



4.28
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おじさんと若い男のシーン。
弁当を買ったレシートの消費税が5%だった。
消費税が5%だったのは28年前~11年前まで。
さらに、シナントロープではキバタンがアレックス先輩とアジア2次予選を見に行くと話しており、あの部屋の若い男は今日はアジア予選がある日だと言っていた。
サッカーのワールドカップは4年に一度。4の倍数で遡っていくと、12年前、16年前、…。
第2話のハシビロコウの歓迎会で、水町は大学3年だと自己紹介していたので、年齢にすると21歳。
第5話では水町が5歳のときにあった出来事を話していたけれど、あの部屋の時間軸が16年前だと仮定すればちょうど計算が合う。
つまり、あの部屋にいる「おじさん」か「若い男」は5歳の水町の事件に関りがある人物なのだろうね。
ラストまで見たら、これは実によくできた正統派の上質なハードボイルドミステリードラマだった事にようやく気がついた。ラストの真相あかしと終わり方で、
なんだ、そうだったんだーとわかった。そして、久しぶりに極上なハードボイルドの世界を味わえられる事が出来てすごくうれしかった。
なにしろ話の構造と展開や登場人物達がまさにハードボイルドミステリー世界そのものなのだ。
ハードボイルド世界とは例えばこんな風である。
魅力的な美女から頼まれた奇妙な事件に巻き込まれた探偵が様々な人間とかかわり犯罪組織と戦い命を狙われ危機一髪な目にあいながら難事件を解決するが実はあの美女が裏にいて、美女は悪女で探偵は彼女に利用されていたというオチで、やるせなく終わる。
まあ、ハードボイルド世界はそんな風な感じなのだが、まさにシナントロープはそんな話の世界だろう。
そして登場人物達もハードボイルド世界の登場人物そのものなのだ。列挙してみると例えばこんな感じになるだろう。
事件にまきこまれる探偵ー水上君の都成、事件の鍵になる悪い美女ファムファタール(悪女)ー 山田杏奈ちゃんの水町、情報屋ーハシビロコウ、チンピラー坂東君の木場、訳ありの女ー鳴海唯ちゃんの室田、ヒロインの女の子ー影山優佳ちゃんの里見、ナゾの男ースリ老人、犯罪組織ーバーミン、悪の親玉ー染谷将太の折田、部下の悪漢ー龍二&久太郎、探偵に関わる街のヘンな人々ー店の客達とバンドの連中、そして刑事達。
こんな調子で全員がまさにハードボイルド世界にはお馴染みなキャラばかりなのである。
まさか、こういう形で青春ドラマ要素もある新感覚の新しいハードボイルドドラマが創れるとは!
そして、それが見れたとは!
とにかくそれが最後にわかり、オーッ、やってくれるねー!とスゲエーなこれ!ともう感動してうれしくなってしまった。
特に一番ラストのナゾと真相の全てがわかり、都成君が窓からスズメの鳴き声を聞きながらぼんやり外を眺めて、「都成のとなり」と自嘲をこめながらつぶやき、やるせない感じで終わるシーンがもう最高!
まさにこれこそがハードボイルド感覚なのだ!
