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なんだーーーー！剛くん切ない！
今日のカーネーションの録画はしばらく消せない…(ToT)何度も見直してこの暑い夏も乗り切るよ。
おいもすいとった
何回も何回も再生。キュン死寸前～！！
画面に吸い寄せられたところに北村(+_+)
「好きです。さいなら」
さいならではなく、始まり。
口に出したらもう始まりなんですよね。
好きだったお父ちゃんがいなくなり、可愛いかった勘助、憧れていた泰蔵兄ちゃん、大切に思っていた勝さんもいなくなって心にポッカリ穴が空いたところに入り込んできたのは・・なんて糸子らしくない言い訳。
理屈ではなくどうしようもなく好きになったんでしょう。
口に出したら周防さんも周防さんの家族も巻き込むことになる。そんな自分本位な糸子がしおらしく桜の花を渡して立ち去ろうとするなんて、何だか似合わないなと今回も思いました。
はぁ～、しかし今日のはいただけない。
北村かてじき出勤して来るであろう神聖なる職場で糸子も周防も何やっとん。。。
で、北村の気持ちを踏みにじっといて糸子の洋服作り毎日やてー。 ないわ↓
北村も嘘言うんは間違いや思うけど、好きなら尚更そないな怨みがましい気持ちになるやろ～。
不倫を美化せんといてほしいです！
何が嬉しいって、今日も糸子に会えるからです。
北村社長の事業は成功したのでしょうか。
周防とのハグで最後に汚点が付いてしまったが、組合長があそこまで糸子に諭して肩入れするなんてちょっと疑問だが、周防が事務所のドアを開けて糸子をガン見するのが面白かった。
不倫ということですが、不思議なほど、不快な印象がありませんでした。たぶん、周防さんがすごく細くて中性的、困った時にお仕事手伝ってくれる、妖精みたいな人だから。
あと、あくまでも個人的な印象ですが、周防さんは、立ち姿はとてもきれいだけど、地味なお顔立ちで、男前とかイケメンとかには見えなかった。それも生々しさがない理由かもしれません。
奥さんのことも存在感がなくて、一切描かれないから、「妻帯者」という言葉はあるけど実態が見えず「恋愛の障害」という記号みたい。
朝の明るい光の中、真っ白な服、花のプレゼント、できる限り爽やかな演出がされているのも、不倫のイメージを消していたように思います。
唯一、囁かれた九州の言葉だけが、男らしさとか、トキメキを演出していて、ギリギリ、不倫なんだなという印象を残していたけど、すごく不器用で、暖かくて、切ない。すごく細心の注意を払って作られているのを感じました。
あのクリスマスの夜、本気で頬を打ち手の形がじんわり浮かび上がってくる、ヒリヒリするようなシーン。
戦時中、男たちの飛び散った血の色を彷彿させる赤い花びらが零れ落ちるシーン。
切ない願いを打ち消すように誰一人として戻っては来なかった容赦なさ。
視聴者に媚びることなく痛いほどの厳しさを見せてくれていたドラマだからこそ、最近の甘い描写にやっぱりこれは朝ドラだったんだなぁと思う。
ふと周防さんを見ると周防さんも見てくれる。
うふって感じは３０歳半ばで気持ち悪い。
お互い子どももいてこのプラトニックなラブラブ感、かえって嫌らしいわ〜。
優子と直子、どうしても好きになれない。
くらぁー、糸子ー！周防さんと見つめ合ってニヤけとるとは何事やーっ。見てるこっちまでニヤけてくるわー。(//∇//)
まだ不倫ではありませんね。絶対に一線越えてはいけません。マサちゃんが怒ります。(^^;)そしてこんな感想でごめんなさい。
仕事しながら糸子と周防が見つめ合う瞬間、こちらまで胸キュンになってしまいます。 (//▽//
まるで、自分が見つめられてるかの様に勘違いします。ww.
