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101
Lの一族
ID: GP06y1LLGw 
2021-02-27 10:41:07

倉悠貴さんたしかに山田さんに似ています。
パッチリお目目のばっちりイケメン目元涼やかお鼻がきれい。
失礼しましたタガが外れているところをお見せしてしまいました。
倉さんはおそらく見ている人はわずかだったであろう、BS12の「カレーの唄」に出ていまして、そこでも「衝撃的な登場の弟」でした。
しっかりお顔がインプットされていましたので、おちょやん予告で一瞬の登場でも気づいちゃいました。
もちろんお顔だけじゃなくややこしい立場の役をしっかりこなす方だなと思います。
これから活躍の場も広がるでしょう。
ともあれ「おちょやん再登場の時はどうか千代ちゃんを笑顔にさせて」とお願いしています。

102
名前無し
ID: AqHmC/CLeD 
2021-02-27 11:20:15

小暮を演じた若葉竜也さん、もちろん一平の成田凌くん、そして、この倉くんと、「おちょやん」は、いいキャスティングしますねえ。
はではでしくイケメン登場~!と鳴り物入りで喧伝するでもなく、さりげなく、深い配役で、しかも実力のある俳優を配置。
こういうところにも、制作の力を感じます。

103
白い鳩
ID: .rsI4nn9qe 
2021-02-27 11:59:23

100さん、Lの一族さん、102さん、ありがとうございます。
こちらも午前中から感動してしまいました。「おちょやん」は作品そのものもですが、見た人の感想でより一層に感動することが本当に多い作品です。
皆さん、女性の方なのか、イケメン男子に注目ですが、男性の私は真理役の吉川愛さん、みつえ役の東野絢香さん等もとても魅力的でした。タカラジェンヌも大勢いましたね。タカラジェンヌは歌唱力も抜群なので何か一曲歌って欲しいと個人的には思っています。

104
名前無し
ID: AqHmC/CLeD 
2021-02-27 12:12:53

私は、今回が倉くん初見でしたが、やっぱりドラマ出演の下地はあるんですね。見てみたい気もします。デビュー間もないから、そんなに出演作はないだろうけど。
昔は、朝ドラといえば新人女優の登竜門でしたが、最近は男性俳優が人気化するきっかけになることが多いですよね。倉くんも、ここから人気が出るといいですね。
あ、若葉さんも忘れてません! 成田くんはもう言わずもがな。 

主役の花ちゃんを置き去りにしてましたが(笑)、彼女については今さら言うことはないです。
今週の凄い演技については、カリスマ的との評もあるようで、朝ドラで長期間たっぷりとその才能を見せることができる機会を得られたことは、キャリアの長い彼女にとっても、そして見る側にとっても、ラッキーですね。

105
白い鳩
ID: .rsI4nn9qe 
2021-02-27 18:04:24

104さん、いつ頃からでしょうか。
朝ドラに出演のヒロインばかりか夫役や恋人役、家族等の周囲の脇役の俳優女優までブレイクするようになったのは。昔はヒロインでさえ、それっきり、と言う時代もあったのに。「カーネーション」の綾野剛さんはたった3週間のみの出演で大ブレイクですからね。倉悠貴さんも将来楽しみですね。
若葉竜也さんも爽やかな好青年ぶりが印象的です。成田凌さんは演技が素晴らしく向上した感じを受けますね。
杉咲花さんは「とと姉ちゃん」も良かったけど、大河「いだてん」で魅せてくれましたからね。朝ドラヒロインに選ばれても何らおかしくないと思います。

106
名前無し
ID: BtB22tGfrv 
2021-02-27 22:18:08

女優さんについては、妹役→後の主役、というのが朝ドラではすっかり定番化しましたね。NHK、内規でも作ったのかい?というぐらい(笑)
杉咲さんは、その中でもトップレベルの才能だと思います。
ちなみにですが、彼女を見てると、若いころの大竹しのぶさんを何となく思い出すんです。彼女も典型的な憑依型で、いったん役が憑依すると、眼光鋭くまったくの別人になり変わります。一種の天才ですね。
花ちゃんは、天才とは言わないまでも、天賦の才にあふれている、といった感じ。
それに吸引力がすごい。彼女の感情あふれる静的な演技を見てると、ぐくいーっと引き込まれるものがあります。
話はちょっとそれますが、同じ吸引力と才能のある若手女優さんとして、清原果耶ちゃんがいます。「なつぞら」に妹役でちょっと出ただけでしたが、目が吸い寄せられるようで、「これは絶対主役で出てくる!」と思ったら、やっぱり次の主演に決まりました。彼女も期待しています。
横道すみません!

107
白い鳩
ID: .rsI4nn9qe 
2021-02-27 22:50:33

106さんのおっしゃる通りですね。
高畑充希さん、土屋太鳳さん、杉咲花さん、清原果耶さんがそうですね。古いところでは「マー姉ちゃん」の田中裕子さん。
杉咲花さんは頭の回転が速い印象を受けます。あるいは言語能力に長けている感じ。
あれだけ早口で関東で生まれ育った人がネイティブ並みの関西弁を披露するのは朝ドラだと石原さとみさん以来でしょうか。
ドラマに関係してるので横道でなく本通りですよ。これからも思ったことを投稿して下さいね。

108
名前無し
ID: wk/mMqvKqj 
2021-02-28 11:04:50

子どもの頃の千代は自分の境遇を受け入れるしかなく、泣くことすらできないのだろうなと思いながら見ていました。それがヨシヲと再会した週の話では、静かに流れる涙や、言葉にならずに嗚咽する、心の奥に溜めていた想いが吹き出す場面が多く、ヨシヲへの長年の思いを痛いほど感じました。

ヨシヲが良くない仲間のもとにいることを知っても、千代はどこまでも姉の目線で、ヨシヲの善を信じて接していたように思います。もはや住む世界が違うと、諦めてしまうこともできたかもしれないのに。それは自分を支えてきたものを失う怖さもあったからで、今この時を逃したらいけないという、個人でできることに限界がありながらギリギリの感情で動いていたと思います。

