4.04
5 769件
4 270件
3 101件
2 96件
1 139件
合計 1375
読み さなだまる
放送局 NHK
クール 2016年1月期
期間 2016-01-10 ~ 2016-12-18
時間帯 日曜日 20:00
出演
「大坂の陣」― 劣勢明らかに追い込まれた大坂城。 そこに駆けつけ、抜群のリーダーシップを発揮し、胸がすくような活躍をした、真田幸村。 幸村が生まれた真田家は、信州の小さな領主。 周囲の大名たちが繰り広げる戦乱の荒波に翻弄される真田家。 しかし、的確...全て表示
全 2517 件中(スター付 1375 件)1101~1150 件が表示されています。

2016-05-09 12:08:44
名前無し

あんなにかっこよかった父上が、秀吉と御目通りして、返事をするときに追い詰められすぎて、「はは〜」とも言えず「ゔぇ〜」とか「ゔぁー」って唸ってたのが痛々しくて切なかったです。
かかと事件は、まあ、いつものおふざけでしたけど、ずっと気を張っていた源次郎が、安堵するあまり、ボロボロと嬉し泣きしていたのがとても良く、泣きそうになりました。
毎度毎度、構成のうまさに驚きます。こんなハイクオリティなドラマをもう20話近くも見られて幸せです。

2016-05-09 16:05:46
名前無し

第一次上田合戦での昌幸の主役オーラ全開の姿が焼き付いていたから、昌幸の田舎侍ぷりが切なかったです。 ブラックさが格好良かったはずの昌幸が、秀吉と比べたらもうかわいいブラックだったんだってくらい。
毛皮をまとう昌幸は格好良かったのに、今回はそれが田舎侍の象徴のようになってしまうとは。
大名にも格があり、それが武功だけではどうにもならないとは。戦には勝った真田が外交では負けてしまう。そんな恐ろしさも感じました。
暗いだけだとドンヨリした気持ちになりますが、松の記憶が戻り親子、姉弟で喜びあう姿が温かくてすくわれました。

2016-05-09 17:45:34
名前無し

昨年よりはましだと思うが、だからといって別に絶賛するようなこともない。

2016-05-09 18:38:28
名前無し

戦国時代なのに合戦シーンはぜんぜんダメ。
ただの戦国ほのぼのドラマになってしまっている。
まあ、それでもそこそこおもしろいんだけどね。

2016-05-09 18:39:37
名前無し

戦国の策士真田昌幸が、ブレにブレてる、
天下取りを目指してるつもりか???。
生き残りに必死で、兵隊が2千しかおらんのに。
自分が5,6回みのがしたのかな~

2016-05-09 21:00:10
名前無し

憶測ですが、最初、昌幸を無視したり徳川の配下にしたのは秀吉の策略なのかも?昌幸と源二郎をためしているような感じがした。
秀吉は真田の領地を守ると言ったので、沼田の件で北条が真田に攻めても、徳川も和睦している北条と戦うはめになるね。
徳川が断りたくても秀吉が真田を守れと言えば従わないといけませんからね。
わたしの憶測が当たれば、真田と二度目の戦いをせずに自分の配下にできたと思い喜んでいた家康もあとで顔が青くなるかもしれないね。
あくまで予想だけど。

2016-05-09 21:37:09
名前無し

秀吉の命令が真田にとっては屈辱という風な描き方だったけど、そうでもないと思うよ。
第一次上田合戦では徳川を撃退したけれど、あれは決死の真田と余裕こいてた1/3の徳川。本気の徳川に攻められたら、非常に厳しい。それを回避できる。
家康にしてみたら昌幸に頭を下げさせることで溜飲を下げることはできたが、攻め滅ぼすことはできなくなった。
真田の領地は安堵との言質も取ってある。
大大名の徳川と真田が同格というわけにもいかないし、安全保障という点では、むしろいい采配をしてもらったと思う。

2016-05-09 22:19:44
popo

秀吉の人たらしぶりが良かった。
ナレーションとか人のセリフで誤魔化さず
ああ、こういう人物だから天下とれたのか、
と思わせる描写が多くて良い。
今回は昌幸の持ってきた毛皮をちゃんと着たのと
それでいながら徳川に従え、と言うところ。
アメとムチの使い方をわかってるんだと思う。

真田丸は真田家の物語、ということですが
仲が良くていいこと。
大泉兄さんが源二郎に会えて嬉しそうだった。

あと…出浦さん、何者?笑
俺が明智になろうか?は渋すぎた!

