酒、タバコ、パチンコ、競馬、レジャーで豪遊…昔のドラマでは常連だった風景が今ではたまにしか見られない。と、いうよりそういうものを出さなくて済むような内容のドラマが多くなった。
汗びっしょりでハンカチで首のまわりを拭く描写。だいぶ見かけなくなった。
昔のドラマといえば、ちょっとしたことでも「バカヤロウ」とか言って相手をぶん殴って、殴られた相手も殴られたことに対してあまり気にせず、「仕方ねえだろ」とか言って居直ったりする強さ?みたいなものがあったが、今の時代だとそういう話の流れは難しいだろう。よほど特別な空間でないと。例えば自衛隊訓練施設みたいなところとか特殊訓練の大学校とか…もう野球部とか柔道部ではそのような描写は描きにくいだろうと思う。
外から帰ってきてエプロンつけて女性が料理始めるシーン。
今から50年くらいのドラマではドラマの進行上の都合かもしれないがオフィスで仕事してた服装のままエプロンつけて台所に立つ秘書の女性なんてシーンがあった。
だいたい今の女性はみんなエプロンなんてしないように思う。
むしろこれから料理するよアピールがすごい人たちのアイテムになった気がするエプロン。
彼氏の実家に初めて招かれて「お手伝いしましょうかと」台所に立った彼女とか料理得意を豪語する男子とかじゃないと自然にエプロンつけて料理する人が少ないように思う。
そういえば50年前ドラマの主婦は夫婦げんかで旦那とやり合った後わっと泣きだしてつけていたエプロンを顔に押し当て泣いていた。
こういうシーンも見なくなった。
昔のドラマでは仲間同士が肩を組んだり頭を揉んだり時には殴りあって友情を確かめるなんて描写がざらにあったが、今のドラマではそういうのは少なくなった。そのかわり台詞の行数が多いのなんのって。
昔のドラマではコップで水を飲んでいたのが普通だが今のドラマは紙パックにストロー、ペットボトルをそのまま口へ、自動販売機で缶、オフィスでは紙コップで水だかお茶を…という感じで「飲むシーン」を導入する場面が多い。
固定電話…VHSビデオのように世の中から消されたわけでもないのに可哀想なくらい出番が少なくなった。
酔っ払いの路上での殴りあいのようなシーンが減った。というか、見ていない。現実は決してなくなっていないし人の本質は変わらない。人はまったく精神的に成長をしているわけでもないのにドラマだけが「お利口さん」になっても現実との差が開くだけだな。
最近はスマホを犯罪道具に使用し、悪い人はスマホやらパソコンを悪用すると言いたげなシーンが多いけど、そうじゃなくてスマホを絡ませなくても暴力沙汰は起きている。
昔のドラマはオリジナルドラマが割と多かった。
またオリジナルが書ける有能な脚本家が多かった。
今はオリジナル企画がないからコミック原作ばかり
寄生し過ぎるので、某テレ局のドラマみたいに
不幸が起きると思います。昔のドラマみたいに
面白いオリジナル企画の面白いドラマを作ってほしい。
一言でいうと純粋なラブストーリーがゴールデンタイムで脚光を浴びる機会がなくなった。今は考察系ドラマが評判を呼んでいる。
考察系ドラマが無くなれよ。
威張るなバカ
確かに昔は「考察系」などという言葉はドラマのジャンルとして付けられなかったけど、しかし考察ドラマというのは昔からあった。ただ、そう呼ばれなかっただけ。今のドラマはネットが付いてまわるからさまざまな解釈で呼ばれるようになっている。しかし昔のドラマに備わっていて今のドラマにはないものといえば「ここはいちいち説明しなくてもわかるよね?」といって「視聴者にたいする配慮」である。今のドラマはなんでもかんでもセリフで説明しようとするが昔のドラマはそんなことはなかったし視聴者をバカにするようなところもなかった。今は頭の悪い人向けにしかドラマを作ろうとしない。511のような書き殴り文しか書けない人向けのものだ。
たとえばスタジオ内ではなくロケーションでのシーンは昔のドラマのほうが圧倒的に雰囲気があった。そして「空気」のようなものも感じられた。「傷だらけの天使」とか。
そうだなぁ、決定的に違うのは「通信」関連かな。スマホに限らずいろんなものが。でも通信のやり方が違うだけでドラマストーリーにも大きく影響が出てるね、とくに恋愛系と警察系ドラマ。だって昔は恋愛ドラマだったら若い男女が走り回っていたし、刑事ドラマだったら道歩いて向かう先はたまたま目についた店で10円置いて「ちょっと電話借りるよ」だったから。
「おまえって奴はぁ」と言って知人の頭の髪をくしゃくしゃにする
