3.79
5 164件
4 39件
3 17件
2 14件
1 60件
合計 294
読み かーねーしょん
放送局 NHKBS
クール 2011年10月期
期間 2011-10-08 ~ 2012-03-31
時間帯 土曜日 09:30
出演
女手ひとつで三人の娘を世界的ファッションデザイナーに育て上げたヒロインの波乱万丈の物語。

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名前無し

夏木まりさん編にも、深みがあります。どなたかこのドラマを持って"朝ドラの最高峰。全編通じて素晴らしい。"
とここに書き込まれていたのが納得できるようになりました。

老いて尚、血気盛んな糸子。
自分のブランド立ち上げに、痛む体にムチ打って無理をする糸子を見て、
「おばあちゃんが苦しむのは見たくない。」
と泣く孫娘に対し、糸子は笑って
「それは誤解や。苦しんでなんかない。夢中なだけや。ほんまに夢中な時は苦しそうな顔になるもんや。心配せんでええ。おおきに。」
と、涙を拭ってやる。
そして、そんな夢中で走り続ける祖母に接しているうちに、学校に行けずにグレかけていた孫娘は、自然とやさしさ、健全さとやる気を取り戻していく。
これを見ていると、子供を導くに言葉はいらない。ただ好きなことに夢中になって働いている姿を見せているだけで良い、ということが思い知らされる。そして親だけではなく、祖父母という世代を越えた存在の大切さも。
深みのあるエピソードでした。

人間、自分の思い次第、歳とか男とか女とか関係なく、行きたいように生きる。やりたいことを貪欲にやる。
ものすごい勇気とエネルギーを与えられるドラマでした。

再放送見ると、自分の経験値も前とは違うし、あらためてまた、前に気付かなかった部分も、素通りした部分も、違った深みを持って訴えかけて来るようで、このドラマのすごさを感じています。

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名前無し

繊維の業界の会長さんが周防さんに、道は踏み外さないためにあるけど、踏み外すためにもある、みたいな、ややこしい不思議なことを言っていたのが印象的でした。人が生きていると、どうにもならずに迷い込む道もあるし、懸命に踏み外さないで生きる道もあるし。

妻子持ちと、未亡人と、良くないけれど、それも人生だと言う会長さんの懐の深さもすごいし、兄の遺影を持った弟さんが必死に抗議する姿もすごい。当時の価値観や空気感がヒリヒリと伝わって来て、迫力がもう半端ないです。

こんな映画みたいな、奥の深い、味わいの複雑な、1話ごとにずっしりと心に残る朝ドラが制作されていたこと、今の朝ドラとのあまりの質の違いに衝撃を受けています。

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名前無し

いや、カーネーションは「時代物」だから、あれでいいんですよ。
アラではありません。
現代劇じゃないですもの。あれはあの時代のドラマ的記録です。
当時、家父長制がまだまだ強い時代、ああいう父親がいた。もちろんドラマだから脚色やデフォルメがあるけれど、精神としては、一家の大黒柱である、自分が妻子を養っているという矜持、そういうものが父親を支えていた時代の一つの姿。
それがちょっとワガママな方向へ出てくると、ああなるわけです(時代はずいぶん違いますが、私の父親もちょっと似たところがありました)。
歴史物を現代感覚で見て、おかしいとかあり得ないとかヤメロとか言う方がおかしい。

頬に手形が残るぐらいの、伝説のぶん殴りシーンも、あれがゆえに、あの二人の強い愛情のありようが後々よりいっそう強く響いてくる、とても重要で意味のある場面です。決してショッキングに仕立てて大向こうを沸かせようなどという、今よく使われるあざとい手段から生まれたものではない。
亡くなったとき、消え行くお父ちゃんの幻を追いかけて糸子が泣きながら走るシーン、「私はお父ちゃんが好きでした・・・」というぽつりとした独白、死後心にぽっかりと穴が開き、その穴を埋めるように愛する人ができたこと・・・すべてがつながっている。
当時、その見事さに息を呑む思いがしました。今思い出しても、二人の深い絆に、なにか涙がにじむような気持ち。
こんなドラマ、なかなかないですね。

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名前無し

私は朝ドラ歴長いですが、脚本・演出・演技・美術・効果を総合的に見て、「カーネーション」が頂点、という評価です。識者も同様の評価をする人は多いようですね。
あれが、朝ドラが行き着いた極北。あれを超えるものはその後ありません。
名作はもちろんありますが、スペックという点では、なかなか超えられない。好き嫌いとは、また別の問題です。
記憶にある古い朝ドラで、全編がおもしろかったり名作と思ったのは、「雲のじゅうたん」「おていちゃん」「マー姉ちゃん」「なっちゃんの写真館」「ハイカラさん」「澪つくし」「はね駒」「チョッちゃん」「ふたりっ子」「あぐり」「あすか」「てるてる家族」。
近年なら、「ゲゲゲの女房」「ごちそうさん」「あさが来た」。
それらを踏まえた上で、「カーネーション」はやはり別格。
ちなみに、名作の誉れ高い「芋たこなんきん」「ちりとてちん」は未視聴。「ちゅらさん」も評判がいいですが、見ていません。
いいドラマは時が経っても色あせないので、いつか見たい!

