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最初から とらちゃんは伊藤サイリ寄りにしてるから 短気で幸薄い相なんです。意外な行動でもないと思います。
ただ、よねさんと違ってお嬢なので たしかに贈呈を身勝手に変えるのは はしたない教養のないふるまいでした。
器が小さいからその時代でも この人に担当して欲しくなーい。だろうねえ。
今日はどういうこっちゃ。
寅子はなんであんなにキレてるの
本性が出ただけで またみんなに好かれるエピソードが待ってます! コトがうまくいく為の、ギャップ狙い 吉田恵里香さんの話の特徴デス。
穂高教授は、女性が弁護士になる道を開いてくださった方ではなかったかな。そして、身重の寅子を気遣って「今は出産優先で」と言ってくださったのではなかったかな。
なのに、あの時から寅子は八つ当たりとも言えるような言葉を穂高教授にぶつけるようになった。
真っ向から寅子の意見を否定したり、蔑ろにしたりするような人達には、スンとなるのに、後人の為に少しでも道を良くしよう、法律と理想の差を縮めようとする穂高教授には手厳しい。これは、甘えているのか!?
いや、でも、スピーチを聞いて、寅子が会場を飛び出して、直後の花束贈呈に佐田寅子さんの名前まで呼ばれたのに、多岐川寅男さんが申し訳なさそうに渡すのでは、穂高教授の心は凍る。
穂高教授が「どうすればいいんだ」と言うのはわかる。
ずっと、人の為にと頑張って、昨日の回でも、無念の思いを味わって、雨垂れの一滴に自身を例えた。せめて、教え子からは、感謝の気持ちと共に花束を貰いたかっただろうに。台無しだよ。よりにもよって。このままだと、後悔しますよ、寅子。
寅子のモデルになった人物はトラ子同様かなり癖が強い女性で、「万人に好かれる」タイプとは言い難かったらしい。女性弁護士のパイオニアというのが特殊な才能だったのはまちがいないところで、「誰にでも好かれる」ような人物では務まらなかったのかもしれない。
あんまり寅子をぶっ飛んだサイコパスに描いてしまうとさすがについていけませんよ。「見たくないやつは見なけれゃいい」理論ですか?
寅子は自分の正義の中で女性や困った人が助かるようにと思い入れるけど、それ以外の人はアウトオブ眼中。
気持ちを思いはからないばかりか、しつこい。
惚れられてると思ってた花岡にフラれて、「誰でもいい」と優三さんを利用。戦時中という特殊な時代ではあったけど、自分の両親の元でぬくぬくと新婚生活。
さすがに結婚したら自立考えるのかなと思ったら、皆無。
それで最後に花岡に会って、猪爪は変わらないな、と言われたらニヤニヤ。よねの気持ちは考えてないし、自分にくっついてくれないから上部だけ謝る。
ヒャンちゃんや梅子さんより自分が上だと安心らしい。
母はるのいなくなった猪爪家では花江始め娘のことも考えず。
では最後にはもしかして竹中直人さんの「秀吉」みたいに頂上には登り詰めたけどまわりに誰もいなくなるというオチ?
実力はあっても性格破綻者が描きたかったら夜ドラの方がおすすめ…
寅子だって良いところはいっぱいあるのに、今回のことだけでダメ人間扱いってどうなんだろう。
人は誰でも良いところも悪いところもあって、時に誰かを助けたり助けて貰ったりしながら生きていっているんじゃないかな。寅子に助けられた人達も沢山いると思う。
仕事にいっぱいいっぱいで家事や家族のことを花江ちゃんに頼りっぱなしだし、今は優未ちゃんの寂しさにも気付いてあげられていないけれど、寅子が頑張らないと家族は食べていけないし、大学だって行かせてあげられない。
そんな中でヒロインだし何もかもパーフェクトな寅子を求めてしまいがちではあるけれど、ダメなところがあったからって私は許せるかな。
何でも綺麗に描かない作風だからこの朝ドラが好きなのかも。
穂高教授の「雨だれの一滴」という言葉で、当時の悔しさが蘇った寅子。
女性が弁護士として輝くのは今ではない、悔しいが、後進に続く女性たちのための置き石?になってほしいと言われて、寅子はひどく傷ついたのだろう。
いつまでも怒りの解けないよねさんにも思ったが、視聴者として軽めに流して見てしまっていた場面が、当事者たちにとってはものすごく大きな衝撃だったということがあとになってわかる。
私も、退職する教授に対してあれほど激怒する寅子には驚いたし、教授に恩義を感じていないのか、長年にわたって重責を担って心身ともに疲れた老人をいたわる気持ちはないのかとハラハラしたが、脚本家はあえて寅子をこのように描いて、彼女の強い思いを表出させたのだろう。
ヒロインの意思を伝えるためには視聴者に迎合しないという点でも、とても見ごたえがある。
