全 699 件中 601~650 件が表示されています。

601
名前無し
ID: MZprJC2WUB 
2023-08-06 17:30:21

小林優仁くんはインタビューで
この話しは昔のことではなく、もしかしたら自分のことになるのかもしれない。
と、答えたそうです。今起きている戦争への不安な気持ちを抱きながら演技していたのでしょう。

602
名前無し
ID: 0yBuNpMWPa 
2023-08-06 18:15:45

実際に戦争体験がある人たちがスタッフだったり、演じていたりするドラマを見られていた私世代のドラマとは違う作りになっていてもそれはそれで戦争ドラマが作られるということ自体にとても価値があることだと思います。
ここ数年コロナで苦しんだ私たちですが、百年くらい前のスペイン風邪の流行の話は実際に聞いたことがなかった。
語り伝えない出来事は消えてしまうものなのだと実感しました。
あまり時期の違わない関東大震災の話は聞いているのに。
戦争の記憶のある世代も80代後半以上です。
今身の回りの戦中世代にリアルな話を聞く期限はもうそこまで来ていることを感じます。
感性豊かな十代の俳優さんたちが戦争の記録を自分にも関係あることとして受け止め演じてくれることは大変ありがたいことだと思いました。
きっとその体験は彼らの中で育っていくでしょうから。

603
名前無し
ID: WJuy5s1ot4 
2023-08-08 08:42:06

「待ってたよ経費で落ちない再放送」

過去に再放送ちらり見てハマり、一挙放送ばっちり録画したつもりがが
最終回だけ取り逃した「これは経費で落ちません」を今日深夜から再放送三夜連続再放送するみたいで、
「やったー」と喜んでおります。

NHK総合で今日火曜日深夜(実質9日)1時から4本。
(実質10日)0時からも4本ずつ。
最終日実質(11日)は0時45分から2本で
全10回三日間で一挙放送です。
多部未華子さんがヒロインの経理部を舞台としたお仕事ドラマで、そのころはまだあまりなじみのなかった江口のり子さんや重岡大毅さん、伊藤沙莉さんや桐山漣さんが脇を固める見てちょっと元気が出るドラマです。

「らんまん」じゃないけど信じて生きてきてよかったー。

604
名前無し
ID: 26FKqWn/.B 
2023-08-14 08:53:13

紹介された『アナウンサーたちの戦争』は本日NHKスペシャルとして放送されるのですね。と思って新聞を見ておりました。

すると、その前の番組『ファミリーヒストリー』草刈正雄さんの死んだはずの米兵父が… これを読んで絶句してしまいました。必見です、私には。

605
名前無し
ID: 4U24J7yESk 
2023-08-14 09:43:31

軍港の子に出ていた高橋くんは、もう中学生くらいのでしょうか。大人になったなあと思って見ていました。
600の戦後も大変だったというコメントはその通りで抑留者だった亡き父のことを思い出しました。

606
名前無し
ID: Y8ZnYelbJO 
2023-08-16 13:18:52

604で紹介された番組はドラマではないので書いてはいけないのでしょうが、終戦の日とも関係してる側面があり、いろいろ考えさせられた涙、涙のファミリーヒストリーでありました。特別編も見ます。

607
名前無し
ID: 87TUoqzRUN 
2023-08-17 09:57:42

この夏の戦争に関するドラマまだ見られていませんで。それもお盆の帰省で自分の家のファミリーヒストリーをたくさん聞いて心揺れるというかそこにとらわれているせいなんですが・・・・

子供の立場での戦争体験は大人のそれより小さいはずがなく、それは戦中派の子供世代である私たちにも関わることだとずっと思っています。
教育やあらゆるところでそれは色濃い影響を受けているはずです。
私が子供だった頃は「過ちは二度と繰り返しませんから」という石碑に刻まれた言葉を信じていましたがそれは子供だったからだけでなく、世の中が、少なくとも日本が平和な時代だったのだと思っています。でも今はだいぶ違う。
私は戦争体験をした人からじかに聞けた世代ですから、聞いたことだけでなくそこに込められた気持ちも多少は理解しているつもりで、戦時中のドラマを見るときに戦中派が作ったものと戦争体験のないスタッフが作ったものとは違ってくるのかもしれないと漠然とは思っていました。
でも今のように戦争のリアルが報道されるようになって、戦争を恐れる気持ちは体験者でなくてもてるのだから、戦争を理解しようと作られたドラマは誰が作っても尊重されるべきと思うようになりました。
ちなみに戦争が子供たちの心やその後の人生に与える影響は以前NHKでも放送されたイギリスの「刑事フォイル」や古いものですが水谷豊さんが光彦を演じた「浅見光彦ミステリー」や「地方記者立花陽介」などのシリーズドラマに感じるところが多かったです。

608
名前無し
ID: Yptv.jBMmj 
2023-08-17 13:20:54

カムカムエヴリバディ放送時に戦争花嫁の記事を読み、戦後の混乱期の女性の生き方について考えたことがあった。米兵と結婚して渡米した女性が4万5千人もいたことに驚いた。

この夏「僕たちは戦争を知らない」という番組で松村北斗さんが米兵と日本女性の間に生まれて児童養護施設で育った方にインタビューをしていた。「捨てられたことを恨んではいない。母は戦争の犠牲者だったのです。」と言い切ることに、強く生きる人生を感じた。
草刈正雄さんのファミリーヒストリーも、それと重なるものを感じながら視聴した。


609
ご紹介です。
ID: X3qDon.GKL 
2023-09-25 08:45:56

今日午後六時からBSプレミアムNHK特集の再放送「老優たちの日々」
終わっっちゃいましたが、朝ドラ「ひらり」でひらりの母方おじいちゃん金太郎を演じた花沢徳江さん。
ドラマの終わり近くではあまり出てこなくて悲しくなるほど素敵なお爺ちゃんでした。
この花沢さんと「純ちゃんの応援歌」で純ちゃんたちに寄り添っていた清原先生を演じた浜村純さん。
そして映画版「白い巨塔」でも教授の一人として出演している加藤嘉さん。この3人の老優の素顔と演技人生を追ったドキュメンタリーです。
高齢になっても俳優として活躍をつづけたこの3方は映画ドラマを引き締めてくれた名優でありますが、演技の場ではわからなかった思いがけないお顔と演技への情熱、年齢との戦いは人生の先輩の姿として我々も教わること大と思います。
以前ご紹介したこともあったようにも思いますがお勧めなのでまた取り上げさせていただきました。
ちなみに田宮二郎さん主演の映画版「白い巨塔」はBSプレミアムで29日金曜日午後一時から放送です。
ご参考までに。

