確かに突っ込みどころ満載かも。
タバコ、白い煙、銭湯の様子、連絡方法、約束、待ちぼうけ、
車の中の様子、警察の態度、夫婦の会話、固定電話…
ひとつひとつが今では儚い夢のようだ。
高校生の時地元の警察官が来て交通安全教室をした時だったと思うが、見せられた「彼女を同乗させてカッコつけて事故を起こすドラマ」で主人公の若者はシートベルトを締めていて、見ていた人の多くが笑ったのを思い出す。当時シートベルト装着は義務付けられておらず、「努力義務」という、「自粛を要請する」と同じような扱いだった。
夜のハイウエイを走る自動車群のカット。
今はそのカットがあるとやたら古臭く見えるな。
以前のドラマはドラマが終わり主題歌と共にエンドロール流れ余韻に浸れた。今はほとんどドラマが終わらないうちに下にスタッフキャストの字幕が出てしまい目ざわりでドラマが終わった後余韻に浸れない。
車といえば、軽トラの荷台に荷物と人を乗せての引っ越しシーンも、今なら突っ込まれますね。
朝ドラ『半分、青い』であったような気がするのですが・・・曖昧な記憶です。
(これは昔のドラマではありませんが。)
あと『ふぞろいの林檎たち』でもあったかもしれません。
昔のドラマは前の番組との間に必ずCMが流れた。今は空くことなくドラマが開始されることが多くなった。
54さん、いいところに気付きました。
一見、見慣れている画面の中での発見ですね。
確かにあのテロップは「あ~終わりか」と思わせますが
あまり良い印象を与えませんね。目障りと言えば目障りです。
BS 12で「ムー一族」をやっていたので少し見てみました。女性の言葉使いが変わりましたね。昔の女性は女らしい言葉使いをしていたし、下町言葉も懐かしかったです。
警察の描写は昔も今も変わらず酷いものがあると思う。
昔の警察描写は肉体的、物理的に訴えるシーンが多かったが、
今の警察描写は精神的、思考的にディスるようなシーンが多い。
いずれにせよドラマにとって警察は「物語の道具」のように扱われる。
警察の取り調べは密室であるのをいいことにひどいことが平然と行われていることが明らかになっている。容疑者にかつ丼を食わせて自白させるというネタは嘘だということが知られるようになったが、実際にはどんなことが行われているか分かったものではない。
手紙を書くシーンと手紙を読むシーン。めっきり減った。
自分としては静寂な佇まいがあって好きだった。
昔のドラマではオープンカーに乗ってラジオから大音量の音楽が流れる中を
ワイワイキャーキャーいいながら女性はスカーフをなびかせて気持ちよさそうだった。
そして運転する男はきまって白い歯をビカッと輝かせてカッコつけていた。
今じゃ、とんと見られない光景だな。
カースタントの方々によるカーアクション。
33さんへ
昔の人は流行や情報収集を足を使って汗だくだくになって
探してきては制作側なりにアレンジして放送してましたね。
だから「手作り感」があったわけだし影響力もありました。
ひるがえって今の制作はどうかというと、ネットなどを見ながら
「こんな言葉が流行っているのか」などと適当に探しては
これといった工夫もなく、そのまんま引用しているだけです。
だから今は視聴者が誘導、指導、審査しているような感じになってますね。
そもそも女性が何気なくベッドに腰掛けるシーン…
今ではエロスをコメディタッチで描く目的での使用が多い。
昔のドラマは収録最後の方で「このDVDを抽選で」とか
出演者にその商品を持たせて宣伝することはなかった。
あれは見ようによってはカッコ悪いな。
昔のドラマは基本一話完結で、見逃しても翌週の放送は問題なく見ることができた。今はストーリーが繋がっているから、一話でも見落とすとわけが分からなくなる。見逃した人のための総集編を放送したり再放送される場合もあるが、本放送終了まで全くされないことも多い。
アニメは必ずしもそうでは無く、長編小説や漫画をアニメ化したものなどは見落とすと大抵訳が分からなくなった。今のドラマは昔のアニメ方式だといってもいいかもしれない。漫画原作のものも多いし。
53さんへ。夜のハイウエイのカットは遥か昔のドラマ「ザ・ガードマン」に
影響を受けたものではないでしょうか?あれはかなり評判が良かったので、
しばらくの間、受け継がれたのでしょう。
66の続きだが、アメリカでもドラマの最後に
同じようなことをやっているのかどうか気になる。
昔はドラマとバラエティが変に絡んでいなかった気がする。
今はドラマ出演者がそのドラマが放送される前の番組に
挨拶がわりに出演している。芸能事務所が昔よりはるかに
強くなった印象を受けるが贔屓タレントでなければ意味なしだな。
昔のドラマは制作側が役者に指示を出していたような作りだが
今のドラマは役者の裏にいるスポンサーや事務所が制作側に
指示や注意を出して無理やり作らされているようなことが多い気がする。
今のドラマにはウルトラQのようなものがない。
72さん、それは昔ほどの「手で何かを作り込む」ような情熱が、
いつしか他の方向に力を注ぐようになったんだと思います。
その方向の先には「独創的で個性的」なものを嫌う視聴者に
好かれるための刺激の少ない作品への諦めと妥協があると思われます。
昔は19時から20時の間で30分ドラマとかやっていたが、
今は深夜にしか見れなくなった。そもそもこの時間帯の
価値が昔と比べて下がった気がする。
深夜帯は昔はエロ番組ばかり流していたが、それができなくなったから成人男性向けアニメやドラマを代わりに放送するようになったのだろうと思う。
「ナイトシネマ」なんてほぼ成人向けの怪奇物やポルノ映画ばかりだった。
子どもやジュニア向けのドラマがなくなった。
昔はケンちゃんシリーズとか、NHKの少年ドラマシリーズなど人気があったのに。
子供がテレビドラマなんて見なくなったからね。7歳下の弟も私が少年向けドラマを見ていた頃(年齢)にはファミコンが売り出されてゲームばかりやっていたのを思い出す。
漫画が原作のドラマが今とても多いようだけど、昔は少なかった?
