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2020年はアガサ・クリスティーの生誕130年を迎える。
節目の年に、彼女が生み出した大人気シリーズ『名探偵ポワロ』ハイビジョンリマスター版の第1シーズンから第6シーズン(全45回)を放送。
「エッジウウェア卿の死」で、ユスティノフがポワロ役のとき、スーシェはジャップ警部役をやっていたんだね。
アガサクリスティーの作品は毒親や児童虐待や民族差別やジェンダー差別がよく織り込まれていて、クリスティのそういった核に対する怒りがよく伝わってくる。
作品自体は古いものでもそうした人間の闇は変わらないどころかますます色濃くなっているのだから今見るべきミステリーなのだと思う。
3回連続の「無実はさいなむ」を見ましたが、最後にもちろん犯人もわかりましたし、制裁が加えられたんですが、なんかスッキリしなくて、モヤモヤがずっとある感じ。
やっぱり名探偵ポワロが登場して、何が起きたのか、一体どういうことだったのか、出来事の輪郭をはっきり示して、決着をつけてくれないと物足りないということを痛感しました。
事件の背景が重く暗いというのもあるけれど、最後に、お開きですよ、というシメみたいなのがほしい。そうでないと、何か終わったような気がしなくて、暗い空の下、湖のほとりに怨恨が未来永劫、漂い続けるみたいな不気味さがあって、視聴後のキレ味が悪いなあということを思ったりしました。
ドラマ化されてないと思いますが、
茶色の服の男は
探偵出てこなくても面白かったですよ。
私は、無実はさいなむも、好きなので、
好みはちがうのでしょうけど。
病院に収容されていた人が実は物理学者で、信頼できる人だとわかった瞬間は、テンションが上がりました。やはりストーリーが面白いです。
絵面が馴染めないし主演も知らない人でした。
物語は探偵ものですがいまひとつ感触がありませんでした。
無実はさいなむの歪んだ家族関係は、一般人が金銭目的に道を踏み外すパターンじゃなく、いろいろ悪意が渦巻いていて、怖かった。
ジャップ警部が二万ポンドもあれば、
引退して南フランスに行くと言ったら、
ポワロさんが即座に、ノン!
食事が合いません!
ジャップ警部はイギリス料理が
好きなんですよね(^^;)
ポワロさんとジャップ警部の
組み合わせがやっぱりいいですね〜。
「犯人は最初に登場する」「犯人はポワロの傍らにいる」「犯人はもっとも犯人らしくない人物である」このアガサの3原則を地で行く作品である。人間関係が複雑でミスリードネタが多く、いい意味で視聴者泣かせの物語だ。そして、犯人の手記をもとに進行するというこれまでにはなかった手法になっている。
ポワロは引退し、キングズ・アボット村に居を構えた。川に石橋が架かっている風景は、スタイルズ・セントメリーで戦時訓練をして歌を歌いながら行進していた橋に似ていた。そう思い「スタイルズ荘の怪事件」を見直してみたが、少々形が違う橋だった。同じ場所での撮影でないことがわかった。
およそガーデニングなど縁のなかったポワロだが、巨大に育たなかったトウガンに対してムキになって「殺してやる」怒っていたのを見て、引退しても拘りのあるポワロは健在だと思い笑えた。
例のごとくアクロイド殺しにかかわる人物が次々に現れる。その中でもドロシーの死は本当に自殺?ということと、ラルフと女性(壁の陰で姿が見えない)の遺産相続の会話を立ち聞きするキャロラインの「フローラでもおかしいわよね」「フローラが別人だともっとおかしいわ」というセリフが気になった。視聴者に「どういうこと?」と疑問を抱かせるシーンやセリフの挿入はうまいと思った。