「バカヤロウ」と言うのが先か殴るのが先かと思うくらい同時の動作
「なぁ~」と言いながら相手の肩に手をまわし楽しそうに歩く
昔のドラマは体で話をするみたいな演出が多かった。今はハラスメントでいろいろ制限されている。人と人の距離が少しずつ離れていく。
「本屋」「レコード屋」「レンタルショップ」…こういったものが今ではスマホひとつで表現している。ドラマにおいてもそういった状況が反映している。昔、ドラマの光景にあった本屋で立ち読み、レコード屋でレコードを手で掴みながら探すといったシーンが懐かしい。
昔のちゃんねるレビューはちゃんと使えたのに今のちゃんねるレビューはホントに使えなくなった。
畳。
あまり見かけなくなった。
昔のドラマは四角い顔の男優が多かった。
今のドラマは逆三角形顔の男優が多い。
1枚1枚ずつめくるメモ型カレンダー。
あまり見かけなくなった。
昔の頃のドラマとくらべ、居酒屋の客の態度がおとなしくなった。
昔はガラの悪い男達のたまり場のような雰囲気があった。しかし意図的というより自然な形で。時代の移り変わりを感じさせる。
結婚=幸せ という価値観で作られないラブストーリーが増えた。
昔は、自転車に乗ると、自動的に「青い山脈」を歌っているシーンが多かったが、今は、ドラマでも現実でもそういう人は少なくなったのでさみしい。
来週、長野に行くので、レンタサイクルに乗って歌って来ようと思います。
>結婚=幸せ という価値観で作られないラブストーリーが増えた
そうですね。確かにそんな感じがします。今は「ゴール(最高の価値となるもの)までもう一息」ではなく「この場合のゴール(最高の価値となるもの)は何処だ?」みたいなドラマが多いです。
昔は深夜ドラマはそれほど多くなかった。深夜は11PMなどを代表とするような週刊誌に例えたらプレイボーイみたいな番組ばかりで男性専用チャンネルだった。
オリンピックがあってか?今年のNHKは終戦記念のドラマを作らないようです。「アイドル」などの再放送のお知らせは見かけましたが。
来年が戦後80年になるので、きっと来年は特番が幾つも放送されるでしょう。
一般国民の役で普通にパチンコしているシーンが減った。とにかくタバコと縁のありそうな場面やら場所やら、そういった雰囲気から徹底的に避けるようになった。
人の生き方、幸せ、価値観が多様化したということ。
文金高島田の花嫁衣装で親に手をついて挨拶するシーンは昭和の花道。
昭和の成人の男性はほとんど煙草を吸っていた。現在は禁煙はうるさく仕方がないかもしれない、でも昭和を描いたドラマなのに煙草を吸うシーンがないのはおかしい。今は煙草が嫌いな人が多いからそれはいいとして、灰皿ぐらい置いて煙草を吸っていたという演出があってもいいのに、それさえ許されなくて灰皿さえ置いていない時代考証が変です。本当に禁煙団体はクソ煩くて不適切にもほどがある。
526に書いたことを訂正します。
NHKの終戦記念ドラマは8月15日夜10時から「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」https://www.nhk.jp/g/blog/6dujy_f-13e/
ドラマの感想で批判を恐れる無難な
ストーリーが多くなりました。
それが良い面と悪い面と両方有るのは確か。
ちょっとスレのテーマとは異なりますが、昔も今もTVドラマにおいて守っているものがあります。それは「主人公は動物に暴力は振るわない」という「決まり」です。これはなんでも世界共通のようでして、例えば主人公(この場合、ほとんどの主人公は善人として捉えるとする)がほんのちょっとでも動物を叩いたり蹴ったりすると、その後、どんなに良い行ないをやっても視聴者はスッキリしない(つまり、視聴者がこの時点で主人公は正しい人間ではないと判断)わけですね。そのため、主人公だけは動物に暴力は振るわないという「定石」のようなものが構築され、暗黙の了解で世界共通の認識になっているようです。
昔のドラマはハグなんて気安くしなかった。
寅さんの映画にも、あまりもない。
虎に翼はハグが多い。
ハグは「逃げるは恥だが役に立つ」の少し前あたりから一般化されましたね。昔から「ハグの儀式」はありましたが、それは社交の場において行なわれていたことで恋愛ドラマの中で行なうという概念はありませんでした。
これは友人に聞いた話ですが今のドラマでハグが軽いタッチで行なうシーンが増えたのはキス・シーンを減らすためとも言われてます。実は昔からキス・シーンは役者(特に若手女優)が嫌がっていたということだそうで、その対抗策ではないかという説です。
