



3.29
| 5 | 455件 | ||
| 4 | 87件 | ||
| 3 | 75件 | ||
| 2 | 61件 | ||
| 1 | 324件 | ||
| 合計 | 1002件 |
Akiさんと絶賛おばさんは
似たもの通しだ。
そっくり!
視聴率17・7%高記録維持。
戦後価値観が激変してついて行くのに戸惑う国民、猪爪家も例外ではない。アメリカ人と関わる仕事をしている寅子を見て戦争でアメリカ人に殺された夫を思い複雑な思いをする花江が不憫だった。でも温かい言葉で慰め励ました寅子の思いやりに泣けて来た。二人は血が繋がっていないが家族だ。GHQの指導で民法改正に伴い家族制度の改正も強いられる。日本に沁みついた伝統の家族制度と上手く折り合いをつけられるのか、夫婦の苗字問題も取り上げ今の夫婦別姓に繋がる。朝ドラでありながら深いテーマを持って来た、寅子は裁判官を目指すが現実の厳しさの壁にぶつかる、ハテもなくスンとしてしまった。ライアン久藤から悪い意味で謙虚と言われてしまう。猫を被ったみたいで寅子らしさがない。司法省で帝大教授や久藤に家族制度について意見をふられられてどうする寅子、次回が楽しみ。
今日の寅ちゃんは「胡散臭い」って何回いっただろう?
確かにうさん臭いセクシー部長。
浅見光彦シリーズでは光彦として全国津々浦々の殺人事件の現場に居合わせたり缶会社に出会ってたりするもんで思いっきりうさん臭い人物として現地の刑事にまず疎まれる役を何十回となくやってきたライアン氏にはもう「うさん臭い」はもう誉め言葉でしょうに。
平板ではないというか裏のある役が得意なイケメン俳優としての地位確立した感のある沢村一樹氏は何しろ「エロ男爵」ですから。
それにしてもこの「うさん臭い」って言葉矢鱈はやらしたのはどういう方たちかしら?
周りキョロキョロしながら誰かの背後で「この人うさん臭いわー」って言ってたら名指しされた人はうさん臭く見えるけれど。うさん臭いと言った本人さんが一番「うさん臭い」とは思われてないように見えるのはまだまだ平和な日本だわ。
裁判官が、サツマイモの皮を鼻にくっつけてはいかんだろう。しかも大きなヤツだ。てか、ふつうあんなところにくっつかんわな。もしくっついたとしても右目で見えてすぐ取るやろ。苦虫潰したような顔してボケかましてるとしか思えん。虎も「ぷふっ」と吹き出すだろに……でもしなかった。変なドラマだわ。
あの華族の涼子様は英語が堪能だから、
GHQで通訳、翻訳で働いているかもしれませんね。
戦後は財閥解体で生活が苦しいでしょうし。
他の同級生は弁護士にはなれなかったけど、
大卒だから、代用教員などで頑張っていたら良いですね。
寅子退職の際の経緯に疑念を持った者です。
丁寧に説明して下さった方々、ありがとうございました。
拝読して気付いたのは、私は理解出来なかったのではなく、あの時の寅子とよねの言動が自分の理想(希望)と違っていたから失望したのだということです。
激務と体調不良で冷静さを失っていたことは想像できますが、時が過ぎても感謝の気持ちが持てず、ずっと怒りに囚われているのは「私が勝手に応援していた寅子」とは違っていたからです。
見合い話の頃から、謙虚さを失っているように感じられました。
実家の経済力や家族の理解という点で、大変恵まれた環境にいることを理解していない。
だから「仕事と家庭の両立が出来ない。」という先輩弁護士の言葉も本当には理解出来なかったように思えます。
仕事の依頼が無い寅子を在籍させ続けてくれた所長に対しても、感謝の念が薄いと思いました。
産休、育休、復職についての言及は令和の時代のことです。
書き方が悪く申し訳ございません。
妊娠中に昏倒したのであれば、一旦休職退職したのちに復職を図るのが当時も現代も同じであろう、という意味で書きました。
もちろん当時そのような制度はありません。
ただ逆に、雇用主の許可さえあれば何でも許されるような緩さもあったと思います。
所長がいかに優しいか(お人好しか)を理解していれば、出産後落ち着いたら復職したいと要望することは可能だったでしょう。
事務所の経営が順調だったなら、あの所長は受け入れていたでしょう。
よねも当初のやみくもに好戦的な態度ではなく、仲間との絆を育んできました。
寅子よりも理性的に思える言動もありました。
だからあの時に、「戻って来るな」ではなく「戻って来い」と言って欲しかったのだと思います。
カフェで働いていたのですから、妊娠中に無理をした女給さんたちの経験も知っているのではないでしょうか。
母子ともに悲しいことになった人も少なからずいるはずです。
自分の落胆、失望、寂しさ故に、寅子を排除するような発言はらしくないと感じたのです。
私の思惑の中で「キャラぶれ」が起きていたということです。
長文、申し訳ございませんでした。
戸塚純貴さんが「虎に翼」「今週もすてきな朝をお約束」轟のオフショットを公開されました。
これは再登場を期待してもいいってことでしょうか? よねさんももちろん期待してます。
いつまででも待ってますからね〜
ライアンにホーナーにメジャーリーグみたい
戦後GHQの指導の下日本国憲法が発布されそれに伴い民法改正が始まる、GHQとの折衷案で日本の家族観を残す葛藤が描かれた。夫婦の名字問題は今の夫婦別姓論争に繋がり興味深かった。
戦後急激に変わる価値観に迷う国民のひとりの花江は、戦争で夫を殺した仇に寅子が仕事で関わっている複雑な思いに傷つく、そんな花江を見かねて慰める寅子の優しさが心に沁みた。
目の前の難題に悩みかつての元気を失った寅子は桂場に薄っぺらと言われ、久藤には謙虚だと言われてしまう。家制度や戸主改正に反対する帝都大学教授は同意を寅子に振った。向けられる桂場や久藤の視線に寅子は女性の立場でどう反論するか見ものです。
ハナエさんの感覚はさもあらん、という感じ。
経験していないので想像でしかないが、戦後間もない頃、アメリカに対する感情がそう簡単に翻るわけないだろうと。
ナレの、急激に変化する状況でみんな生きていくのに必死だった、という言葉には少し納得させられはしたけれど。
余裕の表情でアメリカ人と談笑するライアンさんにはマジで胡散臭く感じてしまった。
民主主義とか男女平等とか人権とか、すぐに受け入れろと言われても、ついこの間まで軍国主義だった日本人には理解しがたい人もたくさんいたのだろうと思う。
ラストに出てきた桂場の恩師?の言われることにも頷ける。
敗戦国にも文化や習慣があり、守りたいというプライドもある。
価値観を変えるって難しいね。
どうする寅子さん!状態でしたね
桂場さんは余計な口出しをするな
ライアンさんはお手並み拝見
神保さんは反論は無用!