だから、一平や千之助や大山社長が、それぞれの立場で動いたことが助けになりました。

ヨシヲのお腹がグーッと鳴って茶粥を作るところは、竃の火がパチパチと響く静かなシーンで、懐かしい味や香りが、ヨシヲの記憶や優しさを引き出してくれるような気がしました。
姉と弟、二人だけのシーンが10分ほどあったでしょうか。
姉と自分との間に引いた境界線を解き、姉やんの迷惑になることを避けるべく去ったヨシヲ。
千代にできるのはそこまででしたが、母の思いが込められたビー玉を渡していましたね。これからのヨシヲの心の支えになってくれるといいなと思いました。

109
白い鳩
ID: ngeBIQ66Q/ 
2021-02-28 16:59:47

108さんの感想を読んでとても感動しました。本当にここに来られるファンの皆さんの感想は「おちょやん」自体以上に感動的な思いやり溢れ読む人間の心を動かしますね。
おっしゃる通り、千代はヨシヲと出会ってから本音丸出しで肉親の情を包み隠さずさらけ出しました。それは必ずしも理性的でなく自分と弟だけの世界で自己中心的で刹那的ではありましたが、私には辛い思いを封印し岡安や鶴亀では明るく元気に振る舞ってきた千代を思うと何ともいじらしかったです。
いったん、悪の道に足を踏み入れると元に戻るのがいかに困難か、どうしようもできない千代の無念と悲しみを同じ家族愛に恵まれず孤独な環境に育った一平が良き理解者として千代を抱きしめる場面はどんなラブシーンより気高く荘厳に見えました。
やがて一平の心を描く週もあるでしょう。この二人が結婚したなら史実通りにはしないで生涯仲睦まじい夫婦であって欲しいと思います。

110
名前無し
ID: 3DwoLogIjw 
2021-02-28 17:06:27

来週の予告を見ながらまたムフフ……と期待で笑ってしまいましたよ。週ごとの盛り上がりがすごいですね!
ここのところ泣いてばっかりです。

111
名前無し
ID: II4.m59sM. 
2021-02-28 17:51:32

私もです。今週は涙腺がおかしくなったかと思うほど毎日涙を流しっぱなしでした。総まとめでまた涙。ドラマ見てこんなに泣いたのは何年ぶりでしょう。
一平がそばにいて、今度こそ崩れ落ちそうな千代を抱きしめてくれましたが、「一人やあらへん。俺がおる」という言葉がまたどこか寂しくて。
どちらも家族には恵まれず孤独。でも、一平は、もしかしたら千代ほど周りから愛情注がれる経験をしていないかもしれません。千代にはまだ、岡安という第二の家とも言える温かい場所がありました。
家族の愛を知らんから芝居をする、と言っていた一平。
しっかり千代を抱きしめながら、「俺も一人や」という心の奥の声がかすかに響いてくるようで。

112
白い鳩
ID: ngeBIQ66Q/ 
2021-02-28 18:50:48

110さん、111さん、その通りですね。
予告編はネタバレに当たると言うローカルルール上、書けないですが、今週も後半は泣かされる展開ですね。
千代も一平も朝ドラ特有の幼馴染の友人がいませんね。千代が奉公に来てからはみつえが千代の友達になってくれましたが。
家族愛の素晴らしさを歌いあげるのは二つの方法があると思いました。
今の大河「青天を衝け」の大森美香さん脚本「あさが来た」、製作スタッフの菓子浩・福岡利武制作統括、黒崎博チーフ演出、板垣麻衣子プロデューサーのチーム「ひよっこ」。家族愛を前面に押し出し温かく優しい。私は大ファンで大好きです。
もう一つが「おちょやん」です。正反対に幼少時より家族愛のない劣悪な環境にも負けず精一杯生きる千代と一平。だから、家族への憧れがありお互いに理解があり魅かれ合う。千代と一平の先週ラストの抱擁は男女の恋愛を超えた魂の絆だと思いました。一平の千代のような場面もいつか来るでしょう。
「おちょやん」は題材が暗いので視聴率が悪いが、識者からは高く評価され権威ある賞の受賞もあるのではないか、と私個人は思っています。

113
名前無し
ID: II4.m59sM. 
2021-02-28 22:59:58

折り返し地点を迎えた今回。
私のあまっちょろいドラマ的展開の期待など、一蹴されてしまいました。
リアルな背景、リアルな言葉の積み重ね。現実の重さを丁寧に見せようとする揺るぎない姿勢。家族愛がテーマだけに、そこに少しの緩みも入れまいとする誠実さ、そして厳しさ。そして、それを体当たりで具現化していく俳優たち。すごいドラマだと思いました。
千代、一平、そしてヨシヲ。彼ら三人の行動も言葉も思いも、すべてすべて腑に落ちました。それは、今まで綿密に心を込めてドラマがすべてを描いてきたからです。

ヨシヲを生きる支えとし、ヨシヲのためなら死んでもいいと言った千代。それは、残酷で浅ましい父親とその絶縁によって心に深く傷を負ったからであり、記憶の中の純真無垢な弟の姿(幻影といってもいい)にひたすら寄りかかったためでした。
「あれがヨシヲや。おまえが思い描いていた理想の弟はもうどこにもおらんのや」。そんな現実など、千代にはとっくにわかっている。でも、それでも信じたい、このままヨシヲを失いたくない、自分もダメになってしまう…。千代のなりふりかまわぬヨシヲへの説得。千代が哀れで泣けました。

岡安に連れ帰って、支えてくれる人がいると安心させようとしても、良心に訴えても、優しさに訴えても、ずっと千代の支えだったことを打ち明けても、助けられなかったことの許しを乞うても、思い出の茶粥を食べても、ヨシヲを引き止めることはできなかった。
ヨシヲがもらって食べたお握りは、彼にとっての家がどこになったのかの象徴でした。そこは、彼が千代と過ごしたよりはるかに長く過ごした場所であり、もしかしたらそれで初めて情というものをかけられた心安らぐ場所だったかもしれない。そこ以外にもう生きることはできない。そして、千代もついにそれを受け入れざるを得なかった。この現実の哀切さ。

