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201
名前無し
ID: yHaZ22NZ3G 
2021-03-15 23:45:41

白い鳩 さま
お返事をありがとうございます。198です。
宗助さんの気持ちがわかるというのは、ドラマの台詞からは、父親としてということになりますが、198で書いたのは私個人の経験によるものです。宗助さんとは立場が違いますから完全に一致するものではありませんが、テルヲと千代のような親子関係の人たちを実際に見て、似た感覚を抱きました(詳しく書けなくてすみません)。

テルヲは身内に対してはとても酷いことをしてきました。テルヲのやっかいなのは、赤の他人には気付かれない程度に適当にへつらうところだと私は思っています。それらに対して本人に自覚があるのかないのかが曖昧で、寂しく、どこか甘えがあって、周りから見てもどうすることもできず、とうとうお酒が体をむしばむところまできてしまったように思います。

新聞記事から知った五一五事件に、テルヲは日本の行く末を案じるというより、「千代の将来が心配」になったのだろうとナレーションが言っていました。明日以降どうなるのか見届けたいです。

202
白い鳩
ID: NQK6P3bqfI 
2021-03-16 07:57:47

201さん、ご投稿ありがとうございます。
ここに集う皆さん同様に私は「おちょやん」は優れた作品だと思っています。
ご自身の体験で思ったことを書いて頂いて一向に構わないんですよ。
ここはローカルルールで規定した真のファン同士いろいろ語り合っても楽しめると思うし。
一見似てるようで「じゃリンコチエ」のテツとテルヲは全然違います。酒にだらしなく博打が大好きで品行方正に生きられないアウトローの人物なのは共通していますが、別れた妻にも愛情があり娘のチエが大好きです。トータス松本さんの演技はコミカルで憎めない人物を醸し出しテツを思わせるところがあり私も時々誤解してしまいそうになります。
ところが、テルヲは死別後の再婚はよくあることですが妻の写真は千代に渡し栗子と離婚後も前妻の千代の母の話はしない。何より娘を博打の借金の方に女郎屋に売ろうとします。今の性風俗店でも江戸期の花魁でもなく、この期の前借金の女性の身売りがいかに悲惨かは「おしん」で加代の死を通じて散々描かれてきました。それをヤクザの脅されて涙ながらにやったのでなく道頓堀では高笑い。京都でも同じことをやろうとし、娘の着物を質に入れ預金通帳と印鑑を盗んで消え去りました。
ここで実はいい人だったとするのは脚本家の敗北で初期のテルヲの人物設定を誤ったことになります。大好きな「すずらん」のヒロイン幼少期の冷酷女教師は北海道で一晩中祈りを捧げヒロインに許しを乞います。クリスチャンになり自己を真摯に見つめてきた過去が語られます。こう言うキャラ変はありですが、テルヲにそんな描写はどこにもない。
しかし、私個人は谷津弘幸さんはそんなことは百も承知、千代の心の成長、どうしようもない非道の親を前にどう生きるかを明確に示し感動を与えてくれると思っているのです。
ここの皆さんと一緒に見ていきたいと思います。

203
名前無し
ID: .xI0RU0v2p 
2021-03-16 09:52:19

スレ主さん、ごめんなさい、ここで一つ確認です。
これからの投稿に関わる大事な問題なので。
178を見ると、「予告編の内容は一切書かないでください」とあります。
でも、スレ主さんは、192で「来週はテルヲ、ですか」と書いていますね。
195さんが言葉を飲み込んだ、というのは予告でテルヲが出てきたが、178を見てそのワードを出さないようにした、ということだと思いますよ。
基準がよくわかりません。説明していただけますか?

204
白い鳩
ID: MDGXXGHkAp 
2021-03-16 10:20:30

203さん、一方的な私の過ちですね。
お二人からローカルルールにあるネタバレになってるとの指摘は福助の将来の予想のことだと思い心から謝罪しましたが、その他にもあった訳ですね。ですから、私が基準に反しています。お詫びするしかありません。誠に面目ないです。
細かいローカルルールは過去の投稿者同士のトラブルを思い出し、それを再発させないようにローカルルールで徹底的に封じ込めを図りました。具体的な例を書くと、これはこれで他スレ他投稿者の内容に触れローカルルールに反しますのでご理解下さい。
本当にここに来て下さる皆さんに顔向けできないです。何とお詫びしていいものか。
今一度、心からお詫び申し上げます。謝罪は聞き飽きた、とは言わず今後とも皆さんが心に思ったファン投稿を期待しています。私と違う感じ方でも構いません(但し、擁護のあまり、ヨシヲは暴力団員だがヤクザは悪くない、と言うような内容は公序良俗違反で規約違反になります。暴対法があるのですから)。

205
Lの一族
ID: 5pBE4eFqES 
2021-03-16 10:35:53

千代ちゃんが心配だからつい予告編を見て何か言いたくなっちゃいまして、
私も予告でヨシヲの俳優さんについて言及したことがあります。
展開を楽しみにして見ている方も多いのに、つい口走っちゃったり、ローカルルールをちゃんと把握していなかったりを反省します。
それもこれも予告見ないでおけば大丈夫かなと安全策を取ろうと思います。
もともとマジカルミステリーツアーに参加しているみたいに今度の展開がどうなろうと最後まで見届け千代ちゃんを応援するつもりです。
道頓堀に浮かんだ船に乗りこんだつもりでゆっくり流れに身を任せておちょやんを見ながらこちらの投稿を読ませていただきます。
おじゃる丸のように「急がず焦らず参ろうか」でこのスレもロングセラーになりますように。
私も気を付けますね。

206
白い鳩
ID: MDGXXGHkAp 
2021-03-16 11:04:59

Lの一族さん、いつもご配慮下さりありがとうございます。
どうか、これからもよろしくお願い申し上げます。

207
名前無し
ID: .xI0RU0v2p 
2021-03-16 11:17:45

ありがとうございました。
予告は、ワード単位もNGということで、了解しました。
予想に関しては、こうなるだろう、じゃなくて、こうだったらいいなぁという願望ぐらいは大丈夫ですよね。それもファンの楽しみの一つなので。

208
白い鳩
ID: MDGXXGHkAp 
2021-03-16 13:30:04

207さん、ありがとうございます。
ファンスレなので「ヒロインの千代には幸せになってもらいたい」とかは全く問題ないと思いますよ(主人公自体が嫌いならファンとはさすがに言いにくい)。
私も当然、千代が好きです。幸せな人生に最後はたどり着いて欲しいと思います。

