、ドラマ内容に不満を感じている人たちがクスっと笑える部分が出せたらいいなと思って書いていました。
なぜか怒りにまかせて書く文章の方がウケていたようで、興味深かったです。
またいつかどこかのドラマ欄でお会いしましょう。(たぶんその時は短文さんです)

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名前無し

近しい者たちが続々とあの世往きになり、次は新次郎の番か!?と疑心暗鬼になっているあさ。
女中のうめとウチは不死身なので心配なし。
「大好きなお姉ちゃん」が夜逃げの末の極貧生活で身重となっても、その身体を一度も気遣うことはなく逆に青物や漬物を届けさせておりました。
千代の親代わりもやり遂げてくれた姑とは長年同居し、日に日に足腰の弱くなっていく様を目の当たりにしながらも一度として心配することなく出歩き放題。
死期の迫った姑がすったリンゴしか喉を通らなくなっている程衰弱していることすら知らず、そのリンゴを買って来た千代に向かって「無駄遣いしてへんやろな」と言う有様。
世間知らずで嫁いだばかりの頃から現在に至るまで、ヒロインの人間性に全く成長が見られないのは一目瞭然なのに、ここへ来てやたらと旦那の身体を心配して見せても「まだ死なないのか」とせっついているようにも思えて滑稽なほど。

そもそも始末屋とは程遠く次々と洋装を誂えるあさが、千代に対して「無駄遣い」と口にするのも失笑もの。ただ千代と啓介の再会シーンに居合わせたかったのなら「おばあちゃんのおリンゴだすな、おおきに千代」とか言わせておけばいいものを、なんでわざわざ憎まれ口を言わせるのか?どう考えても鈍くて自己中で思いやりのない女に描いているとしか思えない。
新次郎とのスリスリを、よのさんの足腰スリスリに何度か置き換えて、「おリンゴおおきに」で相当印象は違ってくると思うけど。
苦労なしで調子に乗った浅はかな女パートを芝居は学芸会レベルの波瑠、一種のマザコン亭主・嫁いびり・貧乏の苦労全般を確かな演技力の宮崎に見事に振り分け。
普通は前者が嫌われ者で後者がヒロインになるところだけど、なんか違う事やりたかったんだろうね。マンネリだろうが何だろうが、結局自分は後者の王道ヒロインが好きだった。
応援しなくても成功するヒロイン見ても、ハァそうですか・・・と思うだけ。何がおもろいの?

銀行も保険会社も成功の一途で笑いが止まらない加野屋。ハァ、そうですか・・・。(ほらね)
暇な金持ち夫婦が身体をすり寄せ、提灯がどうしたと昔話。
「懐かしいな」「へぇ」・・・。・・・。(二人して壁に向かって遠い目)なんかしゃべれや~!

久しぶりに独自の変な発声法で「養之助、お前これからどないする」と藍之助。
「お兄ちゃんこそいつまでいてんのや」とめっちゃ素で返されて、恩着せがましく「この先お前ひとりではやっていかれへん」とか「ボクは長男」とか言ってます。相続権の主張でしょうか?
加野銀行に就職して10年近くになるのに、何も結果を出せていません。
「この山の中で一生みかんの世話だけして生きるなんて真っ平ごめんや!」と暴言を吐いて捨てたみかん山。今さら長男もくそもないでしょう。
山を半分売ってでも、家族で身の丈に合った暮らしができればいいと言うはつ。
「行ってええのやで、お兄ちゃん」「みんなで笑ろて暮らせたらそれで十分だす」
藍之助がいなくても笑ろて暮らせるので、どうぞご心配ねぐといったところです。
山を半分売ったお金で笑ろて暮らすのでしょうか。
たぶん一番身の丈に合わない道を進みたがっている藍之助。
それでも行くのか?大阪に。誰も待っていない大阪に・・・。
この兄弟って、実は養之助の方が年上なんだね。で、養之助もジャニーズだったと昨日知った。

婚家の金の力と男達のお助けありきでここまで来たあさが、更に実家のおかげで出来た大学で、偉そうに女の代表のように熱弁をふるい、「成澤先生も絹田先生も女子教育のために身を犠牲にして“働いてくれはりました”」って、まるで自分発案で2人が支援者・賛同者みたい。
まさに「いけすかない傲慢オバサン」です。
大島優子、小生意気な感じが似合っててそう悪くなかったと思うな。まぁ残り1週だけど。
サトシ・萬屋に続いて、たまにはあさを嫌う人にも登場してもらわないとね。

おととい妊娠した千代がもう出産しました。産まれたのはまた女の子。
悪阻の重かった梨江の体質を受け継いだあさはバカバカしい鼻みかんで大騒ぎしていたけど、もちろん千代の体調を気遣うシーンはなし。
普通は親→自分と続けば一応気になると思うけど、まぁ梨江の体質云々はその場しのぎのエピなので脚本家も演者もすっかり忘れているのでしょう。覚えててごめんね!
出産の大変さを知り、あさに自分を産んでくれた礼を言う千代。
「せやけどホンマにえらいことなんはこれからだす」上から目線のあさに失笑。
産んだだけで、あんよもまだの千代を置いて五代に会うため東京へ行き、その後の「ホンマにえらいこと」は全部よの・うめ・さちに丸投げしたくせに、よくもドヤ顔で言えるね。アホくさ~

光子とか文代とか、孫の名を考える新次郎。千代の名前候補だった「とら」はありません。
深刻な顔でやってきたあさが頭を下げます。
「旦那さま、ウチと一緒に病院行っとくなはれ」「うん、わかった。ほんなら行こか」
・・・もしや妊娠!?

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名前無し

1ヶ月も旦那が夜帰ってこないのに「びっくりぽんや」で済ませて寝ちゃうあさがいい。ご飯もモリモリ食べて、大の字で寝て、元気に生きてるあさを見ていると、こっちまで明るい気分なってくる。お義父さんに「おなごは帳面を見てはいけない」と言われた時も「なんでどす?」と喰い下がるかと思いきや、ちゃんとわきまえて謝っていた。あさはあかん子と言うけど、素直な良い子だ。

そして、五代さんとの偶然の再会。この二人はこういう二人なんだなあって感じ。恋愛ものでよくある、なぜか色んな所でばったり出会っちゃう運命の二人的な。この世界観だから、これでいいかと思える。
世の中が物騒になってきた説明の後、ナレーションが言っていた「でもそんなことあさには関係ありません」これ、確か第1週でも言ってた。これはあくまで、あさの日常に根差したホームドラマですよ、という宣言ではないだろうか。新撰組や五代友厚という、歴史に名を残したり大いなる貢献をした人々さえ、このドラマではあさの日常の方に引き寄せられる形で描かれる。あさが世界に向かって行くのではない、その逆なのだ。ここで描かれているのは、あくまであさの生活が世界の中心という物語。

今は、あさ自身がなんでもない庶民の一人なので、これでいいとは思っている。自分の人生と生活だけを見つめて生きている普通の女性の毎日に、五代のような歴史的人物がいきなり侵入してくるファンタジー。平凡な日常の中で「こんなこと起こったりして」と女性が想像する漫画的世界、その具現化といったところ。浅いという意見もあるかと思うが、私はこれはこれでいいと思う。夢見ることは意外に大切だ。そこから得るエネルギーというものも馬鹿にできない。それを毎朝、コンスタントに提供してくれるのだから、このドラマはそれだけで価値があると思っている。

ただあさが事業に乗り出した時、このドラマがあさの日常の外にある世界をどう描くつもりなのか、いきなり視点をグローバルに拡大していくのか、それともあくまで日常の視点の中だけで描いていくのか、それが気になる所だ。
この庶民的姿勢を貫くなら、まあ、それもありかと思う。ここ何作かの朝ドラと同じ、仕事も生活の一要素としてしか描かないというスタンスを踏襲するということだろう。
ただ、広岡浅子さんの功績を思うと、そういった片手間な描写はかなりもったいない、と感じてしまう。しかし、彼女の仕事について真剣に描き尽くそうと思ったら、今の近視眼的な世界からの大転換を余儀なくされるだろう。この脚本家にそんなアクロバティックなことが出来るのか、近視眼的世界の中でもあさの仕事を魅力的に描けるのか、どちらにしてもかなりの力量が必要とされそうだ。期待半分、不安半分といったところ。

今はまだ何者でもないあさの日常物語としては、たいへん楽しく見ている。

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名前無し

他の銀行が次々と支払い停止となり、大きな取付騒ぎが起きる!と慌てる栄三郎とへぇさん。
「・・・あさの言うてた通りになってしもたいうことか(キメ顔)」と新次郎。
だーかーらー。なんであさがそう思ったか、そのくだりを見せろっての。
炭坑を売る決断をした時に「不景気は更に進む。御一新以来の大きい波が来てしまうかも」とか言ってたけど、その景気下降の真っ最中に女子大設立の寄付金も集めてるっておかしいでしょ。
この先そこまで景気が悪くなると判断してるのに、億単位の寄付金集めはできるんだね。
読めてるんだか読めてないんだか・・・。

他行倒産のあおりを受け、払い戻しに預金客が殺到。
ただ一人銀行に残った女子行員(一番見てくれの残念な子)に、「去年秦の国で大きい戦乱があったせいやて・・・」と眉を八の字にして情けない顔をして見せる藍之助。
和歌山では少しマシになったように見えたセリフ回しがまた逆戻り。やれやれ。
名札を記念品にするほどの覚悟を決めて仰々しく加野銀行を去ったのに・・・。
息子のように可愛がっていたはずのへぇさんも、最早藍之助に興味はないようです。
将来は加野銀行に就職が内定している拝聴王子は藍之助の後輩になりますが、丁稚スタート・・・ってことは勿論ないので、藍之助の眉はこの先も下がり続けることでしょう。

・人に弱みを見せずに無理・・・もとい、道理を通す将来の義母の雄姿。
・表の大喧噪を全く気にせず「洋風がいいか、和風がいいか」と新居のことを考える婚約者。
・娘の婚約者の前でも平気で嫁の肩を揉むニヤケ亭主。
・・・を目の当たりにし、自分にも何かできる事がないかと考える拝聴王子。
とりあえず大学院卒業までには公務員(官吏)試験をパスしておこうと心に誓う王子なのでした。

最近では三味線仲間も減ってしまったので、お茶の方に気を入れると言う新次郎。呑気だね~
自分の点てたお茶を一口飲んで、苦ぁ~い表情。
御一新以来の加野屋の危機ですが自分のドレスはケチりたくないので、手をつけるならまずはココから、とお茶の質を落としたに違いありません。
「・・・旦那さま?(バレたか)」と新次郎の様子に不安を覚えるあさでした。(ナレ)

加野屋の危機が東京にまで伝わり、大隈さまからも電話が入ります。
「吾輩の預金の払い戻し分は確保してあるのだろうね!?」そんな苦言でしょうか?
まぁ、多分電話を見せたかっただけだと思いますが。

「あの、頭取。これが手ぇ打つことになるかどないか、わからしまへんけど」
あさは加野屋最大の大改革を考えていました。
まずは相変わらず使いどころがなく、いてもいなくても問題ない藍之助を和歌山へ返す。
次に、千代の新居は棚上げで、とりあえず王子はマスオさん状態で同居。
もしくは・・・ここぞと言う時には「パァ~ッと借金」で、ドレスの裾を持って行かれないように洋風建築にリフォームとか?
どうせつまんない内容なんだから、とことんやって笑わせて欲しいものです。

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名前無し

許嫁交換の真相を知ったらはつがどうなるか、あの白蛇さんと姑がどんな意地悪を繰り出してくるのか、今後ドロドロの沼が待ち受けていることは確実の展開。本来、私はこういったドロドロが苦手だ。朝から見たいものではない。でも、このドラマには不思議と不安感も嫌悪感も湧かない。このドラマは、人間を粗雑には描かないだろうという事がこの二週間でわかったからだ。
泥沼の事件が発生するのは、人間の複雑な心理や葛藤がそこに存在するからだ。稚拙なドラマは、派手な部分だけをセンセーショナルに書き立てて人々の耳目を集め、解決はおざなりに表面的にはハッピーエンドを取り繕って、その事件の背景にある人間心理や解決に至る心の移り変わりをほったらかしにしているものが多い。そういう事をされると見ている方は非常に疲れる。

しかしこの「あさが来た」は、人間の心理描写に関しては一切妥協がない、というのがここまで見てきての感想だ。ヒロイン姉妹、その家族は元より女中達までもが、いかにお互いを心配し思いやっているかが丁寧に描かれている。
それどころか、加野屋の大番頭などというまだ、話の本筋に深く関わっていない出番もわずかな人物でさえ、どの様な人間なのかがわかるように描写されている。
新次郎のあほぼんさに呆れ、商売人としては落第と評価しつつもその人柄は認めている。自分の苦言にサラリと機転のきいた返しをされれば素直に「巧い」と感嘆する。
神棚に向かって長男の回復祈願をする姿には心底加野屋に尽くし、長男を心配する様が見て取れたし(これは役者さんの小気味の良い所作が秀逸だった)、寒い日に火鉢の用意を増やすように指示する所や、ご飯を掻き込んで誰よりも早く仕事に戻る姿には、有能さ仕事熱心さが垣間見えた。
ほんの一瞬の場面、たった一言の台詞でその人の人となりが想像つくように描かれているのだ。このような細やかな場面の積み重ねが、出てくる人物達全てを生き生きと輝かせている。

このドラマはただ単にブラックな展開で視聴者を刺激したいのではない。白蛇の心の闇がどのようなものなのか、人間心理を深く掘り下げてくれるのではないか。はつと白蛇、あさとはつの間の確執や行き違いも、その事を通してより強い家族の絆や本物の夫婦になっていく過程を描き出し、昇華させてくれるのではないか。そういう期待が持てるからこそ、安心して見ていられるのだ。

このドラマは、根本に人への信頼が流れている。だから、破滅的なだけの展開にはならない、という安心もある。この脚本家の細やかな人間へのまなざしが好きだ。そして役者さん達も、人の心の機微を達者に表現できる方々が揃っている。
あれれ、と思う部分があってもこの人間の心を描くという芯の部分さえしっかりと貫いてくれたら、大概のことは大きな欠点にはならないものだ。

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名前無し

自分の落とした毬を踏みつけて派手にすっ転ぶ千代。
あの転び方なら、成功すれば後頭部強打で4日間ほどは意識不明になるところでした。
そしたらうまい具合に大阪旅行中の包丁王子が颯爽と病院に駆けつけ、お母ちゃんと一緒に手をマッサージしてくれただろうに・・・。つくづく運のない千代。
きっと病室の枕元では、「この子はホンマに可愛げのない娘で・・・」などとお母ちゃんが王子に愚痴っていたことでしょう。そんな「見たいシーン」をちっとも見せてくれない朝ドラです。

転んだまま立ち上がろうとしない千代、手を差し出し続ける帝大生。
時が止まった光景に興奮した鼻づまり秘書見習いが、「なんという小説のような出来事!」と鼻をフガフガさせならウザい小芝居。

