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合計 | 300件 |
読み | しゃーろっく・ほーむずのぼうけん | |
放送局 | BSプレミアム/BS4K | |
クール | 2021年7月期 | |
期間 | 2021-08-11 ~ 2022-06-01 | |
時間帯 | 水曜日 21:00 | |
出演 |
やはり名作。
何度見ても色褪せない魅力があった。
色褪せないという意見があるけど個人的に見た印象はいくらか色褪せているように映る。しかし原作含めて「古典派」って感じでそんなに悪くはない。
名探偵ポワロでは、屈折したような、少し意地悪で欲深い女性がよく登場した気がする。でも、ホームズのほうに登場する女性は、比較的、ピュアで品のある令嬢や貴婦人タイプが多くて、そのせいか、視聴し終わったあとに少し清々しさもあったかな。
ここ数日、頭の中に “犯人は二人” の拳銃での復讐シーンが浮かんでは消え浮かんでは消え……。
“青い紅玉” のホームズの「クリスマスは許しの日でもあるからね」というセリフ⇒宗教は人を救うための物。
またテムズ川〜 “四つの署名” 〜つながりからか、J・コンラッドの『闇の奥』を思い出します。奥…闇…。
ドアーズの “ジ・エンド” も頭に流れ……『闇の奥』を原案とした映画で象徴的に使われてますね。
非常に胸が痛いです…。😓
大英帝国の上流階級の視点からの偏った作品である。
背景の町並みをなんとなく眺めていたらレッド・ツェッぺリンの「カシミール」が頭の中でガンガン鳴り響いてしまった。
いまひとつ惹かれる要素がなかった。世界観が合わないのかもしれん。
英国らしい芸術作品。もう何も言うことはあるまい。
不朽の名作、毎週楽しみにしています。
グロい描写や怪奇趣味は原作にはないもの。
逆立ちしても、到底、日本では真似すらもできない英国ゆかりの「クラシック系ドラマ」である。この間は観賞していたらエドワード・エルガーの音楽が耳の奥で鳴り響いた。まさに音楽と絵面の境智冥合というか、とても味わい深いものだ。
名物と名作は似ている。美味いものは美味い。面白いものは面白い。
ポワロにはあったユーモアが感じられない。推理もイマイチ。見ていて楽しくなかった。
少数のマニア向け+内輪ウケドラマ
「品格」というものを感じさせてくれること自体、凄いことだ。
怪奇趣味でおどろおどろしい。
ちょっと江戸川乱歩を連想する雰囲気。
日が沈まない大英帝国、馬車が行き交うストリートや、貴族から庶民まで、当時の世界観がやっぱり魅力的。
やっぱり面白いものは面白い!
いつ見ても何度見ても楽しめる作品だと思います。
まったくもって素晴らしいの一言に尽きる。
オープニングの馬車や馬がふんだんに行き交うシーンに惹きつけられます。すごく贅沢で、費用がかかってるなあと思います。
インテリアもすごい。豪奢なお屋敷の内装やら、大道具小道具、時代考証してしっかり作られているんでしょう。衣装もすばらしいですし、予算をかけて丁寧につくられた映画を見ているよう。
つまらん
いつ見ても楽しめるって凄い。
名物に美味いもの無し
品格の違いを見せ付けられた。素晴らしい。
飽きた
毎回惹き込まれてしまいます。
素晴らしい。
いつ見ても楽しめる作品って貴重だと思う。
「品格」という言葉がピッタリ当てはまる作品だ。ワインを揺らしながら見るにはちょうどよい。
飽きた
良いですね。
気高き英国ドラマの真骨頂!!
