4.14
5 436件
4 66件
3 37件
2 33件
1 80件
合計 652
読み えぬのために
放送局 TBSテレビ
クール 2014年10月期
期間 2014-10-17 ~ 2014-12-19
時間帯 金曜日 22:00
出演
屈折とトラウマから生まれた究極の“愛” それは“罪”の共有 それぞれの“N”に対する想いとは─ 瀬戸内海の美しい島から始まる15年間の純愛ミステリー。 大学生の杉下希美はある日、運命的な出会いをする。台風による床上浸水によって、同じアパートの安藤望・西崎真...全て表示
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名前無し

アラフィフのミステリードラマ好きですが、ミステリー についてはもちろんのこと心情描写にもとても納得出来ません。
英文科卒の学生あがりが10年で建築事務所を立ち上げたことも信じがたいことですが、それ以上に3年前の発病、余命宣告を仕事のパートナーに秘密にして突然理由無く辞めるなんて、ヒロインはバイトの学生以下です。彼女の心情なんて理解出来ませんね。
あと繰り返しでてくる究極の愛=罪の共有の考えですが、成瀬の放火そのものが不明確である限り、それは思い込みの域を出ません。放火について成瀬としっかり話し合いをしていないことが罪と言うべきでしょう。以心伝心なんてものに縋って、目に見えない心を何年にも渡って言葉にしない一方通行な心情を究極の愛などと呼んで美化するなと思います。

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名前無し

今日で4話。全10話ならもう中盤差し掛かってるよ。
序盤は白夜行風味の島の話ばっかり。普通ならこの辺りで事件の謎(ミステリー)が最初に盛り上がるところだけど、何も無し。今回でやっと当時夫婦がまともに登場っていうノリだもん。きっと最終回で事件をまともに取り上げる程度じゃないかな。逆にいえばその程度のミステリーになる恐れ。そもそもミステリーかどうか怪しくなってきたと思う。

それと純愛というけれど、どんな形の愛だって当人同士が純愛といえばそれまでだからね〜これも当てにならないと思う。

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名前無し

本当面白かった(´`)
このドラマを観るために働いて日々をこなしてる毎日ww
てか賀来賢人の大学時代イケメン過ぎてタイプ過ぎてヤバかった(〃▽〃)なんあれは?!←
ゆるっとパーマでサッカーユニ着てる安藤可愛すぎます。バイト行きたい杉下ちゃんを引っ張ってあげる安藤良かったなー。
私的に榮倉×賀来×小出の三人が揃ったときのえもいえぬ空気感がとても好きです。
悪ガキというのか同朋というのか、全くなにもかも違うけど波長がやさしい。。
この三人の演技の掛け合いを楽しむのも一興かなと思うのです。
そして管理人のおじいちゃん、金八シリーズでも出ていたベテラン俳優さま。この人もとても好き。

成瀬がよく杉下の部屋に来ていたということは。。成瀬もたくさん見れるのかー!とワクワク♪
3話も失速することなく楽しめ満足です。

一番スカッとしたのはやはりあのシーン。父親に土下座、公衆の面前で、がポイント。愛人に見せたざまあみろって顔。榮倉奈々いいなって改めて思いました。
杉下がプライドを捨てて得た大学進学、やっぱり私は杉下、成瀬好きです。
波止場で自転車を漕ぎながら成瀬を見送る杉下が本当に良かったな。がんばれN、このメッセージが印象的でした。

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名前無し

やっぱだめ。ごめん。Nのためには、純愛を押している次点で怖い。あげられるたびに来ちゃうからおかしいんだけど、正直ドラマなかでは、傑作なんかではない。
ミステリーでもない。
薄っぺらい愛に歪んだ感情があるのに、純愛とする次点でおかしい。杉下酸素ボンベ抜いたり、かなりひどいことしてましたよね?あれは腹黒いし、かなり性格狂ってますよ。よくいえばみんな杉下に利用され、不幸の連鎖になり、かなり迷惑ですよ。しかも作戦やらなんやらが幼稚すぎだしね。杉下と成瀬は純愛でなくて、狂ってますよ。もうちょっと分かりやすく心理描写だといいのに。変に恋愛絡めるからおかしくなるんですよ。原案のように恋愛抜きならまだ観れたね。
浅はかな心理描写は今やっている、学校のカイ○○のよう。それは楽しめる抑揚がある。しかしこのドラマはダラダラ恋愛にしている。

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名前無し

奈央子の助けての一言で西崎は電話口でテンパっちゃってたけど、あれは自分を連れ出してくれということではなく、夫と二人きりになってしまう杉下を連れ出せということでしょう?

