3.99
5 438件
4 120件
3 33件
2 44件
1 108件
合計 743
読み もんて・くりすとはく かれいなるふくしゅう
放送局 フジテレビ
クール 2018年4月期
期間 2018-04-19 ~ 2018-06-14
時間帯 木曜日 22:00
出演
愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた実直な主人公が、自らを陥れた男たちに復讐し、彼らの人生そして運命の歯車を一人、また一人と狂わせていく復讐劇。日本では「巌窟王」としても知られる名作。
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名前無し

いいんですよこれで。
今ディーンさん以上にこの役が似合う役者は日本にいません
大真面目に誰が演じたとしても多少はスベるであろう役
また、浮世離れ感に加え美しい佇まいが無ければ、華麗とか伯爵とか、こっ恥ずかしくて付けることが叶わないタイトル

ディーンありきでこのドラマを制作したのだとしても正解
単純に他に無いドラマとして面白いものに仕上がっているし彼の使いどころとしてはここしかないと言いきれるくらいピンポイント

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名前無し

確かに稲森いずみと山口紗弥加の演技は圧巻。稲森いずみはいつもの彼女だが、役柄がドラマチックだとこんなにもできる女優だったんだと思わされた。斜め上を行く演技力。山口紗弥加に至っては、OL役しか観たことなかったから、何度観ても彼女だとは信じられない。まるで別人。狂気の妻役で、いつもテレビの前で凍り付いている。
伊武雅刀もただ寝ているか座っているだけの演技なのに、強い意志が伝わってきて、山口紗弥加と対峙したときに一歩もひけを取らない。ただただ怖い。
大倉忠義については、こんなにも演技ができると思わなかった。何作かドラマを観てるけど、もっと下手だった。大化けした感じ。
高橋克典や新井浩文ももちろん良い。次回以降見せ場が来て、期待通りの活躍を見せてくれるだろう。
山本美月は、確かに実力者ばかりの中で存在感を出すことは難しいかも知れないが、端正な顔立ちのディーンと並んだときに西洋的な美しさも若干感じられバランスが良い。最愛の夫(暖のこと)を失い、逆境の中でもがき、家庭を築き一児をもうけた。芯の強い女性なのだと考えると、演技が大げさではそれが伝わらない。これで良いと思う。

そしてディーンフジオカ。この人は、やっぱり唯一無二の存在なのだと思う。逆輸入俳優と言うと、最近は大谷亮平も人気が高いが、もっと俗っぽくて生々しい。言い方を変えると有機的なのだ。一方のディーンフジオカはどうか。孤高の美しさとか品の良さがあり、無機的とも思える。だからこそ、俗っぽくてドロドロした復讐劇なのに静謐さすら感じさせ切なさや悲しみが増す。暖は今復讐をしつつも、心は空虚で復讐をしても満たされることはないだろう。

