4.04
5 769件
4 270件
3 101件
2 96件
1 139件
合計 1375
読み さなだまる
放送局 NHK
クール 2016年1月期
期間 2016-01-10 ~ 2016-12-18
時間帯 日曜日 20:00
出演
「大坂の陣」― 劣勢明らかに追い込まれた大坂城。 そこに駆けつけ、抜群のリーダーシップを発揮し、胸がすくような活躍をした、真田幸村。 幸村が生まれた真田家は、信州の小さな領主。 周囲の大名たちが繰り広げる戦乱の荒波に翻弄される真田家。 しかし、的確...全て表示
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2016-02-28 19:28:55
名前無し

やっぱり、家康くん最高!家康が出ると大河らしくなる。来週は、もっとおもしろそう!!「臨場」チームが、活躍するぞ。ワクワクするわ(笑)

2016-02-28 20:55:53
名前無し

面白すぎる。どうしようハマった!
喰えない男どもが怖いこわい。

2016-02-28 20:57:47
名前無し

いやー今回は凄かった。
女性の出る幕なさすぎるw
ちょっと話の流れをまとめたのを見たい感じ。
やっぱあの時代はスケープゴートにされる人は
数多いたんでしょうねえ。

2016-02-28 21:00:50
土田晃之

上杉から引き抜こうとしたと思ったら裏切って殺すとは思わなかった。
上杉、北条を信濃から追い出すための策略だとはおそれいりました。
家康の内野さんがいつもオロオロしているのは何かの演出なのか、それとも何かの伏線として描かれているのかな?昌幸に脅しをかけたときの顔とは全然ちがうので家康の性格がよくわからないね。たしか家康、先週はでていなかった。
きょうは上杉の人に裏切りをもちかける場面に緊張していたんだけど、信繁の叔父に刺されはりつけになるとは思わなかった。こりゃおどろいた。そうとう頭つかって脚本書いていると思うし、きょうは、おふざけ1にまじめが9くらいの割合かな。
このドラマで昌幸の行動を見ているだけで緊張します。わたしは真田に詳しくないので先が読めないからです。きょうはとてもおもしろかった。

2016-02-28 21:12:16
名前無し

やっぱ主人公以外の人間も
みんな一筋縄ではいかない海千山千の人が
揃うドラマは面白いねえ。
ゲームでは能力イマイチの
北条氏政もただ者ではないしw
ダメなドラマは主人公以外を無能っぽく描いて
主人公アゲアゲしかできないものだが

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2016-02-28 21:25:11
名前無し

真田昌幸・す・ご・い…観終った後しばし虚脱状態でした。
上杉についたかに見せて北条に寝返り、若い北条氏直を手玉にとって結局、信濃から上杉も北条も追い払って、かつ信濃を狙う徳川も牽制し、見事信濃を守り抜く。
そしてその策謀のために高潔の士・春日信達を容赦なく犠牲にする。
信達哀れ。月の光に浮かぶ百日紅の桃色の花が酷薄にも無念を感じさせます。
上杉景勝は信達を買っていて調略になどあわなければ出世もできただろうに…。
真田の家のため、尊敬する叔父に従って命がけの調略に参加した若き信繁の
「父上たちは恐ろしいお方じゃ」の言葉が重い。
「わしのようにはなるな」と告げた叔父信伊の言葉。
むごくも薄汚い現実を目の当たりにした今回の経験は今後の信繁の人間形成に
どんな影響を与えるのでしょう。
本当に生き馬の目を抜くような戦国時代の処世術。
今日は終始、息もできないほどの見応えのある展開でした。
まだまだ小心者っぽい内野家康も登場シーンは少なくても印象強烈ですね。
真田信繁と徳川家康。後々の二人の対決を思うとワクワクします。

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2016-02-28 21:25:56
土田晃之

殺されたのは自分の領土がもどると思っていたのにね。なんか哀れで非情だなと思った。真田は武田のゆかりがあるのに同じゆかりある者を騙して利用するのだから。信繁も殺すとは思っていなかっただろうし、殺されたあの人が城をとりもどしたと喜んでいただろうにね。わたしには衝撃的だった。きょうはtとnのドラマもみるつもり。

2016-02-28 21:31:02
名前無し

げーーーっ!すべては昌幸父さんの計略だったのか・・・
眞田は一兵も失うことなく、信濃から北条も上杉も追い出してしまった。
もうもう見ているこちらは、口あんぐり状態(前回は後ろにのけぞり状態)
すごいなーーー
怖いなーーー
でも、凄い知恵だよねーー
眞田に調略されて挙句に殺された、武将は哀れだったな。
つまりは自分の確たる考えがなく、人の意見に簡単に流される人は
生き残れない時代だったのね
皆真剣に、毎日毎日を生き延びるために必死にあがいていた時代でもあったのね。
いやーーー今回もメチャメチャ面白かったよ。
大河でほんと久しぶりに楽しんでる。
来週よ早く来い!!

