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もし再婚にまつわる女性たちの心の動きだとか、夫を亡くしてからのこととか、興味なくてサクッと勧めたいなら、初婚にすれば問題なかったのに。別に夫と死別するシーンを長々と見たいわけではないけれど、死別とか、重たい話を軽く描きすぎて違和感は残る。いっそ仲の悪いひどい夫で、姑さんも息子ながら手を焼いていて、尽くしてくれた嫁に感謝していたみたいな話なら理解できたかもしれない。
クドカンが浅い人だというのはよく判った。
大河ドラマに『浅が来た』。
私は「いだてん」がホームドラマじゃなくてもいいので、クドカンらしく話を進めてくれればいいです。
嘉納校長が「靴を脱いで足を見せなさい。」と言ったシーンが良かった。
四三さんの海岸での練習を見ているカットはなかったけど、ちゃんと見ていたんだなと思った。
素足で相手の足元をも意識しながら技を掛け合う、柔道家ならではの着眼点だ。
浜名湾での遠泳は、地域は違うけれど、祖父がしていたと子どもの頃に聞いたのを思いだす。
水辺の大人数でのロケは、実際の泳ぎの練習やら段取りやらで準備も含めて大変だろう。
そして八百庄のまーちゃんが物語にどう絡んでくるのかが楽しみだ。
石野卓球さんが、ピエール瀧さんと肩を組んでいる、ふたりの満面笑顔の写真をアップした。
久しぶりに瀧さんと会ってとても笑った、ということだった。
電気グルーヴファンの人たちにとっては嬉しい写真、嬉しいコメントだろうけど、ファンではない私は、大河ドラマ関係者の混乱や疲労などを意に介していないような明るい写真に戸惑った。
一生暗く、うなだれていてほしいのではないけど、被害を受けたドラマがまだ放送中だということには配慮してほしかった。
スヤとの結婚話を不快に思っている人が多くてビックリ(゚o゚)/
そんなに変な話でもなかった、というより、ヘンな話だけどドラマ的には普通な感じで見てたので。
ここまでキャラ設定がしっかりしてて、それから逸脱するような感じでもなかったけどな。まあ好みはあるだろうけども。
私はいい話だと思った。べつに亡くなった夫をことさらないがしろにしているとも思いませんでした。スヤが新婚初夜に「この部屋で夫を看取った」と言ったのもスヤらしい。
死と生が隣り合わせというのはこの時代ならではかな。四三の子供時代も、死にかけた父の寝床の襖一枚隔てた部屋で赤ん坊が生まれてたけど、家には死と生があり、人生の中に当たり前に死と生があった時代です。
逮捕されたP・Tにファンが「めげるなよ」と声をかけた。??? あっち側の人たちなのだろう。気持ち悪いな。
他のスタッフたちを励ましたいとは思うけどね(-_-;)。
>視聴率考えれば、ベッキーに金髪にしてもらうのが一番いいかも。
ローラがいるだろ、ローラが。「オッケ~♪」とか言わせたら「あまちゃん」ギャグっぽくて面白い。
ベッキーが「サンキュー、センテンススプリング」じみたこととか言ったら私なら完全にドン引き。受ける人だけ大笑いの凍り付いた笑いしかない。
熊本の人々を落語テイストで書き過ぎ。それしか書けない
んだろうが。
大森さんか三谷さんなら良かったなー。
ヒェー〰《*≧∀≦》
勘九郎さん 綾瀬さん 笑える笑える ヘ(≧▽≦ヘ)♪
新しいキャストの方々も発表に成って ますます楽しみですね♪
三浦貴大さん 久々の大河 どうですか?