脇の話ばかりに時間を費やして半年間。あさはヒロインとして余程期待されていないのでしょう。
和歌山・女子大・生保会社・千代の恋バナ・うめのロマンス、いずれも未解決のまま。
残り20回。あと数人が天国行きで他はとんとん拍子に決着がつくのか!?(多分、つく)
女子大の完成・生保会社買収成功→大繁盛・よの&忠興の逝去はナレで済むし、和歌山は養之助が戦争に行ったと思ったら次のシーンで引揚兵として帰って来ればいい話(または戦死、とナレ)。
そしたら大好きな恋バナを、うめ・千代で3週かけて存分に描けるではありませんか!
時間が余ったら、あさと成澤を恋バナに持ち込むもよし、忘れてたけどへぇさんと美和も恋バナ展開にするもよし、ついでに藍之助と工藤カナエさんと田村宜の三角関係とかも可能で遊び放題。
死んだはずの五代が「実は海外へ行っていた」ってなトンデモ展開で復帰、なんてのもアリかも。
あっちも恋バナ、こっちでも恋バナと春真っ盛り。そのうち勝手口の野良ネコにも春が・・・。

2年近く前に病院の水場で見かけただけの男を、一目見ただけで思い出すよのさん。達者です。
千代と向き合って、一言目にお屋敷を褒める帝大生。・・・怪しい。金目当てかも知れません。
「たまたま」旅行中にステーションで銀行の看板を目にして、ふらふらやって来たと言います。
(果てしなく続く「たまたま」です)セミが鳴く暑い中、詰襟を着こんで血眼で看板を探したに違いありませんが、見苦しい汗は気合でストップ。
その甲斐あって「来てくれまして、おおきに」と逆に頭を下げられ、心でガッツポーズ。
「ボクは名を東柳ケースケと言う。キミの名は?」ウチの名だすか?「そうさ、拝聴拝聴」
突然時代がかった妙な話し方になっちゃった帝大生。
全然面白くないんですけど、可愛い千代が嬉しそうなので我慢します・・・。

帝大生の話し方にイラッとしていたら、隣でもっとイラつく小芝居が始まってました。
「いつか女子大を設立する為に、まずは女学校を経営してコツコツ資金を貯めるのだ」
相変わらずのオーバーアクションで、まるで観客の前で演じているように話す成澤先生。
大袈裟な芝居はアレですが、言ってることは全くもって正しいです。
金もない、信用もない。なのに無理に急ぐ必要はないでしょう。
あと少し寄付金が足りないとかならわかるけど、1/10しか集まっていないんじゃ話にならない。
そもそも成澤先生は今どうやって食べてるの?定期的に「ウチのお金」を貰ってるの?
三つ揃いも、何着も誂えてもらってるの?それとも今は夏だけど冬物を着たきり雀なの?
ひょっとして・・・集まった寄付金から拝借?
それにしてもあさの声は耳障り。あれじゃ癇癪持ちのヒステリー女だよ。
「ウチの目ぇの黒いうちに、キッチリおなごの大学校見せておくれやす!」
え!?意表を突かれて2度見してしまった。
白目、白目と言われ続けて半年。まさかの黒目発言にびっくり。でもごめん、ちょっと笑った。
キョドった新次郎の「ワ、ワテは、お父ちゃんの白岡新次郎だす」にも笑ったけど。

ついこないだ晴花亭(亀助&のぶ同席)で地図まで広げて女子大の建設地に東京なんてあり得ない!みたいな話をしていたのは何だったのか。
あの地図は「目白の別荘はだいたいこの辺りにあって~」と説明する為にあったんじゃないの?
今井って、あの今井銀行!?「今井はウチの実家だす」
「目白の5,500坪の土地を使こてほしいて言うてますのや」あ、あの一等地を5,500坪も!?
えーなにこれ、ウッザ~。わざわざ金持ちアピールせんでええんちゃうん?
やらしいわ。「やらかい」じゃなくてやらしいわ。
学校の土地代が節約できればだいぶ楽、って。じゃあ目白の一等地売ればいいんでないの?
そしたら支援者が全員納得の大阪に学校建てられるやん。
「わたしは何と頼りになる仲間を持ったことでしょう!」
富豪たちの太っ腹加減に感動する成澤先生。
みんなは先生のことを「仲間」とは思ってないような気がしますが・・・。

なぜかお客の帝大生に支えられて本人のお見送りに出るよのさん。
「千代は女学校を卒業して姪のお世話をしてますんや。なぁ~千代」
千代は一人っ子なので姪などおりませんし、よのさんの姪だとしたらもう中年です。
これは風吹さんのミスなのか脚本家のミスなのか。
どちらにしても、撮影・編集で誰も気づかなかったとはお粗末。もう何度目だよこういうの。
頭に来て「帝国大学のホニャラララ~」にも笑えなかったよ!

和歌山では養之助の結婚式。
ツンツルテンの正装で、七五三のような養之助・・・。なんで・・・?
当然ながら露芝を着たお母ちゃんはしっとりとした美しさ。
でも、見とれる惣兵衛の目つきは撮り直しレベルの気持ち悪さでした。残念!
藍之助はいったいどこへ消えたのか。

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名前無し

「千代、お母ちゃん目ぇ覚めたで!」・・・チッ、つまんねーの。
生きようとする力が勝り生還したそうです。いや、どうでしょう?
成澤にポンと渡した「ウチのお金」を回収できていないままで死んでたまるかッ!と、お金に対する強い執着心が生命力の源でしょう。
昔から「金持ち喧嘩せず」と言いますが、買わなくてもいい萬屋の喧嘩を自らすすんで買った(と言うよりもむしろ売った)あさ。
あさは裕福な家に生まれ、裕福な家に嫁いだわりには、金と権力者に目がありません。
貧しい家の子のように貪欲。きっと心根が貧しいのでしょう。
思い返せば炭坑の爆発事故の時にも「また借金地獄や」などとほざいておりました。
今まで一度も地獄を見ていないのに、たった数年で借金完済どころか儲けまで出ている程度の痛手なのに地獄と言う。しかもその地獄の最中ですら新次郎は働きませんでした。
楽勝の地獄ですね。あさから見たら、眉山一家など無間地獄の定住者。
そんな地獄の住人の家でとぼしい米をむさぼる白岡夫妻・・・鬼!アンタら鬼や!
・・・つい興奮してしまいました。新次郎のたった一言のセリフでここまでイマジネーションを掻き立てられるなんて。迷作ドラマですね!

死の淵から生還したはずが、なぜか夢には亡者ばかりが続々と現れます。
五代に正吉に・・・死に装束の林与一!(まさかこのシーンのためだけに。泣)
楽しそうに「エエ具合にブスッと刺されたやろwww」などと饒舌な幽霊。
あの世へ呼んで笑わせたかったから丁度良かった的なこと言いました。
あまりにアホらしくて笑ってしまったじゃないか!

三途の川の手前まで行っておきながら、目覚めた途端に饅頭に手を伸ばすあさ。
もう好きにすればいいですよ。生魚でも天ぷらでも何でも食べるといいでしょう。
なんなら今すぐ退院して、炭坑へでも行けるんじゃないかな?余裕でしょ。
40過ぎなら盲腸の手術後でもこんな元気じゃないよ。脚本家さん、本気?
かろうじてうめが気持ちを代弁してくれました。「エエ気味だす」まさしく。
結局、目の前で母親が腹を刺されるのを目撃した(継子)千代の気持ちを思いやるシーンはありませんでした。もう2度と「お母ちゃんがアンタをどない大事におもてるか」なんて心にもないことを言わないように。どうせすぐボロが出るんだから。

「あさの入院生活は始まったばかりです(ナレ)」
なんかまるで「新しいキャンパスライフが始まったばかり」みたいなノリ。笑
どこまでもふざけた(ちっとも面白くはないが)ドラマです。

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春花亭。入り口の目の前に座っているあさに気付かずに、一番奥の席に座る新次郎。
夫の新次郎が来たのに、声もかけずに五代と話し続けるあさ。
昨日寄合所に集まった時には、各々貢物を手に「我が、我が」と五代を崇めて群がっていた商人たちが、春花亭では誰一人五代に見向きもせず大人しく談話。
栄三郎すら五代とあさには近づかない。なんだこれ?
日本中を忙しく飛び回っている五代様。みんなこんな時こそ有難いお話を聞かせてもらいたいはずではないの?頭の悪い人妻にかまけている五代様には興味ないってか?

いきなりの「立役者」扱いで、ぼちぼちアホの新次郎にも華を持たせてあげよう感がすごい。
その反面、東京物語あたりから気になってたけど、最近のあさって新次郎を小ばかにしてない?
寄合所でのしびれ芸者・会議ひょ発言の時に、おちょくる新次郎に対しての「アンタは黙っとれ」的な言い方。東京から帰ってすぐの「心が狭い」発言も然り。
確か結婚当初は「お商売を嫌いなふりをしている」な~んて、全てお見通し発言してたよね。
だったら新次郎のお手柄を五代から聞かされて「ウチに黙ってそないなことしてはったやなんて」とかエラソーに上からの物言いじゃなく、いつもの甘えた口調で「やっぱりウチの思ったとおりのだんな様や~」でいいんでないの?て言うか「ウチに黙って」って何やねん!ムカムカー
自分が東京で五代とデートしたり、抱き合ったり、酔ったふりして一晩明かしたりしてることは棚に上げて、新次郎がその間飲み歩いてたことで焼きもち妬くとか調子乗るなよ。
それって、妾はいやだと泣きながらも、自分は炭坑を理由に何ヶ月も家を空けるのと同じだよね。
自分は勝手するけど相手の勝手は許さない的な。なるほどそういうとこだけはブレてないわ。
新次郎も遠慮せずに、ふゆでもうめでもはつでも美和でも菊でも、誰でもいいから妾にしちゃえ!
こうなったらもうなんでもアリでしょ、このドラマ。うめか菊なら逆におもろいわ。
五代の「東京での秘密」とか言って高笑いには心底驚いた。心の友・大久保の暗殺で取り乱して、泣いて抱きついたんでしょ?よく笑い話にできるよね。二重人格かと思ったわ。

春花亭では立役者扱いだった新次郎。今度は一転「ちゃらんぽらん過ぎて新次郎の良さがわからない」と、うめが正論で奉公先のだんな様批判。ええの?そんなん言うて。その通りやけど。
ついでに「普通のおなごは、よう働く男が好き」とあさを普通のおなごじゃない発言。確かに。
うめも雁助が好きなら「九州行かせてください」って願い出れば良いのに。全然OKでしょ。

ふゆに花嫁衣裳の礼を言われ「主として当然の務めだす。(新次郎の妾に、と考えるくらい)アンタのことは認めてましたんや」と爆弾発言のよの。
花嫁衣裳より先に嫁入り先を探してあげるのが主の務めだと思うし、ふゆのことを認めてたと言うよりふゆが新次郎に気があることを知って(必殺盗み聞きで)、ゴシップネタを見つけたようにはしゃいでいただけに見えましたが。いつ認めたんでしょうか。ええ格好言うなや。
しかも今から嫁に行く娘に妾の話してどうすんの、縁起でもない。バカか。

五代・うめ・よのに負けじと殿軍あさも、まさかの「姉のたのみ」を覚えていたと爆弾発言。
いや絶対あり得ないし!後付けだし!追い込まれての言い訳だし!!ほんとよく言うわ~!
こっちが白目剥いてムカムカしながら、ふと思った。これって・・・
ひょっとしてドラマの中で、ふゆは歳を取っていないんじゃない?
ふゆの初登場は、あさの嫁入り直前「海外から届いた五代の手紙」の女中キャーキャーシーン。
この時ふゆは15歳設定で、あさ(波瑠)も15歳。その後あさだけが歳くって、ふゆはまだ15歳とか?
普通に聞いてても、みんな小娘と話すようにふゆと会話してるし、あさが「お姉ちゃんに頼まれてた」と話した時にも、遅くなって(行き遅れにして)ごめんね的なニュアンスが全くなかった。
なんかまるで今が適齢期みたいな雰囲気。これ絶対そうだよ。
ふゆの見た目年齢だけで「奉公に上がって13年・縁談頼まれてから8年」をなかったことにしようとしてる。友近の66歳もそうだけど、ごまかそうとしてる!
「登場人物には年齢設定をしていません」は、うめ・ふゆ・亀助に適用されてるんだな、きっと。
まぁ、視聴者の脳内には適用されないから意味ないけどね。うわ~程度低いわ。呆れた。
今日は唯一、ふゆちゃんの逆襲「おなごとして憧れているのは、おはつ様とうめさん」に溜飲下がった。とどめに亀助が「あれ一瞬自分が言われるて思わはったんや」と白目剥いたあさをせせら笑ってくれたし(笑)

今日はあさ・新次郎共にアゲたりサゲたりの大忙し。何をどうしたいのやら。
だけどいったいどうしたのこのドラマ。正月明けから酷さに拍車がかかってるよ。

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幕末の乱世を乗り越え、大勝ちを決めた今井忠興が最初の最初から読み違えて失敗した事。
一つは、御一新での山王寺屋の陥落を予想できなかったこと。
一つは、あさのこと。

忠興さんは好きなキャラだったけど、この言い分には納得できかねます。
山王寺屋の陥落は予想外と言うけれど、それはただの言い逃れ。
代々続いた山王寺屋の跡取り娘として、叩き上げの番頭(栄達)を婿にした菊さんは、当時栄華を誇っていただろう山王寺屋をバリバリに仕切っていたはず。
忠興が梨江に向かって「あの嫁さん(菊)は出しゃばり過ぎる」と愚痴っていたこともありました。
そもそもこのセリフからしておかしい。
入り婿の栄達が名ばかり当主だったのは、先日の菊さんのセリフ「跡取りのアンタがそないなことで~(と、怖い母親に叱られた)」でも明らか。
菊さんは跡取り娘として育てられたが、商いは男社会なために入り婿を取ったのだ。
大阪の老舗両替商(山王寺屋・加野屋)と縁戚関係を結ぶため、京都の今井屋の娘2人は産まれる前から嫁入り先が決まっていた。元々が商売ありきのつながりなんだから、実質山王寺屋を取り仕切っているのが激しい性格の菊だと知らない訳がない。
子供の木登りが他県で噂されるほど狭い世界の話だし、事実菊さんは店で睨みを利かせて栄達や惣兵衛、男衆たちを顎で動かしていたシーンもあった。
商売の先を見据えることに長けていた忠興がそれを知らなかったと言うならただのボンクラで、どこに目ぇつけとんねんって話だし、知っていてそんな山王寺屋と縁戚を結ぼうとしたのなら「御一新での陥落」の相当前から読み違えていたということ。
あさのお転婆が過ぎることで栄達が許嫁交換を申し出た時に、厳しい表情でそれを断った忠興。
その後栄達は直接加野屋に談判し、なぜか肝心の今井家は蚊帳の外で交換話が丸く収まっちゃったけど、あの時断固として山王寺屋との縁を切るべきだったのに。
気になるのは、忠興がいつの時点で自分の読み違えと気がついたのか。
山王寺屋倒産の危機で、忠興に借金を願い出た惣兵衛とはつ。
あの時非情にも突き放した「威厳ある父親」が美談のようになってたけど、違うでしょ。
はつにはまだ子供もできていなかったんだし、離縁して今井に戻ってこい(あるいは惣兵衛に対して娘は戻すよう厳命)と言えば、はつが泣こうがわめこうがそうできたはず。商いの面だけで考えても、倒産するような家との縁なら損はあっても得することは何一つない。
でも、返す目途のない金は貸せないと突き放して手を差し伸べなかった。
結局は眉山一家は夜逃げして、あげく惣兵衛は失踪・はつは妊娠。それでも放置。
やっと様子を見に行ったかと思えば、土手の上から眺めるだけで親の務め完了。
夫不在のままで出産し、気性の激しい姑の元で家事育児に農作業に行商までしたはつ。
いくら「施しギライ」の強情なはつが選んだ道だったとしても、さんざ苦労をし尽くした後で和歌山の土地をホイと渡して好きに使えとはあまりに冷血。
それを今頃になって「苦労させてしもた」って詫びたところで遅すぎるよ。
惣兵衛も改心したし、息子2人もちゃんと育ったし、譲って貰った和歌山の土地でみかん作りに幸せを感じるようになったけど、それって全部結果論。
忠興が山王寺屋倒産から現在に至るまでの全てをお見通しだったなら謝ります。まずないけど。