そんな中、居心地の悪そうな寅子さん
自由、平等、平和、云々
大きな変化は、今まで楽にしてきた階層の人には厳しく、虐げられてきた立場の人には希望が見える社会に向かうことになる
基本的人権の尊重って、そもそも権利とは?と思う人も多かったことでしょう
飄々としているように見えるライアンさんも、実際は矢面に立っている感じ
穂高先生や花岡さん等、懐かしい顔ぶれが帰ってきました
女子チームの面々との再会が楽しみになってきましたね
他人事ではなく当事者であるべき寅子さん、本領発揮はいつ?
いただいたチョコレート🍫、優三さんの言葉、
猪爪とは八面六臂の時代、佐田とは守りに入った時代、いずれにせよ寅子という名前は強いイメージであってほしいです
一度職を離れたことで負い目を感じ、守りに入って精彩を欠く、らしくない寅子。
産休育休なんて今では当然の権利なのに、これでは女は働き続けられないよ。
今に至るまでには長く険しい道のりがあったことを思う。
今さらだけど、オープニングのダンスが軽やかでしなやかで、寅子の前途を応援しているようで大好きだ。
虎が牙を失ったような今週の寅子。
「自分は逃げた」という負い目が寅子をスンッとさせる。こんな時、寅子が進む道を照らして背中を押してくれていた優三さんはもういない。寅子の空想の優三さんの笑顔に思わず涙。
花岡さんが登場(東京に転勤?)したけれど、轟さんに早く会いたい自分。
僭越ながら寅子の辞職の顛末について書かせて頂いた者です。
寅子の怒り…そうですよね。自分はこう考えました。
「女は結婚して家庭に収まり夫に従って生きるのが当然」とされることに疑問を感じていた寅子に、希望(女子部進学)を与えた穂高教授。教授に従い猛勉強の末、法曹界に。そこで地獄のような日々を送るも歯を食いしばって仕事に取り組む。女性はもう私しかいない、と。そんな時、寅子の懐妊を知って穂高教授は女としての(家庭に入る)道を選べ(と寅子には聞こえた)と言った。私に光を与えたのは教授なのに、その光を目指して地獄に飛び込んだのに、その教授が光を奪うの? それでは今までの私の苦労は何だったの? 何のために私はこんなに苦しい思いをしていたの?…等々、あの時の寅子は自分のことで一杯一杯で、教授の想いには考えが至らなかった。時が過ぎても、その思いが消えなかったのではないかと。教授の言葉は、今の寅子の存在意義さえ否定しているように聞こえてしまったから。
そして、ここまでの寅子は感謝が足りないとも感じます。辛いことは確かにたくさんあったけれど、それでも自分は恵まれていると思う場面がもっとあってもいいのではと思います。
よねさんについては、あのセリフは寅子に対する思いやりではないかと考えています。
寅子が一人で仕事を抱えようとする姿をそばで見て、よねさんは心配していた。だから「お前は一人じゃない」と寅子に言った。寅子が懐妊を自分に黙っていたことは色々な意味で頭にきただろうけど、それ以上に闘わなくてもいい道を持っている寅子に「もうこんな地獄に戻るな、お前は幸せに生きる道があるのだから」と、よねさんらしい言い方で寅子を突き放したのではないかと思いました。悲しい経験をした女性たちをたくさん知っていたと思われるよねさんだからこそ。そういう意味でよねさんらしいというか。寅子を排除するということは、自分一人になるということであり、相当な覚悟がないと言えることではないと思いました。
あくまでも自分の解釈です。また長文になってしまいました。文章で考えを伝えるのは難しいですね。わかりやすく感想をまとめていらっしゃる皆様の感想をいつも感心しながら読ませていただいています。とても勉強になります。ありがとうございます。
嘗て相思相愛だったはずなのに去って行った彼。花岡。
あの時の寅子の自分への愛が本物なら故郷佐賀へついてきてくれるだろうとも思ったけれどそれは寅子の志から言っても無理。
正面からぶつかって砕けるのも自分のプライドが許さず、自分から離れていった花岡。
寅子とは違うタイプの良妻賢母タイプの妻をめとった。
その花岡がジャジャジャジャーンと登場。弁当持ってるってことは東京近郊に戻ってきたことを示している。出張じゃないと思う。
裁判官も転勤多いらしいし。
自分じゃない女性を選んだ男がその女性が作った弁当を自分の隣で食べようとしている。
私なら逃げたい心境。
せっかくのランチも味がしないだろうなあ。
(自分も昨日寅子が一時「辞めた」ことについて感想を書いた者です🙇♀️)
一度逃げた(と寅子は思っている)負い目を感じ、自分の「らしくなさ」に自分自身を許せない寅子。口を開けば「薄っぺらい」「謙虚な」言葉しか出てこない。
でもきっとそれは「新しい寅子」になるための乗り越えなくてはならないステップなのでしょうね。
学生時代、弁護士新人時代から本当のプロへの時代へ。
法曹界ってとても厳しい世界なんですね。そこまで考えが及びませんでした。人を裁きその人生を変える「人」になるということは。私情もプライベートで何があっても持ち込めないのに、人の人生、(今の寅子は)家族というもの、歴史まで変えるかもしれない。
でもそういう決定を行うのは結局その人の人間性が大きく関わってくる。機械とかAIが決めるのではなく。
始めのころ言っていた
優三さん「法律は守るべきものではなく、自分の解釈を見つけるもの」
穂高教授「法廷に正解は無い」
という言葉を思い出します。