209
白い鳩
ID: MDGXXGHkAp 
2021-03-16 20:38:37

ファンスレ主としては「うたコン」の明日海りおさんの歌を聞かねばならない、と思い視聴。真っ白なロングドレスの明日海さんが、いるか「なごり雪」を押尾コータローさんのギター演奏で歌ってくれた。
「おちょやん」、宝塚レビューのような場面を明日海さんと香里役の松本妃代さんでやって欲しいなあ。何より華やかで明るい。昭和7年なら十分可能だと思う。
まだ「カチューシャの唄」を青木美香子さんが歌ったくらい。これ、シズと延四郎の別れ、高城百合子の道頓堀からの旅立ち、千代が幼いヨシヲとの別れの回想とリンクした秀逸な描写だった。
テルヲが見た新聞の見出しの五一五事件は「いだてん」がオリンピック壮行会で「走れ大地を」を混声合唱団が歌う場面とシンクロさせ前畑秀子の水泳練習風景も入れ見事に描写。
こう言う場面をどんどん取りいれたらな、と思う。

210
名前無し
ID: foOSjY2Xvm 
2021-03-16 20:59:14

うおー用事で見られなかった!
明日海さん、白のロングドレスですかあ、素敵だったでしょうね。
男役さんでらっしゃるから宝塚では見せない姿ですよね。
なんでも「ポーの一族」のエドガー役だそうで、お声も聞きたかったんだけどなあ、残念無念。
花ちゃんは、コメント参加ですか?

211
白い鳩
ID: MDGXXGHkAp 
2021-03-16 21:09:59

210さん、映像でしたが宝塚歌劇での「ポーの一族」の演じてらっしゃる姿も紹介されていましたよ。
杉咲花さんは明日海りおさんがカツラの下にヘアバンドがされ犬か猫の耳で可愛くてお茶目だなと思った、と語ってくれました。「お美しい」と言うのが第一声でしたね。

212
白い鳩
ID: MDGXXGHkAp 
2021-03-16 21:10:59

211補足。杉咲花さんは映像での参加でした。

213
名前無し
ID: foOSjY2Xvm 
2021-03-16 21:48:48

ありがとうございます。
明日海さん、どうしても見たくて、宝塚の公式チャンネルを見てしまいましたよ。
男役としてもかっこいいですが、「おちょやん」で踊りのお稽古の場面、所作が美しいと評判になってました。こちらはBSで見られるので、今晩確認します。

214
名前無し
ID: H2nrGER15r 
2021-03-17 00:06:45

千代はテルヲに対して、どうするでしょうか。
私は、個人的にはテルヲを許すことができません。
彼は、ただ娘に何度も非道なことをしたというだけでなく、そのたびに親への情に揺れる千代の気持ちにつけこみ、彼女が情にほだされかけたところを裏切ってその心をずたずたにした、という二重の罪を犯している。家を出るときも、道頓堀でも、京都でもそうでした。ほんとに朝ドラ史上最低と言っていい、とても業を感じる罪深い人間です。
(岡安の人たちが、テルヲに対して割とマイルドな当たりに変わっていったのは、あの京都の一件を知らないからでは、という気もします)

しかも、本人はそれにまったく考えが及ばない。表面的な行いとして「悪いことをした」とは思ってはいるでしょうが、自分によって千代がどれだけ心に傷を負ったか、推し量るだけの頭がない。今となっては千代の心には「冷たい干からびたもの」しか残ってないのに、それもわからない。
ただ、自分の死期を感じて、千代に会いたくて会いに来た、何とか最後に娘のためにとは思っているようだが、あつかましく千代の生活圏にずかずかと入り込んで、「お前が言うな」「どの口が言うか」という押しつけがましい言葉の数々。自分によって、また千代がどんなに被害を被るか、まったく考えられない。
あまりにも自己中心的な「愛情」の押し売り。
千代にとって一番いいのは、業の深い自分が二度と彼女の前に現れず、ひっそりと消えていくことだ、などとはつゆほども考えられないのでしょう。

千代のことを考えるなら、そして現代的な感覚で言うなら、こんなろくでもない親とはあと腐れなくさっさと縁を切った方が、人生をまともに生きられる。人と人とを結びつけるのは血ではない、とクールに言うこともできます。千代を愛してくれる人たちは、いっぱいいるのですし。
でも、時代を考えると、当時は親というのは切って捨てるべきものではないという価値観もあったでしょうし、何より、千代の気性から考えて、「悔いのないように」とシズがテルヲの病気のことを話したのもわからなくはないことです。
でも、これで、また千代は葛藤を抱えることになってしまった。
しかし、ともあれ、どんな形であっても、千代が自分で納得した答えを出してくれれば、それでいいと思います。これ以上心に傷を残してほしくないですから。

215
名前無し
ID: h/S6AeWcar 
2021-03-17 01:28:01

一平と飲み比べをして自宅まで来たテルヲが、千代の母の写真を手に取ってしばし眺め、そっと立てる静かなシーンで、テルヲは何を思っているのかな…と思いました。

福富では、みつえがテルヲにビシッと言ってくれたのが良かったです。
あのときテルヲの表情が崩れかけたのは、テルヲを通り越してトータスさんの思いが溢れそうになったようにも見えました。

216
白い鳩
ID: KmDVc4i1ZE 
2021-03-17 04:37:06

213さん、元宝塚ファンの私に取り、明日海りおさんの舞台公演の映像はぜひ見たいですね。バレエを幼少時からされていたので日本舞踊も習得が早いんじゃないでしょうか。

217
白い鳩
ID: KmDVc4i1ZE 
2021-03-17 05:41:30

214さん、今週後半が山場ですね。
シズさんはテルヲの余命が短いので千代に悔いの内容にせよ、とは言ってますが、和解を強要していません。暗に示唆もしていないと私個人は思います。全くおっしゃる通りで、如何に酷い親でも親は親だから許さねばならない、と言うことは全くありませんし、外野がそれを言うのは大きなお世話です。

私は道頓堀でヤクザ風の借金取りに酒を飲みながら千代を女郎屋に売ろうと(正確には性的接待のある飲食店に売ろうと)画策し高笑いしていたテルヲが絶対に許せないし、千代が許せないのは当然でしょう。トータス松本さん自身が「製作スタッフからは「おしん」の作造のように、と言われたが、作造は極貧の小作農で家庭のためやむを得ずでテルヲは博打好きの借金のためで、全然違いますよね」と語っています。

宗助は父親は父親らしくありたい、と言うテルヲの気持ちは分かる、と言ってますが、一方で「今度、千代を泣かせたら許さへんで」とも言ってます。テルヲの気持ちは独りよがりで身勝手なもので214さんのお考えに私個人は全く賛成です。

