スレ主さん
たしかにどの配役も善悪がデジタルですね。歴史が結構複雑なので、視聴者を混乱させないための配慮かもしれません。
「甫庵信長記」では佐久間信盛と武井夕庵らが止めた方が良い旨の進言をしたとされているそうです。
「信長公記」には、誰かが諫めたという記述はありません。
真実はいつもの通り、闇の中です。
			
				村角灯さん、コメントありがとうございます。
今、透析から帰宅し返事が遅くなり申し訳ありません。
村角灯さんの視聴方法は理想で今後の私の大きな影響を与えそうですよ。司馬遼太郎一辺倒であと学者が一般向けに書いた本だけが頼りの私に対して、村角灯さんはきちんと歴史文献を検証し複眼的に考察する。
次々回の大河「鎌倉殿の13人」も吉川英治「新平家物語」、永井路子「北条政子」一辺倒は止めたいと思います。小説としては司馬作品同様に非常に面白いですが史実ではありません。古典の「平家物語」オンリーは論外。「玉葉」「吾妻鏡」と言った文献で当時を見ることが肝要かと。
次回の「青天を衝け」は幕末からでファンスレ立てたいですが、また明治維新を必要以上に美化する司馬遼太郎=史実論者が出て来ないか、少々気になります。司馬さんが優れた作家であることは文化勲章受章者であることからも当然ですが、それと史実は違いますからね。
好きな作品の多くが村角灯さんと共通するのは嬉しい限りです。			
				スレ主さん 恐縮です。
戦国時代は英雄が闊歩していた時代だったので、表層を追うだけでもおもしろいです。
本因坊算砂について調べていて面白いなと思った事を書いてみます。
碁には事前置き石制というのがあったらしく、白黒が星に2子づつ置いた状態で開始するのが算砂までは当たり前だった。(韓国や中国は、20世紀になるまでそのルールが続いていた) それを止めて、置石なしで自由に開始してもよいとルールを変更したのが、算砂だったそうです。
ヒカルの碁という碁を扱ったアニメがあって、私は全巻買いそろえたほど大好きでなのですが、ストーリーが成立しなくなってしまうな..と思いました。 知らなかったことにしてストーリーを楽しむのが良いですね。
麒麟が来るも同様に、歴史は歴史、ドラマはドラマで人を楽しめばよいのではないかと思っています。(荒唐無稽なのはダメですが)			
				村角灯さん、コメントありがとうございます。
「ヒカルの碁」は流行りましたねえ。と言いつつ、私は知らないのです。故小川誠子さんが囲碁界のアイドルだった時代が私の青春時代だったので世代的なものかなと。
いや、信長が携帯電話で秀吉に連絡しメールを家康に送ったら殆ど「LIFE!」の世界ですよ(笑)。東京制作の朝ドラパロディーをよくやりますが、今年あたり「麒麟がくる」で摂津晴門と二条晴良あたりに登場してもらい長谷川博己さんや門脇麦さんとコントやったら面白そう(ドラマでは絶対止めましょう)。
本因坊算砂について初耳です。面白いですね。囲碁は歴史関係では佐賀の化け猫騒動が歌舞伎で演じられ、この時の肥前藩主の鍋島光茂が家臣の龍造寺又七郎(かっての肥前国主の龍造寺隆信の子孫)に囲碁で待ったを繰り返した挙句逆上し又七郎を斬殺。龍造寺家の飼い猫が飼い主の恨みを晴らすべく鍋島藩主の母親や正室に化ける話がありました。最後は退治されますが。当時少女漫画で活躍の楳図かずおの作品で知りました。興味ある漫画も世代を感じさせますね(笑)。			
				LIFE と言えば、有村架純さん出演のひよっこのパロディを思い出します。内村さんが実父さんを真似た 「ごめんなさい。」 スレ主さんは見られましたか?
小川誠子さんですか。 ヒカルの碁のTVアニメ版では梅沢ゆかりさんでした。 女流騎士って、彼女しか知りません。
お恥ずかしいです。
それにしても、スレ主さん全方位で博識です。			
				村角灯さん、コメントありがとうございます。
ここ「麒麟がくる」ファンスレですが成り行き上、共通のファンの「ひよっこ」の話題を皆さん今回はお許しを、長引けば「ひよっこ」ファンスレに移りますので。
「LIFE!」の「ひよっこ」特集、当然見ましたよ♪
東関西養鶏場の怪しげな関西弁のおっさんに連れられたうっちゃんの着ぐるみのひよこ。実はみね子の家で飼っていたのが脱走し、有村架純さんが沢村一樹さんの父親と世津子の家で再会したシチュエーションで「うちのひよこだよね。私のこと、本当に覚えていないの?」と聞くと、うっちゃんが沢村一樹さんの物真似で「ごめんなさい」。ああ、せっかくの神回をパロディーにされるとは。と言いつつ、私は笑い転げていました。有村さんは笑いを抑えるのにまあ成功した方じゃないですか。危ない場面もありましたが。「半分、青い。」パロディーでは永野芽郁さんは秋風羽織酷似のウッチャン見ただけで顔に思いっきり力を入れて必死に笑うまいとし、佐藤健さんはウッチャン秋風に「うぃっす!」と言われて思わず噴き出しましたからね。
小川誠子さんを知ってるのは私が還暦過ぎの初老男だからに過ぎません。代わりに「ヒカルの碁」は見てませんし。梅沢由香里さんは知ってますよ。若い頃の小川さん同様にきれいな方ですね。当時はいろんな業界のアイドルがいて小川さんはCMにも出てました。今も歴史学者で時代考証担当の磯田道史先生が半分タレントになってますね。			
				小川誠子さん亡くなられてたのですね。山本圭さんの奥様でしたか。
