2.74
5 404件
4 98件
3 65件
2 105件
1 563件
合計 1235
読み はなことあん
放送局 NHK
クール 2014年4月期
期間 2014-03-31 ~ 2014-09-27
時間帯 月曜日 08:00
出演
『赤毛のアン』などに代表されるモンゴメリーの日本語訳版を著し、明治から昭和の混乱期に翻訳家として活躍した村岡花子の生涯を描いたドラマ。
全 12686 件中(スター付 1235 件)11351~11400 件が表示されています。

2014-09-27 19:00:11
名前無し

このドラマが本当に良作か駄作かはこれからですよ。

来週からマッサンが放送されますが、その後もここのサイトが良い意味でにぎわっていればそれは良作だったと言えるでしょう。
逆に過疎化したり純と愛のサイトのように批判ばかりのコメントばかりだと駄作だったと言えるのではないですか?個人の評価ではなく全体の評価として見た場合ですけど。

私は今まで好きな俳優が出演していたので陰ながら応援していましたがドラマが終わってしまえば関係なくなってしまったので今後このサイトを利用することは、あまりないと思います。正直ドラマの内容自体はそんなに関心がなかったのです。

昭和の頃だったら平均視聴率が40%、今だったら30%を超えないと万人受けする本当のドラマにはなりませんね。
視聴者もだんだん目が肥えてきました。これからの朝ドラは個人ではなく複数でタッグを組んで脚本を仕上げた方が視聴者の要望に応えることが出来るのではないか?そんな気がする今日この頃です。

最後に 祝! 花子とアン! 最終回イマイチだったけど吉高さんの今後の御活躍を心よりお祈りします。がんばってー。

2014-09-27 19:11:59
名前無し

妹が這いつくばってぞうきん掛けするそばで姉がきれいな着物きて、女学生している!
この状況は、辛いですね。
そのときのハナの心境は。
①「こんな貧乏たらしい女中がオラの妹だなんて、華族のお嬢様方の前で恥ずかしいずら!」
②「ごめんね、カヨ。でも。今カヨが苦労している分、オラが一生懸命勉強してお金稼いで、カヨやみんなを幸せにしてあげるずら!」

どっちかな?
私は、ハナは東京で出版社に就職してがんがん稼ぎ、家族を助けるのかと思ってました♪
でも、ハナはどういうわけか好条件の就職先を蹴って甲府に帰り、「家族の貧乏はオラには関係ねえ」とばかりに、農作業を手伝うわけでもきれいな着物を妹に買ってやるでもなく、金持ち地主とのお見合いに「パルピ感じられないしィ」とくねくねたり、自分に惚れている幼馴染に妹を告らせ、顔も知らない森田くんの嫁として北海道に行かせてしまったのでした~。その後ももは辛酸を嘗め尽くして心身ボロボロになって東京に出て、エリート姉の家事手伝いとして生き、娘のひとりをたっての願いでもらっていただき、格差・差別の再生産を担うことになるのです。(大団円)

いつか北極に生きる野生動物のドキュメンタリーがあって。
アザラシがペンギンの首に噛みついてぶんぶん振り回し捕食するんですが、そのまさに真ん前を、シギかなんかの鳥がとぼけた呑気な様子で嘴とがらせて(ま、鳥だから)見向きもせずにふんふん♪トコトコ♪と歩いていて、当時なんかこう、「ああああ」とくるものがありました。
変な例ですが、このドラマを見ていて「ひゃあ~、こりゃかわいそうだあ~」と感じるシーンと出くわすたびに、この映像がフラッシュバックしちゃっていました。

実際の話。同じきょうだい間で差別があっても(極端な場合は虐待)、優遇されてる子は別に気にしてなかったり「しょうがない」とわりきっちゃったりしていることも多かったり。
想像の翼がありさえすれば、不幸な側の気持ちが分ったりそんな格差をなくそうとしたりできるのかもしれないけれど。なかなか難しいよね。人間も野生動物だから。

そういう意味で。
わざわざ史実よりも強めに愛情やら経済やら教育やらの格差・差別を出しておきながら、優遇されている人間を主人公にして、「見て見ぬふり」というスタンスを取らせるのはすごいな~とずっと思っていました。そうした人間の無神経さ、鈍感さ、残酷さをリアルに描いてはいます、うん。まさかそれが裏のテーマなのか?!と勘違いしちゃうほど。

やっぱり。リアルが殺伐としているからこそ、フィクションでは人の心の温かさ、絆、優しさ、あるいは強さに触れたいな。基本甘ちゃんなもので。
でも。このレビューで私なんか足元にも及ばない「うんうんその通りです!」という批評をたくさん読むことができたから、ほんとうにありがたかったです!