610
お知らせです。
ID: HVVO2sNyot 
2023-10-11 11:34:52

松田優作主演「探偵物語」
薬師丸ひろ子さんとの共演映画じゃない方のドラマ版の再放送が今日夕方6時から始まります。
無料放送のBS12チャンネルです。
2話ずつ放送なのでお気を付けください。
話には聞いていましたが実際見たことないので、とても楽しみです。
水戸黄門での敵役ですっかりファンになってしまった成田三樹夫さんが見られるのもうれしい。
今日の第一回では奥様である松田美由紀さんがゲストとか。
80年代の昭和の街並みやファッションも見どころかもしれません。
名優松田優作の軽やかな演技を楽しもうと思います。

611
名前無し
ID: 3zP4IA41li 
2023-10-14 14:44:49

「おいしい給食」3今日から始まりますね。
どこでやるのかわかっていなかったのが、BS12で「探偵物語」見てて番宣を見ることできました。
BS12で毎週土曜日午後9時30分から。
因みに小声で付け加えておきますが、今日午後3時30分から
「劇場版おいしい給食卒業」も放送されます。同じ局で。
ね、サービスいいですよね。

612
名前無し
ID: 9Kn9Jc7b/I 
2023-10-16 15:55:03

ドラマを見ていてこの表現はあのドラマの1シーンを参考にしているのではないかと気づくとき、とてもワクワクする。
最近では「らんまん」で人気だった田邊教授が研究室でバイオリンをかき鳴らした時、その優雅さと孤高の人のイメージを印象付けたのはやはり、グラナダ版シャーロックホームズのタイトルが物憂げなバイオリンの音色で始まり、演奏しているホームズの姿から来ているイメージのためだろうと思った。
先日放送の「シャーロックホームズ」の「サセックスの吸血鬼」は原作とはかなり違う内容なのだが、ドラマ版にしか登場しない村の人々に吸血鬼の一族として疎まれるストックトンという人物の描き方に思い当たるものが有った。
吸血鬼伝説と過去の悲劇の記憶を引きする村ではストックトンに接触した直後の健康な男と乳児が急死したために、彼を呪われた吸血鬼として差別し、排斥しようとする。
彼自身も祖先が村人に殺された廃墟で何かにとりつかれたようにふるまうところのホームズに目撃されている。
死んだ乳児の父に罵られ、追い詰められたストックトンは馬車を暴走させて事故を起こし、死ぬのだが、その描写は萩尾望都氏の「ポーの一族」の主人公エドガーの義理の父の最期と同じなのだ。
また足に障害を負い、父の愛を母違いの弟である乳児に奪われたと思い込む少年はストックトンの持つカリスマ性に惹かれて自らも吸血鬼になろうとし、ストックトンの後を追うように惨劇の舞台の廃墟で身を投げて命を落とす。
その様がポーの一族の小鳥の巣で聖堂から身を投げた少年に重なる。
これはあくまでも想像に過ぎないが最も原作のシャーロックホームズ像に近いと評価されているジェレミーブレット版シャーロックホームズがサセックスの吸血鬼を映像化する際敢えて原作から離れて近代化の進む当時のイギリス社会の中でも人々の恐怖心や異質なものを排除したい気持ちが一人の男を吸血鬼に仕立て上げるという内容にして『最後の吸血鬼」という題で世に送ったということに意味を感じる。
この作品はそれほど評価されていないようだが、吸血鬼伝説がなぜ生まれ伝わったかという原点に立ち返って当時の吸血鬼関連のエンタメ作品や関係資料を研究する中で日本の漫画作品である「ポーの一族」の描写が取り入れられてもおかしくはないと感じている。
確かめるすべはないし、全然関係ないかもしれないが、どんな作品も誰かの中を通過するからには新しい表現を生み出す要素があるということ。
昔と違って漫画作品やアニメ絵本は子供向けとしてしか考えられない時代ではないし、やすやすと国境を超える、伝わった国で深く愛されもする。
言葉の壁の問題はあるので音楽や料理ほど軽やかに国境を越えて流布することはないにしろ、為政者によって外国の文化の流入が禁じられることがなければ、良きものは流布していく。
それならば良きエンタメが育つためには受け手である私たちにも結構大きな責任があるのではないか。
と考えたが、すでに長すぎたのでここまでにする。

613
名前無し
ID: rNbUdJwYe. 
2023-12-01 09:00:46

山田太一さんが亡くなったと聞きました。

胸にとても重いものが流れ込んでくる気がします。
人が生きることの辛さを容赦なく描くことで、生きるということの現実と意味を常に問いかけ、考えさせた山田さん。
重く厳しい内容のドラマの中で山田さんが訴えたかったことを十分に理解できたとは思ってないけれど、見られてよかった。
自分が困難にぶち当たった時に山田さんのドラマを思い出すことがありました。
生きていくうえで出会う受け入れがたい状況や、自分を受け入れてくれない人、会った時から否定してくる人とそれでも付き合わなければならない状況そんな極限場面が畳みかけるようにドラマでは描かれていました。
そんな人も敵とか悪い人として登場するのではなく、あくまでも主人公と対等の人間であるように描かれていて、主人公も全員ではなく普通の人。
だから現実に近くきつい内容も見続けられたのだと思います。
自分が正しいことを確認するための勧善懲悪、善意奨励ではないドラマに逆にホッとする部分がありました。
もう山田さんの新しいドラマが見られないのは本当に寂しい。
山田太一ドラマがたくさんあった時代に生きてこられたのは幸せだったとおもいます。
心からご冥福を祈ります。

614
名前無し
ID: gWq0Juhtmc 
2023-12-02 09:42:09

「男たちの旅路」「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」が代表作にあげられてるけど、
私が小学生の時に見ていた「3人家族」や「パンとあこがれ」なども山田太一さんの作品なのだと今朝の新聞を見て分かり驚きました。
市井の人を書き続け、登場する人は皆どこか間抜けで、こずるくて、いとおしい。と記事に書いてあります。
まさにその通りのドラマだったと、いろいろなドラマを思い出します。

615
名前無し
ID: MA5iPPOYo8 
2023-12-04 14:03:09

山田太一さんの「3人家族」は地方局やBSでときどき再放送していて少しだけ見たことあります。
おっとりしたホームドラマという感じでした。
時代を映していたのかな。
後の「ふぞろいの林檎」とか「早春スケッチブック」は「沿線地図」とかひりひりするような展開でした。
サスペンス以上にはらはらする場面が続き、普通の人の暮らしの中にこんなスリルが潜んでいるものかと、驚きもし確かにそうだと思うこともあって来週が待ち遠しかったものです。
代表作として挙げているところは少なかったけれど、東日本大震災の被災地や被災した方々を描いた作品「時は立ち止まらない」や「五年目の一人」という作品もあって、厳しい現実から目を背けず、常に必死に生きる人のことを静かに見つめて描いた方なんだと思います。
録画して途中までしか見ていなかった「時は立ち止まらない」という作品を改めて見て、あの大災害の直後いろんなことを考えたのに今はその時に変えようと思ったことや考えたことを放りっぱなしにしていることに気づかされました。
やさしいまなざしでその時々の今を見つめてきた山田さんが描いた現実や人の思いが決して色あせていないからだと思います。


