3.55
5 363件
4 116件
3 59件
2 39件
1 190件
合計 767
読み じーせんじょうのあなたとわたし
放送局 TBS
クール 2019年10月期
期間 2019-10-15 ~ 2019-12-17
時間帯 火曜日 22:00
出演
いくえみ綾の同名コミックをドラマ化。寿退社間近に婚約破棄を告げられた也映子(波瑠)は、仕事を辞めた日に聞いた「G線上のアリア」をきっかけに、バイオリン教室に通い始める。
悩みを抱える大人が通うバイオリン教室を舞台に、恋と友情が繰り広げられる。
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いいね!投票数 8 票
名前無し

ヤエ子は、27才という年令の割には考えが若いというか、甘いというか、幼いところがあったのは確かだと思います。家庭的に恵まれているのに「私には何もない。」と言うし、介護で大変な幸恵のことを「うらやましい。」とまで言うし。それはヤエ子自身が今まで何事もなく育ってきたからかもしれません。サトリ世代の理人からは、世の中そんなに甘くないとあきれられてしまうのですが。
でも、そんなヤエ子だからこそ、理人にきつく批判されても言い返せず、「そうかも。」と認めようとしていた。その上、初恋をこじらせる理人を馬鹿にせず応援していた。自分を裏切った元婚約者の大変な状況を聞いて同情し、結果「嫌いになれないな。」と許してしまう。
真於先生に愚痴をこぼしたのも、何もかも私たち似ていると言われたが、理人から何かとかまわれている真於先生を、羨ましいと思ってしまったその気持ちから「私と先生はにてませんよね。」と言ってしまった。言ったら言ったで真於先生から、的確できついひとことが返ってくるのだか…。
そんな、無防備なヤエ子だが、こと他人のことになると、相手の気持ちがよくわかって考える前に体が動き、3人のことも助けようとしていた。そんなヤエ子だったように思う。
なかなかこんなあざとさのない魅力的な女性はいないなと思いました。
そんないろんな側面を見せるヤエ子を演じるのは、大変だったと思います。ハルさんだからこそできた重要な役だったと思います。

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名前無し

也映子さんと理人君って、言いたいことを言い合いながら、苦しかった時期を乗り越えられたんじゃないかな。
幸恵さんもまた、辛い時期、理人くんに励まされたり、也映子さんとカラオケで楽しく女子会トークできて、生き返った感じ。
二人から見て幸恵さんは、人生の先輩。傷つけあう場面では、ピシャっと叱り、発表会に出よう!ってリードしたり、バイオリン三銃士の精神的な支柱。本当にいいバランスで支え合っていて、この関係が深まっていくストーリーがすばらしい。

三人っていうと、三角関係みたいな、ギスギスしたドラマが多いけれど、ここには心地よい三人のハーモニーがある。恋する二人がいて、二人を見守る幸恵さんがいるから、とても暖かい。絶妙のバランスで、嫌なストレスなしに楽しめる感じが好き。

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いいね!投票数 7 票
名前無し

コンプレックスのある女子が主人公。でも、相手に媚びたり好かれようとしたりせず、先輩風をふかして偉そうにつっこんだり、相手からも「やえこさん」って、さん付けだったりして、時に敬語。そして、相手の恋路を応援している微妙な関係。自分のことを後回しにして、いつも人のためを思って動いてしまう主人公。でも、そういうところに魅力がありました。

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名前無し

思えば也映子は、理人に対する感情をできるだけ恋愛方向に持っていかないようにしていましたね。理人の唐突すぎる行動に┌んなわきゃない。」と打ち消し、手をつながれても┌どうせ覚えていないくせに。」と否定し、ちょっといい感じになっても┌なにふわふわしてるんだ。」と自分にツッコミを入れ、常に自分の感情にふたをし続けていました。でもそれって、見ているほうには┌あれだよな…。好きなんだよな理人のこと。」と見え見えで。対して、理人も自分の感情に戸惑っていたのか、徐々に気持ちが変化し、ついには┌好きかも。」と言語化するに至りました。それからは、まっすぐで、男らしかった!
そんな二人のことを温かく見守り応援してくれた幸恵さんの存在はかなり大きかったですね。
自分にもあったようでなかったような恋愛模様のこのドラマ、かなり秀逸でした。いろいろとあって疲れてしまっている自分の心に、染み入るような温かいドラマでした。