個人的には本作「シナントロープ」の一番のベストシーンになりました。
ちなみに二番目に好きなのは都成が水町にスマホを見せて水町の顔が悪女の顔に変わるシーンですな。
まあ、描かかれなかったけど、この後は都成が水町にスマホを返して、そっけない会話して別れただけだろう。むしろ描かれない事が粋な演出だなーと思った。
とにかくこの一番ラストの終わり方こそが実にハードボイルド世界らしい見事な終わり方なのである。
探偵だけが真相を知り、ヤレヤレとんだ事件に巻き込まれてまた悪い女にふりまわされちまったよな。と事件を回想して苦笑いしてやるせない感じで終わる。
だいたいハードボイルド世界の終わり方はいつもそんな感じなのである。
ミッキー・スピレインやロス・マクドナルド、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の終わり方なんかもたいがいがいつもこんな感じである。
まぁ、ハードボイルドモノの本や映画が好きなお方なら、この感覚とニュアンスと私の言いたい事は多分わかってもらえるとは思うのですがね。
それにしても、このドラマをこれで終わらせるのは実にもったいない。
だから都成とハシビロコウのコンビのハードボイルド探偵ドラマをシリーズモノをぜひとも制作してもらいたいものでありますな。
都成がまたもやヘンな事件に巻き込まれしまい、前の面子もチラリと登場させて、悪女水町にも少し借り返せよと無理矢理協力させて、都成が犯罪者と戦いながら記憶能力を使いハシビロコウと協力してぼやきながら動いて難事件をなんとか解決して、またもや苦い沸え湯を飲ませられ、毎回やるせない結末で終わる。
シリーズ化が無理ならスペシャルドラマか映画なんかでやるといいかも。
なんかすごく見たいなー。
都成探偵役は、絶対に水上恒司君のアタリ役になり代表作になると思うけどね。
水上君は此本和津也さんと一緒に企画をこれから売り込みに行くべきだろう!
すごく期待しております!
別のところで、オリタの父親にひき逃げされたのは、ハシビロコウの父親だと書いてあるのを見た。都成が過去に表彰された新聞記事をくまなく見たけど、それを見つけることは出来なかったから、どこかで話していたのだろうか。事故の時に一緒に居合わせた子供の年齢は都成のの1つ下だからそこは合致しているよね。
ギャグあり、青春ありの推理ドラマかと思いきや、裏切りの復讐劇?だった?
水町は最初から狙って同じバイト仲間になったんだよね?都成の能力なしでは、この復讐劇は到底成功出来なかったよね。
この先、都成は自分の能力を封印してしまうかもしれないね。
都成メインでの続編が見たいなと思う。
遅ればせながらのTVer視聴。
脚本・演出・演技全てが素晴らしかった。
大御所脚本家の独りよがりなドラマ、ちっとも伏線回収出来なかった考察ドラマ、途中まで素晴らしかったのにアイドル登場と共に一気にトーンダウンした日曜のドラマ・・・それらと比べ圧倒的だった。
もうこの脚本家から目が離せなくなった。
コードネーム、きつつきのシイ。5歳の水町を助けに行った時、誰?と聞かれて「キツツキ」と答えたに違いない。右の翼(腕)から血を流していたけど頭(顔)にも血がついている姿を見て水町なら赤い頭のキツツキ科シマセゲラを連想するのは容易い。シイはシマセゲラと思われていることさえ知らない。知っているのは水町本人だけ。ならばシマセゲラの名を使って脅迫状をオリタに送りつけたのは水町以外にない。自分にも送られたと里見に話したり都成に打ち明けたのも作戦の一つ。
今の危機的状況まで織り込み済みかどうかは五分五分だけど。全てはオリタを炙り出す為。やっぱ、父親の復讐かな。
水町は何かあって助けられるのはヒーローではない、顔も見たくないと言ったけど都成を試したのかな。こりゃ事件が解決しても二人は結ばれないかもしれん。かわいそうに。
来週は最終回ではないと確認した。まだ2回放送がある。嬉しいね。
【シナントロープ】
人間社会の近くに生息し、人間や人工物の恩恵を受けて共生する、野生の動植物を指していう。
なる。
キャストと祖父江Pでちょっと楽しみにしてたヤツ。初回からいい意味で踏み外してて良き。オープニング、エンディングもカッコいい。会話劇、世代の危うさ、醸す空気、ただの雰囲気ドラマとならぬようこれからの物語展開に期待。
不気味で怪しくて危なっかしいけど、どことなくコミカルな空気が漂うセンスの良いドラマだと感じた。
そして何よりキャストがとても良い!
初回なので御祝儀評価だが、次回が楽しみだ。
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