まだ不倫ではないのかな。プラトニックなだけであって、見つめ合うふたりは恋愛してる。映画『恋におちて』では、「一線を越えてないからなお悪い」と妻が、ほかの女を好きになった夫を叩くシーンがあった。
糸子と周防の恋を切ないとか素敵だとかおもわない。２階の部屋は勝が仕事をしていた場所。そこに新しいミシンと周防さん。周防さんはほかに働かせてくれる店がないので仕方ない、という理由になっているが。
仕事と家のことは糸子が決める。糸子が家の主人なのだとつくづく感じた。勝との子どもたちも住む家で、好きな周防さんと一緒にいられる喜びに輝いている糸子。勝の生きた場所に周防さんがいることに、違和感がある。浮気をし、亡くなった勝だからなのか。死んだ者に気を遣うより、生きている自分の人生が大切だからか。いや、そうではなく、糸子は自分の心のままに、素直に生きていると思う。勝は明るくやさしい人だから、糸子が恋をしてしあわせになることに賛成するとは思う。しかし、なんだかな。
再放送が初見。大相撲や高校野球による中断が激しすぎてDVDを大人買い。やっと全話視聴終了。やはりこのドラマは尾野真千子ありきだと実感。晩年を演じきるのは難しいとしても、尾野真千子なしでは成立しなかった。たぶんあと３回は見ると思う。集中的に。完全に中毒。
娘たちは「大好きなお母ちゃんがみんなから責められている、みんなお母ちゃんを悪く言わないでくれ、お母ちゃんは悪くない」ってなるよ。子どもが不倫について詳しく知っているはずがない。
子どもらが大勢の前で土下座した。今日の2話目、泣けるわけがない、ただ心が痛い。糸子は母親としてどう思ったのだろうか。
再放送で初見、ずっと面白く見てきてこれまで★5をつけてきたけど今日でガッカリ。
プラトニックとは言え、ハグしてるし好きあってるし。自分が周防さんの妻だったら絶対嫌だわ。そもそも周防さんが仕事無くしたのは糸子が告白したのがキッカケだよね。なんで妻子いる人にあんなこと言ったのか。曲がった事が嫌いだった糸子がキャラブレしてるとしか思えない。周防さんの家族も自分が養うってなんじゃそりゃ…代わりに周防さんと両想いでも許してね！ってか？(怒)奥さんはそんなこと望まないと思うよ！
せっかくナツにドレスこさえて感動したのに残念な展開です。
星つけ忘れました
今日のはぶっ飛んだ。何年も前の戦時中に亡くなった夫の兄弟までが遺影を持って説教しにくるとは！この展開は糸子が皆んなに愛され、大阪という地域性も含んだ演出だから成り立つんだろうか。東京だったら余計なお世話だろうな。
大体にして、馴染みの喫茶店で大声で話す六角精児、あなたが悪い！奥さんのいる人を囲うって、別に衣食住共にしてるわけじゃなし、一従業員じゃないかー。いかにも不倫してるみたいに言われてるし。離婚弁護士で天海祐希が２回以上の関係が無ければ不倫にはならないと力説してたけどなぁ。まぁ、皆んなが怒ってる気持ちはわかる。子供の教育上も良くない。だから剛君は「おい、辞めましょか？」じゃなくてきっぱり辞めて消える方がドラマとしてはカッコ良かった。でもなぁ…糸子にとっては初恋なんだよね。しかも３番目の娘がお腹にいる時夫は出征し、後々夫の不倫疑惑もあり、そのまま戦死。その後はずーっと未亡人。周防も原爆症を抱えてる妻だから寝たきりかもしれない。２人とも女盛り、男盛りでありながら、真面目で良い人達だからギリギリのところで耐えている。で、綾野剛と尾野真千子だからなぜかあまり不倫の匂いがして来ない。これが例えば真木よう子と斎藤工だったらもう好きにやっちゃって〜、となるのかも。いや、ならないか。(^^;)
後ろから剛君に抱きつく尾野真千子が心底羨ましかった私でした！今日もこんな感想でごめんなさい。