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名前無し

毎回、心に残る言葉があったり、人間関係の機微が柔らかく丁寧に描かれている。
家庭を懸命に支える立場、結婚や仕事といった岐路で立ち止まる立場、青春のただ中で模索する立場、別々の道を歩いている人達の束の間の接点であるバイオリンが、やがて、それぞれの生き方に大きな影響を与え始めていく。
ドラマとしてとてもよく出来ているし、演者もその人生をしっかり生きている。会話で交わされる言葉がよく吟味されていて、演じる人の反応や感情をよく引き出せているのもいい。もっと評価されてもいい作品。

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いいね!投票数 6 票
名前無し

このドラマは波瑠さんの良い持ち味を引き出してくれたと思う。
波瑠さんは、一時的にパーッと売れるより末長く芝居をしていきたいという
どちらかというと堅実な考え方をする人です。
それだけに現実を少し離れた場所から、客観的に見ている面がある。
だからこそ、恋に甘い夢を見ることができなくて苦しんでいるヤエ子の役を、
より現実的に演じることが出耒たのかも。
そこに、見てるほうも素直に感情移入できる説得力があった。

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名前無し

噛みしめるほど味が出てくる感じのドラマでした。
繰り返しの視聴に耐えるクオリティーです。

何度も後々、あのシーン、また見たいって思うような。
そして、見るたびに、クスクス微笑んでしまう。

フルスィングしたような、勢いのあるセリフとテンポ。
人の善い心を見つめた、優しさのあるエピソード。

お勧めしたいドラマなので、終わってからも懐かしく
ここを見に来てしまいます。

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名前無し

也映子さんと理人君の恋愛模様だけでなく、家族愛、夫婦愛、兄弟愛、師弟愛、それと人間愛、沢山の愛がありました。その一つ一つをしっかり受け止めました。脚本も演者さん達も凄く良かった。こういうドラマ好きです。

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名前無し

わたしも原作ファンですが、原作の世界観を大切にしているに一票です。
三人のキャラが申し分なくリアルに描かれていたし
(多少、原作と違う脚色はあっても)、
それを演じる三人の俳優さんたちも
いつもの彼女たちのドラマとは一味違う、
原作の独特な世界を実際に生きているようでした。
バイオリンという小道具が存在感ありましたし。
また続編を見たいぐらいです。
わたしの周囲の原作ファンの間でも評判高いです。

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名前無し

このドラマの登場人物たちに親近感を感じました。それは以前自分も会社の仕事や人間関係に悩んで現実を逃避して会社帰りにあるサークル活動をしました。そこで新たな出会いがあり新鮮でした。良い縁に巡り会えなかったが、他のカップルはこのドラマの多映子さんと理人さんのように結ばれ幸せになりました。このドラマも弱い一面を持った三人の男女が同じバイオリンの趣味で意気投合し世代も男女の思考の違いも相互理解し認め合い人間関係を構築していく過程が良く出来たドラマでした。優しくて弱い人たちが寄り添い慰め合い励まし合いやがて希望を持ち前向きに生きることを描いた感動の秀作でした。

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名前無し

おもしろかったです(^^♪
「きのう何食べた?」の脚本家さんだったんですね。

大人がどうしてバイオリン?という疑問に、冒頭、自らツッコんでつぶやく小暮さんの台詞、あれで一気にひきこまれました。まだ納得しきれない感じはあるけれど、俯瞰した視点が心地よくて。
小暮さんと加瀬くん「アラサーで自分探し?」「大学生にもなって初恋こじらせて?」こういうセリフも、客観的な目線が入ることで、人物造形がすっきりと見えてきます。

一番いいなと思ったのは主婦の北河さん。小暮さんと意気投合する様子が可愛い。包容力のある彼女の存在が、傷ついた小暮さんと加瀬くん、二人のクッションになって、寄り添っている感じがすごくいいです。

小暮さんは、生きにくい人生をなんとかやり過ごそうと、もがいている様子に好感を持ちました。メガネごしにまっすぐ見つめる表情がいいですね。人を傷つけたこと、誠心誠意謝ったりするのも、人柄の良さが伝わりました。

加瀬くんは、不機嫌で無愛想、殻にこもるイマドキ男子だけれど、カラオケでは延長対応、酒飲みのおばちゃん達とまじめに練習しようとしていて、世話好きな苦労人かなという印象も。
奥手なところを笑われていたのを、ガッツリ聞いていました、という感じで立っていた姿は、あまりにおかしくて吹いてしまった。