さて。
結末に向かってどう動くのか。それが悲しい結末であったとしても美しい幕引きになることを願っています。

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名前無し

余韻が激しすぎて、感想かなり遅くなりました。
最初から最後まで心に残る、切なく、面白い復讐劇。私のなかではいつまでも記憶に残る、素晴らしいドラマのひとつになりました。
演者さんたちの表現力はもとより、脚本、演出、BGMなどすべてに惹きこまれ、夢中になった。数少ないお話のひとつですね。
毎回予測不能な展開、想像を遥かに超えるスト-リ-に翻弄されながら迎えた最終回。
まず最初に涙した、信一朗くんに対する真海の言葉、
どうかあなただけは、このむごい世界に足を踏み入れないでください。
そのしぼり出すような台詞、ディーンさんの哀しみに満ちた細かな表情がその時の真海の心情を痛いほど表していて、胸に突き刺さった。
また、最後まで母性あふれる、留美さんのその表情、その言葉には同じ母として何度泣かされたかわからない。
一方で、同じ母として?、女として切なさを感じながらも、トマトを口に入れる瞬間の表情、吐血シ-ンに震えあがった瑛理奈さんも忘れられない。
最後まで飄々と悪を貫いた神楽の拷問シ-ンでは、晩餐に連れ出される際の、水はやめてくださいに思わず笑ってしまったくらい、小気味よく。
我が子を二度も手にかけ、まさに誰より保身のために生きる、入間の末路も滑稽で可笑しかった。
ぬるすぎる、と言われる復讐だけど、このふたりのそういう姿を拝めただけでも、私は満足かなと(笑)。
印象に残るシ-ンといえば、二度も同じ命を救った土屋さんの、懸命に土を掘り起こす場面。
言葉では言い表すことのできない命の奇跡に気持ちが高揚し、思わず土屋~!と何度もくり返し叫んでました。何度も、心震わせながら。
そして、迎えた最後の晩餐。
初回ではかなり恥ずかしかった、愛は勝つ。その切ない響きに、何度も胸が締め付けられた。
真海の交換条件、復讐をやめるかわりの、プロポーズ。
恐らく彼にはすみれの答えは十分すぎるほど、わかってたと思う。
それでも自分の心を試したかった?その返事に、自分がどんな気持ちになるのかを。
案の定、暖ではなく真海さんと、と言われたにも関わらず、その瞬間彼は喜んでしまった。そして次の瞬間そのことに気づいて、自嘲する。
復讐心より、すみれへの愛のほうがやはり勝ってしまった、と。
まるで敗北宣言のような、バンザイ。
目の前の憎しみに背を向け、真海は復讐を終わらせるしかなかった。
かつては確かに仲間だった、そしてかつて愛した女性。
彼らを手にかけることはできないと気付いた瞬間。
私はそんなふうに解釈することにしました。
同時に、神楽と幸男ふたりのなかにもわずかな良心と、暖への愛が懐かしい動画を観たことで、炎に包まれる暖を見たことで、甦ったと信じたい。
最後に真海の死をことさら強調した彼らの姿は、彼らのなかに眠る愛が、最後に勝ったんだと信じたいです。

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名前無し

マイ≪モンクリ≫アカデミー賞

心にカムバック賞…………………………ディーンフジオカ
とてつもなくホラー賞……………………山口紗弥加
歪んだ母性愛メチャ発揮で賞……………稲森いずみ
目力演技開花で賞…………………………伊武雅刀
関ジャニなかなかやるじゃん賞…………大倉忠義
心が洗われたさわやかカップル賞………高杉真宙、岸井ゆきの
憎しみと愛の間で揺れ動いたで賞………桜井ユキ
ダメ人間やらせたら天下一品で賞………新井浩文
おかしくなっちゃった演技ビックリ賞…高橋克典
ワンポイントインパクト賞………………田中泯
体当たり埋められ大賞……………………渋川清彦、葉山奨之
ラスト娘のそばにいたかったので賞……山本美月
地味によかったよ賞………………………木下ほうか、三浦誠己、風吹ジュン
派手によかったよ賞………………………裏組織の面々

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名前無し

復讐と言うよりも『再生』の物語、まさかの「愛は勝つ」締め。
真海のすみれを優しく見つめる瞳は 暖そのものでした。
彼が悪に成り切れないのも、父の真海には解っていたと思う。
入間も保身ゆえに二度息子を手に掛け、自分を信頼してくれた妻を
自死に追い詰め 良心の呵責に苛まれてのほぼ自滅。
最後、留美さんの息子を守り切った笑顔が美しかった。
彼女の母としての強さが真海の計画を狂わせたようにも思える。
幸男のすみれへの愛だけは本物だった、暖がすみれと恋しなければ
親友のままだったのかも知れない、、。
神楽の自分の事しか考えられない小ささも田舎町の雑な成り上がりが
悲しかった。
明日香ちゃんの元に母として帰るすみれも強くなっていた。
暖に戻っても愛梨が良き理解者として共に生きてくれるだろう。
信一郎と未蘭が希望となって良かった。

目だけで素晴らしい演技をした伊武雅刀と背筋も凍るプチトマト食べを
見せてくれた山口さんにアカデミー助演賞をあげたい。
最後まで貴賓溢れる演技で魅了してくれ、騙されるバカ男の演じ分けで
出来る男を示してくれたディーンさまには主演男優賞です。

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名前無し

いや〜今回は壮絶で、超が付く面白さだった。
途中から息もせず見入ってしまっていた自分がいた。
こんなドラマ、めったにない。

013546さんが言うように、愛梨(エデ)は幸男を助けたのかもしれないな。
これから最終回まで、本当に目が離せない。
ディーンの演技がどうこうだとか、もう関係ない。こうドラマ自体の完成度が高いと、ディーンの演技も迫真的にしか見えない。復讐鬼はこのくらい美しい俳優でなければ、只々気分が悪いだけだ。

