3.23
5 799件
4 179件
3 107件
2 157件
1 599件
合計 1841
読み いだてん とうきょうおりんぴっくばなし
放送局 NHK総合
クール 2019年1月期
期間 2019-01-06 ~ 2019-12-15
時間帯 日曜日 20:00
出演
日本のオリンピックは、マラソンの金栗四三と陸上短距離の三島弥彦、たった2人の選手から始まった。まだ“スポーツ”の言葉もなかった時代。1912年に初参加した「ストックホルム大会」で、金栗は日射病で失神、三島も大惨敗。だが、そこから持ち前の根性で猛勉強、日本...全て表示
いいね!の投票数順に 30 件(最大30件)のレビューを表示しています。
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
いいね!投票数 11 票
名前無し

先週までは、金栗のオリンピック関連が面白かったので見続けてきましたが
今回の結婚話でガックリしてしまい、もう見るのを止めようかと考えています。
理由は、四三とスヤの結婚話が史実に比べて、あまりにもアクロバティック過ぎて
どうにも共感できなかったからです。

幾江さんは、体の弱い大事な一人息子の為に、丈夫なスヤを嫁に迎えたわけですが
そのスヤと幾江さんとの心の交流がほとんど描かれておらず、なぜあそこまで姑が
嫁を気に入ったのかが納得できませんでした。
その嫁も事あるごとに、池部家とは縁もゆかりもない四三(史実では幾江の甥)の
話題を大っぴらにし、果てはオリンピックの応援にと、体の弱い息子を引っ張り
出して金栗家まで徹夜の応援にと駆け付けたりしていました。
(その重行さんは、弱弱しい咳を始終繰り返して体に相当の負担がかかったはず)

姑というものは、体は弱いものの優しくて可愛い息子が亡くなってしまったのなら
病弱な息子を引っ張り回して死期を早めた挙句、四三が好きだったと頷く嫁なんて
好きになるどころか憎くて堪らなくなるのが当たり前だと思うんですが…
このドラマでは、そういった人の心の機微や情念のような感情を描けていないので
四三にとっては都合のいい展開ばかりで、正直呆れてしまうばかりでした。

なぜ、史実通りに四三を幾江の甥にしなかったんでしょう?
金栗家を、親族からも助けてもらえない程の貧乏な家に描くことで笑いを取りたかった?
甥ならば、重行とは従弟に当たりますし、幾江が四三に亡くなった息子の面影を
重ねていた、だからオリンピックのお金を融通した、是非とも養子に迎えたでは
ダメだったんでしょうか?

どうにもクドカンは昔から、人の情念や重たい感情を避けて描こうとする傾向が
あるので、軽くて明るく楽しいドラマが好きな人には向いているかもしれませんが
リアリティのなさは相変わらずだな、と思わせられずにはいられない嫌な回でした。

    いいね!(11)
いいね!投票数 7 票
名前無し

私も今回の結婚の経緯は些か乱暴に感じてしまった。2019-04-23 08:32:44さんが粗筋を再現して下さったが、やはりその程度の描写ではスヤに婿をとろうとまで決意した幾江の思いが伝わってこない。スヤがこの家に嫁いでからの幾江との心の交流がほとんど触れられていないからだろう。息子との結婚生活の間に、なぜ幾江がスヤに対してそこまでの強い愛情を感じるに至ったかが説明されていない。四三のスヤへの思慕もこれまでの回では時折触れられたかもしれないが、突然の結婚に至ったこの回でこそ、四三がスヤの前の結婚をどのように受け止めていたか、思いもよらぬ展開でスヤを娶るに至った事にどのような感慨を持ったか、そのへんが今一つきちんと抑えられていない不満が残る。