616
名前無し
ID: .N9NxaU69b 
2023-12-04 15:07:41

「3人家族」は、あおい輝彦さんだったか?「それぞれの秋」は小倉一郎さんが、ちょっとダメな弟役で面白くて好きでした、50年くらい前の子どもの時の目線ですけど。

山田太一さん脚本「チロルの挽歌」が今夜11:30からNHKBSで再放送しますので録画して、ゆっくり視聴しようと思っています。

617
名前無し
ID: XOMUyN5.4U 
2023-12-05 09:25:31

今日午後1時55分から、テレビ朝日でドラマ「トットちゃん」の子供時代の再放送があります。
黒柳徹子さんのご両親の出会いのところも見たかったけれど、そこは割愛して徹子さんが二人の子供として登場し子供時代を過ごす部分、徹子さんの本「窓際のトットちゃん」の物語と被る部分だけの放送となるようです。
今日から明日までの二日連続で、同じ時間に4話ずつの放送です

子供時代を演じた豊島花さんを中心にしてとてもいとおしい話だったのでまた見られるのがすごく楽しみです。

618
名前無し
ID: 71tIHlgdAO 
2023-12-06 07:45:58

久しぶりにお茶の間を覗きました。
豊島花のトットちゃん大好きでした。
後、校長先生の竹中直人も良かった。
山本耕史と松下奈緒の馴れ初めからあの変わった下宿のおかしな新婚時代も。コーラスの一員の松下奈緒につかつかと歩いてきて下手だから歌わないでくれと言ったのでしたか?
妻になれと言う迄も唐突で。
強引な男なのに彼女がズンズン惹かれてしまう。
このお父さん役の山本耕史を観るのが愉しみでした。
お家のセットもよく覚えてます。
身体の弱い同級生が亡くなり、外に出た途端ドットちゃんが号泣する場面。
戦時下可愛がってた犬を軍に供出した後、いつも犬がいた庭の寂しさとか。
戦争終わりお母さんとトットちゃんが疎開先からいそいそと東京へ帰る準備するところのお二人の息のあった演技。
そういえばトットちゃんの初恋の男の子も子供ながらキュンとしちゃう男子でした。最近は朝ドラしかドラマ観なくなりました。そうそうガラパゴスの織田裕二は白眉でした。
トットちゃん放送時より今は世の中がザワザワしてる

619
名前無し
ID: 1Jh7Fc0b.D 
2023-12-06 09:16:24

専制国家というものは、人権が国民全体にいきわたるほどは無く、限られているから、トップの人間は自分の思い通りに動く人間だけに権利を許すため気に入らない人間から権利を奪う。
今まで通りに働く権利さえ。
当時の日本では米国文化は都市部では浸透して豊かな人達はそれを享受していて英語を話せる人間も多かったようで、庶民の間にそれほどは米国への敵意は無かったっはずなのだが、真珠湾で仕掛けた開戦を正当化し、庶民レベルにまで急速に米国への敵意を浸透させるには米国由来の文化を真っ先にやり玉に挙げるしかなかった。
即席のインスタント敵意は米国文化に親しんでいた一部の人間に対する嫉妬や反感を燃料に急激に広まったのだろう。
確かにジャズもパーマネントも日本にはなかったもの。
欧米文化に押されて片隅に多いやられていたものが息を吹き返し、日本は逆行する。古代神話の世界に逆戻り、神が支配する国となる。
人種のるつぼアメリカという国がどういう国かも知らず、国民全体老若男女、煽られた敵意を原料に戦争を肯定し、気が付いたらまともな仕事を奪われ一家の大黒柱も大事な跡取りも兵隊にとられ衣食住が最貧国になっていて、それに文句も言えない世の中になっていた。
勝利のために最低の暮らしにも耐えられない人間は非国民。戦争への愚痴を言うものは密告され憲兵に目を付けられる。そんな監視社会が日本では容易に作られえた。戦争に勝つ術はないのに。
なぜこんなにも日本は専制国家むきであったのだろうと考える時、それは一部の人間にしか権利がない、資源もなく、一生懸命働くしかない国だからこそなのかと考えた。
だから権利と生きていくための衣食住は国が許す人間にしか与えられないから、皆国に従うのだ。
そういう国ではみな戦争に協力するがすぐに資源と金が尽きて敗戦国になる。
憲兵や特高、国防婦人会が隣人監視に励む国では戦争には勝てないのだとこのドラマ見てて感じた。

620
名前無し
ID: fC/GyqDsbx 
2023-12-10 21:41:06

「脳の活性化」とはいかなるものかわかりませんが、漫画で言うと手塚治虫漫画での電球がパッとともる感じ。
それは「おいしい給食」で甘利田先生が対抗心を燃やす粒来くんが何かをひらめいた感じにも近いものではと思います。
山田太一氏の逝去に伴い、追悼の意味で放送された「チロルの挽歌は」は少し前にも放送された時に見たので、実は「また別のを見たい」と思いながら見たのですが、そんなこと考えたことを恥ずかしく思うほど、新鮮で面白い作品でした。
ドラマも食べ物もその時の心持や体調環境によって全く違う見方をしてしまうものなのかそれともドラマとの向き合い方の問題なのかわかりませんが、最初見た時はよくわかっていなかったと反省いたしました。
これはとても大人向きのドラマで人の心というものが頑なである一方でとても柔らかいものであることや、人の一生はいかに時代の変化に揺さぶられるものかということを描いているように感じました。
たぶん演じた方々にとっても印象深い作品だったと思います。
主演の高倉健さんをはじめ杉浦直樹さん、大原麗子さん脇の河原崎長一郎さん金子信夫さん岡田英二さん、佐野浅夫さんなどの名優が鬼籍に入られていて、タイトルの挽歌という言葉がふさわしいものになっています。
役場の職員を演じた西岡徳馬さん、芦川誠さんは現役でいらっしゃるので、このドラマの思い出話を聞いてみたい。
一足先に逝かれた名優たちが山田太一さんをあちらの世界でどんな風にむかえられたのか?なんて考えてしまいました。なんか恥ずかしそうに名優たちに挨拶する山田さんが浮かんできます。
たぶん見る人によってとても見え方が変わる作品だと思います。
そして前後編に分かれたドラマの後編でチラと阿部寛さんが登場していてそれを見つけた時には私も粒來君のような顔になっていたと思います。

