3.95
5 210件
4 72件
3 23件
2 20件
1 55件
合計 380
読み ごーすとらいたー
放送局 フジテレビ
クール 2015年1月期
期間 2015-01-13 ~ 2015-03-17
時間帯 火曜日 21:00
出演
30代にして天才小説家と謳われる遠野リサ。彼女は既に名声を手に入れているが実は行き詰まりを感じていた。そんな時に彼女の前に小説家を夢見て東京にやってきた20代の女・川原由樹が現れる。 このドラマは、天才の肩書に疲れ自らの才能の枯渇を誰にも打ち明けられ...全て表示
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名前無し

リサの母との愛憎。結局、これがすべての出発点だったのでしょうね。売れるものを書かねばというプレッシャーから解放されて母との穏やかな生活を夢見たけれど、認知症になっても母は自分を認めてくれない。感じるのは怒りと絶望。母に自分の犯した罪を語り、間接的に母を責めて復讐したリサの慟哭は悲痛でした。でもそんな苦しみから新たな言葉があふれ出た。皮肉ですね。そして生まれた小説は、母から娘、娘からそのまた娘へとつながる母娘の絆を描いた小説だった。そこに込められたリサの心情…。
一方で元ゴーストライターという肩書でしか売れないジレンマから川原由樹はどんどん書けなくなっていく。
そして二人の立場の再逆転。
面白いですね。途中から予想出来ても、二人の心理描写が丁寧で見応えがあります。
リサは出版できないと分かっていても神崎に原稿を持っていった。出版を断りながらも「書けたんだな」という神崎の言葉と安堵したような表情が印象的です。今度は由樹が自分の名前でリサの小説を出版することになるわけだけど、真実を察するであろう神崎。小田も編集者として変化があるようです。
私の個人的な印象では、由樹は元彼のヒロヤスと居る時が一番無理なくしっくりして見えたし、最後はそこに戻るのかな。
そしてリサと神崎は?
最後まで目が離せない展開で最終回も楽しみです。

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凛音(りのん)

「母親のことが嫌いなら嫌いでもいいんじゃないの」という大樹の言葉に私はやっぱり大樹はリサのことを母親として理解してるんだなと思いました。思えば火事の現場から逃げようとしなかったリサに「自分だけ逃げるな」と言った時もそうだけど、大樹の言葉はいつも核心をついてましたよね。リサが真実を語ったのも息子の言葉がきっかけでしたし。

「親が嫌いなら嫌いでもいい」という言葉は今現在親との関係に悩み、親を好きになれないと自分を責めてる人達にとって少しばかり救われるのではないかとも思いました。「親が嫌いな子どもなんていない」と世間は言うけれど、必ずしもそうじゃないですからね。

「母親の面倒見ないひどい娘になりたくないから~」という言葉もまさに核心をついていて、リサが「頭がいい」というだけあって彼は賢いというか、ものすごく鋭いというか、洞察力に長けているな、と。

個人的に家を出た大樹は小説を書いてるんじゃないかなぁ…という予想はあったんですが、駿峰社の応募原稿の中に彼の名前があるというのは予想外でした。(大樹が小説を書いているというのは第5話でリサが神崎に10歳の頃に小説を書いていたと言っていたことの伏線をきちんと回収していますよね。)

結局、リサの母はリサのことを娘として認識できなくなるまで認知症が進み、最後まで分かり合うことはできなかったけれど、息子の言葉で母を許せないそんな自分を認め、受け入れようと決めたリサ。それでも、夢の中の世界ではなく現実世界で自分を娘として認めてほしかっただろうな…。

リサと大樹の会話の場面では大樹の成長を感じることもできました。「何言われても納得するまでやるから」という言葉に彼の意思の強さを感じ、「紅茶ないからコ-ヒ-でいい?」というリサに聞く言葉にも成長を感じることができました。(紅茶ないから~という何気ない些細な台詞にも母親の好みを理解してるということが伺えますよね。)