なんつーか 不倫は実話なんで…
親戚や近所の人たちが糸子と話し合うため集合したけど、誰が連絡取ったの？勝さんの弟まで！糸子と周防が北村を騙したというのは真っ赤な嘘。そして糸子は働く場所のない周防を雇っただけ。お互い好きだと告白したけどまだ男女の仲ではないよね。何で糸子は不倫を肯定するような態度をとったんだろう。正々堂々と間違いを正さなかったのかなぁ。
涙ながらに「悪いことは分かってる。でも私の好きなようにさせてもらいます。」などと言ったのか？
私は周防を愛してます。誰に何と言われても周防との関係は続けます。と宣言したと考えていいのでしょうか？
たしかにうっすらと涙を浮かべる綾野剛は母性本能をくすぐるけど、展開が雑というか強引というか。。
繊維の業界の会長さんが周防さんに、道は踏み外さないためにあるけど、踏み外すためにもある、みたいな、ややこしい不思議なことを言っていたのが印象的でした。人が生きていると、どうにもならずに迷い込む道もあるし、懸命に踏み外さないで生きる道もあるし。
妻子持ちと、未亡人と、良くないけれど、それも人生だと言う会長さんの懐の深さもすごいし、兄の遺影を持った弟さんが必死に抗議する姿もすごい。当時の価値観や空気感がヒリヒリと伝わって来て、迫力がもう半端ないです。
こんな映画みたいな、奥の深い、味わいの複雑な、１話ごとにずっしりと心に残る朝ドラが制作されていたこと、今の朝ドラとのあまりの質の違いに衝撃を受けています。
2018-08-02 18:34:06様
2018-08-02 18:17:05です。
不倫は実話なんですか！(^◇^;)
私もこれどこまでフィクションなのかなぁと思って見てましたけど、じゃ、現実はもっとドロドロしてて、世俗的だったんでしょうね。脚本家、ホントに上手いと思います。
当時は男女差別や格差も今よりあったし、生活も貧富の格差もあった。
プラトニックとはいえ、女が男を囲う。この事実だけで世間の噂になるには十分だったと思う。
また、人との関わりも今よりとても濃厚だったと思う。皆が集まるのも時代かなと思う。
糸子は自分の家族、従業員、不倫相手の家族、全ての生活を守ろうとしている。
長崎の奥さんの気持ちを考えると辛い。でも夫を攻めることも難しい。少なくても囲われることで生活はできるから、糸子をやみくもに攻めるわけにもいかず…
時代背景を考えると、不倫をやみくもに攻めるのも難しいなと…
色々と考えさせられる回だった。
実際はこうですと書きたいけれど、聞きたくない方もいると思うので、もし気になるならネットで調べてみて下さい(*^-^*)
三度2018-08-02 18:17:05です！(^◇^;)
ネットで調べました！
私も詳しくは書きませんが、すごいじゃないですかー、ホントによく出来た脚本ですね。
三姉妹が頭下げたのも事実なんですね。んなこたぁあるわけないわい、と思いながら見てたんで驚きました。再放送でこんな名作を見られてホントに良かった。
周防さんは何故男らしく小原洋装店を辞めなかったのでしょう。糸子が好きだから、それとも家族を養わなければならないからでしょうか。つかみ所がない人、ちょっとズルイ。糸子は傲慢だと思います。
子どもたちや従業員が後ろ指さされても、お店の看板を汚すことになっても、周防さんの家族に悲しく惨めな思いをさせても、自分の恋を優先させた。
人は食べなければ生きては行けない。糸子は食べさせる力を持っている。その意味でも絶対的に強く弱いものは従うしかない。
最初から糸子は健気で可憐なヒロインではなく、寧ろ毒のある一面を持つ女性として描かれてきたので今更驚かないけど、周防さんとの恋を切ないな・とは思えません。
北村め～ ひどい噂流しやがってー。
