2.53
5 6件
4 6件
3 6件
2 1件
1 17件
合計 36
読み ぽいずんどーたーほーりーまざー
放送局 WOWOW
クール 2019年7月期
期間 2019-07-06 ~ 2019-08-10
時間帯 土曜日 22:00
https://www.wowow.co.jp/dramaw/poison/
各話に"ポイズン(毒)" を抱えた女性たちが登場する全6話からなる湊かなえ原作のミステリー。
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名前なし

毒親というのは
多くの人が苦しんでいることに対しどういったら、よいか、どういったら、伝わるのか、そこから、毒になる親というふうに、言ったらつたわるかということで、でてきたものです。

けして、流行語や、そのうち消えるでしょうといった、安易なものでもなく、またセンセーショナルに毒親に対し毒娘といったような、人権を更に無視する、倫理感のない、愛のない言葉を作り出し、目にみえぬ、それに苦しむ人々を蹂躙するかのように、口を塞がせようという意図を含んだ、軽率な単語で、支配欲を、満たすようなことは、けして、してはいけないことです。

何故、こういう、タイトルをつけた?

人目をひかたかったから?
話題性をよびたかったから?

軽率すぎませんか。

選択を与えられないというのが、どれほど、人を苦しめるのか、わかっていないのでは?

何故、やっとの思いででてきた、嫌だったという気持ちを、踏みにじる?

これ、そのものが、毒になる親のやっていることです。
この、ドラマの結末、母親が認めても、その人は消え、また、第二の毒になる親に相当する、女友達が、また、苦しんでいるこの主人公に、毒娘といい結論づけること、そのものが、毒になる親の特徴です。罪悪感につけこみますか。

こういった、女友達のようなひとは、いるものですが、
そういいたいの?


そういうふうに、しなければ、気がすまない。
何故か、どれだけいっても、わからない。
これが、特徴的性質です。
認めようとしない。この、ドラマ全体に漂う、空気です。
今や支配権を握るのは、女友達になってます。

親しかたよることのできない、子供が家という密室で、どれほど、簡単に支配されてゆくか。
子供の気持ちを理解していないのは親なのです。
自分が毒親だと、いわれたくないために、
徒党をくんで、私たちは許しません。といいましょ。
といわんばかりに、
海で溺れている子供を前に、自分たちは、
安全な島をつくっているようなものです。

何故、むきあえない?

何故、見据えることができない?

延々と、これを続けるの?

これが、日本のよわいところ。

まるで、毒親というのは、底辺にいる、自殺したようなところだけを、いうのだと、いわんばかりですが、しかも、それを天秤にかける?そういった、考え方そのものが、毒になるというのです。これは、そんなものではありませんよ。社会的地位がしっかりあるひとでも、多いですよ。
だから、ドラマをつかって、今のうちに、矛先を、毒娘と、かえようとしているの?

自分の自己を育てられなかったものは、一生苦しむといってもいい。大人になると、それを、自己責任といわれ、いったい、責任とはなんでしょう。

自分が何なのか、何をしたいのか、その糸口さえみつからず、あるのは、親が許可したものばかり。強烈に支配し続けられる毎日を送っていれば、服従する態度をとり自己否定、価値をみつけられず、内面には、マグマのように怒りがたまり、自己破壊行動につながっていくんです。心の栄養となるものをみつけられず、どれだけしても、十分とは思えない。

初めから、毒をもった赤ちゃんなどいませんよ。

選択することが、嫌だということをドラマで描いているにもかかわらず、それでも、毒娘という、ありえない、タイトル、言葉を作り出すとは何事ですか?

毒になる親というのは、ずっと、指摘されることなく、存在し続けてきたのです。それが、危うくなりそうだから、矛先を娘に変えようと、本をつくり、ドラマをつくったのですか?
ただでさえ、娘は、毒になる親から、執拗な攻撃をされているのです。そこに、聖母をよそおって、他人からわかってもらえない苦しみはわかっていますよ〜とまで、描きながらも、それを、裏切りたい。親は悪くない、子供がわるいのだと、言われてきたものに、また、戻したい。そんなそとを、やっているとしかいいようがない。
はっきりいって、つけこんでるよね。

多くの大人が、関わってつくっはたはず。
それなのに、誰のチェックも受けなかったの?

