3.37
5 126件
4 53件
3 43件
2 39件
1 71件
合計 332
読み けんこうでぶんかてきなさいていげんどのせいかつ
放送局 フジテレビ
クール 2018年7月期
期間 2018-07-17 ~ 2018-09-18
時間帯 火曜日 21:00
出演
週刊ビッグコミックスピリッツにて連載中の生活保護を題材とした作品。
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名前無し

自分んちは生活保護を受けるほど貧しくはなかったけど、全く余裕はなかった。
中学生の妹のためにお金を渡しているのが美談のように描かれていたけれど、私は「お金がかかるような遊びはつきあえない」とハッキリ友達に言った。
我が家はバイトは禁止だった。
冷蔵庫がスカスカでも。
友達は驚いた顔をしたけど、文句を言う友達もいたけど「お金がない」という私の理由に一応納得してくれて、それからお金がかかるような遊びには誘わないようにしてくれた。
でも、それ以外では普通に接してくれていた。
私の知らない遊びの話題が出るのは寂しくもあったけど、将来、社会人になったら私も皆と同じ様に遊ぼうと楽しみにしていた。
ちゃんと就職しないといけないと危機感があったので、必死に勉強した。
何十年経った今、その友達たちはいまだに友達だ。
このお兄さんは妹さんが本当の友達を得る機会を奪ってしまったんじゃない?とも思った。
生活保護で高校にも行けてるんだから、それを有難いと思って懸命に勉強してちゃんと就職できるように努力しないの?と思った。
食べていけるかどうかもわからないミュージシャンなんて夢を見る前に現実を見られないようでは、将来自分も生活保護になっちゃうよって言いたい。
それとも音楽の先生も舌を巻くほど才能の塊ですか?プロがスカウトに来ましたか?
友人たちから「絶対プロになるべきだ」と諭されましたか?
そうでないなら、足元を見ましょう、と言いたい。

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名前無し

いや、久々に、いいドラマを見させてもらったなー。

派手さはないけど、脚本も丁寧、演出も丁寧、全体的に演技のできる役者が揃ってるし、とても良かった。

俺も、もう少し見たいから、1年後くらいに続編見たいな。

原作漫画は読んだことないんだけど、まだまだいろんなエピがあるんでしょ?
是非見たい。

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名前無し

ほぼ今クールの連ドラが最終回を迎えて、自分も5本前後見ていて、終わってみれば、この作品が一番良かった。

気づいていた人も多いと思うけど、実はここのサイトの平均点も、中盤からジリジリと上がっていた。
中盤までは5星と1星がほぼ同数だったんですよね。
それが、途中から、ジリジリと最高評価をつける人が増えて、平均評点も少しずつ上がった。

その理由の一つは、最初、この作品をろくに見もしないで、感情的に生活保護をバッシングしていた人たちが多かったのが、

このドラマの作り手(制作スタッフも俳優も)が、生活保護、及び、それと深くリンクしている様々な日本の社会的問題に真摯に向き合い、

数字は低くても、一生懸命、いい作品を作ろうと努力している真剣さが視聴者に伝わり始めたからだと思う。

最初から好意的に見ていた私でも、中盤から、作品の熱気が高まってきたように感じていました。

こういう、地味かもしれないし、時には重いテーマかもしれないけど、良心的に、体当たり的に、スタッフと役者さんたちが精一杯努力して手作りのように作った、視聴者に問いかけるようなドラマ作品が、より多くの人に見てもらえるようになる日が来たら、
この国は多分、今よりも少しだけより良い国になっているだろうとさえ思いました。

続編、スピンオフなどを期待しています。

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ケンカツ

今期1番面白いドラマ。
視聴率稼ぎの刑事もの、医療ものにはうんざりしていたところ、こういう社会派ドラマをやってくれるのはありがたい。
取材を長期間に渡って行った漫画原作の柏木ハルコさんと、この作品を取り上げた関係者、体当たりで演技している俳優たちに敬意を表したい。