    いいね!(7)
名前無し

2019-04-23 03:49:44さん
よく見ればほとんど全て描かれていることです。
四三が言った「順番がおかしい」は理解してますか?普通は養子に決めてから見合いです。史実もそうだった。それがスヤと見合いして、見合いを受けたら養子にするというからおかしいと指摘した。
しかし幾江は、「順番はこれでいい。自惚れなさるなよ四三さん」と言い。重行が亡くなったあと、家を潰すわけにはいかないから跡取りをとろうと思っていた。でも、スヤも実家に帰り、一人で広い屋敷に居ると寂しくて、死にたくなり、その気持ちを抱えて、外に出たら気がつくとスヤの実家まで歩いてた(スヤは実家に帰ってます)。庭で鍋を懸命に洗うスヤの姿を見て自分も生きようと思った。と説明しました。その後は少しドラマの流れ(幾江とスヤの会話)から補完する必要があるけど、「スヤに跡取りを養子にするからその嫁になって戻ってくれ」と話たが、相手が決まってないうちはスヤは受けなかった。そこで跡取りを探しだしたら、実次が直ぐに、熱心に四三を売り込んできた。幾江が、四三を跡取りにする話をすると、スヤは「その話であれば、謹んでお受けします」と受けてくれたので、それで見合いを準備した。つまり、スヤを跡取りの嫁にするのが先で、跡取りはスヤを嫁にする男なら幾江にとっては、誰でもいい。だから、順番は見合いが先で、それを受けたら養子にしてやるんだから、これで正しい。幾江は「自惚れるな」と怒ってた。
しかし、見合いのあとスヤに、「あの男はすかん。煮え切らなさすぎる。あんたが来てくれたら、おるはいい。跡取りは他に探す」と、四三との話を断ろうとした。すると、スヤは「四三さんがよかとです。四三さんだから、謹んでお受けしたです。四三さんでなければ、こん話は、しまいです」と答え。幾江が「すいとっと?」と聞くと、スヤは無言で小さくうなずいた。幾江は観念したという表情に。という描写が丁寧に見てる人には、わかるように描かれています。気づかずに、幾江はスヤの気持ちに従って動くようになっていた。幾江がスヤを好き頼っているのは、長く描かれてはいないけど、病弱な息子との富裕だけど暗い生活が、スヤが嫁になって以来明るくなった体験によると推測できます。

四三の気持ちは、何度も描かれています。スヤは、子供の時四三に背負われてから、四三をずっと気にして、おりにつけ話かけていた。四三は、士官学校を受験し不合格になったとき、スヤに言われたことで気をとりなおし、身体を鍛え続け、高等師範学校に入り、嘉納治五郎にあって、オリムピックに行くまでになった。そのことをスヤに感謝し好意も持っていた。四三のスヤを大好きな気持ちと、それを誰にも言えない切なさは、東京への出発の時、も、オリムピックの壮行会の時も、自転車節を歌うシーンで、まっすぐに美しく描かれてる。

日本の優しく繊細な気持ちがくみとれる、美しいドラマだと思います。ドタバタが多いのは、脚本家の照れのようなものでは、それを越えて本当に描こうとしてることを応援したい。

    いいね!(7)
名前無し

今までは低評価でもあくまで好き嫌いかで先週から駄作臭があったが、それでも絶賛も立派な意見とリスペクトしていた。

だが、今日は落語編だけでなく金栗編まで見ていて本当に腹が立った。強引な金栗の見合いから嫌な予感はあったが、故人の御霊を慰霊する仏壇に灯りが灯ってる横で、実次の「たあかあさあごおやあ(高砂や)!」と祝言の謡の絶叫。その後のドタバタ劇。後で織江がいくら良い台詞をスヤと語っても冒頭にこういうドタバタをもってこられると頭に入らない。実次宅でもまたドタバタ。大声で泣く幼い弟妹と学校部屋騒動。最後は祝言で実次が謡を間違えるエピ。

私は昨年、父親を亡くした。「不肖の息子だった」と家族と話してると後ろで気配がし、既に目を閉じたままの父が懸命に首を振っていた。「はひはほ」と呟いたので妹が「ありがとう?」と聞くと大きくうなずき、一晩過ぎ夜明けに亡くなった。荘厳な時だった。

「あまちゃん」は現代劇だから成功したのかもしれない。同じ朝ドラ名作でも「カーネーション」の勘助の葬式行列への糸子の心の叫びや「あさが来た」の惣兵衛とはつの死別のような荘厳な描写はできないだろう。