で、私がテルヲを非道の父親で絶縁されて当然の人物だとする一方で「おちょやん」ファンなのは脚本が京都編で小暮が求婚時に「お父さんと一緒に住もう。君もお父さんを本当は許したいんだろ」と言った瞬間に退職届を胸にしまって結婚受諾する寸前まで行っていた千代が求婚を拒否した描写が非常に秀逸だったからです。「そないになったらええなあ」と無理に作り笑顔で言う千代。ここを見落とすと、千代は本当は役者を続けたくて一平も同じだから、と言う的外れの捉え方になってしまいます。それなら一旦は退職届を胸にするものか。月にガラス玉をかざし母に誓った結婚を断ざるをを得なかった千代の悲しみは如何ばかりだったか。自分の父親のテルヲへの乾ききった冷徹な思いは裕福な家庭に育った小暮には分かってもらえないと言う悲しみ。
だから、今回、千代がテルヲと「やっぱり親子やなあ」と言う血は水より濃いと言う解決が取られたら京都編の脚本はぶち壊しで物語は破綻します。私もファンを止めます。

今週後半にきっと優れた描写が待っていると期待しているところです。

218
白い鳩
ID: KmDVc4i1ZE 
2021-03-17 05:52:07

215さん、テルヲは栗子とさっさと再婚しましたね。千代に「栗子が気を悪くするから」と千代の実母のサエの写真を持っていけ、とまで言いましたね。
今、千代を抱くサエの写真を見て、二人の子である千代への思いがこみ上げてきたのでしょうが、死期が近づくまで何とも思わなかった自分への悔いはあるのでしょうか。甘い独りよがりのノスタルジックな思いなら言語道断です。
みつえは良き友人です。テルヲに「甘ったれるな」と言う意味で言ったと思います。
厄介なのはトータス松本さん自身の人の好さや気品があり、末期の肝硬変のボロボロの心身のテルヲが実は健康で人柄も良い人に見えてしまうところです。トータスさんって本当にいい人なんですね。それが辛うじて極悪人のテルヲを一片の欠片程度の父親の矜持を持ってるように見せてくれていると思います。

219
白い鳩
ID: KmDVc4i1ZE 
2021-03-17 21:27:50

「おちょやん」ファンだが、今までのテルヲが到底許せない人間としては今日の回を見ただけでは断定的な感想は書けない。
私は千代が小暮の求婚をテルヲが許せずに「お父さんを本当は許したいんだろ」と言われ「そないになったらええなあ」と無理に作り笑顔で答えて後に断って泣いた展開が秀逸だと思った。
今回、娘身売りを高笑いでヤクザ風の借金取りと一杯やりながら話していたテルヲを悔恨の場面もなく、死期が近づいただけで、いい人にキャラ変させたら、私が「おちょやん」ファンである土台が大きく崩れることになる。

個別には優れた描写がある。新聞に五一五事件が載ってて時事ネタを入れるのは他の朝ドラでは知らない。二二六事件なら「とと姉ちゃん」であったが。今日はテルヲが喀血し新聞紙に血のりが付き慌てて隠すところ。小次郎が「きれいなお月さんや」と言う。何とも言えない哀愁。月はあんなに神々しく美しいのに路上生活者は惨めな思いをせねばならないのか。小次郎の仲間も優しそうな表情で月を見る。きっと、いい人達なんだろう。暗に社会の不条理を批判しているかのようである。

こう言う描写ができるなら、仮にテルヲが根はいい人だとするなら強い悔恨の情を示す場面を入れねば、死期が近づいたから娘が恋しくなって今までの経緯は反省もせずに一人センチメンタルに写真機の前で泣かれても困るのである。トータス松本さんに有終の美を飾らせてあげたいなら、その辺の描写こそ丁寧にして欲しい。
「血は水より濃い。やっぱり親子やなあ」と言う三文芝居は見たくない。

220
名前無し
ID: hK06SUODn0 
2021-03-18 11:34:46

重い問題を投げてきましたね。
こんな極悪非道の親でも、親というだけで許さなければならないのか。
血というのは何なのか。
また、死という厳粛な事実を前にした時、人はどうするべきなのか。
千代がどういう考えに至るのか、そして、それを私たちはそれをどう見るのか。明日は、それぞれの立場や経験や思いが投影される日になるのではと思います。

京都で、テルヲが千代のぶちまけた小銭を広い集めて「おおきに」と出て行ったときに、千代の心はついに切れました。そして、自分の人生からきれいにテルヲの存在を抹消し、それで今まで幸せに生きて来られたのです。
それが、またしても自分の都合だけでテルヲが現れ、今度は許すか許さないかの苦しい葛藤を千代に強いることになった。
最後の最後まで千代を苦しめる存在でしかないテルヲ。今さらどんなに言葉を尽くしても、空々しく響くだけです。でも、やはりそれに揺れてしまう。「お母ちゃん、うちどうしたらええ?」と亡き母に助けを求める千代が憐れです。

周りの男連中はいい気なもので、と言っては悪いですが(笑)、千代の心にある本当の地獄を知らないゆえに、けっこうあっさりと「テルヲに優しくしたって」包囲網を作っている。
あれだけ千代の涙を見てきた一平でさえ、テルヲの写真を見せたりする。テルヲの死期が近いことを知っているのは一平だけなので、彼らしい思いやりなのかもしれませんが。だんさんは、同じ父親の立場でしか考えられない。あのハードボイルドの千さんまでが、がらりと柔和になってテルヲに会いに行くよう勧めたりする。
彼らはいわゆる「常識」代表です。でも、親しい人たちだけに、これがますます千代を苦しめる。結局千代は、一人で答えを出すしかないんですね。
私は、シズさんとまったく同じです。許すも許さないも千代の後悔のないように。それでいいです。

221
白い鳩
ID: UgCP/dbeQs 
2021-03-18 14:46:11

220さん、非常に素晴らしい考察を頂き、ありがとうございます。
私も重大な局面ですよ。ここでいい加減な描写をしたらファンを止めると宣言していますし、そのつもりで、ファンでない以上、このスレは気に入った回だけ称賛コメントする立場になります。ローカルルールによる運営は続けますが。

気になるのが、テルヲを「じゃリンコチエ」のテツのような博打好きのアウトローだが、妻や娘を本心では愛している憎めない下町気質の男のようにいつの間にかキャラ変させないか、と言うことです。博打の借金の娘身売りで解決をヤクザ風の借金取りと一杯やりながら高笑いしていたのがテルヲなのです。
キャラ変は結構ですが、その場合はテルヲが自分の過去に悩み苦しみ贖罪意識を持つようになったこと、「親分はイエス様」「だから、あなたも生き抜いて」の著者のように極道の世界から、牧師や非行少年保護に精通した人権派弁護士に転身した姿がなけれあならないと思います。「すずらん」はそう言う経緯の描写がありました。演じた山下容莉枝さんがブレイクするきっかけになりました。民放では「細うで繁盛記」の三上真一郎さんの元ヤクザ。