今週の見どころは満載だったが、ひとつを挙げるとすれば、真海とすみれの場面。あぁやっぱりすみれは分かっていたんだ、と。さすがの真海も動揺して、この場面は切なかった。

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名前無し

第4話はディーンの出番が意外に少なかったけど、その分、入間、神楽、南条の身辺を丁寧に描写していて、群像劇になっているところが面白い。
高橋克典、新井浩文、大倉忠義が三人三様の味を出していて、配役の妙を感じる。
彼らがいるからこそ成り立っているドラマだ。
特に新井浩文はこういう役はぴったりだな。

が、それにしても続きが気になるドラマ。
暖が被った理不尽すぎる運命を想うと、復讐はやむなしと思えるので、嫌な気持ちにならず見れるところがいい。
守尾漁業の息子にも幸せになってほしい。

こんな風に、ドロドロだけでない、人間の愛と愚かさと哀しみがちゃんと底に流れているのが、このドラマの良さ。その意味で作品としてのクオリティが高いと感じる。
ディーンの、少しぎこちない話し方も相変わらずだが、それを補う伯爵然とした佇まいは、やはりディーンにしか醸し出せず、代わりはいない。不思議な魅力を持っているのは確か。

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名前無し

あのラストは酷いな。
重要人物は殺せない、自殺するかと思えば逃げ伸びてるって、これは製作者側の覚悟の無さの現れだと思う。
「俺はやってない」って言って言い逃れしたやつの事を「一番タチが悪い」って批判したくせに、自分は人を操って、自殺者も合わせれば3人も人を殺してるって言うストーリーの破綻がホントに残念。
結局復讐するべき相手を見逃して、自分も死に切れないって言う日和ったストーリーにするなら、第三者も殺すべきじゃなかった。
全く筋が通っていない。

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名前無し

最後の決着まで しっかりその世界観を堪能させて頂きました
面白いという表現が適切かどうかわかりませんが、強い魅力を放つ、とても見応えあるドラマでした

脚本の面白さに加え、演出やキャストの妙、もの悲しい挿入歌などの全てが嵌まっていました

最終話でも 伊武さん、稲森さん、山口さん、そして主役であるディーンさんの、眼による表現は素晴らしかった

すみれの返答を聞き、一瞬 夢の続きを見たような喜びの表情の直後、戻らない幸せと 自らの命の終焉のみでの決着を悟るその刹那の 辛く哀しげな表情が、ディーンさんの美しさとも相まって 深く印象に残りました

ナレーションや説明台詞の多い 今や主流となった解りやすい作りではないので、観た人により見解は別れるのだと思いますが、大人向けのエンタメ作品として 最高の出来であったと感じました
黒岩さん、西谷監督他、このドラマの制作スタッフによる
次回作がとても楽しみです