女子が大学を出ても、それに見合った就職口がなかった時代を経験した私には寅子の悔しさが分かるような気がする。女子大生ブームは平成の初めぐらいだったか?長い道のりなんだよね。
でも穂高教授に当たるのは違うだろう。
穂高先生、女子部の教え子にいかがわしい事したのではと会の出席者に思われてそう。
倒れた教え子を気遣って出産に専念する様促した
責任を感じて割のいい仕事を紹介した
だけなのに。
多岐川が“一段と荒ぶってる”と評した寅子。
愛の裁判所づくりが思い通りに進まないことで煮詰まっている。
昨日“全てのドラマは現代ドラマ”と書いたが、優未の算数のテストで褒めなかったのも、当時の感覚ではということではなく、ともすれば一直線の完璧主義になってしまう今の寅子の煮詰まり度を示すのだろう。
一方で、穂高は素晴らしい教育者であり法律家。
既存の法制度を良しとせず、人々の幸福につながるように変えていきたいという思いを寅子同様に持っている。
でもまず、穂高は性格的に温厚でバランス感覚に優れるし、権利うんぬんの獲得のために健康や命を失うなどということはあってはいけないと考える。
寅子は差別を受けていた側、穂高は何一つ不自由なく与えられた立場、両者のこの違いはもともとあり、それが寅子が穂高を心から崇敬出来る師ではない部分だったのだと思う。
だがその違いは、寅子にとって埋められない決定的な溝ではなかったはず。
寅子が心から崇敬することになった星長官も、その本質は穂高と変わらない。
星がその素晴らしい一面を切り取ったような形で寅子と接したこともあるにはある。
でも、星と穂高の、寅子にとっての決定的な違い、それは
星が病を押して、最期まで法が国民のものになるよう頑張って命を燃焼させ、穂高が「もう老いた。若い時のようにはいかないねえ」と桂場に愚痴をこぼし、法曹を去ることの違いだったのだと思う。
出がらしだろうが、出しがらになろうが、茶渋になろうが最後の一滴まで、大きな石を穿ち続けようとすること~それが、香子やよねや梅子や涼子たち、志なかばで苦しむ者たちを指導した穂高の取るべき道だったのではないか。
たしかに、退任のお別れ会での花束贈呈拒否やその人へ怒号を発するなどの行為は1ミリたりとも許されるものではない。
だからこそ、とんでもないことをしでかしたと寅子は頭を抱え込んだ。
だが、そんな大失態をやらかしてしまうだけの情熱が寅子にはある。だからこそ、そこから大きく成長を遂げて、法曹の先駆者になり得たのだと思う。
と同時に、穂高は尊属殺を違憲とした2名の1人。彼が最高裁を去れば、違憲主張者は1名になる。そのことは、寅子が男女平等を勝ち取るための戦いで、自分が裏切ってよねに1人の孤独な戦いを強いてしまったことへの改めての慚愧の念となったのではないだろうか。
今回の放送は、批判も殺到しているとのことだが、私には素晴らしい意義をもった神回の一つだった。
勇気をもってこういう放送をした制作者は“虎穴に入らずんば虎児を得ず”の心境だったと思う。少なくとも私は、このドラマにますます引き込まれている。
長いなあドラマ見てる時間より長い作文書く人。
昭和の初期
だからオンナはすぐヒステリー起こすんだ って
言われるような行動を 賢明な女史達は慎んだと思った。
このドラマ大半が嘘話だから いいんじゃないかな。
いつも式典や催しで花束を渡すのは昔から女性が利用されるのが不満で、それこそ女性蔑視だと思っていたので、寅子の代わりに花束を渡す多岐川に笑ってしまった。私的にはよくやったと寅子を褒めました(笑)。別に道徳教育やマナーのマニュアルビデオでもない人間を描いたドラマだ。ヒロインは聖人君子でもない煩悩をもつ人間、思い余って羽目を外すこともある。最初は穂高の話を冷静に聴いていたが途中からある一言で態度は一変して怒りの涙目になっていた。演じる伊藤沙莉さんの心の機微を表現した演技が秀逸でした。もしかして腹の虫が収まらず、穂高の話が終わらないうちに、ハテ、ちょっと待った!、といいながら、壇上の穂高の前に出て大声で反論して騒がせるのかと内心ハラハラしたが、花束は多岐川に代わってもらい出て行っただけで、その前に寅子は最後まで穂高の話を聞いていました。家庭局の建屋の前で叫んだ後、やっちまったなあ~と頭を抱えて、事の重大さに気が付き猛省しているようだった。心が落ち着いたら、場を変えて改めて穂高と腹を割って話し合うと思います。それを機に穂高と寅子との仲が回復して理解し合えると思います。
一々、長文に対して嫌味書くのやめたら。
そちらの投稿の方がウンザリだわ。
今日の寅子の態度はこのドラマを一瞬でつまらなくしてしまいましたね。ヒロインのくせに!
学生の頃からとてもお世話になった恩師の穂高先生に対してあの態度あの酷い言葉、しかも業界の偉い方が多くいる中でね。
女性初だからと言ってこんな偉そうな態度をとらせるなんて、脚本家も寅子も嫌いになった!
