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3 | 4件 | ||
2 | 1件 | ||
1 | 65件 | ||
合計 | 185件 |
読み | めいたんていぽわろ | |
放送局 | BSプレミアム | |
クール | 2022年4月期 | |
期間 | 2022-06-08 ~ 2023-10-18 | |
時間帯 | 水曜日 21:00 |
アガサクリスティ原作の人気シリーズ全70話。
いつ見ても面白いです。
絵面の気高さとは裏腹にいまひとつ内容がしっくりいかなかった。
いまいち惹かれる箇所がなくポワロ演じる人にも魅力が湧かない。
「ホロー荘の殺人」では二代目ワトソンが。
「葬儀を終えて」では「アンという名の少女」でアンを引き取ることを最初渋っていたのに、次第にアンをなくてはならない存在としていつくしむようになるマリラ役の女優さんが登場していた。
どちらも好きなので犯人になってしまったらどうしようとドキドキしながら見ていたがそうはならなくてほっとした。
最近放送のものは新しいので映像はより美しく、登場する俳優たちが最近のドラマ映画で覚えた顔だったりするので話がより分かりやすくなっている。
顔を見せなくなったヘイスティングスとミスレモンの代わりに時々出てくるオリヴァー夫人はサスペンスを書く人。
アガサクリスティ自身を投影したものかは知らないが、大雑把で思い込みも激しいがポワロのことを友人として尊重し、出会えば喜びポワロの事件解決に協力しようとする。
そんな夫人の吹き替えをしている山本陽子さんの吹き替えの自然さに改めて山本さんが好きになった。
魅力がない
推理モノは大好き。
確かに原作者の作品には名作が多いし毛並みが違うというのはわかる。しかしこちらの実写版はどうも感触が悪い。
つまらん
推理ドラマにしてはだめ
「アクロイド殺し」
この作品はとても重要な位置にあると思う。
最終的に判明する犯人の意外性だけでなく、アガサ最後の作品「カーテン」に通じる要素があるからだ。
冒頭からポワロの声で読み上げられるこ一冊の手書きの手記を書いたのは誰なのか明かされないままに物語が始まる。
舞台は田舎町に移り、物語の冒頭ポワロは何者かに向かって暴言を吐く男として登場し、「殺してやる」だか「こうしてやる」という言葉とともにポワロを訪ねてきたこの街の医師と執事の足元に冬瓜を投げつける。
その姿は探偵の仕事を引退し、田舎に癒しを求めて移り住み長年して見たかったガーデニング三昧のポワロの生活が実は癒しとは遠いところにあることを暗示している。
そして彼は憧れの悠々自適生活にうんざりし始めていることを医師と執事に正直に告白するのだ。
事件はアクロイドというこの街一番の成功者でありポワロの古くからの友人アクロイドが残忍に殺されることで始まるのだが、話の展開は原作と少し違っていて、ポワロは生前のアクロイドから相談を受けており、彼の身の安全を危んで心配し、ついて会いに行ったところで彼の殺害を知るという原作とは違った展開になっている。
原作では殺人事件が起きてからその解決をアクロイドの親族から依頼される形だからだ。
ドラマ版の方がポワロの憂いは深く「友達を助けることができなかった」と同じくアクロイドの友人の医師の前で深く嘆くセリフがある。
これは最後の作品「カーテン」で長年の友人ヘイスティングスに迫る危険に立ち向かうポワロの姿につながっているように思えるのだ。
友人ヘイスティングスは登場せず、ポワロの話の中で大事な友人でありいつも行動を共にしてきた相棒として紹介されるのみ。
そのかわりドラマではジャップ刑事がポワロの相棒として活躍するために登場し、偶然出会ったした二人は心から再会を喜んでいる。
その様子からもポワロはたくさんの事件をに負われて忙しかった日々が遠くなった寂しさはヘイスティングスやジャップ警部のような相棒と共にしてきた仕事から離れてしまった寂しさでもあることがわかる。
原作ではジャップ警部もヘイスティングスも話題に上るだけなのだが、そのかわりに最初に冬瓜を足元に投げつけられた医師がポワロの相棒として事件解決に乗り出すのだ。
