3.62
5 241件
4 91件
3 44件
2 20件
1 118件
合計 514
読み あんぱん
放送局 NHK
クール 2025年4月期
期間 2025-03-31 ~ 2025-09-28
時間帯 月曜日 08:00
出演
“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生...全て表示
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マイケル・Jの声は一朗太が好き

初回冒頭で出て来た「絵と創作を生業とする夫を支えるヒロイン」の図式がゲゲゲの女房をほうふつさせますが、史実を念頭に置いて人情味ある筋書きを書いた山本むつみさんと違い中園ミホさんはまず人と人との化学反応有りき、ふれあいのドラマ有りきの脚本家さんだと思うので、あんぱんは史実はあまり気にせず純粋にドラマとして楽しみたい(大好きな「らんまん」も史実とだいぶ違いましたが面白かった)と思います。
今週は夜勤で今日の回はリアルタイムで観れましたが、崇が漫画に憧れるきっかけが描かれましたね。私はやなせたかしさんの事に詳しくないので、漫画家を目指したやなせさんがアンパンマンを漫画でなく、絵本として世に出すまでに至ったプロセスに興味が湧きます。

あと、私は食べ物のエピソード大好きなので「ヤムおじさんがふるまった焼きたてのパンが美味しそう」な描写に好感を持ちましたし、予告であった今週の「のぶがパンを売り、のぶの母がパン作りに挑戦する」展開に惹かれます。あの出来たてで柔らかそうなパンが、本作のあったかさを象徴していると思います。
私が7、8歳のころ「風見鶏」という朝ドラが放送されていて、ヒロインが外国人のパン職人と結婚しパン屋を営む話でした。ストーリーは殆ど覚えてないのですが「パンは小麦粉とイースト菌で作る」事を初めて知ったのはこの風見鶏だったのを、あんぱんを観ていて思い出しました。例によって放送テープが殆ど残ってなかったのですが番組発掘プロジェクトの一般録画募集により全話揃ったそうなので、この間再放送が始まった「マルコ・ポーロの冒険」のように風見鶏も是非とも画質修正を施し再放送して欲しいです。

はやぶささんの投稿が載っていて、なんだかまた優しい風が吹いてきたような暖かい気持ちになりました。

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名前無し

今週ラストの演出、あんぱんは食べるが100%正解。
朝田家の夕飯の時に、くらばあが「あても(あんぱんを)食べたかった」と言ってる伏線があり、みんなのラストの時の食べっぷりも、無作法だけど、開いた口を隠さないものだった。それで、嘘も隠しも無いピュアな心情が伝わって来た。
そのヤムおじさんのあんぱんと、崇がのぶに渡した一枚の絵…
金曜日の展開は、中園ミホさんが御自身の人生の恩人であり師であるやなせたかしさんに捧げる感謝を込めたメッセージだったのだろう。
生きちゅうき悲しいがや
生きちゅうき苦しいがや
生きちゅうきいつか元気になって、きっと笑える日が来るがや
…そうなんですよね、やなせ先生。

その伝えたいメッセージを、その思いを共有しているスタッフや演者たちが一体になって表現してくれた。
だからこそ、こんなに感動できるシーンだったのだろう。

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名前無し

ここまで見てきてふと思ったのは…
やなせたかしという人にスポットを当てた理由というのがよく分からない。自分がこう思うのも「アンパンマン」という漫画にまったく興味を持たないからであろう。

ドラマは別物なのでそれらと切り離して見たものの…
やはり朝ドラは年々つまらなくなっている。

にしても、本当に美味しい「あんぱん」というのを食べてみたいものだ。まずいのが多いから。パンの質がよくないし中の餡も砂糖の味がするだけ。そもそも小豆って風味というか旨みというか、引き出すのがメッチャむずかしそうだ。このドラマちゃんと「あんぱん」というものを描いてくれるのだろうか?なんかその辺が心配だし、やなせたかしという人物もイマイチ時めかないしやはり今田の可愛さしか見るべきところがなさそうだな。

