5 | 275件 | ||
4 | 202件 | ||
3 | 124件 | ||
2 | 117件 | ||
1 | 105件 | ||
合計 | 823件 |
わたしは大河観賞歴38年なんですが、これほど似合わない織田信長は初めてで、
威厳がない、怖そうじゃない、むしろ誠実そうでいい人ぽい顔 の江口洋介さんがどんな冷徹なセリフを言っても、
沁みてこなくて、それで冷めてしまい時代劇の世界に浸れません。
江口洋介さんは嫌いでもないし、「新選組!」の坂本竜馬もとても好きでした。
安土桃山時代を描く場合、信長のキャステイングって絶対に間違えてはいけない、と思います。
私は初めてを見るのは中学生のころかな~
織田信長役の江口洋介さんの肌抜き姿を見るとキュンとします♡
いつまでも若々しくて、かっこよくて素敵だな~と思います
たくましい腕をして、私もその腕に抱かれてしまいそう…
官兵衛救出後、黒田家臣団の殿を思う気持ちは同じなんだけれどもそれぞれの行動や言葉に善助、九郎右衛門、太兵衛のもつカラーが出ていていいですね。
九郎右衛門が有岡城内に忍び込んだのも思えば行動を起こした時は感情的にも見えたけれど、忍び込んでからのちは冷静でした。全体をみているのは実は九郎右衛門という2014-06-08 23:40:08 名前無しさんのご意見に納得です。
太兵衛の「いつも肩をかしておるからわかる」も良かったなあ。
善助はね~もう濱田岳ならではの善助で…(笑)これはもう言う事が私にはないです。
この3人がそれぞれ個性が違うけれど一枚岩なところがいい。
松寿丸の父官兵衛の姿に少し戸惑いを感じているかのような目が、賢く利発な松寿丸とは言えども以前とは全く違う姿の父への思いを感じさせていいです。
半兵衛から託された軍配で官兵衛復活!はまあ「半兵衛マジック」ということで…。ここはやっぱり半兵衛と官兵衛の結びつきをこれまでにもっと描いていたらもっと生きた場面だっただけにちょっと残念。
あとだし役の桐谷美鈴さんお疲れ様でした。当初よりも断然よくなって、戦国に生きる女性を見事に演じきりました。信仰心があったから死ぬことの恐怖も薄れるのだろうか。裏切りの代償というむごい運命を凛とした姿で受け入れる姿が良かった。
みなさんの知識の豊富さに 少しビビってしまいますが
私は 通り一連の知識しかないので 単純にドラマを楽しむには
かえって良かったのかもしれません
大河で出てくる感想の中で
史実と違う的な事は多いのですが
私個人としては
ドラマ=創作劇 的な感覚で観ているので
無知なのもあって あまり気にしていません
ただやはり 大河は別格で
大河ドラマ=史実というイメージがあるから
そのまま認識される事があるので
正確でない事が出てくると許せない気がするのは
良く解ります
そういう意味で?数年前の『新撰組!』も随分たたかれましたね
私は 1話1話のドラマの完成度としては 凄く良いと思ったし
大好きだったけど
受け入れられない人も多かった覚えがあります
2016の『真田丸』三谷幸喜さんの大河ですね・・
横道にそれましたが
私のイメージの中の官兵衛は・・頭巾かぶって杖ついた
凄腕軍師なんで
これからの官兵衛の 本格的なに軍師としての活躍に期待してます
色々な媒体で煽っていて楽しみにしていた幽閉期間。あっさり終わっちゃった感が否めないのですが気のせいでしょうか。
藤の花咲きましたー善助窓の外から声を掛けましたーその半年後に救出…だったっけ?その前も後も、助けが来るから頑張ろうとか、家はどうした?とか、そういった心の葛藤が上っ面を滑ったくらいで物足りなく感じました。
よく書かれる方もいますが、テレ東『二人の軍師』の方が楽しめたな…と思います。こちらの官兵衛は、獄中生活後期に「御家が大事ぞ!」と言っていて、おお!官兵衛成長したな!と思えてその後も楽しく見ていたのですが…
ここからが後半戦なので、一皮”剥けていく”官兵衛を見守っていきたいと思います。