このドラマは後付けを繰り返してその場しのぎをするのが最大の特徴。パっと見イイ話みたいに見せかけてその場をしのいだつもりでも、全体を見ればあちこちで辻褄の合わないことばかり。
そういう杜撰さも、学芸会と言われる理由のひとつだと思う。まぁヒロインの演技力もあるけど。

「ウチはお父はんが選んでくれはった道のおかげで、こないに幸せなことはあらしまへん」
つくづく「おかげ」と言う言葉が好きなドラマですな。昔、「みなさんのおかげです」のホモ尾田ホモ男を見て笑い転げていた頃以上に「おかげ」と言う言葉を耳にしています。
いい言葉なんでしょうけど、こう毎日ではさすがに便利に使い過ぎで有難味を感じません。
菩薩のはつに逆に礼を言われ、気持ちを立て直した忠興。
「せやな!あない楽しそうにしてる孫(はしゃいでる養之助 笑)に失礼やな!」
ここで持ち直さないことには、あさに「最期の贈り物」の話ができませんしね。
初めての旅行でテンション高めの養之助の「おかげ」で気持ちが軽くなった忠興なのでした。

あわわ、どうしよう。はつのくだりだけでこんなに長々と・・・。つい勢いづいてしまった。
てなわけで、あさのパートはまた明日。
バーイ、センキュー!(わかる奴だけわかればいい by花巻さん)

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あさが何日も大阪を探し回っても見つからなかった成澤なのに、ビールを飲みにひょいと立ち寄った美和の店で「偶然」遭遇する新次郎とへぇさん。新次郎が一人で飲みに来ていたらスルーしていたところを、これまた「偶然」美和さん目当てのへぇさんがついて来ていたことでワカメの4番=成澤だと判明する都合よさ。
この畳みかける偶然って必要なの?別にあさが見つけても何の問題もないと思うけど・・・。
このドラマは「偶然」「たまたま」の発生率が異常。
・大阪の街を何者かに追われていた五代と、京都から「たまたま」大阪に来ていた幼少の
 あさが「偶然」ぶつかり、五代の持っていたピストルが「偶然」あさの袂に入る。
・あさが山王寺屋訪問中、金の工面の為に山王寺屋を訪れた五代が「偶然」あさを目撃。
・イギリスにいる五代が「たまたま」幼女あさの名前や居所まで知る手段を持ち、海外から
 ラブレター送付。
・堂島見物に来ていたあさが「偶然」道で五代と再会。
 五代は一目で昔「偶然」出会った娘と見抜く。
・山王寺屋倒産により夜逃げ中の眉山一家を、新次郎が「偶然」山道で発見。
・炭坑を欲しがっていたら、「たまたま」鉱山を売りに出していた櫛田さんが、あさの
 手紙を読んだだけで自ら大阪まで足を運び売買成立。
・何か特別な理由があって買ったわけでもなく、「偶然」購入できた櫛田さんの炭坑で、
 新次郎の幼馴染が「偶然」炭坑夫として働いていた。
・女中・ふゆの将来を案じたはつが、あさにふゆを頼みに来た加野屋で「偶然」産気づき
 そのまま出産。
・働かない炭坑夫たちとのもみあいで、あさが懐に忍ばせていたピストルが「たまたま」
 落ちて暴発。問題解決。
・東京へ居を移す今井両親が、「たまたま」遊ばせていた和歌山の土地をはつに譲る。
・和歌山へ旅立つはつのため、「たまたま」売りに出されていたはつの琴を新次郎が発見。
・悪阻の重かった梨江の体質を「たまたま」あさだけが受け継ぎ、炭坑にいられなくなり帰阪。
・何年も悪だくみを続けていたサトシの準備が「たまたま」あさの不在時に整い、炭坑爆破。
・東京に行ったあさは、到着するなり「偶然」福澤諭吉と遭遇。
・忠興や久太郎と牛鍋屋にいたら、「たまたま」福澤諭吉も来店中。
・大久保利通が暗殺日、「たまたま」東京に居合わせるあさ。
・8年も前に頼まれていたふゆの縁談を放置し続けたが、「たまたま」ふゆの父親も婚約者も
 イヤな奴で、あっという間に亀助の恋愛成就。
・銀行業を始めると決めた途端に、「偶然」加野屋に目をつけていた元大蔵省役人の
 へぇさんが強力な助っ人として参上。
・女子の学問を宝の持ち腐れと思案すれば、「偶然」美和の店でも女給を雇っており
 女子行員のヒントを得る。
・女学校に入学した千代は、「偶然」あさの大ファンと寄宿舎の同室。
ハァ疲れた・・・。なんとなく思い出すだけでもこれだけがズラリ。
たぶん今後も繰り返されるだろう。

ドレス姿で炭坑から帰って来たあさ。
えっ!?炭坑にも正装のはずのドレスで行くんだ・・・。見せびらかしたいんだね。
家に入ればそこには探し求めた成澤先生が。常軌を逸した目つきの成澤先生が怖い。
清貧なのはわかったけど、なぜ貧しいと髪に寝ぐせがついたままなの?失礼にもほどがある。
多忙なあさには賛同者に名を連ねてもらえればそれで良いと言う成澤先生。
資金もなく、賛同者もあさを入れて11人。寺子屋でも作るつもりなのでしょうか?
草稿の中身をちっとも明かしてもらえませんが、すっかり銀行のお金を融資する気のあさ。
「志のある者には目を見て融資」と言って、雁助に鼻で笑われたことは忘れてるようです。
「正吉の葬儀後に当主の席を見つめるあさ」のシーンは、まるで当主の座を狙っているかのように見えたし、あさを当主と勘違いして訪ねてきた客を雁助が追い返した時に「町の人もこの店の主はお姉さんやおもてます」と栄三郎も言っていた。もう実質あさが当主のような扱いで進んでいるドラマなのだな。

風呂の前で算盤をはじき、いとも簡単に30万ぐらい必要と言ってのけるあさ。
わざわざご丁寧に、今の価値ではおよそ15億円とナレーションでご説明がありました。
無担保で15億円の融資を独断で決めるつもりだったの?しかも成澤本人は借りる気ナシ。
どれだけご立派な草案だか知らないし、例え自分が当主のつもりだったとしてもあり得なーい。
そんなあり得ない女がいっぱしの銀行家のような物言いで「地に足が付いていないければ何事も机上の空論」とか、笑わせる。金のなる木を見つけたあさは、金に糸目をつけずに成澤を着飾ります。頭からつま先までの一式を揃えさせ、まるでペット。銀行に出入りさせるのにあのまま(ワカメ)ではちょっと・・・と言う程度なら、別に洋装を誂えなくとも新次郎のお下がりでも良いのでは?どう考えても洋装の自分の隣に並ばせるための誂えでしょう。ホストか!
これはウチの個人的なお金、とポンとホストに渡すあさ。
ホストには気前がいいのに、姉の家には粟おこしだけ・・・。

そしてタイミング良く映る眉山家。
和歌山では年がら年中みかんが豊作のようです。確かつい最近は夏だった気がしますが。
藍之助から手紙が届きました。さっき成澤が店に現れた時には、しれっと銀行の中に座って「おいでやす!」と言っておりました。もう丁稚卒業!?
あさ叔母さんは若い男に貢ぎまくってると報告したのでしょうか?

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「しびれ芸者の花ってどないな花だすか?」
コント仕立てのBGMでしたが、ここは笑いどころだったのでしょうか?
イラつきもMAXを迎えると嘲笑が出るくちですが、それすら出ませんでした。限界突破。
全くしびれ芸者には聞こえませんが、あさの頭の中は既に「東京へ行ける!」で一杯で、動揺を隠すためにわざと意味不明なことを言い、目ん玉をひん剥いて見せたのでしょう。
この女は、ちょいちょいこの白々しい「すっとぼけ」の術を使います。
「かいぎ ひょ?」とか言いつつ、そんな話はいいから早く東京行きの話を!とじれったく思っていたことでしょう。福澤先生の書くことは新しい・・・いったい何と比較して、どう新しいと思ったのかをきちんと説明してもらいたいものです。
千代のことが頭に浮かんで、お誘いを断るフリをするあさ。くだらない。
先日は「千代と炭坑」を天秤にかけるまでもなく炭坑を取り、その後はずっとふゆに子守を押し付けて、頻繁に九州と大阪を行き来していたのでは?
ものっすごいこれ見よがしに東京を連呼しての我慢してます演技のウザさに鳥肌。
新次郎曰く「あさは自分で足運んで苦労もして、ずっとお商売のことわかってます」。
自分で足運んで苦労・・・苦労と言うのは炭坑爆破の件でしょうか?
いまだに思い出さないようですが、そもそも怪しいサトシを放置したのはあさだし、サトシ自ら素性暴露の糸口をくれたのにスルーしたのもあさ。
ウチが!ウチが!ウチの買うた炭坑だす!とやかましくわめくけど、出産で2年も亀助に丸投げ。
落盤事故後も結局はろくすっぽ尻拭いできず今度は雁助に丸投げ。
ウチはお商売が好きなんだす!と育児放棄の言い訳をしていたけど、はてお商売・・・?
炭坑で相撲を取り、顔に炭を塗って下働きをすることがお商売?
お商売は加野屋の店にいてはできないのでしょうか?
本当に加野屋のことを思うなら八代目当主の栄三郎に「文明」を勉強させるべきだし、「ウチやのうて栄三郎さんに」と一言あって当然でしょう。

ところで新次郎はいつになったら働くの?トラウマはすっかり解消されたはずでは?

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万事滞りなく三社合併調印を終え、宮根が一言。
「あなたが白岡女史ですか~。大阪の実業界の女傑と聞いていましたが・・・」
ひょっとしたら違うのかもと若干期待してたんだけど、やっぱ女傑だったんだ?笑
風格も貫禄も年輪も頭の良さも感じさせないけど、女傑。まぁ言うのは自由か。

合併した新会社の社名は、「びっくりぽん生命」「なんでだす生命」「せやけど生命」
・・・の、どれでもなく淀川生命保険株式会社でした。土佐堀とちゃうんかーい。
90前のスーパーご長寿うめ婆ちゃんに「もっと身体を労われ」と言われる50代の女傑。
お前もな!とは言いません。だってうめはとっても元気だから!
そのうち、うめよりもあさの方が年老いてしまうのかも知れません。
もしかすると「あさを看取るのがうめ」の可能性も・・・。注意深く見守りたいと思います。

うめの身体は一向に心配しないけど、全く働かずストレスフリーの新次郎のことは心配なあさ。
しかし下手くそな芝居やなー。
心配顔を作ろうとするけど、宙に浮かせた目をせわしなくキョロキョロさせてるだけ。
藍之助と一緒に特訓してもらうと良いでしょう。あ、撮影終わってたんだった!(お口つまみ)

暇そうに晴花亭でティータイム。藍之助ではなく、なぜか弥七がメンバー入り。
あさよりも遥かに年上だったはずの美和なのに、いつの間にやらあさの方が老けています。
美和も老けメイクNGなのかな?元が老け顔なので過敏になってるのかも(お口つまみ)。
かなりどうでもいい情報ですが、へぇさんの息子が里帰りしていたそうです。
どうりで藍之助がスルーされてるわけだ。ことごとく用無しの藍之助。

日本の文化が消え、西洋のモノマネをしていると憤慨するヴォリンガーさん。
そうは言いつつも西洋風の晴花亭でビールを飲んでいるので支離滅裂。
美和お得意のお茶屋さんで、日本酒でも飲みながら好きなだけ日本文化について語ってろ。

「もうそろそろ朝も終わりだすなぁ」ってなんじゃそら?
なんかいいセリフ言った!みたいな雰囲気だけど、「朝が終わる」なんて日本語聞いたことない。
自分の書いたセリフに酔ってる脚本家って恥ずかしい。

想い出作りでいきなり和歌山を訪ねる新次郎。相手の迷惑とか知ったこっちゃない。
こないだ2年ぶりに帰って来たばかりの養之助に赤ん坊が生まれててびっくり。
・・・もしや藍之助の子!?(使い道が見つかったかも知れません)

新次郎の歓迎を理由に酒を飲めて超ごきげんの惣兵衛。
藍之助が幼い頃に「お父ちゃん」と呼ばせて可愛がっていた新次郎。
別に大阪でコレと言った役割もない(出番もない)し、幸せそうにしている眉山家の一員として、養之助と兄弟で立派にみかん農家を支えてる藍之助で良かったのに。
中途半端に大阪と和歌山の往復なんかさせず、あの小さかった藍之助がすっかり村を背負って立つ男になったか、と新次郎が目を細める場面でもあれば、一人で和歌山まで来た甲斐も「お父ちゃん」と呼ばせた意味も生かされたものを。

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「ほんに、ほんに」奉公仲間に見送られ、照れくさそうに淋しそうに。
わりと最近までかのさん苦手だったな。でも今日、子供のように肩をすくめての笑顔は良かった。

なんか変な薄~いヒゲを生やして養之助が戻って来ました。もう2年経ったのか。
養之助にヒゲが生えたら、あさに白髪が発生。
大学の初代学長になるようなお人が、部屋の中を物を食べながら歩き回り「家政学とは」と語る。
学長に選出されずやる気が失せたのか、あさは折り紙をしながら流し聞き。
まるで姑思いのできた嫁だったかのように、亡き姑の写真の前に折りヅルを飾り自己満足に浸る。

子供を大学へやるほどの分際ではない、と娘の女子大進学に反対するのぶの母親。
「夫の紡績工場の女工さんでも文字が読める人はまだ半分もいない」と言うあさ。
もう何年も前に社長は辞任してるのに、いまだに「夫の紡績工場」とな。しがみつくねぇ~
なんでいちいち他人の家の話にまで首突っ込んで、娘を大学行かせろとか差し出口するの?
そんなに行きたけりゃ、鼻づまり本人が説得する話でしょうに。
鼻づまりも、いつも偉そうな講釈ばかり垂れてるくせに、自分の親すら説得できないでどうする。
結局親の許しがないと進学もできないし、学費も親任せ。そんなんで何がおなごの自立だよ。

200名からの入学希望の応募があったと聞き、「やっぱり学問したいおなごはんはようけいてましたのやなぁ」と白々しい小芝居をするあさ。怪しい。タイミング良すぎやろ。
仕込みのサクラかも知れません。あるいは無料で学ばせてもらえると勘違いした、文字の読めないおなごの応募とか・・・。このままでは自分の枠が危ないと慌てて口を開く鼻づまり。
「こない滅多にない機会。それを受けんで20世紀の女性となる甲斐もありません」
もっと普通に喋れんか?中途半端な学問と雑誌や新聞から得た知識でこの鬱陶しさ。
この上、更に大学まで出たら手に負えなくなるでしょう。

女子大開校の式典に訪れた大隈夫人。アラ不思議!あさの方が白髪量が多いよ?
どうやらあさだけが歳をとったみたいです。
学長の成澤はスーツも着古しで、祝辞は廊下での練習をちょっぴり見せて終了。不憫な学長。
一方あさはドレスを新調し、まるで自分が学長のように祝辞を披露。バランス偏り過ぎ・・・。

弟が戻ったらとっとと大阪へ出る藍之助。家族と一緒にやっていこうとは思わんか。
また銀行で掃除係でもやるんでしょうか?
藍之助が戻った途端に大阪恐慌・・・どう考えても貧乏神です。

来週は惣兵衛も退場の危機みたいですが、うめはいつも通り映ってましたね。
うめはいったい今いくつなのか?