621
お茶の間意見箱
ID: vZu9X6ICxq 
2023-12-11 09:09:37

>603 名前無し ID: W5IGQEceTo 2023-12-05 15:02:40
脳の活性化スレを使わないでほしいです。
再放送情報なら再放送スレもあります。
お茶の間もそうでしたが、朝ドラをはじめとした本スレで、賛否対立をしかけたり引き起こしている利用者がスレ主を慕って常連投稿者になっている可能性が濃厚です。
何が一番の問題かというと、仲間を作って争いを引き起こす感じがあることです。
活性化スレは、懐かしいスレの後続スレとして立てられました。
懐かしいスレの常連メンバーが仲間意識でどれだけお茶の間で暴れ続けたかを忘れることは出来ません。
お茶の間の利用にまで口を挟むつもりは毛頭ありません。
でも、活性化スレは使わないでほしいです。
投稿者の特定に繋がる恐れもあります。お願いします。

622
名前無し
ID: qA4F1U.iV4 
2023-12-11 10:59:20

セクシー田中さんに「昨日何食べた」の田淵君の彼女ちなみちゃん登場。
今見ている大好きドラマがまるで壁がないみたいに出演者やエピソードやドラマ内に隠れているメッセージが共通しているようで、こういうの発見するとマジで脳内活性化します。
一番のキーワードは「ちらし寿司」これは「セクシー田中さん」にも「おいしい給食」にも「昨日何食べた」にも出てきた。
「いちばんすきな花」ではどうだったかわからないけど、「ブギウギ」では香川の場面で出てきたな。
もはや私の頭の中ではこれらのドラマが融合した壮大な絵巻が出来つつある。

623
名前無し
ID: 9Z9D19j9Dt 
2023-12-19 09:09:23

先日放送の山田太一ドラマで大原麗子さん演じる妻が自分がほかの男性と駆け落ちした身でありながら高倉健さん演じる夫のことを責める姿を見ていて映画「居酒屋兆治」で自分と駆け落ちしてでも一緒にならなかった高倉健さんを「あなたが悪いのよ」と責めている姿を思い出してしまって、舞台も同じ北海道だしといろいろ思ったのでありますが。
今日BSフジで午後4時から放送のドラマ版「居酒屋兆治」では高倉健さんの兆治役を渡辺謙さんが演じ、結ばれなかった兆治のことが忘れられず、他所に嫁いでもあきらめられない大原麗子さんの役を美保純さんが演じるそうです。
映画では加藤登紀子さんが演じた兆治の妻役はなんと桜田淳子さん。
私はこの方の歌も好きだったけれど演技も好きだったのでフジテレビ版「居酒屋兆治」楽しみにしたいと思います。
同じ筋の映画やドラマを比べて見るのはなかなか面白いものでもありますし、比べて見て初めてそれぞれの良さを感じることもあるので。
今日19日午後4時からBSフジで放送です。

624
名前無し
ID: 3jKTTcvboj 
2023-12-19 10:13:20

情報ありがとうございます。
確か高倉健さんのは見たので渡辺謙さんのは楽しみです。
桜田淳子さんも懐かしい。
「ニューヨーク恋物語」での桜田淳子がイメージにピッタリで好きでした。

私も見比べるのは好きで「黒革の手帳」はいろんな方がやっているので配信で楽しみました。私は武井咲さんが他の方々とちがうしなやかさをかんじて存在感がありすきです。

今夜楽しみです。

625
名前無し
ID: Q.ypAqPYtn 
2023-12-19 10:54:25

桜田淳子さんは朝ドラ「澪つくし」でも沢口靖子さんのお姉さん役がとても良くて、こんなに演技が上手だった人なんだなあと驚いた記憶があります。あの勝ち気な律子役はちょっと大原麗子さんぽいところもあったかな。

今日の「居酒屋兆治」楽しみです。

スポンサーリンク
626
名前無し
ID: oJ4X81TL/h 
2023-12-21 09:34:50

ドラマ版「居酒屋兆治」で店の常連で兆治のためにと動くのだが、それがいちいちかみ合わずついに兆治と殴り合いになる不動産屋の川原を演じた川谷拓三さん。

映画版ではこの役は伊丹十三さんが演じかなり違った雰囲気になっている。
伊丹さんが演じるとやっぱりちょっとインテリの感じがして兆治に対して上から目線の男に見えるが、川谷さんの川原は何処か卑屈なくせにいつも威張っていて不動産屋らしく裕福だがなんか自信がない感じ。
映画版で印象的な川原の娘が市役所の男の「太巻き売れ残ってますよ」に腹を立て泣き出しそれを見て市役所の男に怒り出すシーンでも、川谷さんの徹底的に嫌われ役らしい言葉と態度のために、川原の娘がいまだ独身なのも、娘のせいというよりこんな偏屈な父親のせいに思えてくる。
こんなに嫌な奴なのに兆治のことが気に入っているらしく常連であるだけでなく、店の立ち退きを迫られた兆治ののために良い条件の土地を探してきたりする。
ところがそれを兆治が断ったことから腹を立て殴ってくる川原。
殴り返さない兆治。
この二人のねじれた関係が物語の柱になっているのだが、川原の心無い言動が別の客をひどく傷つけた時、兆治は我慢が出来ずに川原を殴り、留置場に留められる。
映画版では高倉健さんと大原麗子さんの昔の恋を引きずる姿に焦点が当たっているように見えるが、ドラマ版ではこの川原と兆治の関係が主軸になっているように見えた。
兆治は勤めていたいた会社で出世したのについた職がが首切り役とわかって会社を辞める。
そして始めた焼き鳥屋。焼き鳥の師匠も常連客も川原の様な人間をさえも受け入れて気を配り焼き鳥を焼き店を回す。
他所では言えない愚痴をポロリとこぼす客のために毎日店をやっている。
そんな兆治を好きで力になろうとするのに断られて激昂する川原。
殴ってもやり返してこない兆治に余計に腹を立てる彼は容姿端麗ではない娘を溺愛し、居酒屋にまで連れてくる父親でもある。
こういう人昭和にはたくさんいたんじゃないか、山田太一ドラマでよく出てきた説教親父やパワハラ上司の虚勢張った姿と酒に酔ってだらしなくなる姿の対比を思い出す。
昭和の男の表と裏の悲哀。
男の身勝手さやずるさや弱さいろんなものを小柄な体に背負ってい
川原という男が嫌われ者であればあるほど兆治の真面目さ頑固さが際立った。
それに付き合わされる桜田淳子さん演じる奥さんの泣き笑いも際立ったと思う。
まじめさゆえに相手を思うがゆえに愛し合った女性を貧乏から抜け出させるために自分ではなく町一番の金持ちの家に嫁がせようと別れた兆治。
彼女は泣いて嫌がったのに。
一度だけ姿を見せた小夜は「あなたが悪いのよ」と言う。
立場は全然違うが兆治に対する思いを拒絶された点では小夜も川原も同じだったのかもしれない。
やさしい男の譲れない頑なさ。
それが人を救うこともあれば追い詰めることもある。
普通に考えれば小夜も川原もエキセントリックな人間なのであり、兆治は悪くはないのだが。
困った常連客川原も馬鹿正直で損ばかりしている兆治もこういう人が確かにいたなと顔が浮かんだりするが今はいないのだろうか?
そんなに日本は変わったか?
30年近く前バブルの終焉の頃のドラマはとても見ごたえがあった。