日本には重厚な演技の出来る中堅層の俳優がそれなりいるのに、と思ってしまうのは自分が頭が硬いロートル視聴者なのかも知れませんが、スレ主さんが言わんとしてる演技の質については、もっともだと思います。
ここはお茶の間別天地ですね。読むの専門ですが、
参考にしながら視聴しております。
			
				707さん、おはようございます。コメントありがとうございます。
そう、小川誠子さんは単に女流棋士にとどまらず、アイドル的存在でしたから俳優の山本圭さんとの結婚も違和感なかったですね。
山本圭さんと言えば昭和41年「若者たち」。当時は幼少で、ここ数年で消されてしまったけどネット動画で何作品か見て非常に感動しました。特に江守徹と栗原小巻がゲストの回は最高に素晴らしかった。
俳優論については「エール」ファンスレ188の私のコメントについてでしょうか。朝ドラでも舞台で鍛えてきた人は若くても上手いです。「おはなはん」樫山文枝は宇野重吉の秘蔵っ子、「おしん」田中裕子は文学座のホープと言う風に。先述の江守さんも文学座の新星、栗原さんは千田是也の秘蔵っ子です。単に著名俳優女優の二世とか容姿重視のアイドル系とは全く違います。まあ、容姿も重要なファクターなので演技がまあまあなら(あまりに大根でなければ)大目に見ていいとは思います。その後に上手くなっていく俳優女優さんも多いので。
今後もよろしくお願いいたします。歴史についての他に、ドラマや演技や俳優女優、脚本、演出のこと、広く演劇や映画に翼を広げてもOKなので、忌憚ないコメントを期待しています。			
				707です。デフォルメと言うフランス語があります。私も雰囲気で使ってしまいますが、改めて検索すると、変形する 誇張する、歪んだ です。
摂津晴門の演技の形態についてデフォルメし過ぎの危惧を私がもっているとお伝えしたかったのです。
言葉足らずで申し訳ありません。
演技や、俳優の創造する造形に対する私的な好みなのかも知れません。			
				709さん、コメントありがとうございます。
ああ、鶴太郎さんの「半沢直樹」の伊佐山部長か黒崎金融庁検査官の物真似演技ですね。
いやいや、ご懸念は本当にもっともで思わず膝を打ちましたよ。似たような演技でも「半沢直樹」で演じるのと「麒麟がくる」で演じるのとでは全く訳が違います。歌舞伎か桃太郎侍か遠山の金さんか知りませんがデフォルメし旧態然たる室町幕府を私物化する悪役をカリカチュアライズしてつまらない笑いを取るドラマではないでしょう、「麒麟がくる」は。罪もない薬売りの少年(込江大牙君、「エール」の子役の鉄男)が斬殺されたように、庶民にとっての真の麒麟が切望される様を真面目に追求して欲しいと思います。向井理さんの足利義輝が「麒麟が来る道は遠いのう」と呟いた戦乱の闇を打ち破る光秀らの迫真の戦いが見たいと思います。
他はファンスレ主の私個人はほぼ満足なので鶴太郎さんとマチャアキだけは何とかならんものか、と思いますね。			
				「麒麟がくる」の信長は自己承認欲求が非常に強く、松平広忠の首を献上したのも父の信秀に賞賛されたいから。弟の信勝(信行)毒殺も暗殺の魔手の先手を打った他に土田御前に寵愛されることへの嫉妬。
思春期の少年と言うか厨二病のような面があり、正親町天皇から延暦寺焼き討ちも褒められ無邪気に喜んでいる。「新書太閤記」高橋悦史や「国盗り物語」高橋英樹や他の歴代の信長に比べ純粋で子供っぽい。そして、一方で冷酷でもある。女子供は光秀が放免したところで今日の描写では柴田勝家らが処刑して回ったようである。光秀は「国盗り物語」のように身を挺して必死の思いで延暦寺焼き討ちに反対する訳でもなく唯々諾々と従い後から酷さに岸とたまの娘の姿を累々とした屍の中に見る夢で胸中穏やかではない。
駒は薬売りの少年の死を知り戦の拡大の阻止を光秀に訴える。将軍義昭は信長の延暦寺焼き討ちに怒り、だんだんと隙間風が吹き始めている。元が興福寺の僧侶だから必然と言えば必然の成り行き。
天皇役の玉三郎さんは演出から弟の覚恕を疎ましく思う指示が出たが憐みの感情が出て切り離すのに苦労したとのこと。
吉田鋼太郎さんの松永久秀はなかなか味のある人物に描かれ従来の「麒麟がくる」の摂津晴門的な悪役イメージとはかけ離れている。今井宗久の館でも表面は筒井順慶に敵愾心丸出しだが、光秀を連れ二人きりになるとタメ語で「わしにどうしろ、と言うのだ」と聞く。光秀が近江の所領の献上で大和での順慶との争いは収めるように言うと了解し所領も望まぬと男前のところを見せる。南都焼き討ち等を描かず、ひたすら実はいい人的に描写するが史実での爆死(切腹自害と言う説あり)をどうするつもりだろう。信長を悪役にするのだろうか。
武田信玄役の石橋凌さんはメイクで肖像画に似せてきましたね。いよいよ、京の赤鬼を討つと号令するのでしょうか。			
				どうせ、創作物語なんだから、鶴太郎さんにあそこまで「半沢直樹」の物真似させるなら「暴れん坊将軍」みたいに、摂津晴門が悪だくみしてると「世迷いごともそれまでだ!」と光秀。「何者だ、出あええい、出あえい!」と鶴ちゃん。「余の顔を忘れたか。摂津晴門、権力をかさに悪行の限り。潔く腹を切れ!」。鶴ちゃん「ええい、もはやこれまで。構わぬ、皆の者、こいつ(光秀)を切り捨てよ。褒美は存分に取らすぞ」とBGM付きでやったら面白いかも。駒も助太刀に得意の曲芸で悪者相手に光秀を助ける。
大河じゃないけれどね。
			
				「青天を衝け」の出演者第二弾が発表されました!