もういいよ
何度も現代に置き換えてドラマ化や映画化されても色あせないトリックは素晴らしい。
推理探偵ものの元祖だといっても過言ではないと思います。
どの回も楽しめるって凄い。
傑作であることは間違いない。
一流のミステリーでありサスペンスであり
人間ドラマでした。ホームズとワトソンの
絶妙なコンビネーションで事件を推理して
真相を解明してゆく展開が面白かった。
飽きた
2022-10-09 16:21:09、2022-10-10 00:38:22
とりたてて感想も無い規約違反の評価操作。違反報告しました。
管理人さま、もう再放送終わってますし後番組のポアロの再放送は個別に欄がありますから、どうぞ今期の対象番組から外してください。しつこい規約違反者が嫌がらせで星1付けてきて、いいかげん目障りですから。
「ボヘミアの醜聞」以前、こちらに第12話「赤髪連盟」からレビューを書いていた者です。昨日(2023.1/28)から待望の再々放送がNHK BSプレミアム・土曜17:06〜で始まりました。前回再放送で書けなかった第11話まではレビューを書こうと思います。
グラナダTVスタッフが第1話を原作第1作「緋色の研究」にしなかった理由ははっきりとはわかってません。権利問題で出来なかった説も有るし「四人の署名」が第1話候補だったという話も有ります。
アイリーン・アドラーがエレーナ・アドラーに読みが変わった以外、ジェレミー・ブレッドがまだ若々しいのもありほぼ原作に忠実な作りです。指輪を報酬にさし出す陛下に〝もっと価値のある物をお持ちです〟と自分を出し抜いたアドラーの写真だけ所望し、鍵付きの引き出しに入れ尊敬を込めて「あのひと」と呼ぶ。愛情か賛美か、何とも言えぬ残り香が後を引く余韻のラストもそのまま。感情を抑え写真を引ったくる表情、暖炉の前で両手の平をこすり合わせる身振りの大きい仕草、初回から舞台出身のジェレミーならではの芝居を披露。7ヶ月ぶりにTVで対面したホームズ、やはり嬉しかったです。
ボヤで騒ぐアドラー邸の前&ベイカー街の通りのセットが大きく、予算がかかっていて圧倒されます。
(連続評価エラーで星入れられない為、以下こちらに星入れて投稿します)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「踊る人形」は暗号解読の面白さで有名な人気作ですが、原作は1903年発表でホームズがライヘンバッハから生還後の話です。本ドラマ版では「最後の事件」より前なので、キュービット邸で名乗ったホームズが驚かれるシーンは原作通りなのですが、第2話で名声が知れ渡っているのはやや違和感が有ります。
エルシーが結婚前に過去を詮索しないお願いをする説明が原作のほうが長いのと、最初にアメリカから来た手紙を原作はエルシーが読んでから燃やすのですが、本ドラマ版は読まずに燃やしてしまう相違点が有ります。時間短縮の為ともエルシーのアメリカ嫌い(過去嫌い)が強調された演出とも取れ、原作よりスピーディーな展開です。冒頭のワトスンが投資に手を出さなかったのを当てるくだりからほぼ原作の名場面は映像化され、それは吹替が丸々1シーンカットでなく全体をちょっとずつ貧乏切りした所が追加録音されている事からもわかります。
旗を持つ人形のポーズをして〝単語の区切りを意味するってわかる?〟と示したり、風雲急を知るやヒラリとソファーを飛び越えたりジェレミーの演技がエキセントリックで軽快、観ていて小気味良いですね。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「海軍条約事件」ワトスンの学友〝おたまじゃくしのフェルプス〟からの依頼。
この話のハイライトは何と言っても、ホームズがバラを賛辞するシーン。普段、論理的な名探偵が時に垣間見せる、人間らしい場面もホームズ物語の魅力。本ドラマ版ではカットされましたが、原作はロンドンに戻る列車の窓に映る公立学校を「灯台だ!将来を照らしている」と評したり、「ベルティヨン式人体測定法」を考えた仏学者への賞賛をワトスンに語ったり、ホームズの情熱的な描写が多い話なのです。