627
名前無し
ID: lK29sSisTL 
2023-12-25 10:04:27

ドラマ版「居酒屋兆治」に目が留まったのはテレビ欄に出ていた桜田淳子さんの名前の存在が大きかったし、実際主人公兆治の奥さんとしての桜田さんはとてもよかった。
物語の終盤兆治の昔の恋人小夜の告別式に誰からともなく歌いだした舞台となった国立に伝わる民謡のような歌を無心に歌う姿がとても印象的だった。
映画版とドラマ版は物語の舞台が映画は北海道、ドラマは東京都内である国立市、主人公兆治は映画では高倉健さんドラマでは渡辺謙さんとなり、他の配役もほとんどかぶらない。
ただ一人物語の中の需要なエピソードであり、常連客のタクシー運転手の妻が扇風機の風を浴び続けたために急死する女性を演じた立石涼子さんだけがどちらも同じ役で登場する。
妻を失う運転手役は映画では小松政夫さんでドラマでは阿藤快さん明るく人懐こい妻の突然の死に絶望する夫の演技にはどちらも泣かされた。
ドラマと映画大筋は変われど結構違う細部。
これは終了したドラマ「いちばん好きな花」の間違い探しの本を見るようで違うところを探してもそれはどちらが正しいとかではなく違いを見つけることで物語の理解が深まったような気がした次第。
実際映画では高倉健さん演じる兆治は言葉少なで思いは腹にしまったままなのに、渡辺謙さんの兆治はナレーションで自分の思いを語る。
同僚の首切り役になることが嫌で会社を辞めた時も、その気持ちは桜田淳子の妻に伝えている。
それを受け入れた妻が、脱サラ後に始めることになった居酒屋があす開店という日周りも手伝ってくれる中ふいにいなくなり、踏切のところで兆治が見つけ時に「私は東京のサラリーマンの奥さんになりたかった」と泣きながらしゃがみ込むところも映画にはなかったと思う。
加藤登紀子さん演じる兆治の妻は起こる出来事をひたすら受け入れているようで不思議だった。
私にとっては映画は謎の部分が多く、その分情緒も深いのだろうけれど映画ではわからなかった部分がドラマで理解出来た感じがした。
予算も撮影時間もかかわる人も全然違うと思う映画とドラマ。
でも両方見られて私は良かったと思う。
過去の名作ドラマや映画に感銘を受けて映画をドラマにドラマを映画にという作り変えはたくさんされてきたことと思うけれど、そのチャレンジは悪くない。
やってみてほしいと特に思えたいい機会だった。
因みに映画では大原麗子さん演じた小夜を美保純さんが演じていたけれどとても可愛らしく、兆治に諭されて裕福な家に嫁ぐときの白無垢姿の美しさ悲しさは引けを取らないように思えた。

今回ドラマを見てから映画は見直さなかったので内容と違うことを書いてしまったかもしれないけれど勘弁してください。m(__)m

628
名前無し
ID: jJSeaFuJrH 
2024-01-17 18:17:19

余韻を残して終わったドラマ「いちばんすきな花」は色んなキーワードがあって連想ゲームの様な、不思議なドラマでした。
こういう福数の人間が不思議な縁でつながっていたとか偶然に出会ってしまうような話は過去にもあって特に山田太一さんのドラマではよくあったように記憶しています。
脚本の生方さんが過去ドラマをよく見ていてそれをヒントに物語を作り上げたかどうかはわかりませんが、今地方局の東京MXテレビで再放送中の「その気になるまで」では男女七人夏物語、秋物語のその後の様な設定でそれぞれ離婚歴のある男3人女4人がであってぶつかり合ったり、近づいたりする大人の物語なのですが、なんやかんやで集まるのがスチュワーデスをしているみどりという女性の家であるので私の頭にもピカッと電球がともり活性化したような気がしました。
「いちばんすきな花」でもあの赤い屋根の家はみどりちゃんの家なので。
残念ながら第一回は見逃してしまいましたが、二回から欠かさず見て今日は第四回目まで来ました。
東京MXテレビで早朝朝五時開始で月曜から金曜日まで放送中です。
大人の人たちには刺さる言葉がちりばめられていながら笑える要素もあるいかにも日曜劇場らしい鎌田敏夫さん脚本のドラマです。

629
名前無し
ID: 1IEdAFa1V4 
2024-01-19 15:47:37

今の日曜劇場もいいけれど、BSで再放送したりしている日曜劇場を見ると当時のものの考え方や当たり前だった風潮が今は全然違っていることに気づいて面白い。
日曜劇場は登場人物の勤め先の人間関係や家族関係も丁寧に描いているので朝ドラ並みに普通の生活が描かれる。
トレンディドラマでは省かれた主人公たちの親や家族の問題は今ととらえ方は違っても同じように存在するそんなところに親しみを覚える。
BSTBSではワンパターンに陥る前の「水戸黄門」をずっと初回から再放送していて、俳優としての「蜷川幸雄」の演技を見ることが出来たりしているので、この際過去放送の日曜劇場を「女と味噌汁」あたりからずっと再放送してくれたら面白いなと思う。
田村正和さんも「かみさんの悪口」とか「オヤジぃ」とかで主演していて笑いの後にほろりのドラマでとても素敵だった。
ああ日曜劇場、再来待ってます。

630
名前無し
ID: D7EvBw7Z2I 
2024-01-19 16:14:59

>俳優としての「蜷川幸雄」の演技を見ることが出来たりしている

これは知らなかった情報。ありがとうございます。
民放のBSは、せっかくただで放送してくれているのに、あんまり見る機会がないんですよね。
ドラマ以外にも、ドキュメントやリポートなど、ときどきいい番組はあるんだけど。
ドラマは再放送が多いですが、その中にお宝が眠っているかもですね。
これからは、もうちょっと番組表に気をつけてみます。

631
名前無し
ID: hfexNyMa20 
2024-01-21 17:09:14

明日のBSTBS水戸黄門第6部第七話には蜷川幸雄さんが出るようです。午後六時からの放送です。
ウィキペディアの情報ですが。
ほぼ毎日見てます。
先日は初めて由美かおるさんが出てきてゲスト出演でしたが、お風呂に入るシーンありました。
最近の蜻蛉お銀さんみたいなかっこ強い女性ではなくて、か弱いおぼこ娘の由美かおるさんも素敵でした。
初期の水戸黄門は脚本が凝っていて役者さんの個性も生きているし今は超ベテラン俳優さんの若いころの姿を見られるとても素敵なドラマなのです。