このドラマ、6話までの視聴率が関東では平均5.7%、関西では平均10.0%と社会派ドラマとして健闘している。

しかし、ネット記事が関東の視聴率だけ取り上げ、「爆死」とか「打ち切り」とか煽っているのはどうかと思う。誰かに頼まれてネガティブ記事を書いているのか?視聴率しか批判する拠り所がないネット記事やそれに同調するユーザは悲しくなるほどレベルが低い。

プロデューサーが見込んだ通り、主演は吉岡里帆さんで大正解。
義経えみるのひたむきさは、「レディ・ダビンチの診断」の田丸先生を彷彿とさせる。

第8話のアルコール依存症患者だが「こんな奴、ほっとけばいいじゃないか!」と、途中何度も思うが、そうしないのがこのドラマの凄いところだろう。
こんな利用者にも「健康で文化的な最低限度の生活」を保障し、「回復を信じて寄り添うのが自分たちの仕事」、と強い信念を持つケースワーカー。生活保護は、まさに「命を守る最後の砦」なのかもしれない。

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名前無し

難しいテーマに取り組んでいるから、数字が取れないのは仕方ない。

やや踏み込み方が中途半端な気もするが、民放の夜ドラで生活保護の問題(さらにそれに付随する現代日本社会の様々な問題)に正面から取り組んだチャレンジ精神は素晴らしい。

ちょっと調べたら、プロデューサーもまだ30代の若手みたいですね。

Pでも、演出でも、脚本でも、役者でも、若手は守りに入らす、攻めていけばいい。
攻めて駄目だったとしても、その経験値が必ず将来に生きるし、若い内から守りに入って順当に出世する人よりも、いつかより優れた傑作を作るだろう。
倉本聰だって若い頃は失敗作もたくさん作ってた。

各クールに、数字度外視の社会問題を扱ったドラマがプライムで一つくらいはあった方がいいと思う。

制作、スタッフ、俳優たちも、自分たちが作ってるこのドラマは数字じゃないんだと割りきって、最後まで頑張ってほしい。

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名前無し

自分の住む市営住宅の建物は住民の約半分が生活保護(そのため、福祉団地などと揶揄されている)で暮らしているんだけど、悪いけどね、連中の多くは本当にグータラですよ。
高齢者や障害者なら仕方がないけど、そのどちらでもない、まだ若くて充分な就労能力があるにもかかわらず、保護を受けて遊んで暮らしているんです。
働く気などさらさらない。
月一回の建物内清掃にも出てこない。
除雪もやりたがらない。
これらを一生懸命やってるのは有職者のほうなんです。
あまりに頭にきたので自治会長に訴えたけど、悔しいけど残念ながら強制力は無いのでどうにもならないとか。
ただ、こういった輩の為に、審査が厳しくなり、本当に生活保護を受けなければならない人達が受けられないなんていうバカな事が絶対にあってはならないと思います。
もちろん、人にもよりますが、やはり、ケースワーカーは、ハローワーク等の機関と連携して、それも強化して、働ける人間には徹底的に就労を促すようにしていかなきゃね。
生活保護は「最後のセーフティーネット」とも呼ばれています。
そう、最後なんですよ。最終手段なんですよ。
ですから、最初からそれありきなんていう、ふざけた人間を作らない事が大事なんです。
とにかく普通に働ける人は、結果はどうであれ、せめて就活だけでも真剣に取り組んでいただきたいです。

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名前無し

あくまでフィクションである以上、現実にはありえそうもない場面(例えばケースワーカーたちが総出で利用者の部屋を掃除とか)もあったし、こんなに次々と各利用者の問題がいい方向に向いていくのも楽観主義的すぎるが、

それでも、ここまで真摯に、社会的弱者に「寄り添う」人々の物語を、俳優、スタッフ、制作が一丸となって描き出したドラマが、近年あっただろうか?