そもそもは彼女が夫と杉下との関係が怪しいって思い込んでいて、ちゃんと夫婦で話し合えていないのが原因だけどね。あの不倫メールも、妻自ら夫の会社に送りつけて夫の関心を自分へ取り戻すというの表れじゃないですかね。ひたすら夫に依存しつつ、DV=愛、彼は私だけ、私は彼だけ、っていうヤンデレ愛を見いだしちゃってるような感じ。こういう異常で歪んだ愛については、普段からの夫婦生活、月1で杉下と夫が将棋をさす様子、なんていうのをもっと丁寧に描写してくれないとよく分かりません。杉下との別れ際に見せるブルーな顔を見せるだけじゃあ、彼女の深い部分は伝わらない。

歪んだ愛っていえば、西崎母の虐待についても同じです。夫との関係、子供の学校教師との愛人?関係、こういうのを思わせ振りに流しつつ煙草の根性焼きやってるだけじゃあ伝わらないと思います。

メインの事件の真相を小出しにしながら引っ張ってるばかりじゃだめ、こういう異常心理の描写がなおざりだと思います。共感しにくい心理ほどきちんと描写する必要があるのでは?安藤、成瀬、杉下の三角関係方面の凝った演出を見るほどに、こちらの方のもの足りなさを感じてしまいます。

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名前無し

奈々ちゃん演技むっちゃ上手くなったね。
みんな右へ倣えで大根大根って言うけど本当にわかってるんかなぁ。
しゃべってる時の視線の配置とか神がかり的とおもうけど。演技と思えないほどの自然さ。
むしろ演技派と言われる人のほうが大げさすぎて不自然な演技が多い。みんな名前だけで決めてるからむかつくよ。

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名前無し

愛についての感想ほど千差万別なものはないんじゃないですか?
特に純愛なんて出してきたら尚更でしょ。
以前、ここにも書きましたがどんな愛の形であってもその人が純愛だとすればそれで終わりだし、絶対に純愛なんかじゃないと言えばそれで終わりなんです。個人の感想を決めつける形で書くなというならば、純愛というのは、いいものとは限らないというのも決めつけじゃないかと思ったりなんかして?

まぁ私はそれくらい凄く強い感想を持ってしまったということで、言い切りの形で個人の感想を書きました。察していただければと思います。

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名前無し

録画を観るのが億劫になってきてしまった。
やはりかったるい。
なんか雰囲気先行で、何をいいたいのか
伝わってこない。
これは純愛ではないでしょう。
私は、やはりメッセージ性のきちんとある
ドラマなり小説が好きなようだ。
窪田くんも、今回が特別言い訳じゃない。
映画の方がもっといい。
小出恵介のセリフ回しは浮いてるし、
榮倉さんは、一本調子でけしてうまいとはいえない。
最後までみるけど、皆さんのような高評価はつけられません。
すいませんです。

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名前無し

今回でやっと二人が再会しましたね!
いや〜ここまで長かった‥。
最初はぎこちない二人でしたけど、思い出の場所でのやりとりから一気に昔の二人に戻りましたね。船の中&ご飯屋さんでの窪田さんの演技上手かったです!
最初は希美となかなか目も合わせられず‥見ていてとてももどかしかったです。
予告で希美が倒れるシーンがありましたが、やはり本当に胃がんなんですね。てっきり嘘だと思っていたので。そして今週からついに事件当日の話に突入なので、とても楽しみです!真犯人は誰なのか、成瀬君と希美はどうなるのか‥気になります!