いや、サインはVとかオレは男だなどの漫画原作はあった。東京ラブストーリーも。
少子化が進んで子どもの番組は視聴率が上がらないことや、塾やゲームなど子どもの生活が変わったことなどで子ども向けの番組が減ったのでしょうね。
わんぱく砦という子どもの時代劇があったのを火野正平さんが出演していたという話しで思い出したことがあります。
「ケンちゃんシリーズ」宮脇康之主演のものが知られているが、元々「チャコちゃん」が主役で、ケンちゃんは脇役だった。ケンちゃんの方が人気が出たので続編はケンちゃんとチャコちゃんを同格の主人公にし、以降はケンちゃんだけを主人公にするようになった。宮脇が大きくなって子供番組に主人公には似つかわしくなくなったので、岡浩也を「ケンジ」という弟役を登場させて事実上の主人公にし、宮脇降板以降はケンイチ役に昇格させた。岡が中3になるとき受験勉強に専念するため芸能界を引退することになり、前年弟役だった宮沢公二をケンイチ役にしたが、時代が変わってこのようなドラマが受け入れられなくなり、半年で打ち切りになった。このシリーズはある意味時代を反映していると言える。
宮脇康之はその後も芸能界に残ったものの大人の俳優としては人気が出ず、芸能人としてはほとんど「あの人は今」番組専属のような活動しかしていない。岡はその後医者になったらしい。
昔、夕飯時に放送していた30分ドラマはケンちゃんシリーズの他にも
「怪獣ブースカ」「悪魔くん」「河童の三平」「仮面の忍者・赤影」
「高速エスパー」など、子供が主体となってるドラマが多くて、
子供専用時間帯みたいな枠づくりに励んでいたような時代があったが、
前の文でも指摘されるとおり、今の時代って子供がTV見てないんだね。
TVが子供を見放すのが先か、子供がTVを見限ったのが先かって感じだけど、
やはりアニメに走ってその勢いでファミコンゲームなどに到達したか。
昔の何というドラマかド忘れしたけど、中村雅俊演じる教師が
生徒を思いっきり何発もぶん殴っていたシーンがあったな。
今は無理なのか?即、教育に関しての「会議」行きかな?
それから小泉今日子も昔のドラマで学校じゃなかったけど
ピアノの先生とかにビシバシ叩かれているシーンを見たことがある。
昔のアクションドラマではヘラヘラ笑いながら拳銃を構える人が
多かったが、今のドラマではそういう演出は少なくなった。
最近のドラマは警察内で「遺体」に「ご」を付け
「ご遺体」と言うようになった。
昔の男優はいわゆる「花形満ヘアー」で前髪が額にかかっている感じが
多かったが今はそんなことはない。ダサくなってしまうからだ。
率直に言うと昔のドラマは映像が少し荒くて時代を感じさせるよね。
東京ラブストーリーなんかを見ても「アレ?こんなに映像良くなかったっけ?」
という印象がある。さらに昔の「傷だらけの天使」を見ると粒子というか、
とにかく粗が目立つ。ひるがえって今のドラマはハイビジョンだか何か
知らんけど、映像だけは美しい。内容が付いていかないのが残念。
傷だらけの天使は映像より音声の劣化がすごい
字幕をつけないと何言ってるんだかわからないぐらい
フィルムだから何度も使いまわししてるとガタがくる感じかな。
でも今のドラマはビデオ撮影だというけれど保存状態はどうかは
あまりよくわからない。年数もそんなに経ってないし。
店内でそろばんを弾く店主も見なくなった。
去年「傷だらけ」のエンジェルビルのロケに使われた代々木会館に行ってきました
まだあるんですよこれが
デカイ地震があったらヤバイレベルなので興味のある方はお早めに
昔を描いたドラマなら、そろばんは小道具として今の作品にも頻繁に登場している。
フィルム録画のアナログ感が、かえって登場人物の人間臭さを強調し、ドラマの虚構の世界を受け入れさせてくれていたのかもしれない。個人的にアナログ感覚は失いたくないから、実生活でも、ドラマを視聴する上でも気をつけている。デジタルだと匙加減ができにくくなるからね。
今のドラマは横に画面が少し広いが(ドラマに限らず皆そうだが)、
無駄に横に長いだけでそのメリットを活かしきれてない様子。
アメリカのドラマなんかだと、効果的に活かしているように見えるのに。
やはり制作費の違いという面があるかもしれない。
技術は前向きでも資金は後ろ向きみたいな。
今のドラマに登場する蒸気機関車は大井川鉄道で撮影したものが大半を占める。そのため時代背景などは一切無視してどのドラマでも同じような景色ばかりが流れている。昔のドラマは日本中各所で撮影されていた。
>技術は前向きでも資金は後ろ向きみたいな。
その技術も本当に前向きなのか怪しいところがあると思います。
後退はしてないでしょうけど。
昔も今もあまり変わっていないのは泣くシーンの豊富なこと。
日本人は涙が好きなんだな、あれだけは減らない。
昔は今のドラマの多くにあるように本編が始まってから
しばらくしてタイトルが表示されることはなかった記憶がある。
確か朝ドラはそうでしたよね。
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