なんで糸子は誤ったのか？そりゃ好意は持ってても周防さんが働き口が無いから組合長に頼まれたと言えば悪くないのに、だいたい毎日帰ってるしどこが囲ってる？仕事なかったら周防さんの奥さんも生きていけないだろう。それになんだあの親戚おじさん連中。そうだマサルも芸者と遊んでたんやでーと言ってやれっ
子どもは親に酷い虐待でもされていなければ、大抵母親のことが好きだ。親に愛されるために子どもが親をかばうのは普通のことだと思う。
糸子は仕事優先なので、子どもを知り合いや親戚にあずけたり、習い事に行かせたりする。糸子は子どもを叱りつけている印象が強い。
糸子は勝のことを子どもたちに話さないけれど、周防とのことで、子どもたちとこれからどのように信頼関係を築いていくのだろう。
子どもも大人になれば、あのときお母さんは不倫をしていたと悟るときがくる。そのときに子どもたちが母親の人生だと受け入れてくれるのか、これからの親子関係が重要になってくると思う。
周防さんは純粋なのだろうけど頼りない男だ。
本放送の頃、「周防は先天的ヒモ体質」だと言ってた人がいたな。
噂が広まっても自分は「（店）やめましょか？」なんて言ってるだけで、判断は糸子に任せてるしな。
男と女の関係が逆転してるんだよね、この二人。
周防を食わせてやるのは糸子だもん。
なんで周防は糸子に惚れたんだろ？
確かに周防は糸子の経済力に惚れたのかもと私も思った。
でも、彼の人生や時代を考えると、彼が弱いとも思えない。
みんな、生きるのに必死だったんだと思う。
結果的に糸子を利用してしまったのかもしれない。でも気持ちをあったのだと思う。
北村はもしかしたら周防のずるさに気がついていたのかもしれない。
周防は、水玉の服を作った糸子を好きになった。
糸子に養ってもらうような形になったことについて、周防も「なぜ、どこで間違ってこうなったか」と思ったこともあったと思う。
そもそも最初は酔い潰れた糸子を助けてやり、次は紳士服の職人として糸子の店を助けてやった。
始めは周防が糸子の力になっていた。
それが今の状況になってしまったのだから。
意味不明なのは不倫を焚き付ける組合長だ。
踏み外すのも人の道とか、ワケわからん。
糸子はその辺の男より才覚行動力経済力があって、
当時は珍しいやり手の女社長っていうところかな。
そんな凄い女性に惚れたのが勝さんや周防北村であって、勝さん周防さんはヒモ体質、北村はちょっと違うけど。
実話では不倫は２０年も続いたらしい。秘めた関係というより堂々と、といった感じ。
そこを秘めた切ない恋としてどこか妖精のような周防さんが担当、子どもたちから見て「おっちゃん」の部分を北村が担当ですかね。
ドラマでは北村の部分が日常的で、周防さんはやはりファンタジー。不倫を綺麗事には描かれてないけど、NHKの要望もあって？きれいにまとめられています。
周防の気持ちに関しては演じた綾野剛が当時インタビューで答えてました。
http://dramablog.cinemarev.net/blog-entry-2521.html
ここのブログで読めます。
画像なんで読みにくいんですが。
http://blog-imgs-69.fc2.com/d/o/r/doramablo/201406181427579bb.png
それ読んで、なかなか奥が深いなぁ、と思いました。周防さんは脚本家のオリジナルキャラなんでその辺どうゆう気持ちで役に挑むか、色々考えたんだなぁ、（そりゃそうだよね。）と改めて綾野剛のすごさを再認識しました。
虐待されて橋の欄干から落とされた少女は、生前は母親を庇っていた。子供の言うことを真に受けてはいけない。
周防さんはオリジナルキャラじゃないですよ。モデルになった人は存在しています。
はずれても踏みとどまっても人の道