632
名前無し
ID: vEvj4vouz5 
2024-01-23 10:02:24

BS11で今日から井上由美子版「白い巨塔」再放送が始まります。
財前は唐沢寿明、里見を江口洋介が演じます。
午後6時から二話ずつ毎週火曜日に放送のようです。
知り合いが絶賛していたけれど、医療ものや外科手術場面を見ることに抵抗あった時期が続いていてやっと最近見られるようになって別の局で放送していてハマりました。
対照的な財前と里見の性格や生き方とその対立を際立たせるセリフのみでなく周辺の人たちの言葉や行動も何一つ無駄がなく進んでいく展開に引き込まれます。
現実とドラマは一見対照的なものですが、よくできたドラマは現実をより鮮やかに見せてくれる虚構なのだと気づく内容でした。

633
名前無し
ID: cDpEbwlPah 
2024-01-23 10:45:40

BS11で今日からですか、それは見逃していました。
私の地区では去年の秋頃から深夜に放送中でして、佳境に入りつつあります。
錚々たる豪華な俳優陣で見応えありますね。
唐沢寿明さん、江口洋介さんに加え、弁護士役の上川隆也さんの三つ巴とでも言いましょうか。とにかくすきのないキャスティングです。
田宮二郎さんシリーズも大昔に見た記憶がうっすらありますが、この唐沢さん版が私にとっては断然なじみが深い感じです。
本当に良くできた作品だと思いました。

634
名前無し
ID: yVfYFdDY5c 
2024-01-23 17:42:01

『白い巨塔』の録画予約、間に合いました!
情報、ありがとうございます!

635
名前無し
ID: WgP.2W6jFI 
2024-02-01 09:06:41

私の住んでいる地域では見られている「TOKYO MXテレビ」で朝五時台に放送が始まった「しあわせのシッポ」というドラマ。
明石家さんまさん主演の人気ドラマ「男女7人夏物語」のその後を設定を変えて作ったという「その気になるまで」が終わった後番組で今日が第二話。
その気になるまでは「男女7人~」の続編ではないけれど、今見ると30年近く前のドラマとは言え、人の心や悩みは相変わらずだと感じられて別れた伴侶への思いや親子関係などの繊細な気持ちを上手に掬い上げたところがとても面白いドラマだった。
いつも笑顔で人を笑わすことに命かけているみたいなさんまさん演じる主人公は出世頭なのにいつも浮かない顔。
このらしくないさんまさんが少し気の毒に見えてくるドラマだけど、周りの役者さんたちはのびのびと演じていて愛すべきバカという役回りの赤井英和さんや女好きのために結婚に失敗しているが懲りない男佐野史郎の身勝手だけどこちらが憎みきれないところなんかが自分の身の回りにはいなくてもひょっとするとこんな人いるんじゃあないかと思うくらい生き生きしてて楽しかった。

もう少し見ていたいと思っていた「その気になるまで」が終わって次のドラマの「しあわせのシッポ」がどうして選ばれたのか気になって、見た。
脚本は「その気になるまで」が鎌田敏夫さん「、「しあわせの~」は「スカーレット」の「水橋文美江」さん。
共通点はTBS作品くらいかなとあらすじ読んで思っていたけれど、第二回まで見て佐野史郎さんがお調子者のモテ男をコミカルに演じているところや「めったに涙を見せないはずの男性が泣くことの意味」が盛り込まれているところが共通点という気がしてきた。

この早朝のドラマ枠に何を放送するのか選んでいる方の真意をこれからも想像しながら見ていこうと思った次第。

636
名前無し
ID: S4X0k9wQ/2 
2024-02-06 08:52:45

地元テレビで再放送している山田太一脚本の「二人の世界」。
デジタルリマスターしてあるのかないのかわからないけれど、カラーだけど少し退色した映像が古くて昔の映画パンフレットや雑誌みたいな色調と画像の粗さが何ともレトロ。
今から50年以上も前のドラマで、タイトルからしてなんだか暮しの手帖のイラストみたいだし、出てくる家の中も暮しの手帖のグラビアみたい。
ちょうど同じころ放送の水戸黄門が見事にデジタルリマスターされて、うっかり八兵衛の頬の色も生き生きと、黄門さまの顔の皺もくっきり見えるのと対照的。
レトロ好きの方には喜ばれそうな画像。
だけど、恋人から若夫婦になった竹脇無我さんや栗原小巻さんの言葉遣いや会話が何とも現代風で対等で、リアルなのが映像とのギャップがあって面白い。
最近はやりの会話劇の原点はここなんじゃないかしら?
と思うとセリフには出てこず、演技で表現しているはずの登場人物の感情を正統派のナレーションが全部解説してしまってそこが何ともあの時代のドラマらしい。
でもセリフのリアルさが当時人気だった大映テレビとかの人気シリーズとはまた違った雰囲気で、これもしかするとリメイクしたら面白いんじゃないかしらと思って。
今朝のブギウギでママになった鈴子ちゃんが自分の母と愛助さんの母とを夢の中でバトルさせていたのを思い出し、自分の頭の中だけでリメイクしようと思ってしまった。
不当な左遷の憂き目を見て会社辞めよか迷う会社員の夫竹脇無我さんの役はクールな二枚目だけど中身は熱い林遣都さん。
お嬢様育ちだけどしっかり物事を見て考える旦那思いの若妻栗原小巻さん役は有村架純さん。
お嫁に行った姉さんのことがきになるし、七つも年上美女に片思いする大学生の弟、あおい輝彦さん役は千葉雄大さん。
などと自分勝手なキャスティングを楽しんで雪の解けるのを待つ一日にしようと思ってる。

637
名前無し
ID: HAPVU7aLHs 
2024-02-10 11:35:23

柳の下の泥鰌を狙った大ブームのスイーツなんてのは本家以外は消えるのも早いけれど、優れたドラマの中の表現は陳腐な真似は許されないからこそ、オマージュはちゃんとしたものが出来ていると思う。

最近気づいたのはドラマ「ハゲタカ」で銀行員鷲津が銀行の貸し渋りのために命を落としたねじ工場の社長の葬儀に訪れて娘の栗山千明に拒絶される場面。
その鷲津を慰めた上司芝野はのちに同じような場面で自分自身が糾弾される。
この二つの葬儀の場面は医療ドラマ「白い巨塔」の井上由美子脚本版でも医療過誤を疑う遺族から、江口洋介演じる里見医師が拒絶される場面に重なる。
重い病を治療する医師に対しての患者とその家族。
工場の資金繰りのため融資を続けてきた銀行に対しての工場主の家族。
窮地に陥って病院や銀行を最後の頼みの綱とすがった人たちが助けてもらえず病院や銀行を責めるという構図。
自己責任という言葉が蔓延している今は視聴者の受け取り方も違ってくるかもしれない二つのドラマの重要場面に重なるものを感じた。