寅子も今の時期を脱したら、本当の自分の道を見つけるのではないでしょうか。
でもよねさんの行動について私含め皆さんの考え方が全部違うというのも考えさせられました。みんなにいろんな解釈をさせるということもこのドラマの狙いなのかもしれません。ここの感想を読んで私も勉強させてもらっています。
あっ、でも私も寅子が自分の恵まれている状況にあまり気づいてない?ところは同意見です。そこのところもこれから気づくのがドラマになっていくのだろうか、気になります。
木金はまた予想のつかない展開になりそう。
これからも楽しみです。
帝大の神保教授にやり込められた寅子、本心は寅子に期待していたと思われる桂場を失望させた。寅子はまだ心の整理がつかず堂々と発言するには時期早々で考えは熟していない。新民法改正はGHQとの折衷案が上手くいかず難航していた現実の厳しさに圧倒されて、はて、も無くスンッになり、借りてきた猫の寅子は精彩がない。ベンチで落ち込む寅子に心の優三が現れ励ましてくれた。更に寅子と再会した花岡の励ましで今度の意見交換会で反論して吠える寅子が見たい。
今作は、作品そのものが寅子の視点で進行してるように思った。
道行く人や佇む女性。うっすら煙ったような色彩で始まった物語。それが寅子の心象風景だったのでは、と。
頼り無さげな父や兄。手強い母。幼稚な同級生の男子学生。
話を聞いては否定せず受け止めてくれる優三。桂場の仏頂面。検察の重苦しさ。
描かれているのは、寅子から見た・感じた印象だったりするのでは。
だから、同じ道を志す女子部の面々に肩入れというほど思いを寄せるし、「はて?」と思った事柄に放置できず切り込んでいく。
寅子の疑問で物語が展開していってるのでは。
ナレーションも寅子の気持ちを代弁していて、なので久藤は「胡散臭い」。
小橋の髪も、寅子がつい目が行ってしまう視線の先。
寅子の怒りも、他の人からすればまた違うのかもしれないけど、
あんなに努力してやっと掴み取った「弁護士」から退いた自分に腹が立っていたのでは。
そして「なんでスンとしてるんだ?」と女性たちに感じていた、その「スン」になってしまっている自分。
かつて稲さんや梅子が言っていたことが胸のなかで渦巻いてると思う。
最初の頃とまた違った、進んできたからこそのモヤモヤ。
ドラマの作りかたとして、何を描くか、何を表したいのか、どう伝えるか。
ここがハッキリしているので、寅子の気持ちにすべて共感できなくても 寅子がどう思い成長していくかの過程を楽しむことができている。
寅子が直明の為に法曹界に戻る!と猛烈な決意をして、翌週は猪突猛進に攻めるのかと思わせておき、いざ法律の世界に戻ったら一度辞めた負い目から不完全燃焼せざるを得ないという(劇中ではこれは「スン」だと寅子の独白で説明)、期待を裏切る展開が上手い。
どんどん猪突猛進していたら「今までの人生積み重ねは何だったの?」「マンネリ定番のヒロインアゲで、朝ドラに進歩がない」と言われたところを回避し、寅子にも人並みの躊躇や気後れが有った事、民法改正による家族の戸惑いを心配する気遣いが養われた事を描き、時代の変化と人格の成長を感じさせるところが上手い。
先週予告で小橋の「はて?、はて?」はまた寅子をからかうシーンかと思わせておき、実は「はて?」を言わなかった寅子に感心するシーンだったという、良い印象の無い彼を只のいじめっ子要因にしない使い方も上手い。
先週末に〝次週は寅子の華々しい大活躍週か〟と期待させておき、ワンクッション置いて寅子が「はて?」を封印する苦節週だったという展開のさせ方が上手い。
常識の逆をいく話の持ってき方、寅子の心情・行動を無理なく丁寧に描いていくところが(心の中の優三が外で1人の時のみ出現する演出も含めて)心憎いばかりに上手い。
先週予告で「はて?」が復活する事はわかっているが寅子がいつまたどのタイミングで言うのか?、楽しみだ。
よねや轟のように一緒に弁当食べてなかったのに、花岡があのベンチの場所で寅子に会ったのは偶然が過ぎるって?。
「ブギウギ」のスズ子は街でタイ子の息子に偶然会ったし、「舞いあがれ!」の舞の兄が倒れた公園に久留美の父は偶然通りがかったし、「エール」の音と鉄男は裕一が来ていた教会に偶然同じタイミングで訪れた。
ドラマに偶然はつきものなのである!。
~「寅子の覚醒」をどう描くか~
期待大★★★★★
◆弁護士寅子の宣言と挫折
寅子の宣言「困っている人を救い続けます!男女関係なく」・・これが全て。志半ばで去っていった仲間たちの思いを背負っていた寅子が、やるべきことはこれしかなかった。だから「スンッ」と生きる結婚を拒否していたのに、社会的地位を得るために望んで結婚した。ここで相手を優三にして、「寅子が恋に落ちた」としたところが脚本の上手さ。弁護士として活躍するための偽装結婚から、愛する人との幸せな結婚という形に変えたのだ。だから夫婦の仲睦まじいシーンや、赤ちゃんを授かり喜ぶシーンが描かれたし、以前の寅子が想像もしなかった「妻(母)として」幸せそうな様が描かれた。
が、妊娠を知った穂高や所長の反応は「良き母となること」を望むものであり、「良き弁護士となること」ではなかった。母子第一に考えての厚意であることは明白だが、「寅子が目指してきたもの」は呆気なく幕を下ろされてしまった。誰が悪いというわけではなく、寅子の志・願望・計画が崩れ去ってしまったのだ。挫折である。