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名前無し

ついに終わってしまった・・・楽しい宴会が果てて、静かな夜。あの窓辺に腰掛けて、今頃、誰か、しんみりした話でもしてるのかなと、空想してみる。

母親を失って、互いのショーを見にいくようになったという姉妹、もう母を取り合うこともできなくなって、互いに支え合わないといけない状況が母親の喪失のダメージを重く物語っている。

最後の主題歌とともに、走馬灯のように流れる糸子の物語、共有させてもらえて、本当に良かったし、あのオノマチ最後の夜、お父ちゃんが現れた楽しい宴会の光景は、自分の中で宝物みたいに素敵な思い出になった気がする。本当に素晴らしいドラマでした。

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名前無し

「カーネーション」再放送終わってしまいました。
相撲や国会中継などで延びに延びた夕方放送でしたが、録画などを駆使して根気よく最後まで見届けました。
でも観て良かった「カーネーション」
自分的には、良いドラマだった…とか、感動できた…とか、そういう言葉で括れない、他の朝ドラとも比較できない '' 壮絶な '' ものを観終えた感じです。

最後 病院でお婆さんがカーネーション初回を見始めて、そこからテレビの中に映像が入り込んで、子役糸子とオノマチ糸子が出てきた時は、自分も一気に見始めたあの頃に引き戻されて感無量になりました。

そしてこのドラマは尾野真千子が糸子でなければ、これほど引き込まれなかっただろうなぁ と最後にしてもう一回思いました。

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名前無し

凄いなぁ親子で同じデザイナーの道を歩む運命のような、、、。
感性が古くなって行く母の嘆きと同じ姉妹なのに才能の違いが露呈し
憎み合ってきた仲でもお互いを認め合う。
親子のすさまじいまでの服飾をめぐる戦いから一人取り残される聡子。
たった15分の中に祖母の聖母のように等しい愛情と糸子がまた若手の
才能を認めながらも成長を遂げて行くさまを年は関係なく才のある人の
人生を描くこの朝ドラには文句のつけようがない。

今の放映朝ドラもけったいで、ヒロインはかいらしけども
このドラマの一本分と一週間が同じくらい内容の濃さが違い過ぎる。
脚本家の格の違いが解ってまうなぁ。

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名前無し

「半分青い」のレビューが荒れすぎて、もうまともに投稿出来ないレベルに陥ってて…、検索してたらここにたどり着きました。
私は当時「カーネーション」リアル視聴出来なかったので、今回の再放送が初視聴です。

今もリアルタイムで観れない時が多いので、中止中止でじれったい思いをしながらも全回録画予約して必ず観ています。
いくつか観てきた朝ドラで、私の中ではダントツ一位になりました。

尾野真千子になってから何度も神回がありましたが、まず子役糸子で心を掴まれました。
とにかく伏線と回収の技が見事で、脇の脇まで生き生きしてる。クラシックで照明が美しい。
糸子の年齢の重ね方があまりにも自然で、一人の人物の数十年をリアルに自分があの商店街に住み 見てきたような錯覚すら覚えます。

ラスト1ヵ月のヒロイン変更のお話は聞いているので、自分がどのような心境変化で観るかは未知数ですが、とにかくNHKが初の試み?として夕方の朝ドラ再放送にカーネーションを選んでくれたことには感謝しています。

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名前無し

不倫はもちろん絶対良くない。でも、ドラマとしては、人の負の部分を描いてはいけない、ということではない。要は描き方で、悪いことを肯定したり、スルーしたりしてはいけないということだと思う。

カーネーションの場合、不倫を描いたけれど、糸子に多大なダメージを与え、それが道に外れた、悪いことだ、と示している。周囲の困惑ぶり、泣いて非難する従業員、近所の噂になって後ろ指さされ、親戚知人押しかけて糾弾され、相手の子供さんを苦しめた。