人の死や結婚の荘厳さを徹底的に茶化す神経。オープニング映像の綾瀬はるかの回転レシーブくらいだと笑えるのだが。綾瀬はるかの裸も問題ない。問題は別のところにある。

落語編も酷い。ここでも孝蔵が取っ組み合いの大喧嘩。小円朝に勘当され追い出される。

こんな茶番劇を歌舞伎「義経千本桜」の中村獅童さんや「平清盛」の五条大橋で青木崇高の弁慶と渡り合う牛若丸を演じた神木隆之介さんらにさせ、当時の神聖な感動を汚されたようで悔しくてならない。

最低ランクの作品にまで落ちた。ネタ抜きで脱落寸前だ。

    いいね!(7)
いいね!投票数 6 票
名前無し

オープニングから大笑い。四三の足から橋が映ったので最初は変えないのかなと思わせてからの田畑の大ジャンプ!
細かく変えていた映像がどれもおもしろく、後半も楽しみですね。
それにしても、田畑は四三より写真そっくりで驚きました。口がいだてん(笑)なのも実際そうだったとか。こんなに初回から興味がわく主人公も珍しいです。
でも、ゆったりした大河を望む層には到底受け入れられないでしょうね。しかし今更このテンポを変えるなど無理だし、やっても失敗するだけ。よくぞ変えずに放送してくれました。四三のキャラクターが愛すべき走り馬鹿という感じで愛着があったので後半どうかなと思っていましたが、この田畑もやはりおもしろい。後半も楽しみです。

全体を通して、水泳がクローズアップされると見ていて高揚する感じがありました。さすがは日本のお家芸、水泳ですね。早速紀行にも金メダリストが登場してくれて、ますます楽しみになりました。

落語との融合も視聴者側も慣れてきて、今回のお話はとてもおもしろかったです。私は落語はこれまでのお話も何一つ知らないのですが、うまくドラマに絡めているなあといつも感心します。四三と同じく日本橋ですれ違っていた田畑と孝蔵。財布の因縁もあり、同時代を生きる男同士、どんなドラマを紡いでいくのか、楽しみにしています。

    いいね!(6)
名前無し

四三が送金してきたお金で仲間たちに肉鍋をおごったり、せっかく上京してきた新妻に、堕落の入り口だから(?)帰ってくれと言ったり、今回は何か今一つなエピが重なってしまった。それらの前にちょっとした伏線が張られたり、言い回しに少しばかり工夫があれば、まだ救われたのだろう。そういうちょっとした気配りが足りなかったために、神経を逆撫でされた視聴者もいるということだ。自分もその一人である。落語シーンも牢獄にバナナとかはさみとか突っ込み所いろいろだったし、つばを飛ばしたり口にものを入れて喋ったり、見ているほうが不快になり、孝蔵の落語に今一つ身が入らなかった。要するに、デリカシーの欠如であろう。

    いいね!(6)
名前無し

落語家による横やりに近い、水を差すような演出がいけないんじゃないかと思うのだが。四三が不器用ながら、競技に五輪に取り組む姿に時間をさいたほうがいいのでは。落語家のナレーションはともかく、差し挟む高座シ-ンのタイミングや回数はほどほどにしたほうがよいのでは?

    いいね!(6)
名前無し

シベリア鉄道の旅が四三に教えてくれた事柄をそのまま視聴者に見せてもらっているようで、とても楽しく興味深いことばかりでした。

何日もあの狭い部屋の中にいたら誰でもイライラピリピリしてくる。その様子がジワジワ伝わり、でもその中でわかってくる三島の性格の良さと、一見穏やかで飄々としているように見える大森のスポーツとオリンピックに賭ける意気込み、安仁子の献身と愛情も伝えられて、なるほどとうならされる内容でした。
中でも四三のこれでもかというほどの生真面目さ。あの記録は素晴らしいですね。日本を出るまでの大金集めの紆余曲折、その間の国内の応援の盛り上がりと四三の緊張の高まりがそのまま文面になっているようで、初のオリンピックに立ち向かう四三の気合いそのものでした。繰り返された「快便」もここで使われていたのですね。