あの宣言は何だったんだ・・寅子の受けたショックと悔しさは想像に難くない。穂高や所長を含めて、彼女を取り巻く環境に対する失望感とも言える寅子の言動や、その後の「期待に添えなかったこと」を謝罪する手紙を出した様が描かれた。また、出征前の優三に対して、「ワガママだった」と謝罪する寅子の姿が描かれた。よく練られた脚本である。このドラマが一貫して描いている「人間は正しいことばかりではない」。寅子を常に正しい優等生には描いていないのだ。
あの時、寅子に怒りの感情があったとするならば、それは自分自身への怒りが一番強かったのではなかろうか。お前は何がしたかったのだ!これでいいのか!と。しかし、それを原動力として立ち向かうことができるほどの強さは、あの時の寅子には残っていなかった。だから、よねとの決別の会話も、納得のものだった。元々2人は志は同じでも、考え方は違うことが多々あり、それを認めた上で共に歩んできたと描かれていた。あの時の前段階でも、結婚に対しての考え方の違いが描かれていた。だから、寅子の状態が2人が目指してきたものとは違う形になってしまったことに対して、「友情」を前面に押し出して描くのではなく、穂高宛ての手紙にあった言葉を借りれば、【去っていった同志たちの「期待に添えなかった」寅子】という面にスポットを当て、2人が出した結論として、今は共に歩むことはできないと描いたのではなかろうか(←あくまで私の解釈。皆さん色んな解釈があって、それぞれ面白い。優れたドラマならではですね)。そして【弁護士寅子は終わった】と描いた。はるに告げた「敗北」と、六法全書を押入れにしまい号泣する姿・・寅子の心情を描くには、これ以上にないというシーンだった。
寅子の恵まれた環境に関しては、よねの過去や、去らざるを得なかった仲間たちを描いた時の寅子の反応から、痛感していることがわかる。支えてくれた穂高や所長たちへの感謝は、今はまだ無理だろう。というか、私が穂高なら「挫折し、逃げた」寅子の口から聞きたいとは思わないし、何より寅子のキャラとも合わないと考える。「猪爪くん・・あっ、佐田くんだったな。君はこのまま終わるような人間じゃないだろ?」と心の中で呟き、寅子の再起を見守っている。そういうキャラではなかろうかと勝手に推測している笑。今後の寅子の変化(成長)と、2人の関係性の変化を待ちたい。
◆法曹の道、ふたたび
家庭に入り、妻として母として幸せな日々を送っていた寅子だったが、戦争で父・兄・優三を失くした。新しい憲法が施行され、弟を大学に行かせるために、家計を支えるために、再び法曹界に戻る決意をした。もう失敗は許されない。だから「スンッ」としてしまうと。また「一度逃げ出した」身であることを寅子自身がよくわかっており、本来の自分を封印している。その様をライアンは「謙虚」だと言う。
小橋の再登場は単なるウケ狙いではない。寅子が筆記試験に合格した時に不合格だった彼が、今や先輩に。寅子が挫折し逃げ出したことで失った、年月の重みがよくわかる。ここから寅子のリベンジが描かれるのだろう。いずれ、よねの再登場もあるのでは?あの挫折・敗北・決別があったからこそ、「シン寅子」の再起や、懐かしい人々との再会や、関係性の再構築があるのだろう。桂場との再会と、彼の手厳しい反応がまさにそれだった。穂高との再会と、気まずそうにそそくさと退散した寅子が描かれた。花岡との再会と、困惑する寅子が描かれた。全て、あの宣言通り順調に行っていたら、全く違う形であった、再会と関係性。現在の「スンッ連発の、らしくない寅子」から「はて?と斬り込んでいく、本来の寅子」へ、いつ、どうやって変わるのか楽しみだ。「正しいことばかりではない」寅子だからこそ、この「人間ドラマ・虎に翼」は面白いのだ。
「謙虚」を美徳と思うのは、日本人ならではの感覚だったことを思い出した。
アメリカと日本の国民性の違いというか、長年の生活習慣によって、国民性は培われる。
私は現代に生きているので、封建的な社会は好きではないけれど、それを秩序と捉えていた人が多かった時代に思いを馳せると、前時代的なことを口にする大御所の人(名前忘れた!)が、決して新しいものを敵視して言っている訳ではなく、本当に国民のことを考えて言っているのであろうことが、今なら分かる。若い頃だったらそうは思えなかっただろうけど。
大御所の人は知らないだけなのだと思う。
封建的な社会で苦しんだり生き辛さを感じていた女性達がいることを。
知らないか、或いは、少数派だと思って切り捨てていただけかもしれないが。
アメリカの人が寅子にチョコレートを差し出した場面。
あのとき、アメリカの人が頭に描いていた寅子の家族像は、多分、今の日本では一般的になった 核家族。
結婚は別の家族を作ること。親とは別の戸籍になる。
アメリカは個人主義の国で、夫婦は子どもとは別の寝室を持ち、日本では当たり前のような親の子どもに対する干渉も少ないと聞いたことがある。
寅子の家庭のように、親も子も皆で一緒に暮らして1つの家族を呈しているような雰囲気は、あまり頭に浮かばなかったのかも。
昔、「日本国憲法はアメリカに押し付けられたもの」という考え方を聞いたことがあるけれど、生活スタイルや感覚が全く違う国の人が、他の国に介入するということは、それが是か否かというより、感覚的な違いをどうしたら良いか問題なのかもしれない。