2016-05-10 18:15:43
鈴木

お姉さんの記憶が戻りましたねー

2016-05-10 21:29:45
名前無し

家康の大笑い・・あれは「真田ざまぁみろ」よりは、真田を暗に徳川の牽制役・監視役に使おうとする秀吉の意図を読んだ家康の屈辱の笑いだね。
真田・徳川・豊臣の心理描写が巧みだ。
贈物の見栄えを良くして印象を良くしようとする三成の心配り、真田のためにも良い事なのに・・嫌われる。嫌われる三成と好かれる大谷刑部の対比、つくづくソンな人・・・三成。

2016-05-10 22:41:44
名前無し

今まで大河で様々な秀吉を見てきたけど、今回の小日向さんの秀吉が一番もしかしたら本当にこんな人物かもしれないと思えてきた。
これまでの既成概念にどこかとらわれていた秀吉像を自由に動かして、でも細かい部分になるほどこれが実際の秀吉かもねと感じさせてくれる。何だか新鮮。

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2016-05-10 23:28:41
名前無し

姉さんの記憶が戻るのもう少し引っ張ってほしかったなぁ
また、あの家族間のやり取りがあるのだろうかと思うと戦国時代とかけ離れてしまうからついていけなくなる

明らかに、真田の面々は心を一つにはしていないのになぜかボケを入れたり、突っ込みを入れる
もう既に新選組後期の崩壊がはじまっているとすると、それはそれで楽しみです

その最初の崩壊を感じさせる真田昌幸の哀愁は見事でした
笑いとシリアスの掛け合わせがアンバランスだと感じますが、大河での三谷さんの良さを挙げると、崩壊の美学かなということを思い出させてもらった今回だったので、期待感をまた抱いてます

戻るきっかけはあったにせよ、姉さんの物語をどう描きたいのか見えぬ話でしたが(恐らく気分が落ちてる真田家を照らす光としての役割が記憶の回復だということだとは思いますが)、家としてなのか、個としてなのか、真田幸村をどう捉えているのか作者の思いをちゃんと反映させてほしいと思いました

2016-05-10 23:38:21
名前無し

大河ドラマ大好き。三谷幸喜は変わってるけど秀吉の描き方は面白い。
これからだなぁ。

2016-05-11 05:18:50
秀頼

姉の記憶喪失エピソードは何の意味があったのだろう
ただの時間稼ぎでしょうか
この脚本家は女性が描けないのか魅力的な女性キャラがいませんね

2016-05-11 08:39:37
名前無し

喰えない秀吉。
真田が日本に見えてきた。

姉はいるかな?もう忘れていた。

2016-05-11 22:46:49
名前無し

面白い!
登場人物ひとりひとりが、魅力的。
震えるほどかっこよかった父上が、
今回は、古ぼけた田舎者に見えた。
笑いをとる場面もありながら、
ひしひしとした哀しさを醸す脚本、演技、さすが。

姉上の記憶はあまりに早く戻りすぎたと思ったけれど、
あれがなかったら、寂しい気持ちのまま今週を
過ごさないといけなかったから、いいのかな。

2016-05-13 01:31:07
名前無し

真田の立場は微妙な位置ですよね。
これからどう立ち回るのか期待します。

2016-05-14 09:22:04
名前無し

ああ、面白い。これまで観た大河で一番かも。
ここ最近では、清盛と同じぐらい、子どもも一緒に熱く盛り上がっている。ものまね、口真似をしたり。
「黙れ、小童!」「大博打のはじまりじゃ~!」「嫌じゃ嫌じゃ!」やら、胸キュンボーズとか・笑
明日も楽しみで仕方がない。そら豆があるので、それを茹でてビールを用意。心して、見る。

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2016-05-14 19:12:53
名前無し

うざキャラ まつ復活しちゃった。

2016-05-14 19:46:03
名前無し

おふざけや女性のうざい描き方に慣れたのか飽きたのかきにならなくなっている。
真面目な部分はうまく描けてると思う。

2016-05-15 16:56:52
名前無し

家康も秀吉も小物臭いし、
高橋留美子みたいなラブコメ幼馴染とか痛々しいし、
全体的に幼稚でとってもギャラクシー街道

2016-05-15 20:46:39
名前無し

今日はいつもの茶々と違って悲しみや覚悟も伝わってきた。
源次郎もいつの間にか引き締まった若侍に成長してきた。
今が頂点の秀吉。これから起きてくる事が何だか恐ろしい。
源次郎目線でどんなふうに描かれるのか。