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名前無し

登場人物が多すぎるのかなと逡巡したら天童さんのも同じぐらいですね。主要キャラが多すぎるのが浅く感じる原因かと。
誰もが主役になってもおかしくない。三浦友和氏だって主役の側面を持っている。あちこちに手を伸ばしすぎてるから途半端になってしまっている。

純愛と銘打っているけれどまったくそうは思わない。榮倉ちゃんが窪田以外の男性と云々の事態でそこが破綻しているし、ミステリーも中途半端。事象の羅列でしかない。母親への恐怖はわかるんだけれど、窪田くんの事をもっと思い出しながらの葛藤をメインにするべきだったのではないだろうか。

湊かなえさんの著者は知らないしドラマも初見です。原作はうまくまとまっているのでしょうか。スタートが良かっただけにこの失速感が残念。

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名前無し

野口夫妻が殺された「謎」も。
「さざなみ」を誰が放火したのかという「謎」も。
どっちも言うほど面白くないんだよね。だから先がどうなるかワクワクしない。

野口夫妻じゃなくて希美が死んでいる場面だったら・・・。
どれほどスリルあったかな。毎週毎週同場面ばっかり思わせぶりに繰り返されても、
希美がなぜか死んでいる、誰が殺したのか?だったらもう気になって気になってすごい盛り上がりだったと思う。
でも野口夫妻ねえ。別に西崎が殺してようが誰がかばってようがどうでもいいような気がする。

さざなみの放火にいたっては、それこそ成瀬が犯人だろうが父親がやったのだろうが、もうどうでもいいっていうか。
駐在の奥さんが事実を知ってるとかも興味わかない。
これが希美の父親と愛人の家の放火だったらなあ。それはすごいミステリーだし
誰が犯人か気になるし成瀬と希美の関係も深いと思うけど。
さざなみだよー。どうでもいいよ。もう島の人の話が出てくるとイライラします。

みんなほんとにそんなにこの謎が気になるの?
自分は全くドキドキが足りないと思います。
夜行観覧車は少なくとも途中まではすごいスリルだった。誰がやったのよ?って。

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名前無し

みなさんの感想をよんで、このドラマって
いろんな取り方できるんだなあと。
逆に言えば、心理描写がはっきりしてないってことになる。
表面的には純愛。深読みすれば歪んだ感情。
どちらが正解なのか。
わたしは、杉下にかんしては最後まで、
わからなかった。
ずるく思えた。
そういう意味では読んだあと嫌なモヤモヤがのこったから、イヤミスなんですね。
でもミステリーは崩壊してたからちょっとそれも違うか?
よくわからない作品でした。

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名前無し

たしかに、純愛であるなら、安藤への気持ちは謎ですね。

孤独にいた自分を救ってくれた存在として、好意を抱いていたならそこまでの想いであるし、自分ができないことを叶えてくれる存在としての憧れや思いを託す存在であるとか、そういうのはすべて自己満足であるように思います。
何でも叶えられたりするような安藤の存在は、自身の夢を追ったり自分に優しくしてくれたり(気を使わないでいれる)出来るから少女漫画でいうところの主人公が恋に落ちる相手のような存在であって、そこにリアリティはない気がします。
海外に行って数年経って日本に帰国しても希美のことを思っている彼の姿勢には一途さが見受けられるのだけれど、思われる女性側の像を考えてみると、どちらかといえば図々しい女性のように思います。
海外に行っても自分のことを思っているかを確かめているような、まるで自分にふさわしいかを選定しているようなそんな考えもできる女性像です(もちろん希美はそんな女性ではないですが)。

それが愛と呼べるのかが不誠実です。

身を引いたというのは、自分の中で彼の罪を大事にしたいという身勝手な考えであるし、ふつうなら全て話すのが友人にできる最良の対応だと思います。
まるで、自分がいつそのことを話してしまうのか、いつまで彼が自分のことを思っていてくれるのか、すべては愛を試しているように感じられます。

最終回の純朴な表情の成瀬と杉下希美のふたりが並んだ姿は以前の初々しさが際立つことなく、バブリーな希美の姿には女性の図々しさを垣間見た気がします。
二人の男性に揺れる女心を疎まれずに、そこに共感されたいことを補完するような「病気」であったようなラストです。

地道にやっていって自身の店を出す程にまでなった成瀬は元々自分の気持ちが上手く喋れるような人でもないと思うから「いっしょにおらん」の台詞はとてもロマンチックだと思うのだけれど、希美の側からすれば、成瀬の性格も見抜いていたと思うから、言わせたのだとすると、それはそれでミステリーです。

「Nのために」はどちらかといえば、昨今なくしてしまった恋愛ドラマだったのかもしれません。

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名前無し

最終回、終わって1週間たつけど、まだ余韻が覚めません。いいドラマでした。のぞみちゃんと、成瀬君が幸せで、いてほしいし、安藤も、西崎さんも。
何回も、見直します。ミステリー的には、ちょっと、、でしたが、全部許せるほど、キャステングが良かった、また、スピンオフ、熱望しています。