最近の活躍も拝見してますが やはり大河ドラマは 役者に成ったらば1つでも多く出たいドラマですよね
本当 これからも頑張って下さい☆♪応援してます
次又新しいキャストの方を加えるときに 岡田健史さんの起用を
考えて見て欲しいかなぁ➰♪
これこら先熱く成って来ますが 勘九郎さん お身体には気を付けて 走って倒れないように
余談ですが あのCM 素敵ですよ☆ 衣装のカラフルさと 今の体脂肪が無くなった感の眼力に
ワァオO(≧∇≦)Oかっこいい!って 見いってしまいます☆♪
大森さんか…朝ドラの話になっちゃうけど、てるてる家族は面白かったが現行のはちょっとどうなのよって感じだ。
三谷さんも、真田丸には「うーん、これは…」と思うところも多かった。
誰が書いても難しいだろうし、いだてんのテーマは。
マッサン以来のシャーロットさん
引き続き シャーロットさんの出演や 他番組での活躍を楽しみにしています♪
ドラマ10や 深夜放送のドラマ 等々 楽しみに待ってます
大森寿美男氏の風林火山には井上靖のしっかりとした原作があり、そこに大森氏の遊びやオリジナリティを絡めることができたが、あれがまるっきり大森氏のオリジナルだったらどういうことになっていただろうと思わないでもない。
三谷氏は、NHKが原稿にガンガン横槍を入れることのできた新選組のときより、三谷氏が大物になってしまったことによってNHKが遠慮がちになった真田丸の方が、やはり作品に緩みが目立った。
大竹しのぶが三谷氏の`宇宙映画´に出たときに「なんの意味もない作品」とバッサリ斬り捨てたのも記憶に新しい。
大河を書く脚本家を探すのも大変だな。
ピエール瀧の音楽活動など一切興味が無かったので、俳優活動しか知らなかった。「へー、歌手もやってたんだ!」といった感じ。薬の力を借りてやっていたことなど偽りの才能でしかないだろうけど。
播磨屋の代役を立てるのもどうかと思う。どうせ撮り直さなければならないのなら、急死したことにでもすればいい。NHKはDVDでも稼ぎたいから、無理してでもこういうことをするのだろうけど。
代役を立てないとストーリーが破綻するんだろうと思うよ。
多分。
代役を立てることで被害が最小限に抑えられるのでは。
急死させてしまうと、もっと先の話を書き直し、足袋屋に無関係な他のシーンも取り直しになるのだろう。
実在の金栗四三氏はマラソン選手だけでなく、東京高等師範卒業後にスヤと結婚してから東京府立女子師範(今の東京学芸大学の一部)の地理の教員もやる文武両道の人物だった。
「いだてん」でも旧制高校ナンバースクール以上の難関と言われた海軍兵学校に落ち東京高師に入学してるから両校とも学費が無料の学校であると同時に難関校のインテリが行く学校だった訳である。私の近親者も海軍兵学校が駄目で岡山の旧制六高に進み東京帝国大学を卒業している。
金栗はスヤにも弥彦にも一方で理知的に物を語れる知性的な描写もありながら、実次から「学校部屋じゃあ!」と言われ、あたふたと逃げ回ったり奇声を発したり幼児に「浣腸」ごっこをされたりという描写があり既に20歳を超える成人になりながら、質実剛健の肉体鍛錬のための冷水浴と言うより全裸姿をスヤに見られ焦ったりするところはただの筋肉バカの幼稚な男に見えてしまう。
シベリア鉄道でのインタビューを記者に捏造されるのもメディアの後の戦意高揚等に利用された煽り行為の風刺よりも、まともにインタビューにも答えられない若者の印象の方が強くなる。ストックホルムでも当時が会話力より暗記重視の英語教育だったことを差し引いても今の新制中学2年生程度の片言英語でしか話もできない(「ごちそうさん」のめ以子の子供の菅田将暉、高畑充希、「花子とアン」のともさかりえの英語科の日本人教師、「まんぷく」の安藤サクラ等、皆流暢に英語で欧米人と話している。菅田の役は京都帝大生だから割り引く必要はあるが)。
実在のインテリの金栗氏とはかけ離れたようなちょっとおつむの足りない人物に描かれてる気がするのは非常に残念である。「あまちゃん」の天野アキはのんの魅力でああいう抜けたキャラでも好感が持てたに過ぎない。
四三くん、そんなに頭が弱いような印象は受けないよ。
肥後もっこすだなあ、と感じるときはある。
まんぷくの福ちゃんが英語を話せたから四三も話せるだろうと言われても、そもそも福ちゃんのキャラ設定はかなりアヤシい。
そういう立脚点でよいなら、堺雅人が演じた「官僚たちの夏」の東大出身の通産省官僚は、英語の読み書きはできるが会話はできなかった。