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超・新婚さんの養之助に兵役徴召が届きました。
今ではお兄ちゃんとお婆ちゃんの分の米も食べられるので、兵隊さんへの憧れも薄れていたのに。
「その数日後・・・」と、養之助の件のついでのように忠興の死をナレーションで報告。
ほら言わんこっちゃない。
今井の爺さんと加野屋の正吉の時は、そのしつこさにげんなりする程の臨終シーンだった。
まぁ、それを思えばアッサリしてて潔いとも言えます。

忠興の葬式に一家揃って参列したらしい白岡家。見てないからどうだか怪しいもんですが。
きっとまた荷物持ちでうめが同行させられていたのでしょう。気の毒。
Q太郎の嫁が、目白の土地の権利証をわざわざ持参してくれました。満足そうなあさ。
今にも「ウフッ、ヤッタ☆」とか言い出しそうな、喜びを隠しきれない笑顔。ざわ・・・
演じている人は、今がどんなシーンなのか理解しているのでしょうか?
台本のト書きに「あさ:嬉しそうに笑う」とか書かれていたのなら正しい表情なんでしょうけど。
正吉が亡くなった時も「3日でケロリ」と言っていたし、そういう図太い女なんだからこれでいいってことなのかな。もしそうだとしても、いや~な気分。
五代の死にはあんなにしつこく泣いてたのに。なんか違うんじゃない?
家督を継いだ弟や姉を差し置いて、父親が最後に残してくれた盛大な贈り物。
現当主の妻に対しても、少しは申し訳ない顔しろや!イイトコ取りのこの鈍感女!!

遂には成澤先生のセリフまで横取りしてドヤ顔の鼻づまり秘書見習い。マジでいらない。
あさが風呂場の前で算盤をはじいて算出した、大学設立に必要な資金は30万円。
中之島に事務所を構えた時には「10万円集まったら着手」と仕切っておりましたが、今日はまたおかしなことを言いました。
「30万円は無理でも10万集めまひょ」10万で建物を建てると言ってます。
東京に開学するなら土地代はかからないから予算はそれでなんとかなる。・・・なんとかなる?
「10万円集まったら着手」と言うからには、土地も確保されて建設に入るという意味だと思っていましたが、建物だけで10万円かかるなら土地代は含まれていなかったことになります。
考えるのもめんどいのでどうでもいいけど、いちいち適当なんだよね。

予算が20万円も削減されたので、早速無駄遣いして自転車を2台も調達した成澤先生。
スーツも新調してます。お前・・・絶対寄付金からチョロまかしてるだろ!
そんな悪党がいることも知らず、自ら寄付を申し出る山林王・工藤。
娘のサカエを成澤先生の嫁に・・・とこちらも悪だくみがあるのかも知れません。

和歌山から一人でやってきた栄達。同じ年代の者が次々と姿を消す中、なんと一人旅です。
さっさと入れと言わんばかりの、ものすごい険しい表情で藍之助を座敷に入れる新次郎。
ちょ、まだ早いよ!養之助の話は今からだから!知ってても知らないフリしてくれないと~
「養之助が兵隊に取られてしもた。これからみかんの取り入れで一番忙しなる時やのに!」
またみかんの収穫の話です。和歌山はそれしかないんかい!もう飽きたわ!

少しはTPOも身に付いたのか、さすがのあさもびっくりぽん封印。
「そんな!こないだ祝言挙げたばかりやいうのに!(ご祝儀ぎょうさん送ったのに!の意)」
なんか久しぶりにセリフ付きで登場した藍之助。
八の字眉+変な目つきで、ナヨナヨとお爺ちゃんに駆け寄って背中をさすります。
養之助が徴兵されたと聞いても、自分からは和歌山へ帰ると言わない藍之助。
和歌山よりも大阪にいた方が、出番が多いとまだ思っているのかも知れません。甘いで~。
栄達爺ちゃんに帰って来てくれと頼まれても、目をそらして返事に窮する困ったちゃん。
「お願い・・・お願い申しますっ!」
藍之助を返(帰)してくれ、と両手をついて新次郎に頭を下げる栄達。
ここまでさせるか。一身に不幸を受けて立つ和歌山チームなのでした。

「今井のお父さんも亡くならはったそうですなぁ」「へぇ・・・」
テケツコレクションも超一等地にある広大な土地も手に入ったので、悲しみよりも喜びが勝るあさですが、一応人前ではしんみりモード。
と言うか、はつは葬式に行ってないってことですか?
・直前に養之助の徴兵があったのでそれどころではない
・おみかんの収穫期が近いので忙しい
・そう度々東京へ行く金がない
・「最期の贈り物」の格差にアタマに来て、やる気失せた
このどれか、あるいは全部でしょうか。
なにはともあれ、しょんぼりと和歌山へ帰って行った藍之助。
藍之助も入隊して少し鍛えられれば、シャキっと骨太感が出るだろうに・・・。

思った以上に早い段階で雁助再登場。
予想では、不景気の救世主として戻って来てくれるかもと期待していたんだけどな。

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名前無し

さて昨夜の続きのあさパート。
現世の後悔を冥土の土産にしない為、ギリギリセーフで娘に懺悔中の今井忠興氏です。
長女への謝罪は、寛大な心と菩薩の笑み(+能天気な孫のおかげ)で水に流してもらえました。
問題は次女。謝罪するべき本人不在なので、相談役兼娘婿を相手に謝罪。

「新次郎さん、あなた様にはエライご迷惑おかけして・・・!」
確かに嫁としては至らないを飛び越えて、信じがたいけど未だにお茶も淹れられないポンコツ。
しかし娘婿も負けず劣らずのポンコツぶり。還暦近いオッサンで仮にも子を持つ父親が働きもせず、日々あっちへブラブラこっちへブラブラ。
生死を彷徨う大怪我から復帰した嫁が、東京へ義父の見舞いに行くと言ってもまるで他人事のように「行っといで」と送り出す昼行燈です。
でも、一応あさの「おかげ」で家業は安泰。
ご迷惑どころか金の卵と崇められた嫁なので、謝罪は無用でしょう。
食道楽の大阪が舞台のはずが、夫婦揃って着道楽。
屋台骨が揺らぐほどの損害を受けた炭坑の爆破事故は、「借金地獄」と言いつつも地獄部分は見事にスルー。返済に右往左往する様は一度も見せないままに完済。
あさが銀行のお金を私的流用しているのでは?と噂が立ち、客が預金の引き上げに殺到していたけれど、結局は殺傷事件でうやむやに・・・なるどころか、逆に病院に見舞い客が押し寄せるという見事なすり替えで悪い噂はなかったことに。
なんだかんだお金には不自由しない白岡家。実はあの家に秘密が隠されているのではないかと疑っている。なぜか当主の栄三郎が新居を構えて本家を出た時に、個人的な疑惑が一気に深まった。
ほとんどまともな登場シーンのない成澤先生にポンとくれてやる「ウチのお金」も、夫が毎日遊んで暮らすお金も、白岡家の中庭にある井戸から湧き出ているんじゃないだろうか!?
正吉が死ぬ間際にあさにだけ耳打ちしたのは、きっと井戸の秘密を教えたに違いない。
藍之助!井戸や、井戸を探すんや!ヘラヘラしてる場合とちゃうで!!

・・・はぁ。こんなくだらない妄想でもしないとやってられない。
何の話だっけ?あ、そうだ忠興だった。
今井の爺さんが冗談で言っていたように、あさに今井の家督を継がせていたら・・・と言う忠興。
ついさっき「苦労をかけた」と詫びた長女を目の前にして父親が言うセリフでしょうか?
さすがにブチッと切れたはつに「そないなことQ太郎に失礼だす」と諌められました。
ついでに新次郎にも失礼です。白岡家の信用と資産あってこそのバカ奥様なのに・・・。
放送も残すところあと4週なので、怒涛のあさアゲ状態に突入した忠興は止まりません。
「思うように学問させてやっとったら、もっともっと偉いおなごになってかもしれへん」
あさの力を見抜けず芽を摘んでしまっていたと涙ながらに言うわりには、「ワシらが蒔いた種」に水をやって咲かせたのは新次郎、とさり気なくワシのおかげもアピール。
情けなさに涙をぬぐうはつ。お母はんの着物の1枚や2枚は持って帰るといいでしょう。

唐突に「花を咲かせた恩人扱い」でテンパった新次郎。空気にのまれて作り話を始めます。
「近頃あさはよう言うてます。子供の頃ちょっとも学ばしてくれへん言うて嘆いてたけど、ホンマはぎょうさんのこと学ばしてくれてたんやなって・・・」
初耳ですが、いつそんなこと言ってたの?まさか楽屋で言ってたとかじゃないよね!?
「へぇ、ウチにも言うてました」・・・はつまで。
そんな聞いたことない話まで持ち出して、必死のパッチの感動演出ご苦労さん。泣けるか!

大隈夫人に、女子大設立の暁には千代も入学するのかと問われ、バカバカしいWお口つまみ。
「そうなったらエエなと思てましたけど、決めるのは娘だす」なんかデジャブ。
こないだも家族の前では同じようなこと言って理解のある母親ぶってたけど、千代と2人きりになった途端に秘書→女子大→銀行のレール引いてたよね?
もう気が変わらないことを祈ります・・・。

大隈邸のシーンを挟んだだけで、やたらと元気になっている忠興。声色まで若返ってる。
どっちを先に撮影したか知らないけど、つながらなかったら撮り直せよ~。
忠興に聞かれてもいないのに、しれ~っと女子大の話を持ち出すあさ。
亡くなったお母はんにも女子大の話を聞かせていたそうです。
「確かお姉ちゃんには和歌山の土地だったよね~?」と何度も繰り返して、ウチの取り分はなんだろな?のアピールをしていたに違いありません。

「そのおなごの大学校の件やが、うまいこと行ってんのか?」
病床の父親に聞かれたら、普通は心配かけまいと嘘でも「ボチボチうまく行ってる」とか答えるもんだと思いますが、がめつい女傑はさすが凡人とは違います。
上目づかいでズバリ「寄付金が目標の1/10も集まってない有様」と言っちゃいます。

ハイ来ました。続・最期の贈り物は、なんと「目白の別荘」
庭の樹木を残しても、まだ大学を建てられるほどの広大な敷地のようです。
学問好きなあさの芽を摘もうとした償いとして目白の別荘・・・。
はつには使い道もなく遊ばせていた和歌山の土地・・・。最低やな。
せめてはつにも「エエ娘やった、自慢の娘や」って言ってあげて!

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名前無し

「ホンマだすのか!?奥さんもう起き上がってご飯食べてはるって!」
医者も呆れるほどピンピンしているというあさ。勿論わたくしめは医者以上に呆れております。
「起きてご飯」は店の者を安心させるための亀助の方便と、不本意ながら好意的に解釈。
それにしてもえらく老けこんだ亀助。若い嫁に精気を吸い取られてしまったのでしょうか?
亀助が賑やかに話しているところで、全く唐突に差し込まれる藍之助。今ここで必要か?
相変わらずの奇妙な発声法で「さすがあさ叔母さんや」と、親戚関係をアピール。
どうやら誰も「奥さんの甥っ子さんで、丁稚スタートのはずが店の掃除をしていただけなのに驚異のスピード出世をしている藍之助くんです」と紹介してくれなかったようです。
萬屋が店で暴れ始めた途端に姿を消した甥っ子の藍之助。また毎日登場・・・?心配です。
ついでに、藍之助の入社と共に店頭から姿を消した掃除の小僧さんたちの行方も心配です。
ところで亀助は雁助の退職をどう受け止めているのか。おいおいその話も出ることでしょう。

まだ昏睡から覚めたばかりだというのに、既に暇を持て余しているかのような重症設定のあさ。
千代が負った心の傷は心配しないけど、千代の友人のぶちゃんのことは気になるようです。
なんてったってあさを先生と呼ぶ猛烈信者なので、はべらせ役として適任。
わざわざ病床で名前を出すくらいだから、今後もジャンジャン出番があるに違いありません。
えーもういいのに。藍之助と並んで不要キャラ。

千代が学校を休んで病院に詰めていることを聞き、「ハァッ!?休んでるて!?」
手足の傷じゃあるまいし、出血多量で危篤に陥るほどお腹刺されてあの声は無理だってば。
寝たまま腰をずらすだけでも青息吐息になるのに、デカい声でまくしたてる鉄人あさ。
その上、そもそも口が災いして事件を招いた本人が「言霊」がどうとか言い出す始末。
いつも憎まれ口を利く千代が、本当はどれほど心配していたか見せてあげたい、「子の心親知らず」とうめに諭され、満足気に微笑むあさ。
もしも千代が「学校があるから」とさっさと京都へ戻ってしまっていたとしたら、それであさは満足なのだろうか?もしも(今井の母)梨江が自分と同じように家庭や育児より仕事を選んだ母親だったとしたら・・・とは考えないのだろうか。無理か、そもそも器が違うわな。

犯人がまだ捕まっていないことに不安な千代。そりゃ怖かっただろうなぁ、可哀そうに。
そんな千代にも恋バナの順番が巡って来ました。安易!笑
ウザイ継母のことなんかとっとと忘れてしまえ!よの婆ちゃんがいてくれて良かったね。

「ワテ、守ったられへんかった。ひょっとしたらワテのせいかもわからへん言うのに」
亀助に「新次郎さんのせいじゃない」と言って欲しくて泣きごとを言う新次郎。
新次郎の言う「守れなかった」とは、単に萬屋の凶行からの意味らしい。
ものすご~く元をただせば、ひょっとしたらどころではなく120%新次郎のせいですが。
萬屋が銀行に金の無心に来た時に、出しゃばるあさを窘めて要らぬ恨みを買わずに済んでいればほぼ防げた事件だし、もっと言えば新次郎が普通に加野屋の跡取りとして働く男であったら、もしかすると加野屋は当の昔に潰れていたかもしれないけれど、あさが萬屋に刺されることはまずなかった。
更に言えば、萬屋を犯行に走らせ罪人を一人作ることもなかったかも知れないですね。
まぁ外野がどう騒ごうと、過去を振り返り反省することも少し先の成り行きを推し量ることもできない浅はかコンビ、それが白岡新次郎・あさ夫婦なのでした。

「ここへいてる間、ワテも奥さん守らしてもらいます」
・・・え?じゃあふゆも帰ってくるのでしょうか?少女のままで?もしかすると別人で?
亀助の口から「納屋頭の」という言葉が出た瞬間身構えてしまった。サトシかと思ったがな。
私の中ではすっかり納屋頭=サトシです。これも一種のトラウマでしょうか。

その夜ようやく和歌山から駆けつけた惣兵衛とはつ。あ~やっぱりはつを見るとなごむわ~。
「あささんな、今朝病院で気ぃつきはりましたんや」とよのさん。・・・今朝。
昨日の饅頭のくだりも、今日のあさの「ハァッ!?」も、たった一日の出来事だったのか。
みかんの収穫をほっぽり出して駆けつけたのに、ウルヴァリン並みの回復力の妹。
今夜はゆっくりふかふかの布団で眠り、明日の夜明けとともに和歌山へ帰るといいでしょう。
あまりのショックによろけるはつの肩を抱き、しっかりと支える惣兵衛の男らしさに惚れた!