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いいね!投票数 15 票
名前無し

いいなぁ〜。
人の心の機微がしっかり描かれているわ。
会話ではなく、心を表現する映像の見事さ。
だから画面から目が離せない。
天真爛漫で自分を思う人の事もわからない長女(主人公)。
身近な想い人にそっと心を寄せてその想いが仕草にでる次女。
まだまだ、元気なだけの三女。
素敵な美人姉妹に、頼りない兄と、出来すぎな弟。
とても面白いドラマが紡ぎ出せそうですね。
まさに、正当な朝ドラ。

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名前無し

なんかヒロイン違う人がよかったOPビックリ
阿部サダヲもゴリ押しで、あいかわらずの演技で残念

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名前無し

本気で人を愛したことや、愛されたことのな人が何を書いても虚しいだけだね。
かわいそうに…
でも、私たちの感動をこんな風に台無しにしようとする行為は赦せない。このドラマを見る資格ないよ、君は。

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名前無し

この朝ドラは道徳を説くものでもなく、もちろんショッキングな暴力を見せて偽悪的に楽しませるものでもない。この長い戦争(軍隊)の描写から、それぞれが何を思うかは自由だと思う。意に添わない徴兵を受け、それでも祖国のためにと無理やりにでも信じ戦った多くの若者がいたことを思うと、尊い犠牲の上に今の平和(日本に戦争がないという意味で)と尊い反省があるのだと思わずにはいられない。当時を生きていないわたしたちが、現代目線で、身の程知らずでバカな戦争だったと一言で切り捨てるべきではないと思う。あの戦争がなかったなら、今の日本はどうなっていたのだろうと考える。良くも悪くも、今とはまったく違う国であったかもしれない。

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名前無し

史実通りの朝ドラなんて見たことないわ。オリジナル以外は、どのドラマもモデルがいても脚色されているから。どこが変えられているかなんて詳しく調べないと分からないし。

私としてはドラマとして楽しめるかどうかが大切。
史実に忠実に描いても面白くなかったら意味が無いしね。
この作品は心に届くものがあるから好き。
大切に見ていきたいと思わせてくれる朝ドラです。

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名前無し

良作の朝ドラの雰囲気が溢れていて嬉しくなる。
私の中では何度も見たくなるのは最高の朝ドラ。これからも楽しみにしてます。

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名前無し

内容がしょぼすぎる

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いいね!投票数 8 票
名前無し

予想はしていたけど高知新報元編集長東海林が亡くなり悲しくてつらかった。のぶと嵩の志し、逆転しない正義が見つかったのか直接確かめたくて、余命を悟り病を推して命削って高知からのぶと嵩のもとへ会いに来た東海林の真心に感心した。

難儀な道を乗り越えてやっと見つけた逆転しない正義を見つけたのぶと嵩を見届けた後、高知に帰り皆に逆転しない正義を見つけたのぶと嵩の話しをして嬉しそうな笑顔を見せた後、永遠の眠りについた東海林に感銘しました。東海林を演じた津田健次郎さんの迫真の演技が圧巻でした。本作の上位に入るほど名脇役でした。

命を削って会いに来て、二人の生き方を認めて励ましてくれた東海林の思いを受け止め、逆転しない正義の象徴アンパンマンをより魅力的にしようと、初代型アンパンマンを更にブラッシュアップして皆さんご存じの今のアンパンマンになって来た。でもまだまだブレークまではいろいろありそうなので1話たりとも見逃さず最後まで視聴完走します。

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名前無し

なつかしい高知新報の元編集長東海林が柳井家を訪ねて来た。詩とメルヘンの編集長で皆を仕切って良い雑誌を作ろうと励んでいる今の嵩の姿を東海林にみせたかった。柳井は記者としてポンコツだと思ったのに今は編集長になるとは、大したものだにゃあと褒めてくれたかもしれない。