この作品を作ってくれてありがとうと、礼を言いたいくらいに嬉しかった。

それにしても、昨今の、苦しんでいる者たちの「痛み」に対する、世間の想像力の欠落は何なんだろう?

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名前無し

他の人も言及している通り、ケースワーカーの間でも、見解の相違があったり、支援の方法に関して意見が対立する所がいい。

というのも、視聴者一人ひとりが、その登場人物たちの議論に自然と巻き込まれて、「私ならこう考える」というふうに、自分の考えを熟成させる契機になり得るから。

とはいえ、はじめに結論ありきの生保バッシングで頭がこり固まってしまっている人には意味ないが。

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名前無し

生活保護の問題だけではなく、日本社会の様々な問題について考えるきっかけになるので、こういう社会的な問題を扱うドラマがあってもいいと思う。

視聴率が低いのは仕方ない。
そりゃ、生活保護がテーマのドラマで、主役が地方公務員の新人で、高い視聴率を取れるわけないんだから。

各局、いろんなドラマを作っている中で、こういう作品が一つあってもいい。

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名前無し

視聴率が低くて評価も低いドラマなんて腐るほどあるさ
このドラマは制作側の姿勢が伝わってくるドラマだった
自分達の税金で助けられてる生活や命があるのを実感したし
親の存在、環境、健康、お金……
自分は不自由なく暮らしてるがこれから大切にしようと思ったわ
あと吉岡ちゃんは変わり者の役が多いけど普通の役もできるとわかった

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名前無し

アルコール依存症の心理に関して、重要な部分を描けていたのを高く評価します。

自分自身、20代のときに「アルコール依存症」、「病的酩酊」(要は酒乱)、「うつ病」の診断を受けて、約2年間通院しました。
今回のアル中のおじさんを見てて、うなずけるところが多くてね。

1
一つは孤独。アルコール依存症の中には家族との同居も多いですが、たいてい家族仲はうまくいつてません。
あるいはひとり暮らし、特に離婚して一人になってしまった人が多いです。その場合の孤独感と絶望感は半端ない。

2
離婚の場合は子供と会えない。アルコール依存症の場合、面会もできない場合が多い。
面会の権利があっても、情けない自分自身の姿を子供に見せたくないし、子供にショックを与えたくないので、会わない。会いたいのに会わない。
これはマジできつい。自暴自棄になる。俺がそうだった。

3
自己評価、自己肯定感の極端な低さ。
川で言ってたでしよう。「俺なんかクズなんだ!」って。飲み続ければ死ぬとわかっていて飲むのは、自己処罰の感情であり、一種の自傷行為。「緩慢な自殺」とも言われる。

4 更生後の未来像が描けない。

他にも色々あるけど、上記のアルコール依存症の心理をうまく描けていた。そして、残念ながら、ドラマのようには立ち直れません。

ほとんどの場合は入退院を繰り返しながら、肝硬変や肝臓がんで死ぬか、うつ病を悪化させて自殺します。自分は家族の支援で生還しましたが。

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名前無し

自分もアルコール依存性です。病院に週一通院して断酒会に参加してます。ドラマは本当にリアルで自分の日常と全く同じでした。

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『重たいテーマを軽いコメディタッチで描いたのが失敗の原因』と言って低評価を付けている人いるけれど、重いテーマを重いテーマで書いて今の時代見る人いるのかしら。
自分勝手な人が多い時代なのに、他人の人生の重たさを感じても嫌がらない人がどれくらいいるのかな。
家なき子みたいに『同情するなら保護をくれ』くらいのシリアスさにしたほうがいいとはわたしもおもうけど、昔の頃は思慮深い人も多かっただろうから暗いテーマを暗く仕上げても見てもらえるだろうが、いまじゃシリアスなものには触れたくないみたいな自己中ばっかでしょうに。

