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原作を読んで、とても重い作品&好きな作品なので、ドラマを楽しみにしてました。小出君は違うだろ、と思ってましたが、芝居が上手いので、原作にはない西崎に魅了されました。ストーリーも原作とは違いますが、ドラマもとても良かったです！特に、成瀬君役の彼があまりに切なく、色気もあり、かっこよすぎて、大ファンになってしまいました。ほとんど知らない役者でしたが。悔しいのは、なおこです。西崎君を騙し、また悲しい思いをさせて、挙げ句の果てに西崎君はなおこを庇い犯人になってしまい、優しすぎる彼にも腹が立ちました！このドラマの中の一番の悪人は、なおこです。
キャストを誉めようがいいと思いますが。実際良かったですよ、演技。全キャスト良かった。
誰かも言っていたけど、守りたいのは安藤、頼りたいのは成瀬なんじゃないかと。
安藤にしか恋愛感情なかったのかなぁ。
でも、頼りたい気持ちがあるということは、やはり愛があった、成瀬を求める気持ちがあったということなんじゃないかな。
私は包容力のある成瀬が良かったな。
なんか西崎さんはすっきりしてたね。彼なりの贖罪を果たし、リセットしました、みたいな。安藤は一人でも前を向いてまっすぐ生きて行く、のぞみちゃんはそれが分かってるから甘えて彼のお荷物になりたくなかったんだよね。杉下は成瀬くんにも｢甘えられん｣といってた。結局は、生い立ち故に甘えられない事が全ての枷になってたけど、お母さんと再会して、やっと、その枷を外せたんだな、と思った。その、杉下が最後に成瀬くんにたどり着くまでの描き方がよかったな。
ミステリー部分は、結局、事件に至る過程の全てを知ってる人が誰もいない、という意味でミステリーなんでしょうね。当事者がそれぞれみた部分から推測や疑問、罪の意識を抱いたまま、なんですよね。真相は視聴者だけが知ってるって事ですものね。
希美にとって、初恋で、罪の共有で、安らぐ相手で、頼れる相手で、素の自分をさらけ出せる、心の支え&甘えられる相手なんだと思う。そして、そんな希美を見てると、羨ましいような、悔しいような、少し腹立たしい。成瀬君を利用してるような気がして。安藤君には、前向きな、元気な、かっこ良い人でありたかったのかな？綺麗なままの自分を見せたい、と言うか。結婚と恋愛は別物と言うが、成瀬君は結婚相手で、安藤君は恋愛相手のような。希美はなかなかのしたたかな女ではないかと思いましたが。これは、私の独断と偏見です。私も過去に同じような経験をしたので、なんとなく感じました。
原作読んでいないので､偉そうなことは言えませんが……やはり、どう考えても､あの結末は湊かなえではありませんね。
上の方で書かれていたいたように､かなり優しく仕上げているのでしょうね。そのあたりに､スタッフの覚悟のなさを垣間見た気がしました。
いや、偉そうにすみません、本当に｡
全くの的外れな意見だったら、申し訳ないです。
確かにナイフの角度から、奈央子の自殺を警察が見抜けないのはあり得ないですよね。
そういう意味でミステリーとしては失格かも。
だけどそんなことが全く気にならないくらい若者４人の心情描写が素晴らしかったと思います。
とくに希美、安藤、成瀬のそれぞれのＮへの想いは切なかったですね。上へ上へと高みを目指す希美の夢を体現する安藤と幼い頃から罪を共有し常に心の奥底で希美を支えてきた成瀬。
私はやはり恋愛感情に似たものが安藤に対してはあったと思います。「外からドアチェーンがかかっていたことは言わないどいて」と希美から言われた成瀬が安藤を意識してそっと希美の手を握ろうとしたとき、望海はさりげなくそれをほどいて安藤の方へ向かいました。やはり守りたいという気持ち、自分のやつれていく姿を見られたくないという気持ちを抱くのは、恋愛感情の表れな気がします。一方の成瀬には素直に甘えられる安心感があるのでしょうね。こちらは恋愛感情を超えたものに感じます。