    いいね!(3)
2014-09-27 19:35:58
名前無し

すごいなあ。雑巾掛けぐらいして当たり前か
わたしはももがぼろぼろになって帰ってきたときの花子の冷たい表情や態度
醍醐さんが傷心で訪ねてきたときに
ちかよりもせず、玄関先でかえらせたあのふたつの
シーンが自分の心の痛みのように残ってます。
演出の人、情がなさすぎるわ。
いまさらだけど。
朝ドラの醍醐味は人と人の暖かい情でしょうが。
次の朝ドラは暖かい気持ちになれる作品であることを、せつに願います。

2014-09-27 19:44:37
名前無し

雑巾掛けってそんな嫌なものなのですか?
私は家族のためにやりますよ。
ガリ勉の生活なんて耐えられない。
なーんてドラマが終わってから嫌味を言い合うつもりはないな。
花子が冷たく見えるのは演出のせいでしょうね。
みなさまごきげんよう
一人一人の意見が光るサイトですね。

2014-09-27 19:48:24
名前無し

ここの感想サイトは「ありえない、ありえない」という批判がほんと多かったね。
そのことについて今更、いい悪いは言わないけど自分の思う常識がすべてに当てはまるわけではないので残酷だと思わない人がいても普通のことです。

2014-09-27 19:55:36
名前無し

雑巾掛けがいやじゃないんだけどね。
そのもっていきかたがね。
花子て雑巾掛けしたかな?
わたしも明日家の雑巾掛けしよう!
おうちがきれいなのは福を呼ぶそうですから。
だから花子にはいつも幸せがまいおりたんだ!
なるほど。
私も先ほど評価も入れたし
このサイト最後にします。
なんだかんだいいながら、見終わりました。
皆様ご苦労様でした。

2014-09-27 20:20:25
名前無し

戦時中に敵国語の翻訳をやりとげた明治生まれの女性の一代記だと思っていたので、
恋中心の浅いエピソードばかりでまったくの肩透かしの朝ドラでした。

制作側が何を伝えたいのかわかりませんでしたが、
視聴率を取るのが1番の目的だと考えたら、納得。
まぁ、そうゆう朝ドラもあるんでしょうけど、
私は好きではありませんでした。

しかし、朝ドラ枠のファンであるため、視聴をやめることはできずにモヤモヤが溜まっていましたが、このサイトで皆さんの意見を見て、
嫌いだけではなくなりました。

しかし、伝助と蓮子いなかったら…というか、伝助が吉田さんで、蓮子が仲間さんじゃなかったら、えらいこっちゃになってたかもね。

キャストの皆さんご苦労様でした!
そしてここの皆さん、ありがとう!荒れたり、荒れなかったり、楽しかった!

ごきげんよう!さようなら!

2014-09-27 20:20:43
名前無し

いろいろ言いたいけど、めんどくさいので、
コントみたいだった、わざとつっこまれたかったのか、炎上効果ねらいか、視聴率と金
スタッフが外国人か、このドラマを見て花子さんの本を読む気が薄れたのは確か
美輪さんを見る目も変わりました。
てっ 、ごきげんようさようなら

2014-09-27 20:21:15
名前無し

最初は楽しく観ていましたよ。「やまとなでしこ」「ドクターX」の脚本の方だし…ちび花ちゃんすごく良かったし、吉高さんの花、仲間さんの蓮子もぴったりはまっていたと思います。
でも、それは女学校卒業まででしたね。
多くの方が指摘されているように、おかしな方向にいってしまったのはそれからですね。それ必要ない!エピソードのてんこ盛り。蓮子事件も期待するほどではなかったし…。
ホント、素材は良かったのに、残念です。

もし、出来ることなら、別の方の脚本、スタッフでやり直しして欲しいです。

2014-09-27 20:30:36
名前無し

恋愛中心だから薄っぺらいのではないです。
恋愛ものは人間ドラマを作るには最適のはずなんです、名作も多いし。
でもこのドラマの恋愛はまるでカタログのように全員のエピソードがとってつけたような薄っぺらさだから
そう感じるだけなんです。
この脚本の作り方なら恋愛に焦点を当てず仕事もののドラマとして作ったって薄っぺらくなったと思いますよ
ドクターXが実際そうじゃないですか

