2.13
5 802件
4 181件
3 163件
2 214件
1 2454件
合計 3814
読み はんぶん あおい
放送局 NHK
クール 2018年4月期
期間 2018-04-02 ~ 2018-09-29
時間帯 月曜日 08:00
出演
(月~土放送)大阪万博の翌年の1971年に生まれた、迂闊だが失敗を恐れないヒロイン・楡野鈴愛が、岐阜県と東京を舞台に、高度成長期の終わりから現代までを駆け抜けてやがて一大発明を成し遂げるまでの物語を描く。
※BSは朝7時半〜
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名前無し

このドラマ、そんな奇人変人はいないと思う。そんなふり切れたドラマではない。
人物造型がだらしなくて、どこか異常や不全がある。それは狙ったものではなくて、作家がきちんと人物を描けなかっただけ。あるいはウケ狙いで描いているだけ(秋風や正人がいい例)
それが証拠に、この人はこんなに個性が強い、とはっきり言える人間はいない。
主人公からして、粗雑でだらしなく小ずるくて自己中心的な失格人間に見えるが、それは「個性」ではなく(わざわざそういう性格造型にしているのではなく)、本来は明るく小さいことを気にしない女の子を描くつもりが、作家自身が人間の大切な基本部分に気づかず、細部のつくりを粗雑に放置したゆえに造型に失敗した結果。
スケールも卑小で、そんな、今までにない主人公だすごいすごいと拍手喝采するようなたいした個性ではない。
不快感のまき散らし方は、今までにないほど酷いが、これは作り手の責任であって、主人公自体に罪はない。スズメを嫌悪するというより、主人公をこんなお粗末に扱う作家のほうが嫌悪感。

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名前無し

あまちゃん以降、両親が朝ドラを好きになり私も毎日放送される物語を楽しみにしていました。
今回の朝ドラも録画し、晩御飯の時間帯に視聴していました。
いつもは両親と楽しく見ている朝ドラですが、今作は本当に辛かった。見るのが辛すぎて途中から飛ばし飛ばしにしか見ていません。
最終週にさしかかり、視聴率がSNSがと喜ばれている脚本家先生のTwitterをみて、この朝ドラが成功だったと思わせてなるものか、と思わずレビューサイトに愚痴をこぼす次第です。乱文になりましたが、ここで私の怒りを供養させてください。


最初に違和感を感じたのは律が東大じゃ無理だから京大を目指すと言ったあたりでした。私は京大に通っているので、このセリフを聞いた時は酷く腹が立った。確かに2番目の大学ですが、よもや天下のNHKで「格を下げて京大」という表現をされるとは思わなかった。

それでもこの段階では許せたのです(先述の通り、2番目の大学だという自覚はありますので)。しかしその後に出てきた私大は仮名だった。だったら最初から京大東大と実名を出さずに仮名にしてくれればよかったのに、とさらに不満を感じました。
このあたりから、脚本自体が他者へのリスペクトにかけていると感じだしました。セリフの語彙のレベルも低いというか、品にかけ、主人公には芯がない。つじつま合わせの設定に、極めつけは恐ろしく笑わない登場人物たち。(記憶の限り、主人公含め登場人物が楽しげに笑っている姿がないのです。)


誰も笑わず、幸せにもなっていない、そんな物語のどこに魅力を感じろと言うのでしょう。

平気で嘘をつく主人公、介護するでもないのに妻子を残して帰省する男(そういえば、あこさんは介護されるどころか、律の分まで家事をしたのでしょうか?)、一方的に搾取される家族たち、幼馴染なのに大事にされない友人たち、年相応のセリフをあてられない娘。
ストーリーは実際に自分の身の回りに起こった話をキャラクターに当てはめて作り、それをちぐはぐにつなぎ止める。もちろん時代考証や細部は鑑みないので、綺麗なパッチワークにはならない、ツギハギのボロ雑巾のような話の展開になる。常にリスペクトにかけるので、SNSを覗くと毎日どこかのセリフや表現でどこかの誰かが必ず傷ついている。

面白くないだけならまだしも、人をこうも傷つける朝ドラは初めてです。

個人的に1番辛かったのは、律とすずめのラブシーンです。
ラブストーリーの神様と言われてらっしゃる先生なので得意なのでしょうが、わけも分からずいきなり告白したり、家に押しかけたり、恋人と掴み合いの喧嘩をしたりと、最早ラブシーンではなく恋愛じみたホラーです。(新しいジャンルではあるので、思いがけず脚本家のいう「斬新」になったかもしれないですね)
この「恋愛ホラーシーン」や職場で朝からラブシーンを繰り広げるのを、両親と晩御飯を食べながら見るの、とても苦痛でした...。