リサと大樹も結果的に完全に和解という形にはならなかったけれど、ふたりの距離は今後少しずつ縮まっていくでしょう。(ただ、大樹がリサのことを「お母さん」と呼ぶ日はまだまだ遠そうですが。(笑)永遠に「遠野リサ」のままかもしれませんね。)

神崎編集長についてですが、なぜそれほどまでに小説の出版を拒むのか理解できなかったんです。でも、他サイトでリサの弱さも知る彼は小説を出版して世間からのバッシングで彼女が傷つくのを回避したいと考え自分なりにリサを守りたかったのではないかと、との解釈を読み、自分のなかでとても納得できたというか、府に落ちました。それなのに、自分のいないところでリサの小説を出版する話が進められ、リサの力になれなかったから落ち込んでいたのではないかと。

パ-ティでリサが神崎を無視するところで今度こそふたりの関係は完全に終焉を迎えるのかしらと不安になったんですが、リサの中に今でも神崎に対する愛情が残っていたことで彼も救われましたね。

「私が今でも感想を聞かせてほしい人はあなたよ。それはこれからも変わらないわ」というリサに愛らしさを感じました。ふたりは、心の奥深いところでずっと繋がっていたのでしょう。それを確認できただけでもこのドラマを観た価値がありました。ありがとうございました。

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名前無し

コンビ解消を告げるシーンは、圧巻でした。特に水川あさみがいいです。理解不能に驚天動地の心持ちから、焦りに懇願、怒りと悲しみ絶望へと至る感情の流れを自家薬籠中のものとして演じきってくれました。一つの表情の中で、複雑な感情を細かいタイムスライスでほぼ同居させたりするところなど、お見事という他ありません。今まではあまり評価していなかったのですが、これは代表作になりそうです。

田中哲司は、出世のためなら何でも利用する計算高く非情な男を好演していますが、表面を装っている「いい人」ぶりが100%仮面ではなく、心の奥底にかろうじて、一本のか細い糸として繋がっているのかもしれないと思わせるところがすごいです。これは、私がこの役者に甘いからそう思うだけかもしれませんが。
お役ご免のりさは捨てるんでしょうけど、後半に思いもかけない動きを見せてくれることを期待したいです。

出版会社の内幕も興味深く見られるかなあと思ってはいました。穴埋め原稿の話とかもありましたが、権力争いのあたりはどの会社を舞台にしても似たりよったりの描写になってしまうのかなあと…そこはもう一工夫欲しかったですね。

キムラ緑子は、ただの忠実な秘書になってて、どんどん存在感が薄れているのが惜しいですね。これも後半での巻き返しを期待したいです。
ラスト、警備員はなにやってんだですが、ここはリアルに突っ込まなくてもいいとこなのでしょうね。ただ、もう少し盛り上げてくれても良かったかなと思います。

前半部、全体的には息詰まる心理サスペンスの秀作として高評価です。

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名前無し

中谷美紀がすごかった。

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名前無し

前期ドラマで熱くなりすぎたので、今期は終わってから各ドラマに感想投稿させていただいてます。
私はドラマを観るうえで、これまで脚本家さんを意識したことがなかったんですが、今期は皆さんの投稿や記事などで過去の作品等を紹介されてるのを見させていただいて、脚本家さんそれぞれの作品を興味深く視聴しました。
このドラマは僕シリ-ズを手掛けた脚本家さんということで、最初からある意味安心して観ることができたと思います。それでも最初はタイトルからありきたりなスト-リ-展開にならないか、という危惧もやはりどこかにありました。
...2話ですでに、その心配は杞憂に終わりました。タイトルのみならず、人間なら誰しも持っている心の奥に潜む深い闇と欲望?が、まるで美しいものでもあるかのように神秘的に描かれていて、その独特な世界観に惹きこまれました。
もしかしたら、中谷さんの持つ独特な存在感の影響もあるのかな。
遠野リサを中心に、親子、男女、そして女同士それぞれの愛憎が、繊細に...丁寧につくられていて、演技者さんたちの表現力も終始圧巻だったと思います。
とりわけラスト...リサのお母さんが娘を見つめる眼差しが、本のタイトル「私の愛しい人」とリンクして、思わず涙があふれました。
最後はそれぞれが互いを赦し合い、前に進もうとしているところも良かった。
なかでも、ずっと自分自身を好きになれなかったリサが、自らを赦し受け入れられたことで、ようやく自分を愛せるようになってほんとうに良かったです。

