566さんと567さんへ
現実に何度も絡まれて暴言を吐かれました。
私がそういうことを書いたのはそう多くありませんので記憶に無くても仕方ないと思います。
しかし絡まれたのはその少ない中の全てと言って良いと思います。
そうでなくともあの顔文字さんはどこかのスレで名無しでIDを変えずに暴言レスをしていて、それを指摘されていたことがあります。
そういう都合の悪いことは記憶に無いのでしょうか。
そのことについては謝っていましたが、その事実があったということは今までも同じことをして何度も暴言を吐いていた可能性はどうしても残ってしまいますね。
551さん566さん567さんたちあなた方は結局自分の見たい部分のみを見ていたのではないですか?
雑談スレは管理人が削除に踏み切って初めて違反だったと認識した人は多かったはずです。
その中で疑問に思って書いたけども不快な思いをした私のような人や書けなかった人もいたはずです。
つまり性格的には良い人であっても傷つけた人がいるような出来事なので、振り返った時にその当時の出来事や人を簡単に美化していいものかを一旦考え直さないといけないのことではないですか?
その視点の多さと思慮が大人ということだと思うのですが。
579さん
投稿先を間違えてはいませんか?
ご確認をお願いします。
こちらはドラマの感想やドラマに対する思いなどを自由に書き込むスレだと認識していますが、サイト内の個人的なもめごとはここには向いていないと思います。
スレ主は口を挟まないと最初に断っていますので。
ですからここ数日続いた個人的な感情の行き違いに関するお話は今後はそれぞれに向いた別のスレに書いていただくのが筋ではないでしょうか?
夏ドラマも出そろってそれぞれ興味深いですし、過去ドラマの思い出でも共感できるものがおありでしょう。
こちらでの意見の交換はドラマ感想にしておいた方が有益と思いますがいかがでしょうか?
579だけに注意喚起するのは違います。
皆さんで良い空気に変えて行きましょう。
気が付いた時点で指摘しておきましたことをお許しください。
たぶんお間違いと思われたものですから。
579様お気を悪くされたと思います。今更ながらごめんなさい。
>>579
嘘つき放題だな
ID: GwDDeYUWAqさんへ
何故、元となった551や煽りでしかない566に言わずに私だけ言うのでしょうか?
そして、そもそも私の書き込み自体も違反もマナーも何もない削除覚悟で書いたものです。
他のスレであれば良いという類いのものではありませんよね。
多分お間違いと思われたものですからではありません。嫌味を隠せているとでも思っているのですか?
明確に私だけが邪魔だと思うのならそう書けばいいと思います。
無論ここまでサイトルールローカルルールに抵触しているでしょう。
ここまでの書き込み失礼しました。
一応追記します。
私のような常連以外で当時のことを少なからず怒っている人や不快に思っている人はいるはずです。当人たちだけではありません。
あんまり不用意なことは書かない方がと思います。
書いていてあの人に対してここまで怒っていたのかと自分でも驚くぐらいです。
今でもギリギリです。これ以上は全く冷静に書ける気がしません。
なぜ具体的に説明出来ないのか?
現実に何度も絡まれて暴言を吐かれたのなら余程目立ったはず。
記憶にないという事は有り得ない。
3年前の少しのやり取りに今でも怒りを感じるほどの内容なら、経緯や顛末を具体的に説明出来るはず。
説明出来ないなら、単に顔文字さんを批判したいが為の虚言としか思えない。
BSつけたら韓国ドラマやっていて吹き替えと同時に字幕も出ていてそれが吹き替えで言っている内容と大筋はあっていて細かいところが微妙に違うのでちょっと面白い。
話す人にカメラを向けるので韓国語のテンポ早いやり取りでカメラ切り替わるので字幕読んでいる暇がないから吹き替えはとても助かるんだろうなと思った。
それはこの間再開した「アストリッドとラファエル」でもよく感じることで貫地谷かおりさんの特徴ある高めの硬質な声と林真理佳さんのビロードなでるような感じの低めのアルトがとても対照的なので、銃構えて容疑者のいるところに踏み込むような緊迫場面でも二人の言っていることがちゃんと聞き取れてついていける。
捜査段階で警視正や監察医交えての話し合いとかでもそれぞれの声の持ち主がはっきりわかるので複雑な犯罪捜査の物語でも時々は巻き戻したりしながらもついていける。
ホント吹き替え万歳だ。
ポワロでも一度録画ではなくリアタイで原語で聞いてみたけれどポワロとヘイスティングスのセリフさえどちらが言っているのかわからなかった。英語堪能な人は大丈夫なのかもしれないけれど。
朝ドラ「なつぞら」で出てきた映画の吹き替えとアニメのアテレコの誕生。
これがあることは今のドラマの理解にどれだけ貢献しているか。ドラマ本来の姿は原語なんでしょうけれど、いろんなドラマが海を渡って人気を博したみたいに吹き替え文化は視聴者のすそ野を広げていると思う。
若いころ「映画の字幕なんて読むんだ」と斜め上から言われてちゃんと腹立てた記憶あるけれど、映像切り替えの早いナレーションもない海外ミステリーも楽しめるのは吹き替えのおかげ。
日本語しかわからなくたって海外ドラマ楽しめるし、吹き替えの声優さんや昔の舞台俳優さんの優れた技術を堪能してお礼言いたくなるから英語できなかった自分をもう恥じるのはやめた。
「らんまん」の藤丸君は英語嫌い克服したかなと気になるけれど。
シンデレラストーリーというジャンルがあるそうですが、「真夏のシンデレラ」は結末が決まってないそうで、ヒロインは幼馴染の匠君と東大卒健人君を選ぶのかはまだ未定。
ヒロインにはずっと友達みたいだった二人の幼馴染がいて、それがなぜかいきなり同時に告白されて「どうしよう」みたいな学園コメディとは違っていて今作では正反対の二人の男性から急接近されているヒロイン夏海ちゃん。