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名前無し

不器用で不愛想、でも受給者のことを我がことのように考えられる栗橋さんの物語はなかなかよかった。その栗橋さんを演じている川栄ちゃんは、主役を張りたがる他の元AKBたちより格段に魅力的だ。私は彼女の演技は好きだ。

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名前無し

まっとうに作られてるドラマ
識字障害について考えたことなんてなかった
勉強にもなる
同期ケースワーカー同士のハートフルな場面も良かった

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名前無し

よく、弱者バッシング、生保バッシング全盛のこの時代に、このテーマに取りくんでくれたと思う。

正直なところ、実際はこんな甘いものではないし、特に役所側の、いわゆる「水際作戦」(公務員法違反)の案件はもっとエゲツないのだが、それでも、ドラマ化しようとした勇気と努力に敬意を評します。(ひどいときは、「担当者が不在なので、書類の紙がどこにあるか分からないから、今日は対応できません」と言って追い払うケースまである)

いままでも、感情的に生保バッシングする人たちと何人も話したが、なぜか、その人たちは全然勉強してないんですよね。
情報源はネットと、自分が見聞きした主観的なあやふやな情報だけで、それを一般論化している。

下には私が実際に読んできた中で、比較的読みやすい参考文献を挙げたので、バッシングする人たちにこそ、1冊でも2冊でもいいから、読んで、勉強して欲しい。

とにかく、全然現場の現実が知られないままに、ネット上だけで感情的に騒がれて、正当に受給資格のある人たちが、「迷惑をかけたくない」と誤った自己批判の気持ちを持って、受給をためらってしまうケースが今急増しているそうです。

これを社会学では、「貧困の内面化」とも言うそうなのですが、ここまで日本の貧困問題はひどいことになっている。

できればドラマでも、そこまで踏み込んでもらいたいです。
このテーマで視聴率が厳しいのは事前にわかっていたはず。とにかく頑張って、後学のためにもいい作品を残してほしい。

(参考文献)
湯浅誠『反貧困』(岩波新書)
稲葉剛『生活保護から考える』(岩波新書)
阿部 彩『弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂』 (講談社現代新書)
飯島 裕子 他『ルポ 若者ホームレス』(ちくま新書)
池上 正樹『大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち 』(講談社現代新書)
西澤 晃彦『貧困と社会』 (放送大学出版会)

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名前無し

はっきり言ってつまらなかった

あと気になるのは吉岡だの川栄だののゴリ押し
女優としての魅力に欠ける人たちのゴリ押しはドラマのレベルの低下を招くと思います
「チア☆ダン」に出演されている若手女優たちの方がよっぽど魅力ありますね

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名前無し

なんで市役所のケースワーカーが、利用者の家の掃除までするんだ、とか突っ込みどころ満載なドラマだけど、ドラマはフィクションだから構わない。

この作品に限らず、リアリズムの観点からドラマの細部を批判するほど野暮なものもない。リアリズムにこだわるなら、ニュースとドキュメンタリーだけ見てればいい。

この作品の良い所は、とかく感情的な生活保護バッシング全盛の風潮の中で、ひとりひとりの利用者が、アルコール依存症であったり、識字障害であったり、シングルマザーであったり、多岐にわたるバックグラウンドがあるという
(ちゃんと勉強している人ならとっくに知っているが)、感情的バッシングをする人にはわかっていないところを描いている点にある。

描き方はやはり娯楽作品である以上、描き方が甘いし、アルコール依存症の実態なんて、本当にこの世の地獄としか思えなくてテレビで放送できないくらいだが、
(俺は友人を一人、アルコール依存症による肝硬変で亡くしている、享年46歳だった)
それでも、何も知らない視聴者に、生活保護の背景にある無数の問題群の一端を紹介できただけでも価値がある番組だと思う。