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名前無し

やはり、中谷さんの、凛とした表情がわすれられません。本当に、リサという作家のようでした。

長い人生、この役の中谷さんほど惹き付けられた存在はドラマでは、いなかった、かも。

自分も編集者として、理解できるし、
中谷さんが実際の文壇にいたら、美人すぎるかも。
独特のオーラが好きでした。

秘書とのやりとり、泣けました。
短いやりとりでしたが、すべて込められていて。

憎しみあうのではなく、最後はゆるしあう、
現実には、難しいけれど、ゆるしあう、偽りの自分も自分。

最終回、良かったです。

また、こんな番組が見たいです。

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名前無し

最初は現実のゴースト事件に触発された安易な企画ものかと思ったけど、さすが中谷さんが主役なこともあって、とても見ごたえのあるいいドラマになりました。脚本もいいですよね。遠野リサと川原由樹の二転三転するゴースト関係を主軸に緊迫感ある物語を展開させながら、リサの認知症の母親や反抗的な息子との厄介な親子関係、それに神崎編集長とリサの大人の男と女の関係をも丁寧に描ききる。
毎回ぐいぐい物語に引き込まれる力のあるドラマでした。
中谷さん以外のキャストも素晴らしい。
私は個人的には神崎役の田中さんにやられました(笑)
地味だけど、野心家でありつつもリサを遠くに近くに静に見守る姿に魅力を感じました。
最後は原稿を読んだ認知症の母親が眠り込むリサを優しいまなざしで見守る素敵な終わり方で、それもよかった。
こんないいドラマが作れるのに、この枠のドラマが終わってしまうのは寂しいです。

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名前無し

皆さんのコメも素晴らしいです。
このドラマ、展開が二転三転しつつも、感情の推移などは丁寧に描かれ、それでいて過剰過ぎない演出により、視聴者それぞれに考える余地を持たせる非常にバランスのよい作りであったと思います。

キャラ造形も人間の一面を強調するのではなく、どの人物も良い面、弱い面、醜い面を持ち合わせていることが素直に受け入れられる描写になっていて秀逸。
役者が達者だったので、余計なナレーションやセリフはなく、表情、しぐさなどで感情を読み取れ、そのぶん静かに進行していった印象。

最終回がこんなに上手くまとまるドラマって実は数少ないと思う。
すべての糸がきれいにほぐれた、そんなじわじわと涌き出てくる気持ちよさ。感動しています。

本が好きで、月間小説誌を購読している私にとっては、編集部の仕事ぶり、ネットや自費出版社との絡み、作家の業など面白く見れるポイントもたくさんあって良かったです。

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名前無し

誰も予想できないラスト

うん、ここまで陳腐だと誰も予想できない
最終回だけだと☆1だけど序盤は面白かったから総合的には☆2かな

川原に才能ある設定の説得力の無さが敗因

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名前無し

先ほど最終回の録画を見て。皆さまの☆5評価に、私も納得してしまいました。

偽りの自分も、私は、私。
いままでも、これからも、私は、私。
この、あたりまえのこと、が、なかなか受け入れられない、それが、私。

息子の「母親を嫌いでイイ」という言葉。
母親を好きにならなければ、お互いに理解しあい、認められなければいけない、と、がんじがらめに思い込んでいたリサの心を溶かした言葉でしたね。
中谷さんの表情が見事で、よく理解できました。
役者一人ひとりの演技が見事で、本当に画面だけでストーリーのドラマ性を感じることができたことが、皆さまの高評価に繋がっているのだと思います。
視聴者が脳内補完することなく、そのまま、見続けて、登場人物それぞれに救いを残し、まさに大団円。
個人的には、三浦くんの成長に拍手です。