やさしいライオンなど嵩の作品は全部見たと言う東海林は、ただひとつパンを配るカッコ悪いおじさんのヒーローが腑に落ちないと言った。それに対してのぶは、アンパンマンはカッコ悪くていい、傷つく覚悟で人を救うそれが真の正義のヒーローだと言った。それに反応した東海林は言った、ついにみつけたね逆転しない正義を、そこから高知新報の採用試験の面接でのぶと嵩が逆転しない正義を探したいと言ったことを思い出した。見事なロングパスだった。

東海林が来た知らせに急いで帰って来た嵩には、パンを配るおんちゃんをこじゃんと描け、のぶには嵩をこじゃんと応援しろと励まして去って行った東海林が渋くてカッコ良かった。東海林を演じた津田健次郎さんはクランクアップ後、脚本家のたっての希望でこのシーンのために特別に出てくれたそうです。ご苦労様でした。おかげさまで感動の名シーンになりました。有難うございました。

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名前無し

今朝の回、私はこの朝ドラで1、2を争うくらい好き。減量を要求されるおじさんに爆笑し、メイコ夫婦の発言、登美子の悪口三昧に笑わせて頂きました(笑)
でもって、のぶはやっぱり最高の奥さんだなぁとウルウル。崇はほんと幸せ者です。

正しいとか正しくないとかではなく、自分は撃たれてもお腹を空かせた子供たちの為に飛び続ける...

ここに来てこの朝ドラがますます好きになった私なのです。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

廃墟となった東京、右脇に国会議事堂を臨むシーンでの嵩は息を飲み、返す言葉がないように見えました。
かつてを知るからこそ、自分の中でショックを受けていたのだと思います。
唯一の東京先住者として帯同したのだからおいそれと単独行動できないし。記者として一番後輩で、図案科や軍隊を経験したいまの嵩が取材陣の和を乱さないようふるまうのは当然でしょう。
座間先生は年齢的にまだ勤めてるか芸術学校で聞かないとわからないし、登美子は再再婚先の住所不明ですよね・・。
図案科時代は銀座などで街並みや着飾った女性らをスケッチしていた嵩。
自分に世の中の明るさや活気やパワー、希望を教えてくれた大都市・東京。
戦後の変わり果てた姿を見ていま、何を思う・・。

絶望の隣は希望、は寛さん。絶望の隣は絶望の2丁目、はヤムさん。絶望に追いつかれない早さで走れ、は次郎さん。
あんぱんの絶望とのつきあい方、そこから転じる生き方はいろいろ。
のぶは先走っていつも後悔してしまうタイプだから、今度こそ間違えんようにと走り続ける。自分でわかってるから彼女はそれでいいんです。
嵩は自問自答してなかなか走り出せないタイプ。駒のように同じところをグルグル回るだけで本当は自分が傷つきたくないだけとは言い得て妙で、健ちゃん上手いアシスト。しかし庭だった筈の東京の荒みように、告白どころかまた周回軌道に戻ってしまった様子の柳井くん・・。

「失敗のミスと女性のミスを掛けちゅうがで。この女の子、お姉ちゃんみたいや」。ミス高知を読む場面、子供漫画の時代に嵩の駄洒落は大人にも通用することが証明されたのが嬉しかったのに加え、あと2つのことに気付きました。1つは、朝ドラヒロイン名物の〝水落ち〟が意外なパターンで登場したこと。もう1つは、蘭子も嵩ののぶへの気持ちに気づいてること。
次週、蘭子のアシスト参戦が非常に楽しみです。

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名前無し

第68話17・8% 初の17%超&番組最高更新!