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名前無し

1話を観て引き込まれましたが、
(まるで、明るい雰囲気の「白夜行」)
最終回でがっかりしました
オチは全てわかっているのに、ダラダラと引き伸ばし、
何か用事をしながら観ても充分な内容。

末期ガンの設定はいるんでしょうか?
それもまた誰かを騙すため?と思ったのですが、違いました。

しつこいほど流れたマンションでの2つの死体を取り囲むシーン。
オチはそれですか、なんじゃそりゃ、
BGMもしつこかったですね、曲が場面に合ってないシーンもありましたし、耳障りでした。(CD売りたくて必死ですね)

TVなのでそんなに暗くしたくないという、製作者の気持ちはわかりますが、本当に本人達は悩んでいるのか、トラウマがあるのか、分からないくらい、明るく過ごして、ふと、思い出したように、過去の残酷なカット。

ラストはそんなにキレイにまとめなくても、いいんじゃない。
結局、仲間は誰も殺してないし、放火もしてなかった。
全然ミステリーじゃないし。ほんと、騙されました。
しばらく国内の連ドラは観てなかったのですが、劣化がひどい。
また当分観ません。

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名前無し

湊かなえはあのドライな原作を
夢見る少女マンガのようにされてどう思ってるのかそこ興味あり。

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杉下がいつでも助けたかったのが安藤。
いつだって助けて欲しかったのは成瀬くん

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キンサン

最終回までは、素晴らしい人間ドラマだと思って、毎週録画してまで真剣に見ていた。
編集や、音楽の入れ方など、制作者側のレベルの高さやモチベーションの高さを感じさせて、見ごたえがあった。
ただ、最終回で納得できない部分が多く残った。
まず、奈央子が、西崎と逃げたくないと言った点。じゃあ、公衆電話から「助けて」と言ったのは、何だったのか。辻褄が合わない。
また、奈央子という「女性」のただの一撃で、大の男が死んでしまい、自分もお腹に1回刺しただけで死ぬ。
武士の切腹でも、自分がお腹を刺しただけでは死ねないから、介錯をしてもらうというのに。男の力ででもそうなのに、女性の力ではほとんど無理だと思う。余りにも簡単に死に過ぎるから、全く納得できない。ミステリーとしてはどうだろう。
また、ある意味フラれた形の西崎が、旦那の後を追って自殺した奈央子の罪をかぶって、10年も刑務所に入ろうという動機が全く腑に落ちない。
一番肝心な部分に納得が行かなかったので、急に浅いドラマになってしまった。
希美を胃ガンにしてしまったのも、余りにも救いがないし、今どき胃ガンではなかなか死ねないはず。(スキルスは別だが)
「夜行観覧車」でも、女の一撃で大の男が死んでいたが、そこの部分は納得しにくかった。
同じミステリー作家の東野圭吾氏の小説においては、「殺し方」に納得できないものはない。そこは大切なところではないだろうか。
私の見方は間違っているかも知れませんが。

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名前無し

とてもおもしろかったです。
安藤が好きだったという意見が多いようで少しびっくりしました。そういう見方もあったんだなーと。
私は、希美ちゃんは高校の時から成瀬君一筋で、安藤には恋愛の好きという感情はないものだと思って見ていました。希美ちゃんの思う究極の愛は「罪の共有」だから。
ただ、安藤は、田舎から東京に出てきた希美ちゃんに色々なものを見せてくれたり、高いところを見せてくれた人で、まっすぐで淀みなく未来があって、心に影のある西崎さんや希美ちゃんにとっては希望だったから、事件当日は守ろうと決めたのだと思っていました。恋愛ではなく、憧れ・希望だから。
西崎さんもそれを分かっていて、安藤には病気のことを教えなかったのだと思います。安藤の前だと、強がっているようでしたし。本当の心の支えは成瀬君とお母さんで、最後は安心できる人のそばに帰れてよかった。

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名前無し

>不幸にして起こってしまった事件ばかりを注目している(その他には興味が無い)