by組合長
馴染みの深いご近所さんや松坂の伯父さん、勝さんの弟までが次々と糸子を説教。
前者は制作側、後者は視聴者の気持ちを代弁してるよう。
これらのセリフにほのか〜にあざとさを感じるのは、
私がひねくれているからかなぁ。
カーネーションは名作だと思うけど、
熱烈なファンサイトには怖くていけない。
何がびっくりって、次回が8月27日ですよ！
びっくりしすぎて、マジか！って声がでてしまったわよ！
北村さん、いい人～！
ずっと楽しく見ていたカーネーションだったけど、周防さんとの不倫で少し冷めてしまった。プラトニックならまだ許容できたけど…
周防さんはなんだかんだ糸子を利用してたのかな？糸子もそれをわかっていたのかな？なんとなくそんな気がした。男のプライドは表向き。
糸子にもう魅力を感じないよ…
綾野剛のモデルがイトキンの創始者？それともほっしゃん？。
イトキンは、有名ブランドたくさん展開してますよね。
実際は２０年続いた内縁関係だったそう。
紅をひいてお洒落をしている糸子は見たくない。
みんなでイワシを炊いたのを食べながら、ひいお婆ちゃんの思い出話するシーンがしみじみと良かったです。ほんの短いシーンだけど、遺影が映った途端、なんだか胸がいっぱいになってしまった。
イワシを丸かぶりしながら、小憎らしそうに文句を言う糸子、その瞬間、ひいお婆ちゃんがガーガー怒りながら、リヤカーで運ばれていく姿が蘇る。覚えている記憶がまちまちの三姉妹だけど、四代にわたる家族の小さな歴史がふんわりと浮かび上がる。
「いいお婆ちゃんだった」と懐かしみながら、みんなでイワシを食べているシーンを見ながら、いろんな積み重ねてきたシーンがテレビの画面じゃなく、自分の脳裏に流れて、たった15分の放送なのに、素敵な映画を１つ見終わったのかと錯覚しました。
やっと7月30日に再開したのに不倫エピだけやってまた8月27日までお休みとは…
でも周防さんとのドラマはなかなか良かったです。2人の演技力に脱帽です。気持ちがしみじみ伝わってきました。ただ周防さんの子供には知られたくなかったけれど。
どんなに綺麗な演出でも不倫は肯定しちゃいかん。
脚本家も肯定してはいないと思う。
私勝手に勘違いしてた。
周防さんは１人単身赴任で大阪に出稼ぎに来てると思い込んでた。奥さんは原爆症で寝てることが多いだろうから当然実家暮らしだろうし、子供達も祖父母の家にいるもんだと。あんなに大きい子達がいて、しかも偵察にまで来るとはショック。
ああなっちゃったらもう視聴者も怒り出す。
だから今日で周防さんとのファンタジー不倫が無事終わって良かった。
20年に渡る本当の不倫相手Tさんとは、長崎出身、店を持たせた、だけが合ってるとのこと。あとは全部北村さんみたいな感じなのかな。周防さんを考え出した渡辺あやは見事だと思う。
ハルお婆ちゃんはある日突然息子が美しいお嬢様を連れてきて驚いたでしょうね。しかも駆け落ちして。
世間知らずで家事もできずオロオロする若き千代さんと戸惑うハルさん。
「あの、お母様」「うちはお母様とちゃう」
想像してしまいます（笑）
ドラマでは２人が会話らしい会話をする場面はなかったような気がします。
「ええお婆ちゃんやったで‥」
孫にそう話す千代さんを見て、やっぱりいい姑さんだったんだなぁと思うことができました。
笠置シヅ子がモデルのNHKドラマ『我が歌ブギウギ』でも「その日シヅ子さんは帰って来ませんでした」だったかナレーションが。笠置シヅ子はこれで父親のいない子を妊娠するんですね。なんだかカーネーションも生臭くなってしまって、録画の保存は止めた。
娘たちがうるさ過ぎて、ハルおばあちゃんや泰蔵にいちゃんが居た時が一番良かったな……。