本作は伝記でも立身出世物語でもない。主人公の仕事ばかりではなく家族を描くことにより朝ドラらしくなる。二人の姉に控えめだった末妹メイコにもスポットを当てることによりほのぼのと明るくなり朝ドラらしくなった。この時代東京に出てのど自慢に出ることはメイコにとって立派な志しで希望だった、しかもくらばぁの東京への汽車賃を断って高知で仕事見つけて旅費を貯めるとは立派な心掛け、その間姉ののぶと一緒に暮らすことになり、これからのぶの一人暮らしもメイコの存在で明るくなりそうで楽しみ。

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はやぶさ

逆転しない正義って、親(あるいはそれに類する立場の人)の子に対する愛だと伝わってきました
リン少年を身を挺して守ってくれた母親
我が子のように大事にした岩男
ゆで卵を作ってくれたおばあさん、自分の息子ぐらいの兵隊が餓え死にしそうな状況を見て
死にかける嵩に、生きるめあてと励ましを与えた父清さん
のぶを助けに行こうと、震える手で水筒に水をくみ、歩いて空襲を受ける町に行った母羽多子さん
家族とはぐれた少年を勇気づけ一緒に避難させたのぶさん
守ってくれる人がいること、守りたい人がいること
それは幸せなことなのでしょう
この週は、一本筋の通ったストーリーでした
それは昔も今も同じですね

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名前無し

勘違いしている人もいるようだけど、このドラマは強烈に反戦を訴えているドラマでもある。
主人公のののぶが、愛国の鑑と呼ばれるようになっているのは、戦争に対する好意を1ナノメートルをも示すためではない。
戦争の恐ろしさ、人の意識を正常ではないものに変える悪魔性を切々と私たちに訴えるために、作者が使った手法だ。
脚本の中園ミホさんは、渾身の力でこの作品を書いていると思うし、今田美桜さん始め演者の皆さんは、その中園さんの熱意を汲み取って迫真の演技をし続けてくれている。
そこには、御都合主義とかキャラブレとかの安直なものはない。そう捉える人がいるとしたら、それはその人の鑑賞力の問題。

こんな戦争起こすべきでは無かった。所詮は、権力者や富裕者が自分たちの利権や名誉を得るために行われたもので、そのために多くの善意の人々の命や身体が犠牲になった。
でも、戦争が起きて敗北を喫したことにより、私たちには、平和と自由と平等がもたらされた。それは未だに完全なものからは遠い。でも、例えばこのドラマを観て、その恵沢は多くの人の犠牲の上に成り立っていることを再認識し、それを前に進めて行く責務が現代の私たちにはある
そういう大事なメッセージも一つの核のこのドラマ。朝ドラの枠には収まりきっていないが、朝だとか夜だとか大河だとか、そんなのは二の次の問題。素晴らしく作り込まれたこのドラマに感謝する。

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名前無し

だから何?
どのドラマもそういう部分があって、それでも賞を受賞したりもしている。カーネだって身内から酷く否定されたけれど、ギャラクシー大賞受賞。
オリジナルじゃないんだから、そういうものでしょう。

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名前無し

遂に嵩と手嶌治虫との対面が来ました。みんなに気付かれないようにサングラスをかけたが、あの大きなベレー帽はどう見ても手嶌治虫だった(笑)。のぶがたてたお茶を飲んだ後急に寝てしまった手嶌が面白かった。透かさず羽多子が、のぶ一服盛ったね、に吹き出してしまった。また嵩の漫画大賞のパーティーで片隅にいた八木と蘭子を疑いの表情で睨む羽多子も可笑しかった。いつもながら羽多子を演じる江口のりこさんの演技に和まされる。

手嶌がなぜアニメ映画製作に嵩を誘ったのかを、嵩作のラジオドラマやさしいライオンや嵩が描いた週刊誌の表紙を褒めるなど丁寧に説明する手嶌に誠意を感じた。嵩が描いた週刊誌の表紙の女性を見てこれはさてはのぶがモデルだなと促す手嶌が微笑ましかった。代表作が無いと言う嵩に、いつか柳井さんも代表作が出来ますよとの励ましも良かった。手嶌は一緒にやろうと嵩の手を握るだけではなく妻のぶの手まで握りる手嶌の気配りが良かった。モデルの手塚治虫さんと思ってしまうほど手嶌を演じる眞栄田郷敦さんの演技が見事でした。

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名前無し

週初から視聴率17・0%絶好調!