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名前無し

すみれが「私は真海さんと結婚しません。」と言えば、「復讐、続けて幸男を殺してください。」の意味。

でもすみれは「私は真海さんと結婚します。」と言った。

この言葉によりすみれの幸男への愛が深いことを悟った真海。

そして真海の蚊の鳴くような小声による「ハア、バンザイ」は絶望感で満ち満ちていた。

「やっぱり、最後に愛は勝つんだ。」というのは、すみれへの当てつけ。

そして自殺の道へ…

幸男と神楽を道連れにしなかったのは、死よりも辛い復讐=社会からの抹殺と考えていたからか。

結果、幸男と神楽の温情の芽生え。これは、真海は予想していたのだろうか。

真海は、結局暖に戻ることなく、愛梨とともに生きるのだろう。

いや~深いね。このドラマ近年類を見ない傑作だ。モンクリロスがジワジワ来ている。

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名前無し

正直このドラマを観るまで、私もディーンさんが苦手でした。
ドラマ探偵の探偵で素敵だなと注目し、その後朝ドラは観てないんですが、他ドラマを視聴するたび、いまひとつ彼のお芝居に入り込めない私がいたんですよね。
恋愛ドラマも、この前の復讐ドラマにも。
なのでこのドラマが始まるまでは、題材には興味津々だったけど、全く期待してませんでした。
ところが、いざ蓋を開けてみれば、何これなかなかいいじゃない?と(笑)。
特に二話からの怒涛の展開に、もはやドラマの世界観にどっぷり。
不安だったディーンさんも、これまでにない熱演がひしひしと伝わってくる。
そうだよね。ドラマの出演数も増え舞台経験も幾度かあるようで、お芝居の幅も広がってるよね、と妙に納得。
復讐といえば、情念を表現するのが上手い役者さんもたくさんいて、当てはめて想像してみるも、伯爵となるとなかなか適役がいらっしゃらない。
そんななかドラマの展開も息をつかせぬ、衝撃展開の連続へ。
なのになぜかどす黒さを感じないのは、どこか気品のあるディーンさんが復讐者であり、まさに伯爵だからかなと。
ここがタイトルにも表されてる、華麗なる~に匹敵するのかと感じました。
またお芝居に関しても、こんなに繊細で細かな表現が出来る人だったのか、と改めて感動。
言葉にはどこか外国訛りのたどたどしさはあるものの、この背景なら納得できるし、何より眼差しの微妙な変化、その心理描写が素晴らしい。
このドラマでディーンという、俳優さんに対する見方が改めて変わりました。
またこれからの活躍にも、注目したいなと思いました。

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名前無し

やっとほんの数分間だけ、真海から暖に戻って、暖の言葉で
すみれに語ることが出来ましたね
せつないシーン、そしてとても美しい映像でした
暖として言いたいことは山のようにあったはずですが、復讐に駆られ自ら堕ちることを選び、それを遂行中とあれば、
多くを語ることはできなかったのでしょう
必死に自分を抑え、距離を置こうとしているのが印象的でした

ディーンが真海を演じるにあたりイメージしたのは、冷酷なバンパイアだそうですね
彼ならもう少し痩せたらバンパイア役も様になるでしょうね
現実から離れた役ほど嵌まる、珍しくて不思議な俳優
画的なことだけでなく、この真海の役は適役だと思います 言われているほど下手だとは、私は思いません

憎悪と葛藤、制裁、戻れないその先にあるもの
クライマックスに向けての展開がとても楽しみです

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名前無し

留美さんは過去、我が子を見殺しにした罪の意識に苛まれて
抜け殻のようになり男達の道具のような扱われ方をして
人として全うに生きていない。
息子が生きて自分の元に還って来た、その奇跡を信じて魂が戻った。
普通に生きて来た人なら、嫌悪感や罪悪感が先なのでしょうが
ほぼセックス依存のようになり、それも欲望があっての依存ではなく
例え一時でも誰かと繋がる安心感がそうさせたと思う。
過去を清算して息子のために命を懸けて生きて行く強さが
抜け殻だった彼女の生命力として宿ったのかと思います。
普通の精神状態で神楽との中も良好なただの綺麗な奥様なら
身体の関係を持たなかったのではないでしょうか?

このドラマはセレブで理想の夫婦や家庭を演じている人たちが
実は暖を犠牲にして成り立っており、中身はぐちゃぐちゃで
お互い自己のことしか考えず憎しみさえ抱いている、、、。

そこに一石を投じて破滅させて行く過程が頭脳戦のようでもあり
ディーンさんの佇まいのお陰で下品にもならず面白いドラマだ。

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名前無し

今回も、復讐のエグさに引いた。
「華麗なる復讐」というのは看板に偽りありで、華麗なる貴族(笑)の男が華麗なる舞台から、自分は手を汚さず陰惨な復讐を繰り広げるドラマ。
主役と復讐の対象者は今は大金持ちだから、彼ら周りのセットは豪勢に仕立ててあるが、話の内容は2時間サスペンスレベル。
中心たる主役の演技は棒で、主役が関わるシーンは、まるで翻案ミュージカルの舞台を見ているよう。
復讐も、多くの評どおり、大悪人たちでなく罪のない周辺の人間に対して行われているので、気分も良くない。
ちぐはぐちぐはぐしていて、とても奇妙なドラマ。
主役を愛でる以外の目的でまともなドラマとして見ようとすると、疲れる。