こういう場合どちらを純粋に好きかだけで選ぶわけにもいかないのは、
1、いろいろ事情があるから、
2,本当に好きなのはどちらかなかなかわからないから、
3、どちらか選ぶことでもう一方を失うことは辛いから
というわけで、選んだ男性によってヒロインの暮らしも大きく変わりそうな案件。
幼馴染を選べば半径3メートルの暮らしは続きそうだけど、彼には別に好きな女性がいるというマイナス要素。
健人君を選べば半径3メートルの地元を離れて見たことのない世界に飛び込むことになりそうだけど、彼の親たちがネック。
ある意味今は互角の関係がこの先どうなるか。
二人のイケメンは性格や立場やしごと、色んな意味で対照的なんだけど、実は二人と手のひらに載るくらいのクジラを夏海にプレゼントしていています。
匠君はお金ないとので木彫りのクジラ。
健人君はせっかく手に入れた一個目が割れても2個目を調達してきたガラスのクジラ。
この二つのクジラは彼らの立場を何気に表現していました。
お金はないけどおそらく仕事場で手に入れた木材で丁寧に彫ったクジラを渡す匠君は彼女がそれをちゃんと喜ぶことを知っている。
一方ガラスのクジラを「欲しがってたからほしかった」と射的で手に入れ、ストレートな言葉とも臆するところなく言える健人君。
時間かけて作られた木彫りと望めば手に入るガラス製の対比。
素朴だけど温かみのある木彫りときらきら光るけれど衝撃には弱いガラス。
うまく小道具を使っていると思いました。
因みに木彫りの動物は「どうする家康」でも家康が愛する瀬名に贈ってもいますし本能寺の回でも出てきました。
今放送中の「水戸黄門」でも大変妻思いの武士が木彫りの動物を掘っていました。
他の時代劇でも木彫りの動物を彫る心優しき武士の話があって、天下泰平の世に武士として剣の腕を磨くことよりも小刀で熱心に動物を掘る侍の姿を武士らしくないものとして軽視せず、温かく見守る物語の作り手の思いを感じました。
「海辺の恋はひと夏限り」とか言いますが、「真夏のシンデレラ」のヒロインは半径3メートルのために一生懸命に暮らしている堅実なヒロインとしてどんなふうに恋をして自分の進む道を選んでいくのか見守る気持ちで見ています。
台風がやってきたようでしたがこちらも静かになりました。
またポツンと一軒家状態です。
「この素晴らしき世界」では若村麻由美さんが一生懸命謝罪記者会見をしていましたが、今は何より世間を騒がせることに対してまずはお詫びを入れる時代らしいですね。
スレ主として至らぬので申し訳ありませんが、どなたのコメントかすぐにはわからぬ意見が一どきにラインに集中したみたいな状態ではとても対処できませんし、最初にご挨拶したとおり、余計事を荒立てる口をさしはさみたくないので何もできませんでした。
御不満の方もいらっしゃると思いますがどうかお許しください。
なかなか活性化しない脳を抱えながらも折に触れて気が付いたことをこれからもお知らせしていきたく思います。
よろしくお願いします。
今年のNHK戦争のドラマの一つに仲野太賀さんが出演するのが気に止まりました。
『軍港の子〜よこすかクリーニング1946』
https://www.nhk.jp/g/blog/3bmwui7wbbj/
NHKの終戦ドラマ『アナウンサーたちの戦争』
森田剛さん主演のようです。https://www.nhk.or.jp/archives/bangumi/special/anasen/
お盆の予定を身の回りの人と確認する如く、夏の終戦特集を確認するのは恒例ですね。
この時期。
若いころはもっとのんきに見ていた戦争ドラマ。
今は全然違う思いで見るようになってます。
夏祭りの花火に楽しい思い出だけでなく戦時中の空襲の火を思い出し語る親たち。
もう70年以上前の記憶は薄れるどころか凝縮されるよう。
会うたびに同じ話をする親たちの声の調子まなざし。しっかり受け止めなければならないと思うようになりました。
戦時中子供だった時の体験が親たちの心と体に与えた影響。それは子供である私にも教育やものの考え方の傾向として色濃く残っていて、身体的にもそれは大きいはず。
それを受け止める努力をしてきましたがもうあまり時間も残されていません。
理解を深めるために戦時中の記録ドキュメンタリーを録画したりもしますが、見るの辛くてそのまま止まってたりします。
でもドラマなら受け止められる気がします。
普通のご飯を食べる気がしない時に食べられるお粥のようにドラマなら手を付けられるし、消化も良い。
「夜ドラ」で市川さんが呼ばれていたお粥のように優しいのです。
また戦争ドラマも中年以上の大人たちばかりでなく子役や若い人たちが出ているものの方が、「ああこのドラマに出ることによってこの俳優さんたちはいろんなことを考えてくれたんだなあ」と思い、戦争を扱ったドラマの暗さの中にも一筋の明かりを見るような気がするのです。
高齢者も私の若い頃よりもずっと多くなって「おばあちゃんの知恵」や「戦争体験」も前ほど尊ばれなくなくなっている今。
老いと戦い子供のころの上や孤独に耐えた記憶を思い出し、痛みを感じている親たちに寄り添う私を少し元気づけてくれる楽しむために見るのではない特別なドラマです。
ご紹介くださってありがとうございます。
見てみたいと思います。
気になってよくチェックするフジテレビの午後の再放送枠。
今日から始まる「ひらり」再放送と被る時間ですが、
去年放送されて大変話題になった「ナンバMG5」。
関東地方では再放送が明日から始まるようです。
家族に内緒で大人しい普通高校に進学した間宮祥太朗演じる難波君はバリバリのヤンキー一家の期待に応えるため表向きは喧嘩上等のヤンキー校に通うことになっている。