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2016-02-28 21:32:21
名前無し

真田一族が生き残る為には、丁々発止でやり合う父の陰にいわゆる汚れ仕事をする叔父がいた事を身を持って知った信繁。彼の行動原理を導いた鍵のひとつとなったようで意味のある回だった。
尊敬する叔父の「自分のようになるな」と言う言葉は若い信繁の心の奥底に刻まれながらも、汚い手段を使う父に反発するわけでなく父の真田の生き残りと真田の郷をまもる手腕を真田の長として尊敬する信繁が、戦国の世を生きる若者としてよく描かれていた。

2016-02-28 21:36:34
名前無し

「昌幸は、この男を忘れていた」昌幸に忘れられていた、内野家康がどう活躍するのか?昌幸のダークサイド観せられれば観せられるほど、内野家康が好きになっていく。爪を噛んでおろおろしてるへなちょこなところもチャーミングだなぁ!

2016-02-28 22:40:52
名前無し

めちゃめちゃ大河っぽくて面白いです!!

2016-02-28 22:42:51
名前無し

昌幸さん、スゲー。
恐れ入りました。

2016-02-28 22:46:03
名前無し

きりにイライラする〜

2016-02-28 22:54:33
土田晃之

あのあと、叔父はどうなるんだ?信繁逃げたらまずいだろう。

2016-02-28 23:36:40
名前無し

大泉洋の出番を増やしてほしい。

2016-02-29 03:51:10
名前無し

今回の「調略」面白かった!
春日信達はあまりにも気の毒だったが…

今回は“きり”がウロチョロしなかったので、気分良く視聴出来た
(*^^)
きりはやはり“おまけ”で最小限の登場がベストだとつくづく思った(^ー^)

2016-02-29 07:04:46
土田晃之

昌幸が大名を騙す芝居がおもしろい。身内も騙すしね。

2016-02-29 07:38:16
名前無し

恐ろしい時代だったんだね~
戦いにおいては裏切り騙し合いが普通だった。
そりゃあ命懸けてるんだもんね。
でも・・・草刈さん嫌いになりそw

2016-02-29 09:20:41
名前無し

昨年の大河や最近の朝ドラの、ヒロインと脇役を無理やり美化、無理やりアゲ、
はては、実在のやり手経済政治家を妖精化……等に腹が立つ人には『神回』でした。

子どもの頃からの大河ファンという三谷さんのお陰で、昔の、女性や若者にコビを売らない、正統的な大河ドラマが帰ってきてくれて本当に良かった。

きりのキャラは、でも、今の感覚の平均的な視聴者や若者層にコビを売って、失敗してるかもしれないけど、ウザいキャラですよーって、設定上もそうなってて、自覚してるから、
少なくとも、去年の大河や朝ドラのヒロインみたいな腹だたしさは感じないけどな……
むしろ、嫌われキャラとして、清々しいくらいな……

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2016-02-29 10:09:29
名前無し

今回も面白かったー!
昌幸、恐ろしい人ですね...信達様、いい人だったのに...
一寸先は闇の戦国だから、利用できるものはすべて利用していく。
合戦シーンがなくても充分面白すぎる戦国大河です。生き残っていく手段の多くは、こうした謀略や調略だったと思うし。
女性のシーンもそれほどウザくなくなってきました。きりちゃん、意識してかしてなくてか、うめちゃんに優越感たっぷりに話すところが女子あるあるです。そして「チッ」って感じで株に鉈をぶっ刺すブラックうめちゃんもよかった。
来週も楽しみすぎます。

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2016-02-29 10:12:20
名前無し

戦国もの大河として一番大切なある程度のリアリティとか当時の怖さや緊張感が今の時点であまり出てない時点でまずい状況な気がする。演技がそれなりに上手い男優をかき集めてかなり救われてる感じ。

