5 | 275件 | ||
4 | 202件 | ||
3 | 124件 | ||
2 | 117件 | ||
1 | 105件 | ||
合計 | 823件 |
存在感薄いあの内容で兵庫や福岡に観光客増えてるのかね
兵庫県知事のコメントを引き合いについて出すなど、作品の評価には無意味。彼は一視聴者に過ぎない。公の場に立つ人間ならば尚更、公平且つ公正な評価の妨げになることを、視聴者として、しっかりと目を開き判断する必要があるだろう。
兵庫県知事の発言?
無視ですね。特にこういう感想サイトではまったく意味がないです。人の感想書くところじゃないですから。
上に立つ人だけあって良い物と悪い物を見分ける目がある?
ならこの国は理想郷になってることでしょうに、ぜんぜんそうじゃないのはなぜかしら???
あの平清盛に画面が汚い、とだけ言って物議をかもした人。そんな人のドラマ評なんてまるで当てにならない、面白がってまた発言させてるだけでしょうね。
今まで チラホラ出て来ていた中川清秀は? 賤ヶ岳で死んでるはずだけど? 何もなし?
7本槍は? この先の話の為にも紹介程度でも必要じゃ無い?
市とか3姉妹とか無視でいいでしょ?
この先、如水まで長いから省力するところは沢山あるでしょうが
軍師官兵衛ってタイトルなんだから間違えだらけじゃねぇ?
戦国ファンタジー「江」くらい割切って戦国ホームドラマにした方が数字取れるよ。
清須会議がオープンニングまえに終わってしまったから
大好きなテーマ曲いつもはワクワク聞くのですが
なんか肩透かしくらってしまったよ
明日はどこまですっ飛ばすやら…。
それとも大坂城が完成して、また大宴会か?
いつも岡田さんの演技に魅了されております。
毎回毎回、脚本以上の官兵衛を見せたいと一生懸命工夫している姿が画面を通して伝わってきます。
軍師官兵衛は駄作だけど、主役が岡田君で本当に良かったと思っています。
もちろん周囲の俳優さんたちも同じように頑張っておられると感じます。
なので、作品としての評価は私の中で低いですが、好きか嫌いかと聞かれれば好きな作品です。
そういう意味では、俳優さんたちの力って大きいなあと思います。
こんな駄作でも「毎週見よう」という気にさせてくれるのですから。
また同時に、こんなに実力のある俳優さんたちが集まっても脚本が駄作なら、根本的にはどうしようもないんだ、という無力感も感じます。
お父さん、もうというべきかついにというべきか、死んでしまうのですね。
毛利との境界決定や四国征伐は、どのようになるのかな?スルー?
予告編を見ると、長政の話と、秀吉・官兵衛・三成の三角関係(?)の序章と、お父さんの死だけで、軍師の本業は「小牧長久手」を止めようとしたけどダメでした、ってところだけですかねえ。
「四国を押さえてからでないと」「佐々成政にも警戒しないといけないし」「雑賀衆もおりまするぞ」「大阪城建築で軍資金が」とか言うかな。
1分とかけずに戦を終わらせるとは、さすがは官兵衛じゃあ!
ほんと1分も掛からず元親(役者誰か分からなかった)が土下座!
お爺ちゃん家康(寺尾聡さん)に家康家臣(東幹久くん)が黒田官兵衛の手配のおかげみたいな感じで報告して終わり。
秀吉くんや家康くんその他のみんな官兵衛は凄いみたいなこと言ってますがその現場を視聴者に見せてくれよ。
秀吉と官兵衛の信頼関係が盤石ではなくなり、そこに石田光成が割って入ってという人間関係の機微は興味深かったです。
でも、相変わらず戦シーンはほんの一瞬。これって本当に戦国時代劇なのって思ってしまうのは私だけかしら。あとは本当にホームドラマですね。なんだか毎回同じ不満ばかり書いてる気がします。
父親役の恭平さんは、話し方とかあまり時代劇向きでない気がしてあまり今回は好きでなかったけど、官兵衛にとってはいい父親でした。長い間お疲れ様でした。
今まで観てきた大河の中で 唯一途中で視聴を止めたのが清盛でした。
それと同じ感じがしてきた。
いつになったら本編が始まるのかな?って感覚で毎週観てますが飽きてきた。
秀吉が天下人に近づいて来て、人はやっぱり変わるんですね。官兵衛が可哀想、秀吉を天下人にまでしたの誰のおかげと言いたいですね。光成が金魚の糞みたいにべったり、官兵衛の入る隙ないね。あんなに頑張って来たのに良いところ持って行かれた感じだね。官兵衛負けるな頑張れと言いたいです。
さっき評価するの忘れてました。
小牧・長久手は開始2分で終わったw
まあ、自分としては戦以外でも面白いならそれでいいけど。
不満なのは、家康とは戦うなとは言ってたが
相変わらずその理由の描写がない。
まさか、信長時代に1回挨拶したくらいで、
この男は秀吉より凄い、勝てるわけない。今後天下を取る器だ!