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名前無し

怒涛の寿命ラッシュの中、ただ一人仙人化しているうめ。
今日も元気に千代の子(多津子・ひ孫くらいの歳)を抱っこして仁王立ち。
足腰の強さは横綱級で、さすがおあさ様を投げ飛ばす女中です。不老不死!
笑顔で赤子を抱かせている千代夫婦も、きっと気が気でないに違いありません。
うめは今後もあさを看取り、千代を看取り、そのうち多津子の子も抱く日がやってくるでしょう。

誰もがふざけて書いていた「ぽっくりぽん」を、まさか番組内で聞ける日が来るとは・・・。
ま、別にうれしくも何ともありませんが。
広い家と贅沢な中庭があるのに、なぜか銀行の前で子をあやす千代と新次郎。笑
そういえば千代が子供時分には近所の子らと店の前でままごと遊びをしておりました。
ないわ~。八百屋や魚屋じゃあるまいし、暖簾が大事な老舗商家なのに。

「いつか東京に店を出し、有田のみかんを商売の面から支えたい」と、銀行ではなく(!!)加野商店で働いている藍之助。銀行だろうが商店だろうが丁稚は丁稚。
結局は銀行の前を掃除して、レレレのおじさん状態です。
10年経っても下働きの丁稚だけど、夢はでっかく「東京に店」。
ところで東京に何の店を出すつもりでしょうか?まさか冬季限定・有田みかんの店(露天)?
ねちっこく死を匂わせ続ける新次郎とは違って、あっという間に亡くなった惣兵衛。
気丈にしててもやっぱり元気がないお母ちゃんを元気づけるために大阪に連れだした養之助。
「アンタら兄弟、ほんま優しいな」と新次郎は言いますが、藍之助のどこが優しいのか・・・。

女子大であさの悪口を言いふらしている学生がいることを、わざわざ手紙で知らせてきた宜。
それはそれで「つげ口」であり、且つ「悪口」だと思うのですが、どうでしょう。
アンタの悪口言ってる人がいるよ!と、言われてる本人に手紙まで書くってすごいね。こわっ
あさはあさで「陰でコソコソ」とか「卑怯なこと」とか、悪口を言った女学生の悪口。
日の出の学生は全員自分の信奉者だと思っていたのでしょう。
そういうところが「偉そうなオバサン」なんだと気付く日は来るのか!?

惣兵衛を亡くしてはつが気落ちしているとさっき聞いたばかりなのに、嫁の事を赤ちゃんだのかいらしいだのとのろけまくる新次郎。孫までいるのに、いつまでもネチネチと・・・。
「(あさのかいらしいとこ)他の男はんはだ~れも知らへん」とか言ってますが、そんな赤ちゃんのような嫁が、かつて五代と抱き合ってたことは知らない新次郎なのでした。
あさからも新次郎からも元気づける一言も貰えずに、うめの手伝いをして帰ったはつ。
若い頃から相当な苦労人ですが、うめに次いで身体は丈夫なようです。せめて長生きしてくれ。

「寿命が来た」もしくは「お迎えが来た」とタイトル変更してもおかしくない斬新な朝ドラ。
新次郎の番が来たら12人目です。いくらなんでも死に過ぎでしょう。
刃物沙汰2回、爆破1回、死人12人って。これってサスペンスなの?
医者の寿命宣告に取り乱すあさ。旦那さまも保険に入れておけば良かった・・・と。
電車にはねられたり、滝に飛び込んだり、戦争で爆弾浴びたりして死ぬ人もようけいてる。
それに比べたら・・・などと恐ろしい例え話をする新次郎。なにもそこまで。
「ウチが泣いたらあかしまへんわな」そうは言っても、全く泣けていない波瑠なのでした。

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名前無し

炭坑は売っぱらい、銀行は取付騒ぎ、生保事業も頭打ちの加野屋です。
「ひょっとして奥さん、生命保険の商いまで手放すおつもりですか!?」
奥さんには栄三郎の起こした事業まで手放す権限があるってことでしょうか?
加野屋で働くうちに、元大蔵省のへぇさんまでアホになってしまったみたいです。
・・・いや、違うな。へぇさんって銀行開業以降はほとんど役に立ってなかった。
そもそもあさは人の言う事聞かないし、反対されても結局は自分の思うままにやってるしね。

経営に行き詰ってる保険会社を2つほど見繕って、合併で大きな会社にしたらどうかと言うあさ。
「見繕って」って、どんだけ上から目線な言い草。要は自分とこよりもっと行き詰ってる会社を「見繕って」、手を組むと言う名のもとに手に入れようって魂胆ですね。
「まさか最初からそのつもりで炭坑を!?」「ご明察だす」
あっさりと炭坑を売っぱらったのは、栄三郎の始めた保険会社を自分の思いのままに操る意図があったからとは・・・あさ、恐ろしい子っ!
古いオモチャ(炭坑)にはもう飽きたので、人の持ってる新しいオモチャ(保険)に乗り換える。
そのうち「ウチが始めた会社!ウチの保険会社!」と騒ぎ出し、最終的には全部あさのお手柄に。

「困ってるとこに手ぇ差し伸べたら合併交渉も有利に進められる」と白目をギラつかせるあさ。
こんな時に新居などとんでもない、とりあえず近くに仮(借り?)住まいを、と言う千代と王子。
いくらでも部屋は余っている白岡家だし、近所に住むなら同居すれば?と思いますが、そこは何があっても同居はNG、と。さすが賢明です。
びっくりぽんや、といきなり娘の婚約者の手を握る義母。(変な意味で)悦ぶ王子に慌てる千代。
なんだこれ?
なんかマジに若い男に見境のない色ボケ後妻みたいになってるけど、いいの?
後妻・継母・継子と言い続けた私を喜ばせるためのシーンかと思った。
なるほど、そう言う意味でも同居NGってことね。賢明です。

鹿鳴館の絵を見て、目を輝かせていた千代。やっぱりドレスが着てみたかったみたい。
洋装の婚礼衣装はどうか?と遠まわしに王子に言ってみる乙女心。
「女性の洋装は苦手だったんだ、しかしお義母さんの洋装は悪くないね」
娘の婚約者にまであさアゲさせるってすごいね、そこまでやるか?ものすごく不愉快。
千代が「王子の手を握るあさ」に慌てたり、あさを褒める王子に「それ以上言うたら妬きます」とか言うってことは、明らかにあさを母親じゃなく「女」として描いてるよね?
実際は広岡浅子ってどすこい系の風貌だし、どう間違っても若い男が容姿を褒めるタイプの女じゃないのに、なんでこういう妙なことするのかな。
もしかして王子ってババ専?
白髪混じりの50代の義母に、娘の婚約者がときめくような気色悪いシーン見たくないわ~。

あっという間に日銀の救済が入り騒動は終結。浮いたお金で継子の披露宴(という名目のあさの独壇場)も豪勢にできるし、また自分の着る物も新調できますね!
きっとお招きした経済人も東柳家側の賓客も、新郎すらも皆あさにうっとり・・・てか?
高齢夫婦が寝間でする昔話は「若い頃に嫁が抱き合った別の男」の話。
下世話な色恋話がネタギレになっても、いつまでもしつこく見せたがるね。
結局死ぬまでフラフラと浮世離れしたニヤケ亭主に生涯愛され、ついでに他の男や娘の婿にまで色目で見られるヒロインを「素敵~!」と思う人たちがターゲットの朝ドラか。
そりゃ仕事面は薄く浅くだわな。最初からそう言ってくれてたら見なかったのに。
でもこれは「後世に残る」にはならないと思うよ。たぶん100作目に相当力入れると思うから。

女子大のくだりが一応終わったんで、鼻づまりをもう見なくて済むと思ったのに・・・。
あ、でもこの子も「素敵~!」って言うタイプの女だな。好かんわ~
「千代ちゃんもそのうち洋館でドレスを着こなす貴婦人になるのやろなぁ~」とフガフガ言われ、「ヘェ!?千代がドレス!?」と驚くあさ。
ドレスを着るのは自分以外にいないとでも思っているのかも知れないけど、幼い千代に向かって「どこがええのや、こんな金魚みたいな」と口を歪めて言い放ったことを本当に忘れてることにびっくり。
ずっと気になってたけど、あさは一度も千代に洋装誂えてあげようと思ってなかったんだね。
て言うか、こういうのを天然ちゃんと見る層と、うざ~っと思う層の対立でも煽ってる?
そうでなければわざわざ無神経な面を見せる意味がわからない。
あさにも欠点はありますよってことか。

用務員室のような汚い部屋に万年床で寝泊まりし、「なるべく学生の側にいたい、ボクは彼女たちを愛してます」と言う成澤学長。いや、ここ女子大だけどわかってる?
大概にしないとものすごい気持ち悪いんですけど。ちょっと女子にこだわり過ぎ。
「彼女たちのためならどんなことでもしたい。もっと話をしたい!」と危ない目つきで熱弁。

合併相手の「潰れかけの保険会社の代表役」を誰が演じようがどうでもいい。
それよりも、加野屋に有益情報を沢山与えてくれた山屋与平をもっとちゃんと見せるべきだったんじゃないかと思うけど。

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名前無し

久しぶりに明るい眉山家からスタートしました。
藍之助が持ち出した怪しい薬瓶は、県の農会の会報で見た殺虫剤。
まぁ明るいのはいいんですけど、虫の駆除がはかどったとしても、それで問題解決!?
いつもいつも和歌山の話になるたびに「もうじき収穫で大変」とか「収穫に人手がなくて大変」みたいなこと言ってなかったっけ?虫に手こずって山を売る話になったわけでもあるまいし、山ひとつぶんのみかんの収穫に手が足りないことに変わりはないよね・・・。
なんか上手く収めたつもりかも知れないけど、根本が間違ってると思うが。大丈夫かこの脚本家。

千代の見合い相手候補の写真をトランプのように並べる白岡家。
よのさんが泣きながら手を合わせて「千代を嫁にもらってくれ」と懇願し、ケースケ本人の気持ちも千代にあることを確認した新次郎。なのに「惜しい」だけ?
あさに至っては見合いさえできればいいって感じで、全く意にも介していない様子。
なんでここまで人の気持ちに寄り添えない鈍い女に描くのか理解に苦しむ。
ただただ自分のやりたいことを貫き、家庭のことには全く興味を示さないあさ。
どうせフィクションにするなら、結婚もせず今井の家で商売に目覚め、将来はひたすら女子大の開校に奔走するヒロインで良かったじゃない。東京だからダメなの?
あさが初期に熱中してた炭坑は九州で、姉は和歌山のみかん山、女子大は東京。
千代の思い人まで東京で、ハッキリ言ってもう大阪あんまし関係ないんだけどね。笑

具合の悪いよのさんの足をさすってあげる優しい千代。
肩揉んであげたり腰さすってあげたり、もう何度もこういうシーン見てるね。
はつは菊さんの身体を労わってあげてたし。逆にあさはいつも新次郎に肩揉まれてる。
加野屋の暖簾を守った嫁なら、自由にやらせてくれた姑のことすらも気に掛けなくていいの?

花嫁姿を見せてあげられないなら、せめて女子大へでも入りよのを喜ばせたいと言う千代。
「大学校はホンマに勉強したい人が入るとこ。中途半端な気持ちはウチ許さへん!フガーッ」
わかった風な口利いてんじゃないっての、この鼻づまりが!
勉強なんか興味なくても、おそらく支援者の娘っ子達がこぞって入学するでしょう。
この時代に、勉強が好き・家が金持ち・娘を大学に入れる理解のある親、の三拍子揃った条件を持つおなごがどれほどいると思っているのか。
自分のことをボクと呼んだり、「小説のような出来事」と叫んだり、金色夜叉を読み耽ったり。
たぶん鼻づまりは「可愛い・金持ち・帝大生とのラブ」がある千代を妬んでるね。
昔のマンガとかでよくいるタイプの、可愛い子の側にいる出しゃばりの邪魔なメガネ。

開校には一人でも多くの女学生を確保しなければ格好がつかないので、キープ要員として鼻づまりにもお声がかけられました。千代の部屋に住みついて「大学、大学」と入学したいアピールをされているので、さすがに無視する訳にはいかなかったんでしょう。
入学金や授業料、更には東京での下宿代や生活費が用意できるなら、の話ではありますが。
そこらへんはあさが高橋由美子を説得するはずです。もちろんお金の話込みで・・・。

すりおろしリンゴしか喉を通らなくなったよのさん。
悪阻用、お歳暮用、手土産用、と頻繁に持ち込まれていた「おみかん」の立場がありません。
やはり農薬を使ったみかんではダメってことでしょうか?藍之助の立場もありません・・・。
「嫁にもらってくれ」と言ってた割には一向に動きがないので、業を煮やした東十条さん、じゃなかった東柳が訪ねてきました。結局嫁に出す気はないんかい!って話です。
大阪の商家に婿入りして、「まいど!」とか「ぼちぼちでんなぁ~」とか言えるんでしょうか?