2014-09-27 20:34:33
名前無し

○○がおこりました

○○をしました

○年たちました

の繰り返しだったな
学生時代も戦争も仕事も。
カップルも知らん間に好きになっていつのまにかできてるのばっかりだったし
だからあらすじ見てるみたいだったんだよ
でも朝ドラはそれでいいのかもな、15分だし

2014-09-27 21:04:30
名前無し

> 朝ドラ史上最高傑作となりましたね。
それは絶対に絶対にないです。
下から数えた方が早いはずです、確実に。

2014-09-27 21:05:52
名前無し

時間代わりでさえ、花アンは後半で脱落してしまいました。
が、ここの感想がとても興味深かったので最後にコメント。

高い視聴率とはうらはらに、シビアな意見も多いドラマ、ちょっと珍しいですね。

私は「朝の支度しながら族」なので、深い評論はできないですが・・・
主人公に共感できなかったという点でのひとつの感想です。

エンターテイメントとしてのドラマの役割って、視聴者に気持ちよくなって欲しい、っていうサービスだと思うんですが。
「花に好感が持てる」と感じる感性って、花と同じようにアゲアゲして欲しい、楽して人生HAPPYになりたい、という願望からなんでしょうか?
その願望と視聴率が繋がっているのなら、昨今のモンスターさん増加の背景にも関連しそうで怖いですが、これはきっと私の気にしすぎなんでしょう。
(人気俳優さんを多用したり話題作りにも事欠かなかったですから)

現実は苦労の連続ですからフィクションの中では夢を見たい。
私も判らなくはないけれど、でも、人間苦労や努力をしなくなったらおしまいじゃないのかな?
という堅苦しい感性なので、花の行動にはついていけませんでした。


今「おしん(のようなドラマ)」を放送したらどんな視聴率になるのか興味がわきます。

2014-09-27 21:10:09
名前無し

最終回おめでとう!
びっくりするくらいヒドイ造りだと呆れもしたけど、とても愛着を感じるキャラクターや好きなシーンもあった、ホントに変なドラマでした。
ヒドイ作品という自分の評価に変わりはないけど、最終回はちょっとじんときちゃったりしました。

クリスマスパーティーみたいに全員大集合ではなく、「アン」の一節をそれぞれに読む場面の連続で、登場人物たちの今が見られました。
誰がどこを割り当てられているのかというところ、なかなかよい工夫だった。

「2人の腹心の友」で思わず涙が。
醍醐さああぁぁあぁん!! (;∀;)
しかし、「完」の後の「ベストフレンズ」写真では花&蓮のツーショット。
醍醐さああぁぁあぁん!! (T_T)
ってなりました。

最後の羽が舞う演出、「想像の翼」の表現なんだろうけど、これをやりたいなら白蓮事件のとき羽とばしちゃいけなかったよなあ。あそこはどう考えても想像の翼じゃないし。
と、最後のツッコミでした。

みなさんの感想とともに完走できました!
ありがとうございました!

    いいね!(1)
2014-09-27 21:12:56
名前無し

何となくですが制作者(脚本家も含む)の思いが透けて見える作品でした。

モチーフの村岡花子は知る人ぞ知る人物で若干地味な印象だか、周りの人々(白蓮、市川房江など)が豪華でカバー出来る。大河ドラマになった新島八重のように。

赤毛のアンはファンが多いし「わかる奴だけわかればいい」的なエピを入れればファン垂涎だろう。

貧富格差、ミッションスクール、大正ロマン…おしんはいからさん、キャンディキャンディなどオマージュすれば視聴者の大半の中年以降のご婦人のハートは鷲掴み。あ、そうだ、若手イケメン俳優も大勢出そう。等々……

ところが始まってみたら、クリスチャン色はあまり出せず、主演女優の英語スキルも今一つ。不倫エピは主婦の反感買うし、白蓮以外の有名人は色々制約があり出せない。

ならば架空の人物や架空のエピでその場をしのごうか。
まあ、赤毛のアンの出版秘話と白蓮事件だけ押さえておけばいいか。

えっ!花子が醍醐さんに冷たいってネットでは大ブーイングだって?