個人的には成瀬と人生最後の日々を過ごすことにした選択が希美らしいと思ったし、美しい島と和解した母のもとへ帰ったのも、湊かなえ作品には珍しく清々しくてよかったです。
久しぶりに最終回まで見応えのあるドラマでした。
訂正 書かれていたように
愛だとか恋だとか、そういう切ない純愛要素よりは、せっかく、虐待やDV ､共依存という興味深いテ－マを取り扱っているのですから、物語のネタ程度に動かすのではなく、そうした心の闇？についての深い描写をもっとしてほしかったと思いました。
今期1番はまったドラマです。特に窪田くんが良かった。
高校生にも見えて大人にも見える。すごいです。演技も上手い。
ラスト、希美が成瀬の元に行ってよかった。。
安藤は憧れであって安らげないから。
登場人物がそれぞれうまく描かれていて観ていて世界観にはまりました。
最終回までは、素晴らしい人間ドラマだと思って、毎週録画してまで真剣に見ていた。
編集や、音楽の入れ方など、制作者側のレベルの高さやモチベーションの高さを感じさせて、見ごたえがあった。
ただ、最終回で納得できない部分が多く残った。
まず、奈央子が、西崎と逃げたくないと言った点。じゃあ、公衆電話から「助けて」と言ったのは、何だったのか。辻褄が合わない。
また、奈央子という「女性」のただの一撃で、大の男が死んでしまい、自分もお腹に１回刺しただけで死ぬ。
武士の切腹でも、自分がお腹を刺しただけでは死ねないから、介錯をしてもらうというのに。男の力ででもそうなのに、女性の力ではほとんど無理だと思う。余りにも簡単に死に過ぎるから、全く納得できない。ミステリーとしてはどうだろう。
また、ある意味フラれた形の西崎が、旦那の後を追って自殺した奈央子の罪をかぶって、１０年も刑務所に入ろうという動機が全く腑に落ちない。
一番肝心な部分に納得が行かなかったので、急に浅いドラマになってしまった。
希美を胃ガンにしてしまったのも、余りにも救いがないし、今どき胃ガンではなかなか死ねないはず。（スキルスは別だが）
「夜行観覧車」でも、女の一撃で大の男が死んでいたが、そこの部分は納得しにくかった。
同じミステリー作家の東野圭吾氏の小説においては、「殺し方」に納得できないものはない。そこは大切なところではないだろうか。
私の見方は間違っているかも知れませんが。
この作品、放送当初は東野氏の「白夜行」と似ていると取り上げられましたね。もう今となっては、全くもって似て非なるものですが。
何よりも罪の存在感というか重さが違う。描かれた人間の闇の深さが違う。罪を重ねていくことしかできない心情の切なさが違う。
原作が持つ力というものの大きさを改めて感じます。
さいごは成瀬くんでよかったとか、安藤くんが可哀想いや1番すきなのは安藤くん。
なんて話しなんですか？
前の方が書かれてるから、辛口いっちゃいますけど、肝心のなぜ共依存になったか心の闇描かず
西崎が犯人になるなら、それなりになんか工夫しないと僕がやりました。はい犯人決定って今の警察なめてます？
どうせなら最後本当に西崎がとどめをさすぐらいにしないと。奈央子を犯人にしたくないって動機も、弱い。
安藤はチェーンかけた罪の重さわかってるの？
みんなをにげれなくして大きな事件にしたのは
あなたですよ。可哀想ではないです。
成瀬くんは演技で私もまきこまれてるけど
優しいからいいってもんでもないやろ。
真実と向き合えよ。
杉下、したたかな女です。
なんでまた最後成瀬くん頼るの？
お母さんに会いに行ったとこまでは、良かったと
おもったけど、ひとりでホスピスにはいったら
あなたの今までの信念がつらぬけたのに。
私は不満ばかりです。
原作が浅いからどうにでも調理できて、
純愛ドラマに仕上げました。って感じ。
細かいところまで丁寧な作りのドラマでした。アリスの棘みたいに、誰がそんな届かないような場所にFAX貼れるのよ…とか、モズみたいに、それだけ刺されたら普通動けないし…とか、非現実的でしらける感じがなかった。
役者さんたちのそれぞれの役に対する深い理解と演技力で、見ていて引き込まれました。