アクロイドとドロシーが恋仲であり、ドロシーが犯行に及んだ亡き暴力夫殺しを誰かに嗅ぎつけられゆすられていたと告白したことが、アクロイドの命を縮める原因だったのかと感じた。フローラのパーカーに対しての「おじさまは今夜は邪魔しないでほしいと言っている」は何か含んでいる感じがしたが、どのような経緯でここにいるのかはわからなかった。ドクター・シェパードが受け取った電話はパーカーでないとするとだれからか?この時点では謎だらけだと思った。犯人の足跡がはっきりつきすぎていることが作為的であったので、外からの侵入者ではなく、この夜アクロイド邸にいた人物が犯人であることが予想できた。フローラの証言が曖昧だったのは、アクロイドの死体を見つけたフローラが、ラルフが殺ったと思ってかばっていたのだろうとこの時点では思っていた。しかし実際は違っていた。
ポワロとジャップ警部との再会はおもしろかった。ハグしようとしてぎこちなく握手に変えたのは、友人だが心を許せるまでではなく、ライバル心を持っているということを印象付ける演出だったのではないかなと感じた。布の切れ端を見つけた2人を少し離れたところからパーカーがのぞく。パーカーも怪しいと臭わせる行動をする。本当に上手いつくりになっている。でも封筒が1通減っていることに気づいたパーカーも命を奪われる羽目になる。ということは、その場にいた人物が犯人だとわかり、真犯人が絞られる。
池の中の婚約指輪、小間使いのエプロン、観察眼の鋭いポワロの本領発揮だ。小間使いアーシュラの身元を調べ始めたが、この意図が見えなかった。ポワロの頭脳の行き先は及びもつかない。後々、ラルフとアーシュラが夫婦だとわかったとき、この2人は犯人ではないことを確信した。もちろんこの2人はパーカーの封筒紛失発言のときにはいなかった。
ポワロが「犯人は明日わかります」で関係者を帰したのは、逃がすという意味だったと後でわかった。ポワロの気配りにはいつも感心させられる。真犯人自らが、犯人の心情や行動を予想しながらおのずと自白に導く手順はお見事。だれがドクターに電話を掛けたのかもわかり「なるほど」と思った。瞬時の出演者にも役割を持たせていて、本当に凝ったつくりになっていた。そして、わかりやすい謎解きでスッキリした。妹のキャロラインが車にあったピストルを自分のバッグに忍ばせた。ドクターに渡すつもりだったわけだ。案の定ドクターは自ら命を絶った。これは妹の罪を犯した兄に対する温情と捉えたい。
今回の視聴で、「アクロイド殺し」は、小説のみならず、映像作品の中でも傑作中の傑作であることを確認できた。
見終わってからググったら、有名な作品らしいです。今回、初視聴で、最後まで犯人が分からず、本当に意外な人が犯人でした。
手記を読む形は珍しいんじゃないでしょうか。あの手記がポワロさんの書いた記録かと思っていて、少々混乱してしまいました。誰の視点で語られているのかも、この作品の発表当時、話題になったそうですね。
それにしても難しかったです。あの医師は穏やかな礼儀正しい人物に見えましたし、まさか人を脅して金を強請っていたとは思いませんでした。
事件よりも、ポワロさんが引退してガーデニングやってたことに驚いた。
ポワロさんの引退は、寂しい。あまりにも寂しい。
ロンドンのマンションを売らずに持っていたのは、まだ、探偵業への復帰もあり得るのかな。
ミスレモンとヘイスティングスはどうしちゃったんだろう。
アクロイド殺人事件より、ポワロさん引退事件の衝撃が大きすぎる。
アクロイド氏の家の執事が酒場でさんざん主人を罵っている姿や、現金を盗む娘、人の醜い裏側を見せつけられるシーンが多く、こういう事件に繰り返し接していると、ポワロ氏が引退して植物を相手に暮らしたくなる気持ちも理解できる気がする。
ポワロさんが育てていたのが冬瓜だったとは、びっくり。
最近冬瓜が個人的に気になっている私としてはすごく気になっちゃいました。
でも実際はペポカボチャというカボチャの一種という解釈もありました。
愛情込めて育てたのに大きく育たなくてまるで親不孝の子供みたいな冬瓜に当たり散らしていたシーンには笑いました。
最高です
作者が一番憎んでいたのがこの作品の犯人のような人物ではないだろうか?