その二重生活と彼の正体に気づいて狙ってくるヤンキーたちとの攻防と普通高校での穏やかな生活とのギャップがドラマの肝になっている作品。
これは間宮祥太朗君のはまり役だと思います。
けんかシーンは多いですが、つられて人を殴る人もいないはずです。
主人公は本当は暴力嫌いな人ですから。
そして思い出すのは「芋タコなんきん」のいしだあゆみさんが言っていた、多くの家庭のぬかみそをダメにした「去年の夏をなぐってやりたいですぅ」という言葉です。
明日8月1日火曜日から開始、平日午後2時48分から1話ずつです。
「芋タコなんきん」
を出したらなんと昨日は「らんまん」にまで蛸出てきちゃいました
すえこさん心づくしの桜飯。
なんで蛸と桜が結びつくのかと思う方が多いと思いますが、この桜飯は人気ドラマ吉右衛門版の「鬼平」の第五シリーズ6の「白根の万左衛門」という回でもタコ入りで登場するそうです。
「大盗賊万左衛門」を演じるのは名優岡田英次、桜飯を炊くのは猫と呼ばれる鬼平宅の台所担当同心村松忠之進。
沼田獏さんが演じています。
おかげで鬼平は五鉄のような店だけではなく、役宅でも毎日旬のごちそうが味わえるというのです。
原作にはないドラマ独自のキャラだそうで、食通池波正太郎先生のこだわりの旨いもの登場に一役買う人物です。
桜飯は醤油だけでも作られるそうですが、タコを入れたことにより蛸の色素がご飯を染めほんのり桜色になることと薄く切った蛸が散った桜を連想させるいかにも江戸っ子好みのご飯と思いました。
ちなみに同じく蛸が重要な食材となっているのが、相棒で有名な「美和子スペシャル」、
シーズン5の13話「Wの悲喜劇」で、亀谷夫妻のお隣で起きる殺人事件の直前に亀山家で提供された美和子さん考案のスペシャルメニューとして登場するものです。
そのビジュアル、味ともに招待された右京さんそして花の里の女将をして首を傾げさせる不思議な料理として登場する一皿の中ででひときわ存在感を放っているのが蛸の足なのです。
その料理の何とも不思議なピンク色は人工のものではなく蛸に由来するものであることは自分でタコを煮てみてわかりました。
美和子スペシャル最近の相棒でも登場しましたが、最初は微妙な顔で味わっていた右京さんも食べすすめたら「癖になります」と言って猛然と食べだす不思議においしいものだそうです。
因みに美和子スペシャルそのものを私は再現はしていませんが、桜飯の方は近々再現してみたく思っています。
今日午後8時15分からのBSプレミアムのNスぺでは
東条英機と対立した裁判官吉田久氏を小林薫さんが演じる「気骨の判決」というドラマが放送されます。
小林さんのファンなのでぜひ見たいと思います。
気骨の判決は2009年放送の番組の再放送です。
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009050626_00000
「軍港の子」の主役は青天を衝くの子役さんですね。番宣を見て思い出しました。
軍港の子の主役の小林優仁くんは、らんまんの万太郎の子役も、やってました。
戦争は過去のことではなく、今のことではないかと考えて見ていく必要があるでしょう。
軍港の子共演している高木誠司役の高橋来くんは「ひよっこ」のみね子の弟進役の子役さんですね。
らんまんの万太郎役の子役さんと同世代なんですね。
「Woman」ではヒロイン満島ひかりの息子役でした。
鈴木梨央ちゃんがお姉さんで。
戦時中も大変だったけど戦後の大変さは長く続いたと聞きます。
子役さんたちの演じる子供たちはまさに親世代と被ります。
新しい視点のドラマ心してみたいと思います。
小林優仁くんはインタビューで
この話しは昔のことではなく、もしかしたら自分のことになるのかもしれない。
と、答えたそうです。今起きている戦争への不安な気持ちを抱きながら演技していたのでしょう。
実際に戦争体験がある人たちがスタッフだったり、演じていたりするドラマを見られていた私世代のドラマとは違う作りになっていてもそれはそれで戦争ドラマが作られるということ自体にとても価値があることだと思います。
ここ数年コロナで苦しんだ私たちですが、百年くらい前のスペイン風邪の流行の話は実際に聞いたことがなかった。
語り伝えない出来事は消えてしまうものなのだと実感しました。
あまり時期の違わない関東大震災の話は聞いているのに。
戦争の記憶のある世代も80代後半以上です。
今身の回りの戦中世代にリアルな話を聞く期限はもうそこまで来ていることを感じます。
感性豊かな十代の俳優さんたちが戦争の記録を自分にも関係あることとして受け止め演じてくれることは大変ありがたいことだと思いました。
きっとその体験は彼らの中で育っていくでしょうから。
「待ってたよ経費で落ちない再放送」
過去に再放送ちらり見てハマり、一挙放送ばっちり録画したつもりがが
最終回だけ取り逃した「これは経費で落ちません」を今日深夜から再放送三夜連続再放送するみたいで、
「やったー」と喜んでおります。
NHK総合で今日火曜日深夜(実質9日)1時から4本。
(実質10日)0時からも4本ずつ。
最終日実質(11日)は0時45分から2本で
全10回三日間で一挙放送です。
多部未華子さんがヒロインの経理部を舞台としたお仕事ドラマで、そのころはまだあまりなじみのなかった江口のり子さんや重岡大毅さん、伊藤沙莉さんや桐山漣さんが脇を固める見てちょっと元気が出るドラマです。
「らんまん」じゃないけど信じて生きてきてよかったー。
紹介された『アナウンサーたちの戦争』は本日NHKスペシャルとして放送されるのですね。と思って新聞を見ておりました。
すると、その前の番組『ファミリーヒストリー』草刈正雄さんの死んだはずの米兵父が… これを読んで絶句してしまいました。必見です、私には。