2016-05-15 20:50:36
名前無し

家康パートが、少ないと、やっぱり面白くない。今日は、かなりイマイチだった!茶々と、信繁の絡みは、要らんわ。

2016-05-15 21:12:06
名前無し

今週も引き込まれた。茶々、凄みが出てきたな。ぞくりとした。ふたりは同じ日に死ぬの、とかもう呪いだね。茶々は、愛するひとを死に導く女神のか。
それを断ち切るように、押し花食べちゃうきりが可愛かった。物陰から見ている清正の暗い殺気が笑えた。
マジメに面白すぎる。どうしよう。

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2016-05-15 23:21:33
名前無し

今日も見応えがありました。
秀吉から入室を禁じられた武具蔵で信繁相手に自分の数奇な人生を淡々と振り返り、「私の親しい人たちはみな殿下に殺されました。今の私は死に無感覚で自分が死ぬのも怖くない」と漏らした茶々の心の闇に胸が締めつけられました。そんな男から側室になるよう言われた複雑な心中。でも秀吉がこの蔵への茶々の入室を禁じたのは、彼女には忌まわしい過去を忘れ、そのつらい体験以上の楽しい想いをこれからはさせてやりたいという、思いやりと償いの気持ちからだった。秀吉の思いがけない純粋な恋心が茶々の心をほだし、側室になることを承諾させた展開が良かったです。冷酷非情さを持つ秀吉をこんなふうに描いているのは新鮮でした。信繁とのつかの間の淡い恋を思わせる描き方もよかったな。
そして一方では真田を警戒する家康が真田の内情をつかむためのスパイとして本多忠勝の娘に目をつけ、信幸との政略結婚を画策する。信幸は病弱な妻こうと離縁させられるのか。あまりに理不尽で見ていると辛いですが、それが当たり前の時代だったんですよね。
でも吉田羊さんの登場は楽しみです。
45分間全く飽きずに見られる大河は久々。
登場人物の心情を繊細に描いてくれるのが好感持てます。

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2016-05-16 09:07:54
名前無し

信繁は歴史の表舞台で活躍するのは最期の方だけ。それまではずーっと時代を眺めている立場。戦闘シーンは極めて少ない戦国もので一年飽きずに引っ張るのはなかなか大変だと思う。その条件の割には、独自の解釈で色んな人物を掘り下げ、色々な思惑や事情の糸が縒合わさって秀吉の死後へと繋がっていく感じはよく出来てると思う。それだけで埋めきれない分にオフザケがついつい入ってくるけどね~(笑)
今の理不尽満載の秀吉の、何に恩義を感じて最期の決死の戦になるのか、家康憎し、だけじゃない理由がどう描かれるのかに期待したいところ。まさか、茶々とのこの淡い恋、じゃないよね?!

 茶々が信繁の前で側室になると承知したのは、信繁を助けるためだったのかな。結果、秀吉は舞い上がって信繁は蔵問題不問だったもんね。側室になって全てを手に入れるか、今の結局恋も何も手には入らない生活のままか、二つに一つしかない事は彼女にもわかってて、虚しい自由を楽しんでる振りをしてたのかな、と思うと少し切なかったけど、もう少し若くてキレのいい女優さんがよかったなあ…。

2016-05-16 10:50:54
名前無し

茶々ってまだ十代だよね
おばさん
このドラマ信繁合わせの年齢設定?
あれ信繁は二十歳くらい?