確かに、自殺と他殺の区別ぐらい警察はつきそう…って思うけど、もしかしたら西崎は後でナオコを刺したかも…？と考えもできるような作りのドラマでした。自白があって、目撃者の証言もあったら検死しないのかもしれないし(？)。
映像が綺麗で、細かい仕草に気持ちが表現されてたり、アドリブのような自然なセリフ回し、本当に素敵な演出でした。
ドラマのＤＶＤを初めて買おうと思っています。視聴率がひくいのが本当にずっと残念でした。何だかんだいってドラマは視聴率で評価されてしまうし…
ドラマアカデミーに投票できるとしって、投票してきました。役者さんたちには自分の演技に自信をもってほしいな…
最後は成瀬君がいつもみたいなためらいを見せず、すぐに杉下を抱きしめるシーンで終わっていました。最初に地面に泣き崩れた杉下の肩を抱こうとしてできなかった高校生の彼との対比が見事でした。
事件そのものを取り上げるなら、このドラマほど非現実的なモノはないと思いますよ。湊さん、一応？人気ミステリー作家さんですよね。
警察捜査が無い時代に起こった事件ならいざ知らず、人が死んだら必ず医師のもとで死因が判定されますから。そうでなければ死亡診断書出ないです。事件に関与した人の証言や自供で死因が決まるなら、これほど非現実なモノはありません。
刺し傷によって死んだのなら、自然死でないのは誰の目にも明白でしょう。上の方も書いてますが、一発で死んだという死に方もおかしいですけど、不審死ならまず自殺か他殺が判定されるところから始まるんですよ。湊さんには、もう二度と警察沙汰になるような事件モノは書かないで欲しいですね。
今期では一番面白かったな
途中、若干引っ張りすぎな感じもしたけど、
総合してみると、やっぱり面白かった
ようするに夫婦心中事件の隠蔽をやってみました〜警察上手く騙せました〜ってことでしょ。
隠蔽っていっても自供と証言だけでやってのけたというマジックですが。
だいたい、そこにこそ作家の工夫と力量が試されるところでしょ。
野口夫妻と西崎親子の異常心理をきっちり描かないと、事件全体のの背景も曖昧なままです。
公衆電話から奈央子が「連れ出してほしい」っって言ったのは､希美のことですよ。ずっと上の方で書かれてる方がいるので､遡れば分かると思います。辻褄が合わなくはないです。たぶん…
結構皆さん書かれてますが、ミステリーとしてはダメ。
でも、映像とキャストの演技力で私は満足なドラマでした。
ただ、ここ以外のサイトだと成瀬くん(窪田くん)押しが激しすぎて…成瀬くんと一緒にならないラストだと大批判だったんじゃないの？ってくらい凄い(笑)。
私は恋愛部分はフラットに見てたから最終回での描き方は明らかに安藤好きでしょって思うし(成瀬くんも恋愛じゃない好きなんだろうけど)、湊かなえっぽくない心地よい終わり方にしたならば、嘘突き通すの辞めて素直な気持ち安藤に伝えればいいじゃんと。でないと、結局高校時代の火事の事件から成長してない気がするけど。あなたのためだと言われても謎のままにされて亡くなられたら、残った生きていく側もキツいと思う。
ここの人達の感想読むと落ち着く。批判意見もちゃんとあるし。他のとこでこんな発言したら、集中放火浴びそう…。
とはいえ、最初に書いたけど、映像と演技力で満足でした。
美しい最後でした。
でも成瀬くんも西崎さんも、女性に振り回されたんだな。せつないけど。
希美がお母さんと和解したところに感動しました。特に、未來さんがバスを追いかけるとこに胸を打たれました。
父親に家を追い出された後に、母親が健気に頑張り苦労を重ねていたら、ラストは父親との和解だったかもしれないけど、希美が母親から苦労を背負わされていたからこそ、母親との和解だったんでしょうね。
そこに元凶である父親はもういない。
美しいラストで、見終わった後も良い余韻が残りました。
安藤の行動は､一般的に考えれば、極めて幼稚で常軌を逸脱した行動なのかもしれないけど､可哀想なんかじゃないとは思わないかなぁ。N作戦2について何も知らされず、まさか、中で殺人事件が起こるなんて思いもしなかったでしょうから｡罪の重さ云々は……分かりません。