ドラマを見た印象では、糸子の惨めさ、愚かさが浮かび上がったように思えた。

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名前無し

カーネーションの凄いところは、第一によく練られた脚本にあると思いますが、ヒロイン尾野真千子さんの渾身の演技、下手するとダメ男として嫌悪感を抱かれていたかもしれない善作を魅力的に演じられた小林薫さんなど俳優さんたちの演技力、心情に沿った印象的な音楽が素晴らしい脚本をどんどん輝かせて行きました。あと、演出の素晴らしさ。
安岡家で遺影に手を合わす奈津、その後小原洋装店を訪ねる奈津、一際うなじが美しかった。娼婦に身を落としても消えることがなかった品の良さを白くて長いうなじが表しているような。安岡美容室の看板を掲げてからしばらく経ち、店内の壁に資格証書のようなものが3枚飾られていましたが、その中の1つが奈津のものかもしれないと思いました。
普通のドラマならアップで映し出されるところをサラッと流す演出。さり気なく主張しないところにこのドラマに対する信頼と矜持を感じます。

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名前無し

知人にDVD借りて最終話まで見終わった。
何なんだ、このクウォリティの高さは?
脚本、演出、演技、音楽、セット、ロケ等、すべてが超一流。
ラストもすばらしい幕の閉じ方だ。
原作がない中、どこからこのような無類の感動劇が生まれたのか、不思議でたまらない。

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名前無し

一話一話、本当に濃くて、見入ってしまいます。すごく昔の話のはずなのに、気持ちがグングン持っていかれます。

いつも強気な糸子が、変な噂を立てられ、落ち込みながらも、「世間を甘く見てはダメだ」と反省して、感謝して食料をもらいに行くことにしたり、近所の人には深く頭を下げたり。少しずつ成長するというか、世の中と折り合っていくところ、糸子はすごいなと思ったり、その時代の生き辛い感じが伝わってきて、思わずため息。

ミシンを取り上げられそうになったところは、ミシンが惜しくて惜しくて、ハラハラしました。もうだめかと思いましたが、それからがすごい。お父さんの写真に手を合わせてからの思わぬ展開!

軍服を婦人なんとか会の人達に見せびらかす縫い子さん達のドヤ顏!サッカーでコロンビアに勝ったぐらい嬉しかったし、本当に明るい気分になれました。

このエピソードを通して、糸子の中に生きているお父さんの存在がすごく感じられて、たった15分なのに、しばらく現実に戻れないほど感動しました。

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名前無し

勘助の心が病んでしまった・・・心身ともに蝕む戦争、本当に残酷です。勘助だけでなく、お母ちゃんの心沈んでゆく様子もひしひしと伝わってきました。糸子に向けた言葉もグッときた。

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名前無し

毎回心を揺さぶられるシーンがあるカーネーションは、朝ドラの教則本みたいなものだ。

昨今の朝ドラ脚本家は、このドラマ見て勉強してほしいな。「人が感動する人の生き方って、こうやって描くものなのだよ。」と教えてもらえると思う。

第55話は濱田マリの真迫の訴えに聴き入ってしまった。人って本来は弱い生き物なんだよね。

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名前無し

今更ながらこの作品のスペックの高さに感心する、放映中の朝ドラを見ているとこの作品が恋しくて仕方ない。

ヒロインは男の子とも対等に喧嘩する鼻っ柱の強い女の子だけど、ただのギャーギャーうるさいだけのオナゴではない 自分で考えて自分の足で立ち家族を支えている。
方向を間違えたとしても言い訳もしない潔さと、親友を窮地から救う情の強さ 猪のように突き進んではいるが責任の取り方を心得ており人に迷惑は掛けない。
不倫も朝ドラ初でビックリしたが、人物の描き方で不快感より出会うタイミングだと納得させられる演技力と演出。
そして何よりもヒロインを愛すべき人間として、一貫してブレなく表現した脚本家の才能に拍手を送りたい。

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名前無し

これを超える朝ドラは永遠に出ないだろう。

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名前無し

江波杏子さん、ご冥福をお祈りいたします。

訃報を聞いて真っ先に思い浮かんだのは、病院のベッドから夏木さんの糸子をじっと見た江波さんだった。

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名前無し

糸子が百貨店に制服を売り込みに何度も行く図々しいまでのバイタリティに背中を押されて私もチャレンジが出来た。
糸子には見習うところがいっぱいあった。
ホントにただのドラマではなかった。
尾野真千子の糸子のパワーに元気をもらった。
いつかご本人に直接お礼が言えたらいいな。