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名前無し

ますます目が離せない展開に、もはや釘づけですね。予想以上にハ-ドな復讐劇に、息もつけないというか。
登場人物すべての一挙一動に、意味がある。細かな演出にも、感心してしまう。
怖く、切なく、ドラマチック。視聴後は、切ないBGMが何度も頭のなかを、リフレイン。
毎回見どころがたくさんあるんですが、今回もっともハラハラドキドキしたのは、すみれとの思わぬ再会シ-ン。
すみれは真海のたたずまいのなかに、亡き暖の面影を感じ、もしかしたらとわずかな期待をもって彼に会いにきたのかな、と。星のくだりもそうですが、愛するものの直感というか。
小龍包のシ-ンは、そのことを確かめる絶好の機会だったんですよね。
でも、真海は顔色ひとつ変えず、その熱さに耐え抜いた。猫舌の彼にとっては、至難の業だったと思います。
それは、すみれにとって彼が暖でないことを印象付ける重要な演出だったはずなので、この時点ではすみれはまだ真海が暖とは気づいてないんじゃないかな、と。
逆に小龍包のシ-ンで、真海が暖ではなかったと思い知ることになったんだと、私は感じました。
それでも真海のなかに暖を重ね、彼がいま幸せであることを願った。
一方ですみれの姿を見た瞬間真海の表情に、一瞬でも動揺が走ったり、会うのをずっと避けてたのは、彼女への想いがまだ彼のなかにあるからですよね。
すみれもまた、同じ気持ちがあるというか。そのことを思うとすごく切なくて、哀しかった。
運命はいつも残酷で。
復讐の采は投げられ、後戻りできないいま、まだ明かされていない真相や、渦巻く陰謀がこれからどう転がっていくのか、またドキドキハラハラしながら、これからの展開も楽しみに待ちたいなと思います。

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名前無し

皆さんが言っているように、ツッコミどころ満載。
でも不思議と気にならないのは、ストーリーの魅力と巧みな演出があるから。
この手のミステリーは、ひとつ間違えれば陳腐になりがちだけれど、今回は制作陣の力が入っていて、飽きさせない。

もうひとつ意外だったのは、ディーンの演技がだんだん上手くなってきていること。独特の演技のクセはあるものの、今回のドラマでは、それすら演出的でハマっていて。
守屋漁業の息子を見守るという、優しい一面にもホッとする。
すみれをあえてパーティーから外す根回しにも、すみれへの断ち難い想いが感じられ、切ない。
復讐劇でいながら気分悪くなく、切なさを感じるのは、ディーンだからなのだろう。

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名前無し

2話でかなり失速。
真面目に見るようなドラマではないのが分かった。
日本が舞台で復讐相手もみな日本人なのに過剰な多言語設定は不必要。国際派のディーンフジオカかっこいいだろという俳優の安い使い方。私がファンならそんな媚びた扱われ方腹立ちます。
どうやって牢獄から地元にたどり着いたのかも不自然だし、シンガポールへの密入国はもっと不自然。
身分証ひとつ確認しないで多額の金を動かせる杜撰すぎる銀行。
復讐相手は引きずり落とすために都合よく漁師から不動産会社社長とかみんな成功者になっているし、たかだか15年で再会しても全く気づかない違和感。
子供時代からの再会ならまだしも大人で妬むくらい意識していた旧知の人間で顔も声も同じなのに全く気づかないなんてあり得ないだろ。ドラマだからっていうにしても別人になって帰ってくるのは物語の核でもあるしもっとこだわってほしかった。
演技にも説得力がなさすぎて真面目に見れば見るほどバカらしくなる。
つっこまれてなんぼな昼ドラ並みのチープな世界。

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名前無し

「華麗なる復讐」というサブタイトルがついているので、最後の最後まで真海の目論見通りだったのだと思う。「真海さんと結婚します」は、復讐の終焉の言葉。言い換えるとすみれのアスカへの愛の証。その愛が必ず勝つことは、真海は予想していたのだと思う。真海は「元の鞘には収まらない。」ことを確かめるために復讐劇を企て、自分は同じ不遇の人、愛梨と一緒に生きることを望んでいたのだと思う。

でもね。でも本音を言うと、第1話でのすみれの「どこにいても暖を必ず連れ戻す」という「暖命」の誓いはどうなっちゃったの??ということがず~~っとひっかかっている。この言葉を信じて見てきたのに…という想いもありモヤモヤ感がまだぬぐえない。

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名前無し

えーっとすみません。
信一郎さんは未蘭が助かる解毒剤として渡された薬を飲ませました。
これは継母が毒殺しょうとしていた魔の手から、ICUに入れる事で守ろうとしたのです。
重なる不審死に通報しない入間を怪しんだ医師も真海に協力して未蘭は無事に生還出来ましたの流れですが
ドラマを見てました?