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名前無し

今季最高のドラマとは言わない。
が、今季、最も「良心的なドラマ」だと改めて思った。

ちなみに関西では視聴率が10%くらいの高さらしい。視聴率って、けつこう地域差があるので、全国平均値の低さだけを見て、人気がない、注目されてない、出来が悪いと決めつけるのは早計。

もちろん、多くのドラマファンの人気を得ているとは言えないかもしれないけど、注目してる人もたくさんいるんだよ。

私もその一人です。

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決して悪い出来の作品ではない。
大切なテーマに、人の人生について深く考えさせる要素も素晴らしい。
今の世の中、自分勝手な人ばかりだから。トランプさんや金正恩さん、習近平さんに対して文句を言う一般人多いけれど、その一般人の大半の方がよっぽど自分勝手。それくらい自分勝手な一般人が多い時代に、人の人生を考えさせるのは素晴らしい。

ただ、演出がうざいのと、どうせ作るならもっとシリアスにした方がいい。
生活保護といえば、本当に必要としている人と不正受給のその基準が一番の争点。
ここで一番ドラマになる部分は、現状不正受給者だとネットで叩かれているようなひとたち。実際不正受給じゃなくても言われる苦しみを描くべき。
アルバイトしてしまったお兄ちゃんの物語みたいに「生活保護もらってるやつは夢見るなってことか」っていうシリアスな部分を集中して取り上げないと、結局なにがいいたいのかわからないちぐはぐな作品になってしまう。
もらってるやつは夢みちゃいけないのか?少しくらい息抜きをしちゃいけないのか?道路を堂々と歩いちゃいけないのか?・・・人権侵害するくらいなら殺してくれ、くらいのシリアスさ。

例を挙げるなら、家なき子の同情するなら金をくれ。
あれくらいシリアスにしないとせっかくのテーマがもったいない。

生活保護に対して厳しい一般人が多いことに問題を感じるゆえこう感じています。生活保護に文句いうひとって、人生うまくいかなくて保護受けるくらいなら死ねってことなんだろうし、まさに同情するなら金をくれ、ですよ。

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名前無し

島岡さんが何も話してくれない理由に
納得しました。
いつも見ています。なかなか良いと思います。
真剣に見ている人結構いると思いますよ。

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名前無し

行政で働いています。
難しい問題を1話完結ではなく、
丁寧にリアルに描いているドラマだと思います。

細かいですが、主人公が毎回違う洋服を着ているのではなく、
同じ洋服を何度も来ているところもリアル。

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名前無し

これをドラマ化するって聞いたとき、かなり驚いた。

だって、これだけ生活保護バッシング、弱者バッシングがネットの常識みたいな風潮の中で、数字取れるわけないじゃん。

アンチが無数に出てくるのは想定内だけどさ。。

俳優たちやその所属事務所も、よくオファー受けたよね。とばっちりで、高感度が下がる危険性さえあるのに。

こういう難しい社会的問題をドラマで取り上げたというだけで、努力賞をあげたい。

でも、今の日本の民放ドラマじゃ扱えきれない問題だけどな。
やはりドキュメンタリーじゃないと。
せめて、NHKで、もう一回、映像化してほしいな。

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名前無し

将来の年金はどうなるかはわからないけれど、みんなが生活保護受給者になるということはないだろう。いくらなんでも国家予算なんかじゃ足りないよ。
そうなれば国がつぶれるし資本主義じゃなくて社会主義の国になってしまう。数十年後になったら年金の額は減るだろうけれど、生活保護の受給額も減るだろうし形も変わるだろうけれど、安易に何でも生活保護へ結び付けようという流れはどうか?ということもある程度、警鐘してるドラマなんじゃないかな。