悪人を懲らしめるという大義名分で悪事を続けていた。
それがばれそうになると人に罪をかぶせることを画策した憎むべき人物。
こっそりと行われる犯罪は細く長く続けられる。
だからこそ加害者には罪の意識は薄く、被害者にはそれが果てしなく続くと思われるからこそ、その悪事は露見する日を迎える。
その時が惨劇のきっかけとなるケースが多い。
悪人を懲らしめるという大義名分のもとに悪事を働いてきたものにとっては正しき自分の仮面をはがそうとする人間を消すことさえ正しい行為になってしまうのだろう。
正しさというものは時にこうして相対的なものになる。
誰かにとっての正しさは傍から見れば残虐非道にもなりうる。
国際ニュースを見ていても感じることだが・・・
アガサのように二つの大戦時代を自分の目で見つめ多くの人間の光と影を見てきた人だからこそ書けた作品だと思う。
最初のうち、医師は全く悪い人間には見えなかったね。
帰宅前、婚約を祝って挨拶する笑顔は穏やかで、善い人だと思っていたのに、あの挨拶は、帰宅を印象づけるためのアリバイ工作だったんだから、酷い話。
星の評価はあてにならない
ジェームズ医師が犯人なんですね。いろいろ愚痴をこぼしていましたが、夜中にたたき起こされて、診察に行くことや、患者さんをバカにしたような口ぶりで、呆れてしまいました。
人間の闇を暴いたクリスティの作品がこれほど愛されるのは、
描いた闇が本当にあるからだと思う。
黒い感情を懸命に隠して終わりを迎える人と、
悪をくじくという正当化の元に開放してしまった人物との間にはどれだけの差があるのか。
そばにいながら彼を誠実だと信じて疑わなかった彼女がとても気の毒だ。
主演が合ってない気がする。やはりデ・ニーロのような
カッコ良さがほしい。
ポワロは犯人との心理戦で追い詰めるようなことはしない。
ある意味紳士的なやり方なのかもしれない。
コロンボはよれよれのコート姿でにこにこしながら現れることで
犯人を油断させて一応話を聞いていったん帰るふりをして、
言忘れていましたと犯人の痛いところを突く問いかけをする。
犯人は自分の計画のほころびをばらされるのではないかと
常にびくついているそこをつくのがコロンボのやり方。
普通の人にはわからない、犯人の頭にしかないものを
コロンボは「私は知っている」と告げる。
それに対してポワロは最後まで手の内を明かさない。
犯人は最後まで自分が疑われていると気づかずに結末を迎えるのだ。
いやー、騙されたー!カーロッタが変装したのがジェーン!!ピンクのドレス着ていたのがカーロッタ!!
あんなに綺麗な女優さんに化けて、全くバレないなんて想像もしなかったなー。
至近距離でディナーだし、時間もかかってるし、こちらが本人だと思い込んでしまった。
ただ騙されたけれど、すごいドンデン返しで、思いがけない結末が面白かった。
ああいうお顔立ちの方は結構若い時に文句なしのイケメンである場合が多いんですよ。
きっとポワロを演じたデービットスーシェ氏もそうだろうと
検索したところやはりお目目パッチリの素晴らしいイケメンでした💛
ポワロさんは引退を撤回して探偵事務所を
また始めるんですね。ヤッター❣
ミスレモンは今回も活躍してくれました!
ヘイスティングスも戻って来てくれて、
重要なヒントをくれました!
南米では大変だったみたいですが、
ベラと結婚して幸せなんですね。
まだまだ、3人で続けてほしいです!
カーロッタの声、野沢雅子さんだったことがうれしい驚きだった。
このシリーズでは、舞台演劇が挿入されることがしばしばある。ここでは冒頭にシェイクスピアの戯曲「マクベス」が上演されている。初めに映し出されたのはマクベス夫人を演じている女優ジェーン。劇終了後に、演劇中に拍手をして彼女を侮辱した夫であるエッジウェア卿と早速の仲たがい。これから起こることは何となく予想できた。
そして、お馴染みのポワロのオフィス。やはりポワロには隠遁生活でガーデニングするより探偵業が似合っている。過去の事件ファイルの置き場所を指示するミス・レモンも生き生きしている。現役復帰を決めたポワロの片腕として再び活躍することが期待される。
ベラ(ゴルフ場殺人事件の後に結婚したヘイスティングスの妻)の故郷であるアルゼンチンからの帰国したヘイスティングスが衝撃告白。嘘の投資話に引っかかって財産を失ったということ。でもジェーンがしたように妻から離婚を切り出されるということもなかったらしい。妻ベラの包み込むような優しさを称えるヘイスティングスが愛おしく思えた。
そして、招待されたカーロッタのものまねショーで気晴らし。その中のヒトラーの風刺劇は楽しかった。このカーロッタの声には聞き覚えがある。「ドラゴンボール」の孫悟空の声でもあり、古くは「銀河鉄道999」の鉄郎でもあり、さらに遡ると「いなかっぺ大将」の風大左衛門である。美しい女優からわんぱく小僧の声まで幅広いアテレコをする野沢さんは凄い人だと思う。このショーでジェーンとポワロが初対面。ここでジェーンがポワロを巻き込んだことが身の破滅につながった。