じゃあ、最後の花子のスピーチに入れておきますか。
↑邪推の翼を広げてしまいました。

    いいね!(1)
2014-09-27 21:19:01
名前無し

醍醐さんの女優さんすきだったわ。
ブレークしてほしい女優さん。No.1です
大好きでした。醍醐さん。

2014-09-27 21:34:05
名前無し

さっきやっと観終わりました(・▽・/
淡々とたんたんと・・
それがかえって過去の風景を思い出させてくれて良かったです。
にょうぼがポツリ、この子伸びたねぇ!
本当に感じましたね。彼女にとっても飛躍の作品だったでしょう。

これまでの反省、何でこんな素敵な命がけの作品
(赤毛のアン)を読んでこなかったんだろう?
もしかしたら人生の大部分を棒に振って来た?
今まさに強くそう思っています、大袈裟ではなく。
すっかり遅れをとってしまった、でも今日からでも遅くはない、
しっかり触れていきたい、そう思っています。(・・/

    いいね!(2)
2014-09-27 21:38:44
名前無し

伝助さんが素敵に見えたのは、吉田さんの功績だろう。
逆もしかりで、花子がちっとも魅力的に
感じなかったのは役者本人の持つ品性だとかが役とかけ離れすぎてたのでは。
文学者にはちっとも見えない、おどおどした表情、ぐらぐらした座りの悪い首…。

だけど、安っぽい酔っ払いのシーンは生き生きしてみえたな。そういうタイプの役だったらはまるんだろうけど、今回のはミスキャストだ。

2014-09-27 21:47:31
名前無し

朝ドラは、前作の「ごちそうさん」から見始めました。どちらも良かったです。NHKのドラマって民放と違った味わいがありますよね!結構有名な人ばかり出てるのにリアリティがない。セットの中だけで演技してるからかな?だから、漫画みたいに軽く見れる。そして、後を引かない。朝から、考えさせられるドラマじゃ1日の始まりがドンヨリしちゃうけど、朝ドラは毎日楽しみに待てる軽いドラマ。次作も軽いドラマ期待してます。
最後の茂木さんは…………出ない方が良かったかも(笑)

2014-09-27 21:54:37
名前無し

一番格をあげたのは伝様。私もすきでした。
逆に下げてしまったのは、美輪様
紅白でるでしょうね。あまり見たくないな

2014-09-27 21:55:24
名前無し

花子とアンのファンだけど茂木さんだけはダメだと思ったよ。
春菜もそうだけどかなり遊びすぎだと思うけど、私は残酷残酷人間じゃないよ。ほどよい人間の負の感情は心地よかったです。

2014-09-27 22:08:05
名前無し

なにはともあれ吉高さんはじめその他の出演者、スタッフに敬意を示すうえで評価したいと思います。

中園さんもいろいろ言われたけど、いい勉強になったことでしょう。これを機にもっと腕を磨かれるよう期待しています。

2014-09-27 22:16:13
名前無し

残酷論争?があるようだけど、蓮子が伝助の所へ嫁ぐのがものすごく残酷だと思っていました。でもあんなに愛されてるのに裏ぎるのは残酷に思えた脚本も悪くはないなと思いましたし、顔ムニユのシーンが好きでした。
おとうのひいきも残酷ではありましたが、神童と言われるような子に勉強させてレールを引いてあげるのも、行く行くは家族のためになるのだからあの時代の貧しい家庭にはいい方法だと思います。

醍醐さんのようなキャラが朝ドラヒロインになるのでしょうが、そうでないところや、花子が優等生的でない描き方が中園さんらしくて、視聴者を裏切ってるなあと思います。

本当に突っ込みやすく、批判が多いドラマでしたね。
でも最後まで楽しませてもらいました。

2014-09-27 22:26:30
名前無し

もう書かないつもりだったけど、最終回を迎えて、最後に批判的感想を書きます。けじめをつけなくては終われないのでお許し下さい。
全体を通して基本的に脚本家に対する批判的感想です。
楽しんで観ていた方、傷つきやすい方は読まないで下さい。


【脚本】
映画は監督の物。テレビは脚本家の物。と言われるぐらいテレビドラマでは脚本家の権限が強い。
「いい脚本から悪い作品が出来ることもあるが、悪い脚本から傑作は出来ない。」という格言もある。
脚本は作品の成否の8割を占める重要なものであり、ドラマを生かすも殺すも脚本次第と言うのは決して大げさな言い方ではない。

今作におけるその脚本の酷さは、目(耳?)を覆わんばかりでした。

脚本を描く上での基本の一つとして『説明セリフは書いてはいけない。』というのがある。にも関わらずドラマは、すべてセリフで説明して物語が進んでいきました。過程を描かず、すべてセリフで説明して終わりです。

面白いわけありません。

『脚本協力』なるスタッフがいたようですが、なにをしたのでしょうか?
メインライターの指示を元に、実際書いたのは脚本協力の人なのかな?
たぶんそれで間違いない。そうじゃなかったらおかしい。50超えた大人のベテラン脚本家がこんな陳腐なセリフは書かない。と信じたい。
とすると、脚本とクレジットされた方は、脚本協力に書かせただけでチェックも推敲もしていないのか?劇中のヒロインと同じように。