朝ドラらしからぬ、が悪いとは思いません、新しいあり方を模索するのは悪いことではない。
でも脚本家先生の技量は新しいものを作る以前の問題だった、というのが根底にあると思います。

言葉を扱って生きていく脚本家なら、人に真摯に、言葉に誠実にあって欲しい。今後も活動を続けていかれるのだと思いますが、もう二度とこの人の書くドラマは見たくない。
そう思います。

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名前無し

はー???イジメがにわか雨だと!!!
40年近くも前に受けたイジメ今でも思い出す事あったら心が痛いんじゃ!イジメやった奴はすぐ忘れても、やられた方は一生忘れない心のキズになるんだよ!
半分青いは、容姿や職業、学歴、年齢、病気、散々小馬鹿にしてきた。これ程心ない不愉快な朝ドラは今迄なかった。北川さんは最後に謝罪しなければいけないレベルだと思う。

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名前無し

改めて、ちょっと真剣に考えてみた。

半分青いでは、「いつもどんなときもイイヒト」もいないし、「いつもどんなときもワルイヒト」がいるわけでもない。みんな良いところも悪いところもあるグレーな存在で、その濃さがそれぞれ違うぐらいなのだと思う。それは実世界と近くて、いわば、リアルな人間の有り様なのかもしれない。雀愛みたいに「メチャクチャだけど何でか好かれる子」ってのも、たしかにいるだろう。だから、それはそれで別に構わない。自分の好みに合うかどうかは別にして、そんな風に描くのもアリだとは思う。

でも。
そうやって、良いところも悪いところもあるという部分ではリアルを持ち込んでおいて、その人たちの生活に関してはファンタジーで描こうとするから、何とも言えない不協和音が生じているように感じる。それがたとえば特撮モノとか、一応は子どもたちをメインターゲットにしているような作品であれば「まぁその辺は子どもにはわからないもんね」で流せるが、朝ドラのメインターゲットは大人。物によっては「ドラマだからこんなもんか」で流せるときもあるしドラマにご都合主義はつきものだと思うけれど、人間の汚い部分を遠慮なく出している半分青いでは流せないことが多すぎる。

貧乏だお金がないヒットも飛ばせないと言っていて養育費ももらっていない母子家庭で、娘にスケートを習わせるお金はどこから出ている?習わせる前に「どうやったら通えるか」を考えていたけど、まず「スケートを習わせる費用をどうするか」を考えるべきでは?

そよ風扇風機を作る?どうぞご自由に。
ところでそよ風扇風機開発のために研究している間、どうやって生計を立てているの?雀愛はその前からお金なかったはずだけど、晴さんのことで頻繁に岐阜にも帰っているし、もっとお金がないんじゃないの?律には貯金があったのかもしれないけど、養育費も払うんだよね?それとも再婚連絡が来たから払わなくて良くなったの?っていうか離婚からもう半年経ったの?5月6月ぐらいに離婚したみたいだけど、再婚連絡のときに11月12月になっていた様子はなかったよ?
あと正人くん、仕事は?何でスーツ姿で開発手伝ってるの?暇なの?

律も一緒に晴さんをお見舞いに行った時に「スパローリズムで扇風機開発中」と言っていたけど、その5日後?ぐらいには会社のロゴデザインみたいなものも完成してたよね。いつ作ったの?デザインは雀愛が考えたとしても、オフィス外に吊り下げるようなやつを発注して完成する時間あった?あれも手作りだとでも?

などなど、枚挙に暇がないとはまさにこのこと、というぐらい、現実と解離している。

ファンタジーな、現実と解離したような守られた世界としてストーリーを展開させたいならそれでも良い。でもそうするなら、登場人物たちもそれなりにその世界に合ったようにしてほしい。

半分青いの人たちは、人間の嫌な部分も存分に発揮するような、ある種リアルなキャラクターとして生きていながら、その生活は地に足がついていないというか適当というか、およそリアルとは言いがたいファンタジーのようなところにいるので、内容がチグハグしていて違和感を覚えるのかな…と思いました。

もちろん、楽しくご覧になっている方もいらっしゃいますし、その方々を批判するような意図はございません。
あくまでも個人の感想、意見として述べさせていただきました。

乱文、長文失礼致しました。

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名前無し

たった15分の一話でも前後の繋がりが成立しないようなクオリティの低いドラマは、夜だろうが昼だろうが少なくともNHKで制作、放送するべきではないと思う。

漫画家編が一番マシだったのは、秋風先生と菱本さんの役者さんの力によるところが大きい。内容はわりとひどかった。
漫画の新人賞はプロ・アマ問わないことや、少女漫画で単行本数冊出すのはそれなりにすごいことであるのにショボいように描かれるなど、リアルでない面が多々あった。
秋風先生のお言葉も素人だって知ってるよの内容であったり、デビューしたスズメとユーコが担当編集者と打ち合わせするシーンがない(会ったのは最初と最後だけ)など、おかしなことが目についた。
トヨエツ演じる秋風先生のキャラが立ち、それゆえに多少の違和感を飲み込めただけで、特別内容が良かったわけではない。