でも、一平の諭しもあって、幼い頃の姉との日々を思い出し、ヨシヲは表情が柔らかくなった。姉への情愛、感謝、謝罪の気持ちも表れ、涙ながらに別れたことがせめてもの救いでした。どうか、母=ビー玉のお守りが、「あんたは何があってもうちの自慢の弟や」という千代の最後の言葉が、これからの彼を守ってくれるようにと祈ってやみません。

114
白い鳩
ID: ngeBIQ66Q/ 
2021-02-28 23:50:47

113さん、素晴らしすぎる。ここのスレは珠玉の善意や思いやりの集まりのようですね。
そうなんですね。「おちょやん」は描いてる世界にはごまかしがなく、リアリティーで厳しい現実が付きつけられます。極貧だけど心豊かで笑顔の絶えない一家、任侠道の男前のヤクザ、クリーンな興行界、千代の説得でたちまち善良ないい人に変身のヨシヲ、そんな大嘘のごまかしのお花畑のような展開は「おちょやん」にはありません。一平の実母役も発表されていますが、感動の再会になるかは、この脚本家では分かりません。
その辛すぎる現実に千代と一平は暗い闇を抱えながらも真人間として前を向いて精一杯生きてきました。救いは岡安、福富、カフェ・キネマと言った周囲の人達が善良ないい人ばかりだと言うこと。そうでもしないと本当に気の滅入るだけの作品になってしまう。
周囲の善良な人に支えられ、自分の家族のことで辛い思いを共有し次第に魅かれ合う千代と一平。朝ドラの恋バナでなく友情でもなく、魂の固い絆のように千代と一平の抱擁が思えました。
それは逆説的な意味で、家族愛の素晴らしさを歌いあげ見る人の心に訴えかける素晴らしいヒューマンなメッセージに思えるのでした。

115
白い鳩
ID: /LzvfMHZGM 
2021-03-01 09:33:40

千代との魂の絆の感覚が恋愛感情に発展してしまった一平。千代を異性として意識するから引っ越しですか。さっそく料理を作りに駆けつける鶴亀家庭劇の元ミュージカル女優の石田香里ですが多数の来客の世話に嫌気がさして出て行ってしまいます。興行界の男性は自宅に大勢の人を招くこともあり一般サラリーマンのようには行きません。そこへ行くと、千代は岡安でお茶子をしたり女中仕事もし、カフェ・キネマで女給の経験もあるので男性客のあしらいも上手いですね。

鶴亀家庭劇の仲間も気持ちよく千代を許してくれました。千之助は例によって仏頂面ですが、陰ではいろいろ一平や千代の助力になっていることがままあり、謎めいた人物です。
大山社長、中村雁治郎さんだけに重厚感が半端ないですが(四代目坂田藤十郎と扇千景の長男で成駒家御大)、一平は二代目天海天海襲名を蹴ります。母は幼少時にいずこへとなく去り、父の天海からは小学校も満足に行かせてもらえず、千代とは違う意味で家族愛を知らずに育ってきた一平。複雑な気持ちは分かりますが、あまりにピュアで大人として大山社長の顔を立てることができないんですね。
さあて、今週は一平の家族とのこれまでの家族との確執が描かれるのでしょうか。千代も一平も幸せな家庭を築いて欲しいと願います。

116
名前無し
ID: lpVgfnAVrR 
2021-03-01 11:57:32

おーそうきましたか。
一平、ここで一気に爆発しちゃったんですね、そうかそうか、ふふふ。
今日は夜しか見られないので、それまで楽しみにしときまーす。

117
名前無し
ID: YAXOXr.ngf 
2021-03-01 20:32:56

突然のプロポーズからの二人のぎくしゃくぶりに笑った。周りも加わっててんやわんや(笑)
編集もノリノリで、このところ、ずっと悲しい気持ちが続いていたので、こういう気分転換もいいものです。

しかし、まじめな話をすると、弟のことで心が千々に乱れているまっ最中に、我慢できず「一緒になれへんか」はないよ一平。
千代がどんな気持ちになるか考えたか。
(もしかして40回分カットされたためにギュッと凝縮短縮したのかもしれないけど)
それに、プロポーズの後、なんて寂しそうな顔をするのか。「お前は俺と一緒や」という言葉の意味がわかってるのか。

そこはかとない不安を感じますね。これ以上、千代の泣く顔は見たくない。
今のところ、一平の様子を見ると、千代に対して甘やかな気持ちになっていて、千代の気を引きたいのは確かなよう。千代につんけんされてあたふたするのもかわいい。
そのうちいいムードになってくださいよ。じゃないと見る者も浮かばれません(笑)

さて、襲名お断りの爆弾発言が、明日はどう出るか。

118
Lの一族
ID: yU3BrDvlSZ 
2021-03-01 20:57:37

おちょやんファンスレのファンです。
ここに来るとあったかい。
お茶の間のこたつみたいです。
感想書かずにごめんなさい。
読んでると幸せな気持ちになってしまいます。

119
白い鳩
ID: /LzvfMHZGM 
2021-03-01 21:58:41

116さん、今週は一平の週っぽいですね。千代と共通の家庭的に孤独な一平の素顔にどこまで迫れるか、ですね。

117さん、一平は家庭的に恵まれなかった自分に千代が似た境遇なので、どんどんのめり込んでいってますね。でも、千代は一平に友情はあってもそこまでの感情はない。一平の家庭のことをよく知らないからですね。以前、千代は「お父ちゃん(天海)のことはよう言うけど、お母ちゃんのことは言わへんな」と聞いた時、一平は触れて欲しくない、と言う表情をしてスルーしました。この辺がボタンの掛け違いでギクシャクするのですが、一平が千代の家庭不和をよく知るように、千代もやがて一平の家庭的な孤独感が分かった時に二人の恋は成就すると思います。小暮と一平はどちらも好青年ですがそこが微妙に違うと思うのです。
一平の新居で石田香里は「うちは仲居やない」と怒って出ていきますが千代は経験上、接客上手で無器用な一平とは丁度釣り合ってる描写がありました。世話女房なのですね。来訪者も多い座長の妻にはぴったりじゃないですか。さりげなく入れた上手い描写です。