まあ、なんでもいいけど。
四三さん、鉄道でヨーロッパまで旅をしていた時、日記を書いていた内容はかなり辛辣で弁が立って、インテリっぽかった。あの日記、ふだんの言動とのギャップがすごくて驚いた。日頃の周囲の人との会話内容は車屋さんとか足袋屋さんと同じ感じ。
JAPANじゃなくNIPPONを使用したいと主張した理由もイマイチ稚拙でもっとその奥に深みがあればと残念だった。
同じ局の「百分で名著」の夏目漱石の作品を紹介しているのを少し前に聞いていたら、インテリの話し方ってかなり特徴があって、一般の人とやっぱり違うなーと思いました。
四三さんは九州の言葉なのですが、日頃、学生や先生たちと議論したり、寮生活をしているのですから、せめて語彙の選び方とか、何か普通の人と違う、聡明な学生らしさを演出すればいいのにと思います。
あの研究熱心な鍛錬の記録、反省や改善点のコメントなど、書くものはそれなりに学生らしいのに、ふだんの話し方があまり知的な人には見えないなと感じます。
>英語の読み書きはできるが会話はできなかった。
旧制高校の同窓会に行く人にお付きで出たことがあるが皆さん帝国大学に進んでおられ、確かに流暢な英会話はできないが落ち着いた知性的な雰囲気でおバカキャラはいなかった。在学中は哲学書を読んだり文学書に親しんだろしたそうだ。
林芙実子の「放浪記」を読むと女学校卒の女性の知力は今の並みの大学生を超える。その女学校(女子師範)の教員をやる人間が「学校部屋じゃあ!」「うひゃあ~!」はないだろう。
森本敏氏曰く「今の大学生の知力は総じて旧制高校生以下だ」。
単に英会話がどうこうと言う問題ではない。
笑顔で写真! 卓球とP・T、友情だねえ。
『いだてん』に近い時代のシャーロック・ホームズ『ぶな屋敷』思い出した。いろいろ知られ過ぎてるので、使用人を解雇できないという悪党が登場。
なんで思い出したかな~あ。不思議だわ。
シャーロック・ホームズはスポーツ万能で柔道にも精通しボクシングの名手の悪党インテリのモリアティ教授をライヘンバッハの滝から突き落とされるのを身をかわし助かります。バイオリンも得意で化学に精通しているマルチな人でしたね。
そんな痛快な小説を書いていたコナン・ドイルが息子二人を第一次大戦でドイツ軍の戦闘で失い晩年はオカルトにどんどんのめり込んでいくのは身につまされます。似てるのにマーク・トゥウェインがいて妻と娘を亡くしうつ病になり苦しみます。
幾江は息子をスヤは見合いとはいえ夫を亡くしましたが、この時代でも人の死はそれほど辛く重いものだと言うことが自分も歳を重ね分かるようになってきました。
しかし、何で石野卓球さんと足袋屋さんの話題に?
すいません……卓球はスポーツつながりで。
「分かる人には分かる」「理解力」とよくここで言われます。
フェデリコ・フェリーニ「道」やオーソン・ウェルズ「市民ケーン」を例に出す人がいて映画好きの方も多いのかなと思いますが、アカデミー外国語映画賞も獲ったイングマル・ベルイマン「第七の封印」なんか(「処女の泉」も)で「俺はインテリ」と悦に入り、「逢引き」「我が谷は緑なりき」「チャップリンの街の灯」あたりは大衆向けと自惚れるなら違うと思います。
2019-04-26 18:11:01 です。
2019-04-26 18:28:59 さんへ。
ユーモアセンス、ウィットのある方なんですね。とても素敵なことだし、私はその辺が足りないので見習いたいと思います。ありがとうございました。
四三さんも漫画の主人公みたいな口調ですけれど、嘉納治五郎先生も話し方がすごく軽くて、おちゃらけた印象。
昔の人らしい言葉とか、言い回しとか、当時の人らしいものがあまり感じられなくて、ほとんど現代の普通のおじさんみたい。俳優さんはすごくいいのに、重厚感とか深みとかがないみたいで、ちょっとそこは残念。
史実に沿って忠実に描いたものでは無い。あくまでも当時の人物を登場させた「創作ドラマ」なのだから、「史実の金栗は違う」などということ自体がそもそもの間違いだろう。今までの大河ドラマでも同じ人物が脚本家によって様々な描き方をされてきたが、それに一々ケチをつけていたら始まらない。
>「史実の金栗は違う」などということ自体がそもそもの間違いだろう。
論点がずれてますが。史実通り描けとは誰も言ってませんよ。他の女性と思われる方の意見複数は金栗の結婚は史実通りにした方がすっきりした展開になったのではないか、と言う個人の感想。これを良くない、と否定することはできません。規約に反さずに自由に感想を書くところですから・