幼少期も時折おかしな台詞が目についた。スズメが律のことを「トンビが鷹を産んだ」と表現した時、さらっと写真館を営む弥一さんをけなしていたし、そもそも「トンビが鷹を産んだ」は身内が謙遜して言う言葉であり、他人のスズメが言う台詞ではない(まだ子どもだから、ということで無理やり納得したが)。それでも、子役さんのたちの熱演と片耳失聴のくだりが時間をかけて丁寧に書かれていたのでマシだった。

幼少期の頃と同じくらい時間をかけてその後のストーリーを描いていればここまで評価が落ちることはなかっただろう。いかにスズメが変わり者であっても。
『数年後』とワープを始めたあたりから、ストーリーの流れが雑になり、アラが目立ち始めた。
ワープすること自体は朝ドラにはよくあることだが、エピソードに決着を着けずにワープしてしまうので、その数年の間の出来事を視聴者に丸投げする格好となった。
例えば、清と付き合っていたはずの律が、次にスズメに会ったらプロポーズするくだりは未だに解明されていない。このドラマの最大の謎と言っても過言ではない。この話をきちんと回収できたなら、少しは脚本家への評価を改めるが、脚本家はすでに自身の中では完結したことで、ドラマに反映することはないようだ。(すでに脱稿しているので無理だろう。)
スズメの一番の親友設定であるユーコとの絡みも肩すかしで、仲良くなるまでの過程が雑だった。船の写真がどーたらこーたらの話は、結局助け船を出したのは菱本さん、スズメはただ指示に従っただけだ。ユーコが間違った情報をスズメな与えたことに罪悪感を覚えても、仲直りするまでにもうワンクッションあるべきだったのに、階段を2段とばしする勢いで距離を縮め、あとは台詞だけで仲良し設定をゴリ押しした。

半年という長い放送時間がありながら、丁寧に書くべきところをワープさせ、要らぬところをわざわざ描いてきた。
ヒロインの転職物語もただのフリーターもどき物語で、必死さもなく現在に至る。お金は空から降ってくるのだろう、ポエム同様に。
漫画家編が一番マシだったと評されるのは、少なくともヒロインが一番真面目に取り組んだのが漫画家編であったから。それにしたって、辞めた理由が一番になれないから、空を飛ぶ鳥を見上げながら地をはって漫画家を続けるのは嫌だったからという残念な理由で辞めたわけだけれども。

目を半分閉じて、うっすらと見ればドラマに見えるのだろうか。だから、タイトルが『半分』なのか。

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名前無し

先回の投稿時に評価付け忘れてしまったので。

私はこのドラマとても好きです。一言では言えないくらい。様々な大切な事を半年かけて私達に伝えようとしているドラマだと(私は)感じています。作者は批判、批難覚悟で挑戦していると思います。あくまで私の感じ方ですが、とても文学的な作品だと感じています。

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名前無し

いまだにトラウマに苦しめられる程、とてつもなく酷い内容。

公式サイトのあらすじですら矛盾しているし、結果的に全部ご都合主義で利己的、尻切れトンボな上にそれらが例え空想世界内での出来事だと言い訳されても、現実世界でも激しい不快感と怒りしか湧かない。

恐らく関係者の方々は仕事としての利益や収入等、それなりに得るものがあっただろうが、七割方の視聴者がそれぞれの表現で感想や評価、意見、指摘している事すら、各メディアは、ことごとく無視しているような援護記事ばかりで溢れていて、とてもまともで公平性のある状況ではなく、この状態を改善しよう、心を痛めた視聴者に寄り添おうという動きもないのが不思議で不気味なくらいだ。

仮にも色々な形の愛をメインに書いたものだと言っているのなら、どうしてその存在の気配を今も実感できないのか謎だ。無理にでも共感しようとしないと、感じ方に問題があるかのような気にさせられる。

色々な意味で説得力と満足感のなさに完成された作品とも呼べないが、だからといって、挽回、誤魔化し、補填的な続編や関連商品、イベントの参加や制作、発表、放送は断固として拒否させて頂きたい。