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名前無し

カーネーションの放送を見るのは本放送、再放送合わせてこれが3回目なんだけど、3回目で初めて、夏木マリになってからの話も結構いいなと思い始めてる。
何もかもが色褪せて、空しくてつまらなくてどうにもならなかった本放送時、今度はちゃんと見ようと思ってもやっぱり駄目だった2回目、そして、どうせ無理だから流して見ようと思った今回でやっと、それなりに面白い。

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名前無し

観てて良かったこと……若い時に文化式を習った母親がミシンをせっせと動かし出し、服とかのリフォームに精を出し始めた(笑)。スーツも作れる人なんだけど、しばらく停滞していたので、刺激になって良かったな(^^)。ドラマの細かい所は観てないし(^_^;)。
OPに出てくる糸巻きは木製……ウチにも何個か有る。
私も巾着袋やビーズ手芸を……!!

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名前無し

老後って、物悲しいなと思ってしまいました。体が弱って思わぬ怪我をしてしまうし。当たり前のことができなくなるし。
祖母や両親を看取って、生涯、大家族のために尽くしてきた糸子が、今はみんなで住んでいた家に一人暮らし。

アホぼんが来たり、孫はジャージやめたり、明るいドタバタもあって、そんなに暗い感じにはならないけど、でも回想シーンの、若い頃の糸子の世界があんまり明るかったから、なんだか切なくなりました。

新ブランド立ち上げ話、年をとっても、糸子らしさがあるのは元気が出ていいなと思いました。ただ、夏木さんの演技というか、話し方なのか、関西弁が、いかにも頑張って演じてる感じが出て、ああ、この人は糸子じゃないと、ふと思ってしまって。糸子がもうそこにいないという、喪失感が募って、やっぱり、寂しくなってしまいました。

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名前無し

カーネーション、うっかり見てしまったばっかりに、これが一つの基準になってしまって、他のドラマが面白くない。

もともと戦争の話も苦手、立派な人の一代記も説教くさいと思っていたのに。いつの間にか、引き摺り込まれてしまった。

かっこいい俳優さんが入れ替わり立ち替わり出ずっぱりというわけでもないし、それどころか、よく知らない俳優さんばっかり。それなのに、生き生きと迫ってきて、やがて一人一人、大切な人になって心に残る。

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名前無し

ここの感想を14ページくらいまで遡って読んできた。やっぱり2012年の本放送時も主役交代はショックだった事がよーく分かった。

交代は企画当時から決まっていた、

いや、それはない、圧力があったせい、

圧力など無かった、単に尾野真千子でも92歳までは無理と思ったから。

などなど、渡辺あやの当時のツイッター発言も読んだけど…
6年経ってまたモヤモヤしちゃってます。
全く別のドラマと思って見てるけど、面白さは半減してる。史実物でモデルの親族が生きていて、しかもその親族達は超有名人で発言権大有りだったりすると、とっても面倒くさいことになるといういい例だね。
小篠綾子が自分の朝ドラを作って欲しいと言い出して、見事にそれが叶って小篠三姉妹は万々歳な筈なのに、
不倫が綺麗事過ぎる、
お母ちゃんはあんなじゃなかった、
70過ぎてからの活躍を書いて、
などなどホントか嘘かは分からないけど、もし本当だったら朝ドラを私物化してる。
視聴者置き去り状態。
渡辺あやは初めから糸子が死ぬまでを描こうと思ってたのか。そこが問題だよね。もし途中で終わらせようとしてたのなら、尾野真千子も渡辺あやも被害者となる。そしてプレッシャーの中演じなければならなくなった夏木マリも被害者。
ところで昌ちゃんと恵さんはどうしたの?気になるわ。

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名前無し

涙と鳥肌がイッキに襲ってきた…初めての感情で観た神回でした。
善作と千代のシーンは本当に泣けた。
でもこの1話全体が、オノマチにこだわった脚本家が意地と才能で見せつけた渾身の神回のように見えた。
特に縁側で男前なセリフを言う糸子は綺麗だった。

夏木マリに変わった時、さっきまで出ていたオノマチにいきなり強烈なカリスマ性を感じた。

脚本家変わったかな?って思うほど聞こえてくるセリフが違って感じたけど、よくよく聞いてたらオノマチがよく言ってた日常会話と同じだったから、演者が違うとこうも違うものなのかな?と思った。

実在のコシノ三姉妹から見た「お母ちゃん」は夏木マリの方が近いのかもしれないけど、見ているこちらは断然オノマチ糸子に惹かれて毎日観ていたのだなぁ…と、改めて思い知らされた。