牢獄にいる間の官兵衛の内面がまるで描かれていないんですね。
虫が這うようなひどい環境から抜け出せない恐怖、今回もうなされるような場面で描かれたのがそれだけ。
せっかく岡田さんが熱演したのにそれが加わればさぞ見ごたえのあるドラマだったろう、と思うのに残念です。
村重の方がずっと人間が描かれています。
こちらに持って行かれていると思います。
なお江口さんの織田信長は最初の頃よりは悪くないと思いますが、確かに新選組の龍馬などの方が同じ江口さんでもずっと人物像がぴたりと来ますね。
私も今回はちょっとミスキャストだな、と感じています。というか信長そのものの描き方にも問題があるような。
信長にはもっと天才肌の狂気、のようなものが欲しい。単に冷酷、なんていうのじゃないなにか、です。
>ドラマ=創作劇 的な感覚で観ているので
無知なのもあって あまり気にしていません
大河は歴史劇であってもドラマですからいくら歴史好きであっても、いえ、もしかしたら逆に歴史好きだからこそ、必ずしも忠実であることを求める、というより「創作ドラマ」として感動できるものを求める人が多いと私は思います。歴史に詳しく好きだからこそ、歴史上の人物は納得ができ、その生き方に感動できる形で描いて欲しい、そう思っている歴史好き、大河ドラマ好きは多いと思います。
このドラマがいまひとつなのは歴史に忠実かどうか、などということではなく、私は「ドラマ」としての作りにいろいろ疑問を感じる点があります。
「新選組!」は確かに歴史に必ずしも忠実ではない部分もあったかとは思います。しかしあのドラマは作者が歴史や歴史上の人物に大変愛着を持っている、というのがちゃんと伝わって来ました。ドラマとして見ていて緩急もあり基本コメディ的なもののなかに人間の悲哀も感じられました。
文句書くくらいなら勉強したらいいのに。時間がもったいない。あー暇人か。
感想サイトの批判は文句じゃないですよ。
いちいちそういうこと書かないでください。大河ドラマのところまでくだらない賛否争いは勘弁して。自分と違う感じ方や考え方を認めましょうね。できないなら自分がスルーしましょうね。サイトに出入りできる暇人なんてことなら皆同じですよ。
今回、とても感動でした。岡田君の迫力ある目力、黒田一家は部下の事をとても大事にしてるから、部下もついて行くんですね。上の者は自分の事だけ考えてる人達と大違い、私も黒田官兵衛に仕えたいと思って、いつも見てます。
官兵衛が助かって良かった良かった。と周囲の人間は喜んでいるけど、当の本人は、幽閉されていた時の悪夢にうなされたり、足が悪くなってしまったせいで使い物にならなくなったと嘆く。
家族や家臣が喜ぶ場面がちょっと大げさだなとは思ったけど、今回の話は、軍師官兵衛としての第一歩という感じで良かった。
信長と再会した時の岡田さんの目つきが何とも言えず、素晴らしかった。反面、信長役の江口さんの演技が一本調子に見えて、この信長は本当に悪かったと思ってるのかな?と思えて仕方なかった。
一応は自分の部下なわけで、その人が1年ぶりに帰ってきて、殺せと言ってしまった息子も生きていたんだから、もうちょっと感情を出しても良かったと思う。そこまでの冷血漢じゃあるまいし。
村重はいよいよヤバくなってきたぞ?!と思ったらば、肝心なところはナレーションで終わり??なんだそりゃ。
だしを始め、荒木一族の処刑の場面で、お涙ちょうだいって感じの演出なんだろうけど、あれは長すぎる。
あんな場面に時間を使うなら、信長が家の中に捕虜を押し込めて火を点けたって言うのを、実際に家が燃えているシーンでも入れればよかったのに。「何とひどいことを…。」って感じがしなかった。
官兵衛・光・松寿丸のそれぞれの再会シーンにしても、父子はともかく、夫婦の対面がそこら辺の道のど真ん中って。しかも、リハビリしてたらたまたまバッタリ、みたいに見えたのも何か嫌だった。
半兵衛のおかげで助かった官兵衛が覚醒していよいよ!?と、今後に期待が持てる話だっただけに、なんとももったいない感じでした。