2016-02-29 11:22:53
名前無し

そのうち昌幸にブーメラン飛んできそうだな

2016-02-29 12:28:18
名前無し

今回はおそれいりました。
そして、三谷さん、ナイスです。

2016-02-29 14:16:33
名前無し

戦国時代の武将が家を守るため家族や仲間を売るのは常識であろう
いい人だったのに可哀想に見せているのは脚本家
実際はどうだったのでしょうね
まあ、関ヶ原くらいまでは昌幸主人公でいいよ

2016-02-29 14:49:25
名前無し

真幸いやぁー凄いわ!
今年の大河バンザーイ!!!

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2016-02-29 16:07:58
名前無し

昌幸父、怖すぎ。でも目が離せない。

2016-02-29 16:26:30
名前無し

20年ぶりくらい?に 大河ドラマにハマってます。面白い!

2016-02-29 17:57:45
名前無し

春日信達が磔になっているシーンには、びっくりして文字通りのけぞってしまった。えっ、うそ?ホントに死んでるの?と呆然。
生き残るための策略、謀略に一片の情けも無用であることを示すには効果的すぎるエピで、「調略」とは何かを一瞬で理解させるだけのインパクトがあったように思う。しかもこの一事で有力大名を信濃から一掃してみせたのだから、ただただ恐れ入る。
昌幸もすごいけれど、兄の命を受けて北条でも上杉でも現場を仕切る信尹の手腕の見事なこと。ただ「儂のようになるな」と信繁にかけた言葉でその心情が伺える。今回は、まんまと駒にされ打ち捨てられた春日信達の悲哀もさることながら、汚れ役を淡々とこなす信尹のありようからも伝わってくるものがある。

今回の計略は上杉領での謀反など、ひとえにいかに情報を早くつかんでいたかにかかっていた気がするけれど、やっぱり忍びの者の暗躍があるのかな。佐助も北条にウソの情報を流していたし。

2016-02-29 18:39:11
名前無し

ひとりひとりが端役でもリアルに丁寧に描かれているので、そんなことも有るよなーと思ってしまう。人質の見張りでもただ突っ立っているだけが今までの大河だけど、確かにトイレも我慢できない時もあるよね。三谷さんらしい。だから皆生き生きと演技してる。

2016-02-29 19:01:31
ぜろ

何これ? って驚くくらい面白かった。

冒頭の子憎たらしい長澤まさみのコメディに始まり
しだいに話は引き締まり愚直な遠憲さん 登場するだけで場の空気が一変する高嶋さんの怪演。

昌幸が知略の限りを尽くし真田を守ろうとするシナリオは圧巻。
こんな今まで観た事の無いシナリオを描く三谷さんの知某にも脱帽。

最後は内野家康登場で鎧は締めるが場の空気は緩むと言う演出。

ドラマの内容と同様で天才の存在は時には残酷ですね。
これまでの観てきた大河が一瞬で色あせてしまった。

流石は官・・じゃ無かった、三谷さん。
こんな槍や刀を振り回さない戦の描き方を軍師管兵衛に期待して裏切られ大河に失意していましたが真田丸は本当に楽しく観れます。

いかに兵を動かさずに済ますか いかに被害を少なく戦を終わらすかを考え抜いて行動していた戦国の大名、武将達の知略謀略がが実にリアルで凄過ぎです。

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2016-02-29 19:34:14
名前無し

それと 今までだったら戦の血みどろ姿を敢えて見せていたけど、8時台のみんなが観ている茶の間だし極力抑えているみたい。殺された春日信達の哀れさを象徴するように月に浮かんだ美しい百日紅。良かった。

2016-02-29 20:55:44
名前無し

調略ってこういうことなのですね。恐ろしや。誰を信用していいかわからない時代は嫌ですね。面白い内野家康が三百年も続く徳川幕府を開くほどの大物にどのように成長していくのかも楽しみです。優秀な良い家来に囲まれていたのかな。

2016-02-29 21:38:11
名前無し

今回のお話恐ろしい。でも、戦国時代らしくて面白かった。コメディ色が強くて緊張感があまり感じられず微妙かな、視聴リタイアしようかな、と思っていたけど今回は良かったです。
これまでの人質救出話が陳腐な展開で正直微妙だったけど。