なお、第一弾は当スレの213に出演歴ある朝ドラと共に記載しています。
徳川家慶:吉幾三
徳川家定:渡辺大知(カーネーション、まれ)
天璋院篤姫:上白石萌音
歌橋(家定乳母):峯村リエ(まれ、エール)
徳信院(一橋慶寿正室):美村里江(梅ちゃん先生)
美賀君(一橋慶喜正室):川栄李奈(とと姉ちゃん)
井伊直弼:岸谷五朗(てるてる家族)
阿部正弘:大谷亮平(まんぷく)
堀田正睦:佐戸井けん太(つばさ)
永井尚志:中村靖日(ゲゲゲの女房、ごちそうさん他)
松平慶永:要潤(まんぷく)
橋下左内:小池徹平(あまちゃん)
栄一の叔母やへ:手塚理美(ハイカラさん、ふたりっ子他)
栄一の従兄妻きせ:手塚真生
利根義春:酒向芳
真田範之助:板橋駿谷(なつぞら)
大橋訥庵:山崎銀之丞(あさが来た他)
藤田小四郎:藤原季節
登美宮吉子(徳川斉昭正室):原日出子(本日も晴天なり、天うらら他)
ペリー提督:モーリー・ロバートソン
			
				麒麟が来る は朝廷陰謀説を採用するのでしょうか? 昨日の描写からそんな予想も出てきました。
光秀は、もうすぐ義昭と決別して信長にのみ仕えるようになるのですが、その理由というのが 山門の資金源を継承した光秀が、比叡山以外の天台宗の門跡寺院の所領を横領し、それを返すようにという正親町天皇の綸旨を利用(悪用)した事がわかっているのです。			
				村角灯さん、コメントありがとうございます。
ちょっと多忙で今夜NHK+で昨夜の「麒麟がくる」見てからコメントしますね。ごめんなさい。久しぶりにお会いできて嬉しいです♪			
				三条西実澄(実枝)も光秀に好意的で正親町天皇に人物を奏上されてましたね。石橋蓮司さん、近作では「花子とアン」おじいやんでしたね。
村角灯さんのお話だと光秀は天皇の綸旨を悪用とはとんでもないですね。「国盗り物語」司馬遼太郎史観をいよいよ本格的に卒業することになりそうです。あれは、いい人光秀ですから。
以前から、いい人扱いの義昭は情けない人間になりましたね。慈愛深く人が好いばかりで政治に向かないと言うのは分かりますが、首に紐をかけ「わしを殺してくれ」と駒に迫る。摂津晴門がいないと幕政が行えないと言うのですが、細川藤孝や三淵藤英では力にならないのでしょうか。仏門に仕える人間はこんな心の弱い人間ではないはずです。
秀吉の母親のなかは「真田丸」の高畑淳子さんかと思いました。銀粉蝶さんは「梅ちゃん先生」ではあんな下品でなかったし「おんな太閤記」の赤木春恵さんも金八先生の校長の印象の延長でもうちょっとしっかりした人物だった。東庵との掛け合いはコントみたいでした。
藤吉郎自身も佐々木蔵之介さんが狡猾な人物を上手く演じてますね。「ひよっこ」の実直で誠実なシェフとは全然違います。
しかし、駒がなかから聞いた話を伊呂波大夫に伝え細川藤孝が光秀を救出し摂津晴門をお縄にする。駒は義昭にも説教する。これは名もない庶民と言うより、脚本家の代弁者をしてると考えたらいいものか。
			
				光秀の横領について
比叡山焼き討ちで志賀郡2万石が与えられ坂本城主になる他に、光秀には京都に所在する延暦寺関係者たちの所領も光秀に与えられていました。
元亀二年 廬山寺から朝廷に光秀から横領を受けているという訴えが出されます。 他にも青蓮院、妙法院、曼殊院などの門跡寺院からも同様の訴えを起こされます。 光秀は、山門領を拡大解釈して、横領を繰り返します。
正親町天皇は、見かねて、信長に光秀の横領を止めるように求めます。 信長は、「はいはい わかりましたよー」と返事をするのですが、光秀を叱った形跡は無いそうです。
そして、光秀は、この不祥事を理由に義昭に暇乞いします。
「義昭様の不興をかい、行く末おぼつかない身ですので、将軍家中から追放を命じられましたら出家しますと義昭様にお取次ぎください。」というような事を将軍義昭に言うわけです。
正親町天皇は信長に光秀の行動を止めるよう求めたのですから、普通は光秀が謝るなら信長なのですが、そこを義昭に謝罪してお暇乞いをするわけです。 そして、当然のことながら出家などしません。
義昭が光秀に与えたのは下久世の所領(大きさ不明)。 信長が光秀に与えたのは2万石と戦国大名に匹敵すると言われた比叡山の経済圏。 光秀は、義昭との潮時を見極めてうまく信長一本に乗り換えるわけですね。
こういう所、好き嫌いが分かれると思いますが、私は光秀を嫌いにはなりませんでした。 理想論者では無い、現実に生きている光秀、冷徹に比叡山なで斬りを行う光秀がそこにいるように思いました。
小和田さんはドラマの必要性から光秀をヒーローとして描くでしょうからこのような光秀像を描くことはないと思いますが、実際の光秀を知っていて麒麟が来るを見ると違った観点も出てくると思いました。 
不思議なのは、三条西家を登場させて光秀と正親町天皇を結び付ける事です。 三条西家は古今伝授の関係で、関係深いのは細川藤孝だと思うのですが。 光秀と関係が深い、誠仁親王、吉田兼見卿を登場させていないあたり、朝廷陰謀論は避けるのだろうと予測しています。
三条西家を登場させる意味は何でしょうね。			
				村角灯さん、コメントありがとうございます。