ドラマ「白い巨塔」はまだ見たことがなく「ハゲタカ」しか見ていなかった自分にとっては今「白い巨塔」を再放送で見られていることは二つの作品への理解が深まるという点でとてもラッキーだった。
まだ「白い巨塔」も最後までみられてはいないのだが、この二つのドラマで重なるもう一つの点はエンディングの映像。
「白い巨塔」ではきらきら光る想像上の塔から落ちてくるガラスのかけらのようなものを受け止めようとしてかざす手が映る。
ドラマ「ハゲタカ」では塔は無いが高層ビルそびえる都会の空から降ってくる無数の一万円札を受け止めようとして手を伸ばす人たちが現れる。
ひとりの少女が受け止め握りしめた手を開くとそこには一輪の花があるというとても象徴的な場面が映し出される。

因みにドラマハゲタカの原作者真山仁氏はとても影響を受けた作品として山崎豊子氏の「白い巨塔」をあげている。
一つの作品の中のDNAのようなものがまた優れた作品に受け継がれていくのを感じた次第。

638
名前無し
ID: .Fj4CePsbt 
2024-02-10 15:38:21

『グレイトギフト』

考察系ドラマって、数学とよく似ている。
数学を解く時、まず、推定解答を出す。
それから、遡って式をたてて、答えが正しいかどうか?判断する。
そうじゃないと…とんでもない答えになってしまうことがあるからだ。
まあセオリーとは違うけど、かなりの者がそれをやっていた。
推理ドラマもそうだ。
まず犯人を推定する。
それから、動機を考えると、案外、正解になることが多い。

また、数学でも推理ドラマでもヒントが多いということは、当てやすいと思われがちだけど、その逆だ。
捨てなければいけないヒントが多くなるので、取捨選択が大変だ。難しくなる。
グレイトギフトなんかその典型だ。

639
今すぐに活性化せんとあかん脳
ID: kZM5QkaTth 
2024-02-11 13:23:14

ブギウギですっかり趣里さんのファンになった。
歌い踊る鈴子のパワーと笑顔の魅力から、いつかサザエさんの実写版でサザエさんを演じてほしいと思ったりして。
サザエさんは手足細いし、年齢的にもちょうど良さそう。
名子役には事欠かないからカツオとわかめのキャスティングは楽だろうけど、波平と舟さんはどうするか、マスオさんは?などと考えるのも楽しみ。

640
名前無し
ID: .5a8dZHrip 
2024-02-13 08:38:53

地方局の再放送で申し訳ないですが、いつかBSとかでもやってくれるかもしれないとご紹介します。

東京MXテレビで今五時台に放送中の再放送ドラマ枠で今週金曜日から始まる
「ひとの不幸は蜜の味」というドラマ。
へ?渡鬼的な橋田寿賀子さまの脚本作品かでは?と思いきや本を書いたのは神山由美子さんという方。
須藤理沙さんの朝ドラ「天うらら」や米倉涼子版「黒革の手帳」や仲間由紀恵さんの「美しい隣人」などの女性の裏側を描くときに善悪だけで語らない作品が特徴の方と知り、俄然期待が高まっています。
ヒロインの売れてない漫画家に大竹しのぶ、そこに転がり込む彼女の継母に泉ピン子と聞いただけで寿賀子さまを思い出しその二人のバトルが続く昼ドラ的なドロドロを予測しますが、
いい意味での予測外れもありそうで、橋田劇場ではないしのぶさまとピン子さまの演技対決楽しみにしています。

641
名前無し
ID: xagG4xyBEK 
2024-02-13 09:13:19

情報ありがとうございます。
なんか面白そうな再放送。
さっそく録画予約します。

642
名前無し
ID: YEG5aT8EwA 
2024-02-16 08:48:56

今度の日曜日18日から始まる「舟を編む私辞書作ります」がとてもたのしみで、やっと始まるのでワクワク。
本スレもずいぶん前から立っていてでもまだだなと待っていたドラマ。
「まほろ駅前多田便利軒」とか独特な世界を見せてくれる三浦しおんさん原作の「舟を編む」は映画館で珍しく見た作品なのでよく覚えている。
映画ではヒロインが宮崎あおいさんで彼女の相手役になっていく辞書オタクの青年に松浦龍平さん。
フアッションに自信があるけれど傍からは決してそう見えないちょっと痛い女子役の黒木華さんがとても光っていた映画。
イヤーな女役でばかり見てきた伊佐山ひろ子さんが誠実で穏やかな女子社員役で印象に残っていたり、せっかく出てきた加藤剛さんが亡くなる役で悲しかったり、あんまりストーリーは覚えていないけど面白かったことだけは覚えている映画と新しく始まるドラマはキャストも全然違うけれどどんな味付けと展開になるのかとても楽しみ。
NHKBSで日曜の22時から毎週放送のようです。

643
名前無し
ID: YEG5aT8EwA 
2024-02-16 19:00:55

今日から始まりました
「ひとの不幸は蜜の味」
漫画家役の大竹しのぶさんがとてもかわいいのに自己中ドS発言を喚き散らし、渡鬼界から参戦の泉ピン子さんと継母との罵り合いバトルを繰り広げてすんごいです。
お二方橋田ドラマで活躍された大女優ですが、大竹さんは途中から橋田ドラマでは見かけなくなりましたね。
それにしても本音むき出しのバトルを見ていると自分の中のいろんな思いが溶けていくようで、なんだか橋田ドラマのきついセリフの応酬の意味を初めて知った気がします。
ちょっと元気になれたかも

644
名前無し
ID: P8V.JBn683 
2024-03-01 22:33:43

「ひとの不幸は蜜の味」今日最終回でした。
最終回でも意外な展開があって最後だからとみないい人に変身したりせず、お話しは終わっても登場人物の人生は続くくことが示唆されて意味のある最終回でした。
このドラマ見たおかげで大竹しのぶさんと泉ピン子さんをより好きになれた気がします。
二人が演じた義理の母娘はお互いへの反感をすぐ口にし、思いをぶつけ合うそのバトルは見事なものでした。
その二人のバトルに巻き込まれた清水美沙さんが二人に引きずられながらも二人の仲を取り持ったり脱線する二人を導いたりするところは頼もしかったし、女たちをうまくコントロールしているつもりの男たちの狡さを演じた村井国男さんや村田雄大さんもはまり役だった。
清水美沙さんを振り回す不思議な彼氏高橋克典さんはまさに漫画から出てきたみたいにかっこよかったし。
今見ても色あせてはいない劇画出版の裏側や男女の感覚の違いや人との距離とか色んな見方が出来そうなにぎやかな少し辛口のコメディでした。