離婚がうまくいきそうでジェーンがポワロの頭にチュッ。ポワロも男。まんざらでもなさそう。「ポワロは惚れません。観察するだけです。」と言いつつも内心はホクホクしている。しかしジェーンは偽りの仮面を被っている。離婚の手紙をエッジウェア卿から受け取っていないことも嘘だし、このジェーンのはしゃぎようがお芝居だということも、ここでは全く知る由もないポワロ。上手く騙されている。そしてヘイスティングスが泊っているホテルのフロントで、謎のヴァン=デューセン婦人とニアミス。この婦人がアリバイづくりのためのジェーンの変装だったとは誰も気が付くはずがない。さすが女優である。
コーナー邸の晩餐では、ジェーンの顔がちらっと映ったが、まさしくジェーンを演じている女優だった。入れ替わってはいない。でも電話でしゃべっているときは顔が映らなかったし、電話ボックスの相手の女性も後ろ姿だけだった。そこからエッジウェア邸にジェーンとして戻ったときも顔がわからなかった。このときは自宅に戻った女が偽物ではないかと思っていた。使用人たちを騙せるものなのかな?と不思議だった。まあ旦那と別居中ということであまり交わりがなかったことから、それもありかなと感じた。しかし違っていた。本物のジェーンが戻ってきたわけだ。これまた不可思議だった。
エッジウェア卿と前妻との娘であるジェラルディンの犯行当夜のアリバイが、ロナルド・マーシュとともにオペラ鑑賞。演目はモーツアルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」。つまり女たらしの「ドン・ファン」だ。このオペラのエピローグにおけるドン・ジョバンニの地獄落ちは、女性をないがしろにするエッジウェア卿の死と重なる。ただ、実はジェーンも男ったらしだった。性は違うが、ジェーンとも重ね合わせるとができた。
カーロッタがものまねのプロで犯罪に深く関わっているということは、常人では閃かない。でもポワロの頭脳ならば容易であった。しかして彼女も殺された。つばが斜めの帽子を求めたことがわかり、ブライアンが前に帽子デザイナーのペニーのところに行っていたので、彼が共犯なのかなと思っていた。ところが、ポワロ探偵事務所からの帰り際にジェーンの本性を暴露したことで、「どういうこと?共犯ではないのか?」と思わざるを得なかった。この時点ではポワロもジェーンを疑っていなかった。ポワロよりジェーンが怪しいと言っていたジャップ警部の感が当たっていた。
その後、ジェーンを陥れるためにブライアンとペニーが何かを画策していたり、使用人の2人がジェーンがまだ捕まらないのかという話をしていたりして、十分に怪しい素振りをしている。ここがクリスティのうまいところだ。見ているものの頭を混乱させるテクニックに長けている。カーロッタから妹に宛てた手紙にジェーンになりすますいたずらをロナルド・マーシュと示し合わせたことが書かれてあった。でもこれはSheのSを破いてheに見せかけた偽装工作だった。妹はまんまとひっかかった。また、金を盗んだ執事オルトンの逃避行からの転落死も話を紛らわせるためのクリスティの作戦。こうなってくると、何が真実で何が虚偽かわからない。
また、「パリスの審判」の誤解は、前の晩餐会で話をしている映像がないので、ドナルド・ロスの疑念がどのようなものだったかは、見ている者にはわからない。しかし、これらバラバラに思える出来事が一本の線でつながるのだ。点をつなげて線にできるポワロの頭の中身はどうなっているのか見てみたい。
謎解きのシーンでは、ポワロはいつものように「全員が容疑者だ。」というカマをかける。ヘイスティングスの「本当はその逆だった」という言葉がヒントになり、多くの登場人物の中から真犯人を言い当てた。犯行の一部始終もまるで見ていたかのように解説した。離婚するとカトリック信者であるマートン侯爵とは結婚できないというのが動機。ま~、本当に複雑怪奇で手が込んだ犯罪だった。そういえばこの物語の冒頭の「マクベス」第1幕の魔女たちの予言の場で、「綺麗はミニクイ」という言葉を繰り返すシーンがある。まさしくジェーンの美貌とは真逆の心の中を表していると感じた。うまいプロローグだったのだと、後になって感心させられた。
ラスト、ポワロたちの投資話を断わり「銀行に預けますよ」というヘイスティングスの笑顔で終わったのが洒落ていた。愛すべきキャラたちがいるからこそ、ますます惹きつけられるのだ。
ポワロさんが引退してガーデニングなんて
信じられなかったので、
復帰してくれてうれしかった(⌒▽⌒)
ポワロさんに罪を暴かれている最中、タバコをふーっとしていた犯人の女性、美しい人ですが、なんとも冷酷そうな悪女でしたねぇ。
犯人は自分が疑われないように犯人らしき人物とは
反対の言動をしようとしてそれが過剰なために
逆に目立ってしまう。
そういうところをポワロは見逃さないんだろうと思う。
2021-04-04 01:44:57
この方の投稿をとても楽しみにしています。私の浅い脳ミソでは一回見ただけでは理解不可能なので(笑)
再度見返すとなるほどなと・・・
おかげでとても楽しく見てます!