とでも思ったのか。それならさすが官兵衛ですなw
で、結局、三河武士の団結力がとか言ってたが、
自身がそれを体験したような描写がないのにそのセリフはどうだろ。
そういう細かいところをちゃんとやってほしいですね。
【播磨灘の聖人 または退屈な物語】
1. 家族を大切に--- 父を敬い妻をいたわり子を慈しむ。時には厳しく諭し子を指導する。
2. 潔癖な女性関係--- 浮気はしない。側室なんかもっての外の堅物を貫く。
3. 家臣を大切に--- 序列はあるが、依怙贔屓はせずに信賞必罰でのぞむ(といっても罰を加えているのを見たことはないが)。家臣団の固い結束も上に立つものの徳あってこそ。
4. 仕事を大切に--- 知恵を絞り誠実に全力で取り組む。一族の長として申し分のない働き。生死を分ける戦いの前には兵に遠慮して妻にも会わない。
5. 主君を大切に--- 謀反などは毛ほども考えたことがなく、常に忠節を尽くす。時に意見をするのも主君の安泰を考えてのこと。
6. 命を大切に--- 無駄な戦は避けて兵員の消耗を最小限にしようとする。むやみに殺すより人は適所で活かすべきとの信念を持つ。
7. 敵を大切に--- 一度は黒田を捨てて出て行った者でも、温かく迎え入れる。自分を陥れた元殿の息子の後ろ盾すら引き受ける。
8. 領民を大切に--- 過酷にむしりとったりしない。たとえ裏切られても信じよとは…ああ、あなたはミリエル司教ですか!
9. 平和を大切に--- 一刻も早く乱世を終わらせて太平の世を作ることに、軍師としての大義があると半兵衛と意気投合。
10. 神を大切に--- これから後半で描かれることでしょう。
11. 余裕ができてきたら趣味も大切に--- これも後半で。
新旧の価値観が入り混じっていますが、どうも物語調に仕立てた道徳の教科書を読まされているような気分なのです。で、あいまあいまに歴史年表の出来事がダイジェストで挟まるという感じですね。
そうか!道徳と歴史がいっぺんに学べてお得と考えれば腹も立たないのかぁ!?(苦笑)。
人様に道徳を説くのが好きそうな人達、たとえば一部の政治家の皆さんなんかには結構好評なドラマなのかもしれませんね。
厳しい意見ですね
でも興味深く読ませてもらいました
どのあたりが
史実と違って美化されてるのですか?