テルヲは死期が近くなり父親らしく死にたいと思ってるようですが身勝手のそしりは免れません。今日はヨシヲの名も飛び出しました。比較は相手作品も称賛する場合にローカルルール上、限られてるので分かるような記述はしませんが、悪人から一夜明けたらいい人に変身と言う作品もかなり前にはありました。
トータス松本さんへの真の思いやりとはテルヲをいつの間にか勝手にいい人にするのでなく、テルヲの苦しみ、千代の苦しみをリアルの描きバッドエンドも辞さない覚悟でいることだと思います。

222
白い鳩
ID: S4QXx2SbK8 
2021-03-19 10:35:03

このファンスレにっとっては良いことになりました。
私は今日の展開で「おちょやん」ファンを続けると思うに至りました。注文点はありますが。

心象風景、そう言う手があるんだ、と気付かされました。
冒頭に千代が花を活ける亡き母のサエに「どうしたらいい?」と語りかけます。もちろん、千代の心の世界です。
そして、千代は懐から亡き母の写真を出して獄中のテルヲの前に突き出して言います。「うちはあんたを絶対許さへん。でも、お母ちゃんやったら許してくれるかもしれん。お母ちゃんに許してもらい!」と言うとテルヲは「サエ、許してくれ」と泣きながら訴えるのです。亡き母は千代に取り神々しく神格化された観音菩薩や聖母マリアの存在なのです。罪深き者を許し天上に導く慈悲や博愛の象徴です。これは、そう言う手があったかと見ていて感心しました。一番恐れていたのは千代が「許したる」と言って黒衣が「千代ちゃん、やっぱり親子やなあ」と言うパターン。これやったら即座に「おちょやん」ファンを止めるつもりでした。実の娘を博打の借金の方に女郎屋に売り飛ばそうとヤクザ風の借金取りと高笑いしていた醜悪なテルヲを千代が許せば、それは私に取りレイプされた女性がレイプ犯を許すくらい到底承服できるものではありませんでした。父親の身勝手です。男の身勝手です。私も男性ではありますが。
千代は許さなかったが、天上の神仏が許して下さるように祈りなさい、と言うことです。
許しを請うたテルヲは拘置所で美しい満月を見上げます。千代は月のようだと言われましたが、千代は月にガラス玉をかざし亡き母に語ります。母性の象徴と見ていいでしょう。
拘置所で月に照らされると血を吐き続け意識がもうろうとしたテルヲの前に千代と幼いチビ千代が現れ、じっとテルヲを見守っています。千代の目には涙が。月に照らされ輝き神々しくテルヲに取って自分の罪を赦す神仏が千代となって降臨したかのように思えます。これも上手い手だなあと思いました。そして、テルヲは息を引き取りました。

テルヲの位牌は院号もなく「清士」でした。院号があり居士ではありません。名もなき庶民の一人として遍く衆生を救う神仏の元に旅立って行ったのです。
その後が、私にとっては余計なお世話でした。賑やかな音楽と共にテルヲに千代をよろしくと頼まれたと鶴亀家庭劇や福富や岡安の皆がやってきて酒盛り。葬儀の後の精進落としですか。最後に千代と一平のキスを天井から制止するテルヲの声。これからは黒衣と共にテルヲもナレをやるんでしょうか。トータス松本さんはクランクアップん花束を持ってたけれど。公式ツイッターのチビ千代の毎田暖乃さんとトータス松本さんの笑顔でのツーショットはとても素敵でしたね。
来週からも「おちょやん」ファンで頑張ります。低視聴率に負けず、良い作品になって下さい。

223
白い鳩
ID: lvbCl5AQCB 
2021-03-20 07:09:52

ここは過去のトラブルの反省からローカルルールで他サイトや本スレを含む他スレへの言及を一切固くお断りしていますので、一般論しか書けませんが、ローカルルールで規定された純粋な「おちょやん」ファンの方なら、スレ主の白い鳩とは違う観点からの称賛でも全く構わないですよ。私は一投稿者に過ぎません。もちろん、規約順守でヨシヲを擁護したいための暴力団賛美等は公序良俗違反で許されませんが。
昨日の回はやはりプロだな、と思いますね。映画雑誌ファンクラブや新劇後援会のメンバーで数多くの作品を見てきた私もテルヲを最初に極悪人に設定し、これをなかったことにして、いい人に描くのは視聴者への背信行為だし、肉親だから許せと言うのは千代と同じような立場でどうしても肉親を許しがたい人も私は何人も知っており、その人達への魂の冒涜だと思います。
では、どうすればいいか、で素人の私は袋小路に入ってしまい、トータス松本さんには一人二役で、テルヲの弟で千代の理解者の人格者の役で出てもらうくらいしか知恵が回りませんでした。ああ言う手があったとは。素晴らしいです。
「聖なる酔っ払いの伝説」と言うベネチア映画祭金獅子賞の秀作のイタリア映画があるのですが、最後に月光に輝く千代とチビ千代とのテルヲの対面は少し雰囲気が似てるような気がしました。主人公は聖テレーズの化身の少女と会うのでしたね。記憶がかなりおぼろげなのですが。
「半分、青い。」も一見唐突な裕子の津波による被災直前の夜の海に対する語り掛けは「ジェニーの肖像」を思わせるもので、若い時に名画を手当たり次第に見まくった私は何だか嬉しくなるのでした。

224
名前無し
ID: SEc9QuVSJY 
2021-03-20 08:05:37

今週は忙しくてあらすじのみを追いつつ、昨日まとめてちゃんと視聴することができました。
火曜日の第72回でテルヲがサエの写真を見つめるシーンがありましたが、その回の最後は写真のカットで終了していたのですね。木・金曜日の第74・75回で千代がテルヲにお母ちゃんの写真を見せ、テルヲがサエに謝るシーンを観た後ですと、第72回のラストカットに意味を持たせているのがわかりました。
留置場の面会場面は、まず千代の後ろ姿から映していましたが、直前にもサエの写真カットが入り、写真の額縁と面会場所の木枠とが図形の相似のように見えました。千代がサエを携えてテルヲに面会しに来たことを表現していると思いました。
と振り返りますと、今週は所々にサエさんの存在感がちりばめられていたのだなあと思いました。

225
白い鳩
ID: lvbCl5AQCB 
2021-03-20 09:07:15

224さん、ご投稿ありがとうございます。
224さんが素晴らしいなと思うのは、多忙にもかかわらず押さえる要点をきちんと押さえられている点ですね。私は何度も注意して見ないと気づかないところが多くまだまだです。留置所の面会の場の木枠と写真の額縁にもそう言う意味が込められていたのですね。
私も思いました。テルヲは千代はもちろんですが千代を通じてサエを見ていたのだと。私の場合は月光に照らされた拘置所の雑居房でチビ千代を抱いた千代の姿ですが。

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226
名前無し
ID: 2j5QlNjIE. 
2021-03-20 12:28:39