虎に翼はキスシーンもハグもありました。
ハグという言葉自体を使うようになったのは最近。
日本の挨拶や感情表現が変わってきているのでしょうね。
前のコメントにも指摘されていたけど「暖簾」
確かに見かけなくなった。ジャランという音…
あまり聞かなくなったな。
昔のドラマでは暖簾を片手で祓いながら顔をのぞかせる…
なんてシーンがよくあった。
昔のドラマはSNSなどという気の利いたものはなかったので、起きたことにたいして情報が拡散するなどというのは次の日に新聞で書き込まれるかTVのニュースに取り上げられるかしないと一般の人は知らないままだった。だからストーリーが一直線で進むケースが多かったが、最近のドラマはすぐにその時の出来事が世間に洩れてしまうため、そのつど、別ルートで話を組み立てなおすなど、ストーリーの流れが一筋縄ではいかなくなっている。横道にそれるというより横に新たに道を作るみたいなことをやっている。
昔のドラマは視聴者が何も言わなかったわけではないよ。今ならSNSなんだけど、昔は電話や手紙などで反響があったらしいの。新聞の投書欄にもドラマのことを書いてるのを読んだことがある。「おしん」は社会現象になったくらいだし、橋田壽賀子さんの渡鬼なんかも何度も脚本を書き直しを言われたようだ。
NHKなら渋谷区神南、TBSなら港区赤坂で放送局の住所が流れた昔が懐かしい。
昔のドラマでは夏場になると家の庭に風鈴をかざして夕暮れになると少しひんやりとした風を楽しんでいたようなシーンがあったけど、今日のドラマ、これからのドラマではそういった描写は難しくなるな。今の夏は昼となく夜となく朝となく平行してむし暑いし、地球温暖化によってドラマの見せ方も変ってくるだろう。
確かに四季折々の風景を感じられるシーンが減った。そもそもラブストーリーや純粋なホームドラマが少なくなったため、「季節感」を感じさせるような場面を導入しづらくなったかも。
そろばん
現代設定ドラマでパチパチとはじくシーンが減った。というか、見かけなくなった。
戦争のドラマが減りました。
今年見た「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」は戦闘シーンがなかったけど戦争を伝える語り部のドラマ。岸部一徳さんの語り部シーンに胸を打たれた人が多かったでしょう。新聞各紙にも絶賛の声を多数読みました。
31日夕方に再放送するので子ども達にも見て欲しいと思います。
駅でのさまざまなラブシーンが少なくなった。とくにプラットホームを背景にしての恋愛風景。
交通関連の描写が昔と比べて柔らかくなった。昔は車が人を撥ねそうなると運転手が顔を出し「気をつけろ、このバカヤロウ」と吠えていたがそういうのが少なくなり、そもそも「罵声」というのが最近のドラマでは減ったと思う。確かに昔の人は警察官でも学校の先生でもドライバーでも医者でも店の主人でもよく大声で怒鳴っていたりしたものだ。今は警察関係者は「慎重」に。教師は「説明」を。医者は「とりあえず一歩引く」ドライバーは表には出さず裏で「飲酒、あおり運転」といったぐあいに「静けさの中の激しさ」へと変わり、それにともなってドラマも攻めではなく受け身から入っていくものに変わっていった。
大きな川の横を歩く描写が減った。昔は金八先生とか…古臭いと思われるからやめたのかな?
ハタキをパタパタやる動作をあまり見かけなくなった。しかしハタキそのものが無くなったわけではなく、最近のハタキにはかなり高価で上質のものがある。
少し前のちゃんねるレビューは繋がりがよかったが今のちゃんねるレビューは繋がりが悪い。
胸ポケットからタバコの袋を出してみるものの、中身は空っぽでそれでイライラしつつ袋をくしゃくしゃに握りつぶすといった場面。昔のドラマではけっこう見られた記憶がある。
金持ちの家は亭主がソファーに座ってゴルフクラブをピカピカに磨きながら会話をし、どこからともなくバイオリンの響きが鳴り、外には白い椅子やらが置かれた広い芝生の庭…そんな白々しい場面が昔のドラマにはあった。今のドラマでゴルフクラブを磨く人はあまり見かけないし、金持ちの家の様子も昔とは桁違いの装いを表している。
たばこ屋。それとともにそこにいるはずのおばあちゃんも姿を消してしまった。
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