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名前無し

伝説の神回127話、今日4時20分から再放送ですね。
北村「ほうよ。お互い、この先、なくしてばっかしじゃ。

 お前が言うちゃあった宝かて、どうせ1個ずつ消えて行く。

 人かて皆、死んで行くんじゃ。

 お前、ここにいちゃあったら、一人でそれに耐えていかなあかんねんど。

 しんどいど・・・ほなもん」

 糸子「極楽も地獄もこの窓から見て来た。ウチの宝は全部ここにある」
そして、善作と千代の伝説のエアーお酌も見られます。

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名前無し

カーネーションを観ていると脚本が面白いとイケメン俳優なんていらないとつくづく思う。
綾野剛がちょっとの出番で退場したのも儚い恋で良かった。
尾野真千子とベタベタする綾野剛を観たくなかったし。
ほっしゃん。がすごく良い。
糸子に気持ちを伝えられない複雑な表情にグッときた。
尾野真千子もグッときたんだろうな。
経理の男性と従業員の女性も名前も知らない役者さんだけどキャラにピッタリとハマっている。
コシノジュンコ役の女優さんも知らないけど目が離せない力強い雰囲気があって、まさにコシノジュンコ。
わたしの中では、おしん、あまちゃん、カーネーションが朝ドラのベスト3。順位は付けられない。
安田美沙子が女優しているところも初めて観たけど可愛い。

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名前無し

聡子の出発シーン、千代さんの涙にこちらも号泣でした。あの道の見送りシーンになると、芋づる式に旅行に行くお父ちゃんや雨の中現れたお父ちゃん、静子の嫁入りや2階から見送るハルおばあちゃんなどなど、あの曲に乗って次々と心に浮かんできます。糸子はよくあの道をいろんな思いを抱えて帰ってきます。もうあの道と曲がり角を見ているだけでいろんな思いで胸一杯になります。

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名前無し

自分でもアホやなぁって思う。
リアタイで、毎日録画して、何回も見て消したはずやのに、今回、また録画。
おまけに、今回は…それが消されへん。

このドラマを観る度に、尾野真千子の凄さを感じる。
高等女学校のトキの幼い糸子と、50才を超えた糸子…
芝居だけで、年老いてるのを表現する。

ホンマは…この勢いでイッたら、夏木サンに代わらんかってもヨカッタんちゃうかな?って、今でも思える演技能力の高さ⤴⤴
素晴らしい⤴⤴😆

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名前無し

1話が濃すぎて困る。一つのシーンごとに、ため息が出てしまうし、ウルウルしてしまう。

若かった頃、お父ちゃんが引退して、代わりに掲げたオハラ洋裁店の看板。あれほど誇らしく眺めた看板なのに。「うちの大事な看板は、結局、みんな、いらんらしい」とつぶやく糸子。ほんの短いシーンなんだけど、時間の流れが見えるようで、ため息。

かと思えば、周防さんが故郷に帰る話に涙ぐむ糸子。「泣いちゃることない!」と言う会長さんも泣いている。ほろ苦い人生の断片、会長さんの人生にも、いろいろあったのかなと思って、なんだか切なかった。

周防さんの去来がさざ波のように、北村の背中を押して、カーネーションの花束になるけれど「で、なんや?」と相変わらずの糸子の塩対応。

何も言い出せず、仕事の話でごまかす北村の片思いと、おっさんみたいな糸子の無愛想。二人の間抜けな会話がなんともおかしみがあって、ついつい見入ってしまう。

あっと言う間の15分。え、もう終わり?!と残念な一方で、内容が濃いから、いろんな経緯を反芻して、長い物語を見たような充足感。

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名前無し

「この子はうちの店の子や。あんたらが口出す事ちゃう。」
ひょーーー!糸子痺れるほどカッコいい!
肌はつるんとしてるけど、ちゃんと50後半のおばちゃんに見える。そしてその啖呵切った息子糸子の横でニコニコと微笑む麻生祐未もちゃんとおばあちゃんだ。すごいなぁ、この2人。いや〜今日はこの2人に加えて濱田マリもすごかった。愛する息子が2人ともあの世で待ってる。そう考えたら死ぬことなんてちっとも怖くないし、頼もしいと笑う。渡辺あやはちゃんと死を丁寧に書いている。親の介護に明け暮れてる世代としてはいささか綺麗事すぎると感じるが、ドラマではこうゆうのも有りだ。かぼちゃやわらび餅を一口でほうばりすぎだったのには笑ったけど。
今日は周防さんも出てきた。
白黒の回想シーンでもやっぱりカッコいい!また今日のもしばらく削除できないで録画リストに残ること間違いなし!

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