軍港の子に出ていた高橋くんは、もう中学生くらいのでしょうか。大人になったなあと思って見ていました。
600の戦後も大変だったというコメントはその通りで抑留者だった亡き父のことを思い出しました。
604で紹介された番組はドラマではないので書いてはいけないのでしょうが、終戦の日とも関係してる側面があり、いろいろ考えさせられた涙、涙のファミリーヒストリーでありました。特別編も見ます。
この夏の戦争に関するドラマまだ見られていませんで。それもお盆の帰省で自分の家のファミリーヒストリーをたくさん聞いて心揺れるというかそこにとらわれているせいなんですが・・・・
子供の立場での戦争体験は大人のそれより小さいはずがなく、それは戦中派の子供世代である私たちにも関わることだとずっと思っています。
教育やあらゆるところでそれは色濃い影響を受けているはずです。
私が子供だった頃は「過ちは二度と繰り返しませんから」という石碑に刻まれた言葉を信じていましたがそれは子供だったからだけでなく、世の中が、少なくとも日本が平和な時代だったのだと思っています。でも今はだいぶ違う。
私は戦争体験をした人からじかに聞けた世代ですから、聞いたことだけでなくそこに込められた気持ちも多少は理解しているつもりで、戦時中のドラマを見るときに戦中派が作ったものと戦争体験のないスタッフが作ったものとは違ってくるのかもしれないと漠然とは思っていました。
でも今のように戦争のリアルが報道されるようになって、戦争を恐れる気持ちは体験者でなくてもてるのだから、戦争を理解しようと作られたドラマは誰が作っても尊重されるべきと思うようになりました。
ちなみに戦争が子供たちの心やその後の人生に与える影響は以前NHKでも放送されたイギリスの「刑事フォイル」や古いものですが水谷豊さんが光彦を演じた「浅見光彦ミステリー」や「地方記者立花陽介」などのシリーズドラマに感じるところが多かったです。
カムカムエヴリバディ放送時に戦争花嫁の記事を読み、戦後の混乱期の女性の生き方について考えたことがあった。米兵と結婚して渡米した女性が4万5千人もいたことに驚いた。
この夏「僕たちは戦争を知らない」という番組で松村北斗さんが米兵と日本女性の間に生まれて児童養護施設で育った方にインタビューをしていた。「捨てられたことを恨んではいない。母は戦争の犠牲者だったのです。」と言い切ることに、強く生きる人生を感じた。
草刈正雄さんのファミリーヒストリーも、それと重なるものを感じながら視聴した。
今日午後六時からBSプレミアムNHK特集の再放送「老優たちの日々」
終わっっちゃいましたが、朝ドラ「ひらり」でひらりの母方おじいちゃん金太郎を演じた花沢徳江さん。
ドラマの終わり近くではあまり出てこなくて悲しくなるほど素敵なお爺ちゃんでした。
この花沢さんと「純ちゃんの応援歌」で純ちゃんたちに寄り添っていた清原先生を演じた浜村純さん。
そして映画版「白い巨塔」でも教授の一人として出演している加藤嘉さん。この3人の老優の素顔と演技人生を追ったドキュメンタリーです。
高齢になっても俳優として活躍をつづけたこの3方は映画ドラマを引き締めてくれた名優でありますが、演技の場ではわからなかった思いがけないお顔と演技への情熱、年齢との戦いは人生の先輩の姿として我々も教わること大と思います。
以前ご紹介したこともあったようにも思いますがお勧めなのでまた取り上げさせていただきました。
ちなみに田宮二郎さん主演の映画版「白い巨塔」はBSプレミアムで29日金曜日午後一時から放送です。
ご参考までに。
松田優作主演「探偵物語」
薬師丸ひろ子さんとの共演映画じゃない方のドラマ版の再放送が今日夕方6時から始まります。
無料放送のBS12チャンネルです。
2話ずつ放送なのでお気を付けください。
話には聞いていましたが実際見たことないので、とても楽しみです。
水戸黄門での敵役ですっかりファンになってしまった成田三樹夫さんが見られるのもうれしい。
今日の第一回では奥様である松田美由紀さんがゲストとか。
80年代の昭和の街並みやファッションも見どころかもしれません。
名優松田優作の軽やかな演技を楽しもうと思います。
「おいしい給食」3今日から始まりますね。
どこでやるのかわかっていなかったのが、BS12で「探偵物語」見てて番宣を見ることできました。
BS12で毎週土曜日午後9時30分から。
因みに小声で付け加えておきますが、今日午後3時30分から
「劇場版おいしい給食卒業」も放送されます。同じ局で。
ね、サービスいいですよね。
ドラマを見ていてこの表現はあのドラマの1シーンを参考にしているのではないかと気づくとき、とてもワクワクする。
最近では「らんまん」で人気だった田邊教授が研究室でバイオリンをかき鳴らした時、その優雅さと孤高の人のイメージを印象付けたのはやはり、グラナダ版シャーロックホームズのタイトルが物憂げなバイオリンの音色で始まり、演奏しているホームズの姿から来ているイメージのためだろうと思った。
先日放送の「シャーロックホームズ」の「サセックスの吸血鬼」は原作とはかなり違う内容なのだが、ドラマ版にしか登場しない村の人々に吸血鬼の一族として疎まれるストックトンという人物の描き方に思い当たるものが有った。
吸血鬼伝説と過去の悲劇の記憶を引きする村ではストックトンに接触した直後の健康な男と乳児が急死したために、彼を呪われた吸血鬼として差別し、排斥しようとする。
彼自身も祖先が村人に殺された廃墟で何かにとりつかれたようにふるまうところのホームズに目撃されている。
死んだ乳児の父に罵られ、追い詰められたストックトンは馬車を暴走させて事故を起こし、死ぬのだが、その描写は萩尾望都氏の「ポーの一族」の主人公エドガーの義理の父の最期と同じなのだ。