この「脚本協力者」は、人間の持つ多彩な感情も、明治大正昭和の歴史の流れも、仕事とか、人が生きる意味について、なんてことを、知ることも考えることも出来ないうら若き方々と思われる。

そりゃあ、史実を扱った人間ドラマなんて書けるわけありません。


【プロデューサー】
『制作統括』ってクレジットの人。この人がプロデューサーのトップですかね。
この方の罪も脚本家と同じくらい、とても重いと思います。

酒の席での仕事の依頼に始まり。
「当てましょう!(良いドラマを作りましょう!ではなく)」と言ったのも。
恋愛要素を増やしたいと提案したのもこの人とか。
話題さえ集められれば良いと、ライダーやら壇蜜やらを放り込んだのもきっとこの人。
極めつけは茂木爆弾投下。

あ、もちろん、その要望を聞き入れて、面白い脚本にするのが、プロの脚本家の仕事。
でも、その脚本家の力が足りず、面白く出来なかった今作。
それに対してダメ出しするのも、プロデューサーの仕事のはず。
「こういうことじゃなくて、もっとちゃんとした恋愛書いてよ」とかね。
それをしなかった?出来なかった?

これで良いと思っていたなら、そのセンスはすでに死んでいる……。
それとも視聴率が良いから、なんでもよくなったのか?元々良いドラマを作ろうなんて気はサラサラなさそうだしね。

作品が崩壊へと突き進んだのは、このプロデューサーの責任とも言えるのではないか。


【演出】
演出家も演者も、脚本が酷いことに気がついていただろう。
意味を解釈することが困難な脚本を渡されても、まともに撮りようがない。
演じるためには脚本の解釈をしなくてはならないし、演出するのも同様だ。
演出家は脚本家への直訴をしたか、あるいはプロデューサーにダメ出しを要望したと思いたい。
しかし、何らかの理由(例えば高視聴率だったり、時間的制約だったり、もっと巨大な大人の事情だったり?)でその願いは叶えられなかったのではないか?
そもそも2話先も考えないで書いているような脚本、直しようがなかったのが実情かもしれない。

甲府編が終わった頃から、あきらめにも似たムードが漂い、もうなるようになれ!と言わんばかりにヤケクソ的演出が目立ち始めた。


【演者】
演者も(次に書く老けメイクに関しても)脚本被害者と言えなくもない。
良い脚本は、演者の演技を5割増しにも10割増しにも見せるもの。
悪い脚本は演技力でカバーしないと視聴に耐えうるものにはならない。
今回、多くの演者は残念ながら演技力でのカバーが出来なかった。
コネで放り込まれたり、役柄を表現できなかったり、実力不足は否めない。
ならば演出家に鍛えてもらえばいいのだが、それもなかったらしい。
なにせ演出家が、このつまらない脚本にやる気を失くしてしまったのが原因だろう。
演者が批判の対象にされるのには、多少同情の余地があると個人的に思う。


【老けメイク】
いったいいつ何年後にワープするのか解らない脚本では計算の立てようがない。
第1話の特殊メイクによる老けメイクも、おそらく前作の批判を受けて、プロデューサーが調子よく「特殊メイクを使おう!」とでも言ったのだろう。
しかし、行き当りばったりの脚本に、一体どこから特殊メイクにしていいのかさっぱり分からなくなった。
最後の4週間だけで13年以上も話が飛び飛びに経過しては、徐々に老けさせるなんてことは出来なかったのだろう。
撮影は順番にできない。午前中に花子の家で1939年、午後は45年と46年、夜はかよの店で41年の撮影といった具合にやられては時間のかかる特殊メイクなんてヒマがない。


【NHK】
日本全国で見ることが出来る唯一の局である。
国営放送であり、国民から受信料を頂いて成り立っているのである。
ドラマなのだから、面白くなっていれば多少の脚色には目をつぶる。
しかしこのドラマは史実の人物の物語を、話題性だけを求めて歪め、つまらなくしただけではなく、その精神をも改悪しているところが大問題だと思う。

あまちゃんの大ヒットで関連グッズが売れまくり、一部の人間は大いに潤ったのだろう。花子とアンが二匹目のドジョウを狙ったのは「当てましょう」といったプロデューサーの言葉だけでも明らかだ。