一旦下げておいて無理やり上げて来そうな気もするが、もう手遅れです。今日の態度は言い訳出来ないほど酷かった。
寅子、他の人の考えが自分の考えと合わないとすぐ「はて?」と受け入れない。
こんな自己中で裁判官が務まるのかな?とは思っていたけど、今回の周りの状況も見れないほど自分だけの感情で見苦しい態度!最悪ですね。
ヒロイン上げも度を越して、苦労知らず我がままヒロインに仕上がってますよ脚本家さん。
寅子は、もしかしたら中山先輩久保田先輩が弁護士を辞めると聞いて、「もう私しかいないんんだ…」からムキになってしまったままなのか?と思った。
よねが「私もやれるだけのことはするから、お前はひとりじゃない」と言ってもひとりで突っ走って力尽きた。
穂高先生が諭したのも、雨垂れの一滴に過ぎないとは言ってないのに、勝手に誤解してしまった。
戦後復帰して、家庭裁判所の設立に関わり裁判官になり、自らが法に携わる喜びを噛み締めるのはいいが、ひとりで成し遂げてきたわけではないよ。
今までのところ、声をかけてもらって呼んでもらって一員に入れてもらって仕事してきたので、桂場さんにも多岐川さんにも星長官にも感謝すべき。
だが、最も感謝すべきは法の道を開き示してくれた穂高先生のはず。
心の中の優三さん、間に合わなかったね…(寅ちゃん、落ち着いて、深呼吸…)
たったひとりで踏ん張ったと思っていても、女性弁護士代表でもなければそもそも女性代表でもないよ。
梅子さんや香淑さんや涼子さまが断念したのも、他の女子部の学生が離脱したのも、中山先輩久保田先輩が辞めたのも、穂高先生のせいではないし、犠牲になったわけでもない。
他のみんなは穂高先生を恨んでなんかないと思うよ。
雨垂れは、続けて止まないから石を穿つもの。一滴一滴が集まって大河になるもの。穂高先生の指す意味はそういうことだと思った。
「理想と理想がぶつかってる」と多岐川さんも示してくれた。自分の理想がこの世の理想でもないし。
ひとりで成し遂げるものではない、ということに気づいたらいいな…
虎子の怒りが理解できない。
そもそも、焦って結婚して子供を授かったのに
無理して倒れた虎子を気遣ってくれた恩師。
家事も育児も、家族に甘えられる環境だから
仕事が続けられたのに、
父の裁判でお世話になったことも
今までの恩義も忘れたかのような
あの態度は、子供じみて目に余る。
恩師の祝いの席で
やることではない。
失敗は誰でもある。その後が大切だ。
なに?その言い方。
上から怖い・・ 顔も態度も。
次に期待したい。
外で立派な行いや言動があっても、
自分の家庭は滅茶苦茶な場合があるお偉いさん、
てよくいるみたいね。
予告のヒロインのセリフの 何その言い方
まぁめちゃ尊大様になってきてますね。
今日だって穂高の方から来てるし。あれ見て、あぁこのヒロイン上げ だからますます尊大様になっていきそうだと思ったわ。
いや、信念は自由に持っていいよ。
謝ろうよ。
寅子ってそういう人なんだ。やっとわかった…
ちょっと唖然として言葉が出ない。
結局、穂高先生からの歩み寄り。う〜ん…
「すっきり笑顔でお別れ」…
ま、本人たちがいいのならそれでいいか。
また一人、善き人がいなくなった。
悲しくて寂しい。
お皿をかじって桂場さん、口から血が出てますよ…予告ではまさか堅焼きせんべいか何かでしょと思ったら、本当にお皿だったのね…
穂高先生の件にしろ優未のことにしろ、寅子はいろいろな事情を抱えて苦しんでいる大勢の人々と関わって、世間の事情や子供が抱える寂しさを知り、もう少し成長していると思っていた。でも、どうやらそうではなさそうだ。
そしてとうとう寅子の足元にヒビが。案の定のビビ割れが。一週間で丸く収まる程度のヒビ割れならいいけれど。優未の心の傷がこれ以上大きくなりませんように。
最後に互いの気持ちを言い合えることが出来、笑顔でお別れすることが出来て良かった。
それにしても、あのアンコの山にビックリ!
穂高先生は、すっきりした気持ちで人生を終えられました
女性は無能力者ということに、すっきりしないが、はっきりした
そういう出会いがあって、穂高先生は寅子さんの中に可能性を見た、と思います
「どうもできませんよ!」発言から一夜明けて、反省よりも自己嫌悪の寅子さん
ガラッと戸を開けて穂高先生登場
はっはっはーの嘆き笑い…梅子さんと同じですね
穂高先生の背中を追いかけていたのに
栄二がしゃべった!