また足に障害を負い、父の愛を母違いの弟である乳児に奪われたと思い込む少年はストックトンの持つカリスマ性に惹かれて自らも吸血鬼になろうとし、ストックトンの後を追うように惨劇の舞台の廃墟で身を投げて命を落とす。
その様がポーの一族の小鳥の巣で聖堂から身を投げた少年に重なる。
これはあくまでも想像に過ぎないが最も原作のシャーロックホームズ像に近いと評価されているジェレミーブレット版シャーロックホームズがサセックスの吸血鬼を映像化する際敢えて原作から離れて近代化の進む当時のイギリス社会の中でも人々の恐怖心や異質なものを排除したい気持ちが一人の男を吸血鬼に仕立て上げるという内容にして『最後の吸血鬼」という題で世に送ったということに意味を感じる。
この作品はそれほど評価されていないようだが、吸血鬼伝説がなぜ生まれ伝わったかという原点に立ち返って当時の吸血鬼関連のエンタメ作品や関係資料を研究する中で日本の漫画作品である「ポーの一族」の描写が取り入れられてもおかしくはないと感じている。
確かめるすべはないし、全然関係ないかもしれないが、どんな作品も誰かの中を通過するからには新しい表現を生み出す要素があるということ。
昔と違って漫画作品やアニメ絵本は子供向けとしてしか考えられない時代ではないし、やすやすと国境を超える、伝わった国で深く愛されもする。
言葉の壁の問題はあるので音楽や料理ほど軽やかに国境を越えて流布することはないにしろ、為政者によって外国の文化の流入が禁じられることがなければ、良きものは流布していく。
それならば良きエンタメが育つためには受け手である私たちにも結構大きな責任があるのではないか。
と考えたが、すでに長すぎたのでここまでにする。
山田太一さんが亡くなったと聞きました。
胸にとても重いものが流れ込んでくる気がします。
人が生きることの辛さを容赦なく描くことで、生きるということの現実と意味を常に問いかけ、考えさせた山田さん。
重く厳しい内容のドラマの中で山田さんが訴えたかったことを十分に理解できたとは思ってないけれど、見られてよかった。
自分が困難にぶち当たった時に山田さんのドラマを思い出すことがありました。
生きていくうえで出会う受け入れがたい状況や、自分を受け入れてくれない人、会った時から否定してくる人とそれでも付き合わなければならない状況そんな極限場面が畳みかけるようにドラマでは描かれていました。
そんな人も敵とか悪い人として登場するのではなく、あくまでも主人公と対等の人間であるように描かれていて、主人公も全員ではなく普通の人。
だから現実に近くきつい内容も見続けられたのだと思います。
自分が正しいことを確認するための勧善懲悪、善意奨励ではないドラマに逆にホッとする部分がありました。
もう山田さんの新しいドラマが見られないのは本当に寂しい。
山田太一ドラマがたくさんあった時代に生きてこられたのは幸せだったとおもいます。
心からご冥福を祈ります。
「男たちの旅路」「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」が代表作にあげられてるけど、
私が小学生の時に見ていた「3人家族」や「パンとあこがれ」なども山田太一さんの作品なのだと今朝の新聞を見て分かり驚きました。
市井の人を書き続け、登場する人は皆どこか間抜けで、こずるくて、いとおしい。と記事に書いてあります。
まさにその通りのドラマだったと、いろいろなドラマを思い出します。
山田太一さんの「3人家族」は地方局やBSでときどき再放送していて少しだけ見たことあります。
おっとりしたホームドラマという感じでした。
時代を映していたのかな。
後の「ふぞろいの林檎」とか「早春スケッチブック」は「沿線地図」とかひりひりするような展開でした。
サスペンス以上にはらはらする場面が続き、普通の人の暮らしの中にこんなスリルが潜んでいるものかと、驚きもし確かにそうだと思うこともあって来週が待ち遠しかったものです。
代表作として挙げているところは少なかったけれど、東日本大震災の被災地や被災した方々を描いた作品「時は立ち止まらない」や「五年目の一人」という作品もあって、厳しい現実から目を背けず、常に必死に生きる人のことを静かに見つめて描いた方なんだと思います。
録画して途中までしか見ていなかった「時は立ち止まらない」という作品を改めて見て、あの大災害の直後いろんなことを考えたのに今はその時に変えようと思ったことや考えたことを放りっぱなしにしていることに気づかされました。
やさしいまなざしでその時々の今を見つめてきた山田さんが描いた現実や人の思いが決して色あせていないからだと思います。
「3人家族」は、あおい輝彦さんだったか?「それぞれの秋」は小倉一郎さんが、ちょっとダメな弟役で面白くて好きでした、50年くらい前の子どもの時の目線ですけど。
山田太一さん脚本「チロルの挽歌」が今夜11:30からNHKBSで再放送しますので録画して、ゆっくり視聴しようと思っています。
今日午後1時55分から、テレビ朝日でドラマ「トットちゃん」の子供時代の再放送があります。
黒柳徹子さんのご両親の出会いのところも見たかったけれど、そこは割愛して徹子さんが二人の子供として登場し子供時代を過ごす部分、徹子さんの本「窓際のトットちゃん」の物語と被る部分だけの放送となるようです。
今日から明日までの二日連続で、同じ時間に4話ずつの放送です
子供時代を演じた豊島花さんを中心にしてとてもいとおしい話だったのでまた見られるのがすごく楽しみです。
久しぶりにお茶の間を覗きました。
豊島花のトットちゃん大好きでした。
後、校長先生の竹中直人も良かった。
山本耕史と松下奈緒の馴れ初めからあの変わった下宿のおかしな新婚時代も。コーラスの一員の松下奈緒につかつかと歩いてきて下手だから歌わないでくれと言ったのでしたか?