このドラマ、人間の描写がすごくうまくて、みんな愛すべき人達。初回でもう心を掴まれました。みんなの幸せを願いつつ、最後まで楽しく視聴したいです。

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いいね!投票数 5 票
名前無し

なかなかの秀作じゃないですか?
特別な人もいないし、大事件も起こらない、
地味なドラマなのかなと思いましたが、
だんだん絆が芽生えて、ゆっくりと心を
通わせていく。こういう人と人の出会い、
気持ちが通じ合うストーリー、ワクワクも
あり、ふっと微笑みたくなります。

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名前無し

セリフに惹かれました。彼女いない歴の長い理人くんと、婚約破棄を経験したことのある也映子さん。恋人になってもカラオケに来てしまって進展するのに時間がかかる二人。
それが一年後「てかもう、一緒に住まない?別に俺の卒業、待たなくたって」このセリフだけで、その後の幸せな様子がサクッと伝わっちゃう感じ。
「ダメ!卒業してから!」っていう也映子さんが手綱を引いてる感じもわかるし、短いやり取りだけで、未来の予想図も見えて来るラストシーン。脚本家さんの工夫が詰まっているのを感じました。

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名前無し

まず私の個人的な観点から考えると、タイトルの表すG線~は一種の比喩的なもので。バイオリンそのものの上達には、それほど関係ないんじゃないか、という思いは最後まで変わることはなく。
あくまで主要人物三人の出会いの原点そのものであり、タ-ニングポイントだったかなと、最終回を観て改めて感じました。
性別も年齢もそれぞれまったく共通点のない三人が、それぞれ個々の悩みを抱えながら、たまたま偶然出会って共有することになった必須アイテム?というのかな。
それがG線であり、バイオリンだったんじゃないかなと。
お話の進展のなかで、それぞれが自分自身の悩みに向き合い、前に向かって歩き出す姿に、時に苦しみ、傍から観るともどかしい日々をくり返す姿に、イライラしたり共感したり。最後はほとんど幸恵さんの視点に同化しまくって、一喜一憂してしまうとか(笑)
確かに主人公也映子は終盤、同じ女性としてこじらせがすぎるとイライラすることも多々あったけど。
そういう臆病な女性の誕生が、まさにG線との出会いの瞬間だったと考えたら、ようやく彼女の気持ちを理解することができたんですよね。
もどかしかったその本音を、最後にはからずも理人くんが知ることになり。彼の力強い言葉が、彼女の何よりの救いになって。
最後まで夫に対するもやもやした不満を抱えていた幸恵さんも、お姑さんの温かい言葉によって救われるという、清々しいラスト。
皆が幸せになるラストで、私は良かったと思います。

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名前無し

現実の会話ではあまり使うことがない《救う、救われる》というワードがたくさんちりばめられたドラマでしたね。
脚本家の安達さんは「きのう何食べた」とは違う世界で「好きのその先の日常」前後を描いてみせてくれました。

中年ゲイカップルの場合のそれの難しさはある意味漠然とではあっても想像できる。
このドラマの登場人物たちの場合は おしゃれな街並みや瀟洒な自宅風景(加瀬家はわりと親しみやすかったけど)、イケメン・美人のメインキャスト、ちょっと敷居の高いバイオリンと相まって一見現実離れしたファンタジー。
けれども掬い上げたものは現実世界の表層のちょっと下に埋れている、目には見えにくい生きづらさ。

G線が心のどこかに刺さって共感を覚える人と、全く響かず嫌悪すら覚える人がくっきり分かれるのは、その淡い息苦しさや不安に良くも悪くも「身に覚え」の有るかないかなのかなと思う。

ショッピングモールの出会い未満から始まって描かれ、全10話にわたって綿密に張り巡らされた3人それぞれの時の流れと心の機微…少なくともわたしは浅いとは思わなかったな。

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名前無し

波瑠さんは今までのドラマの中で一番難しい役だったと思う。だけど一番良かった。私の中ではあさが来た、を超えました。他のドラマでも言える事だけど、この人物はこういう人間性でこういう事を成し遂げる、こういう道を辿る、ってハッキリしてる方が演じやすい。バイオリンにしても好きだから続けるけど一生ものとは考えてない、そういう也映子を一生懸命考えながら役作りされたんでしょう。そして角度によっては長所が欠点に見えたり欠点が長所に見えたりする、チョイ変わった也映子を見事に演じたと思います。私は波瑠さんの演技は好きです。