わかりやすい説明セリフも無く独特の雰囲気で進めて行く
映画のような演出でしたから流し見では理解出来ずに
不快になる人もいたでしょうね。

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名前無し

真海はすみれの返事がどうあれ死ぬ覚悟はできてました。死ぬ前に最後の晩餐でほんの一時だけ暖に戻ってあの頃の気持ちを味わいたかった。すみれの愛がもう自分にない事はずっと前からわかってたから。すみれの「結婚します」の言葉は喜びでもあり失望でもあったと思います。あぁ・・楽しかった、と虚しさと哀しみの表情。
人間腐ってる、と思っていた幸男と神楽が土屋らと共に火の中から真海を助けただろうの展開に救われた気分です。これからは愛梨と
生きていくのですね。すごいドラマでした。ありがとうございました。

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名前無し

伊武さん、山口さんの演技の壮絶な迫力には、ちょっと目を奪われたけれど、他は不満。ストーリーとして、最後の晩餐あたりから、ダンが何をしているのかわからず困惑。

昔のビデオを見て、プロポーズを始めたあたりから、これまでの冷徹なダンが突然、感傷的な空気になって、一気に盛り下がって行ったと思う。結局、復讐相手は元気に生き延び、これまでのおどろおどろしい展開は何だったのかと呆れてしまった。

既に他の方々も指摘されているけれど、直接関係のない人が死んでいるし、苦しめられている。その人達への冷酷さを思えば、幸男や神楽を生かす理由がわからない。

復讐を成し遂げた上で、壮絶な虚しさを感じるとか、いっそ冷酷に満足して去っていくほうが説得力があったと思う。

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私はすみれが「真海さんと結婚します」と言った時に暖は全てを悟ったと思います。
すみれがもう自分を愛していないと・・・だからあの悲しげな表情になったと思います。

「結婚します」すなわち、皆を助けてってメッセージに。
「結婚できない」だから、私達を引き裂いたこいつらに復讐してと言って欲しかったのか。

複雑なところです。

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名前無し

ようやく落ち着く時間が取れて録画を見れました。ここ近年で一番、見応えのあるドラマではないでしょうか。

それだけに、私の様に時間ある時に録画でゆっくり見る人は多いかと。

どうなるのか最終回が楽しみで仕方ない。録画見るまでネットでうっかり情報が入らない様に神経使います。笑

ディーンの存在感すごいですね。稲盛さん、山口さん、高橋さん、あの役者達に囲まれていてのあの存在感。

一人の日本人が外国の伯爵として復讐を果たして行くというとんでもない設定を最初に聞いた時は、いくら何でも無理がある過ぎるだろうと内心バカにしていましたが…。

そしてあれほど残酷で恐ろしい復讐鬼なのに、どこか品格も感じさせ見続けられるのもディーンだからかと。

この作品でディーンへの見方が変わりました。

そしてこんな古い西洋の話を現代日本でこのクオリティでやれるとは…。日本のドラマも中々捨てたものじゃないと感じました。

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名前無し

えっと…私も録画で毎週観ています。ここも何度か星付きのコメントを入れました。
自分でドラマを観て、その感想をそのまま書き込みました。
私はこのドラマ凄く面白いと思ってます。
皆様の書き込みも時々拝見しますが、自分と同じように感じている人が わりとたくさんいるんだな、と ちょっと嬉しく思っていました。

配信の事情などは知る由もありませんが、視聴率が芳しくないのは知っていました。
ですけども 過疎ドラマやステマと言うのは、ちょっと言い過ぎというか、勘繰り過ぎではないかと思います。

個人的意見ですが、今期は特に 視聴率上位のドラマが面白いとは思えませんし、
このドラマを 私と同じように楽しみに観ている人が、応援を兼ねて 視聴率と内容の良し悪しは比例しないね、と書き込んでいるのも、全く不自然なこととは思いません。