2016-05-16 11:08:06
名前無し

吉田羊さんがちゃんと娘役になっていたのでやっぱり女優さんってすごいなあと思った。顔が元々大人っぽいので配役を聞いた時は違和感あったけどきちんと嫁入り前のお嬢さんになっていてさすがだった。

2016-05-16 12:13:30
名前無し

「恋路」というタイトルからはかけ離れた、どす黒く恐ろしい回でした。茶々が「また蔵に」と言った瞬間の、秀吉の目。怖い怖い怖い!って言っちゃいました。普通なら自分を欺いたことで信繁を切り殺してもおかしくないところ、それを瞬時に茶々へのプロポーズへ切り替えて使うとは。恐ろしすぎる。
きりちゃん、信繁が「まあそう気持ちもなくはなかった」と言った瞬間の「ほらほら男はそれだよ!!」というつっこみがおかしすぎて、唯一の笑いどころでした。きりちゃん、なかなかナイスなキャラになってきてます。

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2016-05-16 14:34:06
名前無し

長澤まさみいらない。

2016-05-16 14:48:41
鈴木

今回も面白かったです
大河ドラマにコメディ要素があるのも良い感じです

2016-05-16 15:26:04
名前無し

茶々のうっかり発言で
現場が凍り付いたとこ凄かったね。
小日向秀吉の表情怖かったー。
茶々を手に入れ秀吉の絶頂期だと思われたが
それが崩壊の序章となるとはわからんものだ。
羊さん声は若作りしてたが、顔が老けてて
違和感ありでちょっと残念

2016-05-16 19:10:51
名前無し

こんなに大河ドラマに夢中になったのは 初めて!

2016-05-16 19:51:37
名前無し

今の茶々は年齢的に広瀬すずあたりをイメージするとわかりやすいですね
小日向秀吉と広瀬茶々と菅田将暉の信繁
ちょっとリアリティあるんじゃないww

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2016-05-17 07:35:11
名前無し

出てくる女達皆いらない

2016-05-17 12:46:50
名前無し

今週は惹きつけられました。
しばらく惰性でみていましたが、今回は
茶々、信繁、信幸 そして秀吉の運命のターニングポイントのようで、その後の歴史を思うと
今回の回はとても上手い脚本だったと思います。
竹内結子さんがやっと茶々にみえてきました。

お腹の子は本当に殿下のお子?予告でいってましたよね。そこ触れるんですね。
色んな説があるらしいのでどう描くか楽しみ。

2016-05-17 15:35:18
名前無し

今まで茶々が親の敵の秀吉の側室になんでなったのか納得いかなかったけど、今回の話は「あったかも・・」というぐらい説得力があった。あの時代の女の人は言われるがまま的なとこがあっただろうから実際はわからないけどねwねねとの確執はあっただろうし、今まで誰も秀吉の子を授かってないのに茶々にあっさり子ができるのも不思議だよね~ww
DNA鑑定があれば意外な事実がわかったりして・・想像するのもたのしいよね。

2016-05-17 15:36:53
名前無し

黒木華から吉田羊へ和風美人のバトンタッチ。

2016-05-17 15:56:18
名前無し

今週はすごく切ない話でしたね。
源次郎より茶々の方が、人生の厳しさを身をもって知ってた、腹が座ってるんだ。
茶々がこれまでの人生を支配され続けた人に、この先も一生かくまわれることと引き換えに、源次郎を救ってやったその時の覚悟の決め方、。
夢や希望を見ていられた時代との訣別。

その覚悟の一瞬前と後での2人の立場がガラッとかわって、
自分が殺されてしまうとずっとあたふたしていた源次郎ですが、
事が過ぎて思い返してみれば、どういう気持ちだったでしょうね。

2016-05-17 16:31:59
名前無し

廊下の陰からものすごい殺気で茶々と源次郎を見ている清正に対して、もう言い訳は逆効果と思ったのか、それとも九州に行くからもう怖くないと思ったのか、花を挿してドヤ顔をする源次郎、それを見て「!?」ってなる清正に笑いました。ただのクスっとくるシーンだと思ったのですが、何かの暗示だったり伏線だったりするのでしょうか。

2016-05-17 22:30:08
名前無し

地元だし、祖母の出身地でもあるからこの低視聴率時代に多少はなんとかなるかと思ったがなんともならなかった。真田幸村は世間的に人気もある…とは思うが、やはり加賀様、伊達様とは違うんだよね。エピソードはいろいろあるけども、規模が小さい。演出のせいか上田も、盛り下がってる気がする 。

2016-05-17 22:43:49
名前無し

面白いと思った。しかし大河としては…面白い!