本ドラマ版はフェルプスの依頼の手紙から、朝食の覆いの蓋を取ると皿に条約文書が乗っている山場まで概ね原作通りですが(重要事項をホームズがシャツのカフスにメモする所まで忠実!)、そこの熱情がカットされた分、ちょっとだけ原作に負けたと私は感じます。今、読み直すと「ワトスンが〝普段はオミットしてしまうが、実はホームズってこんな人間臭さもある奴なんだぜ〟と友情のエールとして書いた話」にドイルはしたかったんじゃないかな?と思えてくるのです。
221Bを出たフェルプスがアニーに取り戻した文書を見せるラストは本ドラマ版オリジナルで、ドラマとして後味良い、爽やかな締めくくりでした。
詠みに来てよかった。
楽しみにしています。
「海軍条約事件」補足
〝ホームズがバラを賛辞するシーン〟は当初、グラナダTVスタッフが入れる気が無かったのをジェレミー・ブレットが気に入り、取り入れたそうです。「このバラの何と美しい事か。これは何の推理も必要としない。宗教もそうです、このバラは神が創りたもうた正確な科学です。神が存在しているという最高の保証はこの花にこそ見られるのです。美しい物を我々に与えられるのは神、従って我らは花に希望を託して、生きているのです」。スタッフは話の大筋でない熱情シーンは省きたかったようですね。
この話の本ドラマ版のみのもう1つのハイライトが犯人のジョゼフに〝ホームズがサーベル仕込みのステッキを抜き、その剣を振るうシーン〟。これは原作に無い武器で、原作はただ格闘としているのを映像では2人の影とアップで描写し、めくるめくシークエンスに仕上がってます。「赤い輪」の本ドラマ版でも登場しますが、そちらはホームズは剣を振るわず抜くまでに留まっています。
⭐︎⭐️⭐️⭐︎⭐️
「美しき自転車乗り」はつきまとう自転車の男が敵でなく味方だった点が、恐らくストーカーを初めて描いたであろう小説として印象に残ります。
放送は第4話ですが、この話は本ドラマ版で最初に撮影されたそうです。ワトスンの先行調査に容赦なく駄目出しし、後から現地に赴くホームズ。そんな2人のやりとりもこの話の面白さですがデビッド・バークの若々しさや茶目っ気ある表情がこの話にぴったり。〝ワトスンの「私そんなにヘマやったかねえ?」にホームズ一瞬考え「やったね」〟〝試験管からモクモク出る煙に「これが解答なのかい?」「いやーまさしく解答なのだ」のラスト〟共に本ドラマ版オリジナルで、後の話より明るさや開放感が確かにありますね。消防車が来て終わりましたがあの後、ハドスンさんに大目玉くらったんじゃ(笑)。拳を握り両腕を回すボクシングスタイルもジェレミー・ブレット自身の振り付けだそうです。
原作の邦題は「美しき自転車乗り」の他に「孤独な自転車乗り」「あやしい自転車乗り」とも。原作の原題は「THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST」で「孤独な自転車乗り」が近いですが、これがカラザースを指すのかバイオレット嬢を指すのかはファンの永遠の議論の的になっています。
⭐︎⭐️⭐︎⭐️⭐︎
「曲がった男」原作の原題は「背中の曲がった男」、公のTVならではの差別用語への配慮で「背中の」が削られました。重要な手がかりと思われた〝デイビッドという言葉〟と〝木彫りの棍棒〟が事件の核心ではなく、捜査を混乱させる原作の謎解きの妙はそのまま映像化されています。
この話の原作と本ドラマ版で一番違う点は『ワトスンの描かれ方』。原作が結婚後のワトスンをホームズが訪ねるのが、ワトスンが独身の本ドラマ版はマーフィー少佐が軍医だった彼に依頼する筋になり、株がグッと上がって感じます。