クリスティの長編小説、ABC殺人事件もアクロイド殺しもエッジウェア卿の死も面白かった。犯人の動機と犯罪テクを暴き出し、アリバイ崩しを正確無比にやり遂げるポワロはスーパーマンだ。
野沢雅子さん、アニメでも有名な方だと思いますが、以前、絵本雑誌の朗読をされたCDを親子で聞いて、とーっても素晴らしくて、何度聴いたかわかりません。
こういう実写ドラマの吹き替えでも活躍されているのですね。
物真似ショーではポワロさんの話し方をユーモラスに演じたり、やっぱりとても魅力的な声優さんですね。
ミス・レモンの分類した事件ファイル、毒殺とか、
そういう分類がされているんですね。
なんとなく作者のアガサ・クリスティーも
そういうことをしていそうな気がして、
ミス・レモンがとっても気になります。
どこか浮世離れしているお気楽なヘイスティングスですが、南米で資産を失うという悲劇に遭っていたことに驚いちゃいました。
殺人犯として疑われていた人をヘイスティングスがかばっていた話を少し前に見ましたが、その後、奥さんになっていたんですね。
それに加えて、ポワロさんが引退して、冬瓜を育てていたという前の話があったので、それだけの時間が流れたのもわかります。
こういう形で、事件の背後で静かに流れているそれぞれの人生も、物語を膨らませてくれますね。
今回の殺人の動機については、難易度が高かったです。マートン公爵がカテドラルと言ったこと、ウエストミンスター(寺院じゃなく、ウエストミンスター大聖堂)で結婚するということから、彼がカトリックで、夫と死別する必要があったことがポイント。うーん、これはわからなかった。でもいい勉強になりました。
ミスレモンのファッションがステキ。
薬ケースの調査に行くときのスーツや帽子、スタイルもいいしシルエットもきれい。
昔の物語っていう要素が、劣化した古さじゃなく、今とは違う世界の美しさがあって、美術館にあるものを見るみたいな感覚で見られます。
女優さんが別人を演じたり、物まねが得意な芸人さん(って言っていいのかな?)が別人になりきったり、オープニングも舞台の演劇シーンでしたし、ドラマの中にいくつかの演劇シーンがあって、美しい女性達が演じる華麗な犯罪劇という趣でした。
絵面が馴染めず主演も合ってない気がした。
個人的にはポワロってもっとクールで軽いイメージ。
驚いたー(°▽°)
変装する話は何度かあったものの、
こんなに時間差で別人になってるとは
全然、思わなくて、驚いたし、
おもしろかった。
いやあぁ、そうだったのかー。
石臼の落下も驚いたなー。
ヘイスティングス、半ズボンがお似合い😓
ポワロさんのピン・ブローチも素敵💐
最初の記念写真を撮る場面で、石臼の話をしていますね。
ポワロさんが屋上で石臼のことを、何ですか?って尋ねると、後々、殺される夫人が「石臼ですわ」って答えていたり。石臼がとても印象的に登場していましたが、まさか、これが凶器とはね。
人物評は人それぞれ。その中から正確な発言を見分け、正しく筋道立てられることがポワロの魅力であり、最も信頼のおける探偵として名をはせている理由である。今回もそうであった。
最初から密売人を絞殺するシーン。首を絞めている男がこの物語の犯人と思われる。しかしこれがミスリード。初っ端から視聴者がうまくだまされる。
調査隊の車を運転している若者が「アーサーおじさん」と言った。したがってヘイスティングスの甥である。後々姉の養子であることがわかる。このビルがどのような役割を果たすかはここではわからない。さすがに彼は犯人ではないだろうと思われる。そして「ロザコフ伯爵夫人から呼び出された」とヘイスティングスが暴露。一瞬「ロザコフ?だれ?」と思うが、「二重の手がかり」で、ポワロが犯罪を見逃して列車で別れを惜しんだあのご婦人だということを思い出した。彼女が再び登場するのかなと期待するが、実際は名前だけの登場であった。