Lの一族さん、「おちょやん」の描く世界はリアルで暗い面が多いです。でも、それをたくましく生きる千代と一平は岡安や鶴亀家庭劇、カフェ・キネマの人達など人の好い優しい仲間に囲まれて、絶望や悲哀があっても乗り切れる温かな心の持ち主なのだと思います。「おちょやん」は表面の暗さとは真逆の優しい温かな世界が広がっています。だから、純粋な「おちょやん」ファンの皆さんの感想はドラマ以上に感動的な思いやりと優しさに溢れた世界なのだと思います。

120
名前無し
ID: Ab2oyKEUJT 
2021-03-01 22:10:46

京都にいた頃は「お互いの苦しみはわからない。」と言っていた一平が、家庭劇諸々を経て、千代に対して「一人やない。」と言い、「一緒にならへんか。」と言うまでになりました。
苦しみも他の感情も、二人なら分かち合えると感じるに至ったということでしょうか。

香里さんがいても他の女性が何人いても、一平の嗜好を知っていてそれをタイミング良く差し出せる千代は、側にいて最も自然でいられる存在なのかもしれません。
ただ、一平は来る者拒まずの傾向があるかもしれず、千代としてはどう対応していいのやら、戸惑ってしまいそう…。まだまだ何ともいえないですね。

大山社長は以前から一平のことを“二代目”と呼んでいたと思います。
襲名を断る一平でしたが、父親とは異なる方向に道を開きたい、という気持ちなのでしょうか。

今日は家庭劇の人たちが千代の弟の事情をある程度わかってくれた様子だったのが良かったです。

121
名前無し
ID: aWMoSGuLBR 
2021-03-01 23:16:27

「お前は俺と一緒や。だから一緒になれへんか」と言われるより、
「お前は俺とは違う。だから一緒になってくれへんか」と言われたほうが、千代のためにはうれしい。

122
白い鳩
ID: /LzvfMHZGM 
2021-03-01 23:18:31

120さん、おっしゃる通りですね。私の言いたいことを上手く文章にして頂き、ありがとうございます。
ここからは私個人の思いですが襲名披露を断ったのは父親の天海への反発もあると思います。茂山宗彦さんが演じてるから一見良き父親に見えそうになるのですが(テルヲをトータス松本さんが演じる時も中の人の善良さが出てしまうのと同じ)、小学校にも満足に通わせず、母と何らかの理由で離縁した可能性ある天海の跡取りなんか、真っ平ごめん。その辺が千代の父親への思い、母親への思いに見事にオーバーラップしている気がするのです。

千代も一平も家庭的には不幸でしたが、岡安や鶴亀家庭劇の人達が良き理解者なのが救いです。千代にはカフェ・キネマもそうですね。

123
名前無し
ID: ykIot9wyFA 
2021-03-02 19:28:07

こちらに挙げられていたほっしゃんこと星田さんのブログをちょっと見てみましたが、たいした文章家ですね。
それに、書いてある演技論が高度すぎてついていけない、というか、ここまで詳細綿密入念に役を考えて作り込んで演じているのかと、少々畏敬の念さえ抱きましたわ。

今日の花ちゃんとの二人の場面は、実は最初の方で撮っていたもので、そのときが初顔合わせだったとか。いやいやいや、見えない見えないって。
しかも、脚本に書かれたその先はアドリブ合戦となり、最後は花ちゃんがほっしゃんの胸ぐらをつかんで終わり(笑)すべてばっさりカットされたとか(笑)
花ちゃんの習得した上方弁の見事さに感嘆し、演者としての今後のの期待感にわくわくだったそうで、こういう役者同士が火花を散らす裏話も面白い。
ドラマへの理解や関心も増します。いろいろ知りたいな。

124
白い鳩
ID: 9oBA7MW1y. 
2021-03-02 20:14:24

123さん、私も先ほど、ほっしゃん。のブログを見てきました。ドラマの解説をこれだけ丁寧にされる俳優女優は「あまちゃん」からPCを購入しネット視聴の私も知らないです。単に長文だったとかオフの収録現場での裏話を書く人は結構いましたが。無関係の私事ばかりの人も多かったです(苦笑)。
千代の「何が分かったんだす?」で杉咲花さんがアドリブを仕掛けてきて千之助も「分かってるって分かったんや」と即座にアドリブで返すほっしゃん。も凄いですね。

一平の千代への求婚は家族愛のない心の寂しさを共有する千代と埋め合わせようと言うものに感じられ、仮に結婚したとして長続きするものかが不安要素ですね。小暮にない千代の辛い環境への深い共鳴の長所がある代わり、小暮にある幼少時より家族愛に囲まれ育ち有する包容力のようなものが足りない感じがするのです。

みつえと福助の児戯に似たアホ臭い夫婦喧嘩から「母親による説得」を思いつく千代ですが、ヨシヲの時と同じで家族への情愛が深い分、一途で思い入れが強く理性的判断でない感じが出ています。千代を離れ第三者的に考えると、決して脚本は千代をパーフェクトな女性に描いておらず、今回も「知らぬが仏」「言わぬが花」と言う言葉が思い浮かばない千代。一平の心は却って傷つく場合もある、と言うことを分かっていれば、一平を連れずに自分一人で京都へ行けばいいのに、と思います。でも、その欠点は千代の愛すベき良いところ。自分の母への思慕と美化されたイメージを千代は一平にも当てはめ、一平が襲名し鶴亀家庭劇が存続すること、母子が感動の再会で幸せが訪れることで頭が一杯なのです。
この脚本家の凄いのは理想的なヒロインの苦闘を乗り越えての成長と言うオーソドックスな朝ドラパターンでなく、善意だが欠点もあるヒロインが失敗をしながらたくましく生き抜いていく姿を描いていると言うことです。

重く辛くならないようにみつえのアホみたいな夫婦喧嘩やカフェキネマでの一平のカレーライスが千代と雲泥の差の露骨な差別を描き笑うところも入れて、一平と実母の再会を描いて行く展開。
それでも個人的にはヨシヲのようなパターンは望んでいません。感動の再会であって欲しい。
ハーレムのような数人の女性を侍らす天海もテルヲに似てますね。茂山宗彦さんの好印象でかなり打ち消されてますが。