戸主制度は、女性の立場問題だけでなく、それを担う男性にとって、時には重い枷となる。
男性の立場が強かった時代、その立場故に苦しんだ男性もいたと思う。
直言の台詞にも、(自分が)情けなくてごめん、という言葉が何度かあった。
直明にしても、家族を養う為にやりたいことを諦めるのは当たり前と思い、それを口にした最初、それに真っ先に「ありがとう!」と頭を下げたのは父親の直言。
夫を戦争で亡くした妻の哀しさやその後の苦労はよく話にのぼるけど、そもそも男性は、戦争に行って命を危険にさらさなければならなかった。
特攻とか、それこそ死ぬ為に生まれてきたようなもん。
あの時代だって、今と同じように、異性を愛せないマイノリティーの人もいただろうに、家督に縛られて結婚して子を成して、家族を養う義務を負って。
寅子目線で話は進むから、女性の地位向上ばかりがクローズアップされているけれど、憲法改正は、男性にとっても必要な改正だったのではないか。
でも、それを口にすることは、あの時代感覚の”情けない男”を認めることにもなり、男たるもの、そんなことは…という感覚もあったかもしれない。
日本男児。女性は守るべき存在。
そうした考え方は、憲法が改正されてすっかり定着した今でもある。
そして、それを美徳とする感覚も、今もある。
守られる側が、それを本当に望んでいるのかは分からないのに。
学校での男女別出席番号に疑問が起きたのは、いつのことだっただろう。昭和の時代はまだそれが当たり前だった。
女性の地位向上を目指していた寅子の時代だけど、今もまだ、女性が少ない仕事、男性が少ない仕事は確かにあって、それは個々人の感覚に由来していることが多い。
相撲の、女性は土俵に上がれないという決まりごとにしても、伝統と考えるのか、女性差別と捉えるのか。
そもそも論で、男性女性という性別理論はどうなのか。
法律は変えられる。
でも、個々人の感覚は、中々変わらないし、そうそう変えられるものじゃない。
法改正は、本当に難しいものなのかもしれない。
ちなみに、結婚後の姓については、確か今は、夫や妻の姓に限らず、好きな姓(第3の姓)にすることが出来たはず。
夫婦別姓はさっぱり実現しないけど、夫の姓でもなく妻の姓でもない姓を2人で名乗ることが出来る結婚制度はいつ出来たんだろう。
振り返ると、その第3の姓の選択が出来るのは、確かに男女平等に即した法律なのだと、今更ながら感心した。
花岡さんと再会した寅子。
やはり気まずい思いはあるんでしょうね。
今まで花岡さんにモデルがいるとは思わずにいたのですが、どうやらあの方がモデルのようです。
もしそうなら出来れば史実とは違って描いて欲しい...
ナレが スンッスンッ って医院すぎ、、、
流行らそうとしてるのミエミエ。
あと小橋の前髪クルンと、松ケンの鼻に蒸かし芋の皮ペタリはわざとらしい。
顔に何か付けば 大人なら感覚でわかるはず。
なんだか相変わらず笑わそうとしていますね、この朝ドラ 💧
このドラマ自体が、もう完全に「すんっ」だよな。いったい何を描きたいのか、さっぱりと分からない。それに、朝ドラとしては、暗くて地味で重苦しくて、早く最終回になって欲しいな。
穂高教授のキャラは、この掲示板のような動きを求めていたともいえるのではないでしょうか。
自らひっかきまわすようなネタを投下してから、そして「答えがひとつではない世界」を目指して。
ひとりひとり違うはずだのに、なにが論破だ、タイパだコスパだ。
省略し流されることは実になりません。
この掲示板は良いところだと思います。
もちろん、それはドラマが良いものだからでしょう。
ヒロインに時々文句が出てしまうのも、それはすごく感情移入しているからです。いつのころからか、感情移入とか恥ずかしいとか、もっと距離をとって冷めたところにいると自分は思いたくなった。
でも冷める必要なんかぜんぜんなかったし、一緒に応援できたり意見を言えるドラマって、いいものですね。
「狭い法曹界」と今日のナレーションで言っていたのが意外だった。桂場が判決文を書いた共亜事件の頃は「まだまだ更に優秀で厳格な人間もごろごろいる」と思っていたので。ここまで、このドラマで法曹界が狭いと名言した事は無かったと思う。自分が元々狭かったのに気付いてなかっただけなのか、それとも戦争による人手不足で狭くなってしまったのか。
あと、今日の回で気になったのはホーナーさんが寅子にチョコレートをあげた場面。おそらく頼安に〝戦争未亡人になって、幼い娘がいる〟と聞き、そうしたのだと思うが進駐軍が孤児にやる施しと同じ〝憐れみ〟からか、ジェントルマンとして寅子と優未に喜んでもらいたい〝真心〟なのか。今の謙虚になってしまっている寅子を見て同情している面もありそうなので、弁護士を辞めず突き進んだままの寅子と出逢っていたら同じように親切にしただろうか?、寅子が本調子に戻り民法や新憲法に口を出すようになったらどういう態度をするだろうか?と思った。
寅子が持ち帰ったチョコレートを花江が〝直道さんを殺した国の人からの物〟と拒絶するか、子供たちの為に受け入れるかも気になる。
優三が生きていて家庭に埋没していれば寅子には別の幸せな人生も有ったかも知れない。が、よくよく考えたら弁護士として身を立てる為に結婚を思いつかなかったら優三と一緒にならず、夫と美味しい物を食べる楽しみも娘が生まれた喜びも知らなかった。法律を学ばなかったら新日本国憲法を読み感慨にむせぶ事も無かった。今の寅子を作り育てたのは法曹界だ。