よのの体調に最も無関心だったあさが、最後になってベラベラと別れの言葉を並べる鬱陶しさ。
しかも全然泣けていなくて、泣くことに集中する余りいつにも増して上っ面の芝居・・・。
若くキャリアも浅い栄三郎や千代にも劣る芝居だなんて、すっごいカッコ悪い。

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名前無し

華族さまの次男坊と千代のラブを成就させたい余りに、「文を書く」をすっ飛ばして東京へ乗り込むと言い出すよのさん。独りで歩けもしないのに・・・。
ヨロヨロと辿り着いた玄関先であの世往きにでもなろうものなら、婿取りどころか嫁入りの可能性すらもなくなり、可愛い千代に「余計なことしくさって!」と悪態を突かれることにもなりかねません。まぁ落ち着け。

「なんだすの?って、お見合いのお相手のお写真だすがな」・・・う~ん、くどい。
言葉のプロなら、せめて「お」を1個省略して「お見合い相手のお写真」にしてくれ!ダサいぞ。
包丁、もとい拝聴王子とお見合いすらも出来なかったことでオイオイと泣きじゃくる継子を抱きとめ、ようやく継母として認められたと勘違いしたのか、すかさず次の見合い話を持ち出す鬼母あさ。
「どれでも好きなん選びなはれ」と言わんばかりのドヤ顔で、あとはさちさんに「ほなよろしゅう」と丸投げで、とことん千代に興味のないあさ。
自分の道は自分で選べと言ったからには、東京へ嫁に出す方向で考えてあげてもいいんでない?
ちっとも懐かない継子を京都へ追いやった前科があるし、もう誰も驚かないよ~。
女学校出た後、将来は千代の好きにしろ
  ↓
自分の秘書して、女子大入って自分の手伝いしろ
  ↓
自分の道は自分で決めろ
  ↓
お見合いして婿取れ、断られたらもっと見合いしろ
それにしても、その時々に合わせて言うことが滅茶苦茶。どないやっちゅーねん。
時々あさに別人格が憑依するシーンは見てきましたが、ほんとにちょっと気持ち悪い。
この破綻加減は、そういう意味ではブレていないと言えるか。ブレない滅茶苦茶さ。笑

なによりもお金が大好きな女傑は、千代なんかのことよりも炭坑の売り時のことで頭が一杯。
何度も売り時はあったのに、「ウチが、ウチが!」と手放すのを断固拒否っていた炭坑。
「櫛田さんと約束したんだす!」と当主に食ってかかり、店の中でふくれっ面してた大事な炭坑。
たまに思い出したように「炭坑」ってセリフはあったけど、既にどうでもいい扱いだったのはみんなとっくに知ってたけどね。このまま売るんだとすると、炭坑の宮部さんがわざわざ加野屋にやって来て「さすが奥さん!」と連発してたのは、やっぱりあさアゲのため「だけ」だったってことね。くだらね~!

前後不覚の老母に代わり、拝聴王子に手紙を出した新次郎。
母親が刃物沙汰で大怪我、縁側で大の男に怒鳴り散らす。
この二つを知っているので、乗り込まれる前にお詫びに飛んできた拝聴王子です。
父親に「こっちから出向こう思てましたのに」と言われました。やっぱり・・・勘の鋭い王子。
「殴りはしないが、直に話聞かせてもらって納得できたら」と言う新次郎ですが、納得できなかったらどうだと言うのでしょう?継母に縁側で怒鳴られるのでしょうか?それとも刃物ギラリ?

「千代はあささんのようなおなごやあらしまへん」
普通は(今回は普通レベルでない家柄だが)そんな母親がいることが問題になるものですが、どうも話を聞いているとそこは無問題のようです。華族なのに!
ひょっとしたら「実家は今井」の威力がそうさせているのかも?
「政府に入り、官吏として国を動かしたい」さすが拝聴とか愚論とかナポレオンとか、小難しいこと言うだけのことはあります。要はインテリ。
あさや新次郎が持っていないもの、ズバリ「学」を持っている勿体ない男ですね!

「お宅にお嫁に行くのやったらよろしいのか?」
ようやく聞きたいセリフが聞けました。正しいかどうかは別として、確かによのさんは千代が産まれた時から「出来のいい婿はんを取ればいい」と言ってはいました。
でも、子供の性別についての言及はその1回こっきり。これだけは都合よく描き過ぎ。
現代でも男児を産むことを期待されている女性は大勢いるし、明治時代の商家なら尚のこと。
跡取りにこだわるよのさんが、千代の為に断腸の思いで「嫁に出す」と涙声で訴えるのなら、なぜ千代ひとりしか産まなかったあさを放置したのか。それこそ妾話再燃でもおかしくないのにね。
そういうところが綺麗事と言われるんだよ。

王子の政府発言に絡めて、強引に五代の話を持ち出す新次郎。
五代の話が出た途端、目を光らせる美和!
「五代チャンとアタシ」の話がまた始まるかと思わず身構えました。ちょっと聞きたかったかも。
新次郎の口から「加野屋の暖簾」とかちゃんちゃら可笑しいんですけど!
自分は全く暖簾を守ろうとはしなかったし、娘の千代の話してるのに嫁の肩触って「このあさが」とか嫁アゲ。情けなさ通り越して哀れ。

そして半年後。4人中、3人の女子行員が揃って退社。1人だけ辞めないのは・・・キムタク?
実は3人はよその銀行から引き抜かれているのかも知れません。このシーン撮影は1月と見た。
女子行員採用にあんだけ大袈裟に勉強会みたいなのやってたのに、後継を全く育ててないってのもどうなの?3人辞めます、そうだすかってそれで終わり!?
なんか銀行の教場みたいなのもあったよね。あれってどうなったの?
藍之助と引き換えに閉鎖された教場・・・。藍之助と引き換えに消えた掃除の小僧たち・・・。

初代校長も成澤に決まり、本格的に動き始めた女子大学校。
きっと成澤があちこちで歌いまくって投げ銭を集めたので、10万円貯まったんでしょうね!
栄達は亡くなって1ヶ月後の報告です。ひどい。
藍之助を返してくれと新次郎に頭を下げたシーンが栄達の山場でした。
栄達の命と引き換えに和歌山へ戻った藍之助。怪しい薬瓶を手に「話がある」と笑顔です。
こわい・・・。

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退院の挨拶に来た雁助。
意識がなかった時、真っ暗闇に光が差して、目が覚めたらおばさん2人に手を揉まれていた、と。
想像するだにあまり良い目覚めとは思えません。
ちなみに開腹手術経験者の私は、術後の目覚め直前に森光子の夢を見ておりました。
交通事故で生死を彷徨った友人は、石原裕次郎と同室に入院している夢だったそうです。
石原裕次郎が個室でないってトコが笑えるポイントなんですが、他にも肉屋の大将(という設定の知らない人)とかがいて、みんなでご飯を食べに行く約束をして盛り上がっていたそうです。
当然夢の中での石原裕次郎はスターの石原裕次郎ではなく、ただの石原裕次郎という名前の人として存在していたと言ってました。ま、夢なんてそんなもんです。

うめがお茶を運んできた途端に慌てて席をはずす新次郎とあさ。
何を期待しているのか知りませんが、今頃になって妙な気を回しても遅すぎます。
以前「ウチのことなんか気にせんと出て行ってくれてエエんだす!」とか大泣きしながら言ってたけど、あんなに泣かれたんでは例えその気があっても「ほな、そうさしてもらいます」と言えるわけなかろう。今は家庭のある雁助なのに、うめを焚きつけてどうするの。
あの時、同じ焚きつけるならうめの前で泣くのではなく、雁助の方に「うめをよろしく」と言ってテキパキお膳立てしてやれば上手くまとまった話だと思うが。
それこそ恋バナ大好きなよのさんに話を取り持ってもらえば良かったのにね。

友情の証としてシェハンする2人。そこでやめとけ~、抱き合うな~、見たくない~
この2人の関係をこのままで終わらせるなら、余計なことしないでほしかった。
雁助も変な言い訳してモジモジと中途半端な握手するより、2人しっかり目を見て笑った方がよっぽど美しかっただろう。年齢的にもな!
うめが部屋から去った後、微妙な表情の雁助。まだ引っ張るのか!?
もしこれで終わりなら、かなり残念。ビシッと決めるもっと格好いい雁助が見たい!

和歌山へ戻った藍之助。家出して連れ戻され、正式に就職してもまた連れ戻される藍之助。
なんとなく迷惑顔のはつ。またあの声を毎日聞かされるかと思うと気が重いのかもしれません。
すっかりお荷物状態の藍之助。できるだけセリフ少なめでお願いしたいものです・・・。

千代と帝大生をくっつけたいよのさん。身上調査もしているそうです。
なんとしても生きている間に千代の花嫁姿を見たいのでしょう。育ての親ですもんね。
息子3人で女の子に恵まれなかったし、お茶を淹れるとか腰を揉むとかの小さな気遣いすらできない嫁よりも、折に触れ労わってくれる千代を本当の娘のように思うのは当然です。
・・・が、肝心のお商売の話そっちのけで恋バナに次ぐ恋バナ。これ今やる話か?
本日の成澤先生はボサボサ頭で下品にカレーを流し込み出番終了。なにこれ。

栄三郎の妻さちさんがでこっぱち過ぎて注視してしまった。

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名前無し

「なんでだす?なんでメオト言うのはあないにけったいなもんなんだすやろか」
世の奥方が自分の夫を悪く言うことに納得できない愛人気質なうめです。
夫の悪い部分まで知っているという自慢なのではないか、と言います。
それが自慢に聞こえるのは己がひがんでいるからだ、とは思い至らない。
自分なら惚れた亭主の悪口など言わないと思ってるみたいだけど、なんかやだな~。
雁助恋しさのあまり盲目になってるね。
裕福な今井家と白岡家だけしか見てないからわからないのかな。
はつが惣兵衛を悪く言わないのは、貧しいけど優しい夫だからだよ。
年中お金の心配してて、夫も優しくしてくれないんじゃ不満もでるわさ。
思慮深く、物事を公平な目で見る女だと思ってたのに残念。
「おあさ様はそないでもあらしまへんけど」って当たり前やがな。
おあさ様ほど恵まれた環境の奥方は、そんじょそこらにはいてまへん。
家事はぜーんぶ女中任せ、育児は理解のある姑任せ。何をやっても大抵のことは許されるし、コレ!と思ったら自分の意見を押し通せる。気に入った男には「ウチのお金」で上から下まで誂えの服を着せて「さすが白岡さん」と褒めそやしてもらえる。舅は死ぬまで「あさチャン」と呼び続け、実家の親は「役に立つなら」と一等地にある広大な別荘を寄付してくれる。
娘の友達までもが「先生」と呼び尊敬の眼差し。
これで夫に不満などあるはずがない。40年以上にも亘ってあさの側にいるうめが、あさの恵まれすぎた環境に気付いてないってどうなの?

て言うか、昨日うめの「なんでだす?」で終わって、その続きで始まった今朝の会話。
もう雁助の意識戻ってるやん!うそでしょ・・・。
こんなやっつけ仕事見たことない。ワイドショーの再現VTRか。笑
あまりに早いマッサージ効果に視聴者がびっくりするのは当然だけど、なんで雁助の目が覚めたことであさが悲鳴あげるの?マッサージしてる手をいきなりぐいっと引っ張られたとか、振り向いたら雁助が後ろに立ってたとか、寝てるはずなのにドアから入って来たならそりゃ悲鳴だけど。
最低でも4日は意識不明だった雁助。
意識が戻った当日の夜には、もうベッドに起き上がっています。あさの時と一緒やね。
おかしいな~?「雁助の入院生活はまだ始まったばかりです」ってナレーション入らないの?

義父が目覚めた途端にお金の話をする娘婿。ゲスいわ~!
「身内でもあらへんのに親身になって面倒みてくれはって、ほんまおおきに・・・」
おそらく悪気はないだろう妻の一言に、視線を上げる事もできなかったうめ。友近うまいな~
雁助は大阪に戻ってくるんじゃないかな。実は嫁とは再入籍してなかった、とかそんなオチで。
どう考えてもゲス婿と馬が合いそうには見えないし、工場は娘夫婦に譲る算段つけて「やっぱりうまいこといきまへんでしたわ」とか言って。ちょっと期待。

栄三郎が切り出した生保会社買取りの話に「生命保険?」と、それってなぁに?状態のあさ。
あさの入院している病室で、見舞いに来た山屋さんが生保の話をしていたよ。
「生命保険」とあさ本人もハッキリ言葉に出していたし、銀行ができた後にたくさん作られた生保会社のことを、あさ曰く「雨のあとのタケノコみたい」とも言っていた。
生命保険がどんなものかについても、抜かりなく山屋さんが説明してくれていた。
きっとムーディ勝山のように、右から左に受け流していたんだね!

徴兵検査の甲種に合格した20歳の養之助。
合格しても兵隊さんにとられるのは10人に1人と適当なことを言う庄屋さん。
正しくは甲種に合格するのが10人に1人とかで、甲種合格者はほとんど即入営でしょう。
庄屋さんのところにも息子が2人いたはずですが、検査は受けたのでしょうか?
20歳以上は徴兵検査が義務。とんと姿を見せなくなった藍之助も当然受けているはず・・・。

買取り対象の名古屋の保険会社は、契約はぎょうさん取れたのに契約者がすぐに亡くなって経営が悪化したそうです。
「そら契約の審査がずさんでしたんやろなぁ・・・」ちょっとみんな聞いた~?
成澤の草案を読んだだけで、審査もなんもなしで銀行のお金を融資する気だったあさ様がすごいセリフを吐いてますよ~。
雁助のことで思うところのあっただろう栄三郎が保険について熱く語ります。
山屋さんも「八代目が話を持ち掛けられてる」と言っていたし、それはそれでいいんだけど、これがどうひん曲がってあさの手柄みたいに言われるようになるんだろう?
あとやっぱりあさの帯の位置が高い・・・。

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名前無し

菊の臨終に間に合わず落ち込む藍之助。そこへ追い打ちをかけるように、お婆ちゃんが寝たきりになってからの楽しい日々を語って聞かせる養之助。
床ずれができそうだから一家で世話しただの、せっちゃんと結婚することを報告したら腰が痛いのにめっちゃ笑ってただのと、もの凄い自慢げに。ブラック養之助です。
なんと死ぬ3日前にみかん山へ連れて行ったそうです。・・・聞いてはいけない事を聞いた気分。
床ずれの世話は「みんなでこうして・・・」などとジェスチャー混じりで説明しておりましたが、その手つきはまるで寝たきりの菊さんを転がしているように見えたし、せっちゃんとの婚約は菊が腰の骨を折る何ヶ月も前の話だったはず。
そもそも養之助の婚約がなぜそんなに可笑しいのかは不明ですが、きっと何度聞かせても大笑いするので、腰を痛がろうが耳をふさごうがお構いなし(あるいはわざと)に、隙あらばその話を持ち出して笑わせていたのでしょう。自力で寝返りも打てない菊さんをみかん山へ連れて行って、いったいどうするつもりだったのか。
菊さんが幻覚を見るような目をして「あの山が山王寺屋・・・」と呟いた山の姿は家の縁側から見えていたし、みかんの花の香りも届いていた。なのにわざわざ寝たきり老人を家族で抱え上げて山へ行く必要はないと思いますが。・・・ひょっとして楢山節考!?
荼毘に付す前に菊さんの前歯を確認した方がいいでしょう。
楢山節考では、婆さまを山へ運んで家に帰ると、孫の嫁が早くも婆さまの帯を締めていました。
菊さんが愛したあの印象深い紫のお着物は、既にせっちゃんの手に渡っているのかも知れません。

「みかんも家族もぎょうさん作って、ボクは一生ここで生きていく」と高らかに宣言する養之助。
堂々とした態度で後継ぎ宣言する弟を、捨てられた犬のような目で見上げる兄。
昨日はようやく訪れた見せ場にあんなに張り切っていたのに、一転今日のしょげっぷりです。
「お兄ちゃんは安心して大阪戻ってくれてエエで!」
ここまでキッパリと言い切られたら「・・・うん」と答えるしかありません。
大阪で見送る人たちには清々した顔をされ、実家の弟には印籠を渡される、お荷物状態の藍之助。
朝ドラ出演も親のコネ、加野銀行入行も親のコネ。
世の中やはりコネだけで生きていくのは難しい、といったお話です。