教えてもらえると
ドラマの見方も変わってきます
そうですね~
主役がジャニーズだからイメージ壊せないですしね。
完璧すぎるというか、非の打ち所がないというか。
回りもやたらに「さすが官兵衛!」と持ち上げる。
岡田くんは頑張ってると思いますけど。
「平清盛」の清盛なんかだと、絶対ジャニ系は無理なんでしょうね。
特に晩年はヤバすぎるし…。
でも、人間臭くて私は面白かったですが。
岡田くんて今でも世間的にはジャニーズなんですかね
わたしなんかは俳優さんとしてみてるから
そんなしばりで変に気つかわれるの
岡田くんは望んでないとおもうけど
そうはいかないのかな
それにしても秀吉は嫌な感じになって
きましたね
竹中さんには容赦なくいけるんですね
徳川領への別働奇襲隊の総指揮をとったのは、羽柴秀次(豊臣秀次)じゃなかったっけ、秀次が早々総退陣したため、池田恒興などの名だたる武将が全員孤立し、全滅するんだよね。
失敗の最高責任者が出てなかったような。
ヘンなの・・・。
皆さんが言うように、軍師としての活躍をもっと前面にたてて、史実を尊重してほしいのと、戦争シーンをみせてほしい。コメディー描写をホームドラマじゃなくて、史実の官兵衛のおもしろいオッサンみたいなエピソードを見せてほしい。そうもっと黒田らしさをアピールしてほしいかな。後は甲冑とか適当すぎ、羽柴秀吉の甲冑はどうみても江戸中期のデザインだし、母里の冑なんて和歌山の江戸期のやつだし、一番の問題は俳優の体のサイズに合っていないのはどうかと思う。しかし、荒木村重の描き方はわりかし好みかと。岡田君には官兵衛はあってないと思うけど、役どころとしてはがんばっているなとおもう。
戦うシーンが少ないのは大河にかける予算が少ないから…
大勢の人がいるから?
だからホームドラマを多用してるかな…
だったらただの『黒田官兵衛』ってタイトル名にすれば良かったのに…
岡田さん とってもいいです。演技も素晴らしい!
徳川家康だけがちょっとね。
大殿の最期は穏やかで良かったですね。
親として、子供に託して口を挟まないのは凄いこと。この大殿は、本当に親の鏡だと思います。
柴田さん、素敵な演技でした。
最初は、真面目すぎて堅苦しい印象でしたが、(http://www.aeonsquare.net/feature/obon_0yenジジサマのほうが温かかった)年をとるにつれ、おジジサマに似てきて・・
こうして受け継がれていく、親子の情感を感じます。
黒秀吉もいいですね。
どこまで壊れていくのか、楽しみです。
ああ、でも思い出すのは半兵衛さま・・
清涼剤のような、あのお方みたいな方はもう出ないんですかね・・
あ、合戦はやはり見たいです。
あと、糸、どうしてあんなキャラなんでしょうか。
せっかくののりこちゃんなのに・・
あれじゃあ、離縁されても同情できない・・
豊臣前期は、豊臣秀長と利休の連携に黒田勘兵衛・蜂須賀小六等が支え、秀吉の判断力も正常な時代です。
三成の台頭は、少し早すぎるのでは・・・。
ああ…、ぼくの小牧長久手が一瞬で…。
蟹江城合戦はどうなった…。山口重政は…。
滝川一益おもしろいのに…。
職隆と官兵衛と長政、この黒田家当主三代のどこか似ているがやはり違うものがある。
官兵衛と長政は自分の思うところにまっしぐら、時には敵をつくる。職隆は自分の思うところを大切にしつつ周囲との調整を第一にする。
職隆の死を通じてそうしたものを感じました。
秀吉の変貌が少し唐突に感じました。
秀吉が官兵衛を疎んだ過程を今後じっくり観ていきたいです。
まだジャニーズ事務所に偏見あるみたいですね。
ジャニーズだからイメージ壊せないなんてそんな縛りがあったら主役に使えないんじゃないですか?そんな縛りがあれば幽閉時の演出などあり得ないですよね。
平清盛に出ていた平時忠、あれもジャニーズでしたけど決して爽やか路線ではなかったですよね。
官兵衛も決して完璧ではなく、思ったことをすぐに口に出してしまう所など欠点も描いていると思います。
ただ、「さすが官兵衛」これは確かに多すぎる。
本人がその気がなくたってこれだけいろいろなドラマで事務所の力もあって優遇されてるジャニーズです。
役者をやりながら歌い踊りコメンテーターやら司会までありとあらゆる芸能活動をする。
そういう人たちが偏見、ではなくて特別視されてもしかたないのではありませんか?