私のは東京高師を卒業し多くの仲間が旧制中学教師に赴任するという描写があった。史実の金栗氏も女子師範の地理の教員になっている、と言うのは補足に過ぎません。。高等教育を受け旧制中学や女学校の生徒を教える教員養成の場の東京高師の卒業生にしては言動が幼い、というものです。
誰が「史実の金栗は違う」からこの作品がおかしいと言いましたか。自分の憶測で相手に対し「間違いとかケチをつける」という人格批判の表現は厳に慎まれるべきだろう。ここは絶賛サイトでない。
05:26:30の方に深く納得 目から鱗たあ、このことか❗いっそ仲の悪い酷い夫で、息子ながら手をやいてて、でもスエも幾江も尽くしてたらねえ✌ですね?重行が良さげな人だし、からだ弱く影薄く。健康で活発なスエがオリムピックだか走る四三だかに夢中でも微笑ましげに見ている若旦なので気の毒過ぎたのです。早世しちゃったのも可哀想だし。いっそこの若旦が飲む打つ買う、妾を何人も囲ってたらね。あいわかったぞ!脳内変換して、この先のドラマを楽しむことにした。
Nhkの民営化はいつするのだろう。
税金運営の公立病院が統合と廃業してます。
Nhkも大赤字経営が続いてるのに職員の年収が1700万と高い。
受信料と税金でNHKは贅沢してるのにいだてんの様に、駄目作品
を作って視聴率最悪なのに放送してる。
受信料拒否をたくさんの人がしたいのにもはや強制のように
訪問して家を回ってる。凄い悪徳訪問販売の人みたいに。
いだてんは大河ドラマの作品では最悪。
綾瀬はるかも写真集出しても売り上げってないくらい人気ない。
事務所のゴリ押し人気。残念なのがビートたけしさんの活舌が悪く
セリフが聞き取りにくいこと。芸能界の引き際って大切。
ビートさんはお笑い芸人だから、別に俳優しなくていいと思う。
俳優とか女優って山の様にいて座席の奪い合いだから
演技力劣ってたら変わりは幾らでもいるし。
いだてんは東京オリンピックに向けての景気アップ願うための作品
だったかもしれないが景気と消費力を下げるようなつまらない
作品で面白くない。
滑舌が悪い悪いと言うが、演技や発声の勉強不足なら批判すればいいが、加齢や障害が原因なら批判したって仕方がない。本人が一番悔しい思いをしてると思う。
字幕だって出せるし、まったく聞き取れないわけでは無いでしょう。
桂歌丸さんはご高齢の上に、ご病気で酸素吸入されながらも舞台をつとめられていましたが、滑舌明瞭、気迫が感じられました。
滑舌が悪くても愛嬌があればいいとか、よほどご贔屓の方々がそう思うのは自由ですが、ドラマという架空の世界では、見る側、みんな初めて見るわけで、愛着を持つところまでいってませんから、やっぱりプロとして話芸をしっかり見せて、気迫のある噺を披露してもらいたいなと思います。
滑舌の話で比較対象に挙げられても歌丸さんはお喜びにはならないのでは。
私は最近、どのドラマも字幕表示で視聴しています。理解力に自信がないので。
「滑舌の悪い噺家」という役ならいいけど、噺家という役であるなら、役作りとして、聞き取れるように話すのは、普通に必要なことというか。それがもし無理なら、ミスキャストになってしまうのかなと。
歌丸師匠は、最後まで人々に感動を与えられたこと、誇りに思っておられるんじゃないでしょうか。どう思っておられるにせよ、そのように振る舞われたという事実があります。すごい方だと思います。
私はタケシ、全然悪くないと思う。もうタケシ以外の誰がやってもおもしろくない。映画とかの大物ぶったタケシは苦手だけど、この役は一昔前の小もの感のあるタケシらしくて好き。五りんに語るとこなんか愛嬌があってかわいい。かわいいじいさんできる役者も減ったなあ。
歌手が俳優するのもアリなら、本職の落語家さんが落語家を演じるっていうのもアリだと思うので、もし、本職の落語家さんが出演されていたらどうかなと思う。
「昭和元禄落語心中」では落語家さんも出演されていて、やっぱり、すごい存在感だったし、愛嬌もあり、後輩の落語家を指導する時のちょっとした言葉遣いとか、本当に魅力的だった。
今回、落語家の役を全部、落語家さんがやっていたら、もしかしたら、印象が変わったのかなと思う。
忙しい落語家さんなら大河ドラマの長丁場に拘束されるのをいやがるかもしれないし、脇役やチョイ役ならともかく主役級の大役となれば二の足を踏む落語家さんもいるだろうし、そんなに簡単なことではないのでは?