ラストの『デイビッドは聖書にあるダビデ王』のタネ明かしのくだりも本ドラマ版は捻りを加え、ホームズが本で調べたばかりなのをワトスンが見抜き「初歩だよホームズ君」と一本取る展開に変更。この「初歩だよ」、原作の冒頭でホームズがワトスンの新居生活を逐一言い当てて言う有名な台詞ですが逆に本ドラマ版では最後、ワトスンの有能な常識人の面を描くために使われたのが面白いです。
一本取られたのを目をつむったまま瞑想し受け流すホームズ。原作より彼の博識さがセコくなりましたがこういう人間臭い2人のやり取り、私は嫌いじゃないです(笑)。
2023-02-20 00:25:51さん、詠みに来て頂きありがとうございます。
これは前回の再放送で出来なかった、いわばやり残した宿題のようなものなので気長に書きます。仕事の合間にですので今回の土曜の再放送の録画鑑賞が遅くなり、投稿までに結構日が経ってしまったりしますが、こうして書く場がまだ有るだけでもありがたいと思っております。
初期のまだ病が重くなる前の快活なジェレミー・ブレットのホームズ、エドワード・ハードウィックよりも少しヤンチャぶりが光るデビッド・バークのワトスンと共に楽しんで鑑賞します。
前回の放送時に見たはずの作品もまた新しい見方ができることに驚いています。
またほかの方の感想をよませてもらうことでこのドラマの魅力がより立体的になってくるのもうれしい。
再放送大歓迎です。
昔「読んでから見るから見てから読むか」なんていうキャッチコピーがあったのを思い出しますが、全編は読んだことないホームズ物も割に短編が多いので、この評価の高いグラナダ版ホームズを見てから、原作を読んでみるという楽しみを見出しました。
確かにこのホームズは原作と違う描写も多い気がしますが、ドイルの描写だけではうかがわれない友として連れ立って歩き、言いたいことを言い合いながらも互いを思うホームズやワトソンの微妙な表情。
そして大事な脇役ハドソン夫人のホームズに対する貢献ぶりとまれに見せるホームズの夫人に対する思いやりや感謝などが見られるのもうれしいところです。
実写化の楽しみが生きたこのシリーズ。
ポワロのように全部映像化できなかったことは演じたブレッド自身が一番悔やんでいたことと思います。
でも描かれなかった作品でさえこんな作品に仕上がっていたかもしれないと想像できるほど、それぞれの作品でのホームズの演技はまたとなくはまっているように私は感じています。
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
「まだらの紐」は説明不要の人気作。本ドラマ版も「シャーロック・ホームズの冒険」中でも傑作の一本です。ヘレン嬢の台詞のみだった「ロイロット博士が鍛冶屋を川へ投げ込むシーン(本ドラマ版は現実的に押して落とした)」が冒頭追加されたのと、ホームズ達がロイロット邸を見張る場所が「村の宿」から「狩猟小屋」に変わった位しか変更点が無いのが、原作がいかに完成されているかを物語っています。
「ははははは、実に可愛い男だ。僕はあれ程にたくましくはないが、ムッ・・・ウアアアァ、ウハッ(ロイロットが曲げた火かき棒を元に戻すホームズ)」の有名なシーン始め、劇中の名シーンは余すところなく映像化されてますが、私が本ドラマ版で原作より好きなのは見張るシーンでの会話。
原作は「君を今日連れて行っていいか、悩んでいる。特別に危険な要素があるのだ」「私で君の助けになるかな?」「君の存在がこの上なく貴重なものになるかもしれない」「それなら何が何でも行こう」「本当に感謝するよ」ですが、本ドラマ版は「君に来てもらった事にはためらいが有った。非常に危険だからねぇ」「だからこそ来たんだよ」「ありがとう」。
ためらいを消し去るように迷いなく冒険への参加を宣言するワトスン、応えるホームズのシンプルな〝ありがとう〟。2人の固い結束をより感じるやり取りにグッと来ます。
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