最後に、長々と書いてしまってすみませんでした。
>この信長は本当に悪かったと思ってるのかな?と思えて仕方なかった。
本当に悪かった、なんて心から思って人情を示したら「信長」じゃありません。
半兵衛が死してなお自分をたばかった・・みたいな表現のしかたが精いっぱいの彼の人情でしょう。あれはあれで良かったと私は思います。信長は平素からもっと非情でそれにもかかわらずもっとカリスマ的であっていい。でも官兵衛のドラマなのですから変なよけいな日常描写はいらない。このドラマの信長の描き方は全体的にはいまいち。
半兵衛が助けられたのは良かったです。あの苦しみを味わい九死に一生を得た所から今後官兵衛が変わって行くのが楽しみ。
でも歩行訓練やらてるとの場面は冗長に過ぎた感が私はぬぐえません。戦国ドラマなら逆にああいうところはさらっと描く方がむしろ効果的だと思います。
久しぶりに投稿しますが、村重の描き方はなかなかリアリティがあったし、役者さんも良かったと思います。ストーリーがお涙頂戴的というのは、私もあちこちで感じます。官兵衛が救い出された喜びを表現しようとするのは分かるが、何か描き方が薄っぺらで大げさであまり見ている人に訴えてこない。それとだし役の女優さんはもっと楚々とした演技力もある人を使ってほしかった。そうしたらもっと悲劇感も盛り上がったのに。官兵衛と半兵衛の精神的つながりが十分に描かれていないので、なぜ半兵衛が官兵衛の子供の命を助けたのか、いま一つ説得力がなかった。
荒木一族の処刑を受けて、光秀が呆然とした表情…
村重謀反あたりから、時折光秀の表情が気になっていましたが、
少しずつ主君への違和感、不信感が上積みされていくのかな。
結論は知っていても今までにない光秀(年齢も含めて)なので
結構うまいな~(小朝さんも良)と感じています。
どなたかが、勝家と光秀がミスキャストだ!と言ってましたが、私は両人とも面白いと思います
趣味の問題かもしれないけれどこのドラマは主だった女性役のキャスティングがよくないと感じる。
中谷さん、黒木さん、内田さん、桐谷さん…それぞれ現代劇では素敵なところが多いんだけれど、どことなく楚々としたところがなくて時代劇に合っていない。これはどう見ても現代女性だ。
中谷さんなども演技はすばらしいのだけれど感情を表す場面が多すぎるからか見ていてくどいし岡田さんの官兵衛と雰囲気が合っていないのでいつまでたっても夫婦、という感じがしない。官兵衛と一緒にいる場面もまるで光の方が主役みたいになってしまう。中谷さんの演技が岡田さんを支えるのではなくて自分の方が目立ちすぎる感じ。もう少し引く感じの女優さんの方が合ってたと思う。
桐谷さんは美人で見栄えは時代劇にも悪くなく思っていたより好演したのでは、と私は思うけれど、上の方もおっしゃるようにだし、というかなり重要な役としては物足りない部分がある。と言うか、本来荒木側が主役の官兵衛に比べてここまでクローズアップされる必要もないと思うのに見ていて荒木の方が主役のように感じられてしまうような演出にも問題があると思う。田中さんの演技はとても良かったと思う。
元禄太平記からずっと大河を欠かさず見ています。
万人受けするのは難しいですよね。
戦国ものが特に好きですけど、信長、秀吉、光秀、家康役はドラマ全体の雰囲気にとても影響すると思います。
今回の江口信長様は、え!?て思ったけど(何故なら江口さんが優しい感じだから)最近悪役多いし、母親にちゃんと愛されて無くてさみしいから愛情を求めているような信長を演じているならピッタリだと思います。
風林火山とか重い大河に比べると、やはり軽いけど官兵衛だんだん面白くなってきたと思います。
上で書かれている方がいますが、光秀にスポットが当たり始めましたね。
てことは、次は本能寺の変にむけて展開するわけか?
官兵衛って、信長が死んでから活躍したイメージがあるので、劇中での活躍はもう少し後になるのかな?