私は、このドラマの作家と制作陣に強い魅力を感じる一人なので、ファンをやめようとまでは思いませんでしたが、今回の落としどころには、やはり非常に心配をしていました。
テルヲの罪を許す方向へ持っていくのではないかと感じたからです。千代の心の内を慮っても、子どもに対してあのような大罪を犯した父親の所業は、絶対に許されるものではないと、ずっと思いながら見ていました。
この作家のことだから安っぽい描写にはしないまでも、一平が「うちに引き取ってもええ」などと口にしたり、周りが何となくテルヲの人たらしに懐柔されるような雰囲気になるのを見るにつけ、彼を許して解決するような結末になったら今後、見るのが苦しくなるだろうと考えていました。
死の近づいたテルヲを前にして嵐のように心を乱しながら、千代はどういう答えを出すのか…千代の意のままに、と思いながらも、かたずを飲んで見ていました。

千代は許しませんでした。
今までの悲しみ、怒りをすべて吐き出してテルヲに激しくぶつけ、さらに「お母ちゃんなら許してくれるかもしれへん」「お母ちゃんに謝り!!」と母の写真をつきつけて懺悔を迫った。嗚咽しながらサエの写真に頭を下げるテルヲは、神の足もとで許しを請う罪びとのようにも見えました。
この場面は、まるで告解室の中のようで、聖性を感じさせるものがありました。血の通った人間としてテルヲの罪は許すことはできないが、天なる存在の赦しを与えようとするものだったのだろうと思います。それは血というもの死というものに向きあった千代のせめてもの気持ちでもあったでしょう。
そして最後に、千代はテルヲが父であることを認めた。テルヲはその言葉一つに救われ、獄中で千代とサエの暗喩である月の光と、幻影に寄り添われながら、一人静かに息を引き取る。
約束した劇を見ながらでもなく、もちろん千代の家の中でもなく、誰にも看取られることなく、孤独に獄中死を遂げる。八津さんがテルヲに用意した結末は、彼の所業の落とし前をきちんとつけさせるものでした。そして、テルヲにも彼なりの安寧な最期を用意して与えた。
私はこれで、これからも安心してこのドラマを見続けられると思いました。

227
白い鳩
ID: lvbCl5AQCB 
2021-03-20 13:56:25

226さん、ご投稿ありがとうございます。
驚きました。殆ど私と同じ思いでいらっしゃるんですね。強いて言えば、私は細やかな感情表現でやや荒っぽい書き方をしてしまうので、心の中を十分人に伝えている自信がないのですが、226さんが見事に解決して下さいました。
テルヲの罪を単に許すだけでも問題なのになかったことにしたら、脚本家は自分の都合でストーリーを改変することになり、「おちょやん」は朝ドラ、否、ドラマとして失格です。千代が情に流されテルヲを許してしまえば、毒親の都合で身勝手に辛い目にあっている子供達にこんな侮辱的で非礼なことはありません。私は幾つかのファンスレスレ主(と言っても一般投稿者とほぼ同じ)ですが、ファンを辞めてやろうと思った時があります。が、その後の神展開に唸らされ以前より一層のファンになった作品が殆どです。今回もそうでした。
まさにテルヲが月光に照らされ神々しく輝くチビ千代を抱く千代に見守られて血を吐きながら息絶えようとするところ、私にはシューベルトの「アベマリア」が聞こえてきました。おっしゃるように月はサエの化身、そして千代とチビ千代の形で末期のテルヲの前に降臨したのです。荘厳な光景でした。この世の汚い垢にまみれ好き放題した汚れの中に生きてきたテルヲに、千代を含む全ての地上世界から見放されたテルヲに、天上から降臨したサエの使い・化身のチビ千代と千代が救いの手を差し伸べテルヲは旅立って行きました。
実の娘を博打と女と酒にうつつを抜かした借金の方に女郎屋に売り飛ばそうとヤクザ風の借金取りと高笑いしていたテルヲが神仏の慈悲や博愛の象徴であるサエの写真に渾身の懺悔の祈りを泣きながら捧げて許された瞬間でした。
しかし、この神展開はさすがに予想できなかっただけに私は一層「おちょやん」が好きになりました。
いやあ、「おちょやん」って本当に良い作品ですね、と水野晴郎さん風にまとめました。

228
名前無し
ID: 2j5QlNjIE. 
2021-03-20 18:16:05

あ、ほぼ同じようなことを書いてらしたんですね。
よく読まず、ただただ自分の思うまま書いて出したら。
でも、同じような感覚を持つ方が他にもいらっしゃってうれしいです。
あの接見室のシーンは、何か聖なるものを感じさせましたよね。
神とも仏とも一切宗教的な言葉は出てこなかったのに、千代が天の母に助けを求めた時から、テルヲの赦しは、もう地上の者の手から離れたのだと思います。
あの写真の使い方の美しさにはうなりました。千代が家から出されるときテルヲが千代に渡したものですが、それで千代は母ごと家から捨てられたように絶望した。でも、それが後々ことあるごとに千代を救い、そしてテルヲに罪を悔いさせ、テルヲの死後は、遺影となった夫と仲良く並ぶことになる。天と人間をつないだこのモチーフの見事さ。
ヨシヲは今回見つかりませんでしたが、ヨシヲに渡したビー玉も、何らかの意味を持って彼の元にあってほしい思います。

229
白い鳩
ID: lvbCl5AQCB 
2021-03-20 18:58:35

228さん、全くその通りで申し上げることは何もないです。
遺影となったテルヲの破顔一笑の写真は泣いてめそめそしてるのを一平がなぜか機械的口調で「笑って下さい。もっと、もっと笑って下さい」と言って撮影したもの。事情を知らない千代が「何やねん。人の気も知らんと何でこいつだけ楽しそうに笑とるねん」。
千代が帰宅するときに長屋ではよその家の母親が夕食で子供達を呼ぶ声。平凡だけど人並みの幸せ。千代には縁がなかったもの。
千代の聖なる存在の母の写真の隣に笑顔のテルヲ。一平の千代への思いがさりげなく表現されていました。サエに懺悔して天上に迎えられたテルヲ。千代の両親の幸せな笑顔でした。

チビ千代を抱く千代の神々しい姿は先述ように「聖なる酔っ払いの伝説」の聖テレーズの他に「汚れなき悪戯」でイエスに抱かれるマルセリーノ少年をも思わせ、テルヲのような地獄に行くべき男にさえ救いの手を伸べる天上世界から降臨したサエの使いのような気がしました。

230
白い鳩
ID: lvbCl5AQCB 
2021-03-20 21:57:07

朝ドラ歴は長いけれど、ネットを駆使するようになったのは「あまちゃん」から。で、今までの朝ドラで、千之助を演じるほっしゃん。こと星田英利さんほどドラマ内容を丁寧に分かりやすくブログで解説してくれる人はいない。演出意図やカットされた台詞、アドリブまで書いてくれている。
多くの俳優女優さんは自分の楽屋話を書くので精一杯のところ、ほっしゃん。さんは演出補と言ってもいいと思いますね。
この人を「徹子の部屋」「サワコの朝」「あさイチ」「岡田惠和 今宵、ロックバーで」等にゲストで呼べば面白いなあと思うこの頃です。いずれの番組の司会者も朝ドラの話が大好きみたいなので。