寅子に法曹界に貢献する責任自体は無いが、以前はさほど生活に関係なく学んだ法律がこれからは暮らしに直結するのに伴い、法曹界に感謝してその力で恩返ししようとする使命ぐらいは有るのではないか、と感じている。
狭い法曹界、イヤハヤ‥‥狭すぎるくらい(笑)
やや下向きになってる寅子にどんな言葉をかけるのかな?花岡は。
ハテ?が出るのはいつかしら。
差別で生きづらい女性は勿論、男女関係なく困っている人たちを法律で救い続けるヒロインの人生と人間愛や家族愛を描く明快に分かるストーリーで朝ドラらしくて見応えがあります。戦後大変な時期で法改正が難航して重くて暗くなりがちだが、久藤の大らかな態度や桂場の仏頂面やひょうきんな小橋などユニークな脇役たちがほのぼの笑わせてくれる。また寅子の家族たちも暖かくて娘優未も可愛いなど、例え暗く重苦しくてもそれらが緩和させてくれる。GHQの無理難題な要求や保守派の壁を乗り越えて敗戦の日本人のための民法改正を寅子たちがどう成立していくのか楽しみです。
最近聞こえてこなかった鼻に付く「スン」が戻ってきてしまった。聞きたくは無かった。
別に「スン」とナレーションで言わなくても俳優の顔の表情だけで普通に観ていけるのに余計な「スン」を入れるので一気につまらなさが増してしまう。
しかも連続で3回ほどは言っていたような・・・。
オッと!私も3回書いているではないか。だから何って訳ではないが。
とにかくこの2ヶ月、「はて」「スン」「地獄」のワードが変にウケ狙いを狙ってるのがミエミエで嫌でしたね。
「俺には分る」はタイミングが合えば少しは好感持てたけどね。
今週から出だした「胡散臭い」もまた無理やり出してる感じで嫌ですねー。
別に胡散臭くないし、どちらかと言うと「不自然な演出」じゃないかな?
法務省?内で入って間もないご婦人の肩に手をかけたり、名前を英語名風に変えて呼び合うって、ふざけ過ぎでしょう!
もうねー、脚本も演出も各々が何か一人相撲をしてる感じに思いますね。
寅子のはて?に桂場さんも!
発芽玄米小橋さんの「理想にかじり付いて」発言で、あの場にいた人は本来の寅子さんの姿を知ることになる
酔った2人の来客は、子供が喜ぶ姿に力をもらう
戦争で傷付いていない人はいない
ホーナーさんも犠牲者なんだと思うと、花江さんは仇だとは思えなくなる
神保さん穂高先生、2人でしゃべっとき!
寅子さんは苦しいとか後ろ向きなどとはさらさら思ってませんよね
穂高先生は叱咤激励のつもりで、あの発言をした、曲者ですね
役作りとはいえ花岡さんは瘠せましたね、雲野さんは食糧難とは無縁の姿
ホーナーさん、あんなに沢山のチョコレートわざわざ持ってきてくれて。その優しさと共にどんなにか甘くて美味しかったでしょう。
喜ぶ子供たちに涙するホーナーさんを見ていて、辛い気持ちとあったかい気持ちに。
気になるのは覇気のない花岡さん。悲しいことが起こりませんように。。。
終戦間もない時代まだ戦争の不幸を引きずっている人々がいた。花江もその一人、いつまでもアメリカ人を夫を殺した仇だとこだわり苦しんでいたが、寅子を訪ねて来たアメリカ人のホーナーも大勢の親戚が戦争で犠牲になって悲しかったと打ち明けるホーナーも戦争の犠牲者で同じ人間だと感じた花江はわだかまりも心の傷も癒えたようだ。これからは心に生きる夫と我が子と共に前向きに生きて行けそうで良かった。
久しぶりに会った花岡は今は東京地裁で闇商売を取り締まる任務についていた。寅子は時代の変化で自分自身を失い大人になったとか謙虚だと言われていると嘆くと、君は前も今もみんな同じだよ、どうなるのか決めるのは自分自身だ、今の自分を忘れないうちにと励ました。それから桂場を訪ね、人の正義と司法の正義が乖離しているとは思わなかった。それが我々の仕事だと意味深な言葉をつぶやいて去る花岡の表情が寂しそうだったのが気になる。
女性の権利を守り家族制度を廃止する話し合いの民法審議会の後、穂高教授が寅子に法律に導いて不幸にしてしまったことを詫びて法律とは関係がない新たな仕事を紹介したが、審議会でここにいる女性は佐田君一人だと寅子を引き合いに出してくれたのに穂高教授の真意は何なのか、早く次回が見たい。
チャラ男だと思っていた花岡さんが、ヤミ米を食べないで死んでしまうのでしょうか?かわいそうなので、なんとかしてあげてほしいです。
木曜日。やっと新章に慣れてきました。慣れるまで幻の優三さんにも癒されながらです。(小橋のクルッピンッも)
あまりにガラッと変わったようで。
でも、面白くなってきたー。またまた俄然引き込まれています。
このドラマはやはり丁寧に、丁寧に構成されていますね。
主人公の寅子だけでなく、登場人物の一人一人にスポットがちゃんと当たり、その時にパーッと輝くというか。見ていて、気持ちがちゃんとそのスポットが向いた人物に瞬時に感情移入ができます。
例えば花江さん。ホーナー氏。そして、これから先がとても心配な花岡さん。
そして皆さん、表情がいい。「はて?」を待ち望んでいたかのような桂場さんの表情。一瞬のシーンで伝えてきます。
また、この緻密な構成に基づいた素晴らしい脚本や演出にも拍手を送りたいです。
なぜ寅子と花岡は花岡の同郷の轟のことを一切話題にしなかったのだろう。
でもここまで引っ張ってるということは満を持しての登場しかないと期待していいよね?