妻になれと言う迄も唐突で。
強引な男なのに彼女がズンズン惹かれてしまう。
このお父さん役の山本耕史を観るのが愉しみでした。
お家のセットもよく覚えてます。
身体の弱い同級生が亡くなり、外に出た途端ドットちゃんが号泣する場面。
戦時下可愛がってた犬を軍に供出した後、いつも犬がいた庭の寂しさとか。
戦争終わりお母さんとトットちゃんが疎開先からいそいそと東京へ帰る準備するところのお二人の息のあった演技。
そういえばトットちゃんの初恋の男の子も子供ながらキュンとしちゃう男子でした。最近は朝ドラしかドラマ観なくなりました。そうそうガラパゴスの織田裕二は白眉でした。
トットちゃん放送時より今は世の中がザワザワしてる
専制国家というものは、人権が国民全体にいきわたるほどは無く、限られているから、トップの人間は自分の思い通りに動く人間だけに権利を許すため気に入らない人間から権利を奪う。
今まで通りに働く権利さえ。
当時の日本では米国文化は都市部では浸透して豊かな人達はそれを享受していて英語を話せる人間も多かったようで、庶民の間にそれほどは米国への敵意は無かったっはずなのだが、真珠湾で仕掛けた開戦を正当化し、庶民レベルにまで急速に米国への敵意を浸透させるには米国由来の文化を真っ先にやり玉に挙げるしかなかった。
即席のインスタント敵意は米国文化に親しんでいた一部の人間に対する嫉妬や反感を燃料に急激に広まったのだろう。
確かにジャズもパーマネントも日本にはなかったもの。
欧米文化に押されて片隅に多いやられていたものが息を吹き返し、日本は逆行する。古代神話の世界に逆戻り、神が支配する国となる。
人種のるつぼアメリカという国がどういう国かも知らず、国民全体老若男女、煽られた敵意を原料に戦争を肯定し、気が付いたらまともな仕事を奪われ一家の大黒柱も大事な跡取りも兵隊にとられ衣食住が最貧国になっていて、それに文句も言えない世の中になっていた。
勝利のために最低の暮らしにも耐えられない人間は非国民。戦争への愚痴を言うものは密告され憲兵に目を付けられる。そんな監視社会が日本では容易に作られえた。戦争に勝つ術はないのに。
なぜこんなにも日本は専制国家むきであったのだろうと考える時、それは一部の人間にしか権利がない、資源もなく、一生懸命働くしかない国だからこそなのかと考えた。
だから権利と生きていくための衣食住は国が許す人間にしか与えられないから、皆国に従うのだ。
そういう国ではみな戦争に協力するがすぐに資源と金が尽きて敗戦国になる。
憲兵や特高、国防婦人会が隣人監視に励む国では戦争には勝てないのだとこのドラマ見てて感じた。
「脳の活性化」とはいかなるものかわかりませんが、漫画で言うと手塚治虫漫画での電球がパッとともる感じ。
それは「おいしい給食」で甘利田先生が対抗心を燃やす粒来くんが何かをひらめいた感じにも近いものではと思います。
山田太一氏の逝去に伴い、追悼の意味で放送された「チロルの挽歌は」は少し前にも放送された時に見たので、実は「また別のを見たい」と思いながら見たのですが、そんなこと考えたことを恥ずかしく思うほど、新鮮で面白い作品でした。
ドラマも食べ物もその時の心持や体調環境によって全く違う見方をしてしまうものなのかそれともドラマとの向き合い方の問題なのかわかりませんが、最初見た時はよくわかっていなかったと反省いたしました。
これはとても大人向きのドラマで人の心というものが頑なである一方でとても柔らかいものであることや、人の一生はいかに時代の変化に揺さぶられるものかということを描いているように感じました。
たぶん演じた方々にとっても印象深い作品だったと思います。
主演の高倉健さんをはじめ杉浦直樹さん、大原麗子さん脇の河原崎長一郎さん金子信夫さん岡田英二さん、佐野浅夫さんなどの名優が鬼籍に入られていて、タイトルの挽歌という言葉がふさわしいものになっています。
役場の職員を演じた西岡徳馬さん、芦川誠さんは現役でいらっしゃるので、このドラマの思い出話を聞いてみたい。
一足先に逝かれた名優たちが山田太一さんをあちらの世界でどんな風にむかえられたのか?なんて考えてしまいました。なんか恥ずかしそうに名優たちに挨拶する山田さんが浮かんできます。
たぶん見る人によってとても見え方が変わる作品だと思います。
そして前後編に分かれたドラマの後編でチラと阿部寛さんが登場していてそれを見つけた時には私も粒來君のような顔になっていたと思います。
>603 名前無し ID: W5IGQEceTo 2023-12-05 15:02:40
脳の活性化スレを使わないでほしいです。
再放送情報なら再放送スレもあります。
お茶の間もそうでしたが、朝ドラをはじめとした本スレで、賛否対立をしかけたり引き起こしている利用者がスレ主を慕って常連投稿者になっている可能性が濃厚です。
何が一番の問題かというと、仲間を作って争いを引き起こす感じがあることです。
活性化スレは、懐かしいスレの後続スレとして立てられました。
懐かしいスレの常連メンバーが仲間意識でどれだけお茶の間で暴れ続けたかを忘れることは出来ません。
お茶の間の利用にまで口を挟むつもりは毛頭ありません。
でも、活性化スレは使わないでほしいです。
投稿者の特定に繋がる恐れもあります。お願いします。
セクシー田中さんに「昨日何食べた」の田淵君の彼女ちなみちゃん登場。