125
名前無し
ID: ykIot9wyFA 
2021-03-02 20:36:03

そうなんですよね。
もろ手をあげて、千代と一平が一緒になってくれたらいい、よかったよかったと言えない理由がここにある。
121さんの言われる通りです。
この問題を二人がどうクリアしていくのか、見守り隊としては心配。
あまり難しいこと考えず、瞬間的に燃えて若気の至りで、勢いで、という選択肢も当然ありはありです。
多くの結婚って、そういうものでもあるし(笑)
でも、千代の泣き顔は胸がきりきり痛くなるので、これ以上見たくないんです。

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126
白い鳩
ID: 9oBA7MW1y. 
2021-03-02 20:57:35

121さんへのお返事が抜けていました。誠に申し訳ありません。
でも、すかさず、125さんが私の思いと殆ど同じことを書いて下さる。本当にありがとうございます。
いろんな意見があっていいと思いますが、このスレに集う皆さんは思うところがだいたい共通していて、私個人はここに来るのがそれはとても楽しいです。
一平の心の中にはよく似た境遇の千代への依存心のようなものがあり、千代の中にもそれはあります。辛いけれど、仮に結婚できたとして千代と一平の人生はとても深い夫婦の情愛の話になりそうです。
「おちょやん」、深い作品です。

127
名前無し
ID: 5suwujUG2F 
2021-03-02 22:48:52

一平は親父さんの私生活での態度が嫌で、母親が出て行ったのも親父さんのせいだと思っているのかもしれないですね。それで襲名を頑なに拒んでいると。
一平が稽古場を出て行った後の香里さんを見て、ルリ子さんが何かを察したようなのも気になります。
大山社長は鶴亀のことを考えていて、一平の父親に対する複雑な気持ちを慮るようなことはせずに、結構厳しいことを言っていました。

久しぶりの京都でしたが、最初に千代と一平が訪ねたのは置屋なのでしょうか。
玄関の描写にすごく風情がありました。

手掛かりを探しにカフェーキネマにも足を延ばしていましたが、これは全く予想していませんでしたので、久しぶりに皆のお顔を拝見できて嬉しかったです。

128
白い鳩
ID: j751efhdo1 
2021-03-03 10:54:33

127さん、幼児期の記憶は美しく輝き心に残り自分に都合の良いものになってることがままあります。千代の実母への思いもそうですね。
香里が一平が好きなのは一平の下宿に押しかけ女房のようにやってきて食事の世話をしていたことからも描かれていました。そこへ芸妓や鶴亀家庭劇の仲間が押しかけたので怒って出ていきましたが。ルリ子も一平に魅かれるところがあるのかも。
京都で千代と一平は何を見たでしょうか。

129
白い鳩
ID: j751efhdo1 
2021-03-03 12:01:52

今日は私にとって、鶴亀撮影所で小暮からの求婚を受け退職届を胸にしながらガラス玉を月にかざし前夜に亡き母に報告しながら、小暮がええとこのボンの優しさで「本当はお父さんを許したいんだろ。一緒に住もう」と言われて千代が小暮とは違う世界の住人で結婚は受けられないと思い「そないになったらええなあ」と必死の作り笑いをした回と並ぶ神回でした。

千代の怒りが爆発し夕の頬を涙をためて睨みつけて平手打ち。一平への仕打ちが許せなかっただけではありませんね。千代の実母サエへの美しく輝く神々しく美化された憧れ。テルヲとヨシヲが落ちぶれた外道になっていても母だけは家族愛の象徴で慈愛深い優しい存在で千代の心の支えだった。それがあったから今まで辛いことも悲しいことも乗り越えられてきた。それが夕の態度で粉々に砕け散ったからだと思います。特に手切れ金。金の力で家族愛を裏切るのは自分を奉公に出し二度も身売りしようと画策したテルヲを思い出すには十分な行為でした。

夕は一平と千代が去った後、号泣してました。夕とて自分の腹を痛めて産んだ子が憎い訳はない。だが、恐らく天海と内縁関係で芸妓をしていた時に身請けしてくれた旦那の贔屓で芸妓と一夜を共にする隠れ売春宿のような老舗旅館の女将になった姿を一平に知られたくない見られたくないかかわりたくない。済んでしまった過去の思い出に留めたい。女好きの天海と共に記憶の彼方にやってしまいたい。女性としてのプライドで天海に追い出されたのでなく自分から出て行ったと精一杯の強がりで振る舞った過去。千代が「うちは捨てられたんと違う。うちから捨てたんや」と言ったのに酷似した人間としての精一杯の矜持。

千代はヨシヲの時と同様に今回も自己本位の感情で突っ走ってしまいました。「知らぬが仏」「言わぬが花」が目に入らなかった。でも、それは千代の家族愛への深い執着から出たものでした。そんな千代を私は健気でいじらしいと思います。
一平の千代と夕の平手打ちの応酬を虚ろな笑い声で無理に笑い転げる一平。成田凌さんの演技が稚拙でないなら、こうやって笑い転げることが一平の精一杯の意地だったのだと思います。

凄く深い朝ドラですね。これ、秀作ですよ、どう見ても。
家族愛を前面に出した「あさが来た」「ひよっこ」とは真逆の方向から逆説的に家族愛の素晴らしさを追求した作品だと思います。

130
名前無し
ID: CaXt/qKjJS 
2021-03-03 23:42:47

なるほど。一平の両親が内縁関係だったと見るならば、どのような事情があったのか合点がいきます。
一平が子どもの頃から役者にやる気があるようなないような感じだったのも、両親の別れに関してぼんやりとインプットされた記憶があって、一平の中で固定化されたからだということも今日わかりました。父親と同じ役者になったことを、母親は受け入れてくれないのではないだろうか…という思いがずっとあったのかもしれません。