事件ばかりに注目しているって。どこに重きをおいて視聴するかは人それぞれ。それにこのドラマはそもそもミステリードラマとして番宣してきたわけでしょう。事件に一番期待を置いて視聴している方も多いと思いますが。このドラマの演出だって注目を煽っているじゃないですか。放送が始まってからも、初回から事件の部分を毎回毎回小出しにし、思わせぶりに引っ張り続け、事件当日までのカウントダウンを大々的にしていますもの。そういう演出がずーっと続いていて、その結果、肩透かしをくらえば不満が募るのは当然だと思います。せめて最終回、野口夫妻事件に関してさすがは湊かなえの作品だと思わせて欲しいですが。

人物描写やその背景についても、私は不満です。
特に野口夫妻と西崎について。DVや児童虐待、共依存がまるで話を動かすネタとしてしか見えない。それぞれについての背景と心理描写が荒過ぎ、浅過ぎると思います。

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名前無し

原作は読んでないけれど、西崎が花を買うのに準備不足でバカみたいに時間がかかるのは原作にもあるのでしょうか。
あんなに計画してたのに、なんで花を予約してないのか、予約してなくても大事な計画なのに、なんでギリギリに買いに行ったのか。
バカみたい。つじつまが合わない。

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名前無し

逃げようと思えばいくらでもチャンスはあったわけです。
助けを求める先も西崎でなければいけないなんてことはない。
例えば実家の父は専務、夫を仕事方面で追い落とすことも出来る。
でも彼女はやらない。
ということは、夫の暴力から逃げようなんて思っていない。
では何で西崎だけにしつこく助けを求めるのか。
彼女の当初の関心は誰にあったかというところに答えはあるわけで。
彼女がなぜここまで夫に執着するのか、ちょっとした女性との関わりまで訝しく思ってしまうのか、という心理がよく理解できないんですよ。
彼女の根底にある闇をこの作品は全く語らないんです。
いつまでも事象を並べただけ、表面を引き伸ばしているだけに見えるんです。
それは前半の放火事件にも言えることだと思います。
高野の妻の心の深層が全く分からないから、ただ話せないだけで引っ張って来ちゃってるんですね。
そして、放火事件と野口夫妻事件との関連性が今のところ全く何もないのに、ただ希美と成瀬が野口夫妻事件に居合わせたというだけで二人を疑うという根拠も分かりません。

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名前無し

私もこのドラマの役者さんみんな上手いと思うなあ。徳井さんも案外上手いよね。タクシーのシーンとか、おぉって思ったよ。今1番のお気に入りなので、先が知りたくて本屋で原作チラ見しそうになりますが、がまんがまん。今回は燭台はなおこさんが持ってましたねぇ…誰が誰を殺したのか、うーん、知りたい!杉下さんの大切なNが、安藤なのか成瀬くんなのかも、気になる!

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名前無し

う~ん、私もこのドラマにそれほど深いメッセ-ジはないと思うなぁ…湊さん自身があまりメッセ-ジ性を大切にする作家さんじゃないし…

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名前無し

純愛ミステリーというテーマは今のところ崩壊してますね。事件はおよそ計画的なものではなく突発的におこったのでしょう。だから謎解きの面白さなんて提供できない。純愛も三角関係や不倫が中心である時点で終了。強いて言えば不倫だけど西崎が一番一途か?テーマが成立しない作品に
メッセージなんてものあるわけないよ。

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名前無し

ほとんど監禁の用途を満たさない、単に外部者が密室状態を作り出す道具として無理やりつけられた外チェーンが画面に映るたび、ガッカリします。(苦笑)今回ラストは、西崎が血塗りのナイフを野口夫の手に握らせた場面で、妻を刺したのは夫ではないと示しましたね。これで事件発生時に現場にいた野口夫妻、杉下、西崎のうち妻を刺したのは杉下か西崎だということになります。以前、調理ナイフを咄嗟に抜き出せることが出来る人物ということで妻の自殺も考えましたが、過去に警察の科学捜査(鑑識の人のカットもあった)がちゃんと入っている場面があったことを考えるとそれは難しいなと思っています。もっと細かく言えば夫の死後にナイフを握らせるようなことをすればバレてしまうはずですが、警察は少なくとも妻の刺し傷の状態などを調べ、客観的な裏付けをとって自殺を否定したはずです。そうでなければ、警察は捜査を無視して西崎らの主観的な証言を鵜呑みにして他殺を決めてしまったことになりますから。