村角灯さんのお話で今後の「麒麟がくる」がますます楽しみになってきました。確かに細川藤孝は歌道の伝承者としての大家で関ケ原の合戦で東軍に属し朝廷のとりなしで石田三成側と和睦していますね。この時に三条西実条と言う実澄(実枝)の孫が登場します。
朝廷陰謀説でなければ何だろう。
村角灯さんのお話だと「国盗り物語」の青臭い理想主義者でなく、なかなか狡猾な策士であった光秀なら「新書太閤記」のようなノイローゼ気味になり(「エール」裕一が敗戦直後に陥った状態と似た描写があった)乱心したのでなく十分な勝算あっての本能寺の変だと思うのですが、それにしてはお粗末極まりない計画です。
謎が謎呼ぶ本能寺の変。「麒麟がくる」ではどう描かれるでしょうか。その際はぜひ史実の面からも解説をお聞かせ下さい。
			
				スレ主さん こんにちは
三条西家は 春日局の関係ですね きっと。 後に意味を持ってくるのでしょう。 
			
				村角灯さん、なるほど春日局でしたか。
しかし、光秀の家臣は左馬助と伝吾が専らで春日局の父親の斎藤利三が出て来ないですね。今後の展開に注目です。			
				皆さん、誠に申し訳ありませんでした。
「青天を衝け」の出演者ばかり紹介し、「麒麟がくる」京伏魔殿編の出演者紹介を怠っておりました。既にご存知とは思いますが何卒ご寛恕下さい。
たま(後の細川ガラシャ):芦田愛菜
三条西実澄:石橋蓮司(「花子とアン」おじいやん)
武田信玄::石橋凌(近作は「心の傷を癒すと言うこと」主人公父親)
なか(後の大政所):銀粉蝶(梅ちゃん先生)
斎藤利三(光秀家臣で春日局の父親):須賀貴匡(「カーネーション」勘助の兄・泰蔵)
誠仁親王(正親町天皇嫡男):加藤清史郎
織田信忠:井上瑞稀
細川忠興:望月歩(近作は「エール」の裕一勤務の若手銀行員役)			
				剣は人を狂わせてしまうのか。
争いを好まぬ僧侶で死を恐れ、駒の芳仁丸を売った金で貧民救済の施設を建てようと言っていた将軍義昭がその金で鉄砲を買い信長ら反対勢力を討つと言う。木刀を振り回し剣豪将軍と言われた兄義輝を意識し剣により世を支配しようとする。仏法の教えに基づく徳によってでなく。王道でなく覇道で世を治める。光秀が昔の慈愛深い僧侶の義昭を回想しながら木刀を振り回しかかってくるのを見つめるのは悲しげにも見えた。
穏やかな世は遠い、と帝も言う。「麒麟がくる道は遠いのう」の義輝と重なる。光秀はでも心中決したのだ。乱世に終止符を打つことを。
秀吉は酔ったふりか柴田勝家と佐久間信盛を公然と批判。松永久秀より朝倉と浅井を討つべきと。浅井長政は信長の義弟だが秀吉のクールな戦略家の面が垣間見えた。松永は秀吉からみれば取るに足りない敵だ。
坂本城の天守閣で夫婦の情愛を見せる光秀と熙子。この微笑ましい光景が後に修羅場と化すのだ。光秀も剣の魔力に取り憑かれたかもしれない。
最後に義昭が信長から送られた鵠を見て「十兵衛は鳥だ。いつか帰ってくるかもしれぬ」と言うかっての友情を偲ぶ言葉が切なく響いた。			
				スレ主さんおはようございます。
今週は、御所での漢詩といい、坂本城天守で光秀と煕子が語り合ってたロマンチックな歌といい、文学的な回でした。
「月は船、星は白浪、雲は海、いかに漕ぐらん…」と琵琶湖を眺めながら、光秀と煕子が歌っていたのは万葉集などの和歌?かなと思ったのですが、平安時代末に後白河天皇が編纂した「梁塵秘抄」にある『今様』だそうです。
また、信長が義昭に贈ろうとしていた白鳥のことを、何と言っていたのかわからなかったのですが、「鵠(くぐい)」という古語なんですね、勉強になりました。
それにしても東庵は、帝と畏れ多くも親しげに碁を打っていたのに、光秀は参内しても拝謁出来ず廊下で正親町天皇のお声を聞いただけなんて、とびっくりしました。
東庵のモデル(モデルがいたんですね)は正親町天皇を実際に診察していたらしい、と何かの記事で読んでまたびっくりしました。			
				723さん、そうですね。文学的であり叙情的であり、やや感傷的でもあった回でした。ある意味、大河らしくないのですが「いだてん」の東京ドラマアワードグランプリ獲得を見ても(視聴率は大惨敗だったが)、こう言う大河もいいのではないか、と思います。コロナ禍で序盤にあったような大勢のエキストラを動員しての合戦模様は描写しづらいのであればなおのこと。
「梁塵秘抄」の「今様」ですか。何とも風流な歌ですが、調べると、ご引用の「月は船、星は白波、雲は海、以下に漕ぐらん桂男はただ一人として」は美しいロマンティックな歌ですが光秀と熙子が歌うと不吉な意味にもなります。桂男は妖怪変化でもあり「久しく見る時は手を出して見るものを招く。招かるる者、命縮まる」と非業の死を遂げるこの夫婦の行く末を暗示しているようで、船も二人を乗せて理想の夢の国の極楽浄土に向かうもの、とも解釈できるのです。現世では得られなかった麒麟が来る世は来世で実現されていく、と言うのは何か涙が出そうになりました。
高級公家の三条西実澄が御簾を通じて拝謁する帝と気楽に囲碁を打つ東庵。まあ、前関白と幼馴染の伊呂波大夫、将軍が「わしを殺してくれ」と熱愛の恋人同士の心中じみたことを言う駒ですから、驚きません。駒ちゃん、将軍様の実質上の正室になって生々しい世俗の政治を離れて仲良く余生を送れればいいかも。			
				ちょっと、光秀は権威に弱すぎるのでは?