楽しければ何でもいいという感覚は、それこそ社会的な問題を引き起こす温床に発展しかねない。

実際、主人公と同じタイプの複数の人間に幼少期から散々振り回されてきたし、今もそうだ。始末の悪い事に、彼らは無自覚のふりもするし、噓つきで事実を捻じ曲げる。自分の事しか考えていないし、本当に楽しんでやっている。手段も選ばないし、時にはわざと残酷な選択もし、状況を見て立場を使い分ける。嘘泣きも上手い。相手に心や負荷、苦痛感があるという事にすら気が付けない。

だからこそ、新感覚だとか挑戦とか今までにないタイプだとか、(そうそうあってはたまらない!)どうでもいいし、浮ついた臭いしかしない。私にとってはある意味、実在する(手段と表現方法の選択肢が微妙に違う)人物たちを書いていたような内容だ。

彼らにだって彼らなりの人生や価値観、葛藤はあるだろう。それを否定する気はない。だが彼らに自分たち以外を尊重する気がないのなら、こちらも好き勝手に否定され利用される謂れはない。

番組の内容に救われたという方よりも実際的な悪影響をを受けている方々が圧倒的に多かったのも、放送局への苦情数が好意数の約四倍近い結果として明らかになって出ているのに、まだ視聴率のみ重視に偏った対応は、正直不誠実だし、無責任だ。甘やかされ過ぎて、それが当たり前になり、反省も謝罪もしないのが日常になっている主人公と同じだ。

もう既に別の作品が放送された始めたからと、このままうやむやにしていい問題ではない。好意的に見ようと努力しても反面教師にするしかないような、おそまつさに品のなさ。ついにこういう内容の物が民放以外で放送される時代になってしまって非常に遺憾である。

ファンの方には失礼かつ申し訳ないコメントだとは思うけれど、心底テレビを楽しめない心境にさせられた大問題作としか言えない。

願わくば同じように感じられた方々のお心が、少しでも早く癒えますように……。

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名前無し

ストーリーは今、振り返るとなるほどな、と思う。

朝ドラの多くは、ヒロインのサクセススーリー。

でも、現実の私達は、失敗や挫折を繰り返しながら、もっと言えば、他人から見ると愚かにさえ見えるような生き方をしながら、それでも、一人ひとりが懸命に、不器用に生きている。

それに私達は、多くの朝ドラヒロインたちのように魅力的な人間ではないかもしれない。

いつも愚痴ったり、人の陰口を言ったり(ここの感想欄も半分くらいは悪口?陰口?)、
自分が悪いときでも、素直に謝れなかったり、なにかしてもらっても、素直にありがとうが言えないときがあったり、何歳になっても未熟だったりする。

そういう、「ヒロイン」的じゃない、「人間」的な主人公の生き様を描きたかったんじゃないかな。とうぜん、反発されるのは承知の上で。

実際、私も反発したり、何度も離脱したりしました。

でも、いま、半年間のストーリーを振り返れば、漫画家に憧れて挫折し、ほとんど勢いで結婚して破綻し、仕事でも、異性との関係でも失敗だらけ、すれ違いだらけ、
それでもシングルマザーとして、前向いて生きてますという鈴愛が、わたしは好きです。

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名前無し

人に迷惑をかけず良識のある態度で、男の人に対等にものを言わない。
健気にシングルマザーとして、大人しく子どもの世話だけに専念し
貧乏でも明るく前を向いて、ゆっくり話す 嫌われない声の女の人。

戦後から昭和初期みたいなザ優等生 ヒロインは見たくないな〜。
破天荒で思ったことを迂闊にペラペラ話して心の中がだだ漏れで
ちゃっかりしているようでも、お礼と感謝の気持ちを持っている。
これでも少しづつ成長して来た、三オバ達にも愛されていて
実は気を遣って話しているのは解る人には分かってる。
予測不能の岐阜の猿から人への進化を遂げて行くw

そんな 鈴愛が好きだよ。

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名前無し

最初からつまらないと思って見ていた訳ではないのです。

最初は天真爛漫な主人公が直面した壁を様々なアイデアで乗り越える話だと思っていました。
片耳難聴をものともせず、それすらも強みにして強く生きる話だと思っていたのですが、話が進むにつれて片耳難聴は主人公が失敗してもまあ片耳聞こえないし仕方ないよね?という免罪符に使われていって残念でした。
律と乳繰り会う為の道具になったり、他の登場人物に気を使わせる為の道具になったり、その為の設定だったの?と。
かと思えば片耳難聴の設定が完全に飛んでいるシーンもあったりと、かなりのガバガバ設定に感じました。