確かに仕事内容を大声で喫茶店みたいな所で喋ってる若い職員には違和感は感じし、うつ病青年の特殊な描き方も過度のあおりを感じるけれど、ドラマ的に次も見てもらおうとするとこういう感じになるのかな、ともいえる範囲内。
サラリーマンって朝の9時から11時近くの終電まで働いて働いて、めちゃくちゃ税金取られてますよ。一部の人の中では過失もないのにリストラされて悪運が重なって、生活受給者になる人も出るかもしれないけど、基本、ふつーはそうなるまえに最大限の努力はする。でもどうしようもないケースは生活保護に頼るしかない。っ話で、いつか働ける可能性のある人はちょっとずつでも改善してエンケンさんみたく生保から卒業する。
病気などで働けない人は、事情がある人は生保をもらうことで必要以上に罪悪感を感じることはないと思う。

だけど、ちゃんと働いて納税してる人たちには感謝しないといけないし、職員が扶養連絡をするのだって、中にはその親類関係の中で
話し合って立ち直れる人もいる可能性があるかもしれないからだろう。
最近のドラマでは人気のある俳優の田中圭と井浦新がそれぞれの側に立った意見を言ってることでとりあえずは価値観のバランスは取れているドラマになっている。

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名前無し

>青年の心に全く寄り添わない
それはどうかな。この仕事は寄り添う仕事ではないよ。警察と同じ。寄り添う人は福祉課の人とかボランティアでしょ?ここの仕事ではない。
むしろ寄ってこないで欲しい。寄ってきちゃった受給者をなるべく遠ざけるようにする。これが仕事ではないのか?
そもそも「お金ちょうだい」って来る人にどうして優しく接する必要があるの?本来なら「金がないなら死ねば」でもよいかもしれないですよね。国にお金が無きゃだれも助けられないわけで、今の日本にはお金なんかないんだから。他の国では難民も餓死もあるのに日本人はここへ来ればお金がもらえるのは権利と思うのは間違い。
それじゃ戦時下にあるヨルダンとか生まれた国が悪かったと嘆くしかないわけで、生きる権利とお金をもらうという権利をごっちゃにしちゃだめよ。殺されない、差別されない権利が生きる権利であって、働く義務も憲法には書いてあるわけ。それを出来ないから単にお金が無いから優しくしろは違いますよ。
病気?世の中には死に直面している人は沢山いる。でもすべてが人に助けてもらってはいない。それはそういう準備をしてきたからだし、努力もしてきたから。お金持ちをは汚いと考える人がいるが、その努力は認めなくてはならない。そういう事を考えるのが平等というもの。

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名前無し

はあ~、くっだらない。日下部親子十との面談の時、上司を遮ってまでする話があれですか???自分の思いをグダグダと・・・。上司が話したことを、一番にするのが担当の仕事じゃないの?そんなに日下部を助けたいなら、ギターもって追いかける前に、まずは、いろいろな制度を勉強して具体的な支援策を提案するべきでしょ。


それに、「不正が無いよう今後も監視を続けろ」って言われた時の、「欣也君はそんなことしません」・・・はあ???あのさあ、上司の命令だし、不正監視も重要な仕事の一つでしょ?個人的に欣也を信じたいってのは勝手だけど、それをいちいち上司にもっともらしく訴えるかな?

主人公は仕事の能力にも問題ありだけど(制度を熟知してない)、社会人としての常識にも欠ける、大甘ちゃん。

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名前無し

ドラマの職場や職員は中々ファンタジックですね。焦点はそこにないのだから小綺麗な作りになるのは仕方ないのでしょうが、原作の方がもう少し実際の雰囲気というものが感じ取れて丹念に取材して臨んでいることが伝わってきました。

一日中鳴り止まない電話、途切れなく訪れる面談希望者、課内に響き渡る怒号や泣き声、一時席を外して戻ると机に貼られた返電・対応を要請するメモの数々。

これは現実の日常のほんの一部を切り取っただけです。

仕事は仕事。ケースワーカーがどれだけ大変かを分かってほしいなんて気持ちは更々ありません。大変なのはどの仕事も一緒です。

ただ、OLのようなバッグや服装で家庭訪問したり(自己防衛のために胸元や袖丈、裾丈は意識して当然だし、自分の経済状況をひけらかす私用バッグは普通使いません)、新人でも余裕で定時退社できるような描写、人間らしく生きていくことを応援するなんて表現(応援ではなく自立助長が仕事です)はやめていただきたいです。誤解は更なる誤解を生みます。