そろそろ物語も折り返し地点になるけど、幽閉されていたエピソード以外、
黒田官兵衛と言えば?というシーンが見当たらない。
特に活躍した印象も無いし。主役のはずなんだけど、
優秀なナンバー2どまりって感じ。
個人的には、職隆役の柴田恭兵さんが主役だと思っています。
劇中で、いまだに元気だし。
柴田さん、泣き過ぎ。
もうちょっと冷めた感じの男っぽい柴田さんの方が好き。
このドラマ、泣きが多すぎる。
女性はともかく男が年中涙ためてては戦国男に見えない。
ビービー泣いてもおかしくないのは秀吉くらいにしてほしい。
万人に好かれなくてもいいから気骨も誇りもあるこれぞ男、というのを大河で
たまには見てみたい、と感じてる私。
上の人に同感です。
毎週楽しんで観てます。
が、やはりこれでもかと
いわんばかりの泣きのシーン
は演出過多に思います。
あと上の方と同様に中谷さんの
妻役は開始当初から岡田さんとの
年齢差幅や演技中に放たれる強烈な
個性が仇となり裏目に出るやもと
違和感を抱いていました。
案の定、夫婦二人だけのシーンでも
過剰な表情(引き算より足し算)の演技
が主役の岡田さんよりも目立ってしまい
見ていて単独プレイをされているような
錯覚にさえ陥ります。
あくまでも個人的主観ですが、
抱いていた予想が的中してしまった
感が否めず、残念に思います。
感じ方は、本当に人それぞれなのだなあと。
私は、中谷さんの光に関して、多くの方々の印象とは、おおむね逆の印象です。
この大河を見るまでは、正直苦手な女優さんでした。
綺麗だけど、どこか風変りな感じ・・・と。
あまり親しみが感じられない女優さんといった印象でした。
でも、見始めると意外としっくり合っていて、岡田君とも違和感無くて。
心配していたけど、不思議と抵抗感無く見られていて自分でもびっくりです。
一人で目立ってるというようにも感じません。
目立ってるのは、不自然なマツゲくらいで。
ただ、脚本か演出か知りませんが、泣きすぎ、とは思います。
もう毎回泣いてて、「さて、ここで問題です!果たして光は最終回までに何回泣くでしょーか?」なんて、おちゃらけたクエスチョンが浮かんできそうになります。
殿、救出という喜びのシーンくらいは、あえてセーブしても良かったのでは?と思います。
そしたら、再会での涙が効果的だったかと。
一方、涙と言えば、半兵衛の死を知らされた官兵衛が、すぐさま秀吉に「信長様に会いに行く」と言われ、「これから?」と聞き返した時に、涙がスーッと流れたのが印象的でした。
官兵衛は、きっと「牢で夢を見たときに半兵衛殿は死んだのか」とグッと来てたのでしょう。
だし様と右近の逢瀬(?)を見て、ロミオとジュリエットのバルコニーの場面が、ふっと浮かんできてしまいました。
なぜなのか・・・。
でも、この二人でやったら似合いそうです。
あと、もし信長が器の小さい了見の狭い男だったら、官兵衛は生きて帰っても歓迎されなかったかも、と思うとゾッとします。
潔く自分の間違いを認めてくれる人で良かったです。
身内でさえも信じてこなかった信長にしたら、1年も寝返らなかった官兵衛は衝撃だったかも。
だしが最期にイエスやマリアの名前を唱えていたけれど、一番最期には「殿・・」あれはよかったです。
最後の方、官兵衛、官兵衛ばかりで村重に対しての想いはどうなんだろう、みたいにちょっと感じていたけれど、二人の間に生まれた子供を託してそして最期には殿の名前を呼んだことでこの若い美しい妻の村重への想いが伝わって来ました。
桐谷さん、悪くなかったですよ。
私は正直演技の上手い下手でなく光よりだしの方が女性としてのかわいさが伝わって来て好きでした。
「残しおく そのみどり子の心こそ思ひやられてかなしかりけり」、だしの辞世の句と言われているものの一つです。
信長の家臣、太田牛一が、信長の功績を描いた信長公記さえも、だしの凛とした最後の様子を悲しみと畏敬の念を抱いて伝えています。
戦国時代の悲劇のヒロインとしてお市、細川ガラシャ、淀殿などはよく知られているけれど、今回ほとんど知られていなかった荒木だしに光を当ててくれたのはとてもよかったと思います。斬首の時、白い経帷子の上に華やかな小袖をまとっていたという記録があるそうですが、ドラマでは小袖はなかったので、少し残念でした。高貴な女性の意地より、清純さを優先したのでしょうか。