夕に対して感情を露わにする千代と、笑いつつ堪える一平。
どちらにも心が揺さぶられました。

131
白い鳩
ID: BTtH7pM978 
2021-03-04 00:07:29

130さん、私の拙い思いを論理的にきちんと補強して下さいました。ありがとうございます。全く同感です。
あの一平の最後の虚ろな大笑い。心の底からのものじゃないですね。成田凌さんの演技が下手でないのなら、千代と夕の前で精一杯の強がりで第三者のふりをして無理に腹を抱えて笑ってみせる一平を演じたとしたなら凄い俳優になったと思います。このドラマもそうだと思います。

132
Lの一族
ID: ha6Yo0C4Ep 
2021-03-04 09:35:32

おはようございます。
昨日の壮絶なシーンを目撃しても、まだまだ理解が足りなくて鶴亀家庭劇の
前髪ぱっつん役者さんと自分はほとんど変わらないのではと思ってしまいます。
一平も一平の父も母も千代の気持ちも理解するには自分は甘ちゃんすぎることを
思い知ったのですが、わからないからこそ気になってしょうがないです。
岡安のはなさんが何を語ったのか。明日が待ち遠しいです。
年を取るといっぱしの経験があるだけに「こういうことはこういうもんよ」とか
「こういう人はこういうことをいいがち」とか
わかった風なことを言ってしまいがちになりますが、
実は全然わかってないということを「おちょやん」が教えてくれるような気がするのです。
ある程度はわかっても明日の天気も人の過去も未来も、
ほんとうはわからない。
明日になって見ないとわからない。
人の気持ちもその人に語ってもらわないとわからないし、
語った言葉も全部が本当なわけではない。
そんな中で私たちは生きていくんだなと思ったりします。
朝からよくわからないことを書き連ねまして失礼しました。

133
Lの一族
ID: ha6Yo0C4Ep 
2021-03-04 10:01:44

はなさんが作っていたお料理どれもおいしそうでしたね。
一平たちに食べさせたかったのは、とろろかな?
そして三角お稲荷。
白い酢飯ではなくて具が入っていました。
天海襲名の喜び岡安を訪れたお客のお膳に乗っていたお料理は
こぶを船形に仕上げてそこに魚や野菜などの具を盛って蒸したお料理に見えました。
ずっとしゃもじを任せて自分は頂く側に回っていたはなさんですが、お茶子上がりらしく料理名人だったのでしょう。
これは千代ちゃんに重なります。
経営が厳しくなった岡安におなじみさんが戻ってくるのも料理の味に定評があったのだと思いました。
「こんなことしかできない」と腕を振るうはなさんの気持ちが今日は一番わかりました。

134
白い鳩
ID: BTtH7pM978 
2021-03-04 13:10:53

Lの一族さん、おっしゃる通りですね。実際に体験した人でないを分からないものがある。
夕は旦那に身請けされ自分から出て行ったと再現映像付きで言ってましたが、幼い一平は数名の女性を侍らせ膝枕の父の天海も目撃しています。ここで史実が気になります。何とこのドラマでは大山社長に当たる人物が襲名には妻帯者はまずい、と言うことで無理に別れさせているのです。内縁関係なら同棲の解消と言うことですね。
それを踏まえ、ハナからある事実を聞いた千代がどんなことを一平に伝えるのかが気がかりです。
この作品は暗いエピも容赦なくぶち込んできますから、今後の太平洋戦争も覚悟して見届けたいと思います。でも、良い作品であると言う私の思いは変わりません。

135
名前無し
ID: 7jKBa5kuYa 
2021-03-04 14:39:53

私も、昨日、今日と、物語の展開にちょっとついていけないところがあります。
ハナさんから聞いた話がどのように千代の口から一平に告げられて、どのように事態が回収されるのか、明日を待ちます。

136
白い鳩
ID: BTtH7pM978 
2021-03-04 15:44:24

135さん、一緒に千代と一平を見守っていきましょう。
幸せな結末でありますように祈りながら。

137
名前無し
ID: FQ2KJoVR9T 
2021-03-04 18:12:48

一平のお母さんが男と逃げて一平を放り出したのは事実です。
でも、役者の妻を続ける日々でどこかで心が折れてしまったのかもしれない。
息子に愛情がないわけじゃない。
ひどい言葉を口にしながらも、時々鼻がひくついてて
涙がこみあげるのを抑えてましたね。
でも、もともと「理想のお母さん」を頭に描いていた千代と一平は「一平を捨てて男と逃げた」事実だけが切り取られてしまい
そんな母親の複雑な表情や感情には気づきもせず「ひどい母親」という気持ちだけが残ってしまった。若さですねえ。
夕の本心に気づくのはいつ頃になるんでしょうか。
二人がもっと年を重ねないとわからないかもしれないですね。

138
名前無し
ID: 1xeyk1IBqG 
2021-03-04 18:56:35

一平は両親の愛情に恵まれてこなかったようでいて、父親も母親も幼少期の一平のことを大切な存在だと思い、育もうとしていたことが伺えます(天海は亡くなる前に千代に語り、夕は一平の名前に託した思いがあった、等のシーンから)。
ただ両親二人とも、愛情を直接一平に伝える機会に乏しかったし、何らかの理由で相手の立場を尊重するが故に、心を鬼にしてきたようなところがあるのかもしれないな…と私は思いました。

昨日、一平は夕の言葉と態度に傷ついたと思いますが、夕が堪えきれずに泣き顔になったことに気付いて「お幸せに。」と言った場面は、母と子の本音をちらりとのぞかせたような気がして、悲しさの中にある温もりを見る思いがしました。

ハナさんのおいなりさん、美味しそうですね。

139
白い鳩
ID: BTtH7pM978 
2021-03-04 21:21:31

どうして、このスレにはこんなに素晴らしい感想が集まるのだろう。このスレの皆さんの投稿は素晴らしいヒューマンなドラマに匹敵します。生きていて辛いこと苦しいこと、絶望のあまり精根尽き果てる寸前までいったこと等があっても、ここの感想を読むことで生きる力が湧いてくる、前を向き希望を持ち人を信頼する善意を感じる人間賛歌の世界ですね。それは「おちょやん」がえげつない話題や暗いエピを扱いながらも底流には人間愛が通っている作品だからだと思います。
「私は信じてるの。人の心は本当は良いものだって」。戯曲「アンネの日記」の初版本にはアンネの気持ちがそう書かれています(現行の劇団民藝の脚本はナチス親衛隊の残虐さを考え「私は将来世界平和に携わる仕事がしたいんです」に置き換えられている)。