孝蔵が『付き馬(付け馬)』をやりましたが、これは借金取りが相手の
家まで付いて来て取り立てる意味、主に遊郭にいた店員さんの俗称。
別名『早桶屋(はやおけや)』とも言いまして、ある男が吉原の店の
前で叔母さんに頼まれて借金回収に来たが明日にしてくれと言われ
困っている。見かねた妓夫(遊郭の店員)が自店に交渉し一泊分の
遊戯代を立て替える。
次の日になってもまた違う店に行き立て替えと、最後に叔父さんの店
と言い桶屋に入って『時そば』よろしく、さも借金返済を頼むような
会話を店主と大声と小声の使い分けで演じてみせて男は消える。
その時、桶屋は大きな棺おけを拵えるように頼まれており桶を作り
妓夫に見せる。
驚いた妓夫が桶屋に経緯を話すと桶屋は桶代だけでも出してくれと言う
しかし妓夫も騙されてお金を持ってないと答えると桶屋が自店の職人に
「おい、廓内(なか)まで付き馬に行け」
これはミイラ取りがミイラになる噺で、志ん生が得意とした演目。
志ん生の落語に焦がれた孝蔵が旅の師匠小円朝に反抗して演じるも
力不足を眼力のある子ども(ちーちゃん)に見破られる。
この落語噺は、借金返済と兼ねて見合いの席に連れ出された四三とも
重なる部分を感じた。
まるで騙されたように話を勧められ戸惑う四三に、大きな声で
高砂を がなる兄実次。
(桶屋に大声で話したり、時そばの金勘定をごまかすような様子)
本質を見据え筋を通そうとする桶屋のような幾江のどっしり構えた態度
堅物四三には、昔から感じていたスエの愛情を確かめる余裕も無く。
仏間への籠りや最後まで夫を看取ったスエの嫁としての強い気持ちを
二人一緒に寝るうちにヒシヒシと心に刻むに至り。
スエも又、次期オリムピックまで走る事を辞めない四三の決意を知る。
付け馬には別の意もあり、遠征レースの際に馬が寂しがらないように
帯同馬を付ける。
これを競馬業界では「つけうま」と呼ぶようだ。
四三のこれからの人生は、一人で走る訳ではない たとえ離れていても
最後にスエさんと同時に行った水浴びの「ひゃーっ」の弾ける笑顔。
素晴らしい「つけうま」を得たとも言えるのではないかと思った。
↑凄いぞー。鳥肌。
「付き馬」を挟んで落語家と金栗さんをダブらせるって、かなり無理があるように思ってしまうけれど。
落語家の演じる落語がそもそも下手設定。だから何言ってるのかも、不明瞭でおもしろくないのに。真面目人間の金栗さんと、吉原で遊んで借金踏み倒す口八丁手八丁の男が重なるなんて。
オリンピックでも、落語家が走ってる派手なCGが、金栗さんが命がけでフラフラになって走ってるところに、無理に割り込んで、せっかくの激走をぶち壊したけど、あれと一緒で、ちっとも重ならないものをダブらせて。一体どうしちゃったのかな。そんな小細工しないで、本筋を堂々とおもしろく描き切ってもらいたいと思うけど。
14:19:57さん。
どうして自分のことを言われていると思うんだい?