当時の日本の立場をここできっちり入れていたのも大河らしくてよかったです。なぜシベリア鉄道が作られたか、それに乗ってヨーロッパへ乗り込む四三達を戦に見立てた説明と友人学生達の興奮も、四三の気合いを説明するものとなっていました。

その四三をなだめるのが三島というのが今回一番よかったと思いました。金持ちの甘やかされた末っ子の三島が生来の大らかさで四三とも付き合いを深めていく、最後に天狗倶楽部の応援で一気に距離が近付きました。この最後の食事シーンは勘九郎の緊張から酔って気が緩んで楽しくなっていく演技がお見事でした。グラスの水も微妙に揺れ続けていましたが、あれどうやって撮影したんでしょう?本当の食堂車のようで懐かしかったです。

最後のスタジアムは圧巻でした。素晴らしかったです。長旅の末にたどり着いた四三達と同じ感動を味わえました。

    いいね!(6)
名前無し

時代がスっ飛ぶとかの問題じゃない。心を打たれるセリフや会話がないんだよね。みんな早口で単語を羅列している。受け狙いが見え見えなのも嫌だな。

あと、天野アキの真剣素潜りと、金栗四三のやっつけマラソンでは、素潜りの方が断然魅力的だと思ってしまう。クドカンの過去作にしがみついている自分がいるのも確かである。

    いいね!(6)
名前無し

制作予算が1話1億円とか。
その予算を使い切るために北野たけしが出ているわけか。

    いいね!(6)
名前無し

「酒の肴に大河ドラマ。日曜の夜はこれに限る!」と数年前まで思っていた。でも、最近は、酒がまずい。今回もまたそうだ。騒々しい。ゴチャゴチャしすぎ。時代がすっ飛んでわかりづらい。3話にして、ギブアップ寸前だ。

    いいね!(6)
名前無し

クドカンは元々、歴史にも大河にも興味が無いと公言していた
それを無理やり近現代物なら、と押し付けたのがNHK

これまでも歴史音痴が描いた大河が全く面白くなかったのは明白
なので、いだてんもクドカン特有のコントを交えながらの人情物
に終始して、当時の世界情勢や政治に駆け引き等は描かれないと
覚悟しておいた方がいい

    いいね!(6)
いいね!投票数 5 票
名前無し

BSで再放送している過去の大河ドラマを見たら、途中から見たのに、ストーリーがおもしろくて、じっくり見てしまいました。「いだてん」ではこんなにおもしろいと思ったことがありません。時代劇かどうかとか、有名人かどうかの問題ではありません。(そんなに詳しく知らないので、本田なんたらとか、お侍さんの名前がテロップで出ても、誰だかわからず見ています)
大事なのは、ストーリーに魅力があるかどうかが大きいです。「いだてん」は気が散ってしまい、ストーリー仕立ての広告を数本、続けて見ているみたいな印象です。

    いいね!(5)
名前無し

主人公がマラソンランナーでも新聞記者でも落語家でも良いが、魅力的に描かないから視聴者が離れて行く。
私が観てる範囲だが、人目の有る場所で立ちションベンしたり、水浴びばかりしてヒャーヒャー言ったり、金の苦労もせず仕送りで多くの後輩に肉を奢ったり、オリンピックで惨敗した時は説明責任は後輩に任せて海外をブラブラしたり。
新聞記者はやたら喧しいだけ。
落語家は横柄で小汚ない。

魅力の欠片も無い。
その結果が視聴率3%台。

    いいね!(5)
名前無し

ハレとケ、非日常と日常、そのバランスがあってこそ、派手な立ち回りや賑やかなシーンが際立ち、物語が流れていくと思う。
その意味で、このドラマは日常が常にハレのように描かれている。まるで猫が総毛立てて、にゃーにゃーと部屋中を飛び回って、存在感を殊更にアピールしているような印象。もう少し落ち着いた描写がほしい。

この水泳推しの主人公は、自らろくに泳げず、特定の水泳選手と強い絆や友情を築いたわけでもなく、兄弟や親せきの子を応援するわけでもなく、猛烈な水泳贔屓というのも、共感しずらい。