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良かったです。
幸恵さんの言葉「つらくても投げ出したくても逃げられない関係を持ってる」「キツいことがこの先にもきっとある」「緩くてやさしい世界にとどまってちゃだめよ本当に大事な人とは緩くてやさしい世界のその先に行かなきゃ。じゃなきゃふかくはつながれないんじゃないかな」
ぐっときました。
いくえみ綾作品らしく、ぐだぐだしてる人たちが、ぐだぐだしつつちゃんと前に進んで行った☆ よかった、ちゃんとハッピーエンドだった。

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名前無し

眞於さんが笑顔になって良かった。安心しました。誰かが誰かを救い救われ、、いい回でした。それぞれの家族を招待してのコンサート、心が温まりました。オープニングもですが、バイオリンを弾く3人はホントにいい顔しますね。

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名前無し

也映子さん、いい人だなと思った。先生のことが本気で心配なんだと思う。これまでも先生のことは尊敬してきたし、はじめの出会いで音楽にも心打たれていたし、テクニックを習ったり、交流もあった。

それに、理人のことも、ずっと見てきた。長く苦しい恋をしてきて、初恋の相手の先生がひどく弱っている。三人で行っても、先生を慰められはしないし、理人君にとって、大きなきっかけになる。

でも、それだけじゃなくて、自信がないんだと思う。年の差もあるし、彼が恋い焦がれてきた先生に、自分は負けてると思い込んでいる。
「3日で破局すると神様に言われても」みたいな言葉、たぶん、自分が理人と付き合っても、すぐダメになると思って、自分から懸命に引こうとしている。なんか、そういうのがとても切なかった。

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名前無し

見ててくれる。話を聞いてくれる。
ほんと、そういう人がいれば人生やってける。
それが伴侶でも。友人でも。家族でもね。

私は三人の気持ちの揺れにすっかり共鳴していて、見ていて楽しくてしかたないです。
年下男子に揺さぶられて仕方ないヤエコにのっかって私もドキドキするけど、さすがにどっぷりとはいかない。そこをユキエさんモードで「いいなあ」って私も思う。
このさじ加減がいいのよねえ。

まおさんは背筋伸ばしてて自分の甘え下手も自分で呑みこんでて、自分に厳しい分傷のなめあいみたいなことにはNOってしっかり言って。素敵で苦手(笑)
でも、この三人とは異質な人の存在が、三人の相性の良さを浮かび上がらせる。

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名前無し

「私のせいですか?」
「好意を寄せられたら 受け入れるか 拒むなら相手の納得するような理由を説明するって それって暴力ですよね」
「人を好きになるとか ほんと暴力です」
一見大人しそうな眞於先生のセリフにドキリ。
自分と同じ様に傷ついた也映子だから通じるとは言え、眞於先生の心の傷がいかに深いものであるのかをあらわす秀逸なセリフ。

考えがまとまらず言いたい事が飛躍してしまう也映子。
冷静に見えても抑えきれない感情につい高ぶってしまう理人。
そして他愛も無いアドリブのような二人の会話。
それぞれの言葉が生きてます。だから見ていて面白い。

也映子が婚約者から破談を持ちかけられた理由、そして眞於先生が振られた理由ははっきりと明らかにされてはいません。
しかしここまで見てきて、なんとなく分るような気がしてきました。
也映子は…、年齢の割りに子供っぽくてやや無神経な所があり、恋人としてはいいけど、妻としては今一つ信頼感に欠ける(人前に出せる自信が無い)のが欠点。理人の指摘も鋭いです。
眞於先生は…、育ちの良さそうなお嬢様で、おそらく音大出。最初から無理があったのと、(多分だけど)侑人が早く子供を欲しがっていたのが原因じゃないかな。

ちなみに理人の場合は明快。眞於にとっての理人は歳の離れた可愛い義理の弟(になるはずだった)。それ以上でもそれ以下でもない。
にもかかわらず、その優しさを自分への好意と思ってしまった理人の勘違い。

各自のキャラが立っているから、いちいち説明しなくても感じられる(伝わってくる)んですよね。
「大人の音楽教室」でつながった3人の狂詩曲(ラプソディ)、ますます目が離せません。

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名前無し

也映子さんの号泣、メガネが曇り、縁から涙がこぼれている姿、しかも自分のために泣いているのではなく、加瀬くんの努力が報われない悔しさに泣いているところ、本当によかったです。