この医師は殺されたアクロイドとは長年の友人関係であり、心許しているからこそプライベートな相談もしてきた。
こちらが信頼し相手を好ましく思っていたのと同じようにアクロイドは医師も自分に対してそうであろうと思っていたのだが、友人の実態は違っていた。
それどころ重大な秘密をつかんでおり、それをネタにアクロイドと秘密の男女関係にある人物を長年ゆすっていて、それが暴かれた時に事件が起きた。
死を迎えるまで気づかなかったアクロイド氏はかなり気の毒。
手記に書かれポワロによって読み上げられるアクロイド氏の人となりは「彼の営む化学工場は牧歌的な田舎町に自然破壊をもたらし、経営者らしく吝嗇であり独善的なので家族には疎まれていた」などの批判的内容が続いていてアクロイド氏が周りから疎まれて殺されても仕方ないような人物として手記では書かれている。
でもこれは手記の作者から見たアクロイド氏。。。
ポワロが事件を止められなかった失敗を嘆き、真犯人を暴くため、尽力するのはアクロイドが大切な友人であったからこそ。
その点で犯人らしい人物による手記に書かれたアクロイド氏の人となりとはズレが来ていることに気づくようになり、手記の作者が犯人でありアクロイド氏を意図的に悪く印象付けていることに気づかされた。
そしてついに登場する手記はドラマでは医師の妹が偶然見つけることで兄の犯行に気づいてしまう。
だが、原作に出てくる姉は医師の自殺によって終わる事件の真相と手記の存在は知らされずに終わる。
ポワロの恩情によって。
アクロイド殺し
長文失礼しました。
もちろん最高点です。
いつ見ても面白い。
原作に寄りかかりすぎている。いわゆる定番。
おもしろかった
高評価のわりには
本当の評価なの
ポワロ役になにか違和感をおぼえる。自分が勝手にイメージしてることがいけないと分かっていても…
安定の面白さ。
私の中ではポワロそのものです。
私もポワロ役の人違和感ある
自分にとってポワロはモーツァルトみたいなイメージなのだが。アイネ・クライネ・ナハトムジークがバックに流れる中、サーッと現れるような感じ。勘違いだったらゴメン。
いつ見ても面白い
ポワロ大好き。
おもしろかったのは最初だけ
景観だけですでに日本ドラマを越えている。
面白いし風景や音楽も好きです。
でも外人だからでしょうか女性が時々同じような顔に見えて、ながら観をするとストーリーがよく分からなくななります。
なので観るときはしっかり集中して観ています。
いよいよ次回は『オリエント急行殺人事件』。
すごく楽しみです。
「死との約束」
「埃っぽい中東かアフリカの街中で灼熱の太陽に焼かれ気を失う女性。
この熱射病の描写が他人ごとではなく実感できるようになってしまった熱波にあえぐ私たち。
この作品は遺跡発掘見学に一人で参加したポワロが遭遇する殺人事件が題材なのだが、ドラマを見る私たちもポワロのように異国の地を旅し、遺跡調査のリアルを体験できるような作りになっている。最初は小さかった地面の穴がさらさらと音を立て地面が陥没することで地下に巨大な空間が現れる。
遺跡発見の瞬間を味わえる描写なのだが、これは封印された過去が突然目の前に現れる不思議を象徴しているようだ。
今の日本でもずっと封印され続けてきた児童虐待が表面化してその事実を突きつけられて私たちがまだどうすべきか考える段階なのだが、アガサも単にモチーフとして児童虐待を選んではいないと思う。
財産が唸るような金持ちの養子になった子供たちが幸運どころか虐待によって不幸な幼年時代を過ごし成長してからも養親の支配下で苦しむ話であり、引き取った養子たちを苦しめた女性を殺した人物は原作と同じではあるが、その動機は大きく異なっている。
実際このドラマは原作に忠実ではなく老朽化した名建築を解体して
そのデティールを生かしながら、新しい名建築を作り上げたような作品なのだ。
クリスティは財産家や名家の当主が大変独善的であり、仕える人々のみならず一族の皆を支配し、苦しめている姿を何度も描いてきた。
「ポワロのクリスマス」などで描かれたそのような人物は独裁者のごとく残酷にふるまうために恨みを買い消される筋書きだが、この死との約束の女当主は経済界を牛耳る本当の大物であり、養子を何人も育てる篤志家でありながらの裏の顔は恐ろしく歪んでいる。