若い青年らしい悩みや葛藤、理想と現実、当たり前の人間の日常が何もかも削ぎ落されていて、芸人さんの舞台やパフォーマンスを延々と眺めているよう。

大人の視聴に耐える落ち着いた深みのある人間像を提示してもらいたいし、お祭り騒ぎを外から眺めるのではなく、その時代、その立場を懸命に生きようとする人物の内面を見せてもらいたい。

    いいね!(5)
名前無し

魅力的な人はいるんだけれど。四三さんは主人公にしては脇役感が強くて。心理描写が伝わりにくいためか、どこか遠くから眺めているような感じで、四三さんの悩みや喜びや、喜怒哀楽を自分のもののように実感しにくい。

支援物資を運ぶ姿はすごくいいけれど、あの支援を決めたのは池部の義母であるし、四三さん自身が家族や子供を喪失して苦しみ悶える当事者ではないから、脇役のように見えてしまう。

落語家は全てを失い右往左往し、青空寄席で演目を見せて、こちらの方が主人公のように振舞っているけれど、残念ながら、飲む打つ買うとか、魅力が伝わらないし、この人はもともと失うものもないし、全く共感して見られない。

結局、ドラマに入り込めないから、部分的にちょっと見入るんだけど、終わった時に誰かとともにそのドラマを生きたという実感がない。

    いいね!(5)
名前無し

こんがらかった内容をこんがらかったままでしか見せられないから視聴者はついてこれない。とっ散らかった内容を視聴者のニーズに合わせてシンプルに提示できないとな。
内容が難しいのではなくてゴチャゴチャしてるだけ。

    いいね!(5)
名前無し

スヤさんにドイツ語でお礼を言った四三くん、ベルリンに行く日のためにドイツ語勉強していたんだなと思うと切なかったです。
スウェーデンでの経験があるから、ドイツのときには食べ物をこうしようとか、より良い眠りのためにはこうしようとか、走り以外にも色々考え、計画していたんだろうと想像しました。
でも、すべては消えてしまった。
そうやってどん底に落ちたとき、周り中に信頼できる男たちがいても、泣いてすがりつけるのはスヤさんだけ。
スヤさんはそれがわかっていたから、オリンピック中止の記事を見て四三のところに駆けつけたんだなと思いました。

駅伝のそもそもの始まりも、このドラマを見ないでいたら知らずに過ごしてしまったかもしれません。
このドラマを見られて本当に良かったと思っています。

    いいね!(5)
名前無し

いろいろと苦労も描かれてはいるものの、金栗さんも孝蔵さんも、結局のところ恵まれているという印象。
親切な友人がいたり、先生にも気にかけてもらい、立ち止まることなく、駆け続けている。
オリンピックで敗退しても、居場所はあり、支援してくれる資産家の養子に迎えられたり、落語家のほうも師匠に愛され、勇気づけられて、破門されたりもせず、どうにか仕事を続けられている。

恵まれていることは悪いことではないけれど、どうなるんだろうと不安な思いで一週間待ちきれないというような、そういう盛り上がりには若干欠けているように思う。

    いいね!(5)
名前無し

四三の行動についていろいろ説明可能なのはわからなくはないが、
ともかく最近の彼に、以前のような魅力が薄れていってるのは確か。
それが一番の問題なのではないか。
人物の心理描写にもう少しデリカシーが必要なのだと思う。
あくまでも個人的意見です。
やっぱり落語パートのほうに気をとられてるのではないか?