初めて主人公に感情移入出来たお話だった。

2016-03-01 00:47:29
名前無し

な、なんだ、これは! 面白すぎるぞ、第8話。

真田の親父がまたまたやってくれました。
第6話で、信濃はこの真田が守る!と、豪語しておられましたが、このことだったのですね。肉食恐竜のような近隣の大名たちに目をつけられ、「美味しい信濃」がまたしても好き勝手に切り取られようとしている最中、「調略」により、まんまと上杉と北条を信濃から撤退させ、手強い北条を徳川に向かわせる。そして今、大名たちが手を引いた信濃に、なんと「信濃・独立共和国」らしきものを作り上げようとしているとは、恐れ入りました、ぶっ飛びました。

でも、よくよく考えてみると、この「信濃・独立共和国」構想は、決して絵に描いた餅ではないようです。信濃は豊かな自然に恵まれ、山の幸・川の幸が豊富であり、農産物や馬を育てるのに優れた場所であるだけでなく、古くから水運(河川)や街道が開けていて人や物の往来にも便利な場所。近隣諸国との巧みな外交や交易によって、独立した「自治国家」としてやっていけるだけの条件をしっかり備えていました。京の都からの「ほどよい距離」は、そのまま権力からの「ほどよい距離」も意味しています。兵農分離が進む前の時代ですから、人々の中にも自らの故郷は自らの手で守る、という気概が溢れていたことでしょう。

「国衆」という言葉で思い出すのは、「町衆」という言葉ですが、「堺の町衆」が自由・自治・独立を求めて奮闘していたのもこの時代だったと思います。

結果はどうであれ、第8話で明かされた昌幸の思い描く「信濃の未来図」のスケールの大きさに圧倒されました。

以前、嫡男の信幸がその実直さを父親に利用され裏をかかれたように、今回は次男の信繁が昌幸に嵌められました。若くて純真で人好きのする信繁は、海津城の春日信達を調略するのにもってこいの存在だったのでしょう。真田家の息子たちだけでなく、北条家のお坊ちゃまも手玉に取り、上杉景勝を操り、家康を窮地に追いつめる昌幸は、ヒノモトイチの無敵の親父です。まあ、家康や直江兼続あたりは何か感づいているようですが。


***
余談になりますが、
北条氏政の「汁かけ飯」の内容が気にかかります。どうも京風の味付けらしい。だし汁には相模湾の「海の幸」をふんだんに使っているのでしょう。「きょうの料理」の番外編でも作って、できれば2種類ぐらい紹介してくれないかなあ。「きょうの料理 『真田丸』北条家の汁かけ飯」てな感じのタイトルで、夜の時間帯に放送してくれたら嬉しいなあ。

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2016-03-01 13:51:18
名前無し

直江兼続の眼光鋭さ、低音ヴオイスもいいですね。
義の主君を支えるにはこれくらいの狡猾さが必要。直江兼続の黒さにも期待しています。
出番今のところ少ないですが、こんな直江兼続が観たかったので嬉しいです。

2016-03-02 14:02:02
名前無し

内野聖陽は仮面ライダーと柔道一直線に挟まれて頑張ってるぞ、
全体的に面白キャラになってるのは脚本に忠実なだけですよね。

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2016-03-02 18:21:40
名前無し

内野さんは、上手いよ!「JIN」の時も、アドリブ全開だったもん。家康も、きっと研究して作り込んでるはずだぞ。

2016-03-02 22:11:44
名前無し

堺雅人さん一年間頑張ってね。
10年前からファンだったから見るけど内容はいまひとつ。

2016-03-02 22:17:03
名前無し

ここまで面白い大河は風林火山以来かな

2016-03-03 18:46:27
名前無し

やはり 大河を見続ける体力はもう無いと。ここで リタイアです。どうやっても歴史は変わらないので。あの怒涛の時代を 真田家が生き残れた訳で、ついでに結構長生きしてたみたいだしさ。自分としては 10回程度で 内容の濃いドラマの方が 記憶に残るのかも。さようなら。ドラマは見ませんが、レビューを読んで楽しみたいと思います。