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名前無し

びっくりするぐらい、ハッピーエンドでした。
でも、良かったです。
全員に救いがありました。この脚本家らしいです。
演出も良かったですね。
一話から全話みましたが、やはり中谷美紀さんの魅力が大きい作品でした。

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名前無し

面白かったです。
ゴーストライターをめぐる由樹とリサの関係の部分は二転三転のダイナミックな展開でハラハラドキドキ。
そして並行して描かれた母親や息子、特に認知症の母親とリサの愛憎の部分は深く丁寧に情緒に訴えて。
由樹とリサ共同執筆でともに成功の結末は正直、予想外でしたが、気持ちよく痛快な終わり方でしたね。作り笑顔で出迎える神崎の横を二人が無視して通り過ぎ小田らのもとへ向かう場面は象徴的。失脚した神崎は哀れでした。
でも個人的にはその後、一人酒を飲む神崎の傍らにリサが来て最初は冷たく突き放しながらも「私の愛しい人」の感想を聞かせて、と心を寄り添う場面が好きでした。実に大人の雰囲気。
そして最後、認知症の母が「私の愛しい人」の原稿を読み、疲れて眠るリサを優しく見守るまなざし。それはまさに「母親」のまなざしでした。
最後にそんなわずかな救いを見せて終わったのがとてもよかった。
中谷さんの演技力もあり、久しぶりに心から堪能できたドラマでした。

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名前無し

強そうに見えて実はとても繊細で人の痛みがわかるリサ。
自分のことを客観的に見ることができ、冷静に分析、判断することもできる
とてもかっこよくて魅力のある女性だと思う。
一方、純粋そうに見えて実は意外とドライでしたたかな由樹。
人の痛みがわからず、自分のことばかり。
そのくせ自分を客観視できず冷静にできずに取り乱すばかり。
どこか意地悪で、あざとい雰囲気もあって同性には好かれないタイプ。
法的にも人間的にも、とてもひどいことをしたはずのリサなのに、
被害者であるはずの由樹よりもリサを応援してしまう理由はそこだと思う。
一時的にスランプに陥ったリサでも、生来の作家気質は完全には消えず、
本当の才能というのは、こういうものだと見せつけてくれた。
そして、たいした苦労もせず、舞い込んできた幸運を才能だと勘違いした方は
書けなくなったというか、しょせんそんなものだった。

対照的な二人のキャラを見事に演じきっている二人の女優に拍手を送りたい。

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名前無し

書くことこそ、自分を真に生かせしめることだと気づいた遠野リサは、もう、壊れることはない、ような気がする。
結局、自分の想いのままに、生きてゆくことが大事なのだ、というのが、この作品のテーマかなぁ。
脚本の橋部敦子さんは、僕生きシリーズの人だし。
締切に追われ、自分自身をも商品として扱われ、綺麗に表装されて人目を引く帯付を巻かれて書店に平積みされていく。
人が価値を見出だすモノへの不信感。
本質を捉えられない私たちへの警告。
人間の持つ曖昧さと、利益至上主義への警鐘。
そんな、あやふやな人間の、それでも、そのままでしか生きられない、そのままに生きていてイイのだ、という人間讃歌。
ゴーストライターは、そんな、ありのままの自分を受け入れられない私自身のことなのかも、しれない。

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名前無し

まさかの逆転ゴースト?!
だいぶ前にどなたか予想されてましたね、すごいです!
このドラマ、中谷美紀の演技力の賜物です。
息子さんが久しぶりに服を取りに帰ってきたシーン。おかえり、ただいまって良かったなぁ。一人で焼いてたお菓子を食べてくれて、りさはこの上ない幸せだったはず。私も息子が家を出た立場だったので胸が熱くなりました。
あと、川原由樹担当になっている小田が器ちっちゃ過ぎて、何年もの間、遠野りさを(原稿も気持ちの面でも)支えてきた神崎編集長が余計に大人に見えました。