「お婆ちゃーん!山王寺屋はボクがきっと守っていくよってよー!」エンジン前回で叫ぶ養之助。
両親や栄達爺ちゃん、弔問客の村人も庄屋さんもせっちゃんも、みんな養之助に注目。
誰一人として「元・村の神童」のことなど眼中にありません。
虚ろな目で遠くを見つめ、・・・なんやこれ?と脱力し、どんどん透明になっていく藍之助でした。

焼香に訪れたあさが、うめを連れて東京へ行って来たと言います。
今井のお父はんの看病をしていたお母はん。今ではお母はんの具合までも芳しくないそうです。
当主のQ太郎にも当然嫁がいると思いますが、老々介護で共倒れとは・・・鬼嫁なのでしょうか?
菊もいなくなって肩の荷も下りたことだし、ようやく東京へ行くことができるはつ。
養之助とあさはともかく、またしてもうめ同行。大丈夫かいな。
大阪→東京→(大阪?)→和歌山→東京・・・いやいくらなんでも過酷だろう。私でもイヤだ。
和歌山から2日がかりで東京って。今井の両親の次はうめがあの世へ行くんじゃなかろうか。

Q太郎の嫁はツンとお澄ましで、いかにも鬼嫁風のお顔です。
この薄っぺらいドラマに一時期は格をつけてくれた梨江さんなのに、ナレだけでお別れでした。
梨江さん側の都合だとしたら、それこそ前撮りしておくべきこと。
新撰組だ五代さまだといらんことで視聴者に媚びるのが優先で、大切なことを見失ってるよ。
全く登場する必要のなかった者たち:土方歳三、福澤諭吉、大工の八ちゃん、うどん屋の文珍
もっとちゃんと見たかった者たち:梨江、萬屋
いなくても物語に支障のなかった者たち:ふゆの父親、ふゆの婚約者、のぶ(個人的に)

「千代も長旅しんどかったやろ」と継子の機嫌取りをするあさ。
長旅に次ぐ長旅に同行しているうめの疲れは、千代の比どころではないと思いますが・・・。
千代にもきっちり白喪服着せるんなら、髪も結ってあげればいいのに。なんか変。
まぁ千代が髪を上げたら、ますますあさが継母にしか見えなくなるからだろうけど。
いくら明治時代の女学生でも、喪服の正装時くらいは髪を上げるのがマナーだろう。

見事な老けっぷりの忠興。しかもちゃんと老いて見えることに感服。
あさと年子(共に50手前)のQ太郎があんなに若々しいのに、一部の人だけがきっちり老いてゆく不思議なドラマです。今井家の3人の子供は誰一人として白髪が生えないけど、忠興の髪は真っ白に近い。まるでお父はんじゃなくてお爺やん。
よのさんとあさ(栄三郎も)は祖母と孫みたいだし。
はつと菊さんはかろうじて嫁姑に見えていたけど、それは萬田はんの美意識によるもの。
実母の葬儀翌日でも女子大設立のことで外出するあさ。
そこまで熱中している半面で、発案者の成澤はまた消えてしまっている。
成澤の役割って何だった?「理解を得る」だっけ。
そっちはちっとも見せないけど、きっと順調に進んでいるんでしょう。
忠興のお迎えも今日か明日かって感じだし、イマイチ進んでいないっぽい寄付金集めは忠興による「続・最期の贈り物」ってか?

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土曜と月曜にセリフがなかっただけなのに、唐突に「元気がない」と話題にされる藍之助。
そろそろあの奇妙な発声法と流し目が恋しかろう、と視聴者に寄り添った番組作りの朝ドラです。
「このままずっと働いてくれたら」とあさは言いますが、これまでに見せられた藍之助の仕事ぶりは「お掃除」「たまに窓口に立つ」だけで、あとは仕事中に工藤カナエさん(コネ入社仲間)とイチャつく程度。
最近では白岡一家の誰も目をかけている風でもないし、強いて言えばへぇさんが美和目当てに晴花亭へ行く時の言い訳作りに利用してるってとこでしょうか。
そんな限りなく透明に近い存在の藍之助なのに、わざわざ冒頭で話題に上げるということは近いうちに和歌山へ追っ払う前フリでしょう。
物語の本筋に全く関係のない部分でチョロチョロしていた藍之助・・・。
庄屋さんの待ち構える和歌山で、みかん畑の発展に尽力してくれることを祈ります。

継子千代のご相談は何やろか?と相手かまわず触れまわる継母。お茶一つ淹れる事も出来ません。
工藤カナエさん(コネ入社)が「洒落たお洋服のことですやろか?」と自分だけが洋装で着飾るあさにチクリと嫌味を言ってみましたが糠に釘。千代にもお洋服誂えたれやー!
案の定、千代の相談はのぶちゃんの将来についてでした。
のぶちゃんはさて置き「アンタさえ良かったら」と言いつつ、女子大設立までの間は亀助と共に秘書として自分を手伝い、学校ができたら入学し、その後は自分と共に加野銀行で働け、と婿取りよりもヘビーな将来のレールを敷いてみせる継母。
ちょっと相談を持ちかけられただけで舞い上がり過ぎ。
今のところあさアゲ教への入信を断固として拒む千代を何としても引き入れたいようです。
千代、がんばれ!

もうずっと前から波瑠の姿勢が悪い(猫背?)と気になってたけど、今日ようやく気付いた。
あさの帯の位置がおかしい。やたらと上過ぎるのだ。
千代の年頃なら高い位置で結ぶのが普通だけど、あさの年齢で胸のすぐ下に帯があるのは違和感。
しかもその帯の上に胸を乗せてしまっているから姿勢が悪く見える。
帯は年齢と共に低くなっていき、見た目にも貫禄がつくもの。道理で貫禄がつかないわけだ。
わざとなのかな?う~ん・・・誰か注意してやればいいのに。

育ての親よのさんには優しく接する千代を見て「ウチにだけはキツく当たる」とこぼすあさ。
そしてまた新次郎が嫁の身体をスリスリです。もうええって。
ま、産みの親より育ての親と言いますし・・・あ、ごめんあさは継母だったね。
てか、いつまで足引きずっとんねん!しつこいわ。

その頃和歌山では、緑もまぶしいお庭で洗濯物を干すはつ。
あれれ?うっかりしてたらまたなんか話の流れがおかしい。春になっちゃった。
・あさの見舞いから和歌山へ戻ったはつが「暇な時期に東京へ」と発言
・春の雪が舞う中あさ退院
・菊倒れる
・千代が最上級生に(4月?)
はつが「暇なうちに」と言ったのは年が明ける前で、菊が倒れたのは春。
なんでさっさと行かなかったんだろう? ハハハ、バッカみたーい

子供の頃、母親に閉じ込められた蔵の夢を見てうなされたと言う菊さん。
「跡取りのアンタがそないなことでどないしますのや、家潰す気か!」
怖い母親に自分がされた事をそのまま息子の惣兵衛にもやっていたそうです。
感情を押し殺し育った惣兵衛、素直な明るい子に育った藍之助と養之助。
「同じ怖いお母ちゃんのはずやのに、何がちごうてましたんやろなぁ・・・」
鬼の目にも涙。ぼちぼちお迎えの近い菊さんです。

嫁のあさではなく、千代に肩を揉んでもらうよのさん。
嫁のはつに腰をさすってもらう菊さん。
これ以上は言いますまい。

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「気ィついてしっかりしはってから皆にエライ怒られて、気落ちしてはりますのや」
あさアゲ要員の成澤やのぶちゃんが今ひとつパッとしないので、炭坑から復帰した亀助です。
昨日の「ウチどんな風に倒れてました?」のシーンを見せられた後で、気落ちしているとか言われても全く真実味がありません。本当に気落ちしているのなら、千代にアホだのボケナスだのと言われるはずがなかろう。まぁ、ボケナスは私が心の中で言ってるだけですが。
これ見よがしに「イタタタタ・・・」と痛いフリをするあさ。ゆうべは新次郎が寝たフリでした。
しつこく痛いアピールをするので、仕方なくはつが相手をしておりました。
「歩くことも寝台から起き上がることもでけへんのだす・・・」と寝台に起き上がって言うあさ。
これは・・・コント?ちょっと意味がわからな過ぎ。寝台から立ち上がる、の言い間違い?
似たようなもんだし、まいっかと放送しちゃったのでしょう。
ピン子さんが共演者だったら大目玉。マッサンのヒロインじゃなくって良かったね!
・・・あ、マッサンは外人がヒロインだった。
(・・・五代の人はどうせならマッサン役をやりたかったんじゃないだろうか)

「萬屋さんが悪いことにならへんよう、警察に口添えしてもらわれしまへんやろか」
しんみり顔でこの偽善者ぶったセリフを吐かせるために、わざわざあさが出しゃばって萬屋の恨みを買い、あげく殺傷沙汰を起こさせたのでしょうか?あざとい脚本家やな~。
どう考えても強引な展開だったもんな~。でも残念でした~。どれだけあさが善人ヅラしようが「ウチどんな風に倒れてました?」でやっぱり全てが水の泡。
多分、今後の女子大や保険会社設立に向けてあさにどれほど大層なセリフを言わせても、娘に平気でそんな事を聞く鈍感で思いやりのない女だと思ったら説得力ゼロ。
そんな女に「おなごやらかいの力」だのと偉そうに言われたないなぁ~。

大阪商人の旦那方があさの病室の前で勢揃い、元山王寺屋の若旦那も白岡家親族の顔で頭を下げお見送り。(でもみんな無視)
倒産して夜逃げした山王寺屋は、商人仲間には借金がなかったのでしょうか?
山王寺屋の借金や返済については、まるっきり煙に巻かれているのでわかりません。時効!?
惣兵衛にとって決して他人事ではない、萬屋の落ちぶれ具合について話す新次郎と惣兵衛。
と思ったら、亀助が「山王寺屋さんの変わり様も決して負けてへんで~」と小声でしっかりフォロー。笑

はつとあさ、2人に対する物言いが180度違う千代に笑った。
はつにはニッコリ、あさにはしかめっ面。
「男はんが10人いてましたらな、十中八九お母ちゃんのことキライだすわ(キリッ」
「十中八九、はつ叔母さんの方が好きや思います(ニコッ」演技の切り替えうまいなぁ~千代
そのやり取りを眺めて楽しそうに笑うはつ。なかなかいいシーンだった。(千代&はつアゲ)
ただひとつ気になったのが、あさの頭上の棚に並べてある花やお見舞いの品の中に「お骨入れ」みたいなものが・・・。いや多分お見舞いの品なんだろうけど、白い布に包まれててっぺんを紐で結んであって、どう見てもお骨入れ。なんの冗談だろうか。

前の日には包丁を見ただけで震えあがっていた千代。翌日には自ら志願してそれを手に取り、笑顔でリンゴの皮を剥く。きっとこれも恋のなせる技・・・な訳あるかい!
でも皮むき上手だったね!(千代アゲ)
「もしかして、どこかの銀行のお偉いさん?」
金持ちの娘と知ったからには是非ともお近づきにならねば、と気色ばむ工藤くんです。
「それにしてもべっぴんだね」と目を見つめて囁き、すぐさまリンゴのこと(別品)だよ・・・。
なにこの恥ずかしいシーン。まったくもう、昨日からどうかしてるよ。

養之助の結納品を見繕いに出かけた新次郎と惣兵衛。お代は新次郎の懐から出るのでしょうか?
米を買う金もない眉山家に、結納品など揃えられるはずもありません。
お見舞いを口実に、過日の宿泊費をちゃっかりせしめようという魂胆のようです。
きっとよのさんにもさり気なく報告して、ご祝儀をはずんでもらったことでしょう。

久しぶりに登場したのに、相変わらず汚い髪をかきむしっている成澤先生。
パっと見、月亭方正に見えてびっくりしました。似てない?

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名前無し

千代の女学校入学から2年も経って、ようやく寄宿舎を訪れる父・新次郎。
(私の中では後妻設定中の)あさに気を使って難儀だすな。実はよそにも子供いたりして。
最近は新次郎のセリフが聞き取りにくいこと多し。

箸が転げても可笑しい年頃の千代。同室の変な子とお嬢様ごっこをして楽しそうです。
宜ちゃんの喋り方は藍之助と通じるところ(気合入れ過ぎ)があって苦手。十勝花子みたい。
まぁでも実際いるよね、ああいう前のめりタイプの子。
どなたかが千代はいずれ朝ドラヒロインになるだろうと書かれていましたが、同意。
家にいた頃の千代は仏頂面で憎まれ口ばかり、今や笑顔を振りまき溢れ出るキラキラ感。
演技も達者で和装も似合うし、間違いなくNHK好みでしょう。
映画はコケたけど、キキ役もハマってたよ。

お茶を5杯も飲み干しても、まだ話の本題に入っていなかったあさと成澤。
ガラス戸の向こうでは、野次馬根性丸出しで鈴なりになって様子を窺う従業員。暇な銀行です。
アメリカ留学中に加野銀行の噂を聞いたという成澤。
海の向こうにまで轟く噂・・・いやぁ~盛り過ぎ。
金を扱う商いに女子を使わない従来の考えを覆し、客寄せでなく女性が人格を持って働く銀行。
礼儀作法も行き届き、悪目立ちせず仕事もこなす姿を見て感動した・・・と成澤は言いました。
それに対し「つまり働くおなごをコッソリと見るのが好き、言うことだすか?」・・・バカ?
ものすごく丁寧に説明したのに全く通じていないので、「女子が知性を持って社会の一員たろうとする姿を見るのが好きなのです」と言い直す成澤。・・・まだ通じませんでした。
えっと~、なんで通じないかな?
あさは学問を身に付けた女性が、男女の隔たりなく自分の力を生かせる場所を作りたかったんでしょ?船頭なんでしょ?ファーストペンギン育てたいんでしょ?
後に続く者たちの道を切り開くために志を高く持て、と言い聞かせていたではないですか。
ひょっとして得意の物忘れ発動で、どういう流れで女子行員を採用したかも忘れちゃった?
目指していたものを言い表してくれてるのに、なんで「けったいな人」って思うのかな。
滋養不足でぶっ倒れる成澤。かのさんは今流行りの清貧ではないかと言います。
流行ってるんだ?笑
ならば眉山一家は流行の最先端。是非聞かせてあげて冷たい目で見られると良いでしょう。

小汚い成澤が以前は女学校の先生だったらしい、と対応協議中の加野銀行。新次郎に軽いノリでなんぞ相談はないかと聞かれ、呆れ顔で「いや~別に」と答える栄三郎が秀逸。
このドラマ一番のめざましい成長を見せている栄三郎。もっとシーン増やしてほしいなぁ。
もうアイドルとかやめて役者一本でやっていけるんじゃないかな。すごく自然でいい演技。

わざわざ京都に会いに来てまで(継母)あさを尊敬していると話す新次郎。板挟みご苦労さん。

未だ女子に開かれていない道、日本初の女子大を作りたいと熱く語る成澤。
「そらエライことだすなぁ、理想は素晴らしいけどあんさんに出来ることとは思えまへん」
肩書きや見てくれで人を判断する差別的思考が著しい性格なので、聞く耳も持たないあさ。
財力のない者は相手にしないのね。
同じことを五代が言ってたら、きっと二つ返事で賛同したでしょう。
確かクイズの神様が教育を口にした時には目を輝かせていたよね。
成澤の草稿を読んで、涙を流すほど感動・・・。あれだけ言っても伝わらなかったのに・・・。

ちょっと前にはこれでもかと真夏の設えを見せつけたりしてたのに、今やその面影もなし。
気の向いたときだけ季節感を演出するあさが来たです。カレンダーの4月4日に丸をつけた。

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白目と細目で睨み合う、ヘビとマングースならぬあさと惣兵衛。
演技力:3-0で惣兵衛、キャラ立ち:3-0で惣兵衛、成長度:3-0で惣兵衛
総合3-0で惣兵衛に軍配。
嫁入り前の15歳のあさと現在41歳のあさは、衣装と髪型以外に変化なし。

「なぁ妹はん、銀行の働き手としての藍之助はどないだした?」「・・・へぇ!?」
現状この二人に、藍之助の話以外に何の話題がある?驚く方がどうかしています。
加野銀行貸し付け担当のあさなので、借金の申し入れでもされると思ったのでしょうか?
もしくはみかんの売り方を教えろとか、東京の問屋に口ききでも頼まれると思ったとか?
「正直に言うたら・・・藍之助と働くのは楽しいて思いました」
楽しい・・・。銀行の働き手としてどうか?と聞いたのに・・・。
まぁ丁稚や小僧と一緒に、掃除したりお使いに行ったりの下働きしかしてないもんね。
正直、まだ「銀行の働き手」にはなっていない藍之助です。
楽しいくらいしか褒めどころがありません。
「もし預けてくれはるのやったら、その時はキッチリ教えさしてもらうつもりだす!」
一体何の自信でしょうか?あさはこれまでに誰かをキッチリ教えたことなどありません。
実の娘ですら育てられていないってのに、他人さまの総領息子を預かると大見えを切るあさ。
母親に向かって毒づく娘より、あさアゲ教信者の藍之助を手元に置きたいのはミエミエ。
「エライ自信やな・・・」後ろを向いてヘッと笑う惣兵衛。(この笑い方、好き)
私と惣兵衛の心がつながった瞬間でした。レッツ、ポジティブ!