    いいね!(5)
名前無し

無銭飲食の落語家さん、牢屋で唾飛ばして・・申し訳ないけど、見るのがキツイ。そこまで汚くしないでほしい。落語も悪いけどつまらない。娘さんを売ったお金を見ず知らずの死のうとする男にあげるという話。それって、師匠が高級タバコをくれた話と関係あるんですか?師匠の映像をいくら映されても、感動できるエピソードが記憶にないから、気持ちが入らない。本当に落語家の話、やめてほしい。金栗さんの話もイマイチだけど、落語になると、家族がチャンネル変えようとするし、無理して見たけど「ほら、つまらん!」ってブーイングすごい。黒島さん出るかと思って見てたのにガッカリ。

    いいね!(5)
名前無し

もし再婚にまつわる女性たちの心の動きだとか、夫を亡くしてからのこととか、興味なくてサクッと勧めたいなら、初婚にすれば問題なかったのに。別に夫と死別するシーンを長々と見たいわけではないけれど、死別とか、重たい話を軽く描きすぎて違和感は残る。いっそ仲の悪いひどい夫で、姑さんも息子ながら手を焼いていて、尽くしてくれた嫁に感謝していたみたいな話なら理解できたかもしれない。

    いいね!(5)
名前無し

脚本家は「池部重行、死んだよ~ 笑笑」な人のようだ。
復興とか震災に関わる仕事してるのにね(゚o゚;)。
スポーツシーンの再現と俳優たちが良いだけに、脚本家の創作シーンが残念過ぎる。

    いいね!(5)
名前無し

ストックホルム編は四三さんの日記に心情が表れてわかりやすくなっていた。
最初は異国の人に負けまいとの意識が強かったようだが、さまざまなことを通じて、次第に自己に目を向けるようになっていったと思う。
日射病で倒れ、敗北を知ったときは悔しさと申し訳なさでいっぱいだったと思うけれど、翌日の新聞記事で、完走した選手や記録を更新した選手がいたと知ったときは「西洋人はとつけむにゃあです。」と言っていた。この言葉から私は、四三さんの素直さや意識の変化を感じた。
そして走りながら新たな決意をする四三さんを、また更に応援したくなった。

    いいね!(5)
名前無し

体が弱いが故に、志半ばで息子に後を託す立場になる四三の父と
重病でコーチとしての役割も満足に果たせない大森氏が重なり
在りし日の四三少年が背負った 父の想いが蘇る場面では胸が苦しく。
幼き頃から揺るぎない信念で走り続けた四三が、自分の意思とは
関係なく日射病に侵され、次第にフラフラになって行く様が
幼き四三少年の必死の応援があるだけに彼の乱れた呼吸と
誰も来ない林の中の孤独感。
それにかぶさる『富久』幇間の火事見舞い さながらに人力を駆る
孝蔵の地獄絵図のような画像の緊迫感が見ていてとても辛かった。
無邪気に四三を応援するスヤたち熊本応援団が今回の救いだった。
コースアウトした彼をダニエルたちが助けてくれて良かった。
自分の命より走り切れなかった事を 泣きながら詫びる四三が
切ない回であった。

    いいね!(5)
名前無し

私は結末を知っていて見ましたが、最後までハラハラしたし、最後の四三の謝罪には本当に胸が痛かった。
史実を知らないで見ていた私の家族は、四三が行方不明になった時点で一瞬死んだかと思ったそうです。ドラマの回数的にそれはないと思いながらも、どうなるかハラハラしたと。弥彦や嘉納の気持ちで見ていたようです。
ハラハラというより、ヒリヒリするほどの緊張感でした。

四三が無事なことにただ喜んだ弥彦、四三の気持ちを慮って休むように促した嘉納、四三の棄権に声を荒げた日本人を黙らせた安仁子、それぞれとてもよかったです。今回は特に皆が四三の性格と背負ったものの重さを理解してやっていることが伝わってきました。役者達が大熱演でした。勘九郎はもちろん、他も全員すごかったです。

今回はよそ見のできない一時間でした。他にも印象に残ったところ、おもしろかったところもあったけど、最後の四三の謝罪に全部もっていかれてしまった。
これまでわりと毎回上昇傾向で終わっていたドラマだったので、今回は胸にズドンときました。

    いいね!(5)
名前無し

日本人初めてのオリンピック。
右も左もわからず、世界の競技スポーツレベルがどんなものかもほとんど知らず、はるばるスックホルムまでいろんな困難を経ながら訪ねて行った彼ら。
開会までの待機期間も、いろんなカルチャーショックや慣れない地での不具合などどれほどあっただろうか。
ドラマを通じて、そんなことどもをつくづくと考えさせられた。