将軍の権威に頼って、世の中を平安にすることを志す。
正親町天皇に声をかけられ、心酔してしまう。
(音楽で雰囲気は作っていたけれど、正親町は光秀の心を動かすような事を何かしましたか?)
自ら、大きな国を作ろうとする信長と、あくまで誰かを頼って平安を招こうとする信長と。来週の蘭奢待で信長は天皇も跪かせるのでしょう。 昨日の回では、確定的に差が出てましたね。
義昭との決別の所で、何故泣く必要があるのでしょうか?
信長には、義昭の裏切りについて、「私がそうはさせません」と言っていたはずなのに。結局、迷ってばかりで大切な所は流されているのは道三の時代と変わらないような。
信長は明治維新の時の薩摩・長州です。 徳川という世界を明確に破壊して見せて、新しい時代が来たことを民に知らしめる。
光秀は、坂本龍馬、中岡慎太郎あたりでしょう。 旧体制と新体制の和睦をはかり、ソフトランディングを目指す。だから、幕府でも、朝廷でも権威を利用しようとする。
坂本龍馬も中岡慎太郎も時代の潮流に飲み込まれて命を失う。 
麒麟児はやはり信長・秀吉ではないでしょうか。
			
				723です、コメントありがとうございました。
戦国時代の大河にしてはとても雅やかなのは、やはり勇ましい合戦シーンなどが撮れなくなってしまったということもあるんですね。
それに私も昨年の『いだてん』が好きで見ていましたので、スレ主さんの意見に賛成です。
オリジナルキャラの駒や東庵や伊呂波大夫については批判意見が多いみたいですが、彼らの出演場面が多いのも通常の撮影が出来無いせいなのでしょうか。
それから「いかに漕ぐらん」は信長と義昭の間で迷う光秀の心情を現わしている、とも解釈出来ますね。
			
				村角灯さん、私の好きな幕末論までありがとうございます。興味深く読ませて頂きました。
これも司馬朗太郎さんの影響か、幕末は坂本龍馬絶対的英雄説の信奉者が多いですね。でも、しつこいようですが、司馬遼太郎さんの作品は創作物です。
大河では「勝海舟」だったかな、大久保利通が公武合体論になお一定の理解を示す龍馬を危ぶみ抹殺を企てた描写がありました。しかし、学者の本では龍馬は武力倒幕論に傾き、主君の山内容堂や後藤象二郎らとは一線を画し中岡慎太郎と共に武力倒幕やむなしに至ったとするものが多いです。
で、司馬史観の影響を受けずに龍馬の限界を主張する村角灯さんは龍馬が公武合体論(徳川将軍家を最大の藩主とする諸侯連合(プロシア主体のドイツ帝国型))か武力倒幕論かで私と結論は異なりますが、龍馬が一介の国際視野のあった志士ではあったが決して英雄として過大評価される存在までは至らない、と言う点が一致しています。違うようでやはり似てますね。
村角灯さんの説に私の意見を当てはめると桜田門外の変を起こした水戸藩、徳川斉昭や息子の一橋慶喜を想起します。ある意味、小栗忠順や榎本武揚もそうかもしれません。清朝では康有為。由緒ある名家の育ちで政治の改革を主張しますが打倒論には反対する。行動は逡巡が多く微温的です。優れた才能を持ちながら政治的判断が旧来の形式を打ち破るまで至らなかった。そこに光秀の悲劇があったかもしれません。			
				723=726さん、「いかに漕ぐらん」が義昭と信長の間で逡巡する光秀と言うのは非常に面白いですね。言われて見ればその通り。
でも桂男が光秀と言う解釈も成立し、美男であるが人の死を招く不吉な前途を暗示しているようでもあります。
熙子は通説の病死説でなく「明智軍紀」によるかもしれませんね。小和田哲男さんは史料的価値は低いが頭から否定するものでもない、としているようですし。その場合、左馬助と熙子は坂本城で辛い結末を迎えることになります。			
				蘭奢待を贈って帝の歓心を買おうと言う信長。
松平広忠の首で父の信秀の、鵠で将軍義昭の、ご機嫌を得ようとし、土田御前の寵愛を受ける弟の信勝(信行)は毒殺。
少年じみた無邪気な信長に正親町天皇は冷静だ。信長を変わった男として蘭奢待は毛利輝元に転送。
細川藤孝が敵方の弟の三淵藤英に情を示すのと逆に、朝倉義景の死の惨めさ。唯一の味方の山崎吉家は戦死。従兄弟の景鏡に「あっかんべえ」をされて家臣から鉄砲を向けられる。浅井長政はお市の方との別れもなく死に絶えてる描写で終わり。将軍義昭に畏敬の念の光秀に対し罪人のように「ひっ捕らえよ」と命じる藤吉郎秀吉。
僧侶の頃から変わってしまった義昭を悲しげに見つめる駒の涙。運命をどうすることもできず駒に悲痛に訴える義昭。
松永久秀も和議を申し出た。
結構重要な役をしていた人達があっけなく死んだりナレで終わるのは尺が足りないからか。いや、私達は信長中心史観で見てきたが光秀からすれば将軍家の没落と信長に唯々諾々とする自分しかない。
朝倉義景と浅井久政・長政の頭蓋骨に金箔を塗って光秀に飲酒を強要する信長の場面はなかった。狂気の残忍さより少年じみた自己承認欲求の強い人物として描かれている。