静子が嫁に行った日、ハルおばあちゃんの死が告げられた日。
あの回で何かが終わるという感じがする。
あそこが、美の頂点。
静子に続いて清子や光子も嫁に行き、店は繁盛、縫い子も足りず、帳場をちゃんとせねばと恵さんを雇い入れる。
恵さんは泉州繊維商業組合を糸子に教え、謎の台詞を吐く組合長、北村、周防が物語に登場する。
静子とハルばーちゃんが去った日が、確かにこのドラマの転機。
団子のお土産を買って帰っても昌ちゃんたち従業人の反応は無し、周防さんがこっそり子どもたちに自分の分のおやつを持って帰っていることを知り、家族の分まで団子を買ってくる無神経な糸子。周防さんの苦しげな表情。
「私はたくさん稼いでるから、誰も口出しできない」と話す糸子に複雑な顔の八重子さん。
周防さんのお店を出すための出費は半端なく大きかっただろうに、あんなに細かく管理していた恵さんや昌ちゃんは黙ったまま。この愛人のために理性もなくどこまでも傲慢な糸子はクズ度から言えば現朝ドラのヒロインより数百倍クズ（クズってよく書かれている。叩かれ方は鈴愛が数千倍）
でもカーネーションも半分、青いも好きで観ている自分にはどちらも個性的なヒロイン、いたって人間的だと思う。
糸子は結局、たくさんの人を裏切り傷つけてそして自分で責任をとったけど、大人のファンタジー仕立ての中でここだけはとても厳しくリアルでした。
不倫は悪いこと。それは間違いありません。でも糸子は、周囲から容赦なく叩かれて、恥もかき、その代償を払ったのかなと思います。
振り返ってみれば、彼女は寂しい人です。ご主人は彼女の稼ぎを利用して浮気。糸子は、恋も愛も知らずに未亡人になって、それからは祖母や母、娘や従業員を守り、馬車馬のように働き続けた挙句、娘には「お母ちゃんのように生きたくない」と言われる。なんだか哀れに思えて、ゆるしちゃら、と思ってしまうのです。
欠点が多いとは言え、糸子は「半分青い」の主人公とは全く違うと思います。スズメは、家族を養うこともなく、誰にどんな暴言を吐こうと許されて、甘え、甘やかされています。時代が違うことを差し引いても、何から何まで比べようもありません。親に抱っこされた泣き相撲の赤ちゃん力士と、現役横綱ほど違うと思います。
欠点のある人物だから魅力があるとは思いません。欠点と同時にすごい魅力（勤勉、家族愛、責任感とバイタリティー）があるから、主人公としてキラキラと輝くのではないのかなと思います。
再々放送は見てないのだけど、地上波本放送の時の感傷。
綾野剛さんが三人の子供たちの前で弾く童謡「こいのぼり」。微妙に下手なのがまた何とも言えぬ甘ったるい感傷を引き起こす。これは脚本と言うより演出の手腕によるものでしょうか。
スタパに当時まだ無名の綾野剛がゲストで来た。大勢の若い女性の見学者の黄色い声。男性アナウンサーが当時の無名俳優だからか「言葉に気持ちがこもってない」と非常に失礼な言い方をして私は腹が立ったのを覚えている。綾野さんは寡黙な好青年と言う感じで（人前で話すのに慣れていないということ）今はまってることと言うことでバナナジュースを作って飲んでましたね。事務所からオーデイションを受けに言って来い、と言われたそうです。仮面ライダーの時は２０数回も一つのシーンを火傷しながらもやり直させられ演じた一生懸命な姿勢が素晴らしい、と当時の監督から激励のメッセージが読み上げられてました。脚本家の渡辺あやさんからは「（綾野フィーバーは）嬉しい誤算」とのメッセージ。最後に「視聴者に向かって長崎弁で呼びかけて下さい」と言われ「○○で（忘れました。すみません）よかですか？」と言ったところで終わりました。
懐かしい。
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