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名前無し

神埼さんの清々しいまでの豹変ぶりに、編集マンの底力を見た気がする。そりゃあれくらいでないと変わり者揃いの作家たちをまとめて雑誌なんか作れないよね。でも一人でパソコンに向かった時の表情が、今の状況を必ずしも望んでやっているわけでない切なさみたいなのを表してたと思う。
リサにたいしても、謝る代わりに黙って平手打ちを受けることしかできないって感じだった。

作家の“業”ってすごいよね。確かにエッセイなんか読むと、歪んでるな~とか凄い過去だな、なんて作家もいるし、そういう自分の中の全てを糧にして書いていけるのがすごい。リサに不幸を面白がってないかと聞かれたゆきが言い返せなかった時、やはりこの二人は一番わかりあえるのかも、と思った。

それにたいして、秘書の緑子さんとは信頼関係ではあったけど、リサは自分に対する依存に気づいてはなかったし、秘書はリサのゆきに対する思いを汲み取ることはなかった。そんなすれ違いが招いた悲劇だったのかな。

遠野リサから解放されたと繰り返すナレーション。丁寧に日々を過ごすリサ。でもそこに解放された軽やかさよりも退屈さとむなしさが感じられた。自分らしく生きなさいって植え替えた木が枯れたとき、リサは“遠野リサ”としてしか生きられない自分に気づいちゃったのかな。
才能があると認めたゆきでさえ、期待されると良作が書けなかったっていうのも気持ちを後押ししたのかも。

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名前無し

ハッピーエンドじゃないラスト予想。

数年経って、母親の居た施設に今は遠野リサが入居している。

息子「母さん・・・」
リサ「どちらさまですか?」(いつもの微笑で)

悲し過ぎるけど、こんなラストもありぃ~?(T▽T)

あ~どっぷりこのドラマにハマっちゃってますぅw
早く火曜日にならないかなぁ。

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名前無し

↑上の続きです。

そこを見事に演じきっている中谷美紀さんに脱帽!

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名前無し

そうきましたか~!うまいなぁ。
疑った元彼君ごめんなさいね。
手の平返しの神崎編集長、愛しいホッペ叩き→思いっきりひっぱたかれました。でもね、私はリサのこと本気で好きなんだと思うんです。若くして売れた彼女を支え守ってきたわけだし。リサがゴーストが悪い事と知りながらも文壇の女王から下りられなかったように、神崎もまた編集長という立場と出版業界を担っている責任というか。個々の愛情より背負っているものが大きすぎて逆らえない的な。そう思いたいなぁ(願望)。
リサと交代して業界は川原由樹を売り出すけれど…由樹の苦悩の始まりです。結局、コマでしかなく人を代えてループする感じでしょうか。
母の施設に二度と来ないと言ったのに、解放されたリサは心の余裕が出来て行きます。そこでやっと、誉めてくれる母、認めてくれてねぎらってもらえた。長く求めていた母への思い、妄想が出ましたね。あれ良かったです。
そしてまた、物書きになる(予告から)。
上の方が書かれていた「ナレーションが遠野リサの文章説」に震えました。
彼女、この一連の出来事を書くんじゃないかな?!
今後にすごく期待します。

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名前無し

神崎編集長の手のひら返しすごかったね。急に「川原先生」って、由樹じゃなくたって呆れ蔑みます。出版社はゴーストライターのことは一切知らずで押し通し、今後は元ゴースト川原由樹を大プッシュ。この厚顔無恥なやり手編集長役の田中哲司さんに今日はゾクゾクしました。私、大好きなんです(笑)
会社として切り捨てた遠野リサと対峙したシーンもよかった。二人の間には仕事を超えた精神的つながりがあったと思うのに、リサは最後のプライドで突き放した。神崎の頬を打つ手が最初はそっと、その後次第に強くなるさまにリサの心情が溢れていました。二人とも演技が素晴らしかったと思います。