次回の丹波攻めは創作とされる光秀の母のお牧の方が宙づりで磔の場面を描くのはないと見た。光秀は私怨で本能寺の変を起こすのではないのが世話になった朝倉義景の頭蓋骨の金箔塗りの頭蓋骨の飲酒の強要の描写がないから、そう思う。
厨二病の信長と朝廷が鍵になりそうな感じ。駒はどうするのだろう。
なかと東庵の場面はいらないなあ。菊丸ももういいかな。			
				おもしろい回でした。
歴史的な事を言うと、義昭が挙兵したのは2回で、三渕藤英が所領を没収されて坂本城に幽閉されたのは2回目の槙島城の戦いの1年後で室町幕府が実質的に滅んだ後のことです。ちょっと歴史をデフォルメしていますが大きな違いではないように思いました。
ドラマとして大切なのは、下記の5点ですね。
1.信長の自己承認欲
スレ主さんの言われる通り。 蘭奢待の切り取りは信長が天皇をも動かせる立場にあると天下に知らしめる為の行動ですが、正親町天皇に半分送ったとは知りませんでした。信長は、蘭奢待を切り取った後、その香りには全く興味を示さず、家来にあげてしまったという話はよんだ事があります。
信長役の染谷さんのコメントが秀逸です。
「蘭奢待を手にすることで、ますます狂気性が増していくシーンだったので、高揚感がありました。そして、信長はその二つのかけらは自分と帝だと思っている。二つで一つ。ついに帝と肩を並べる存在になったと……大きな勘違いなんですけどね(笑い)」
2.正親町天皇の策士ぶり
正親町天皇にとって、信長の蘭奢待要求は迷惑ではあっても、実際には大したことではないと思います。過去に将軍家だけではなく、土岐家にも切り取りを許しています。たかだか香木が5cmほど切り取られたとしても、それが朝廷にとっていかほどの意味があるでしょうか。半分を送ってきた信長を冷めた目で見つつ、反信長の毛利に送るしたたかさ。 とても政治的な人物であったことを示唆して描いているように思いました。裏で糸を引いているまでは行かなくても、光秀の謀反の決断になんらかの影響を及ぼしそうです。
3.三渕藤英のあわれ
坂本城に幽閉されたシーンは出てきましたが、実は信長により子息と共に自刃を要求され、坂本城で死を迎えます。ここまでは描きませんでした。これを描けば、信長の狂気、冷酷さが際立ったのですが。
4.浅井、朝倉の滅亡
浅井・朝倉との因縁を繰り返し描いてきたので、それぞれの最後があまりに簡単に描かれて驚きました。どういうことでしょう? 金箔の髑髏の話もスルーしそうです。過去の戦国モノでは、光秀の心が信長から離れていくための必須アイテムだったのですが。代わりに朝倉景鏡のアッカンベーには驚きでした。意図がわからない。それで、朝倉義景のあわれは感じませんでした。
5.変わってしまった足利義昭
足利義昭を戦略性のない軽薄な将軍に落としてしまいました。
足利義昭は鞆に移り、鞆幕府を作ります。 将軍位は1588年まで、実に本能寺の変の後も6年間も将軍であり続けます。鞆幕府は瀬戸内海の航行に関銭をとり、経済的にも豊かで、将軍の職務である官位の授与も続けます。鞆幕府を中心に作られた九州勢力、毛利、山名、宇喜多、本願寺、紀伊鈴木氏、武田、上杉などの第3次信長包囲網は、信長の勢力圏と拮抗した規模だったという説もあります。ちょっと描かれ方がカワイソウと思いました。
時間が足りないのですね。 きっと。			
				村角灯さん、何か下手な歴史小説読むより臨場感に富んで面白い話ですね。単なる批評でなく、司馬遼太郎の小説のように読み物としても面白かったです。
三淵藤英の話は初耳でなるほどと思いました。朝倉景鏡はせっかく信長側の大名になったのに加賀の一向一揆に攻められ討ち死にしますね。主君を裏切った天罰と言うか本能寺の変との関連で描かれるのでしょうか。足利義昭は「人の好いのも馬鹿のうち」になってきましたね。摂津晴門を最後まで統制できず、駒に自分の首に紐をかけ「殺してくれ」と哀願。今度は諸大名に協力要請の手紙を書き送る。応仁の乱までの室町幕府の栄華の時代が忘れられない、と言う意味では殺害された足利義輝にも似てる気がしました。			
				ここは「麒麟がくる」」以外でも大河(近現代物除く)、時代劇の話でもOKですが「令和に語る何でもファンスレ」の方に先日BSプレミアムで見た「新選組の剣術は何故強かったか」の実証実験を見たコメントを書きました。番組タイトルは忘れて申し訳ありません。
近藤勇の天然理心流の流派を継ぐ師範と師範代が拓大と日大芸術の剣道部の有段者20名ほどを相手に竹刀でやり合う実験です。時代劇や大河のような「月影兵庫(古くてごめん)」「桃太郎侍」のような華麗な剣さばきとはかなり違ったものでした。			
				スレ主さん
月影兵庫 懐かしいです。
近衛十四郎さんですよね。豪快な太刀さばきで、今でも時代劇で彼以上の人は知りません。
焼津の半次を演じた品川隆二さんはあれ以来見かけませんがどこへ行ったのでしょうね。
すみません。 麒麟と全く関係が無い話ですが、懐かしくて。			