クララが立った!的な驚き
振り向いた笑顔が良かった😊
これで不足はないはず、ぐらいに盛った餡子
トラコが虎視眈々、笑って皿を囓って割る…🍎リンゴを囓って歯茎から血が、
曲者四人らしい穂高先生を偲ぶ会でしたね
来週は花江さんがブチ切れするみたいですね
実るほどに頭を垂れる稲穂かな。
最後まで、腰低く、弱い者に寄り添い、強い者に立ち向かう人でした。穂高教授は。
そして、そういう周りの人達に恵まれ、寅子は守られてきました。寅子の今の立ち位置は、彼女の努力だけでなったものではありません。
寅子のことが大好きな優しい優三さんの血をひいて、素直な家族思いの娘。とうとう小さなヒビが表面化する時が来るようですね。
甘えたい年頃の娘に甘えちゃってたもんね。
予告を見て少しいい気味だと底意地悪いことを思ってしまった。
大きなダムの決壊も、小さなヒビから。来週、少しでも修復できると期待します。
昨日の穂高先生への無礼に寅子は、あやまる気持ちが無かった…先生があやまるだろうと予想してたけど
寅子も自分のしたことを反省するとと思ったのに
今までも穂高先生は、寅子に気を配りそれを見るのが嫌だった。サイテーなヤツだな寅子、こんなサイテーなヤツだとはっきり分かった昨日今日、先生は亡くなりムカムカした。
穂高先生との会話、OP入れて5分もなかったですね。
しかもOP前はなぜか多岐川さんの「今それじゃないだろ」のコメディタッチツッコミ。
えいじ君の件は笹山さん的ポジションの人が出たラッキー解決。「両親じゃなくてもいいのよね」は今までだったら寅子えらい、と思ってたけど穂高先生への謝罪無き和解を見た後ではシラけた。
「寅子だって完璧な人間じゃない」という人もいるけど、それを言うなら穂高先生の方じゃないの?孫のような年の寅子を可愛がりすぎてしまった。
寅子の父直言を救った大恩人なのに、確執のせいで直言にもはるさんにも線香をあげられなかったであろう穂高先生。。
今まで本当星5だったけど、まんまとだまされました。
花江と優未との和解は、ムリかな…和解しちゃったらそれこそこのドラマが不自然に見えます。
これからは「トンデモ寅子の一生」を見るつもりで見ます。
(でも悲しいよ〜😭好きだったから…)
法曹界ではなく、朝ドラの歴史に残る問題作に視聴率17・4%高記録!。
毒を食らわば皿まで。桂場に思い切り笑わせてもらいました。さすがムードメーカ、あさイチでもゲストのファーストサマーウイカさんもマネしてウケていました。司会の華丸さん大吉さん鈴木アナも大笑い。久しぶりに明るい朝ドラウケが見られて楽しかった。ありがとう。本編は穂高と寅子が立場を越えて話し合い分かち合えて良かった。穂高に心から感謝した寅子に好感持てました。家裁では離婚する両親から突き放された息子の栄二は寅子の真心の言葉に心開いて頼りたい人を聞き出し監護者になってくれる人が見つかり良かった。穂高が亡くなり寂しかったが、尊属殺人罪に反対した穂高のおかしいと声を上げる精神はきっと寅子が法曹界で生きて行くうえでの教訓になったと思いました。
結局、穂高先生が大人の対応をして丸く収まりました。
寅子も一晩寝て、考える所はあったのではないでしょうか。
もっとストレートな感謝と謝罪の言葉が欲しかったです。
先生は石を砕いた雨垂れです。
女性が法曹界に入れるようになったこと。
政財界を揺るがした事件で、無罪を勝ち取ることが出来たこと。
忘れてしまったわけではないでしょう。
先生は退官時に自分が出来たことを誇るよりも、出来なかったことへの後悔を口にした。
その思いを肯定的に受け止めるのではなく、八つ当たりとも言える自分の悔しさをぶつけてしまった。
主人公はいつも良い子で完璧、などということは求めていません。
ただ今週は酷かった。
「失敗をすることもある」というレベルではなく、キャラ設定の根幹にかかわる問題だと思います。
ダブルスタンダード。
この言葉しか浮かびません。
言うべきことは言わないと伝わない。
頭垂れる人間が本心から頭垂てるとは限らないし。
意外と人に圧力かける人間はこれと見込んだ人にだけ頭たれるもんだし。
私は言いたいこと穂高教授にちゃんといい「以上」で締めくくった寅子には反感覚えなかったな。
そうやって異を唱えないと世の中なんてよくならない。
梶山えいじ君の話だって今も現に起きているでしょ。
親にとって都合の悪い子供は邪険にされる実の親からさえも。
「こんな出来の悪い子はうちの子じゃありません」と平気で言い放つ親。
尊属殺人だって介護で追い詰められた子供が親を虐待したり、傷つけたり、死に至らしめる問題だってある。
まさに今の問題。
少子化とは言っても、生まれた子供すべてが尊重されているわけではない現実。
モラハラパワハラを繰り返す父や夫に妻子は抗えない状況は今も同じだし
人生百年時代で高齢者がどんどん増えるのに追いついてない介護問題。
尊属殺人事件の事件詳細にドキッとした人も結構いたんじゃないかと思う。
親子は愛情で結ばれて当然という前提が崩れている家庭の問題。
法律で解決するのは難しいからこそ、寅子たちの苦労は続く。
演じるにあたって、何故寅子は穂高にここまで怒るんだろう?と悩み、その気持ちを監督に話したら
「表現としては怒りかもしれないけれど、ここは寅子から穂高に愛情を伝えるシーン。ここで二人は、ただの仕事相手や師弟関係じゃ出来ないけんかをしている。もはや、ある種の親子げんかであって、これは大いなる愛なんです!」と。そうした視点で脚本を読み返したら、ふに落ちたらしい。