それか、湊さんが描きたいのは､誰でもこういう行動を取る可能性があるということなんでしょうか。安藤のように、太陽のようで､まっすぐで健やかに見える人間の心にも闇はあるということなんでしょうかね。
「夜行観覧車」の時にも思ったんですけど､外からは一見幸せそうに見える家庭でも､問題が起こることがあると言いたいのだな、と。
誰の心にも闇はあるのだということを安藤を通して、このドラマは伝えたかったのでしょうか。そんなに、深いドラマではなかったような気がしますが、「誰にでも可能性のあることなんだよ」っていうのが、湊さんの伝えたいことなんじゃないかって感じ始めました。
そう考えると、全く訴えたいものがない作家というわけではないのかもしれない。
湊かなえらしくないって何度か書いたけど､不完全な人たちばかりという点では､やはり、湊かなえらしかったか。
ここの人たちの感想は批判意見もちゃんとあって落ち着くというのなんだか分かります（笑)
私は杉下、安藤、成瀬の三角関係ルートにはあまりひかれなかったの。
いっそ別口でドーンと青春恋愛ドラマ作ってくれた方がそのまま素直に入り込めたかな。
このドラマにおいては、メイン事件の骨格である野口夫妻と西崎（親子）の背景についてもっと描いて欲しかったです。DV、児童虐待、共依存を通して彼らが愛というものをどう捉えていたか。異常心理の底には何があるのか。そこを語ることで、事件の背景に奥行きが出来ると思う。誰の心にも闇はあるだけじゃ足りない、どうしてそういう闇が生まれてしまうのか、という考える糸口を与えてくれるはずだと思うんですよね。
原作を事前に読んでいたのでラストあまり期待していなかったが思っていたよりずっとよかった。
杉下、安藤、成瀬、西崎の繊細な気持ちと関係性がよかったです。
あの母親に希美がバス停で弱味を吐くシーンはこちらも感情が高まり泣きそうになりましたが、でも原作にない希美の末期ガンの設定はいらなかったかな。
どうせなら強い信念と行動力のある希美なので、病気関係なくラストはどうするかを見てみたかったと思います。
あとやはりずっと引っ張っていた野口夫妻の死の真相は駄目でした。しかたないけど。でもそれまでの話に星4つ
榮倉さんの演技は本当によかった。次も期待したい
いや、私もね、純愛には惹かれませんでしたよ。でも､製作陣がメインで描きたかったのは､恋愛なのでしょうし、いつまでもミステリ－ミステリ－ってこだわり続けた私が馬鹿だったんだなと思いました。
しかし、原作ではここまで純愛強調してないそうなので違う楽しみ方というか､湊かなえらしさを味わえるのではないかなと思っています。
＞いつまでもミステリ－ミステリ－ってこだわり続けた私が馬鹿だったんだな
いや、そんなことはないと思いますよ〜
初回から演出がズルズルと真相を小出しにしながら引きずり続けたことの方が馬鹿馬鹿しかったな。
そうやってミステリー目当ての視聴者を引きつけた結果がこれだもの。
そうなんですよね〰。
末期がん設定はいらなかったんじゃないかと私も思います。どこまで、強く上へ行けるかを見せて欲しかったなぁ。
とっても良いドラマだったと思います。
若い俳優陣がとても素晴らしかった。
原作は読んでいませんが、もしこれがミステリーだとするならば真犯人は誰だったのかではなく、あの時誰がどのNのためにどんな行動をとったのかということを紐解くミステリーだな〜と。
それから、杉下の選んだ結論についてですが、もし私なら同じぐらい好きな2人がいて、出世の道を歩んでるまっただなかにいる人にもうすぐ死んでしまう自分と結婚してとは言えません。最期の看病をさせたいとも思いません。
成瀬君にも病気のことは言うつもりはなかったんでしょうが、知られてしまったことプラスやはり最期の場所に島を選んだのもあったんだと。
私の野望は住むところと食べるものがあればそれで満たされると話してましたよね。
島を出て数十年、色々なことがあって、高いところにいる人がみんな幸せなわけじゃないことを知って、最期に島に戻れた..