それを黙認し、垂れ流したNHKは詐欺レベルの重罪を犯しているとも思う。


【視聴率】
テレビ業界は視聴率が全てである。このレビューサイトだけではなく、他のサイトやブログにおける批判なんか、業界内では気にも留めないでしょう。
高視聴率だったこのドラマに関わった人は、実力があろうがなかろうが高視聴率人間として、しばらく引く手数多な生活となるのは間違いないだろう。

こうしてテレビドラマの悪循環はつづく。


【あとがき】
私的事実は、最初から最後まで欠かさず観たテレビドラマの中で、間違いなくワースト1だ、ということだけです。
あまりにひどいので見続けてしまった。あまりにひどいと思ったので、レビューを書かずにいられなくなった。
視聴率には関係ない視聴者ですが、制作サイドの思惑にまんまと乗せられたのかもしれません。
マッサンはつまらなかったら途中退場しようと思っています。
もう花アンウツと同じにはなりたくありませんから。


全くの個人的憶測による感想です。
悪意他意はありません。


最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
長文駄文失礼しました。

    いいね!(21)
2014-09-27 22:29:56
名前無し

朝ドラをリアタイで観たのは何十年振りだろ?
色々突っ込みどころは満載で花子は正直好きなタイプではないが
花子と英治の夫婦の関係はとても穏やかで素敵な夫婦だった。
鈴木亮平さんの育ちの良い雰囲気が好きだった。
これから気になる俳優さんになりました。

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2014-09-27 22:35:13
名前無し

壇蜜 なんのために出てきたんだろう

ただの客寄せパンダですか?

2014-09-27 22:41:09
名前無し

2014-09-27 22:26:30さん、ぐっじょぶ!
ひどすぎて見続けてしまったお気持ちわかりますよ~。
でもこの掲示板がなかったら挫折したことでしょう。

2014-09-27 22:50:23
名前無し

 最初は楽しく、それから「うん?」と思いながら、段々「なんじゃこれは?」と。
後半には「もうどうでもいい」
長いこと朝ドラを見てきましたが、とても理解に苦しむ朝ドラでした。脚本家には、ユーモアのセンスが全くないように思われます。
ただ、吉高さんは、演技はさておいて、私は最後まで好きでした。今後のご活躍を期待しております。

2014-09-27 22:57:32
名前無し

2014-09-27 22:26:30 名前無しさんの感想は、まるでプロが書いているような構成内容でびっくりします。全て批判だらけなのが気になるがいいね!ボタンがあれば真っ先に差し上げたいぐらいです。

でも最後のあとがきは少し言い過ぎな感じかな?。花アン意外にもっとつまらないドラマなんていくらでもありますよ。

2014-09-27 23:00:14
名前無し

↑ 訂正します。  意外 → 以外

2014-09-27 23:00:53
名前無し

ひどくても見ちゃうってのがこのドラマのパワー、中園マジックにかかっちゃったんでしょうね。
ひどいと言いながらもスタパやプレミアムトークを見てる方、スピンオフまでご覧になる方がいますもんね。
ひょっとしたら、NHK派で家にずっといるリタイア組の世代が多いのでしょうか?
私もそれに近いかもしれませんが、このドラマは大好きでした。
さみしいのでこれから放送を見ます。

2014-09-27 23:35:00
名前無し

とうとう終わってしまった…という感慨があります。

最後まで突っ込みどころ満載の、私にとってはすごく引き寄せられたドラマでした。
またNHKの朝ドラとしては非常に珍しく主人公以外の人が大勢注目を浴びることになったドラマでした。

私はいろんな欠点を内包しながらそれでもこのドラマの斬新な部分や勢いにとても魅力を感じ続け最後まで来ました。

出演者、スタッフの皆さんありがとうございました。

2014-09-27 23:41:43
名前無し

超長文の方の投稿すんばらしい。このままNHKにFAXしようかと思いました。

ただ朝ドラって全部の作品を観ているわけじゃないけど
いろいろ変なのもあったし、
数年前まではやっぱり主婦むけだなって思う作品も
多かった。主婦が家事やりながら見るには説明セリフも
仕方ないかって思ってた。
ただ近年これは凄く面白いっていう作品があって
そういうのはやはり脚本の完成度が半端なくて
自分の朝ドラへの期待値が上がりすぎた気はする。

この作品はあまりにもパッケージと中身が違いすぎた
ためにどうしてくれるのかっていう気持ちが先に立って
途中から全く楽しめなかった。
架空の『花ちゃん連ちゃん』てお話ならあほらしながらも
楽しめたのかなって思う。
きっと朝市君のスピンオフの方が脚本家さんも
描きたいものが書けて面白いんじゃないかな。