231
名前無し
ID: WK3blw6dTi 
2021-03-21 16:50:54

子どもを抱くサエさんと、子千代を抱く千代の、左右位置関係が同じなのですね。
テルヲは大人になった千代に、サエさんと同じ母性のようなものを見たでしょうか……。
先週はテルヲの最期が描かれると同時に、千代の女優としての今後を示唆する内容もみられました。
(大山社長や千之助、テルヲの台詞、千代と一平の会話などから。)

ドラマ本筋からは少し脇の話になりますが、私は小次郎さんがテルヲを受け入れたときに「来る者拒まずなんや。」と言ったことが忘れられません。
社会からはじき出されるように生きて、戻れる家族がいないような人たちを同じ目線で迎え入れる小次郎さんの言葉や気持ちは、私にとっては新鮮で貴重なものに感じられました。
ヨシヲを迎え入れた世界も同じような境遇の人たちがいるのかもしれませんが、私には対照的に映りました。

一平がテルヲの写真を撮影した晩、空に浮かんでいたのは上弦の月ちょっと手前の月。
それからテルヲが天に召されるまで、およそ一週間。
象徴的に輝くドラマの月を見たら『黄昏に燃えて』という映画のラストシーンを思い出しました。



232
白い鳩
ID: ilzRQmqzS8 
2021-03-21 18:31:50

231さん、ご投稿ありがとうございます。
なるほど!
千代を抱くサエとチビ千代を抱く千代が左右の位置関係が同じ。
解釈は人それぞれですが月は母性の象徴で私個人にはチビ千代と彼女を抱く千代はサエから遣わされた使いのようにも見えました。
そう、千代は脇にいて光る女優だとか言われていましたね。
小次郎は女衒どもから千代を逃がした船の漕ぎ手。千代を女衒に売り渡そうとしたテルヲは許しがたい敵になります。しかし、過去の経緯は問わず世間から見放されたテルヲを落ちぶれた乞食として迎え入れる。水に落ちた犬を叩く真似はしない、と言うことですね。どん底に落ちた身でも「きれいな月や」と天を見上げる乞食の人達の顔は穏やかで優しかったですね。ヨシヲもヤクザでなく道頓堀の乞食に出会っていたら放火未遂や脅迫の犯罪者にはならず極貧でも真人間でいれたのにそれが残念です。
「黄昏に燃えて」、メリル・ストリープが出てたんですね。これは見ておけば良かった。

233
名前無し
ID: 3xALo18DG1 
2021-03-21 19:49:54

私も、ほっしゃんブログを読んで知ったのですが、
テルヲについてのほっしゃんのセリフは、いろいろカットされていたんですね。
千代に「テルヲに会いに行け」と千さんが勧めたとき、千さんも何を甘いことを、テルヲに取り込まれちゃったのか、と思いましたが、実は、テルヲじゃなくて千代のことを慮って言ったセリフだったのだとか。「おまえ、何も手につかんのやろが」という言葉がカットされてたらしい。千さんとしては、千代をテルヲと会わせて言いたいことを言わせた方がいいと判断したもののようです。これはカットしてほしくなかったなー
こうして見ると、カットって大事ですね。脚本の意図が正確に伝わるも伝わらないもカット次第。
おちょやんにもディレクターズカット版があったら、いま見てるのと違った味があるかもしれません。見てみたいわ。

234
白い鳩
ID: ilzRQmqzS8 
2021-03-21 20:14:50

233さん、おっしゃる通りですね。
カットして欲しくないところをカットし、して欲しいところをそのまま放送したり、とかあるので、制作スタッフの責任は結構重要ですね。
近作では「半分、青い。」で北川悦吏子さんが渾身の思いで考え付いた神台詞がきれいにカットされていた、「スカーレット」で武志が離婚後の八郎と口論になり喜美子が「お父ちゃんは分かってくれる。安心し」と言ったところがカット、「あさが来た」で炭鉱爆破犯の松造が新次郎に付き添われ警察に出頭、成澤の女子の大学校開校式挨拶がカット等。「とと姉ちゃん」の西田征史さんはカットされたために素っ飛ばしと批判されたと愚痴。
ディレクターズカット版があれば本当にいいですね。

235
白い鳩
ID: QGdRlBHRng 
2021-03-22 10:02:32

朝ドラの制作統括又はプロデューサーは慶應義塾の湘南藤沢の現役学生が好きですね。葵わかなさん、二階堂ふみさんに次いで今日は松島寛治役の前田旺志郎さん。大阪出身だから関西弁は上手いものですが実年齢の20より若い少年っぽさ幼さを上手く出してると思います。子役出身だからででょうか。藤山寛美さんがモデルらしいですね。お子さんが現役で活躍されてるので変な描写はできませんね。二代目渋谷天外さんがモデルの一平もですが。過去に「カーネーション」でヒロインにモデルとなった方の娘さん方から「あれはお母ちゃんとちゃう」と注文が入ったことがありましたし。
畳にこぼしたご飯を洗って干すところ、戦争ごっこの好きな一福と時代考証は割と正確だと思います。子供のいない千代は寛治が可愛くて仕方ないと言う感じですね。
まずは無難なスタートで安心しました。

236
白い鳩
ID: QGdRlBHRng 
2021-03-22 11:47:34

追加です。
千代が寛治を可愛く思うのはサエを神格化していたように、ヨシヲの理想像を寛治に求めているのかもしれません。

237
名前無し
ID: 1rtqt0nKFK 
2021-03-22 18:33:40

テルヲが逝って5年、結婚して8年経ちました。
子どもはいないけど何とか楽しくやってるという千代の言葉にひとまずホッ。この8年間は、結婚生活はまず大過なくいってたということですね。
でも、劇の方は例にもれず戦意高揚に沿ったものとなり…これからいろんなことが動きそう。

238
白い鳩
ID: QGdRlBHRng 
2021-03-22 21:02:10

237さん、ご投稿ありがとうございます。
時局柄、家庭劇も戦意高揚ものになるのでしょうね。あの時点で反戦平和を言う人は市井にはなかなかいなかったと思います。
ほっしゃん。がか弱い高齢者なのに実は怪力とか健脚と言うのが笑いを取るツボのようですね。
寛治を我が子のように見守る千代の眼差しがいいですね。

239
白い鳩
ID: pQfWtjE8WC 
2021-03-23 12:41:25

いやいや、低視聴率にもかかわらず、却って重厚な作品に仕上がってきました。過去にはプッツンして投げやり感丸出しの脚本演出になる作品もあったのですが(ローカルルール上、具体名や示唆は一切控えます)、脚本家と製作スタッフの熱意に敬意を表します。