その後、馬に乗ったシーラ、ライドナー博士、バグダッド警察の署長、ライドナーの助手のミス・ジョンソン、ラヴィニー神父の順に登場する。多分この中に犯人はいるだろうと予想できる。ライドナー博士は妙に明るく人なつっこい。こういう人が自分を装っている偽善者であることが多い。警察署長であってもポワロシリーズでは除外できない。ラヴィニー神父が円筒印章が見当たらないことを告げる。これが本筋の犯罪に関わることだと思い込まされる。
全員そろってのディナーで、マーカードが急に不機嫌そうに立ち上がったのには何か理由があったのだろうけれど、ここではわからない。ヘイスティングスが陰気くさい場を盛り上げようとして、メソポタミアの語源について発言したが、最初何のことやら?と思った。調べてみると「メソ」は「間」、「ポタム」は「河」であった。河の間に間違いはない。ただ、河馬(ヒポポタマス)を引き合いに出し、「ヒポ」が河だと勘違いするから聞いている方も混乱した。みんな呆れて笑っていなかったが、ポワロとビルだけ慰めのニコリを贈った。ヘイスティングスの心優しい一面が見られたシーンである。リチャード・ケアリーが遅れて入ってきたが、そのときにマダム・ライドナーが注意した。これが2人の偽装仲違いの最初の映像であり、殺人の動機にもなった。
窓に不気味な顔が映った後、音がした隣の保管室はラヴィニー神父がいた。これで十分ラヴィニー神父が怪しい。ポワロも彼の考古学者としての身分を疑っている。でも怪しい振る舞いをしている人は十中八九犯人ではない。そして脅されている人は殺されることが多い。この出来事で、マダム・ライドナーが殺されるのではないかと想像できた。
発掘現場のアラブ人の一人が「殺してやる」といってマーカードに飛びかかってきたが、古代人が憑依したのかなと一瞬思った。後になってから「ああこのことが、冒頭のアラブ人殺害からつながっているのだ」と気づいた。上手な編集だと感じた。
マダムが脅迫状を受け取ったことを告白したが、ポワロがその手紙の筆跡をまねて文を書きビルに見せたところ、マダムの筆跡だと指摘した。でもポワロはマダムが自分自身へ脅迫状を出したのだとは思っていなかった。違うことを考えていた。
ポワロがホテルに戻るたび、ロザコフ伯爵夫人が居るかどうか聞く。あの芸術的な別れからポワロの頭に夫人の面影がこびりついて離れないのだろう。本当に印象に残るポワロの恋バナだった。
馬に乗ったシーラが草むらで何かを探しているビルに遭遇。ビルも怪しいと思わせる制作者。しかし最近その手に乗らなくなってきた。
そして、白昼堂々の犯行。「上がようやく片付いた。ルイーズ(マダム・ライドナー)に知らせてあげないと」と言わなくてよいことまで語って、マダムの部屋に入るライドナー博士。そして「何てこと。ルイーズが」と大げさにふらつきながら部屋から出てくる。ここで彼が容疑者の一番手だ予想できた。
アリバイを聞かれているときのマーカードの様子がやはりおかしかった。ポワロは作業員に襲われた後遺症と言っていたが、多分ここでも違うことを考えていたと思った。
ミス・ジョンソンが泣いていた理由は「おれはきたぞ。情事はやめろ」という脅迫状を発見して、ルイーズのアメリカでの遍歴を疑い、ルイーズとライドナー博士に復讐に来た人物がいると勘違いしたからかなと最初は思ったが、後の謎解きのシーンを見て、ここですでにミス・ジョンソンには真犯人がわかっていたというポワロの推理だった。看護婦のレザランは犯人はミス・ジョンソンだと言っていたが、マダム・マーカードもマダム・ライドナーを嫌っているという発言をした。以前マダム・マーカードの口からマダム・ライドナーは大好きという発言があったが、それとは完全に食い違っている。
ケアリーはマダム・ライドナーに冷淡だと看護婦は言っていたが、シーラはケアリーがマダム・ライドナーに夢中だったと言っていた。若いシーラの方が鋭い観察眼がある。