寅子は穂高先生の挨拶を聞いて「今までやってきたことすべてが雨垂れの一滴だと言うの?すごいことを成し遂げた先生を尊敬していたのに、そんな後ろ向きなことを言わないでよ!」と感じてしまったと。
その想いがあの怒りになってしまったのかと思うと、やはり寅子をまんま否定したくないと私は思ってしまった。
同じドラマや場面を見ても人によって捉え方感じ方は様々で、どれが正解でどれが間違いかなんて誰にも決められない。
でも何となくこうじゃないかなという私の思いと近しかったので、私はやはり寅子をこれからも応援したいなと思う。
脚本家のXのつぶやきとか、出演者、制作関係者の補足が出るってことは、ドラマでは伝わってないということだと思います。(前の轟君の気持ちとか)
もちろん今の時代、それ込みでドラマだという方もいるでしょう。
でも私はドラマ以外で視聴者に伝えるのはズルいな、と感じてしまいます。
そもそも多くの人は数年前のことを「えっ、まだ怒ってたの?なんで?」だと見たと思います。
その過程、伝わっていません。丁寧に描いてほしかったです。
そして、たとえそうでも式場でブチ切れるのは全く別の問題。
寅子、熱くて大いに結構です。
けどそこでやっちゃったらダメなことすぎです。
あの場面で寅子は穂高先生にもだけど、女という立場にも甘えてると見えました。あの時代、女は小さいもの。感情的。女子供の言うことなんか。…だから誰にも怒られず、罰せられずにすんだ。
でも昔はもっと空気読める天然ボケくらいの子だったような。
優三さんを亡くして、壊れちゃったのかな…と思いました。
あきらかにインパクト作ろうとしてるけどやっていいこと悪いことわからないくらい制作陣ハイ?になっちゃってるの?って印象でとても残念です。
ごめんなさい、俺にはわからなかった。
自分は寅子とは違うので、共感や重ね合わせるところだけでなく寅子という人を応援してきた。
今週は無理。長い目で見ても振り返っても無理。
穂高教授は父の恩師でもある。寅子にとって祖父のような存在でもあるのでは?
父にあれだけ怒りをぶつけなかった寅子が、穂高教授に剥き出しになる理由は「愛」?
なんじゃそりゃ。
「天に唾する」ってんだよ。(歌詞の「空に唾を吐く」が最初からずっと嫌い)
寅子を見守りつつ軌道修正もしてくれてたはるさんの偉大さをひしひしと実感した。
今日の内容が和解ともわからなかった。二人の絆ゆえかも、とも思えなかった。
今後の内容にどう繋がっていくかもわからないけど、初めて感じた「雑」。
そう、もっと丁寧に描いてほしかった。せっかく今まで登場人物を使い捨てにしないと評価してきただけに。
穂高教授は超重要人物だと感じていただけに。
栄二に言った「頼るおとなは親である必要はない」という言葉は、
優未の心のよりどころとなるおとなは寅子である必要はないという特大ブーメランで帰ってきそう。
ドラマの立派な寅子は 孤児院でも経営したらいいと思います。栄二君が 寅子に心を開くなんて全然思えなかったので残念! そんなたやすいものですよ。
笑顔のないヒロインでも東京千葉では視聴率よくて 安心しました。穂高と桂場が上手いので大丈夫です。
寅子も驕らず誠実になられたら嬉しいです。
この程度で 法曹界の期待の星って、きっと人徳のあるかたがいなかった設定なのかもしれないですね。
最近見始めたちゅらさんと 空気の澄み具合が対照的でした。
愛のケンカ?
両親や優三にそんなシーンなかったよ。
怒り=愛の表現
とするには、ほかの人には誰にも激怒してないし。愛してるから怒るみたいなのは。
むしろ寅子には怒りのあまり相手を殺すのか〜みたいな危険性はあったけど。(乱闘で人をひっかくの、目に入ったらどうすんだ、とか、花岡崖から突き落としとか)
よねは頑固じゃなくて「こいつマジに関わったらヤバい奴」判定で避けてる、と思ったら筋が通る。
寅子と穂高先生の確執の理由をほとんどの視聴者が理解不能だったと思う。
ドラマ内でも寅子妊娠時の穂高先生とのやりとりくらいしか描かれていないから当然だ。
でもシナリオブックには、もう少し詳しく描かれているらしくて、それを買って読んでる人はなるほどと思ったらしい。
見てる視聴者は目の前の映像だけが全てなのに、シナリオブックや脚本家のXでの後付けの解説投稿であれはああいう事こういう事、わからない人は勉強不足、理解不足ちゃんと見てればわかるのにとSNSで盛んにつぶやかれているのがとても不快。
わからないものはわからないよ!
今の寅子はヒステリーで、自分勝手で、驕りがすごく、執念深い女なのに、特別扱いでおじさん達に可愛がられて、ひとりで女性代表になってしまってる嫌な女にしか見えない。
他の雫の一滴の女性達はどこに行ってしまったのだ?常におじさん達の中は寅子一人だけ。
女性政治家がこのドラマのセリフを盛んに引用して、プロパガンダに使ってるのもとても不快。なんか色々考えながら見ないといけないドラマは嫌だな。
穂高との仲直りシーン、
寅子謝らず、なぜか穂高先生は謝る。
最後の最後まで人格者だった穂高先生。
一方で花江に子育て丸投げ、
飲み会終わりに喪服のまま寝る寅子。
そうゆうのは男女平等じゃないよ、
ただだらしないだけ。
何なの?寅子下げ絶賛キャンペーン中?