デリケートに扱われる題材も雑に扱われていてすごく違和感がありました。
ボクテのボクってという口癖がありましたが、その中で「ボクってゲイだからなんの取り柄もない」がすごくすごくショックでした。セクシャリティと性格を混ぜるのは暴論だと思います。でも、LGBTQへの関心と理解が進む2018年にこの台詞を言わせるということは、何かお考えがあっての事かと期待していたのですが、特に何も無く流された時にこのドラマに期待するのはやめようと決めました。

そして最終回を観て、ああ、この最終回にする為の半年だったんだなと納得しました。いや、全然シナリオに納得はしていないですが、こうする為に不自然に縮めたり足したりしてたんだなと理解しました。
結局は全て鈴愛と律をくっつける為のスパイスです。障がいも夢も結婚も病気も災害も全て予定調和でした。

多方面を傷付けてまでやりたかったことがこれかよ。

軸がないストーリーにポエティックな薄い台詞も苦痛でしたが、ただ話がつまらないだけならここまで炎上していません。色々な人を傷付けたから炎上しているんです。
平成も終わろうとしている中、時代に取り残されたドラマだったと思います。
乱文失礼しました。

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名前無し

ボクのパパが単身赴任先で幼馴染と抱き合って5秒だけと言いつつ、ずっと抱き合ってたんだ。

幼馴染の女の人の娘と楽しそうに一緒に歌を歌っていた。
それを聞いたおばあちゃんは感動して泣いていたんだ。
ボクはとても切ない気持ちになったよ。
ボクはパパと遊んでもらった記憶はないよ。

パパがあんなだからママはいつも不機嫌。

新しいお父さんとママは幸せそうだけど、ボクは新しいお父さんに気を使っている。赤ちゃんができたらボクは一人だけ仲間はずれな気分だよ。

自分の本当の両親が仲良い人が羨ましい。

今日の最終回を見て、良かったねなんて思えないよ。
パパは身勝手だし、結局ママはスズメって女の人の代用品として結婚しただけだったの?
無責任にボクを作って、なんの覚悟もなく結婚して子供つくって、おばあちゃんの看病とか言って口実作って、ボクやママを捨てて岐阜に逃げたんだよね。そんで、スズメって女の人と心の浮気してたんだよね。

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名前無し

スズメをかわいそう、かわいそうと頭を撫で撫でするドラマの内容から何を学べと。
スズメは漫画の才能がなかったと何度も言われてきたけれど、画力がなかった訳ではない。ネタがなくても漫画家の世界に残れたものを自ら離れた。漫画に捨てられたのではなく、スズメが漫画を捨てたのだ。なにが悲しくてなにがかわいそうなのか。

リョウジは監督の夢にしがみついた。みっともなくても。その結果を見せつけられて、スズメが泣く理由が「私には才能がなくて、リョウちゃんにはあった」から?
リョウジにあってスズメに足りなかったものは、努力と根性と情熱と愛でしょ。

一番かわいそうなのは、本心では愛してなどいなかった相手と結婚し、生まれてしまったカンちゃんのような気がする。スズメがリョウジと結婚を決めた時、スズメは夢見るような気持ちで結婚したのではないことは大納言で店長に話した言葉から伺える。結婚した理由は愛などではなかった。わらを掴んだだけだった。

最後の揺れはなに?
このドラマはあの震災までポエムで表現するの?

厳しい感想が飛び交うのは、ドラマが不出来だからではない。不快だからだ。

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名前無し

何年間もNHKへ企画を持ち込んだというから、どんだけ練られているのかと思ったら、すごいやっつけ仕事。
書きたい台詞と場面が先にあって、そこへ無理矢理持っていく感じで粗が目立った。
仕事の扱いもいい加減で、扇風機の発明にしても結局律と一緒になるための小道具+終盤の尺稼ぎにしか見えなかった。
恋愛ドラマしか書けない脚本家が、朝ドラをなめて半生を描くことまでしたものだから悲惨なことになったね。 明らかに人選ミス。

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名前無し

僕は、見るのが辛いかもしれない。
でも、完走しようと思う。

僕は、ドラマの行く末に悲観しているかもしれない。
でも、希望を託そうと思う。

僕は、差別描写に負けるかもしれない。
でも、戦おうと思う。

僕は、鈴愛が嫌いかもしれない。
でも、役者までは嫌いにならないようにしたいと思う。

半年は過酷かもしれない。でも、今日も見ようと思う。

心は折れたかもしれない。でも、明日も見ようと思う。

このドラマは、僕の望むような話じゃないかもしれない。

でも、僕の、僕の心の火が消えそうな時は、そっとこのサイトを見よう。
いつまでも、見よう。

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名前無し

ストーリーがとにかく退屈。俳優の魅力に頼るばかりで、物語として、魅力的な人物造形ができているとは到底言い難い。

また、主人公が幼稚園児なみの発想で、粗野で利己的。親も職場の人達も子供を躾けられず、不必要に甘やかして、師匠の話の途中に、中座する無礼を誰も叱らず好きにさせている。