それに今日はようやく緑子さんが本領発揮しましたね。リサへのゆがんだ愛情の爆発があの人違いの刃傷事件だったとは。やっぱり緑子さんの表情や演技も素晴らしかったです。

鉢から地面に植え替えた植物が枯れてしまった。プレッシャーから解放されたリサの歓びは錯覚だったのか。片や晴れて自分の名で小説を出せた由樹も本来の力を出せず。
このドラマ、まだまだ展開がありそうですね。
中谷さんを始め、役者さんが皆いいので話に引き込まれます。
今後も目が離せません。

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名前無し

期待されて結果をだすプレッシャーから解放されて
人間らしさを取り戻した遠野リサと
プレッシャーに負けて本来の力を発揮できない川原由樹。
これから遠野リサと同じ苦しみを味わうことになるんだろうな。
うまく出来てるなと感心しました。
秘書が間違えて刺すシーンはちょっとね。
前回の火事もそうだけど、なんか強引かな。
偶然って物語のスパイスになる要素だけど
これが続くと嘘臭くなる。
あと、神崎が「川原先生」と呼んだときはゾッした。

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名前無し

まさかの火事に巻き込まれ、逃げよう!から死ねる?→死のう…。への中谷美紀の演技は流石!
遠野リサを演じ続け、由樹を殺したも同然と認識し、それでもしがらみから逃げられなかった遠野リサは死にたいけど死ねないと泣いた由樹と表裏一体。流れが上手いな~と思った。

息子も贅沢な暮らしをしてきたのに、独り暮らしなんかできるんかいっ!甘ちゃんだなあって思ったけど、病室へ入ってきた時の不安そうな表情、死ねば楽になれると思ったんだろうと心情を言い当てる洞察力、彼なりの言葉で俺を置いていくなと訴える姿に母への愛情を感じた。

テレビ局での神崎さんとのアイコンタクトで、遠野リサの覚悟と神崎さんの狼狽がセリフなしでも充分伝わってきて、役者の力を感じた。

このドラマ、演者が達者なので心情がほぼ説明セリフなしで理解でき、それが奥行きを感じられる一因かもと思っています。
三浦くんの良い人なんだけど、浅はかな感じとかリアル感あっていいですよね。

本当の死を実感し、本当に自分を求めている人に気づいたからこそ、ようやくすべてを捨てる覚悟が出来た。
予告の展開はまさにええっ!ですが、希望の見えるラストに向かってほしい。

秘書の遠野リサへの度を越えた執着が、どう絡んでくるのか気になります。

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名前無し

展開が早くて楽しい。
気分のってきた。
中谷美紀に魅入った。
コーヒー飲むの忘れた。

折り返しにきて凄く頑張ったなと思う。

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名前無し

⬆叫びたい気持ちわかります
人それぞれだと思うけど、わたしは「そうきたか、面白くなってきたやん」次早く見たい

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名前無し

リサは本を書くことでしか自分の価値を感じられず、そして母親にみんなが誉めてくれるんだということを認めて欲しかった。母親が一言「あなたは凄い子だったのね」と言ってくれていたならば、ここまで遠野リサであることに固執しなかったのかもしれないけど、誉められていたら作品を作り続ける源流みたいなものはなかったのかもしれない。

心のどこかで分かっていても今の現状を「あなたのせいだ」と母親や編集長に言いながら、その言葉がそのまま自分に跳ね返ってくる様はやはり哀れだと思ってしまう。

この作品はどのキャストにも善悪両面から焦点を当てているようなところがあり、誰もが全面的に善だ悪だと決められないのがうまいと思う。

三浦くんは由樹の才能と由樹自身に対する同情とで一生懸命だが、たかが一編集者が出版業界全体を敵に回して勝てるはずもなく先の見通しが甘いためにかえって由樹を窮状に追い込んだ。

編集長だって自分の保身もありながら、会社のためという大前提はぶれてない。会社の人間としてはこれはこれで正しい気もするし。

由樹は元々遠野リアに憧れていただけに、感情が複雑で、二人で一人と言われて「自分は憧れのこの人に必要な人間だ」というのが自分の支えになっていたはず。相談もなくあなたは要らないと切られたのが怒りの原動力になった。元婚約者が結婚をしてしまったことで、田舎へ帰る退路も絶たれてしまった。
裁判ではもしかしたらゴーストを認めるかもと万に一つの可能性も期待していたのかもしれない。それなのに、精神的な病などと思わない方向からの打撃に最後の望みの欠片さえ打ち砕かれた様子が秀逸だった。

反対に腹をくくって、でっち上げの陳述を淡々とする遠野リサの凄みも逸品!