今見ている大好きドラマがまるで壁がないみたいに出演者やエピソードやドラマ内に隠れているメッセージが共通しているようで、こういうの発見するとマジで脳内活性化します。
一番のキーワードは「ちらし寿司」これは「セクシー田中さん」にも「おいしい給食」にも「昨日何食べた」にも出てきた。
「いちばんすきな花」ではどうだったかわからないけど、「ブギウギ」では香川の場面で出てきたな。
もはや私の頭の中ではこれらのドラマが融合した壮大な絵巻が出来つつある。
先日放送の山田太一ドラマで大原麗子さん演じる妻が自分がほかの男性と駆け落ちした身でありながら高倉健さん演じる夫のことを責める姿を見ていて映画「居酒屋兆治」で自分と駆け落ちしてでも一緒にならなかった高倉健さんを「あなたが悪いのよ」と責めている姿を思い出してしまって、舞台も同じ北海道だしといろいろ思ったのでありますが。
今日BSフジで午後4時から放送のドラマ版「居酒屋兆治」では高倉健さんの兆治役を渡辺謙さんが演じ、結ばれなかった兆治のことが忘れられず、他所に嫁いでもあきらめられない大原麗子さんの役を美保純さんが演じるそうです。
映画では加藤登紀子さんが演じた兆治の妻役はなんと桜田淳子さん。
私はこの方の歌も好きだったけれど演技も好きだったのでフジテレビ版「居酒屋兆治」楽しみにしたいと思います。
同じ筋の映画やドラマを比べて見るのはなかなか面白いものでもありますし、比べて見て初めてそれぞれの良さを感じることもあるので。
今日19日午後4時からBSフジで放送です。
情報ありがとうございます。
確か高倉健さんのは見たので渡辺謙さんのは楽しみです。
桜田淳子さんも懐かしい。
「ニューヨーク恋物語」での桜田淳子がイメージにピッタリで好きでした。
私も見比べるのは好きで「黒革の手帳」はいろんな方がやっているので配信で楽しみました。私は武井咲さんが他の方々とちがうしなやかさをかんじて存在感がありすきです。
今夜楽しみです。
桜田淳子さんは朝ドラ「澪つくし」でも沢口靖子さんのお姉さん役がとても良くて、こんなに演技が上手だった人なんだなあと驚いた記憶があります。あの勝ち気な律子役はちょっと大原麗子さんぽいところもあったかな。
今日の「居酒屋兆治」楽しみです。
ドラマ版「居酒屋兆治」で店の常連で兆治のためにと動くのだが、それがいちいちかみ合わずついに兆治と殴り合いになる不動産屋の川原を演じた川谷拓三さん。
映画版ではこの役は伊丹十三さんが演じかなり違った雰囲気になっている。
伊丹さんが演じるとやっぱりちょっとインテリの感じがして兆治に対して上から目線の男に見えるが、川谷さんの川原は何処か卑屈なくせにいつも威張っていて不動産屋らしく裕福だがなんか自信がない感じ。
映画版で印象的な川原の娘が市役所の男の「太巻き売れ残ってますよ」に腹を立て泣き出しそれを見て市役所の男に怒り出すシーンでも、川谷さんの徹底的に嫌われ役らしい言葉と態度のために、川原の娘がいまだ独身なのも、娘のせいというよりこんな偏屈な父親のせいに思えてくる。
こんなに嫌な奴なのに兆治のことが気に入っているらしく常連であるだけでなく、店の立ち退きを迫られた兆治ののために良い条件の土地を探してきたりする。
ところがそれを兆治が断ったことから腹を立て殴ってくる川原。
殴り返さない兆治。
この二人のねじれた関係が物語の柱になっているのだが、川原の心無い言動が別の客をひどく傷つけた時、兆治は我慢が出来ずに川原を殴り、留置場に留められる。
映画版では高倉健さんと大原麗子さんの昔の恋を引きずる姿に焦点が当たっているように見えるが、ドラマ版ではこの川原と兆治の関係が主軸になっているように見えた。
兆治は勤めていたいた会社で出世したのについた職がが首切り役とわかって会社を辞める。
そして始めた焼き鳥屋。焼き鳥の師匠も常連客も川原の様な人間をさえも受け入れて気を配り焼き鳥を焼き店を回す。
他所では言えない愚痴をポロリとこぼす客のために毎日店をやっている。
そんな兆治を好きで力になろうとするのに断られて激昂する川原。
殴ってもやり返してこない兆治に余計に腹を立てる彼は容姿端麗ではない娘を溺愛し、居酒屋にまで連れてくる父親でもある。
こういう人昭和にはたくさんいたんじゃないか、山田太一ドラマでよく出てきた説教親父やパワハラ上司の虚勢張った姿と酒に酔ってだらしなくなる姿の対比を思い出す。
昭和の男の表と裏の悲哀。
男の身勝手さやずるさや弱さいろんなものを小柄な体に背負ってい
川原という男が嫌われ者であればあるほど兆治の真面目さ頑固さが際立った。
それに付き合わされる桜田淳子さん演じる奥さんの泣き笑いも際立ったと思う。
まじめさゆえに相手を思うがゆえに愛し合った女性を貧乏から抜け出させるために自分ではなく町一番の金持ちの家に嫁がせようと別れた兆治。
彼女は泣いて嫌がったのに。
一度だけ姿を見せた小夜は「あなたが悪いのよ」と言う。
立場は全然違うが兆治に対する思いを拒絶された点では小夜も川原も同じだったのかもしれない。
やさしい男の譲れない頑なさ。
それが人を救うこともあれば追い詰めることもある。
普通に考えれば小夜も川原もエキセントリックな人間なのであり、兆治は悪くはないのだが。
困った常連客川原も馬鹿正直で損ばかりしている兆治もこういう人が確かにいたなと顔が浮かんだりするが今はいないのだろうか?