2014-09-27 23:42:04
名前無し

最終回を向かえて、久々に☆をつけました。
残念ながら、このドラマは私には合わなかった…。

話の題材、音楽、照明の雰囲気や役者さん達…。そこはすごく好みの感じだったんですが、やはり皆さんおっしゃる通り、何がどうしてこうなったんでしょうか…?
良い材料揃えたのに、料理のレシピ(脚本)と味付け(演出)間違えちゃった!?って感じで。
でも素材がめっちゃ良いと、料理に関係なく美味しいものもある(伝さま等)んですよね~。

登場人物の喜怒哀楽が(特にヒロインの)あまり感じられなかったのが残念でした。やっぱり人間ドラマは「哀愁」「怒り」があってこそ「喜び」「楽しみ」が活きるような気がします。そのメリハリが弱く、薄い話にしか感じられませんでした。
吉高さん、嫌いじゃないし、むしろ和服似合う!上品な雰囲気も漂ってステキ♪と思えたんですが、ちょっと女優オーラとか勢いが弱かった …。仲間さん・醍醐さんには勝てなかったですね…。でも新たな一面発見出来たんで、別の脚本での新しい役を観てみたいです。

2014-09-28 00:18:46
名前無し

全体的に取って付けたようなドラマでした。

私はあまちゃんの後半からデビューしたので、朝ドラの常識は分かりませんが、
こんなものですか?
ごちそうさんも役者が年齢不詳だと思っていたのですが、
花子とアンはひどすぎる。

花子もダイゴさんも宇田川先生もスコット先生もかよもモモも、顔がツルツルテカテ。
アンの出版記念パーティー時は何歳の設定なんでしょうか。
白髪が増えただけで年齢を表現するなんて甘すぎ。
NHKの朝ドラの年齢の表現ってこんなものなのですか?
ハリウッドのような特殊メイクを望むのは間違っているのでしょうか。

吉高さんは悪い女優ではないと思いますが、
今時の若い子演技は地でできても、
文学者としての落ち着きや、高齢者の落ち着きは最後までできなかったと思います。
演技中は、目がキョロキョロ、態度はクネクネが目について、
非常に違和感を感じました。

そんな中でも朝市のスピンオフも楽しみですが、伝様のスピンオフはないのでしょうか。
蓮様との結婚以前や、離婚後など、気になります。
エイジさんと弟君も、なかなかいいキャラですので、花子と会う前の村岡家も見てみたい。

花子は魅力がありませんでしたが、周囲の人間が気になってしまうのは、
図らずも、作者の力量なんですね。

2014-09-28 01:34:04
名前無し

映像が凝っていて美しかった。
仲間さんの着物姿が美しかった。
吉田さんの渋い演技が素敵だった。

2014-09-28 01:43:04
名前無し

やった終わった!
お疲れ様でした!!

2014-09-28 02:02:25
名前無し

細切れに、それもほんの少ししか見てなかったのでよくわからないのですが、そんなに酷いドラマだったのですか?

2014-09-28 05:06:57
名前無し

3行で読むのを止めました。

2014-09-28 05:54:31
名前無し

ドラマに寄せられた感想の質はそのドラマの質を表すと、私はかねがね考えています。
ここでは残念ながらアンチの方たちの感想のほうが、ファンの方たちの感想より説得力もあり論理的ですね。
何処とは言いませんが、某朝ドラの感想欄はそれと全く反対の現象を示しています。
言いたくないですが、この事実こそが、「花子とアン」のドラマの質がどの程度のものかを証明しているのではないでしょうか。
あくまでも視聴率などの数字だけにこだわる方たちには、理解出来ないことかも知れませんが。

2014-09-28 06:26:38
名前無し

論理?感性ですよ。

2014-09-28 06:28:23
名前無し

一般的にはかなりの層の支持があった=事実です。
実際そうであった。

2014-09-28 06:34:05
名前無し

このドラマで学んだのは、作品は脚本家の人間性や器以上のものにはならないということでした。

実際の村岡花子さん。どれほどの信念や高い教養をお持ちの方だったのだろうと思います。

せっかく優れた素材があったり、素晴らしい方に出会ったりしても、その価値に気づけなかったら、なんだかもったいないですね。

持っている器は、これは脚本家と作品という関係だけでなく、例えば、親と子だったり、トップと組織だったり、色んなところにあてはまるんだろうなと、このドラマを視聴して、改めて感じました。
人の心の痛みに気づける感性とかも含め、自分を磨いていくことの大切さを、逆に教えてもらったような気がします。