>どうして自分のことを言われていると思うんだい?
映画や演劇や文学作品等の引用が多い(昨日も含め)のと昨夜書いた2019-04-26 17:52:26の投稿等を指してるのは流れから明らかでしょう。
四三くんは権威を傘に着ない感じが好きです。
虎の威を借りないんですよね。
上から目線じゃないところがいいなと思います。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と言いますが、
真に賢い人はそんな感じですよね。
無粋だねえ。おっといけねえや。
「無粋」が人情の機微を解さぬことと言うなら「いだてん」にそのような描写が寒い笑いを中心に散見されるのは残念。受けてるのは作り手と一部の人のみ。
もちろん、亡くなったラザロ選手を国境を超えて多くの国の選手が墓標に祈りをささげる場面もあったけれどね。
ファンもアンチも中立も、その強度も理由も様々ですが、明日は新しい足袋屋さんが出る日です(本人ツイッターでも告知)。
ゴールデンウィーク中は見る人が少ないと某所で書かれてましたが、ここに熱心に書き込む人は三宅弘城さんの足袋屋さんを見たいのではないでしょうか。年齢は前の足袋屋さんとほぼ同じ。子供向け番組にも出ててコミカルな印象が個人的にはあります。
どうせなら出番を多くしてほしいですね。
日本に於けるスポーツ史と落語を併せて学べるので楽しい。
志ん生が指で目を吊り上げたときのカットが短めで、すぐ次の場面に移る見せ方なんか好き。
激しい気性で理不尽ながら家を守ろうと苦労する幾江が、心の広く優しいスヤと暮らせて幸せだろうなという感想です。承知出来ない方は読まれないことをおすすめします。
「重行さんが亡くなったばかりで気持ちが追いつかない」というスヤに対して、
「気持ちのことなど、後でどうにでもなる」と言い、結婚と四三の養子縁組みを強引に進めようとする幾江。
しかし、見合いまでスヤは何故実家に出戻って居たのだろう。たすき掛けで鍋を洗っているのは、以前のような自転車に乗ったお嬢様でも、奥様の姿でもない。裕福だったはずの医者の春野家の家族構成などは不明だが、スヤの出戻りは歓迎されたのだろうか。
幾江も未亡人になった嫁だが、重行の母だから女主人として池部家を継いでいる。しかし、子を作る間も無く重行が逝ってしまったスヤは実家に戻っている。スヤの素直な性格から、幾江がそのまま居ろと言えば、自らは実家に戻らなかっただろう。
幾江は「スヤは重行が亡くなりここに居る理由がなくなったから実家に帰った」という。次の跡取りを探し池部家を続けるために、スヤは居ない方がいいと考え、帰したのではないか。
しかも帰った後のスヤがどう生きるのかには何の配慮もなく。むしろ「おるは死のうとしてるのに、この人は生きようとしてる」というのだから、スヤの生きる気がなくなってないことを不思議にすら思っている。スヤを実家に帰せば、不遇になるかもしれないことにもかまわず、「ここに居る理由がなくなった」として、スヤは早々と池部家の外にだされた。
そうはしてはみたものの、跡取りも決まらず、重行が亡くなって日も浅いのに、使用人に気遣われることもなく、幾江は広い屋敷に一人居る孤独に耐えられなくなる。フラフラとスヤのところに行き、唐突に「初めて気がついた、おるはこの人が好きだ。スヤが好きだ」と語る。
スヤを実家にたずねたあと早速、スヤが戻るように四三を養子にする話を仕立てた。勘の強い幾江は、当然以前から、スヤと四三の関係は気にしてただろう。
スヤと重行の縁談は、四三が海軍兵学校を落ちた頃には始まっていた。約三年後スヤが四三のオリムピック参加費の工面に「池部さんに行きましょう」と言った時、父の春野医師は「よいのか」と聞いている。
重行は金を工面出来ないと断ったが、幾江はスヤさんの願いは断れないとわざわざ言って恩を着せ、「田んぼは買うが、只で貸すから今まで通りの暮らしができる」と、ものわかりよさそうに実次に金の工面をしてやった。
スヤが動いたのは四三のためということは、幾江も当然知っていた。しかし、そんなことはかまわずに、それまで長い間進まなかった縁談がすぐにまとまり嫁入りとなった。