所属している以上ジャニーズ事務所で売っているタレントさんですからもちろん事務所の方針もありどちらかと言えばそれに縛られている部分だってあるでしょう。
偏見と批判はまったくべつのことと思います。
完璧すぎる主役を「ジャニーズだから」とひとくくりにするのが偏見と思うのです。大河の主役はどこの事務所の俳優でも愛される性格に描かれるのでは?官兵衛も大分黒くなって来ましたが根本では「命を大切にするまっすぐな男」の家の物語ですから。
官兵衛が忙しくてなかなか隠居できなかったですが、おじじ様の最期が穏やかでよかったです。お疲れ様。
年のせいか眠るように死ねたらいいなと思う今日この頃。
平清盛の森田剛君の小狡くって小悪人風の平時忠がとても好きでした。主演だからさぞ大変だろうけど、同じV6の岡田君もまあまあだとおもいます。
それより「清盛」よりもずーっと舞台が兵庫県なのに、あの知事さん、今年の大河では何も言わないのかな、と最初から思ってましたが、画面が綺麗なら文句はないのですね。
官兵衛を見ていると、播磨とか姫路とか頻繁に出てくる有名な地名に混じって、たしか、「福原」も出てきた(ように思うのですが少し記憶が曖昧です)ので驚きました。福原は現在では使われない地名ですが、戦国時代にはまだあったのでしょうか?清盛が拠点にしていた頃だけだと思っていました。ドラマの感想ではないので申し訳ないのですがどなたかご存知の方いたらおしえてください。
森田剛さんは、けっこう良い芝居するんだよね。
平時忠役は私もすきでした。
平重盛役の窪田正孝と同じぐらいよかった。
それから、ランチの女王の森田剛さんは、最高にいいよ。
警官隊とのシーンは、今でも、涙ものです。
合戦は少なめですが、その分今までと違った描かれ方で、大変興味深く観ております。
岡田さんの演技も素晴らしく、とても面白く満足しております。
先週と今週の分をまとめて見ました。
以前から感じていることですが(特に合戦シーン前後)、もうちょっと掘り下げてくれないかなーと思う場面は短くサラッと、
合戦シーンの緊張感をぶった切るようなタイミングで入る会話シーンは長々とやるのは相変わらずだなーと思います。
賤ヶ岳の戦いの柴田勝家の扱いのひどさ。ま、彼は以前から織田家のいち家臣て感じで、古参の重臣感なぞこれっぽっちもありませんでしたが。
この際、お市の方の配役についてはどーでもいいです。というか、誰がやってもよかった感じ?このドラマに期待しちゃいけないのでしょうか?といって、それほど期待しているわけでもありません。
官兵衛と秀吉の関係にしても、先週の長政とお糸の結婚が決まった場面ではめっちゃ仲良く酒飲んでたじゃないですか。
それが、10日の放送でいきなりとは言わないまでも、仲悪くなってるし。それまで官兵衛官兵衛と言っていたのに、関白になった途端に、官兵衛がいなくてもやれるって言われてもなあ…。
もと荒木村重の道糞にしても、利休の弟子になるまでに何があったかを少しくらい見せてもいいのでは?
個人的には、黒田職隆が亡くなる場面。眠るように亡くなるのはいいが、きちんと家族に看取られて亡くなるほうが良かった。
あれでは、なんかファンタジーな感じ。
結局、人間ドラマとしても、戦国ものとしても中途半端。
小牧長久手のあと、もう一度、家康と戦おうと三成が進言したけど、あれは初耳。何かに根拠があるのかな?
3月から11月までの長期戦を、やっと和睦にこぎつけて人質も取って、また開戦しようというのは考えられない。
「今、徳川を叩かねば…」って言うけど、ついさっきまで戦ってたんだから。
やりたきゃ和睦なんかしなきゃ良かったんじゃない?