竹もとの夫婦も突然現れたから、そんな感じ?
白米だけでは脚気になるよ
玄米を食べなきゃ
と思った2人のお弁当
寅子と岩ちゃんが結ばれると思って見ていたから
岩ちゃん再登場で、もしかして?と期待してしまう。はて?でも、岩ちゃんの奥さんがいるのだろう。
このドラマで初めて法曹界という言葉に出会う。
寅ちゃんの弁護士奮闘をもっと見ていたかったので戦後の展開に、はて?と思いながらの今週。
とうとう「はて?」が出た。
良くも悪くも穂高教授は女性に優しい。穂高教授にとって寅子は今や教え子である前に一御婦人、しかも夫も父も兄も亡くし家族を養うために不本意な場所で働いているかわいそうな未亡人に見えているのだろう。穂高教授は寅子を辛い道に引きずり込んだと思っているけれど、ポイントはそこじゃない。確かに寅子はあの時いっぱいいっぱいで辛かったけれど不幸ではなかった、不幸だなんて思ったことすらなかったのよ、教授! 教授の言葉に引っかかった寅子の口から思わず「はて?」
良くも悪くも、寅子の心の中の燻った火種に油を注ぐのは穂高教授の役目らしい。
寅子を知っている人はやはり「寅子が謙虚」で笑う(笑)。痩せてしまった花岡くん。人としての正しさと司法としての正しさの乖離に苦悩。司法としての(立場的な)正しさを貫くために無理をしないといいのだが。心配。そんな花岡くんは暗い顔の寅子を「全部君は君」と励ます。梅子さんの言葉が花岡くんを励まし続けていたことが嬉しい。梅子さんにも会いたい。
相当頑固な男尊女卑の神保教授。神保教授と穂高教授は「ものの見え方が全く違うだけ」ということは…ホントは仲良し?(という意味ではないよね)
意見書の署名欄、この頃には寅子に続く女性弁護士はもう何人もいたのですね。
そしてちょっと引っかかった「とんでもございません」 この時代から普通にそう言っていたのだろうか? ま、どうでもいいか。
「はて?」に続き、寅子がどう教授に噛みつくのか。寅子に火がつくのか。明日も楽しみです。
花岡さんと再会出来て嬉しい。
次はよねさんと轟さんとの再会を期待します。
寅子の久々の はて?が聞けたということは以前の寅子に戻りつつあるのかな。これからの寅子が楽しみ。
久々に出ました "はて"。期待しています。
まあ、とにかく面白い。
友人関係、親子関係、仕事関係と主人公のつながりが横に広がるドラマだから面白い。
多くの登場人物に多くの人生が見えて、多くの信念が描かれていて、主人公のひたむきさ、努力、思いやりが、より際立って見えます。
そして、厳しい社会状況の中でも、寅子の周りは優しさにあふれていますね。
本当に良いドラマだと感心します。
映像にも力が入っていて見応えあり!