2014-09-28 06:41:38
名前無し

赤毛のアン(翻訳)大ベスト、超ロングセラー=事実です。
かなりの信念、教養の高さ、推して知るべきでしょう。
平民評論家の講釈はいるのかな?
と、ここで教えてもらいました。

2014-09-28 06:54:52
名前無し

さらに、
われら < 村岡花子一家(原作者村岡恵理さんも含む)
この構図も事実です。

われらの一部 > 脚本家等制作スタッフ
これは有り得るでしょう。

認識は間違えの無きようお願いしたい。

2014-09-28 07:36:06
都鳥

呼ばれても花子の姿現れず廊下で続編読みふけっていた
本を読む窓辺の花子に駆け寄って急いで連れて会場戻る
こんなにも多くの人に祝福されてこの上もない幸せなこと
この本は自分の心の支えとなりいつも励まし勇気をくれた
寄宿舎で過ごした日々はあまりにもアンを取り巻く世界と似ていた
厳しいが深い愛情持つマリラそれはブラックバーン校長先生
寄宿舎で出会った二人の友達は腹心の友ダイアナだった
彼女らは生涯の友この本に出会ったことも運命だった
別れ際ミス・スコットと交した約束平和になれば必ず翻訳
戦争は激しさを増し日本は大きな角を曲がってしまった
どんなにも暗くて不安な夜であれ必ず明けて朝が来るはず
曲がり角曲がった後のその先に一番いいものきっと待っている
いつもアン私のそばに寄り添ってこうつぶやいて教えてくれた
人生はいくつもの曲がり角あり震災戦争愛する子の死
思いもかけぬ曲がり角見通しきかぬ細い道そこにさえ
幸福と優しい心友情の美しい花咲いているはず
アンのよう勇気を出して恐れずに立ち止まらずに歩いてゆけば
曲がり角先にはきっと美しい景色広がり待っててくれる
日本中いっぱいアンの腹心の友できますよう祈っています
スピーチを終えるや否や飛び出して一目散に書斎へ急ぐ
教会の鐘鳴り響き会場の誰もが笑顔で見送っていた
気になって仕方のなかった「cantankerous」意地が悪くて気難しいか
ときめきのアンの続編すぐ開き我を忘れてまた読み始める
気持ち良いある八月の午後のことカナダプリンスエドワード島
一軒の農家の玄関その先の赤い砂岩の踏み台の上
背の高いほっそりとしたそばかすの少女は夢を見ながら座ってた
書斎から見上げる空に飛んでいるどこから来たのか麦わら帽子
時を越え高く遠くへ飛んでゆく多くの人に希望与えて
命かけ守り通した赤毛のアンあふれる愛と厚い友情
想像の翼は羽ばたく天空を高く自由にそして楽しく
花子とアン遠く離れた二人でも心は一つに結ばれていた
アンは飛ぶ遥か彼方の素晴らしい希望に満ちた世界へ向かって

2014-09-28 07:47:34
名前無し

命がけの仕事に感動しましたし、ここが後半の見せ場だと思っていたのですが、私のような感想は少数派なんですね。
村岡さんのここを描きながらヒロイン批判が多いのなら、ドラマは失敗かもしれませんが、我が家は半年間楽しみました。

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2014-09-28 07:49:04
名前無し

わたしも存分に楽しめました!

2014-09-28 08:06:22
名前無し

2014-09-27 22:26:30の方に全く同感です!
NHKは公共放送で受信料をとって運営している原点に立ち、酒を飲ませて「当てましょう」みたいなど言わずにプライドを持って欲しい!
茂木さんの隠し芸大会のような演技でオッケーするあたり、全くやる気が無い。
他のサイトでも批判の方がはるかに多いのだから、批判を受け止め、真摯に反省して下さい。
脚本はもとより演出もプロがやったとは到底思えないし、演技も輪をかけてひどかったと思います。
話題性があれば視聴率は上がるとたかをくくっていらっしゃるのか。面白く無いドラマはたくさんあるけど、こんなに手抜きで視聴者をバカにしたドラマは無いと思いました。
感想欄を拝見し同じ感想を持つ方々が沢山いらして救われました。

2014-09-28 08:19:46
名前無し

2014-09-27 22:26:30
名前無しさん

凄いです!
業界の方ですか? 業界の方ですよね!

すんごく 勉強になりました。裏話ですよね。
でも、披露する場所を間違えてると思います。
ホント 他の方もおっしゃってたように NHKに送った方が よいでしょう。



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アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)