東海林が嵩に言った困ったときのメガネくん。史実でもやなせさんは『困ったときのやなせさん』と言われ、やなせさんの多彩な才能が買われ緊急の時は各業界人からよく頼まれたそうです。ドラマでもその片鱗が描かれた。前回の挿絵に続き今回も作家のキャンセルの空欄に嵩の漫画が採用される顛末を15分の間に手際よく描かれて面白かった。史実でもやなせさんは締め切りに間に合わなかった画家の代わりに月刊高知の表紙を描いて評価を得てそのまま表紙を描き続けたそうです。それをドラマでも描かれそうで楽しみです。

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名前無し

今週見ていなかった残り、水・木・金3回分の録画を今見終わったが、のぶが棚ぼたとかトントン拍子にボタモチとか次郎への愛情を感じないとか、否定派がここで書いていることがまったくの出鱈目だらけで呆れた。

先に書かれた人がいるが、速記に夢中になったのぶは世間の声を速記で書こうと思い外に出た。自分の意志でヤミ市に来た。
「棚からぼたもち」=何もしていないのに、思いがけない幸運や良い出来事に恵まれることを意味する。特に「そうなるよう努力していたわけでもなく(嬉しい誤算として)利益や恩恵が得られる」。 weblio辞書より
外で速記したから東海林記者(津田健次郎)に出くわしたんであって、のぶが若松家でまわりに無関心だったり何もしてないところへ東海林が来た訳ではない。だからこれは棚ぼたでなく行動したことで生じた幸運、運が良かったと言うほうが正しい。もしくは犬も歩けば棒に当たる、と言うべきだろう。

新聞記者に採用されたのもトントン拍子にボタモチではなく、筆記試験・外で取材し記事を書く試験・面接を受け、編集長?らしき人に元・愛国の鑑を指摘され落ちかけたが最終的には受かった。然るべき手順を踏んでいる。

次郎への愛情を感じない?、忘れている?。初めて高知新報へ出かける直前、次郎の遺影に「行って来ます」と声をかけたではないか。次郎亡き後ひとりで暗室で彼の撮ったフィルムを現像し、彼の速記した手帳も保管し解読していた。のぶ自らの意志で次郎の好きだったことを覚え、行っていた。夫への愛情が無ければ出来ないことだ。
誰もいない部屋で次郎を想ってしょっちゅう話しかけることはない、必要最小限で良い。だって「 絶望に追いつかれない速さで自分の目で見極め、自分の足で立ち、全力で走れ」それが次郎の夢なんだもの。頻繁に語りかけなくたってのぶがその夢を忘れないことが、その夢の道を走ることが彼への愛なんだもの。

今週分を見ただけで、ここの否定派たちが書いていることが如何にいい加減で、どれだけあてにならないかよくわかった。少なくとも、どこを見ているのかと言いたい。

否定派の人たちはドラマを見る際、面接でのぶが言った「自分の目で見極め、自分の頭で考え」をよく頭に入れ、実践すべきだろう。それこそ「自分の価値観が引っくり返りました」となるまで。もっとも、最初から自分の目でちゃんと見る気も頭で考える気もさらさら無いのだろうが。
ドラマのストーリーは史実と違う部分があるが、目立って手を抜いていたりいい加減だったりな描き方はしていない。否定派は史実と違うのが気に入らないのか何が気に入らないのか知らないが、己が目や頭をもっと柔らかくして視聴することをおすすめする。

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名前無し

酒場で酔いどれ新聞記者に君は採用だと言われとんとん拍子に
採用されず、しっかりのぶは受験して筆記試験や面接を受けて
新聞記者になれて良かった。面接官の人酷い、のぶの過去の
愛国の鑑を責めて落とそうとした。新聞社だって戦時中軍事政権の
片棒担いで戦意高揚の記事を書いて国民を煽り騙したくせに、
今は米占領軍の顔色気にして思想ひっくり返してのぶを貶め勝手だ。
のぶの採用に力添えをしてくれた東海林は先見の目が有ったね。
いよいよくせ者の東海林の下でのぶの新聞記者活動が始まりますます
面白くなって来た。