アガサが彼女を選び作品中で殺させたことは見逃せないし、アガサの造り上げた名建築を再構築したこのドラマもとても見ごたえのある作品になっている。
本当に今見るべきドラマだ。
秋風の吹かぬうちに見ることをお勧めする。
人の噂も七十五日というが、七十五日ではとても流せない大罪を前にしては、存在は噂されていたけれど誰も掘り起こさなかった負の遺産を前にした私たちは幼い子供たちの心の傷を大人なりに想像しなければならない。
だって私たちだってかつては子供だったのだから。
大人に助けてもらえなかった子供たちの嘆きをもう大人になってしまってから聞く遅きに失したものでも、今しなくてはならないことを考える助けになるポワロの作品のように見た
ドラマの雰囲気が素敵です。
ごめんなさいあんまりです
他人のコメントパクらないように。
キャスティングも素晴らしい。
《オリエント急行殺人事件》
パレスチナでは、ポワロの執拗な追及が、中尉をピストル自殺に追い込んだ。「一度の過ちで、支払った代償は不当だと思います。」という同僚の一言が、ポワロの頭にこびりついて離れなかった。これがこれから起こる殺人事件のトラウマになった。
イスタンブールでは、不貞を働いて子を身もごった女が民衆によって制裁を受けた。メアリーは彼女を救おうとしたができなかった。列車内で、「罰を承知で掟を破った」という民衆を擁護するポワロの発言にメアリーは気分が悪くなった。ここでポワロはメアリーの慈愛の心を知ったのだ。
これらの出来事がポワロの裁定に大きく影響した。極悪非道の誘拐殺人犯であるカセッティ(ラチェット)を殺害したメアリーを含む乗客12人と、協力者の車掌をどうするか。追及を緩めなければ、13人がピストル自殺をするかもしれないという恐れ。そして、「カセッティの死は、彼ら彼女らの並々ならぬ苦悩がもたらした罰であり、自分自身もイスタンブールで見て見ぬ振りしたではないか」「善人がやむにやまれず犯す罪はどう裁けばよいのか」という葛藤。これまで罪を憎み続けてきたポワロがくだした結論は、「殺人を見逃す」ということだった。自分の信念を否定し、この判断に至るまでのポワロの苦悶の顔は他の話では見られない。ラスト、ポワロの神業によって許されたメアリーの「まさか……」という表情が涙を誘った。
やはり、この話しはこのドラマシリーズ№1である。
ポワロ大好きです。
いつもここのコメント見て感心してます。
あんまりですごめんなさい
いつ見ても楽しめる
ながら見では絶対無理。
何にも分からなくなる。
映画が公開されますが、私の中ではポワロはこのドラマのイメージが付いてしまっているので。
ドラマ楽しみにしています。
映画の方まずまず評判がよろしいようで観に行こうかな。
TVの方は面白いのとそうでもないのが混在している感じ。
先日の『複数の時計』は途中眠くなり3回も観直しました。
じっくり観て謎解きを理解するとだいたい面白くは感じれる。
出来れば女性の主要人物は似ていない女優さんにして欲しい。
何か似たような顔が多いとこんがらがってしまいます。
いまひとつこの作品のどこが面白いのかよくわからない
犯人が分かるとスッキリするので好きです。
ポワロ好き。
どうでもいいわ
映画も好評で良かった。
私はドラマを見てるだけでも満足だわ。
ケネス・ブラナーはから騒ぎやハムレット 恋の骨折り損など結構観ている。演出監督もする鬼才だが、
私はこのドラマのポワロの普通のオジサンぽくて 特異な風貌のスーシェが気に入っている。
小さな頃は外国の俳優は日本語話せると思ってた。
吹き替えも相まって独特なポワロ像だと思う。
録画機能壊れたままなので水曜仕事をなるべく休みにしてる。
ドラマのポワロがやはり1番雰囲気があるような気がする
いくらなんでもつまらなすぎる。外国ドラマだからといって甘い点はつけられん。
映画あるんだね。そっちも楽しみ。
そこまでじゃないんだよなあ
ケネス・ブラナーはポワロ史上一番原作に似てないのでは
どうしても自分でやりたかったのかなあ
ずっと見ていたい。
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