悪戯っ子のひょうきん者の少年ですが小暮と高城百合子が来た時に見せた暗い思い詰めた表情、前田旺志郎さんの寛治がいいですね。子役さんだとあの微妙な表情や仕草はできないでしょう。相手の感情を察するのに機敏です。福富で軍歌に喜んだりトランペットを壊してしまったのは場を和ませたい寛治なりの思いやりでしょう。ひょうきんを装ってるようで根もひょうきん者なのだと思います。
お母ちゃんと寛治に呼ばせたい千代と、トランペットを一福に愛用させたい福助。親のエゴだと批判する人もいると思いますが、私は見ていて千代と福助の気持ちが手に取るように分かりました。家族愛に飢えた幼少少女期を過ごした千代。一方、軍歌に憧れ戦争ごっこが好きな一福を案じる福助。でも焦れば逆効果。そんなことも寛治は少年なのに見抜いてるのですね。他人の中で暮らし気遣いしてきたのが垣間見えます。
特高に追われる小暮と高城百合子でしょうか。プロレタリア演劇にでもかかわったのでしょうか。岡田嘉子と杉本良平がモデルと言われてますが史実通りにするとは限りません。「エール」では千鶴子のモデルは戦前に自殺したのに戦後も活躍、藤丸とプリンス久志が結婚してるくらいですから。
ドタバタ長屋劇にせず重厚な感じに仕上てきたので今後も楽しみです。テルヲは極悪ぶりを悔い改め天上世界で道化として千代を見守ってるような気もしました。千代に早速叱られてましたが。

240
白い鳩
ID: pQfWtjE8WC 
2021-03-23 22:30:43

皆さん、深くお詫びします。
規約、ガイドライン順守でローカルルールに抵触しなければ何を書いてもいいのか。違いますね。ここはいろんな作品のファンが集う場所です。皆さんに気持ちよく利用してもらわねばなりません。
にもかかわらず、私は今朝の投稿で、
>過去にはプッツンして投げやり感丸出しの脚本演出になる作品もあったのですが

と書いてしまいました。作品名や示唆がなければいいのか。違いますね。ネガティブなコメントは作品名や示唆がなくても書いてはいけませんね。全ての作品は脚本家や製作スタッフが精魂傾けて作っているものです。私のコメントは極めて不適切なものでした。
今後は感想を書く際にもなお一層の注意をしドラマの前向きなコメントに徹しようと思います。誠に申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。

241
名前無し
ID: NiSfBKKQLY 
2021-03-23 23:33:02

いえいえお気になさらず、それぐらい筆のすべりのうちですわ。あんまりガチガチに縛りすぎるのもかえって書きにくくなるかもしれないので、ゆったりまいりましょう。

昨日ゆっくり見られず、今日も夜おちょ視聴となりました。なんかいろんな人が出てきましたね。どんな話が展開していくのかちょっとドキドキ。
寛治も高城さんも小暮さんも、それぞれモデルがいるようですが(これは言わぬが花かな)別に実名を使っているわけではなし、大筋を押さえたら、あとは自由に創作してもらいたいと思いますね。それでいくと、一平が、千代が寛治に一生懸命になっていると愛おしそうに大山社長に言ってくれたのは、うれしいことでした。

千代ちゃんの寛治への「お母ちゃんとお呼び」攻勢は、かわいいと同時にちょっと切なくなります。あの子だくさんの時代、友だちにも近所にもかわいい子どもがいて、千代はときどき寂しそうな顔してましたし。寛治もなんかいちもつもってそうな子だし、このあたりも、どうなるんでしょう。

242
白い鳩
ID: pQfWtjE8WC 
2021-03-23 23:52:45

241さん、ご投稿ありがとうございます。また、私の不手際もお気遣い頂きありがとうございます。

そうなんですよ、千代が寛治に「お母ちゃん」と呼んで欲しいのが強引でしつこいのですが、それが亡き母サエは神々しい神様のような存在になってしまい、家族が仕事と仲間と芸妓をあげてのどんちゃんに終始の一平だけでは寂寥感もあろうと言うもの。少年の寛治には迷惑この上ないのですが、千代も寛治と共に成長していく話で、私個人はおおらかに応援してあげたいですね。寛治は前田旺志郎さんで正解ですね。何か隠してそうだし小暮らが来た時は思い詰めた暗い表情でしたが天性のひょうきんさと明るさは前田さんだからできる業だと思います。「いだてん」ではオリンピック村で女子水泳選手に体が反応してトイレに駆け込む役でした。
一福の戦争ごっこにお祖父さんの福松も千代も宗助も応じてましたが福助のトランペットを強要する必死さは何か感じるんですね。戦争ごっこから何とか気をそらし音楽の世界に目を向けて欲しいような。まだ、軍楽隊にでも憧れてくれたなら良かったのですが、銃で敵を倒して喜んでましたからね。どうなるんでしょうか。

243
白い鳩
ID: gQowMeNc1a 
2021-03-24 21:32:18

重い題材をぶち込んできましたね。
岡田嘉子と杉本良平のソ連亡命劇にヒントを得て、高城百合子と小暮が特高に追われ道頓堀へ。そしてソ連に向かおうとする。
小暮は鶴亀京都撮影所の頃は地味だと千代に言われながらも感傷的でヒューマンな人情ものを書いてましたね。一方の百合子は束縛を嫌い自由を謳歌するのは道頓堀を去った時も京都撮影所を去った時も。史実の人物は以前から共産主義に傾倒してましたが、小暮と百合子には片鱗も見られなかったが、医療が無料のソ連は小暮にとって貧しくて医療を受けられない人の救済には魅力的だったのでしょう。その辺の説明が欲しかったかな。百合子はソ連の演劇に傾倒していたのでしょうか。
千代は無知ですが昔のよしみで助力を買って出た訳ですね。一平と寛治はヒューマンな小暮の考えに共感したかのよう。
特高が家宅捜索。絶体絶命のピンチ。明日の展開が気になります。これ、ちゃんと回収して欲しいです。小暮と百合子はそれっきり、はないと信じます。

244
名前無し
ID: oD0Ur2C/xJ 
2021-03-24 23:45:54

寛治のいる天海家の雰囲気が好きです。一平は家庭劇の座長として以前よりも貫禄と落ち着きがみられますが、千代が座員のお世話をしながら日々の家事をこなしてくれている安心感もあるのだろうと思います。そんな二人の暮らしに短期間の予定で居候することになった寛治の、明るさと陰り。一つ屋根の下で繰り広げられる日常と、一人一人が抱える事情と、時代との交錯。
小暮さんと百合子さんの今後も気になります。