にもかかわらず、重行が亡くなると、実次は慌てて必死に四三の養子話を進めようとする。養子にいかなければ、金栗家は破産だという。少し話が違ってきている。田んぼは只で使えるのではないのか。見合いの席では、幾江も田畑を買ったことが大事だと明け透けに金の話をして、四三を脅した。
四三の様子を見て、スヤは「金栗さんにも迷惑がかかります」と、「なかった話にしてください」と言って部屋を出る。幾江はたまがって、スヤに聞こえるように「スヤが好きだ。スヤなしでは生きられない」と人の良いスヤの情に訴える。スヤは絆され、戻ってきて、泣きながら幾江に抱きつく。
家の継続と関連して、話は錯綜しているが。おそらく、家と商売を続けるために「池部家に居る理由がなくなった」スヤは実家に帰された。にもかかわらず、死にたくなるほどの孤独を感じると、スヤの実家までフラフラ行き、「初めて気がついた、こん人が好きだ。家も商売も構わない。理屈じゃない。この人と暮らしたい。今後生きていくなら、こん人のためだ。」わけのわからない話で大混乱しながらも、スヤと暮らしたいという欲ははっきりと主張する幾江の情念。
池部家の重行に嫁いでのち、スヤは、幾江とどんな暮らしをしていたのだろう。
祝言の次の朝、幾江は「顔を洗っている間、嫁がたらいに水を入れて、そばで持っているのが家の仕来たりだ」とスヤにいう。簡単なことだろうか。毎朝、気まぐれな幾江が目覚める前に身繕いを済ませていなくてはならない。気に触ることがあれば、直ぐに激昂するスヤだ。毎朝仕来たりを果たしていたとしたら、スヤはとてもよくできた嫁だ。
四三に送ってくれと、実次の家に鯛を持参した時には、届くまで2週間かかるので送るのは無理と実次に断られる。「それでは、お義母さんに怒られます」とスヤは言う。幾江が鯛を送ってやれと言ったのなら、幾江は鯛は四三のいるストックホルムまでもつと思っていたのか。無理を言い、できなければ怒る。幾江の考えは理不尽だ。
しかし、スヤはめでたい鯛を食べ皆で応援しようと、宴会を準備する。重行は、「母さんには、説明してやるから」と言ったものの、帰ることなくスヤと一緒に金栗家で応援に加わった。
実次と会話し、四三が自分と同じ身体の弱い子供だったことを確認してた。少し四三に共感もしただろう。四三がその後努力をして丈夫になったことは、羨ましかったのかもしれない。しかし、丈夫なスヤを嫁にもらえたことを話す時は自慢げにも見え嬉しそうだった。
幾江がスヤを好きなのは、自分の理不尽な要求を聞き、何も気にならないかのように、素直に優しく応えてくれる唯一の存在だからだろう。幾江の最も恐れてることはスヤを失い再び孤独になることだ。
幾江は「四三は好かない。スヤさえ居てくれれば構わない。四三との話は破談にし、跡取りを他に探す」という。その時だけスヤは、「四三さんとの話だから、謹んで、お受けしました。そうでなければ、こん話しまいです」と幾江の気に入らない応えをした。それに対して幾江は「すいとっと」とスヤには答えにくいだろうと思われる問いを敢えて返した。スヤは微かに顔を動かしたが無言。あの気性の激しい幾江も、問いただすことなく、諦めた表情を浮かべたように見えた。
初夜に、四三が、「何はさておき、オリムピックです。」というと、「だったら、私は何はさておきお義母さんです。恩返しをしたいのです。」とスヤは応える。
オリムピックでメダルを目指し一日もおろそかにせず精進しようと鬼気迫る鍛練を重ねる四三と、同じ勢いで精進してお義母さんに恩を返そうというのだから凄い。幾江も幸せ者だと思う。
でも、その嫁ができすぎて、当たる隙すらないのが気にいらないのか、四三の手紙が気に入らないと、実次のところに怒鳴り込み、殴りつける幾江。それは八つ当たりのように見える。しかし、それもスヤにかかっては、オリムピックまでの辛抱ですと、なだめられてしまった。幾江は面白くないだろう。でも、幾江は幸せ者だと思う。
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