「ウチはいつもご飯かて一人で食べてます」オイオイ何を言い出すことやら。
朝早くから銀行行って支度せなアカンし、娘は寝起き悪いし・・・と、しんみり顔で語るあさ。
彼女の脳内では、まるで自分は家の苦労を全部背負ってる悲劇のヒロインのようです。
「銀行行って」と言いますが、同一敷地の棟続きで暮らしていたはず。
行く、ってほどの距離かい?
それに朝娘を起こしているシーンなど見たこともないし、朝飯の支度もうめ・かの任せ。
もしかして女中が朝餉の支度を始める前に、一人で冷や飯でもかっ食らっていたとか?
ああ、なんかいかにもやってそうな感じがして、笑える。
「ひどい扱いのウチ」のリアル感を増すために、わざわざ朝食シーンの撮影ご苦労さん。
「あぁー今日は間におうたわ」と言いつつ、既に皆が食べ始めている食卓に登場。
いや全然間に合ってないし。間に合うとは揃っていただきますを言うことでしょ?
食事に遅れて来るなんて行儀が悪いことだと知らないのかな~。
いつもいないくせに、ちょっとイスを使ってたからって「なんてこと!」って大袈裟な。

今後は何に向かって頑張ればエエのかわからない、と次の偉人待ちを匂わせるあさ。
こないだから「わからへんわからへん」としつこいよ。
ちょっと成功したら進む道がわからなくなるほど、商売の世界は狭いんだすか?
常に誰かにヒントを貰ったり後押ししてもらわないと進めない・・・商人向きじゃないね。
お世話になってる家の主に足を向けてだらしなく座るあさ。
娘の寝起きがどうのと言うより先に、まずは自分の行儀の悪さを見直せば?
立ち聞きしていた新次郎とはつが中に入った途端、次は窓からのぞき見・盗み聞きの菊と栄達。
今日はすごいね、トリプルコンボだ。前代未聞のお下品朝ドラのあさが来たです。
「惣兵衛とあささん、もしそのまま夫婦になってたら・・・」もういいよその話。しつこい。

眉山家の家族会議。惣兵衛の家長としての貫禄が素晴らしい。目を見張るようです。
どん底から新しい道を切り開くまでに経験したあれこれを確認し合う惣兵衛とはつ。
目が眩みそうになった時も「ずっとお母ちゃんが手を握ってくれてた」。
まぁ1回は確実にその手を振りほどいて逃げたんだけど、そこは言わず。
「はつさんがこの家を守ってくれた。手はちっちゃいけど力は強い」と栄達が言います。
アホな妹は自分の口で「お家を守る」を連呼し、信者たちも口を揃えて教祖を崇めていましたが、姉はそのひたむきに頑張る姿をずっと見守って来た義父の口から労いの言葉としてそれを言われました。ブラボー!
藍之助のことで早合点し、横槍を入れようとする菊を厳しい口調で諌める惣兵衛。
「今、親の言いなりやったことを反省してるいう話してますんや。ちょっと黙ってて」
包丁のトラウマが蘇り、ひるむ菊。
白蛇はんがここまで強い父親になるとは。これはもう演じ切った役者の手柄です。すごい。
・・・と感動しきりだったのに、全てをブチ壊す藍之助の演技。大爆笑!
この子はどうしてこんな発声なのか?お顔も微妙だけど、あの声は相当ひどい。
思うに必要以上に気合が入り、顎を引き過ぎて鼻をすぼめて喋っているんじゃないかな。
ちょっと高見山関とか西川きよし師匠っぽい感じ。
高見山「2倍、2倍~!」、きよし師匠「紳助くんアカンやないか~」
藍之助「お母ちゃん、ボクみかん好きや」・・・たぶん似てる。

時々手ぇ抜いてたけど、ボクも頑張るからお兄ちゃん行かせたって!と養之助も涙目で懇願。
お兄ちゃんがいなくなったら仕事量は増えますが、お兄ちゃんの分の白飯はボクのもんや!
養之助は兵隊さんにならずに済むかも知れません。いや、どうだろう?
あと45回。戦争・・・行くか?
「3年だす・・・まずは3年大阪で働いて来なさい」
3年でモノにならなかったら帰ってこいと言うはつ。
親戚の贔屓なしで丁稚から始めて、たった3年で銀行の何がモノにできるのでしょうか?
銀行業が3年でモノになるなら、長年修業した亀助や雁助、弥七の立場がありません。
あとこないだ「ありあとござぁしたぁ~」の挨拶でお目玉をくらってたメガネの子とか。
おみかんと同じで甘ぁ~い考えのはつなのでした。
・・・それとも所詮あさのやってる商いなど、その程度のもんだと思ってるとか?
それで、山王寺屋を潰した張本人は菊さんだと藍之助はいつ知るのでしょうか?

人様の家のことに口を出すなと言いつつ、人様のみかん畑で唇つまんでイチャつく夫婦。
まだやるか!?

どうせ今日の頭にあるだろうとスルーした千代と同室の子の絡み。なかった・・・。
女性運動家的な、地位向上を叫ぶようなキャラが苦手なもんで、結構どうでもいい・・・。
そもそもあんまし可愛げのない二人だし・・・。

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名前無し

うめの申し出を断り、夫婦水入らずで和歌山旅行のバカ夫婦です。
炭坑や東京への長旅は同行させるのに、温暖な紀州へのゆったり旅へは連れて行きません。
あさ達の世話以外には白岡家でやることのないうめ。女中の手も足りているとのこと。
こんなことなら雁助の誘いに即OKを出せば良かった・・・と大後悔です。
うめの事を考えていたら、「風と共に去りぬ」の乳母マミーを思い出し、ハタと気付いた。
あさ来たと「風と共に~」の人物描写が酷似してる。
天と地との差があることは置いといて、
スカーレット(気位が高く我儘で貪欲、極めて自己中心的。商才がある)→あさ
レット・バトラー(偽善を憎み、先見の明があり、紳士)→五代
アシュレー(博愛主義者で綺麗事好き、行動力がない)→新次郎
メラニー(心優しく純真で健気、包容力の塊)→はつ
ボニー(筋金入りのお嬢様)→千代
マミー(忠実な女奴隷、オハラ家3代の乳母、ヒロインに厳しい)→うめ
ウィル(洞察力のある人格者、家業再建に力を尽くす)→雁助
ポーク&ディルシー(奴隷夫婦)→亀助&ふゆ
ジェラルド(スカーレットの父、富を築く)→忠興+正吉
エレン(スカーレットの母、貴婦人、模範的な妻・母)→梨江+よの

考えすぎかな。いやいや、どう考えてもなぞってるだろう。
この枠に強引に当てはめようとするから無理が出て、妙な人間関係になってる気がする。
ま、いいや。どう逆立ちしても足元にも及ばない駄作ドラマだし、忘れよう。
和歌山へのお土産は「粟おこし」に落ち着いたようです。
自分らの食いぶち分の米も持ってったれや!ほんまに気が利かんやっちゃで。

みかん畑の山道をカラスのようなドレスで歩く(黒い帽子まで被って)バカ、もといあさ。
一体なんのつもりでしょうか?
米が食えるなら兵隊になると言いだす息子を持つ、貧乏な姉一家に富豪ぶりを見せつけたい?
しかも田舎成金でもないのに箱入り娘を他県の寄宿舎へ入れ、厄介払いした途端にルンルンでフルムーン旅行へ出かける懐の余裕っぷりを見せつけたい?
バカ夫婦で見つめ合って唇をつまんで、やってる役者も内心でアホくさ・・・とならないのかね。
惣兵衛も「相変わらずアンタの嫁さんは変わってますなぁ」と呆れ顔。
きっと嫁に来たのが妹の方でなくて本当に良かったと親に感謝したことでしょう。

なけなしの白飯を使って御馳走作りに精を出すはつ。6人家族の何日分の米でしょうか。
今後数週間は野菜くずの浮いた塩味のお湯、みかんの皮の漬物でしのぐのかもしれません。
あれっぽっちの粟おこしでお茶を濁されては割が合わないので、さっそくドレスを野良着に着替えさせ、明日にでも庄屋さんに売りつけようと算段するはつです。
しかしこの粗末な家にドレスを着て乗り込むとは恥知らずもいいとこ。
気遣いという言葉を知らないのでしょうか。萬屋さん、どうかメッタ斬りにしてください。
今や社長の肩書きを持つバカ旦那と称賛され、「エライのは嫁さん」とあさアゲのノルマ消化。
養之助の話し方が惣兵衛と少し似ていて笑い、藍之助のダントツ演技力のなさにもっと笑った。

年増姉妹の着替えも待たずにおっぱじまる夕餉。なぜ待たない・・・。
布団を抱えて庄屋さん御一行が到着。忘れずにあさアゲの小道具も懐に忍ばせています。
じゃんじゃんアゲまくってもらう気マンマンで衣装替え完了のあさ。
それなのに、いきなり「はつ先生」と姉がアゲられています。聞いてたのと違います。
眉山一家は徳川の御威光以来の一筋の光、旦那たちは頼りになり奥さんたちは格があり美しく、藍之助はほんまに賢い子、と天井知らずの大絶賛。・・・アレ?養之助は・・・泣
いい加減自分のことも思い出してもらわねば、と余計な合いの手を入れてみるあさ。
しかし呆気なくスルーされ、みかんの話になっちゃいました。
合いの手では効果がないので、一か八かの勝負に出ます。
みかんの売り方や儲けの配分について声色を変えてまで熱弁。
正直誰もそんなガチの助言は求めていないのに、空気読めなさすぎ・・・しかも空振り。笑
場の空気を氷点下に下げたところで、お決まりのお口つまみポーズ。これでドヤ!
・・・残念、庄屋さんはあさの存在を徹底的に無視、何事もなかったかのように話を続けます。
自分の息子たちは東京の学校へ行かせ、いずれ藍之助と共に村を背負わせたい、と。
いやぁ~な空気が漂いました。空気を変える方法はごく簡単なことです。
はつと惣兵衛が、東京の今井両親に頭を下げて藍之助を頼むと言えば済む話。

あさは、はつの心の中が気になっていました(ナレ)
この私が庄屋さんに無視されるなんてあり得ない!これってお姉ちゃんの差し金やろ!?

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名前無し

将来は千代にも加野銀行で一緒に働いてほしいと言うあさ。あんなに仲悪いのに・・・?
でも、「藍之助の言うとおり」自分の道は自分で選ばせたいから女学校へ行かせたい。
誰かがああ言ってたから、こう言ってたから、誰々の言うとおり、が多すぎない?
「五代さまの言うとおり」「お義父さま(正吉)も仰ってた」そんなのばっか。

音楽家やら看護婦やらになり切ってアホみたいに妄想を膨らませるあさ(と新次郎)。
千代の進路のことを話していたのに、主人公は常に自分です。
どうせ妄想するなら、様々な衣装を身に付けた千代を想像するべきでは?
「それはお母ちゃんの夢だすやろ!」ズバリそうでしょう。丸尾くんでなくともそう言います。
「ウチのことやのに勝手に想像膨らまして・・・もう勘弁してほしいわ!」
いつもなら千代の態度や物言いに激怒するはずのあさも、こっ恥ずかしいコスプレシーンを目撃された動揺で怒ることも忘れています。
それどころか、「あさはテケツのない時代に生まれたのに、よう健気に船漕ぎだしましたな」と夫にまであさアゲ(毎日のノルマ)してもらって「いやぁ・・・」と照れておりました。
なんだろう、このバカ夫婦の意味のわからなさ。全く照れている場合ではないと思いますが。

あさが難破船にならなかったのは先代や新次郎、今井の両親らのお導きのおかげと諭すうめ。
「ホンマそないだすなぁ・・・お義父さま、五代さま、助けてくれはっておおきに」
神棚に向かって手を合わせるあさですが、仏壇と神棚をごっちゃにしているようです。
こんな罰あたりは、きっとそのうち遭難することでしょう。
って言うか、もうすっかり千代の進路のことは頭から消え去り、難破しなかった自分のことを考えているあさにびっくり。マジで病気なんじゃない?

おなごが学問しても「屁理屈ばかり」と嫌われると言う千代。あさが反面教師のようです。
よの・さち・はつ、皆おっとりと微笑む、良き妻良き母です。
いつも眉間に筋を立てて、気に入らない者を白目を剥いて睨みつけるあさとは大違い。
屁理屈と妙なおとぼけばかりの、母親のように可愛げのない(そして物忘れの激しすぎる)おなごにはなりたくないのでしょう。
(玉利による日本一の女商人、福澤先生によるおなごの社長の回想で本日のノルマ達成)
船が難破する夢を見て飛び起きるあさ。
「ウチの船はこれからどこへ行ったらエエのやろか・・・」
やっぱり自分のことしか考えてなかったみたい。不憫な千代です。

加野銀行の大口客がどこぞにエエ縁談話はないかと乗り込んで来ました。
丁度いいのがいるではありませんか。うめ・かの、出番だっせ~

4月2日(最終回予定日)が来るのを指折り数える毎日ですが、次作のヒロインが民放ドラマに出まくっているのが非常に心配。
とと姉ちゃんの撮影はとっくに始まっているはずですが、大丈夫なのでしょうか???

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NHK連続テレビ小説 あさが来た 上