今回は、さまざまな場面が胸熱だった。
たった5人の選手団で入場行進に臨む。現存する写真も見切れていてまともに写っていない。でも、日本人は、こうしてオリンピックの歴史に一歩を刻んだ。

そして、いよいよ競技。三島の、日本人の肉体の限界、世界の壁の途方もない高さを即座に悟り、無念の思いを秘めつつも、自分を何とか保ちながら競技に鷹揚に当たろうとする頼もしさと哀しさ。
惨敗の後に欠場を決意し、四三が万感の思いで「楽しかったですか?」と聞くと、「うん」と答えるその笑顔に、ちょっと涙がにじんだ。
本当は、あのころは、国際競技で「自分が楽しむ」なんて概念はなく(それはごく近年のことだ)、ましてや国がかりの選手団ともなれば、「国の威信をかけて」「日本国のために」という気持ちがまず先に立っていて、負けて「楽しい」などと口にすることはなかったろうと思うが、そこに救いを与える脚本の優しさを感じて、何かうれしかった。

次は、いよいよ四三の番だ。

    いいね!(5)
名前無し

結婚を雑に扱っているとは思えません。むしろとても大事にしていると思います。それが創作でも、実在の人をおとしめるような描かれ方は今のところ無いように思います。
私は今やっている朝ドラも見ていますが、朝ドラも大河も期間が長いので主役のロマンスってとっても大事なんです。「まんぷく」は主役夫婦のロマンスがうまく描かれず、絆の弱い夫婦になってしまいました。再放送されている「あさが来た」は主役夫婦がとても上手に描かれていて人気の源になりました。大河もある程度のロマンスが必要で、戦国時代なら正室側室役は重要ですし、直虎と政次のように恋愛を越えた感情がヒットしたものも。今作の四三とスヤは幼少期からの知り合いという設定にして、今回のスヤの婚礼で二人共にかなり強い恋愛感情があることが提示されました。これはこのドラマを引っ張る大きな糸になると思います。これからが楽しみです。

    いいね!(5)
名前無し

あんまり面白くないです。

    いいね!(5)
名前無し

ストーリー自体はとても感動する。

熊本の田原坂近くの田舎から、スヤが半ば身を売るような見合い結婚で玉名一の庄屋から田畑を買ってもらう、あるいは全国の高等師範学校(師範学校、高等師範学校や軍の学校は学費無料で貧しく学業優秀で進学する者が多かった)からの寄付金で、金栗のストックホルム行きの金を工面して東京高師の寮生や可児らが壮行会をし、兄の実次が激励して金栗が懸命に答える場面なんか感激する。新橋駅で泣きながら弥彦を激励する華族の母・和歌子(白石加代子好演)もいい。

なのに何でこの脚本家は滑ったくだらない笑いを取ろうとするのか。相変わらず。
肥後手毬歌のパロディから、小梅と金栗が「あんたどこさ」「肥後さ」「肥後どこさ」「熊本さ」とやるのは遊び心で面白い。

だが、庄屋の池辺家で母親の幾江がストックホルムを「スト、スト、ストリップ?」。
終戦直後に流行り出したストリップも戦前は浅草でやってたみたいだが、玉名の年配の女性が「ストリップ」とはいかにも笑いを取ろうというのが露骨。可児と永井が洋行に参加させてもらえない愚痴を宿舎で言ってると実次が教授と助教授を守衛呼ばわりとか。

最後に新聞に載った金栗の国威発揚の言葉を新聞記者が勝手に作文したようにしたのは、メディアへの批判か?
純粋にスポーツを愛する若者を国家の威信駆り立てた将来のベルリンオリンピックや後の東京オリンピック後の円谷幸吉の自殺に結び付けようとでもしてるのか。もし、そうなら策士策に溺れる。そういうのはその時代の描写ですれば良く、明治45年から変な伏線ははるな。
第一、金栗が今だと大学生の立場で体は強健でも精神はひ弱で線の細い人物に見える。明治日本の男子っぽくない。

以上で星1は変わらず。

    いいね!(5)

スポンサーリンク