耳のことも癌のことも、必然性のあるストーリー上の設定には見えず、それを抱えての苦労や切実さ、哀しみも描かれず、上っ面をなぞっているだけ。まるでお気に入りのモチーフの一つとして並べられるような扱いであることがとても不愉快。

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名前無し

田舎の小さな街、商店街の軽食屋さん、どうでもいいおしゃべり、デートごっこ、晴れた空、田んぼや畑の見える通学路、ゆるい先生達、受験とか就職とかの情報もアナログにしか伝わらず、呑気な空気のクラスメート、懐かしくてほっとするかんじがいいなーと思って見ています。
すごく嫌な人がいないし、家族とか身近な大人達が善人で、安心して一緒にいられる関係なのも癒されます。

この時代って、そんなに頑張らなくても、世の中、なんとかなりそうな、茫洋と明るく広がる感じの未来だったような気がする。まだ何をやりたいとか、夢や目標も定まらずにいても、ま、いっかと流せるような、子供が子供らしく暮らせる雰囲気。

あんまり、これでもかと波乱や不幸や、不条理に見舞われるのは、朝からキツイし、特に現代のお話だと、直視したくないから、こんな感じがいいなと思います。

淡々とした日常の中、ゆっくりと育まれる人との繋がりを眺めたり、ちょっとマヌケだった若い頃の記憶を辿れる気がして、微笑ましく見ています。

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名前無し

より子さんは(女優さんの演技力は置いといて)、一緒にアメリカに行こうと言う律に '' 自分も良い妻じゃなかった、結婚する前からずっと寂しかった '' と自分の気持ちを吐露して心をほどいた。
ずっと律にすずめの影があったことを言っていたのだと思う。

すずめは弥一さんから、律アメリカにて家族やり直しの話を聞いた上で、悪魔の笛で呼び出して河原で抱きついた。
律も4秒を長く読むとかの気持ち悪い描写が入った。

律の妻であるより子さんへのリスペクトの気持ちが微塵もない、優しさのカケラもないストーリーだった。
ものすごく不愉快になった。

もしこれをいい話として書いてるなら終わってる。

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名前無し

朝ドラだけじゃなく、どんなドラマだって好みの違いがあるし捉え方の違いもあるから、こんな朝ドラがあったって構わないと思う。いつも同じような作品より色々な朝ドラがあった方がいろんな人が楽しめると思う。不快に感じるとかそうじゃないとかも人其々だもの。毎朝楽しんで観ている人達もたくさんいそう。これからラストに向けてのお話がこのドラマの一番の見所だと思うのでワクワクしています。

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名前無し

脇役なら、不快な発言や、残念な性格が垣間見える本音発言も、嫌な奴がいるなー、と流し見できる。でも、出ずっぱりの主役が、家族やお世話になっている人に、失礼な言い方をしたり、全然感謝もしていないことが丸わかりの本音を口にしたりしたら、見る気がなくなってしまう。

悪い奴や、パワハラするような人に本音を言って、ぶつかっていくようなタイプなら応援できるけど、善人に向かって貶めるような言葉を投げつけるのって、全然、爽快感もないし、そういうセリフは朝から嫌な気分になってしまう。

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名前無し

ここまでどうでもいいことを延々とやるのも珍しい。
個人的に好みじゃない朝ドラもあったけど
こんなに文句言わなきゃ気が済まなくなるのもはじめて。

会ったこともない結婚相手をあれだけdisれるってどんな神経してるの?
自分には綺麗で素敵なお嬢さんにみえたよ。
少なくとも鈴愛よりは。

イラストレーターにアラサー女子、坂元脚本のあのドラマまで
とにかく何かを下げなくちゃ脚本にできないんですか?

体調が悪い中直しを命じられ激怒のトレンディ神様。
だから貴方の持込企画でしょ。
頼まれてもいないのに、自分の体調とか1年乗り切れるアイデアとか
何もないのに見切り発車だったの?
かくたる描きたいものの軸が全くなく
ただ一緒のとこで生まれて友達以上恋人未満の2人が
ともに何かを発明する話とかいうふんわりしたやつ。

そんなん民放の単発ドラマでやって下さい。
毎日脚本家の自慢と偏見と個人的思い出をだらだら垂れ流すのを
朝ドラファンだからしょうがなくかけてるの。
枠のファンだっているの。みなきゃ良いですむことじゃないの。

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名前無し

つまらないどころか腹がたって仕方ない。
1からものを作り出すことへの苦しみは
そういう職業についたものしかわからないだろう。
だけどそこになんでオタクdisりを入れてくるのか。
綺麗な服を着て恋愛しないと人間じゃないのか?
そういう気持ちになったユウコはもう漫画家として
やっていけなという描写だとしても
とにかく何かを見下すような底の浅い表現でガッカリだよ。

女2人の神シーンとは、昨日の夕方ドラマのことだ。

神回たら神シーンたら自画自讃もたいがいにせぇ!