では杉下は成瀬との「罪の共有」(ただし罪自体が曖昧)を遥かに超えた「共犯」(しかも目の前で起こった殺人)関係を西崎と持っているのかと考えると大きな疑問があります。杉下は西崎に酸素ボンベを締めたという殺人に結びつくような告白を躊躇なしに話してしまうような女です。演出的にも押し入れを開けっ放しにしているカットもあったように、彼女は成瀬に対してよりも遥かに心を解き放っている相手なんですが、じゃあ彼女の方は西崎の心を解き放ってやっているのかというと、そんなことは全くない。早々に彼の火傷に気付いているのに、榮倉さんの演技から見えるのは無関心だけなんです。それどころか無意識にコンロの火をつけてしまうあたり(安藤の方が気を使っている時もあった)、彼の心を逆撫でしてる。西崎に対してデリカシーが無い女なんですね。このドラマにおける二人の心理描写を見る限り、そんな二人が殺人罪という共犯関係なんて築けるわけがありません。

あと過去回にまでさかのぼりますが、杉下父の暴挙で彼女が孤立化した時、成瀬以外の友達は一切彼女を無視するような(むしろ噂話をして傷つけるような)行動をとっていましたが、突然結婚式に島まで呼びつけるようなメールを気軽に寄越して、「あの時はゴメンネ」の一言もなく宴会に興じてしまうような同級生たちの心理にもちょっと疑問を覚えてしまいました。そうすると心理描写の面からしても、このドラマに違和感を感じてしまうんですね。

まぁどんなドラマも突っ込みどころがありますけど、普通はそれ以上にミステリーへのカタルシスや心理描写の緻密さに面白さを感じたり、制作側が掲げるテーマやメッセージに共感していくなかで気にならなくなるはずなんですが、このドラマはここまでモヤモヤと引きずってしまっています。最終回にはパァーっと晴らして欲しいんですがね。

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名前無し

成瀬役の窪田正孝さんの、三浦さんとの食事のシーン。ちょっと震えながらご飯やおかずを口に頬張る演技が凄いと思った。

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名前無し

これはミステリーじゃないよ、犯人が誰かっていう事なんて誰も気にしてみてないでしょう。
主人公たちの切ないまでの心の動きとか、人間関係の変化
めぐまれない環境の中であがいて生きて行こうとするところに感銘を受けているんだと思います。
犯人が誰かが気になるんじゃない、
それぞれが「何故」「どういう気持ちをもって」そうせざるをえなかったのかが知りたいのです。
誰が誰を思ってそうなったかが知りたいのです。
これは純愛ものですよ。

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名前無し

これは純愛ミステリーって銘打っているけど、実際は純愛ドラマなんではないかな。
それぞれが誰かを大切に思う気持ちが複雑に絡み合って事件が起きたっていう。
事件の謎を主軸に置いたドラマじゃなく、事件が起こるまでの過程を見る物語だと思う。

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名前無し

3話は30分くらいまで退屈で「まだ島かよー」とうんざりしてましたが、
杉下が父親をやりこめるところだけはすかっとして面白かったです。
初めてこのドラマを面白いぞ!いいぞと思いました。

島エピが退屈すぎたのでその後の都会編になればきっとテンポよく
すすむと期待してたのですが、
いざ都会の若者編になったらやっぱりつまらない。なんだこれは(苦笑)
思ったのですが、やっぱり個人的にキャストが弱いためにいまいち興味がもてないのかなと。
栄倉さん可愛くて好感度高くて好きなんだけど、主役だと弱すぎる、いつも。
観覧車の鈴木さん、アリスの上野さん、家族狩りの松雪さんに比べると明らかに主役としての華が足りない感じ。
今回の役もとてもよく演じてると思うけど、本来2番手くらいの役だと輝く人のような気がします。
栄倉さんが主役としては弱いので周りを強めに固めれば違うと思うんですが、窪田くん、徳井さん、賀来くん、小出くんと全員地味なんですよね。
これだとキャスト個人に興味がある人じゃないと、見てて惹かれないような気がします。
三浦さんが一人引き締めてる感じがしますが、某過去ドラマと被りますねー(笑)
TBSだしあまりいいキャスト集められなかったのかな。
山本未来さんだけははまり役で出色でした。彼女はアリスの棘でもすごくよかったですね。

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