137さん、138さん、感想を読んでとても感動しました。
一平には唯一の心の支えの夕があのようなにべもない態度でいたことがショックだし、千代に至っては他人事ながら自分を裏切らない唯一の家族愛のよりどころの実母のサエを一平の母親の夕に当てはめて持っていた夢と希望を粉々に打ち砕かれ、テルヲ、ヨシヲに続き最後の心の支えを失い手が出てしまった。一平は夕の前の大笑いも虚ろだったし今日の挨拶回りも淡々と感情を入れずにこなす。諦観したような悟り切ったような素振り。今までの価値観が頭から否定された現実。俳優・脚本家としての情熱がなくなってしまった。
千代は自分に重ね、一平が哀れでならない。ヨシヲの現実を知った時の自分も感情の赴くままで理性を失っていたから一平の気持ちが手に取るように分かる。
さて、どんな風なエピの回収が明日あるのだろう。
「人の心は本当は良いものだって」と言うアンネの日記のように落ち着いてくれれば素晴らしい。

140
名前無し
ID: /2HQeCuc3x 
2021-03-05 11:27:24

うーん、一平のターンは、ちょっと拙速の感があったかなあ。
千代がヨシヲを失う話は、このドラマが始まって以来ずっと伏線みたいなものだったから、これ以上ないぐらいわかって、別れの場面も十分情を尽くしたものだったし、すべてのピースがぴったりとはまり切った、それこそ神の週でしたが、
一平が母を失う話は、その時点までの物語がほとんど描かれて来なかったために、かなり脳内補完を強いられる結果となり、深く入り込みづらかった。
二人の役者として生きる場所や、結婚問題も絡む重要なパートなのだから、襲名披露までせめて2週ぐらいかけて、もう少しいろんなエピソードや心情変化の過程をじっくり描いてほしかった気がする。

でも、やっぱり構造が揺るぎないのはさすがで、一平が「一人やあれへん」と言ったときはあんなに顔が暗かったのに、千代が同じ言葉を言ったときは「生きるてしんどいなあ」と涙ぐみながらもきっぱりと明るい笑顔を見せて、決意が固まったことを示していた。
襲名披露の舞台で千さんの表情をずっとカメラが追う。今まで誰よりも初代を敬愛し一平や劇団を心配してきたのは千さんだった。
客席にはお家さん。遠くにいながらずっと一平を見守ってきた。
最後の集合写真は、千代と一平に大きく温かい家族ができたことを伝えてくれた。

なんだかんだ言って、やっぱり涙ぐんでしまうのです。

141
白い鳩
ID: n8c6JTv22K 
2021-03-05 11:58:03

140さん、ご投稿ありがとうございます。
今から出かけるので今夜8時以降に私の感想を書こうと思います。

142
白い鳩
ID: n8c6JTv22K 
2021-03-05 21:48:36

今日の展開は思わず唸らされましたね。
殆ど全部が過去の回との対になり回収されている。それは以前書いたように人間賛歌のメッセージです。
襲名披露自体が第一週と第二週の初回にもありました。千代と一平の夫婦のこれから宣言と結婚宣言に至る今日の大団円。

泣き崩れる一平に「一人やあらへん」と千代。先週は泣き崩れる千代に一平が掛けた言葉でした。もっとすごいのは「生きるのはしんどいな」と千代と一平がお互いの境遇を振り返りながら言う場面。
これが一旦は決めた小暮の求婚を小暮のテルヲに対する優しい発言で却って小暮は違う世界の人間だと気づき断る決意をした時の千代と一平の会話につながっているのです。「あんたにうちの何が分かるねん」と涙ぐんで言う千代に一平は「人の苦しみがそないに分かってたまるか。そやから俺は芝居するねん」と言う言葉。
今日の回で千代と一平は劣悪で不遇な家庭環境、でも一平には本来は愛すベき両親が、千代には外道の世界に落ちたがヨシヲがいたと言う事実を確認でき、それを理解し合える相手が千代と一平のお互いであったことを認識できたのでした。
声援を送る岡安や福富や鶴亀家庭劇の仲間、満足そうな大山社長、納得した風でゆで卵を食べる万太郎。この幸せな世界の後に太平洋戦争が来ることに一抹の不安を感じます。脚本家は夕やヨシヲにも容赦ない描写をする傾向にあり、まさに艱難汝を玉にす、と言う将来が千代に待ってる気がします。誰かがこうなるどうなると言う予想ではないのでローカルルールには反しないと思います。

143
名前無し
ID: 5fP4EnF8Pu 
2021-03-05 23:44:02

千代と一平はようやく機が熟したんだなあと思いました。
千代にとって夕は義理の母になるわけですが、これからも接触する機会がないならば、結婚を決める前に京都で会って互いにやり合ったのは、後から考えると貴重な時間になるんだろうなという気がします。
夕の背景についてはあえて詳しい説明がなされませんでしたが、置屋にいたらしいことや、新しい旦那の援助による旅館運営などから、ある程度は察することができました。夕は一平が襲名すると書かれた新聞記事を読んでくれたでしょうか…そうであってほしいです。

小さい頃の一平が母の顔をイメージして化粧をし、その顔を見て父とハナさんが笑った場面は、大人の一平の顔が腫れたのを見て千之助が笑ったのを思い出しました。

襲名場面は緊張感があって良かったです。天晴さん役の渋谷天笑さんも実際に襲名なさっているようですし、漆原さん役の大川良太郎さんも劇団を継いでいく立場の方なので、この方々にとってはリアリティがあるのではと思いました。
小山田さんが舞台で転がったのには笑っちゃいましたし、ルリ子さんが座礼をするときの美しさにも見惚れました。