漫画家さんだって普通にオシャレして恋もして結婚してるわ。
そんで子供が生まれたら子育て漫画描いたりエッセイ漫画描いたりね。

演者さんが必死で演技してるのに、出てくる言葉がポエムか悪態。
心が揺さぶられるどころか別の意味で悲しくなったよ。

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名前無し

主人公のキャラが異様なんですよね。
だからストーリーに食いつくことが出来ない。
入り口で拒否反応を起こして入り込めない。

主人公が品行方正であることを求めているのではありません。
主人公が犯罪者でもヤンキーさんでもドラマとしては受け入れられますし、面白い物は面白いです。

このドラマの主人公はなぜこんなに口が悪いのか。
それを理解させてくれる場面や説明が全くないから異様なのです。

普通の庶民の家庭に育ち、
親は普通の厳しさ(叱るべきところで叱っていない感はあるが)
他の家族は普通の話し方。

この環境で、どうしてそうなる?

普通のホームドラマの中に、唐突に漫画風のキャラをぶち込んでしまった。
だから異様なのだと思います。

少年漫画の主人公などでは、年長者、師匠にもタメ口というキャラもいます。
それでも「漫画だから」という理由だけではなく、天涯孤独で、幼少期からきちんとした躾を受けたことが無い等、理屈に合った説明がされています。

そして「夢に向かって一途」や「友達は命より大事」などの要素も、そのキャラが他者から受け入れられる理由となっています。
少年漫画の王道です。

朝ドラの王道を覆すキャラで楽しませてくれるなら良いのですが、今のところ全く楽しくありません。

鈴愛は、変な喋り方で発想がユニーク。
で???
だから何???

寒いだけです。

主人公ではなく脇役で目立つキャラなら面白かったかもしれませんが、彼女中心で6カ月というのはきつ過ぎます。

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名前無し

ネットのあちこちでもやはりかなり批判されていて、女性の意見は、おおむねここと変わらないよう。特に
・主人公の人としての基本部分の欠落
・脚本家のドラマの私物化とツイッターによる過剰宣伝(とその拙さ)
が嫌われているようだけども、私も激しく同意で、ここまで自分の考えとネット評価がぴたーっと一致することも珍しい(笑)
やっぱり、人間として大事なことを忘れている主人公は、いつの時代もどこででも認めてもらえないのは間違いないよう。
そして、作り手の姿勢は謙虚であれ、そして何よりもいいドラマ作りに専念すべしという世間の要望もよくわかる。
これらはごく自然で当たり前のことなんだけど、ツイートなどから脚本家がそれにまったく気づいていないらしい(そしていいもの書いてるでしょと自画自賛しているらしい)というのも、またある意味怖い。

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名前無し

お互いに家族が相手を思いやっている様子が、当たり前に描かれて、なんかほっとするし、そう、そう、と共感できて、いいなと思います。無理に笑わそうとしなくても、自然におかしみが伝わるのも魅力的です。

亡くなったおばあちゃんのこと、家族が話題にしていたり、その寂しさをつぶやくお爺ちゃん、それを心配したりギターを勧めたりするお父さん、畑に訪ねて行ったり糸電話を作ろうとする鈴愛、注文間違いを「私、食べますよ〜」とさりげなく庇うお母さん。日常的に優しさが満ちていて。

イベントが次々に羅列されるよりも、こんな小さな暖かい会話や、お互いを話題にして心配し合う姿を見る方が朝ドラらしいなーと感じます。

それと、主な登場人物の振る舞いや発想が善人であることが、何より、ドラマへの信頼感になっています。子供の少々、口が悪いのとか、ちょっとずる賢いのとかは、子供の現実として、リアルな感じでOKです。
(大人が売上金に手を突っ込んだのがスルーされたり、詐欺まがいの事件を起こして平気で友達付き合い続けたのは耐えられなかったけど。)

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名前無し

人間らしい心の葛藤まで描き出すなんて、朝ドラ離れしてましたね。
まんぷくが始まって、やっぱり半青は朝ドラの枠には収まりきれない名作
分からない人や合わない人が出るのは当然なんだと妙に納得出来た。