もうちょっと納得させる脚本を頼むよ。
長政は官兵衛と一緒に居る時間が短くてちょっとかわいそなのに、長男だからって急に領地任されてもああなるよねと思った。
実の子には厳しくなってしまう官兵衛の気持ちもわかる。
三成と官兵衛の溝ができつつ有るね。
これ見てると上に立つものにツイてるブレーンが大事と思う。
日曜日に出かけていたので今日土曜日の再放送分を見ました。
今回は妙に感傷的な部分が長過ぎなかったので見やすい感じはしました。秀吉がなんだかとんとんと出世が早過ぎて多少の違和感があるものの官兵衛や長政に恋愛や家族だけでない政治的なことでスポットが当たる時間が長かったので(本来はこうでなきゃと思いますが)大河として見やすかったです。
しかし小牧・長久手の戦いがまたもことばの報告だけで終わる、というのはいかにも大河としては貧弱な限り。官兵衛の留守に秀吉と三成が主導で行われ、官兵衛は今は動かぬようにとの一点張り、ということを秀吉が説明してたけど、なぜ実際に官兵衛を主体に描かないのか?それがないから秀吉と官兵衛の間の溝、三成と官兵衛の秀吉をめぐる見解の相違などもなんとなく薄い感じになってしまう。無駄な戦をしないように引きとめるのも軍師の役目、なんてことばで言われても実際にそれを実行している官兵衛の姿を映してくれなきゃ軍師のドラマにはなっていません。
こういう部分がこのドラマはまったくものたりない。男の「仕事」の場面が少な過ぎるんです。今回それが描かれていたのは長政と新しい領民の部分。こういうのを描けるのになぜ肝心の官兵衛やら秀吉に極端にそういう場面が少ないのか。秀吉だって一体どこがこの男の天下を取るまでのすごさなのか全く分からず、単に情に左右される宴会好きのおじさんみたいになってしまっています。竹中さんだって細やかさや凄みが出せる俳優さんなのに。
おね役の黒木さんはさすがに貫禄が出てきたもののあれでは秀吉よりはるかに知に長けて野心がある人みたいで現代的過ぎます。
でも今回に限っては毛利との折衝場面もいちおう出してくれましたし、長政の話もあったし、職隆の死もくど過ぎない演出だったのはよかったと思います。長政役の松坂さんは演技がものすごく上手いとか知的とかいう感じでは全くないのですが、まっすぐな青年として見ていて非常に魅力的なものがあります。
松坂桃李くん、蜷川幸雄さんの「ヘンリー四世」という舞台で、放蕩息子だった王子が、名君と呼ばれる王になる様を演じてて、演劇経験浅いのにもかかわらず、、素晴らしい演技を見せてくれました。長政を、これから彼がどんな風に成長させていくのか、楽しみに見ています。
岡田さんをはじめ、役者の皆さんの意気込み、演技の中から感じ取ることができます。応援しています。
そういえば官兵衛、お母さんのことはあんまり思い出さないんだね。
お父さんとの会話の中にでも、ちょっと入れ込むと良かったんだけど。
家族大事もテーマのはずなんだけど、親子で藤吉さんに遠慮してるのかな。
「ヒューマンなドラマは嫌いじゃない。だけどこの枠の戦国ものでそれを見たいわけじゃない。オレの傷ついた魂はどうしてくれるんじゃあぁぁ」というシャウトは茶釜に閉じ込めておいて、素直な気持ちで見るようにしたら、今回は久しぶりに見応えがあったんじゃないかと思う。
この脚本家が向いているのはこういう方面なのね、と再確認した。
ツッコミもさせていただく。家康の無敵感が半端ない。秀吉よりよほど格上に見えるが、秀吉だってけして負けるような存在ではなかろう。格だけではなく、このころの豊臣側は日増しに勢いを増す権勢ぶりで、家康にしても内心あれほどの自信を持てるような状況ではなかったろうに(家臣の前で堂々と振る舞うのならいいのだけれど)。
これまで、やけに荒木村重を登場させてきたが、官兵衛がキリシタンになる理由づけに使いたかったってことかなと思いました。
だけどこの当時は洗礼を受ける大名も多く、新しい一種の流行みたいなもので、今の感覚で考えるほど精神的変化があってのことではないと思うけどね。
このドラマで荒木村重に興味を持ったので、そういう意味では個人的には満足の回でした。田中さんの演技が最後まで素晴らしかった。最近黒官兵衛が強かったけど、今日は優しさが描かれたのかな。でも、主役の官兵衛中心の話を観たい人には物足りないんじゃないのかな。