				村角灯さん、近衛十四郎さんは勝新太郎さんと「座頭市 血煙街道」で対決しますね。豪剣の近衛さんと居合いの達人の勝さんの対決。テレビでやってたけど中身忘れた。
これと昭和46年「大忠臣蔵」で吉良上野介邸討ち入りでの渡哲也さんの堀部十兵衛と天知茂さんの二刀流清水一角の対決。こちらは斬られて雪の積もった庭木にぶつかり「安兵衛、天晴れであったぞ!」と言い倒れた天知さんの演技が素晴らしかった。
もう、こんなワクワクする殺陣は見られないかな。
品川隆二さんは高齢で時々のゲスト出演があるみたいですね。
「向こう意気なら焼津の半次、早い話が風来坊~」。あの歌は私のお気に入りでした。			
734で私のIDが変わってますが、ログインなしで書き込めない半永久追放がずっと続いていたのに今偶然うっかりログインなしで書き込めました。でも複垢は絶対にしませんよ。信用にかかわりますから。やっと許されたんだなあ。この件でのコメントは一切固くお断りします。
735ですが、私の勘違いでログインしたものでした。お騒がせして誠に申し訳ありません。この件での書き込みはスレ違いなので一切お断りします。
				光秀の娘のたまが芦田愛菜さんでホームページ上は紹介されてますね。
それと1月7日の午後7時57分からの「日本人のおなまえっ!」が「本能寺の変スペシャル」でゲストが足利義昭役の滝藤賢一さんと駒役の門脇麦さん。滝藤さんと門脇さんは直近のホームページでも「麒麟を語る」で対談してますね。将軍義昭は「国盗り物語」の伊丹十三のようなお間抜けな策士でなく、架空人物の駒と並びなかなかの重要人物で、ガラシャの芦田愛菜さんも絡んでくるのでしょうか。嫁ぎ先の忠興役も「エール」で裕一を励ました地元銀行員役の望月歩さんで無名に近いが今後ブレイクする可能性ある方ですね。
本能寺の変がどう描かれるか、高齢の池端俊作さんは当然「国盗り物語」を知っていて二番煎じにするつもりはないでしょう。これは楽しみです♪			
				今日を入れて、あと7回。
光秀が主役だから、荒木村重とかの話は端折っても、光秀の娘婿だったばっかりに信長の三男の信孝に攻められ亡くなる織田信澄(毒殺された信勝=信行の息子)の悲哀のように「国盗り物語」が描かなかった歴史描写を期待してはいるんだが。う~ん、ナレ死で終わって欲しくないな。			
				アバンのシーンが三淵藤英の信長の命による切腹に至る場面。たま(後のガラシャ)に花の活け方を教え、光秀には死罪を罪一等減じるよう嘆願を勧められるも(出家か遠島流罪?)潔く死を選んだのは幕臣の矜持を感じた。
光秀は信長の配下だが所詮は外様格だ。斎藤利三を稲葉一鉄に引き渡すのは頑なに断る。将軍義昭への冷遇も怒り諌言する。「元禄繚乱」で譜代の大老堀田正俊が将軍綱吉の生類憐みの令を体を張って阻止しようとし恨みを買い呪詛され殺害される場面はあったが例外で、江戸時代で譜代大名が将軍に盾を付いたのは記憶にあまりない。
誠仁親王に褒められ、また自己承認欲求の強い信長は喜んでいる。だが、正親町天皇はあくまで冷静だ。三条西実澄の意見を排し二条晴良関白と組んで天皇を上皇とし、院政を敷こうとする企てが進んでいる。近衛前久前関白は丹波で若くして隠居同然の身。
朝廷の権力闘争は戦国安土桃山では私は知らない。源平合戦の頃ならいざ知らず。
光秀が延暦寺焼き討ちで人道的だったと言うのは史実とは逆と言う説が強い。人道的だったのは秀吉で光秀は容赦なかったと地元の寺では伝承されている。まあ、主人公の光秀はいい人でなければ大河にならないから仕方ないか。他方、秀吉は狡猾で母のなかは下品な女性で描かれている。庶民的と言う描写はあったがここまで下品な大政所は私は知らない。
菊丸が間者だと筆跡から知る光秀。信玄の死だから徳川方だと薄々気づいてるだろう。
松永久秀はあっけない朝倉浅井と違い壮絶な死の予告編があった(史実なのでネタバレはぎりぎり許してね))。
あと6回。本能寺の変は黒幕は誰か。何か朝廷が匂うなあ。			
今日は土スタのメンバーで「麒麟がくる」から信長役の染谷将太さんがゲストでした。信長と言うより森蘭丸が似合いそうな知的美少年の風貌ですね。スタッフからは「信長の幼児性から来る残虐さ」の表現を言われているそうです。私個人は幼児性より厨二病と言った方が良いような。足立梨花さんと高校のクラスメイトだったのには驚きました。
				本能寺の変には明智光秀はいなかった、斎藤利三、明智秀満などの家臣が襲撃。そのとき明智光秀は京都の鳥羽にいたという説、初めて知りました。ネタ元はヤフー。
			
				あごさん、朝日新聞も大きく載せていますよ。情報ありがとうございます。「麒麟がくる」には反映されるかな。
さて、皆さん(浜村淳じゃないよ)、「麒麟がくる」多忙で見られていません。できれば明日夜にも見たいと思います。既にニュースには熙子に関することが書かれていますね。創作と言える坂本城での左馬之介との惨劇説は採らなかったのは私個人は良かったと思います。			