そう解釈しました。
最後にお母さんと、和解するのは、想像がつかなかった。満足がいく最終回でした。
安藤は、チェーンをかけたことを警察に言わなかったんですかね？
2014年、高野さんにも｢外チェーンを誰かがかけたんだと思います｣って言ったものの、自分だと言わなかったですよね？
安藤、好きでしたがそこだけ引っ掛かりました…皆さんはどう思いますか…
安藤は警察に言わなかったというより、言えなかったでしょう。
杉下が成瀬に「チェーンは外れていた」と警察に偽証するように頼んでいましたから。
皆さんのレビューを読んで、ストーリーとして辻褄の合わない点があることに気付きました。確かに言われて見ると、不完全な部分がありますね。
それでも、この3ヶ月、週末が近づくとこのドラマのことが気になり、このドラマの雰囲気というか世界に引き込まれてきた自分がいます。最終回を終えて、何回も見直してしまいました。
一番惹かれたのは、榮倉奈々さんが演じた杉下希美です。ひたすら自分の力で生きてきた姿は心打たれました。耐えがたい状況を乗り越えてきた彼女が、この先は病魔と闘っていく姿を想像するだけでも辛いですね。
それでも、いっしょに島を出た成瀬君の他に、安藤、西崎、母など、支えになってくれる人が増えてくれました。これが救いでしょうか。
丁寧な演出により、各登場人物それぞれに事情や考えがあって行動しているのが分かり、ドラマを見ながら、私自身も共感したり、反発したり、いろいろな感情を抱きました。こんな風にのめり込んで楽しめたドラマは久しぶりです。
あ～、最終回を明日もう一回見ようかな！
成瀬エンドということで杉下は成瀬が好きだったと思ってる人が多いようですが、杉下が好きだったのはどう考えても安藤だと思う。成瀬のことは初恋で確かに愛していたけどＮ作戦2の時にはもう恋愛感情はないと思う。あの頃から杉下は安藤を想ってた。N作戦を黙ってたのも、野口に土下座したのも安藤のためだし僻地についていくって言ったのも本音だと思う。ドアチェーンのことにしても、あんな状況で最後まで安藤を守ってる。じゃあなんで成瀬のもとへ行ったの？っ思うかもしれないけど、病気のこと知られていなければ杉下はホスピスを選んだと思う。でももう病気のこと知られちゃってるし、それでもって言ってくれるなら余命宣告を受けた今、成瀬に行ったっていいでしょう。そう考えると西崎は杉下をいろいろと察していて、いい関係だった。
母親とのシーンはとても良かった。昔の母親ならただ泣き崩れてたかもしれない。強く優しくなっていて、何より杉下が弱音を吐けて甘えることができて良かった。
正直、野口夫妻が最後まで好きになれなかった。 徳井がどうしても役者じゃなく芸人に見えるし、小西真奈美のカマトトぽい喋り方が耳についてこの二人が出るシーンは早送りしたい気分だった。 逆に色んな意見も見かけるが榮倉奈々は好きだなあ。 本当にさざなみのように揺れ動く心を
繊細に演じていた。 あの哀しい笑顔は心に突き刺さりました。
みんな、お笑い芸人だっていう先入観が強すぎるんじゃないかなあ… 頑張ってたと思いますけどね、ドラマの雰囲気を壊さないように｡
奈央子のあの話し方だって、不快感を催すための演出なのでしょうし。
自分も杉下希美の末期ガン設定は不要だと思います。 不幸の連鎖のその先がガンで苦しみながら死んで行くなんて無慈悲で残酷過ぎる。
まあ広い世の中こんな人生の人もいるんでしょうが。 湊かなえの本はこれから先も読みたくない。
無慈悲で残酷すぎるのが、湊かなえなのでしょうね。
末期がんは原作にはないんだ。
じゃあ、普通に成瀬とハッピーエンドなんですか？
その方が良かったな。
別に杉下にそんな不幸いらなかった。
最後の杉下を抱きしめるシーン
そういえば、安藤と10年振りの再会
ぎゆっと抱きしめる安藤に、杉下も背中に回した手をぎゆっとしていたよね
そこで、あっ安藤に恋愛感情あるんだっておもったし、
預かった、指輪見て号泣してたし。
私も、安藤が事件後、警察にチェーンをかけたことを言わなかったのか？が気になりました。
希美&成瀬が嘘の供述をしてくれたことに甘えた…？
大学時代の安藤が真っ直ぐだったので、そんなことするようには見えなくて…
成瀬くんあげのコメントが多いとありましたが、どこを見ても安藤くん擁護の方のほうが、明らかに熱狂的で、しかも絶対的に断言してる方が圧倒的に多い気がしますが（笑）。受け取りかたは自由だと思うし個人で納得してたら、それでいいんじゃないかと思うのですが...