2016-05-19 16:34:47
名前無し

今週は、大河としてはどうなんだと思いながらも、胸震えた自分がいる。
モフモフの鳥獣羽毛の衣着た食えないおっさんどもの大河版仁義なき戦いを見ていたつもりだったのに、オフィーリアかマクベスが出てきそうな予言やら呪いに彩られたシェークスピア悲劇になってた、笑

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2016-05-19 20:16:05
名前無し

本当に大坂編になってガラッと変わった気がする。
青春編は先の読めないエンタメ感が満載だったけど、大坂編は何かホラーっぽい。

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2016-05-19 20:22:55
名前無し

秀吉の何か得体の知れない感がすごくいいと思う。

2016-05-20 20:54:07
名前無し

完璧。
面白すぎる。

2016-05-20 21:23:06
名前無し

源次郎、茶々、秀吉…、それぞれの運命が交錯して、また周りがそれにのみこまれていくようでした。いや源次郎は茶々と秀吉のこれからの運命にのみこまれていくのでしょうか。茶々と秀吉の現代では考えがたい関係。茶々の持つ秀吉に対する感情が何かはまだ私にはわからないのですが茶々が覚悟を決めて飛び込み、そこに自身の生きる意味を見いだしていこうとしているのは感じました。
大河ドラマでいろいろな茶々を観てきましたが、真田丸の茶々には既視感がありません。公式HPで竹内結子さんの茶々の人物解釈を拝見しましたが、竹内結子さん演じる茶々が私はすごく好きです。

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2016-05-20 23:54:40
名前無し

真田丸の茶々、いいなあ。
不幸な体験をしてきた結果、無邪気な仮面を被って、暗いものを抱えて心のよりどころを求めてさまっている感じとか、モラトリアムの少女期を捨てて、覚悟を決めて運命に従うところとか。なんか胸に迫るよ。見てはいけない部屋がある青髭城に嫁ぐようにして。
怖いお城から救い出してくれる頼もしいお兄様なんて、いないのに~。でも、何十年後に、信繁が赤備えでやって来てくれるのね・笑
とはいえ。信繁がいくところこには、もれなくきりがついていくという呪いもかかっているので、茶々の願う「日の本一幸せなおなご」というのが、どういう形で成就するのか、期待と不安。
きりちゃん、がんばれ。

秀吉にせよ、信繁にせよ、一番身近にいて一番自分のことを愛してくれるひとをないがしろにするという点では、似たもの同士。
なんか、切ない。

2016-05-21 03:04:05
名前無し

怖い秀吉だなあ~。

本当に怖い人って、自ら残酷な行動を取ったり指図したりする人じゃない。周囲が「自ら進んで」「勝手に」その人物の心中を忖度して手を汚してしまうような、そういう「空気」を生み出してしまう人のことだと思う。まさに「真田丸」の秀吉そのもの。

先週の第18話では、その「空気」にさすがの昌幸も呑み込まれ、すっかり「野暮で時代遅れのオヤジ」のイメージを刻みつけられ、自身を失ってしまったようだった。
確かに「下剋上」の時代は終わったのかもしれない。
城を見れば条件反射的に「さて、どう落とすか」と策を練ってしまうなんて、もはや馬鹿げたことかもしれない。

でも……昌幸が秀吉に拝謁したのは天正15年(1587)2月。武田家が滅び、信長が世を去ったのは、天正10年(1582)。まだ5年ほどしか経っていない。
いくら時代が「天下統一」や「戦のない世」に向かって収束しつつあったとしても、人間なんて急に変われるものではない。
真田昌幸のように、「頭の回転がはやく」「抜け目ない」「表裏比興者(ひょうりひきょうもの)」でさえもそうなのだから、当時の社会では大多数の者たちは「下剋上の価値観」を引き摺ったまま生きていたはずだ。

この「大多数の人々」の結集したエネルギーは侮れない。

秀吉を前にした昌幸が野暮で惨めな姿を晒せば晒すほど、逆に昌幸の「戦国武士としての品位」が、時間の経過と共に際立っていくようで面白かった。昌幸は「下剋上の世に生まれ、幼い頃から武田信玄の薫陶を受けて成長した本物の武士」なのだ。
田舎臭い昌幸の内側にしっかりと根を張っている「サムライ魂」に比べれば、豪華な衣装に身を包んだ秀吉は「道化」に過ぎないのではないか。

大坂城からの帰りに駿府城へ立ち寄り、家康の「与力大名」として屈辱を味わう昌幸だったが、この駿府城の家康や家臣団もまた間違いなく昌幸と同じ「戦国武士」たちで、「同じ土俵」に立つ者たちだった。