645
名前無し
ID: uJGlUKB43h 
2024-03-02 17:21:13

最近ではドラマ「おいしい給食」が二つの局で放送開始時がずれていて先行放送を見ている方の感想を読んで自分もその回を見るのを楽しみにしたりしていました。
今自分のところでは地元局が「白い巨塔」を去年から毎週放送していて終盤に差し掛かっている一方、地方関係なく見られる無料放送のBS11ではそれを追っかけるように火曜日に二話ずつ放送していてなんだかあとから来た列車が必死に追いつこうとしているみたいで面白いなと思っています。

とにかく早く進むのが平日の毎日放送で、最近では地元テレビで栗原小巻さんと竹脇無我さんの新婚カップルの日常を描いたホームドラマ「ふたりの世界」が26話分をさっさと終えました。
このデジタルリマスターがない分レトロ感が何とも言えない雰囲気の映像と山田太一さん特有のリアルなセリフで成り立つ会話劇が今新鮮に思われ、会話劇なのにネクタイ締めた生真面目なアナウンサーのナレーションがト書きのように登場人物の心情を説明してしまうという古臭いドラマの要素も残っていてまさに昭和のドラマなのです。
最初の7話分見逃してしまったので美男美女カップルが出会って恋に落ち結婚するまでのラブストーリー部分が見られなかったのですが、結婚後一流企業勤めの有能社員竹脇無我さん夫が上司の仕事の失敗の責任を取らされて閑職に追いやられて、会社勤めに疑問を持結局脱サラして夫婦でスナックをはじめる話になっています。
素人として苦労しながらお客を増やしていくその過程がムリなく丁寧に描かれています。
山田太一さんの後年の作品「岸辺のアルバム」や「「ふぞろいの林檎たち」ほどの辛さ苦さはないものの世間の風の厳しさも十分に味わいながらタイ二人を応援せずにいられない周りの協力を得ながら夢を実現していくう二人の喜怒哀楽がとても魅力的な作品になっています。
最近まで無料放送と知らなかったBS松竹東急(テレビ番組表ではBS260で探してください)で毎週日曜日午前10時30分から三十分ずつ放送していて全26話中の明日日曜日は第21話になっています。

今のいわゆる夜のスナックとは違う70年代の昼間から営業している喫茶店みたいなスナックという店の業態や当時はやったミニスカートが予想より短く多くの人が履いていたことに驚いたりしながら見るのも面白いと思います。

646
名前無し
ID: lbzMTEs9JP 
2024-03-03 10:10:27

いろいろな感想を交えながらの情報、ありがとうございます。
感想の方も楽しく読ませていただきました。
こういう、総合的で知的で利用者にも有用な総合情報を発信できるのが、本スレにないお茶の間のいいところですね。
このスレ一体何なの?と思っていましたが、いい投稿を見せていただいて良かったです。

647
名前無し
ID: Uaq9omSejy 
2024-03-04 10:10:00

今日四日から始まるユーミンストーリーズ
NHK総合午後10時45分から月曜日から木曜日まで連日放送一話につき全4回ずつ

見逃しそうなので録画します。

第一話の「青春のリグレット」
「私を許さないで憎んでも覚えてて」というこのフレーズは昔ユーミンに夢中だったとか今でも好きとかいう理由だけでなくなんだか心の中に住み着いている言葉のようで忘れられずそれこそ「リフレインが叫んでいる」ように頭の中をいっぱいにする言葉です。
嘗ての恋人に対してだけでなく人は関わった人に対してもしそれが本当に思い出したくない憎い人でなければ「覚えていて」と思うのではないでしょうか。
身近な人の記憶力が薄れていき自分自身も心もとなくなり、誰かと共有できていない自分だけの記憶はもし自分がいなくなったらもうこの世から消えてなくなるかもしれないという寂しさや不安を覚える今。
このユーミンのヒット曲の歌詞が大事なものに思えてきます。
最近の記憶は定着が悪くても青春時代のあの人の一言は覚えている。往々にして誰かを傷つけた自分自身の言葉は忘れてしまっても。昔なら恋文が手元に残ったけれど今は携帯を変えたらかつての恋人の言葉も手元に残らず記憶の中にしかない。
そんな時代にずっと歌い継がれてきた歌の中の物語。若い人がどう感じるか興味あります。

主演の夏帆さんの夫を演じる中島歩さんは加藤剛さん似の二枚目だけど大岡越前であり善き夫を演じた加藤さんとは違うイメージの影が有る男や妻を裏切る夫の様な少し危うい魅力の香る方。
そして夏帆さんのかつての恋人が鎌倉殿で頼家演じた金子大地さんと言えばワクワクするしかないのです。

648
名前無し
ID: dsFIOlSmRU 
2024-03-05 09:35:31

今日5日午後3時54分からBSテレ東で放送の
「忘却の調べ~オブリビオン」というドラマは西城秀樹さんがアコーディオンの一種バンドネオンの演奏者を演じるミステリーのようで、それほど多くないはずの英樹さん出演のドラマとして見てみたいと思いました。
アルゼンチンを舞台にした作品であり共演は萬田久子さん前田亜季さん江波杏子さんなどということです。

649
名前無し
ID: zDJ.3ec3Oa 
2024-03-05 09:55:44

無我さんと小巻さんのドラマ観たかったです
昨日みた夏帆さんのドラマの相手役 中島歩さんでしたか?
いろいろなドラマ情報やレビュー良いですね。
なかなか投稿するほど最近ドラマ観なくなりましたが、こちらもほぼスルーでしたが、病院での待ち時間あまりに待つので、読ませていただきました。

650
名前無し
ID: RcMPFzhh/s 
2024-03-06 14:51:47

中島歩さんといえば、初めて見たのは「花子とアン」で、蓮さまの不倫相手を演じた時。
当時は、失礼ながら、なんて下手な人だろうと思って(ごめん)、あれからやっぱり消えちゃったかなと思ってたら(またまたごめん)
最近、いろいろ拝見するようになりました。演技も上達されましたね。
顔も大人っぽくなられて、面長なところは確かに加藤剛さんに似てるかも。
加藤さんは、大岡越前で見て、幼心に、なんてカッコいい人だろう、と惚れてました(笑)



スポンサーリンク


全 699 件中 601~650 件が表示されています。
名前
本文
※雑談や議論はドラマに関連する話題にしましょう。
※誹謗中傷や他のサイトのヲチ(ウォッチ)行為は禁止事項です。
※感想やレビューを元に議論するのは問題ありませんが、感想を書いてくれた人を誹謗中傷する書き込みは禁止します。
※ファン同士の対立を煽るような書き込みは行わないでください。
※他サイトへのリンクは宣伝書き込みとして削除される場合があります。
※スレ違いの書き込みが増えてきたら、別スレッドを作成しましょう。
※同じ趣旨のスレッドを複数作らないようにしましょう(継続スレッドは除く)。
※違法にアップロードされた動画のURLや閲覧方法は書き込まないでください。
利用規約違反の行為を行った場合、投稿の削除やアクセス規制が行われる場合があります。