144
白い鳩
ID: NHz9ftw7Jl 
2021-03-06 08:56:37

143さん、全くおっしゃる通りですね。今日も素敵な感想で朝からいい気分です。
ほっしゃん。さんがブログで書いてましたが、襲名の監修は何と歌舞伎の名門成駒家御大の大山社長役の中村雁治郎さん指導の下でやったそうです。それと、千之助には脚本では台詞が一切なく、昨日の舞台での他の座員を制する言動等はすべてほっしゃん。さんのアドリブだそうです。ほっしゃん。さんが「おちょやん」を盛り上げるのにかなりかかわっていますね。

145
名前無し
ID: mgSzqjWjLM 
2021-03-06 09:54:26

いつもこちらの素晴らしい感想を読んで、本スレの投稿を忘れるようにしてます。
新聞に載る予告は読みませんが、写真?も載るので、チラッと見ます。
いつも千代ちゃんの顔だけの写真見て、来週も楽しみに待つ私です。
さて、今日の千代ちゃんの写真は髪型が…
書いたらネタバレかな?
結婚した千代ちゃん、とても素敵な女性になって載ってます(*^^*)
今朝のテレビの予告はどうだったんだろ🤭
いつも予告観ないけど昼の観てみようかな。

146
白い鳩
ID: NHz9ftw7Jl 
2021-03-06 10:34:29

145さん、ご投稿ありがとうございます。
千代は大阪市内に住むのでしょうね。来週の時代がいつか分かりませんが、女性の洋装、洋髪が昭和10年代になると一気に増えモンペの時代に「パーマネントは止めましょう」の標語と共にすたれるまで続きました。昭和13年当時の映画「綴り方教室」も高峰秀子が洋服ですし、同じ年のヒトラーユーゲント来日の歓迎式典の日本の子供達も女児はスカート姿です。「カーネーション」のイメージが強くて戦後になるまで都市部でも女性は着物姿だったと信じ込んでる人がいますが、「カーネーション」番宣で制作スタッフが謝罪していました(周防との恋でヒロインが洋服を着て、お洒落に乙女心が目覚めるための演出)。
だから、千代も(予想はローカルルール違反なので省略)。
月曜日が楽しみです。

147
Lの一族
ID: /kzIRoGvRu 
2021-03-06 11:16:05

怒涛の一週間でしたねえ。
木曜日の瞼の母との再会は思いがけないものとなり、
私は「男はつらいよ」の初期のころのエピソードを思い出していました。
自分を置いて出て行った母を遠い京都まで追っかけて再会を果たした寅さんでしたが、
出てきたミヤコ蝶々演じる瞼の母は
思いがけない態度を見せ容赦ない言葉を寅さんに投げるのです。
なんだか気の毒すぎてあんまり覚えていないくらいのお話です。
でも受けたショックと瞼の母の暮らしがなんだか似ていたり、
決して憎めない女優さんが瞼の母を演じているところも同じなので、
ついつい寅さんの話がしたくなってしまいました。
寅さんは涙と笑いの映画と言われますが、時々こういう
イケずな展開が入っていてそれが、映画に現実味と深さを加えていて
「おちょやん」と共通するものを感じています。

何でも寅さんと結び付けて語ろうとする私の悪い癖です。
大変失礼しました。

148
名前無し
ID: mgSzqjWjLM 
2021-03-06 11:50:04

私も「男はつらいよ」大好き人間です。
ミヤコ蝶々さんの、その映画も観ました。会いに行った時に、そばにいてくれたのは佐藤オリエさんでしたかね?
同じ関西で、私は松坂慶子さんの方も好きなんです。こちらは弟を探す話でした。
亡くなっていた弟、私は大泣きでした。
で、関西言葉に染まった寅さんの完璧な大阪弁に笑い転げました。
寅さんの映画いいですよね。

149
白い鳩
ID: NHz9ftw7Jl 
2021-03-06 12:08:21

Lの一族さん、その寅さんはシリーズ第二作目でマドンナが当時「若者たち」で人気があった佐藤オリエさんの回ですね。ビデオで何度も見てますよ。
山田洋次監督は本来なら重い題材なのに笑わせるのが天才的ですね。
ラブホテルで働いてると聞いて、そこで気品ある中年女性従業員(風見章子)に会い、柄の悪いおばはん(ミヤコ蝶々)が経営者で寅さんは最初の気品ある女性が自分の実母で柄悪いおばはんにこき使われてると勘違いするあたりから笑わせてくれます。
ミヤコ蝶々さんはその後の榊原るみがマドンナの時も出てくるのですが寅さんとの掛け合いが面白すぎて笑わせ過ぎです。
ボロクソに言いながらも陰険さはみじんもなく、寅さんとのやり取りがどこまでも明るくカラッとしたところが絶妙な漫才のボケと突っ込みみたいで、親子だからこそボロクソに言える雰囲気を巧みに醸し出しています。
これは蝶々さんのキャラとそれを当て書きしてる山田監督の息のあった関係だからですね。
そして見終わった後に笑いながらも実の親子の情愛の深さに感動している自分にハッと気づくのです。
いやあ、寅さんって本当にいいものですね。水野晴郎じゃなくても。それでは皆さん、時間が来ました、さよなら、は淀川長治さんでしたね。
「おちょやん」の底流にあるものにご指摘の通り通じるものがありますね。作風は寅さんのような爆笑コメディーとは違いますけれど。

150
名前無し
ID: t2B.9k4pzV 
2021-03-06 16:14:58

完璧なドラマなどどこにもないので、もちろん回によって出来不出来の波はありますが、「おちょやん」は、構造もストーリーもとてもがっしりとした深みのあるドラマで、見る者はいろんな角度や視点からさまざまな思い、感慨を抱くことができる。一つのテーマに沿っていいドラマを作ろうとする作家、そして制作現場の意志や気概を感じる。
それが、このドラマに感動的なレビューが集まる理由だと思います。
ただ、通常の朝ドラと違ってキックが強く、「塩からい」展開が多い。そのためどうしてもウケの悪い視聴者層が出てくるのはいたしかたないですね。
しかし、そこをあえてガンガン進む感もあり、そういう点ではある意味朝ドラの掟破り的なドラマでもあります。
朝の支度で忙しいとき軽く流し見することは難しく、「座して観る」ドラマ。
私には、コロナでリモートワークになったことが幸いしました。



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