2016-03-03 19:37:37
名前無し

私も上の方と同じてここまでみたが、やはりワクワクしない。見たらいいが、やはり三谷幸喜の描きかたは好きになれない。真田の、戦国時代の死闘というものを期待していたが…正直これから癖の強い好きじゃない人ばかりでてくるからな。榎木さん、平さん、あとは…。
つまらんくはないけど…。ただ迫田って方はいいなと思いました。
やはりそんな感じでした。また気が向いたらきます。

2016-03-03 19:53:20
名前無し

北条氏政の汁かけ飯を見て、名将三代北条氏康が「我が北条も次の代で終わりか・・。」と・・。
かつて、大河で、北条氏康(杉良太郎)が自分の死を悟り、北条と関東の安泰を祈り、断崖から刀を海に投げるシーン良かったなあ。
北条は税金安く、目安箱で領主の横暴・庶民の声を聴いて公平な仕置きをしていたからね。

2016-03-03 21:17:44
土田晃之

真田家が生き残れたという意見がありますが、史実を見るとそういうわけでもないですよ真田家は(汗)
という私も真田十勇士の幸村と佐助の名前だけしか知らなかったので、大河が放送する前に簡単に真田を調べただけなんですけどね。
武田家と真田家のつながりや戦国時代において調略、人質などの重要性も説いていてなかなかおもしろいですけどね。
このドラマを見ていて特に強調されているのは裏切りじゃないかな?と思っています。先週の父昌幸の信達への裏切りは息子信繁にはどう映るのかが気になります。

2016-03-04 01:02:23
名前無し

真田信繁が昌幸の命を受け、春日信達の調略のため叔父・信伊のもとに赴いたとき、最初、信伊は気乗りがしない感じだった。まだ若くて純朴な甥を、残忍な計画に巻き込むことに気が引けたのだろう。だが信繁の熱意に動かされ、共に信達の調略を行い、結果は大成功。だが、信繁は父と叔父が仕組んだ非情な策略を目の当たりにし、心を痛める。

だが、これが真田昌幸流の「教育方法」だったのかもしれない。今回の調略には信繁の性格が打ってつけだと睨んだからだったにせよ、昌幸は息子に身をもって教えたかったのではないか。真田のような弱小豪族のもとに生まれたからには、武芸に秀で才知に長けただけでは領地を守ることはできないのだと。ハードボイルドな「実習」だ。

それに比べると、北条氏政による息子・氏直への「教育方法」は生ぬるい。勢いに乗った大名親子と、生き残りに必死な弱小豪族の親子の違いなのか?

百日紅の花の前で、信達が調略される瞬間、カメラは信達本人ではなく、信伊のアップへと切り替わる。信達の「心変わり」を、視聴者は信伊の表情から読み取ることになる。直後に展開される惨劇までの、ほんの束の間だが美しくて残忍な悪夢のようなシーンが、わざわざ信繁の「回想」として映し出されたことで、信繁の心に刻み込まれた衝撃の大きさが感じ取れた。この事件を境にして、信繁はもう以前の自分自身に戻ることはできないだろう。

だが、視聴者はここで涙を「寸止め」される。
「悪いけど、そこで泣かないでくれる? この後が面白いんだから」脚本家の醒めた声が聞こえてきそうだ。ドラマの序盤から未知の世界に連れ回されてきたが、ラストに来て更なる展開が待ち受けていた。真田親子が信濃の将来について語り合うシーンの迫力と、息継ぐ間もなく切り替えられた躑躅ヶ崎館での家康の只ならぬ表情に驚いているうちに、第8話は、あっという間に終わってしまった。
まるで梅と桃と桜が次から次へと開花していくような鮮やかさだ。

戦国時代がどう動いたか、ほとんどの視聴者はその「結果」を知っている。けれども、「秘すれば花」(『風姿花伝』)という通り、その「見せ方」が意外性と斬新さに満ちていて、私はドラマに引きずり込まれ、ノックアウトされた嬉しさでいっぱいになった。録画した映像をもう一度見たが、人物や関係性が魅力的に描写されていて、飽きることはなかった。

視聴者が青くさい感傷に浸って涙するなんて我慢ならない、自分の作品が「安っぽい感動」に回収されてしまうなんて許さない、そんな脚本家の矜持を垣間見たような気がする。

    いいね!(2)
2016-03-04 06:56:40
土田晃之

憶測だけど、昌幸が信繁を上杉に向かわせて信達を騙して殺すところを見せたのは自分と同じようになれといった意味合いが含まれていると思う。昌幸の子供たちの名前に「信」がつくのは信玄公を敬う気持ちからつけられたみたいですね。