主演として期待していなかったはずのディーンさんが 役柄に嵌まっていて このドラマではとても素敵だという意見にも、私は同意です。
そうは思えないという人も、その旨を書き込んでいますし、
高評価が増えたから このレビュー板がおかしいと言うのは
それこそ違うと思います。

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名前無し

怒涛の展開、役者さんたちみんな凄いよ~。高橋さん悪過ぎる!渡部篤郎を越えていった……。指紋、復讐のために消してるかと思ったら、そっちも予想を超えてた。わかったうえで入間自身に燃やさせるよいう仕返し炸裂技。入間が過去の赤子殺しに対しての証拠云々抜きで書類を燃やしたことにちょっと諦め早過ぎな気がしたけど、そこは尺が足らなかったということかな。真海が渡したあの毒はトラップで、後妻さんのいや入間家の毒殺事件を世間に知らしめるための一芝居ではないかと思うのですが。南条、やっぱり生きてた。そしてあの態度、反省したんとちゃうん?すみれの手にかかって死ねるなんて幸せくらいの気持ちでおらんかい!!と思わされたし。留美さんには生きててほしい。そうそう、すみれルノワール!前回は確かにそう思った。でももうあの優しいすみれと地獄をみてしまった真海とがともに人生を歩むのは厳しいのではないかと思う。

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名前無し

デイーンさんは朝ドラのときよりもハマっていると思う
本人は別に誰からも好かれるアイドル路線を目指しているわけではないと思うし、どんどん汚れ役もやってほしい。
それでも品がいいので嫌味はないと思う。

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名前無し

私はデイーン様のフアンじゃないけど暖役はハマり役だと思います。デイーン様って品があるよね。育ちの良さというか、意外といないよね、こんな俳優さん。予告、凄かった来週どうなるのかな。

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名前無し

ディーンさん深キョンとの普通のラブコメでも人気ありましたし
基本は『朝ドラ俳優』括りなのでは?
てかこれぐらいのドラマは別にイロモノの範疇でもないでしょうし
(おっさんずラブとか海月姫なら解るけど)
フラットに評価してもディーンさんらしさを生かしたキャスティングが
ドラマの内容との相乗効果で成功してると思います。

どうしてもディーンさんが逆輸入俳優で気に入らない人が存在するの
解りますけど、これはキャスティングの妙と原作のおフランス感も
スパイスとなって面白いです。

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名前無し

「ストロベリーナイト」「ヤバ妻」「ようこそわが家へ」の脚本家ということで、謎や伏線が多く、ドラマ全体がミステリアスで独特な雰囲気を醸し出している。デュマの原作をもとにはしているが、かなりの脚色、変更を加えている。それらがとても良い。現実にはほとんどあり得ない話だが、なぜか惹きつけられる。

このドラマの一番の魅力は、モンテクリスト真海の「マルチタスク」っぷりがもの凄いということである。自分をハメた南条、神楽、入間への復讐が、多くの刺客を操りながら同時進行で行われている。3人の裏事情を事細かく調べ上げ、綿密に計画を練ったことがよくわかる。

これまで周囲の人間のうち2人が死んだ。3人の仇には、死よりもつらい復讐をするとのこと。どんな展開になるのか、とても楽しみである。

そして一番の注目は、「モンテクリスト真海」が「暖」に戻り、幸福を掴み取れるかどうかということである。個人的には3人は牢獄に入り、暖には幸せが訪れてほしいと願っている。

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名前無し

稲森さんが実の子どもとわかった時関係をもってた事へのショックより喜びに賛否両論だが
その関係に苦しむのはこれからかもって
ただまず愛してた人との子どもが生きてた
その嬉しさというか安堵というかその気持ちと
より安堂を助けたい、守りたいという気持ちが先行してる
ディーンさんに母性の強さを考えさせる為
暖の復讐も一番は母親の悲しい最後
すみれと娘 山口さんと息子
なんなら入間の動機は自身の立場もだが父親を守る為
守尾漁業の親子
マネージャーの過去 あちこちにいろんな家族の関係がある

見た人のそれぞれこれからの展開がどうなるのか?
いい意味これだけ気になるドラマだと思う

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