戦国時代負けた大名は自分の命と引き替えに、家族や家臣を救うものなのに、その逆をしている荒木村重は本当に許せません。沈没する船から真っ先に逃げ出す船長そのものですね。それにしても信長の狂気のような残虐さが江口さんの信長ではいまいち伝わってきません。信長はやはり人間として尋常ではない感情の持ち主だと思うので、常識人のような江口さんは少しミスキャストかと。
黒田官兵衛とその周辺のひとたちについてはこれからの展開を期待しています。谷原章介さんの竹中半兵衛はすばらしくよかったです。
ネットで調べるとだしさんは若くして…かわいそうと思います。
坂本竜馬も同じですね
彼女はきっと信長に恨んでるに違いない・・・死霊になって信長に恨みを晴らしに死神のように死を訪れる・・・まさか・・・
まるで怪談のおいわのようなとですね・・・怖い・・・
彼女には弟がお姉さんたちの仇を討つ信長を討つ・・・その弟さんは堺隆太さん・・・もしかして・・・
生き残った妹さんは色仕掛けで信長に近づく・・・
その妹さんを演じるのは大島優子さん・・・まさか・・・
みんな悲劇的に亡くなってしまいましたね。
上杉景虎やその妻華姫若くして・・・かわいそうでしたね
歴史に詳しくなくても、入り込めて観てます。
家臣団との心の繋がりが、実に素晴らしいと思います。
2014-06-08 23:40:08名前無し です。
訂正します。
「帰ってきた軍師」→「半兵衛の遺言」
失礼しました。
残念な感じ
魅力が乏しい
「帰ってきた軍師」
というより、「家紋藤巴、誕生」にした方がよさそうな終わり方だった。
だんだん官兵衛の話らしくなってきた、と思ったとたんに信長の宴。
また?という感じだけど、先が短い信長なれば、大目にみましょう。
官兵衛が仕えてる秀吉様も結構な競争社会に身を置いてて、大変そうではあるなと。
佐久間氏は、サラリーマンで言えばクビ。
厳しい・・・普通の人間ではダメなのか、信長株式会社。
その点、秀吉様は温情豊か。
官兵衛、涼しい顔して一万石を受けてて、もう少し意外そうな顔とか喜びとか、無いのか・・・と思った。
周囲も誰も「おっ!?」とか、そういうの無いの?
秀吉のことだから事前根回しがあったのかもね。
PTSDに悩まされる官兵衛が痛々しい。
が、夜中にしては明るさが人工的で、月光という感じがあまりしなかったのが残念。
光と言えば今回は、土牢期間と対比するかのようにまぶしいほどの場面が結構あって、岡田君の長い睫のシルエットが美しかった。
小寺の殿と「二人で話がしたい」と言った時は、静かなる殺気があったけど、結局切れなかった官兵衛の心中を考えてみた。
16から親とも思い仕えてきた殿に「殺してくれ」手紙を友人に送られ、1年も死ぬ思いをした官兵衛にとって、殿は殺しても飽き足らない人物であると同時に、殺してしまったら16からの自分の人生も無かったことになってしまう人物でもある。
官兵衛にとっては、自身を切るも同然なのだと思う。
だから、最後の最後に切れなかった。
切らねば示しがつかない相手とわかっていながら切れなかった。
と、私なりに解釈。
その解釈の上で、結局殿を切ることができなかった自分自身に、官兵衛が茫然としてしまっている姿が、感慨深かった。
あれほど好青年で、心に闇など一切抱えていなかった官兵衛が、人間の矛盾というものを、自分自身の中に見てしまったのではないだろうか。
ここは、きっと人それぞれ微妙に解釈の仕方が違うと思う。
秀吉は、今回ほど「人たらし」の異名が納得できた回は無かったような。
自分のふがいなさに落ち込む官兵衛に「そんなお主だから好きなのだ。やっと笑ったな。もっと笑え」などと、官兵衛の心に染み入る言葉の網羅。
今回の秀吉に関しては、上手いじゃない前川氏、と思った。
それにしても、竹中秀吉は、スキンシップが好きねえ。
感情表現が豊かなだけ・・・ということにしておきましょうかねえ。
で、冒頭の三木城への使者の場面。
幽閉前の官兵衛とは違うぞって感じが、かなり出てて良かったです。
岡田君もようやく官兵衛の凄みが出せるとあって楽しめたのかな。
そして最後の家紋披露の場面での官兵衛の演説は「命の重みをかみしめて共に生きよう」というもの。
この単純でありながら重みのあるメッセージ、私は共感できました。
「人が生きる」と書いて「人生」。