生活保護のことを取り上げるなら、申請を支援するボランティア団体や病院の相談員、日常生活の見守り活動を行っている民生委員の方達らの目線からのほうが良かったのでは。新人とはいえ内部から描くならもっと深い切り口で迫らないと意味がないと思います。

具体的なドラマ感想じゃなくてすみません。視聴後のモヤモヤ感が拭えず深夜書き込んだものなので感情のままになってしまったかもしれません。

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名前無し

公務員の実態を歪めるドラマ。
生活保護担当の職員がやたら受給者の家を訪ねてるけど、実際は民生委員に丸投げで、なにかあったら文書出して市役所に呼ぶだけでしょ?

ギターをプレゼントしてるけど、いくら無償であっても特定の受給者に便宜を図るようなことをしては公平性を保てないし、実際の市役所職員はこういうことしてないでしょ?

いちばんわからないのは、義務教育終えた高校生が勉強に打ち込む為に受給してるのなら理解できるけどバイトしながらチャラチャラ音楽やるのなら、いっそ昼間働いて通信制行けばいいと思う。
貧困の連鎖とか言うひとがいるけど、連鎖するのは当たり前だし、その連鎖を断ち切る為にはなんの未来の保障もないバンド活動じゃなくて、手に職つけるとか、勉強していい大学行くことじゃないの?
受給者世帯は税金で食べてるのだから夢どうこうの前にもっと現実を見つめるべきだと思うけどね。

結局、このドラマは新人職員が受給者目線でなんとか力になりたいって奮闘する意図なんだろうけど、職員は事実に基づく事務的な判断しかやっちゃいけないし、必要以上に介入とかやっちゃダメなんだよ。
受給者の自立支援ってのはギタープレゼントして応援することじゃなくて、はやく割のいい職につかせて支給を打ち切ることなんだから。
いくらドラマとはいえ実態とかけ離れ過ぎだと思うよ。

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名前無し

製作意図は分るんですよ。
生活保護って大抵の人は一度は聞いたことがある割に、正しく理解している人がごく僅かと言うちょっと気の毒な制度。
そうした誤解やら偏見を無くして、受け取る側も、(税金として)支払う側も正しく理解しましょうって。
実際、生活保護者だって「消費税」は支払っているわけですしね。

そのためには、井浦さんをベテランの主人公にして、吉岡さんはそうですね、「アンナチュラル」の時の窪田さんみたいなポジション(視聴者目線で疑問を呈する係)にしておけばよかったのになぁ。

今のままだと、受給世帯も、新人ケースワーカーも同時に応援しなければいけないわけで、見ていて非常に疲れるし、問題点(解決までのルート)も分りにくい。
原作をあまりいじりたくなかったかもしれないけど、もう少し工夫が欲しかった。

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名前無し

なにも生活保護受給者の全てが批判されているわけじゃない。
本当に困っている人達にはセーフティネットとして欠かせない制度だ。
ただ不正受給や違憲とされているのに外国人にまで受給させていることにより財源が枯渇し本当に必要としている人が受けられないという現実が批判されている。
そうした状況を作っているのは不正をするズルい人達。また誰でも彼でも受給OKにしていたら制度が崩壊してしまう。社会復帰できるように支援する事と自活できない外国籍の方には自国に救済を求め速やかに帰国してもらうなど正しい運用してこそ成り立つ制度。そういった事をきちんと描いたドラマにして欲しいけど1回目を見た限り...どうかなぁ??
ありがちなお涙頂戴ドラマにせず生活保護のシビアな面を正面からドラマにしてほしかった。

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