そんなに日本は変わったか?
30年近く前バブルの終焉の頃のドラマはとても見ごたえがあった。
ドラマ版「居酒屋兆治」に目が留まったのはテレビ欄に出ていた桜田淳子さんの名前の存在が大きかったし、実際主人公兆治の奥さんとしての桜田さんはとてもよかった。
物語の終盤兆治の昔の恋人小夜の告別式に誰からともなく歌いだした舞台となった国立に伝わる民謡のような歌を無心に歌う姿がとても印象的だった。
映画版とドラマ版は物語の舞台が映画は北海道、ドラマは東京都内である国立市、主人公兆治は映画では高倉健さんドラマでは渡辺謙さんとなり、他の配役もほとんどかぶらない。
ただ一人物語の中の需要なエピソードであり、常連客のタクシー運転手の妻が扇風機の風を浴び続けたために急死する女性を演じた立石涼子さんだけがどちらも同じ役で登場する。
妻を失う運転手役は映画では小松政夫さんでドラマでは阿藤快さん明るく人懐こい妻の突然の死に絶望する夫の演技にはどちらも泣かされた。
ドラマと映画大筋は変われど結構違う細部。
これは終了したドラマ「いちばん好きな花」の間違い探しの本を見るようで違うところを探してもそれはどちらが正しいとかではなく違いを見つけることで物語の理解が深まったような気がした次第。
実際映画では高倉健さん演じる兆治は言葉少なで思いは腹にしまったままなのに、渡辺謙さんの兆治はナレーションで自分の思いを語る。
同僚の首切り役になることが嫌で会社を辞めた時も、その気持ちは桜田淳子の妻に伝えている。
それを受け入れた妻が、脱サラ後に始めることになった居酒屋があす開店という日周りも手伝ってくれる中ふいにいなくなり、踏切のところで兆治が見つけ時に「私は東京のサラリーマンの奥さんになりたかった」と泣きながらしゃがみ込むところも映画にはなかったと思う。
加藤登紀子さん演じる兆治の妻は起こる出来事をひたすら受け入れているようで不思議だった。
私にとっては映画は謎の部分が多く、その分情緒も深いのだろうけれど映画ではわからなかった部分がドラマで理解出来た感じがした。
予算も撮影時間もかかわる人も全然違うと思う映画とドラマ。
でも両方見られて私は良かったと思う。
過去の名作ドラマや映画に感銘を受けて映画をドラマにドラマを映画にという作り変えはたくさんされてきたことと思うけれど、そのチャレンジは悪くない。
やってみてほしいと特に思えたいい機会だった。
因みに映画では大原麗子さん演じた小夜を美保純さんが演じていたけれどとても可愛らしく、兆治に諭されて裕福な家に嫁ぐときの白無垢姿の美しさ悲しさは引けを取らないように思えた。
今回ドラマを見てから映画は見直さなかったので内容と違うことを書いてしまったかもしれないけれど勘弁してください。m(__)m
余韻を残して終わったドラマ「いちばんすきな花」は色んなキーワードがあって連想ゲームの様な、不思議なドラマでした。
こういう福数の人間が不思議な縁でつながっていたとか偶然に出会ってしまうような話は過去にもあって特に山田太一さんのドラマではよくあったように記憶しています。
脚本の生方さんが過去ドラマをよく見ていてそれをヒントに物語を作り上げたかどうかはわかりませんが、今地方局の東京MXテレビで再放送中の「その気になるまで」では男女七人夏物語、秋物語のその後の様な設定でそれぞれ離婚歴のある男3人女4人がであってぶつかり合ったり、近づいたりする大人の物語なのですが、なんやかんやで集まるのがスチュワーデスをしているみどりという女性の家であるので私の頭にもピカッと電球がともり活性化したような気がしました。
「いちばんすきな花」でもあの赤い屋根の家はみどりちゃんの家なので。
残念ながら第一回は見逃してしまいましたが、二回から欠かさず見て今日は第四回目まで来ました。
東京MXテレビで早朝朝五時開始で月曜から金曜日まで放送中です。
大人の人たちには刺さる言葉がちりばめられていながら笑える要素もあるいかにも日曜劇場らしい鎌田敏夫さん脚本のドラマです。
スポンサーリンク