村重が自分を乱世が生んだ化け物という。死ぬ事も世捨て人のように生きようにも生きられず…。
村重の心の中の慟哭。赤子であった息子が生きていて、その息子が画くという才能を開花させようとし、また自分の穏やかな姿を画いてくれていたという赦し。
田中さん見事に演じきって下さいました。
村重の魂が救われた回として見応えがありました。
「官兵衛どの」と呼びかけたあと、「いや、官兵衛」と官兵衛と村重が親友だったころに一瞬戻る場面も良かったです。
家康の戦国フィクサー感が強くて不気味です。表の顔より裏がこわい家康。裏の顔の描写がほとんどなので表の顔もちょっと観たいです。
長政、黒田家家臣団はそれぞれの個性が面白いです。若手の方たちが良く人物像をつかまれているなあと思います。
これから先がいろいろ面白そう、そう思った回でした。
今回はよかったね。
略されてばかりの戦関連以外の話のほうがずっと面白いとはw
道薫の田中さんの名演技におまけ+1つで
村重を最後まで描いたからよかったわ。
田中哲司さんよかったよ。御苦労です。
次の見所は茶々さま。
いえいえ官兵衛殿です。
荒木村重は田中さんの説得力のある演技もあって非常に見ごたえのある場面を作ってくれたと思う。
しかし官兵衛が洗礼を受けた、というのは事実ながらいまひとつそこに行くまでの彼の内面が丁寧に描かれていなくて唐突な感じを受けた。
なぜ脇役の村重の方が主役の官兵衛よりもずっと見ていてその複雑な内面が伝わってきて納得できてしまうんだろう?
このドラマの主役は官兵衛なのに・・・
道薫の「天下惣無事など絵空事にございます。誰が天下を取ろうとこの乱世が終わる事などありませぬ!」と言い放って秀吉が激昂して刀を抜いた時に突然大笑いする軍師官兵衛。
官兵衛「望みがかないましたな、道薫殿。この男は死にたいのでございます。されど自ら命を絶つ事はできぬ。それゆえの悪口雑言!」
お茶々「殺してはなりませぬ!生き恥をさらし生き続ける事こそこの男が受けねばならぬ報い。」と怖い表情で言い放つ。
右近「あなたはあの方の魂を救おうとなさったのです。生きてこそ、いつかあの渇ききった心が潤いを取り戻す日が来る。私はそう思います。」と道薫の命を救った官兵衛に南蛮寺で褒めたたえ勧誘する。
ここの辺りの一連の話の筋と演出は良かったと思いますがこの物語はあくまで「軍師官兵衛」なので軍師としての視点からみて官兵衛は素晴らしいと右近が褒め称えるなら視聴者としては納得するんですが・・・
道薫を助けることが軍師として褒め称えられるくらい素晴らしい働きかと言ったら私はそうは思わないんですよね。
官兵衛はこの後のセリフで「殿下のもと、天下が静まる事のみを望んでおりまする。」と言ってしまう訳ですから道薫をあそこで助けると刀まで抜いてしまった秀吉の面子丸つぶれです。秀吉が刀を抜く前に何とかしてれなばぁ・・・演出が良くないなと私しては思ってしまいます。
これまで軍師としての活躍の描写が今一つ描き切って無い上に人情的な描写で引っ張り続けた道薫エピソードについてもまたしてもナレーションでお別れを告げて道薫退場だともう軍師やめたらと思ってしまいます。
たしかに人間くさい官兵衛であっても彼のお仕事は軍師ですし、このドラマのタイトルも「軍師官兵衛」ですからね。
冷徹な部分と冷徹になりきれない部分の葛藤のようなものが上手く描かれればおもしろいのですが、そういうものが伝わってこない。
これではキリスト教信者なんてなる前からあれほど酷い目に合わされた村重(道薫)にも小寺の殿にも実に寛大な良い人って部分だけが強調されすぎていてなんでクリスチャンに?ってなってしまう。その動機が幽閉されてた時に賛美歌が聞こえてきたからとかだしに助けられたから、みたいなものだけではなんだか弱いです。
あと勝手に洗礼を受けてしまった夫に対していくらなんでもあんなに疑問も持たずにあっさりと同調する光の描き方もなんだかでき過ぎていて不自然な感じがした。これまで仲むつまじい夫婦のように描かれていたり、光は第二子誕生の時に戦のさなかなのに夫に子供に会うことを半ば強要したような女性なのになんだかブレているような感じがした。せめて理由くらいは知りたかった、となるのがこれまでの光ではないのかなあ。
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