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名前無し

屋村を演じる阿部サダヲさんの役作りが完璧だった。
あんぱんを作る姿は本物の職人みたいで説得力があった。
それがあったのでドラマにぐいっと引き込まれました。
屋村が頑固じじぃクソ頑固じじぃと叫びながらパン生地を
叩きつけて捏ねると傍にいたのぶや妹たちや嵩が一緒に
真似して微笑ましかった。屋村とのぶら子供たちの触れ合いに
毎回癒されています。屋村が作ったあんぱんを食べた嵩千尋
兄弟が亡き父や実の母親と食べたあんぱんを思いだし
長い間別れ離れになった心の蟠りが解けて良かった。
この先実の母に厳しい現実を突きつけられても
この兄弟なら乗り越えて行けると思います。

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名前無し

内容がありきたりで稚拙で幼稚だ。

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名前無し

嵩作監督の映画やさしいライオンが公開された、映画を見に来た登美子と羽多子が鉢合わせ、映画を見て泣いていた登美子なのに。羽多子の前では目にゴミが入ったかしらと言う皮肉がブレない登美子でした。それに対してこの映画館は埃っぽいねとボケる羽多子が面白かった。息子ブルブルに愛された母ムクムクは幸せでしたねと言う羽多子に、私はムカムカですからと返した登美子に笑わされた。この二人いつまでも長生きしてこれからもやり合い和ませてほしい。詩とメルヘンの編集長になった嵩は漫画家や詩人や絵本作家などマルチに活躍していた。白髪まじりで眼鏡を変えた北村匠海さんが演じる嵩がモデルのやなせたかしさんに似てきた。嵩のアンパンマンを子供たちに読み聞かせて広めようと励むのぶの内助の功に共感しました。約50代ののぶを演じるため老けメイクを施した今田美桜さんの演技に感銘しました。

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名前無し

実在だった有名人をちょっとだけ見せて退場するかと思ったら、手嶌の映画を手嶌と嵩が昼夜を共にして作画を描いたり、手嶌が柳井家でのぶの立てたお茶を嗜み心開いて話したりなど、手嶌治虫と嵩との関りを時間を割って描いてくれて良かった。それに手嶌の映画の大ヒットのお礼に脚本監督の柳井さんの映画が見たいと言い、手嶌が製作費を自費で出してくれた実話のエピソードまで見せてくれて嬉しかった。手嶌扮する眞栄田郷敦さんはモデルの手塚治虫を研究しつくしたように本人に寄せて、しかもモノマネではない眞栄田さんなりの表現で見せてくれたので、まるでそこに本人の手塚治虫がいるような感じがして胸が熱くなった。

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名前無し

ひっくり返らない正義とは、飢えている人にひと切れのパンを届けてあげること
これは、ネタバレではなく、第一回放送で嵩が言ったこと。

屋村が、のぶたちにマンションで語ったことは、一次大戦で、死んだ戦友のカンパンを貪り食った自分を死ぬほど嫌悪し恥じていることだろう。
嵩も大陸で、康太が、直前に日本兵に鶏卵以外のすべての食べ物を略奪されていたおばあちゃんに、銃口を向けて食い物を出せと言って、その卵を略奪したとき、それを一応は止めたが制止できず、自分もおばあちゃんから卵をもらって食べた。おばあちゃんは、おそらくその後飢え死にしただろう。それは、屋村の心の闇以上の闇で非道な行い。
そんなことをした康太が、羽多子と共に来て、その時のことにちなんで、朝田家で“たまご食堂”を営みたいと言ってきた。そういう動機なら、罪滅ぼしに、社会福祉事業でも始めるのが筋だろうに。
そして、そんなトラウマをものともしない厚顔な康太の言動に、心を動かされている様子も自分に恥じる様子もなかった、超鈍感な嵩には、戦争で大切なものを失った人々の心のとげなんか抜けるわけがないし、逆転しない正義とやらを、発作的に思いつけても、それを考え続けて体現し続ける資質はない。そもそも、そういう大義を心に抱く人は清貧な生活を選ぶ。脚本家の分身の佳保からダメ出しをくらったくらいで、ボロ家から高級マンションに引っ越したりしない。