視聴者も敵に回してゆみと花江のやさぐれ暴動に
正当化を持たせる脚本かな。
◆星長官と航一と寅子
神エピだった。「なるほど」航一と「はて」寅子の出会いエピ(=私)かと思いきや、そんな単純なものではなかった。今作が一貫して描いている「民法とは?」に対する長官や寅子の答えを描いたものであり、ガッツリ法曹(=公)パートだった。
法曹界のトップである長官が序文を読み、市井の人々である竹もとの客たちが聞き入ったシーンは圧巻だった。民法は国民のためのもの。「出がらし」長官の役目として次の世代(航一や寅子)に託すという、まさに100年の物語を描く今作に相応しいエピだった。
◆優未と寅子
わかりやすいホームドラマ(=私)パートであり、法律家として「ご婦人方に大人気」の寅子の、母としての一面を描いた。84点に対する寅子の反応と、それを受けての優未の表情。「お母さんは優未とじゃキラキラしないから」という優未の心情。優未の思いに全く気づくことなく、仕事に精を出す寅子。そしてついに、猪爪家の絆に小さなヒビが・・。
完璧な母、完璧な人間に描く必要は全くなく、寅子のキャラや今まで積み重ねて描いてきた内容を考えれば、納得のものであった。今後の展開に益々目が離せない。
◆穂高と寅子
寅子の挫折と、穂高とのこじれた関係、すれ違う思い。穂高は寅子転機のキーパーソンであり、それぞれの主張心情や関係性が丁寧に描かれてきた。だから、挫折時のショックと怒りは納得できた視聴者が多かった。今回の怒り・・そう来たかと、この脚本家には度々驚かされるが、今回は前回に比べて難しかったのは確かだ。
尊属殺に対する法律は違憲であると主張し敗れ、自身を「雨垂れの一滴」として、何も成し得なかったと卑下する穂高に対して、寅子に「感謝はしますが、許さない!」と吐かせた脚本。視聴しながら、思わず息を飲んだ。
寅子の大人げのない言動に対して、桂場に「ガキか!」と一喝させている。己の主張を感情的にぶつけてしまった寅子に、頭を抱えて「あぁ~!」と叫ばせている。翌日も多岐川らに責められ、反省している寅子を描いている。そう、これは一貫しているが、寅子の言動が正しいわけではないという大前提のもと描いているのだ。接点の少なかった星長官に感服する寅子を描いたのも効果的だった。理想を掲げ、法曹界の変革を唱えてきた穂高は寅子の恩師であり、人生を変えた「特別な存在」だった。特別な存在だからこそ、「理想」に対する思いやエネルギーの違いに、抑え切れない感情が、昔も今も・・寅子らしい。
そして、今日。寅子と穂高の和解が描かれた。互いに恩師・教え子であることを「誇りに思う」と、笑顔で。そう。元々同じ理想を掲げてきた2人である。こうなることはわかっていたよ!(←直道かよ笑)ではないが・・穂高自身が「理想を口にしていたくせに、現実は既存の考え方から抜け出すことができなかった」と、過去の行い(←法律家よりも母であれと説いたり、復帰後に法曹界以外の仕事を斡旋しようとしたり)を詫びた形だ。勿論良かれと思ってのことだったが、己の中の理想と現実に開きがあったことは事実であり、そこを認めたことは人として、法律家としてのケジメだったのではなかろうか。
一方、尊属殺に対する法律は違憲だと主張した穂高は、間違いなく既存のおかしな考え方から脱却し、未来に繋げる一票を投じていたと寅子は思っているわけだから、決して先生は雨垂れの一滴ではない、そこは撤回しないという形だ。寅子の大人げない言動ではあったが、穂高に対する思いが強かったがゆえの言動であり、嫌っているわけでも憎んでいるわけでもないことがわかる。2人が長年抱えてきた思いを繊細に描いた、これぞ「人間ドラマ」である。
穂高の葬儀後に、竹もとに集う4人。穂高の掲げた理想と思いは「穂高イズム」として、寅子・桂場・多岐川・ライアンらにしっかりと染み込んでいると。若者に後を託しスッキリした表情でお別れをした「出がらし」穂高と、山盛りあんこ(笑)をアテに酒をあおり、熱く理想を語った桂場。優三に弁当を届けたあの日、2人に出会っていなければ今の寅子はなかったのだと、皿をかじり流血する桂場(笑)を見ながら、しみじみとする。この緩急よ・・虎翼らしい。
◆寅子の描かれ方
混合されがちだが、共感と納得は違う。私は寅子の言動全てに共感しているわけではない。私は寅子ではないので、当たり前だ。寅子の怒りも、猪爪家の絆にヒビも、共感ではなく納得と書いた。今までの積み重ねで、そうなって然るべきと描かれてきたからだ。つまり、自分ならそうはしない(ならない)だろうが、寅子ならあり得る・・これが納得(理解)であり、対象人物が(良くも悪くも)非凡であればあるほど、描くのが難しい。キャラを確立させ、ぶつ切りエピではなく繋がるストーリーを作る必要がある。今作はそれらがしっかりできている。キャラブレもなければ、その場限りのぶつ切りエピもない。だから納得できるし、安心感がある。