2016-03-04 08:47:09
名前無し

私的には★3だけどきりの行動にはマイナス★6ぐらい。
よく分からんが大河ドラマのこだわりがなさすぎる。
一年きついだろうな。真田ならもっとできるはず。
長澤まさみと堺雅人さんはかなりまわりでも不評で、見るとイライラするとリアルな生活ではじめてきいた。
今からよくなってもめんどくさいからいいかだって。
私はまだ★4ぐらいです。

2016-03-04 17:30:42
堺様万歳

最初は新撰組からの大ファンである堺さんを楽しみにしていましたが、毎回びっくりさせられる昌幸の戦略や諸大名の人物像が楽しめます。信尹の演技も毎回格好良くて見事で『あれは一体誰?』と思って色々調べました。劇団四季の方なんですね。今回の話はあまりに悲しかったけど。
他の人のレビュー見るのもすごく楽しいですね。私がうまく言えないこと全部言って下さって、歴史の勉強になります。これからもドラマもこのレビューも楽しみにしています。

2016-03-04 17:35:54
名前無し

★4にしてあげればよかったね。
キャストにこれからの人にひねりがほしい。
うーん…。 三谷大河私は面白いが昌幸の方が気になる。ファンじゃないが。これからの動きによるがもう少し頑張ってほしいな。

2016-03-05 00:54:58
みなちゃん

黒木華さん
日本映画アカデミー
最優秀助演女優賞受賞
おめでとうございます!!


三谷さん
幸村の側室役
大根・長澤まさみより
超実力派の黒木華さんを長生きさせて下さいね

2016-03-05 02:53:01
名前無し

百日紅の花の咲く頃には、春日信達を思い出してきっと泣いてしまう...

というのはウソですが、月明かりに照らされてひっそりと妖艶に咲く百日紅の花が、まるで信達の父・高坂弾正(昌信)のようでした。偉大な父をもち、期待に応えられずに苦しむ息子を優しく見守る百日紅の花。
印象深いシーンでした。

上のほうで土田さんの、「信」という字について指摘していらっしゃる文章を読み、今回の調略にまつわる不思議な縁(えにし)に思いを馳せました。
このシーンで主要な役割を演じる真田信伊、信繁、春日信達は、3者ともその名に「信」がつく武田家ゆかりの武士たち。また、江戸時代に入ってから大名としてこの地にやってくることになる武将の名にも「信」の字が...
そういう場所なんだろうなあ。

父と息子というと、今回は昌幸と信幸、信繁が酒を酌み交わすシーンにも味わいがありました。調略が成功し、一兵も失うことなく上杉軍と北条軍を信濃から追い払い、一風呂浴びてせいせいした様子の昌幸が、機嫌良さそうに息子たちに酒を勧めますが、立派な杯ではなく、茶碗(?)で代用し、息子たちに手渡すときの昌幸の様子が、どこから見ても「普通の父親」で、緊張をほどいた素顔が自然でした。
一方、嫡男として常に肩に何かを背負っている信幸と、今回の調略の件で父の「怖さ」を実感した信繁。とてつもなくスケールの大きい父親をもつ息子たちはどんな思いだったのでしょうか。

今は亡き北条氏康について触れていらっしゃる投稿文も目にしましたが、後世にも語り継がれるような名君を父にもつ北条氏政の思いも複雑だったでしょうね。ちびちびと汁をかけながら食事をする氏政が、こうやって少しずつじわじわと攻めていくのが自分のやり方だ、とのたまっていらっしゃいましたが、あれは亡き父・氏康に向けて言い放った言葉なのだと感じました。父に認めてもらえなかった息子の悲しみや憤りが込められていたのかもしれません。この世の人ではなくなっても、ずっと息子は偉大な父に呪縛され続けるものなのか、とちょっと複雑な心境になりました。

世襲制の時代。
現代という地点から、そんな戦国時代の父と息子のありようをドラマで眺めるのは楽しいことです。
でも、「馬鹿な大将、敵より怖い」という言葉にある通り、今現在、世襲の「リーダー」によって社会が滅茶苦茶にされるのはたまったものではありません。

高嶋さん演じる北条氏政を見ているうちに、小田原に行ってみたくなりました。



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真田丸 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)