こんなに泣いてくれているのを、呆然と見つめる加瀬くんが、表情を和らげていくのも、本当に素敵です。也映子さんが本気で悔しがってくれていることに驚いて、ちょっと感激して、加瀬くんも涙を浮かべているんですが、その表情も本当によくて。

お互いに、相手がいかに辛かったのか、その気持ちに寄り添ってあげるのが暖かいし、互いに泣いたり笑ったり、心の底から共感しあってともに過ごせたのがいいなぁと思って。

小暮さんは、演奏会もその後も、相変わらず地味な恰好。ただの仲間としか思っていないから、壁ドンにも「何これ?」とクールに驚いていたから、たぶんまだ、仲間以上の気持ちではないのだと思いますが、その距離感がすごくいい。

しがらみがないから何でも話せて、人として、互いに理解しあえてすごく近づくこともできる、人間関係の一つのカタチとして、こんな関係性っていいなと思いました。

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名前無し

私は也映子は波瑠さんしかいない、って思ってる。
波瑠さんでよかった、って思ってる。あの飄々とした演技、表情は彼女の持ち味だから。好みや感じ方は人それぞれだもんね。でも素人より玄人の方が目は確かだろうね。

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名前無し

お姑さんが思いやりを示してくれるようになって、
このドラマの世界がとても柔らかい感じで、
好きになってきました。
眞於先生がプライドをしっかり持って、立ち直ろう
としている姿も良かったし、理人くんのお兄さんも
自分のしたことの重さを認識していたり、
皆さん、大人の対応をしていました。
終わった後も、ちょっといい余韻があります。

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名前無し

脚本がやっぱりよかった。セリフが粒立っていた。
登場する人達も、魅力がしっかり描きこまれていて、
個性を引き立て合うような、とてもいい組み合わせ。
恋愛は特別なもののように思われがちだけれど、
人と人の信頼関係の一つだし、基本、人間力なのかも
しれない。

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名前無し

落ち込んだ時は、新しいことを思い切って初めてみるのもいいなと。すごい発想の転換だけど。
たまたま目撃して一目惚れ。バイオリンのこと、どうせ大人の習い事って、突き放した言い方もしていたけど、でも楽器も買って始めてしまった。溺れる者は藁をもつかむ。でも、何かつかんで、もがいたから、また浮かび上がった。頑張った三人が浮かび上がって、光の中で演奏をやり遂げた。なんか元気になれる物語。

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名前無し

ドラマでも、人はいくつになっても、どんな状況でも、また進んでいけるみたいなセリフがあって、印象に残っています。
そのことは3人の挫折と再起を通して伝わってきたので、見終わってから心地よい風にふかれたような清々しい気分になれました。

三人のコンサートや結婚式での演奏は、三人の絆を見せてくれたと同時に、三人が周囲に感謝を伝えることで、ゆっくり周囲への波紋になって、まわりの人へも幸せが波及していったのが見えて、やはりとてもよかったと思いました。

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名前無し

最初から冷静なスタンスで物語が始まりましたよね…
バイオリンを習うことについても、客観的にかなり冷めた見方をしていて、自分を冷静に見ているナレーション。

恋愛も描かれていたけれど、いつも冷静な目線がどこかにあって、自分でツッコミながら、時にバッハにツッコミながら、エモーショナルになるまいと、あがいている也映子の姿が、ちょっと愛おしかったです。

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名前無し

バイオリンって、個人的には、浮世離れしているアイテム。この物語の人たちにとっても、そうだったと思うんです。
苦しい日常を何もかも忘れて、ふわっと別世界にいけるような存在。
もちろん他の習い事でもよかったけれど、浮世離れして役に立たないことだからこそ、心のバランスを取るのに良かったんだろうなと思ったり。
自分のためにお金をドンと使って気を晴らすっていう感覚もわかる気がしました。

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名前無し

人間は完璧ではない弱いものです。也映子さん理人さん幸恵さん、それぞれ何か満ち足りないもの同志がバイオリン教室を機に親しくなりお互いの弱い面を見せ合い励まし合い心の隙間を埋めて希望を持ちくじけながらも前向きに健気に生きるこの三人に感情移入して毎週応援しながら観ていました。G線上の美しいメロディーと共に人の優しさや温もりを感じさせてくれるドラマでした。波瑠さんと中川大志さんの爽やかなカップルに好感を持ち母や姉のように優しく見守り続けた幸恵さんを演じた松下由樹さんに癒されました。

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