この単純で難しいことを、一緒にやっていこうと家臣に言った官兵衛、素敵です。
ウーン、相変わらず感情表現だけが過剰ですね。
ここまでやらなくても、と小寺の殿の場面も秀吉の場面も最後の紋所の藤の話なんかも・・・
信長のエピは光秀が変わって行く前段階や光秀と秀吉の対比のためにあってもいいとは思うが。
くどすぎる場面が多すぎる。
そういうことばかりよりももっと官兵衛が変わったなら変わった、本質的に変わらないなら変わらない、で彼個人の軍師としての内面を丁寧に描いてもらえないものか?なんだかいつでも感情表現に終始している。
喜怒哀楽の場面はさらっと流してくれる方が逆に余韻もありこちらの心に響くことも武将の話などでは多いはずなのだが、何かどこかを勘違いしているドラマに見えることが多い。
やりすぎで却って官兵衛が軽っぽく見えてしまうのになあ。
「帰ってきた軍師」かぁ……あんまりそういう印象受けませんでした。やっぱりファンの方には申し訳ないけど、岡田官兵衛にあまり魅力が感じられません。杖をついて足を引きずってそれなりのメークもして、だけどどこかに爽やか官兵衛が残っちゃう。あれだけの経験をし、師というべき半兵衛を亡くして、もっと凄味までいかなくても渋みのようなものを感じるかと思ったんだけど。
荒木村重に注目していたので、その話が終わって寂しい。これからは同じように追い詰められていく光秀に注目かな。
後半の家紋の話がよかった
ファンであるとかないとか関係なく、これほど官兵衛を演じきっているのはすごいと思う。小寺の殿を切れずに膝をついてしまい、一瞬涙を拭う仕草など細かい演技が見たくていつも録画を見なおしてしまう。
久しぶりに大河を少し2画面で見た
いよいよ黒田家が姫路城主になりましたね
それから信長さんは今度は何をするつもりでしょうねぇ
信長に近づく怪しい影・・・
どうなるでしょうねぇ。気になる…
ん~私は役者とかにあまり思い入れがなく、ドラマが面白ければそれでいいやというスタンスの人間なのですけど、今のところ大変面白く見させてもらっています。
最初から見ていたわけではないのですが、たまたまつけてたNHKでたまたま放送を見てそれからハマっています。
今では毎週日曜日は待ち構えて見ているくらいになっています(笑
一番最後に見た大河は「江」でしたが、それ以来の家族で見ている大河ですね。
大河はそれぞれのカラーがあって、それぞれの面白さがありますので、どれが一番面白かったということはないんですが、やはり現在進行形の軍師官兵衛が今は一番気になるドラマです。
今回はそれぞれの主従関係のありようの対比がよく描かれていたと思います。
小寺の殿と官兵衛。情けないまでに生きる事に執着するだけの小寺の殿とひどいまでの裏切りを受けて、身も心も痛めつけられた事になっても斬る事が出来なかった官兵衛。
秀吉と官兵衛。小寺の殿を斬る事が出来なかった官兵衛をそれこそが黒田官兵衛と官兵衛に信頼を寄せる秀吉と気負い過ぎていた自分に気づく官兵衛。
信長と家臣。使えないものは容赦なく切り捨てる信長とそれに一種不安や恐怖を感じたかのような家臣。
武勲を認められた光秀さえ何か感じたかのような目をしていました。
そして城中の者の命を助けるために自分と家族の命を差し出した別所も。
官兵衛が黒田家の心を始めて熱く語ってくれた。やっとやっと軍師黒田官兵衛誕生と思いました。
(帰ってきたというより…(笑))
これから先の官兵衛、黒田家が楽しみになってきました。
小寺の殿を斬ろうとして切れない場面…、つい「平清盛」の「叔父を切る」の回を思い出してしまいました。言いたくないですが、清盛の回は言葉に言い表せないほど見事だった。それと比較するのは酷かも知れませんが、全体に感情表現が過剰というのは、前の方で書かれている方と同感です。それがかえって、しらけてしまい、感動を薄くしてしまっている。
結局、小寺の親子がどうなったのかが気になる。
幽閉を終えて官兵衛がどう描かれて行くのか興味があったのだが、どうも官兵衛に軍師としての魅力がない。
岡田さんの演技も熱意は感じるもののなんだか気負いだけが前面に出てしまい、感情面ばかりが描かれる一本調子で魅力が感じられない。