245
白い鳩
ID: O4jC/KuzAK 
2021-03-25 07:43:19

244さん、ご投稿ありがとうございます。
前田旺志郎さんがいいですね。お笑いやってた子役の片方の方と言う程度の認識だったのを恥じました。「いだてん」の水泳選手役もクドカンさんの下ネタをきちんとこなして今回もひょうきんな日頃と思い詰めた時折見せる表情のコントラストが抜群です。
慶應義塾の湘南藤沢にも葵わかなさん、二階堂ふみさん同様、AO入試ですが合格されたのも努力家なんでしょうね。

246
白い鳩
ID: O4jC/KuzAK 
2021-03-25 11:47:35

私個人の感想になりますが、今日は特高の描写だけならファンを辞めてます。「おちょやん」はテルヲの死でもギリギリまで見る側に考えさせ、最後はあっと言う手法で感動に導きました。
今日も押し入れから寛治が出てきただけならまだしも千代が土下座して芝居用の陸軍勲章で、寛治が千代と陸軍某将軍との隠し子だったと言う見え透いた下手な三文芝居に特高ともあろう者が「あっそう」で引き返し本当に落胆したが、やはり「おちょやん」は違う。
こう言ういい人千代が寛治は大嫌いなのだ。お金を盗んでも寛治には善意で好意的に立ち振る舞う千代。これが偽善者に見えて仕方ない。千代は悲しい。寛治は知らないが千代の方がもっと辛い目にあってきた。テルヲは毒親だったしヨシヲは極道に落ちぶれ自分を恨んでいる。それでも懸命に生きてきた。千代が寛治にどう接するか、テルヲの死と同様にこの作品のファンを続けるか辞めるかの正念場だ。私はきっと今度も感動的な舞台が用意されていると信じている。

247
白い鳩
ID: 4Vmy/dTaCC 
2021-03-26 10:32:03

やはり、私は「おちょやん」ファンなんだなあ。無理にこじつけた賞賛はこのスレが「本心で」「おちょやん」を応援するファンスレだから辛口のことも何度も言ってきたけれど。
今日の回も見ていて涙出たよ。

千代と一平が改まって寛治を呼び出し自分語りを始める。視聴者としてはあらすじの反復で退屈だが寛治の目線で見ると、仰ぎ見る天上の存在だと思ってきた家庭劇の座長夫妻が(東京の雑誌社の取材をテルヲの騒動の時に受けていた描写から著名人で世に知られていると分かる)自分の弱さ脆さを隠さずに吐露し、育て親としての上から目線でなく仲間としての感情の共有を訴えかけてくれた。そして「無理に笑わんでええ。泣きたい時は泣いたらええ」。自分を良く思ってもらおうと、自分を良く見せる必要はないのだ、胸襟開いて何でも話そう、私達は家族なのだから、孤独で寂しい思いをしてきた同志なのだから、と言う訴えかけ。そう言って、千代と一平と寛治が抱き合う場面。素晴らしい人間賛歌だ。辛い思いをしてきたからこそ共有し合える世界なのだ。
そして、一平の「人生双六」は松竹新喜劇の藤山寛美さんの演目の十八番。一生懸命働き頑張って生きていれば必ずいいことがある。そう訴えかける舞台上の成田凌さんがとてもいい。現実はドロドロした世界だが舞台上で辛い暗い過去を背負っても明るい希望があると目を輝かせ訴える一平が素晴らしい。「キューポラのある街」「若者たち」の世界に相通じるものがある(個人的には「ひよっこ」もそう)。
しかし、時代は暗い方向へ。太平洋戦争開戦を無邪気に喜ぶ岡安や家庭劇のメンバーの中で静かだったご寮さんと旦さん。千之助と一平に至っては憮然とした面持ちでこの先の出征や空襲で日本が受ける辛く暗い過去を見通したような表情が印象的だった。愛国ものの芝居に携わった一平や千之助には皮膚感覚で言いようのない虚しさを感じたように思えた。
「おちょやん」、やはり良い作品だと思います。

248
Lの一族
ID: sPzFOqU9WD 
2021-03-26 11:40:30

子供の問題行動というものは本当に自分を大切にしてくれるのか
大人を試すためのものと聞きました。
下の子が生まれた時の長子の赤ちゃん返りも引き取られた子供が養親に対して攻撃的になるのも、そこから来ているのだと。
寛治君にとって父親の冷たさがよほど答えたんでしょうね。
芸の道に精進するなら仕方ないということでも、その厳しさを
受け止められなかったのでしょう。
お母さんがいなかったようですし、甘えさせてくれる存在が
なかったなら相当きついことだと思います。
小さい頃は十分に愛情を与えても芸の道に進む子には厳しくするのは当たり前でも人一倍甘えん坊だった寛治にはきつかったのだと思います。
寛治がもともと芝居が嫌いだったらそれほどこたえることもなく、逃げ出してしまったのでしょうけれど、好きだからこそ頑張ってでも認められなかった悔しさ情けなさは相当なものだと思います。
我々は舞台の上の役者さんしか見れませんが、舞台を降りた役者さんには人に語れぬ苦労があるんですね。
ましてや世襲の世界。生まれた時に載せられたレールは決して平たんではないということなんですね。
「おちょやん」には歌舞伎界や新喜劇の方など、お家芸を継ぐ人たちがたくさん出ているからこそ、寛治の話はリアリティがあるなと思って今週見てきました。

249
白い鳩
ID: 4Vmy/dTaCC 
2021-03-26 12:06:21

Lの一族さん、ご投稿ありがとうございます。
「親父が死んだ時、心の中で万歳三唱したわ」と言う寛治。
でも、テルヲを見てきた千代、初代天海と別れたその母を見てきた一平だから屈折した寛治の気持ちが理解できたのかもしれないですね。
ホームドラマのようなできた家族関係でない複雑な家庭環境に育った人間のそれでも人を信じて前を向いて生きる生きざまを描く「おちょやん」が私個人は気に入ってます。

250
名前無し
ID: IRbI.zMnq2 
2021-03-26 19:32:05

寛治をやってる前田くん、いい役者さんですね。繊細な感情表現に見入りました。まだ若いので、これからもっと成長していきそうです。
今日は、一平が千代との深い絆をはっきり寛治の前で表明し確認してくれたようで、うれしかった。千代と見かわす目と目もしっかりと強い信頼があって。そこへ寛治も加わって、強く三人が絆で結ばれました。
二人が傷をなめ合う同士の脆い関係、結婚生活だったらどうしようと、いつも千代の立場に立ってはらはらしながら見ていたので、最近の一平の成長ぶりしっかりぶり落ち着きぶりはうれしい。小暮たちが発つときも、見送る千代の肩をしっかり抱いていてくれたし(そこへ流れるカチューシャの唄がまた泣かせました)
やっぱり、私は、千代ちゃん応援団から離れられそうにありません。これからも応援し続けますわ。



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