3日ぶりに見てみたら、花岡さんとベンチで手作り弁当🍱を❣️と思ったら、花岡さんにはお子さん二人。え?奥様の話は敢えて言わなかったのか、聞かなかったのか、亡くなられたのか、そこが問題。
お二人さん、お似合いね。でも、私は有三さんを忘れないで欲しい。
風呂敷包のお弁当、優しい感じでいいね。高校の時の先生を何故か思い出しました。
生きていた花岡さん。寅父が「花岡君が良かった」とぶっちゃけていたけど、本当に花岡さんと結婚していたら、優三さんを亡くしたような喪失感を持たなくてすんだんだな…と思った。でも寅子は、花岡さんに告白されて意識はしていたけど、恋してはいなかったんじゃなかったかな。寅子が恋をしたのは、焼鳥を2人で分け合って改めて優三さんの優しさを再認識した時だったと思うので。
迫力のあるご婦人。伊藤沙莉さんも好演していますが、あの迫力の人と同じシーンでは、子供に見えてしまいます。スン
自分達が考える正義と、法律の正義の乖離をすごく感じる…と花岡さんが言っていた。
これって、このドラマが言いたいテーマのひとつなのでは?と思った。
毎回内容が濃くて引き込まれる。寅子と再会した花岡は現在東京地裁で食糧管理違反を担当する責任から自分に厳しくして粗末な弁当を食べていた。お互い励まし合った後寂しそうな後ろ姿が気になった。桂場を訪ねたときも、人の正しさと法の正しさが乖離しているとは思わなかった、でもこれが俺たちの仕事ですねと、何か意味ありげな言葉を残して去った花岡に何があったのか胸騒ぎがした。
花江はまだ戦争で夫を殺したアメリカ人を仇だと思い続け苦しんだが、寅子に会いに来たアメリカ人のホーナーも戦争で沢山の親戚が犠牲になったと知り、同じ人間だと感じてわだかまりが癒えた花江に笑顔が戻って良かった。
いよいよ民法改正審議会が始まり平等を謳う憲法のもと家族制度廃止を巡る保守派と改正派の代表の激論が見応えがありました。その後寅子に穂高教授は法曹界に誘って不幸にしたと謝り法律とは関係がない新たな仕事を紹介するが、穂高の不幸の言葉に違和感を感じたのか、寅子は満を持して決まり文句のハテを呟いた。それにぴくっとして反応した桂場が面白かった。これから寅子の反撃が始まりそうでワクワクして来た。
寅子の4年ぶりの「はて?」、予告では普通に上半身映っていたと思ったが、実際には伊藤沙莉さんの顔の左斜めをアップであおるようなアングルだった。同じシーンを別のカメラで同時撮りか撮り違いの別テイクか。土曜のまとめ放送は同じシーンでもBGMが全く違う曲・ナレーションも違う人で編集してあるし、つくづく朝ドラや大河は予算をふんだんに使っていると思う。
いよいよ寅子本来の丁々発止の弁論が戻って来るか。もっとも私が期待するのは更にその上、直道に宣言した時の達観した、あの微動だにしない図太いまなざしだけれども。
謙虚だった訳じゃなくて法律は人を守る盾や毛布のような物、そして濁らないよう守らなくてはいけない大事な水源のような物だという自分のスピリットを忘れていただけなんだよね。
いつも地雷を踏んでしまう穂高先生…
あたふた顔が天然です。
憎めないのよね〜
私は好きでここにいるんです!
スズ子の、好きで好きでしゃーないねんの言葉を思い出しますが、寅子自身、言いながら自分の気持ちを再確認してましたね
穂高先生は何も分かってないと言いつつ、しっかり背中を押した…桂場をの笑顔って初めて?
神保さんには「大きな御世話」と 軽く喧嘩を売ってるし、ああ、もう大丈夫だなと思いました
古賀メロディーにはハーモニカが似合いますね、歌詞はみんな入ってるし
水沼さんは終身禁錮
A級戦犯はランク付けではなく分類ですね、A級平和、B級戦争、C級人道
桂場さんもやっと圧力から解放されたのか…
クラッカーと イチゴジャム
ライアンさんは桂場さんの扱いに慣れてますね
カタカナや文語で分かりにくい!はるさんと 花江さんの意見が反映されたって、いい仕事しましたね
優未ちゃんのくしゃみ、何をしても可愛い
皆んなのことどうしたの?って感じで見てて、寅子がスプーン差し出したらパクっ。
貰ったチョコをモグモグ。
くしゃみ。
優未ちゃん、どれも可愛すぎ。
今週観てきて、いろいろな面で凄かったけど
先週寅子に父が「直道が亡くなっても花江ちゃんは猪爪家の人間でいられるんだよな」と言ったことは
今週のここに繋がるんだ!ということに、もう感動した。
先週出てきた時は、花江に「今する話それじゃないです」と言わせ、父と寅子がしっかり話し合い向き合うことを促すためか
父が寅子に詫びたいけれども言い出せない迷いを表現してるのかと思っていたら、
ちゃんと内容的に意味があった!
今までも「?」という台詞やシーンが後で結びついたことがあった。
下手な伏線じゃなく、根底できちんと結びついた繋がり。素晴らしい。
それにしても、兄の戦死・優三の死を知る、父亡くなる、ってまだ先週のことだった…
この2週間の内容の濃いこと。
毎回畳み掛ける展開が面白い。穂高教授は寅子を思い法曹界に引きづり込み不幸にしたと謝り新たな仕事を紹介したが、それに反論した寅子は法律が好きでここに戻って来ましたと宣言してご厚意だけ受けとって出て行ってしまった。私はまた問題を起こしたのではと後悔する人の好い穂高に、ある意味背中を押してやれたと笑みを浮かべた桂場は普段寅子につれない態度をとるが良き理解者だと思いました。穂高の行為がかえって背中を押したことになり寅子は好きな法律の世界で生きて行けると確信して家制度改正に反対する帝大教授神保にお言葉を返して痛快でした。やっと妥協案がまとまり民法改正が成立して寅子たちの理想は前進した。だが最後に花岡の訃報が届いて衝撃を受け、真相がわからぬまま次週に繋げ見応えがありました。
穂高先生が寅子の背中のやる気スイッチを押した!(笑)
鼻息の荒い寅子。落ち着いて、深呼吸。寅子の中で優三さんは生き続けている。しかしずるいなあ、優三さんが出てくる度に涙。
新憲法がすっかり頭に入っている寅子。伊藤さん、さすがです。寅子、復活!
ベンチの空いた隣に微笑む寅子。納得したような(満足げな?)表情の優三さん。そんな顔をしたら優三さんが成仏しちゃう(出てこなくなる)じゃないか…(涙) でもきっとそれでいいんだね。そうして徐々に優三さんのイメージは少なくなっていくのだろう。
ライアンが「あたり前のことを法律で規定する」と表現したけれど、神保教授は法で縛らないと家族が自分から離れてしまうことを恐れているように感じた。ガチガチの男尊女卑論者に見えた神保教授は、本当は寂しい人なのかもしれない。とはいえ、今更ながら神保教授が残した条文の意味について考えさせられた。
そして花岡さんが…。こんなに早く…。来週も見逃せない。
投稿者が嫌われてる人気ドラマのあるある現象。
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