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名前無し

録画をみだした。全く時代錯誤。小説家が昭和だ。いまの出版業界なんかコマーシャルと大手のスポンサーの力だけなのだ。こんな世界は1960年代の話で全くナンセンス。素直に音楽業界に設定すれば良かったのに。

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名前無し

夫に先立たれた母子一人っ子家庭での不安や孤独。
リサ母はリサをけして認めないことで存在意義を見出し続け、
それを心の拠り所としてきた歪んだ愛情持つ教師失格者です。
リサの出来不出来よりも配下に置き続けられることが大前提。
所有独占欲が強い人が相手をことごとく否定し傷付ける時は、
自分から去ってゆかれることを実は最も恐れている。
勿論自分がいなきゃだめ、何も出来ないんじゃない。
相手が大丈夫だと自分が一番困るからなんですよ。
私にはリサしかいないんだと泣き崩れてましたよね。
そして片やリサはただただ褒めて欲しくて喜ばせたくて、
誰より母に一番認めてもらいたくて、小説を書き続けた。
まるで認知症は認めざるをえないことへの拒絶反応みたいだ…
娘リサの願いは永久に叶わずトラウマは浄化されることはない。
愛情深く絆強いがゆえの哀しい親子の姿ですね。。。

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名前無し

このドラマの展開が気になっていたけど、、脚本は橋部氏で初のサスペンスですか では、これからですね。
上の方が書かれていたように、リサの側にはキムラ緑子さん由紀の側 編集部には菜々緒さんと面白そうな動きをしそうな人がいるし。
(最後の最後で田中哲司さんも解らないですし)
中谷美紀さんの本領発揮のような精神ギリギリのところで有名小説家を演じている部分と
水川あさみさんの地方出身で憧れの作家の為に尽くして捨てられた焦燥感が上手いですね。

現代の有名作家のネームバリューへのぶら下がり的な文芸書の販売方法にも、一石を投じているように思えます。

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名前無し

面白いものを作り続けているはずの川原さんの小説が
遠野リサの名前がないと売れないっていうのは(まあ自分で出したの1冊だけで、しかも3000部なんて口コミで広がるのも無理だけど)
ちょっとリアルだなーと思いました。
今なんてまず大きく宣伝されるものにしか目がいかないし。
でも、もし遠野リサが一人で書き続けていれば1年後にはつまらないと言われ部数は半分以下になる。
川原さんが小さな出版社や同人誌で出せば、1年後にはファンが増えて口コミも広がってる。
今ってそういう、読者が面白いものを見逃さないラッキーな時代でもあると思うんです。
最初はどうでも年数がたてば正当な評価になるというか。
川原さんはその頑張り続ける根性がなかったし、遠野リサは安易に保身に走った。
二人とも弱くてずるい。それだけの事だと思うんです。
ただ売り上げを折半していないなら遠野リサが完全に悪だけど。(ドラマではたしかちょっと多めのお給料ってだけでしたよね、それはいかん。)

海外ドラマのBONESってやつでも主人公の友達が、主人公の書く小説のネタ出しを手伝って上げた話がありました。
それはプロットにも満たない、「ここでこのキャラはこうした方がセクシーよ!」とかいう感じだったにも関わらず
主人公は「それが私に足りない部分なの」と自覚して、その人に売り上げ3分の2の何百ドルというお金をあげていました。
「そんな、友達だから楽しかったし、いらないわ」「いいえうけとって、ありがとう」と感謝しながら。
ああいうのがいいなあ。

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名前無し

もうただただ、中谷さんの演技を観たいだけで観てますが
ストーリーにも引き込まれてます。

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