倫理観もなければ、愛もない。

いつまで。これを、続けるの?

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名前無し

娘離れできない母と、その過剰愛にウンザリしている娘の話。これを毒親と毒娘というのだろうか。最後に冒頭に戻り、小さい弓香の幻影が母を殺した。これを娘が毒を与えたというのだろうか。母が自ら毒を飲んだというのだろうか。何とも捉えどころのない1,2話だった。

3話以降、清原果耶、中村ゆり、倉科カナ、伊藤渉と続く。どのようなポイズンなのか、期待半分不安半分というところ。

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名前無し

凄い長文の感想の力量に感動しました!


…作品の内容はダメダメですね

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名前なし

この作品、
少し脱線するかもしれませんが、

たとえば、6話目の、姉妹の話。

姉の心境を全く理解できないと。
自分は妹だから、その気持ちがわからないと。
自分で自立すればいいのにと。
逃げればいいのにと。

そう、他の投稿で、(ここではありませんが)なされているのをみかけましたが、

そういう人は、漁夫の利を得て甘い汁をすっていることを
認識しながら、自分は、その立場にいないから、あ〜良かった。
自分はその立ち位置に、産まれたくない。
そういう目にあいたくないけど、批判はしたい。
なんで。できないの?と、そういうことは、言いたい。
そういう心境の人でしょう。

こういうのを、わかろうとしない姿勢だと、
もしかしたら、あまり、親には向かないかもしれません。

そもそも、この、ドラマでは、姉と妹という妬みの感情を基準にして、つくられているため、本当のところは、わかりません。

当然、最初の子供は、母親も、不安も恐怖もいっぱい。
どんな環境だったのか、はっきりとは、描かれていません。
親の感情は胎児に伝染し、ストレスも、伝染するわけですから、
そのなかで、育つ赤ちゃんが、最初と、次とでは、違ってくるわけです。
二回目は、出産が、どんなものか、また、最初の子供で、子育てが、どんなものか、わかっている節もあるわけですから、
そのぶん、気分的には、違ってくるわけです。

では、いつから、この、ドラマの姉妹のようになっていくのでしょう。
最初の子供は、生まれたときから、ひきこもっていたのでしょうか?
こんな、か弱い声でないていたのでは、退院できません。

たいてい、聞いてると、下の子というのは、自分は末っ子でよかったと、認識してますから。それで、なぜ、こうしないのかしら、?と、
とぼけるということは、わかろうとはしておらず、
人の苦しみの上に座ってしまっているということです。


たとえば、犯罪者に捕まった被害者。普通は逃げるだろうと思われますよね。しかし、長い間監禁され続けると
被害者なのに、犯罪者にすりよる。もしくは、
逃げない。こういった現象がおきます。
何故だと思いますか?

北朝鮮にさらわれた、日本人はどうでしょう。
逃げて帰ってきた人は、どれくらい、いるでしょう。

また、日本は、戦争に負けましたね。
そのあと、アメリカに占領されて、日本の大人たちは、
アメリカ万歳とたたえたのです。たったの1日で。
あれだけの、空襲被害にあいながら。

アメリカ人のお嫁さんになった日本人女性も、結構いました。
これは、何でしょう。

大量の公職追放が行われ、残ったのは、あまり、能力がそこまでたけていない人。というと、言いすぎかもしれませんが、こういう人たちが、トップにたったのです。優秀な人たちが、追放されたのは事実です。