登場人物の誰かに共感したり、感情移入して泣いたりというのも、勿論楽しみ方のひとつではあるが・・何気ないシーンに「なるほど」(←航一かよ笑)と思うような演出があったり、ドラマの核心が描かれていたり。また、行間を読ませる余白があったり・・今作はなかなか深いと、改めて実感した一週間であった。今まで以上に期待度が上がったのは、言うまでもない。来週も楽しみだ。
冒頭の穂高教授と寅子のまとめ方はとてもよかった。短いやりとりだったが、私はとても納得できた。昨日、寅子に激しい言葉をぶつけられた後、憔悴してヨロヨロと会場に戻る姿はたいへん気の毒に見えたが、翌日自ら寅子に会いに来てくれたことはさすが教授の器の大きさを感じさせた。年齢も立場も関係なく、本音をぶつけられることは幸せなことだ。年老いているぶん教授には寅子に言い返す気力も弱り、これ以上嫌われたくないと弱音を吐いてしまうけれど、それでも、忖度なく真正面から立ち向かってくる教え子は、引退する教授にとってどんなに頼もしい存在だろうと思う。寅子にも、自分の思いを逃げずに受け止めてくれた教授の存在はかけがえのない恩師として心に残っていくことだろう。私は2人の関係をうらやましく感じた。
今週の寅と翼
・梅子竹もとで働き始める
・星息子と星長官の著書改訂版執筆、朗読
・新著書星長官が序文書き下ろし、竹もとで読み上げ
・寅子ランチボイコットされる
・小橋の幻影が寅子を責める
・花江と優未、不満そう
・日本人とフランス人の間に生まれた少年の問題
・存続殺続行に穂高教授とあと1人反対
・その説明のため?道男、まだいる
・寅子、恩師穂高教授の引退式典で大失態
・穂高教授が寅子のところに来る、寅子謝罪しない
・穂高教授亡くなる
・穂高教授を偲ぶ会
・寝ている寅子に娘の冷たい視線
追加情報無しで見ている方とすると、穂高教授との別れ方が納得いかない。はるさんの死の週も寅子お手柄で閉めてた。人の死は物語を進めるバネなのか?
社会的な圧にスンとなりたくないというのは分かるが、「最も身近な人の苦悩を差し置いてもいいのか」「自身の健康面、家庭面を鑑みて仕事をセーブした方がいいのではないか」という視点は社会的圧力とは違うのではないか。
社会的圧力に抵抗し、石に穴を穿つためならば、他者に犠牲を強いて良いのか。
それこそ道徳の問題ではないだろうか。
寅子はいつも戦う相手を見誤っているように見える。
寅子が戦うべき相手は、穂高教授でも花江でも偏見に満ちた男性でも女性の足を引っ張る女性でもなく、人々の視野の狭さであったり、その背景にある分かり合おうとする努力の不足ではないのだろうか。
なんというか、寅子がだんだん嫌われるように描きはじめましたね。視聴率?、そんな物どこ吹く風とばかりに。
法曹界(公)での活動が順調で寅子の名声が上がっていくのと裏腹に、家庭(私)では優未が「そんなことないよ、大したことないよ」と育っているのは明白で。二兎を追うものは一兎を得ずというか、あちらを立てればこちらが立たずというか…。
「トラちゃんが後悔せず、 心から人生をやり切ってくれること。 それが僕の望みです」イマジナリーとしても出て来なくなった優三さんのこの言葉を思い出す。「公」では確かにこの通り寅子は進んでいるし、現時点ではこの言葉を忘れてないとも思うが、「私」での寅子は子育てに失敗したと後々後悔することになるのだろうか。それともすんでのところで優未とわかりあえるのか。
優三さんが生きていたら寅子と優未の心のヒビのすきまを埋めてくれたのだろうかと考えてしまう。星長官の著書の補修は優三の念願を思い出す良い好機となったが、いつかは死んだ者の顔を忘れる回数が増え有りし日の記憶もおぼろげになる。燃えている理想も、他人からもてはやされる人気もそのうち鎮火しがちになる、人間とはそういうもの。ここまで来たら、その残酷さもこの脚本は見逃さず書いて欲しい、それができたなら大した物だ。
あと思い出すのが「自分が幸せじゃなきゃ、誰も幸せになんてできないのよ」梅子さんのこの言葉。花江を救ったが、今にして思えば寅子にも聴かせなければいけなかったのでは。
寅子に怒鳴られた次の放送日に、もう穂高先生が死んじゃって、びっくりした。とてもかわいそうだし、役者さんもがんばっていたのに、浮かばれない気がする。
これから寅子に良くないこと(例えば腰痛)があったら、「穂高の呪い」のように感じてしまいそうで残念だ。
その人の事を思い心配し、良かれと思った言葉がその人にとっては気付く言葉であったり。
良く言われる頑張れもそう。でも言われた本人は頑張ってるよ、これ以上何を頑張れと。なので今では言わない人も多くなった。私も言わなくなった。
人がどんな言葉で傷付くのか、本人にしかわからない。あの時寅子の為に良かれと思って言った教授の言葉も寅子にとっては傷付き心折れる言葉だったんだろうと思う。
今回確かに寅子は撤回しなかったけれど、根底に尊敬や色んな意味での愛情がなければ、いくら教授に謝られても最後に笑顔とはならなかったんじゃないかな。教授の笑顔を見て、寅子の気持ちも分かってくれていると感じた。