視聴者のレベルで、求めているものが違うのは仕方ない事だから。

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名前無し

つまらない朝ドラでした。

スズメと律は、恋も愛も超えた二人、なんて全然感じなかった。
こじらせまくったバカップルの話としか思えない。

二人に振り回された、周りの人たちがあまりにも可哀想。
特に子供の扱いはひどい。

スズメの言葉遣いや非常識なふるまいを注意する人は
ついに現れず。
みんなで、謎の持ち上げ。

最終回はお気に入りのイケメン俳優さんを
並べるためだけに、つくし食堂で商品完成発表会。

ドラマなんて作りごとと分かっていても、
ご都合主義が過ぎる。

まあ最終週に、娘のいじめ問題を持ってきて
「手っ取り早い」から転校で解決!にこのドラマの
本質がある。

視聴率欲しさの、手っ取り早い炎上商法。
お涙頂戴の、自称神回。
こんな雑なドラマ二度と見たくない。

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名前無し

愛し方がわからないたら、愛しコロされるたら
めんどくせーやつらだな。
ずーっと引っ張ってたいしたことない店の名前と同じ。
なんだかいいこと言ったようなセリフや
神週、神回などという大宣伝ぶち上げて
派手なパッケージで人目を引いてるだけで
中身はすっからかん。
この店みたいだ。
予想通りのジジナレ。
鈴愛とかんちゃんでウザさ増し増しのところへ
ババナレ、ジジナレでさらに増し増し。

楽しんでみてる。
習慣でかけてる。
ツッコミたくてみてる。
どこまで酷くなるのか確かめたくてみてる。

数字はその割合を示さない。
こんな手法はもうこれきりにして欲しい。

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名前無し

星一つほどの価値もない。
ゼロどころかマイナスをつけたいくらいの酷いドラマだ。
小学生でも、もっと前後の辻褄のあった、整合性のある作品が作れると思う。
整合性だけではない。
朝からこれだけ観る人を不快にするドラマは、かつてなかったんじゃないか?
差別用語のオンパレードだし。
脚本家も朝ドラを書くことで、かつての栄光を取り戻そうとしたのだろうけれど、しばらく出て来なかったのは、才能が枯渇したのだということを、改めて世の中に印象づけてしまい、むしろ逆効果になったね。
次は大河を狙っていると言ったとか言わないとか。
あんな酷いのを書いておいて、どうしてそこまで自信が持てるのか…ある意味凄い才能だ。
枯渇した大先生は、Twitterでストーリーを募集してるらしい。
またこれから、話が二転三転していくよ。

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名前無し

なんだこれ?
戦争の話をこんな風に使うなよ。いいこと言った!エッヘンか?
八十近いジイさんにはとてもみえないし
曲の選択もおかしいやろ。

自分の子供ほっといて鈴愛の指にキス?
ユウコきもいわ。
ボクテもそんなん言ってるヒマないやろ。

作者の分身のような鈴愛が画面いっぱいに
私を愛して、私を崇めて、私に優しくして
と叫んでるようなドラマだね。

肝心の本人が何も誰も愛してないし、優しくもしてないどころか
その切れない刀でグイグイ傷つけてくるだけだから
痛い、イタイ。

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名前無し

「半分、青い。」は想像していた以上にリアルなドラマだと思いました。
先週の清さんと鈴愛の嫉妬心むき出しの場面も、裕子さんがクッションに
なってくれていたので、大事には至らなかったですね。律君と正人君は結果的には
鈴愛を傷つける事になってしまったようです。

何かすっきりしないまま二人とも鈴愛の元を離れてしまい、鈴愛が精神不安定な状態の時に、秋風先生に仕事に生かせと、はっぱをかけられ、大事な笛もあっさり捨てられてしまい、言ってはいけない事を口走ってしまったのでしょう。

でも秋風先生、家族も友人も必要ないという事を鈴愛に話す事で、ひとそれぞれの生き方、価値観の違いがあってもいいと教えたかったのかもしれません。
実生活でも相手に良かれと思ってした事がすれ違ったり、人の気持ちに寄り添う事のむずかしさを感じてきました。本当に人間関係は複雑です。

秋風先生が笛を捨てたふりをしながら鈴愛に返すところに優しさを感じました。
裕子さんとボクテ君がさりげなくフォローしてくれているのも鈴愛にとっては大きな力
になっていたと思います。裕子さんのデビューが決まりボクテ君の表情がくもっていま
したが、裕子さんの事を自分の事のように、実家に報告までしたり、鈴愛は空気が
読めないようで、鈴愛なりの接し方をしているのだと思いました。

今日は登場人物が多くて展開が早かったですが、秋風先生の若い頃のエピソードが盛り込まれていて、日によっていろいろな展開がありますね。ボクテ君の動きが気になります。
明日も楽しみです。

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