何がなんでも希美ちゃんが安藤を愛していなきゃ気がすまない？人それぞれ感じ方は自由なので、みんなもそうなってとばかり押し付けるのはどうかと。
私はたぶん、何を言われてもぶれません。このお話は１５年の純愛がテ－マです。いくら後半ちょっとばかり安藤を意識した描写があったとしても、お話を順を追って思い返すと安藤が純愛の相手では無理があります。
では成瀬くんの心情のみが純愛なのでしょうか？このお話の主役...主人公は希美ちゃんです。アカデミ－賞でもわかりますよね？
希美ちゃんの視点から、島にいるとき果たして成瀬くんの気持ちが伝わっていたでしょうか？あ～成瀬くんが私を愛してくれていると感じていたでしょうか？
じゃあ、１５年純愛を抱き続けたのは誰なのか。希美ちゃんの他にいませんよね？
安藤に１５年の純愛を抱いていた？じゃあ出会ったころから愛してたってことになりませんか？
１５年の純愛は、成瀬くんの気持ちでも安藤の気持ちでもありません。希美ちゃん自身の気持ちを指しているのだと思います。
愛についてのみの感想ですが、ラストは、その純愛が成就した...そういうことだと思います。
私も末期ガンの設定は不要だったと。
そこまでの状況にならないと
杉下さんは成瀬くんに素直に頼れない、という
制作者側の判断かもしれないけど
三浦友和の執念の捜査に影響されて
自分の幸せを考えられるようになった、という展開で
十分良かったのでは。
原作がないと視聴率が不安、
しかし原作があると元を壊せないから創作に制限。
ジレンマなので、思い切って最初から
原作とは全く違う展開になると言い切って
新しい作品を作るつもりでやっちゃえば良いのに。
⬆︎の方のご意見、納得です。
安藤への気持ちも確かにあったと思いますが、やっぱりずーっと心の中にいたのは、成瀬くんだったのでは。というか、成瀬くんとはもうそういったモノを超えた絆を感じました。
最期にその成瀬くんと一緒にいられて、良かったけれど…せつなすぎますね。
…1回では素直に良かったといえないドラマだったなー
これから見直して、皆さんのレビューを読みながら考えたいと思います。
希美の究極の愛は『罪の共有～相手の罪を何も言わず引き受け、身を引く～』と言っていましたが、最終的に安藤の『チェーンをかけてしまった』罪を共有し、彼の明るい未来を守るために身を引いたことで、安藤への愛を果たしたように感じました。
安藤は成瀬くんに「杉下は安藤を守ろうとしていた」と聞いたことで、自分へ向けられた彼女なりの愛に気づくことができて、笑顔になれたのかなぁと感じました。
こんなに、ドラマが終わった後でも面白いドラマは初めてです。
杉下がいつでも助けたかったのが安藤。
いつだって助けて欲しかったのは成瀬くん
↑なるほど、腑におちました。
何個か上の人の意見にある、原作あると元壊せないから創作の限界ってなるほどなぁと。
もう登場人物以外好きに変えさせてくれませんかね？と頼んでオッケーしてくれる作者さんってやっぱりいないもんかねぇ。どうしても、映像にすると変えたくなる時あるよねー。ま、無理なんだろうけど。
このスタッフ＆脚本家で、次はオリジナルのドラマに挑んでみて欲しいなー。
途中の回でたまたま見て、最初から見たくなりました。見逃しの配信で初回から見たら、とにかく引き込まれました。
希美の壮絶な高校生時代、心の拠り所の成瀬くん、安藤くんのまっすぐさ、西崎さんの文学くさいまわりくどさも又良さで。
ジャンルがどうとか難しいことは抜きにして、純粋に、ドラマとして毎回楽しみでした。方言のあったかさもなんとも心に沁みました。
最終回、お母さんとのシーンもぐっとくるものがありました。
そして、最後の最後にやっと二人がつかんだ幸せに、号泣です。
あーこんなにはまるとは、、、。いいドラマでした。再放送したら最初から録画します！
私は最後までジャンルにこだわり続けた人間です。「やっぱり、「純愛ミステリ－」と銘打ち、ミステリ－作品であるならば、そこからかけ離れてはいけなかったと思いますよ。
そして、奈央子が西崎に言った「傷を舐めてあげた」というセリフ、原作では､「汚い傷を舐めてあげた」なんですってね？なぜ、そのままのセリフを言わせなかったのでしょう？「汚い傷」という酷い残酷な言葉そのまま言わせてこそ、湊かなえだと思いますよ。そういう残酷さをこのドラマのスタッフは描きたくなかったのでしょうね。だから、純愛強調したんでしょうかね。
誰かも書いてたかもしれないけど､残酷さを優しさでごまかさないで、ちゃんと描いてほしかったですよ。
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