今週・第19話では、駿府城に滞在する昌幸が徐々に本領を発揮し始めたようで、視聴している私も嬉しくなってしまった。
信幸にとっては、「新たな災難」だったかもしれないけれど。


上のほうで、「ターニングポイント」と指摘していらっしゃる文章を見かけたが、私も第19話は「豊臣家」「真田家」「徳川家」の将来を決定づける重大な分岐点だったと思う。

本多忠勝の愛娘・稲と信幸との縁組も重大だが、この縁組に苦悩する本多忠勝の、娘に対する深い愛情こそが、この先の真田家の行末に大きく関わってくるのかもしれないと想像すると、何ともいえない気分になってくる。

茶々が秀吉の側室になったことも皮肉な、後戻り不可能な運命だ。

それにしても、茶々ってば!!!
秀吉の側室になることを承諾した直後に信繁に向かって、あなたとは同じ日に死ぬような気がする、なんて予言するとはいい度胸をしている。
「色恋」や「政治」なんかとは比べものにならないほど深い部分で自分たちふたりは繋がっている、そう宣言したも同然だ。
このセリフを秀吉の前で言ったならば、信繁は即処刑されていただろうなあ。

山吹の花は、桜が散り始める頃に咲き始める。
母が好きだった花だと茶々は言っていた。
お市の方の呪いだろうか。

信繁が大事そうに見つめていた山吹の押花。それを呑み込んでしまったきりちゃんがいじらしかった。
茶々と山吹の花の繋がりは知らないはずなのに、ピンときたんだね。単なるヤキモチではなくて、巨大な渦に巻き込まれていきそうな信繁のことが心配でたまらなかったんだろうな。

以前はウザい存在だったけれど、大坂に来てからのきりちゃんは、『うる星やつら』のラムちゃんのようで、見ていると胸がきゅ~んとしてしまう。
場面は明るいのに陰湿でおどろおどろしい大坂城の中で、世の中がどう変わろうと信繁一筋のきりちゃんの姿にはホッとさせられる。

側室となった茶々の挨拶を受ける北政所・寧の表情が、一瞬怖くなったのも印象的だった。
これまで色々な女優が演じてきた役だが、素朴でおおらかで優しいだけでなく、「毒」を秘めた北政所というのは今回初めて見るような気がする。ほんの少し顔の筋肉を動かしただけなのに、そんな怖さを感じさせる鈴木京香さん、お見事!

また、茶々役の竹内結子さん、今回は「凄み」を感じさせてくれた。
茶々というと、「世間知らずでプライドばかり高い我儘な女」とか「運命に翻弄された悲劇のヒロイン」というイメージがつきまとうが、「真田丸」の茶々はもっと複雑な奥行きを表現してくれるのではないかと思う。

戦国時代は何度もドラマ化されてきたが、これまでにない秀吉、北政所、茶々、徳川家康、石田三成、武田勝頼などの姿を通して見る「真田丸」は新鮮で面白くてたまらない。
こんな「濃い常連さん」たちに囲まれながら、真田家の人々はよく健闘している思う。

それにしても、秀吉が茶々に入られたら困る「別の蔵」には何がしまってあるのだろう。
浅井長政のドクロでつくった盃、とか?

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2016-05-21 16:04:36
名前無し

浅井長政のドクロ盃……。チビだったころのその昔、竹中直人の「秀吉」ではじめて知って衝撃を受けました。

清盛以来、久しぶりにはまる大河。あのときあんなにダメそうで優しそうだった為義さんが、こんな怖い秀吉になるとは。
ごちそうさんでのお父さんも、ほんと食えなくてズルそうな本多さんになっているし、役者さんってすごい。
なんといっても、草刈正雄さんが、ここまで魅力的な戦国親父になりきっているのに、びっくり。アリババと四十人の盗賊ですかってくらい。(アリババだとやっつけられてしまうけど、まあ、そんな不敵で不埒な『悪いやつら』っていうイメージ・笑)

大河でもほかドラマでも、戦国時代はよく題材にされますが、三谷さんのこの「真田丸」はとても新鮮。
登場人物がすごく身近で、なんというか、等身大。それだけに、ヒリヒリと心に迫ってくる。最初から英雄だったり悪党だったりするわけではなく、逆らえない運命の中で、誰しもが「化け物」になっていくのが、痛ましくリアルに感じられます。

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真田丸 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)