戦国時代が舞台だとやはり戦に強く天下取りをめざすような武将がどうしても華やかなのだけれどそういう武将が主人公の場合はもう「強い」ということだけで絵になるものだが、裏方としてその戦のしかたの巧みさを支える軍師のような人が主人公なら、力、というよりもその頭脳明晰さや冷静さ、見ようによっては実際に戦をする人間よりもクールな描かれ方をしない限り魅力が感じられない。
このドラマの官兵衛は何だかやたらに感情優先の場面が多く、冷静で知的、その頭脳がバツグンに優れている、というようなところが全く伝わって来ないので中途半端でもの足りないのだと思う。半兵衛の方がずっとその性格や人となりが「軍師」ということが感じられる描かれ方だった。
岡田さんは実はもっとクールで頭脳派の官兵衛にはむしろ向いていると思うのに脚本がそれを生かしてないと思う。
あれだけの体験をしたというのに相変わらずこのように官兵衛の明晰な頭脳、兵法を徹底的に研究して冷徹とも言えるようなものごとの判断ができる、というような知性が感じられないような作り方でなんだかいつまでも青官兵衛を抜けないようなのは残念。
ここがぐっと変わり時のチャンスだと思ったのだがなんだか非常に中途半端である。
最後の最後で小寺の殿様を裏切った重臣の2人、
「愛想が尽きた」とか言ってるけど、今さらかよと思えてしまって
興ざめした。
そういう意味では、無様に命乞いまでして助かろうとした小寺の
殿様のキャラはブレてなかったと思う。武士としてはアレだけど。
私も官兵衛の軍師的な面がちっとも伝わってこない。結局はいい人に描かれていると思う。岡田さんも力めば力むほど、申し訳ないが演技の未熟さが露呈してしまう。ああ、「風林火山」が懐かしい…。勘助、魅力的でした。
このドラマをきっかけに
官兵衛や黒田家にまつわる
人物に興味が湧き調べる
ようになりました。
大河作品としての出来不出来
は問われるでしょうが、
人生を折り返した官兵衛が
強烈な個性を放つ主要人物達に
今後どのように絡んでいくのか
軍議の采配ぶりはどうなのか
手元の史料と比較などしながら
ドラマを視聴します。
今週は軍師として非道にならなければ!と気負う官兵衛を「らしくない」と秀吉が窘める回でした。今回の大河の脚本は世間がイメージする腹黒で冷血な軍師より「一度も裏切ることがなかった男」としての黒田官兵衛を描くのだと思います。
実際晩年は地元の子供達を庭で遊ばせる好々爺だったようですし本当はこちらの方が本人に近いのかもしれません。
時には残酷な戦術を使うけれど本質は「いい人」の官兵衛で最終回を迎えて欲しい、と個人的には思っています。
帰ってきた軍師、幽閉されて帰って来てホットしてます。帰って来るとは分かっていても、何か早くでないかなぁとハラハラして見てました。帰ってからの官兵衛は何か一回り成長した感じで格好良いですね。別所長治に決団するように迫るシーンは、迫力が有り、小寺の殿に涙流し切りつけたけど、切れずに呆然としたシーンは官兵衛は心の熱い人とだと感じました。個人的に髭が似合うし、それが男の渋さも増して良かった。録画して何度も何度も見てます。
戦国ものは、意気込んで見始めたものの、様々な理由で脱落したり、視聴が飛び飛びになったりした過去が数々あるのですが、今回は戦国ものとしては、久々にハマってます。
晩年に好々爺になるにしても人として根が寛大で優しい人だったとしても官兵衛の「仕事」は「軍師」ですからね。
普通の人のように感情をあらわにしたり頭の回転が普通レベルだったり人情ばかりに振り回されているような人物では軍師、という特殊性が伝わって来ません。
晩年、軍師を引退して好々爺になるならなおさら仕事をする男の最盛期はそれなりにピリッとして普通の人間とは違うところ、徹底的に冷徹である部分も描いてくれなければ晩年との対比だってうまく描かれないと思います。
このドラマをきっかけにこの時代や官兵衛に興味を持つことができることは素晴らしいとは思います。
しかしこれは一人の男のドラマ。しかも戦国時代の「軍師」です。正直岡田君は頑張っているとは思いますが、その頑張りが頑張っている、などとこちらに感じさせてしまうところが何だか青いなあ、と感じてしまいます。必死に熱演すればするほど年齢や経験に対して物足りない官兵衛になってしまっている。
まあどちらかと言えば脚本や演出の責任だとは思いますが。
演者云々以前に、脚本と演出の責任。
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