発掘現場で、ポワロはマーカードの腕をわからないようにしてチクッと刺す。腕まくりをさせるためだ。案の定、注射痕があった。ポワロはマーカードが麻薬中毒だと確信する。これでマーカードの息づかいの荒さの原因がわかった。「まだわかりません」と言っていたが、ポワロの頭の中ではマーカードの容疑は薄くなったのではないだろうか。
マダム・ライドナーの叫び声の聞こえ方を実証する役を頼まれたヘイスティングスが、窓が開いていると聞こえることを発見した。これが犯行方法を見つけ出す手がかりになった。犯行現場は窓は閉まっていた。犯行時開いていたとすると、閉めることができる人物はだれ?と考えたのだろう。そうすると必然的に犯人がわかる。
マーカードがホテルの一室でピストル自殺。これは本当の自殺なんだろう。アラブ人を絞め殺した贖罪によるものか。
屋上のミス・ジョンソンが犯行方法を発見し確信するが、ライドナー博士がいたため「考えてみますわ」と言って、話すのをためらった。これが彼女の命を縮めた。
就寝前に蚊と格闘するポワロは真剣だった。悪戦苦闘の末、コップで捕まえて外に放りだして「やれやれ」と思ったのも束の間、ぷ~んともう一匹。これはアルアルで共感した。
そしてミス・ジョンソンが塩酸を飲み死んだ。真犯人にやられてしまった。でも「窓」というダイイングメッセージがポワロの思考回路をつなげた。すかさず、偽ラヴィニー神父が怪しい男と一緒に逃げ出した。しかし、ポワロは彼が真犯人だとは思っていない。。
皆を集めてのポワロの推理は、相変わらず冴えていた。ビルの挙動不審の原因と円筒印章が紛失した理由が判明した後、犯行の一部始終と犯人フレデリック・ボズナーが調査隊の誰かを言い当てた。犯人を油断させておいて一気に貶める手法はえげつないが凄いと感じた。
ラスト、ロザコフ伯爵夫人の宿泊代を肩代わりさせられるはめになったポワロが可哀相だった。彼女の小悪党っぷりは健在だった。ヘイスティングスが支払いをしているポワロに声をかけなかったのは以前慰められたお返しだったのかなと感じた。
今回は特に面白かった!
予想外のどんでん返し。最初の夫の影がチラついている中、パタっと脅迫状が来なくなったのが大きな意味があった。
こんなことを言っちゃうと申し訳ないんですが、名探偵ポワロに登場する女優さんは、毎回、かなり美しい人が登場すると思うのに、今回の被害者、ルイーズさんはそうでもないと思ってしまいました。
最初の夫に異常に執着されたり、モテモテの設定のわりに、演じている人があんまり美しい人という印象がなくて、眉間に皺がものすごかったり、痩せすぎているというか、何かちょっと違うという気がしています。
あまり華やかさも感じないし、無理に派手に装って、逆にちょっと老けて見えてしまっています。この人のために長年ストーカーをし続けることが謎です。
圧倒的な美女だったら、納得できたでしょうが、このルイーズさんは、ちょっとミスキャストのようで、説得力が下がったかもしれません。
ロシアの伯爵夫人を待ち続けるポワロさんが
楽しかったです。
特に、ホテルの人と同じやりとりを重ねて、
ある時は一言も言わずに、表情だけで、
(‘◇’)? ➡ (;´・ω・) ➡ (^▽^;)
最後、ポワロさんが、可愛く微笑んで終了したのが
よかったです。
長く見ているせいか飽きました
何の魅力もない。
アラブ人の青年、ライドナー夫人、ジョンソンさん、
麻薬中毒の人、次々に人が亡くなっていくので、
混乱してしまった~(~_~)
麻薬中毒の男の人の自殺、ライドナ―夫人とジョンソンさんの死、二つの事件が錯綜していたから、何かもっと大きな事件が背後にあるように思えてしまいましたが。実際は、妻を束縛する夫の犯行という、シンプルな事件だったのかもしれないですね。
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