三条西実澄を勧修寺尹豊と思って見れば、違和感無し かもです。
				村角灯さん、勧修寺尹豊って孫娘が加藤清史郎さん演じる誠仁親王の正室になることしか分からないです。
本能寺の変の黒幕なのでしょうか。			
				スレ主さん こんにちは
あっちこっち考えてしまって、纏まりの無い文章になり、書いては消しをしていたので、簡潔に書こうとすると説明不足になってしまい、すみませんでした。
昨年12月に発売された 本能寺前夜(岩室忍著) が朝廷陰謀説を採用していて、その中心人物とされたのが勧修寺尹豊です。
勧修寺尹豊は、信長時代には既に引退した老公家でした。武家伝奏を務め、京都奉行であった光秀とも関係が深かった勧修寺晴豊の祖父として、情報の中心にいたのも確かです。正親町天皇にしばしば招集され、ブレーンとして活躍した、或いは、正親町天皇の意向を斟酌して策を練ったなどとして描かれています。
勧修寺晴豊が記した晴豊公記の中の本能寺の変後の記述として下記があります。
・・・近衛前久(「近衛殿」)・勧修寺尹豊(「入道殿」)が京都郊外の嵯峨に遁世しているということで、織田信孝らが両名を討ち取るために軍勢を派遣したが脱出に成功、誠仁親王(「御方御所」)は近衛前久と勧修寺尹豊(「入道殿」)の身上を案じ、勧修寺晴豊が見舞に向かう。近衛前久(「近衛殿」)に向けられたこの嫌疑は「ひきよ」(非拠)であった。
非拠 というのは、人としてやってはいけない事。すなわち、光秀を背後で操って信長を殺したこと であるとされています。
「本能寺前夜」での勧修寺尹豊のイメージと三条西実澄のイメージがかぶっています。(本能寺前夜の尹豊は酒飲みでしたが...)
勧修寺家と明智家は、本能寺の後もいろいろと関わりが深いようです。明智一族を保護したりしています。 一方で以前にもこの欄に書きましたが、明智光秀が落ち武者狩りの農民に殺された小栗栖は勧修寺家の領地だったりします。 勧修寺家が口封じに殺したという推測も成り立ちます。
			
				本能寺の変の時に明智光秀が鳥羽にいたというのは事実かどうかはさておきドラマに採用するのは
難しいと思います。
だってだって、本能寺の変に明智光秀がいないなんて視聴者が納得するのか?
コーヒーにコーヒー豆を入れないようなもの(コーヒーちゃうし			
				村角灯さん、詳細な解説をありがとうございます。
なるほど、私が期待した光秀の娘婿の一人の織田信澄(他の一人は細川忠興)は描かれない代わりに、朝廷の暗躍が描かれると言うことですね。光秀との関係を疑われ信澄は信長の三男の信孝に攻め殺されます。さて、朝廷には信長の息子や遺臣も迂闊に手は出せず、どういう顛末になるか、俄然、面白くなってきました。
あごさん、光秀が鳥羽にいた説、「クリープを入れないコーヒーなんて」の世界ですか。今はメロデイアンミニ、スジャータもありますよ。			
				スレ主さんの言われる通り、織田信澄に嫁いだ次女は無視されてますね。荒木村重は軍師官兵衛などでも取り上げられて有名ですが、織田信澄はマイナーで知名度が低いという理由でしょう。
光秀に子供が何人いたか正確にはわかっていない様です。 一般には 「1男3女」説が有力ですが、明智軍記では「3男4女」、別の史料では正室と側室の間に「6男7女」という記載があるとの事。先に紹介した 本能寺前夜では、勧修寺家が光秀の4女を匿って育てる設定になってました。晴豊公記には明智秀満の女房衆を引き取る と記述されており、その中に判別できない文字で明智光秀の娘を匂わせるような記述があるそうです。
このスピードでは、関ヶ原のガラシャまでは行かないでしょうね。せっかくの芦田愛菜さんの起用なのにもったいないように思います。成長してからの玉の人物描写もなかったように思います。 私的には幼少期の玉を演じた少女の方が、清楚かつ凛々しくてガラシャのイメージに合っているような気がします。			
				今回の「麒麟がくる」を見ました。
村角灯さん、たまは細川忠興に許されてキリシタンに信仰を求めるまでじゃないでしょうか。
信長は松平広忠の首を取り、弟信行を毒殺するあたりは狡猾なだけでしたが、今回は前大和守護の家来を斬り足蹴にするのはもはや狂気ですね。家康も信長を見限る場面が近づいています。築山殿は信長の娘の徳姫に冷淡。信康切腹への伏線でしょうか。秀吉は狡猾な男に描かれていますね。秀吉の天下は短い暗示があるように思えます。
熙子が亡くなりました。創作の炎上する坂本城で自害の左馬之助に斬られる展開でなく美しく光秀の胸に抱かれて安らかに旅立ったのは私個人は良かったと思います。			
明智光秀 鳥羽 でGoogle検索すると 鳥羽一郎の 明智光秀 という歌がでてきて苦笑い。
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