



4.53
| 5 | 46件 | ||
| 4 | 21件 | ||
| 3 | 7件 | ||
| 2 | 0件 | ||
| 1 | 0件 | ||
| 合計 | 74件 |
まず釈然としないのは、父がほぼ強制的に自供に追い込んだ無実の容疑者が死刑にされた事を、「司法が終わる」とか都合よく誤変換していた事。その後部下(?)に殺されたとしても、視聴者の中ではその罪が相殺とはならない。しかしその誤変換こそが「社会のあいまいな闇」とも言える。
…絶対的な(であるべき)司法を拠り所に、自閉傾向で被る様々なストレスを何とか切り抜けてきた主人公が、その闇に直面した時。それこそ拠り所を失うかもという、定型者には想像し難いほどの甚大なストレスでありながら、それを超えて、無実の者を死刑に処したという許し難い司法の失態に、直に向き合おうと決意する主人公の大きな成長でドラマは終わる。
それは彼だけのものであったか?…多分、融通の効かない、ある意味自閉症者特有の潔白さにつられる様に、その場に居合わせた司法関係者も、次のステージに引き上げられただろう。
普段は定型者にとって困惑の元である発達障害者は、この様な効力もあるのだと思わせる。
特性である、好きな事に対するこだわりで、最後まで真摯に司法と向き合う姿勢が、周囲に良い影響を与えた好例だと思った。
個性というには本人には重く、しかし特性として理解するには定型者には情報量が多過ぎるのも発達障害の難しい所だろう。
個人的にはドラマの同僚達はかなり人柄の良い人達で、当事者には理想的な職場環境に思えた。実際はこうはいかないが、重いテーマの司法ドラマとしてはこちらの方が正解に思う。
続編が見たい秀作でした。
残念だったのは、外国人排斥論の人たちが、このドラマに反応してしまったこと。
「やさしい猫」のクマラも、このドラマのグエンも、日本人が見倣わなくはならない素晴らしい人たち。
日本を不良外国人から守るというけど、今の日本は、上に立つ人たちの考えが古くて、どんどん世界から遅れをとっていっているのが実態。
別に、共産主義のような左がいいのだとは、全然思えないけど。
安堂のような、自分は宇宙人だという、コスモポリタニズムが、今必要なんじゃないかなと個人的に思う。
「アストリッドとラファエル」のアストリッドのように、自閉症スペクトラムで人の感情を読むことの苦手な安堂だけれども、抜群の記憶力とそれをつなげる力と正義を希求する心は、素晴らしすぎるくらいの個性。
誰もが臆することなく、自分の個性を発揮できる社会が、理想の社会なんだと私は思う。
ただただ、素晴らしいドラマだった。
今期は、テミスとPDが良作だと思います。
テミスはアマプラでいつでも見れるようになったので嬉しいです。
最終話、主人公が発達障害をカミングアウトし、周囲は「特性は個性」と声かけしますが、主人公はそれを安易に喜びはしません。
この言葉は発言者の自己満足ではという印象で、当事者や家族はその言葉で納得できないくらいの困り事や悩みを抱えていると常々感じていたので、この流れで良かったと思います。
松ケン凄いなぁ。
演技で汗かけるの?
面白かったです。
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