こういうことは、愛国の鑑で子供らあを誤った方向に導いたのにその反省もすっかり見えなくなったり、戦災孤児へのかかわりをライフワークにするでもなかったりののぶも同じ。というより、他人の感じていることに人一倍鈍感なのぶに、人の心のとげを抜くなんて、嵩以上に無理ゲー。
雑誌の編集者が、太ったおじさんのキャラ変を進言してくれているのに、それは個性だからなどという些末かつ偉そうなこだわりを、嵩ではなくのぶが口にして、けんもほろろに振る舞うとは何様かと思った。

やなせたかしさんや小松暢さんは、決してこんなたわいない人たちではなかったはずだ。

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名前無し

このドラマはタイトルが『あんぱん』で、アンパンマンという作品の完成をゴールに持ってきている。
それならばやはり柳井嵩の方を主役にすべきで、それを奥さんののぶの方を主役にしているので、後半の話の造りが変な感じになってしまっていると思う。
脚本家は最初、嵩を主役にして話を考えていたが。プロデューサーから「のぶの方を主人公に」と言われ、今のストーリーになっているわけなのだが、プロデューサーのその判断は良くなかったように思う。
のぶを主役にするなら(どうせ史実を元にしたフィクションなのだから)、薪鉄子先生と決別した後に子供達の為のNPOのような組織を創る、とかそういう展開にした方が良かったのでは。

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名前無し

超売れっ子で裕福のはずの手嶌治虫の仕事部屋は4畳一間みたいで狭くて質素で驚いた。当時の虫プロは2階建てアパートを改築したとのこと、たぶんそのアパートの一部屋を仕事部屋の一つにしたと思われる。史実ではどうだか分からないけれど、男女禁制で誰人も入れない聖域でストイックに創作活動を行う手嶌のこだわりに感銘した。

その仕事部屋に手嶌が嵩を招いたのは、ラジオドラマやさしいライオンや週刊誌の表紙画など嵩が手掛けた作品に嵩の才能を認め、嵩が描いた週刊誌の表紙の女性を見て直感で嵩が出会った人たちの思いや体験から描いたキャラクターはきっとアニメ映画にも生かされるだろうと期待したのだと思う。

手嶌からアニメ映画のキャラクターを相談されたとき、主人公は屋村を思わせるような放浪者がいいと生き生きと説明する嵩が輝いていた。それに興味を示してノートに書き残す手嶌がほほ笑ましかった。今回も手嶌を演じる眞栄田郷敦さんの演技に魅せられた。史実では映画の大ヒットのお礼に、やなせたかしさんのアニメ映画やさしいライオンの制作費を手塚治虫氏が自腹で出した逸話があるので、もっと手嶌が見たい。

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名前無し

八木と蘭子の大人の恋愛を、演じる妻夫木聡さんと河合優実さんの演技力で見せてくれました。ふたり寄り添う雨傘を俯瞰で見せる演出も秀逸でした。ふたりはそれぞれ妻や恋人など大切な人を失っており、今は共に独身であり問題がなく不倫ではないしよろめきでもないし道ならぬ不義の恋愛を描いた昼ドラマでもない。誰にも気にせず堂々と恋すればいい。独創漫画派が嵩に連絡もなく世界旅行に行ったのは漫画家として生きて来た嵩には口惜しかったのかと思いました。気を落ちする嵩を誘った神社の階段で励まし背中を押したのぶの優しさに感銘しました。のぶの励ましで嵩は前向きになり明るい表情になり良かった。また久しぶりに見せたのぶのハチキンぶりも嬉しかった。

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