寅子はこれからも色々なことで誰かを傷付けてしまったり、傷付けられたりすることもあるんだろうな。でもそれは寅子だけじゃないんだよね。よねさん始め仲間たちも皆んなそう。それでも出来ることならめげることなく其々がいだく夢に向かって歩いて行って欲しいなと思う。
皆んなでいつかまたあのお団子作る日が来ないかな。
情緒不安定で荒ぶる寅子は、色んなものを見失って、ある意味で猛虎と化している。
中島敦の「山月記」の人食い虎に変身した李徴のよう。
あまりにもかわいそうだったのは、その虎の尾を踏んだ穂高。
なぜ寅子に暴言をぶつけられたのかも分からないまま、大好きな寅子にこれ以上嫌われたくないという理由で謝罪に訪れて、それなりに好かれてるという思いでほっと一息、そのまま旅だった。
寅子は、謝罪しようにも、理想に燃えて煮詰まり荒ぶっていて、自分がなぜ穂高に暴挙に及び暴言をぶつけたのかを、自分自身でも朧気にしか分かっていない。だから謝罪すらできない。
寅子は今、自分も見えておらず、自分の家庭すらきちんと目を行き届かせることはできていない状況。今のままでは“家裁の母”どころか家庭の母としても失格。
理想を追いかけるゆえに、多くの足元のことを見失ってしまった寅子。
穂高の件にしても、何事にも全力を尽くし、かつ究極の負けず嫌いで、どうしても100点を取らなければ気が済まない寅子に成り代わって言わせてもらうと、
「私一人の力では理想の実現なんか無理なんです。穂高先生、出がらしだろうが出しがらになろうが茶渋だろうが、最後の一滴までふり絞ってください。法曹を去らないでください。岩を穿ち大河に清流を注ぐために、私たちに力を貸してください。」
ということなのではないだろうか。
それは今の寅子では、口が裂けても言いたくない言葉で、意識の下にしまいこもうとしている。
花江が家事を子供達に頼んだときに「お母さんは私みたいに甘え上手じゃなかったからね。」と言った。はるの娘寅子もまた、人に頼るということを“負け”にとらえてしまっている。
来週は予告を見ると、花江や優未から、こんな寅子に強烈なダメ出しメッセージが送られそうだ。そこで、寅子が目覚めることができれば、穂高への心からの感謝と謝罪の気持ちも強烈に湧いてくるのだと思う。
穂高はあっという間に鬼籍に入ってしまってはいる。
でもね、私には分かっているよ(笑)
このドラマでは、イマジナリーが夢枕に現れて、大事な大事なメッセージを送り合えるということを。
内容もだけど
会話の間の取り方や
カメラワーク(ピントの合わせ)が
なんか自分にはあわない。
喧嘩別れの後、穂高と寅子が腹を割って話し合い、穂高は寅子を好評価して若い者たちに法曹界を託し、寅子は穂高の尊属殺の最高裁判決の反対文を高く評価して、先生の教え子であることを誇りだと感謝した。二人が分かち合い理解し合ってよかった。家裁では寅子たちが両親から見放された栄二と向き合い真心の言葉で本人が頼りたい人を聞き出して監護者を見つけられてよかった。それを成し遂げたのは犬猿の仲だった家事部と少年部が手を組んでのことで家裁が一つにまとまりよかった。穂高の訃報は悲しかったけれど、穂高の葬儀の後の甘味処での偲ぶ会で穂高を弔った後、桂場が泥酔して虎視眈々と寅子をこじつけてお皿にかぶりつく場面に笑いました。桂場を演じる松山ケンイチさんの怪演に全部持って行かれました。ぜひ桂場は最後まで生き残って寅子を厳しく指導してほしい。
寅子は「英雄」ではない。信念を持って仕事を遂行しているにすぎず、それは「絶対的な正義」ではない。勧善懲悪ものの作品ならそのように描かれるかもしれないが、今作では「生身の人間」として描いている。だからこそ今までの朝ドラヒロインでは描かれなかった月経の痛みに耐えるシーンなども出てくるのだろう。
ビデオリサーチ社が年4回発表するドラマ好感度を示す指標“視聴質”で「虎に翼」が1位に。
「Filmarks」の「2024年春ドラマ 満足度ランキング」1位も「虎に翼」。
虎ツバファンの私としてはここは素直に喜びたい。
今週に続き来週もなかなかの展開で寅子ファンでもある私としては胃が痛くなりそうではありますが、このままラストまで楽しませて下さい。
花束が震えるほどの、涙が落ちるほどの怒り💐
穂高先生に対する要求水準が高すぎることによるものですね
それなりに好いてくれている
寅子さんを笑わせようと出た言葉かな
昔、お正月の写真のCMにありましたね📸
美しい人は、より美しく
そうでない人はそれなりに…
完璧は難しい、どこかで「そんなものか」と受け入れるしかないのでしょう
しかし、癖の強い四人が飲む酒は、大変ですね🥃
桂場さんにとっては、いい居場所だと思います
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