すべての
記事が検閲され、アメリカが悪いと思わせるような、反米的な記事や映像をながした会社は、みるも、無惨に潰されたのです。

そうすると、何が起きたでしょう。

日本の、よきものを、捨て
こんなことして
酷いじゃないかという口を塞がなければいけなかったのです。
原爆をおとすことなんて、これこそ、酷い大量虐殺じゃないかという考えは完全に禁じられ、東京裁判では、日本の言い分は、抹殺され、裁判といえない裁判で、処刑されたのです。
(その裏で、ドイツのユダヤ人の毒ガス虐殺を、ドイツ糾弾の最大の理由にかかげるアメリカから)


広島や長崎に原爆を落とされても、批判さえできなかったのですし、それどころか、同じ被害者同士のなかなら、差別的な意識がでてきたのです。

原爆被害の実態など、生身で知っているものは、世界のなかに居ませんから、体がきついというと、それは、甘えだと言われてしまうこともあったのです。

ヒロシマという映画を作っても、反米的な要素があるという理由で、その被害の悲惨さを訴えても、放送すらできなかったのです。

それに、参加した、エキストラのなかには、それに、かかわるなとさえいわれたのです。
正しいことをしているとおもっている、青年が。


誰でも知っているであろう、大きな事例をだしましたが、

こういうことから、いかに、人が、生き死ににかかわる状況をぎゅうじられると、簡単に、支配されてゆくかが、わかるでしょう。

ドラマのなかでは、聞いていられない、妹からの、ののしりか、続きます。
今の男性が、言うと、間違いなく、セクハラとして訴えられることを、女だと訴えられないと、わかって、チクリチクリといっているのをみて、その、苦しみが、わからないというのは、これは、完全に、そういう人をみくだしているんですね。
この妹の、ののしりは、嫉妬ですよ。
姉より、自分は先をいったという、優越感。
生まれたときから、姉と同じことをしたいのに、自分にはできないというところから、欲しいものを、手に入れるため、とてつもない怒りを発します。

その時に、どんな、対応をしていたかです。
おそらく、このドラマにでてくる、妹に対して、親は、子供の求めることを、なんでも叶えてあげようとしたのだと思います。

自分の順番がくるのを待たせるということができなかったのでしょう。

この姉は、妹を、優先されたのでしょう。
それが、親と子供の間でおこり、その精神に影響を与える親が、無知きわまりない、非道さを、それと認識してか、しらずか、はた目にはわからないような、空気感で、日常のなかでくりかえされていると、逃げ場のない家庭のなかにあって、その子供の自主性など、育つはずもないのです。


それなのに、なぜ、お姉さんは、自立しないのかしらというのは、
このドラマの6話目にでてくる、妹のように、そういうのを、
チクリチクリと、からかって、自分の優越感を満たしながら、自分の気持ちを満足させることを、小さいときから、やっているのです。



子供が、育つためには、自立してゆけるだけの、心理的力が、必要です。それを、与えられていないのに、自立するはずないのです。

何もなくて、こんなに、生命力が衰えることはありません。

ですが、誤解のないように、こういったことは、
何か問題のある普通の家庭で、おこるのです。
そういう、世代間連載が、存在します。

問題を家族間のなかの、だれか、ひとりに、あてがうことで、

個々人の問題から、そらそうという、スケープゴートーのような状態を、最初は意図していなくても発生させる空気があるものです。

健全であれば、こんなふうに、なりません。

そして、健全であれば、そこに、痛みがあれば、理解をしようと、するものです。

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名前無し

ネットに書き込みしてたのはもう一人の受賞男で、主人公はかばって代わりに刺されちゃったんですよね。
4話は想定外な展開でとても面白かったです。
ドラマの脚本や企画を作る新人の人ってあんなにいろいろ苦労したり、いいように使われたりするもんなんですか?私なんかには想像も出来ないような世界。

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名前無し

予告だと寺島しのぶは実は毒親ではなく聖母だったと言うオチみたいだが
毒親か聖母かは、母親が、どれだけ子供を想っているか、ではなく
他人が決める訳でもなく子供が、どう感じているか。

つまり第1話の様に子供が親に苦しめられてると感じたら毒親だろ。

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