3.92
5 71件
4 35件
3 15件
2 10件
1 16件
合計 147
読み おかしのいえ
放送局 TBS
クール 2015年10月期
期間 2015-10-21 ~ 2015-12-23
時間帯 水曜日 23:53
出演
物語は、東京・下町の駄菓子屋「さくらや」が舞台。主人公・太郎は、両親を早くに亡くし、祖母・明子が営む経営状態の苦しい駄菓子屋「さくらや」を守ろうと奮闘しているがなかなか上手くいかない。さくらやの裏口には、太郎の幼馴染で脚本家志望の三枝や、近所で銭湯を経...全て表示
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名前無し

録画しておいた第8話と第9話を見ました。
おばあちゃんが太郎の名前を忘れたシーンと後で思い出したけど「僕のこと忘れないでよ」と太郎が涙流して抱き合うシーンは胸が熱くなりました。自分も近いうちに直面しそうな現実なのでとても他人事とは思えない。
太郎に迷惑かけまいと老人ホームを探すおばあちゃんの心情が切ないですね。
オノマチとの結婚は写真であっさりだし、店を売るきっかけとなった裁判が野良猫騒動だというあたりはこのドラマらしくて好き。
どんどん展開的には切なくなってきているけれど、それでも根底に流れる優しさ温かさが心地いいドラマです。
それと相変わらず上品で美しい八千草さんがとても素敵!

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これと言った盛り上がりが生じる前に
そんなありがちの展開を制すべく
ぴしりとセリフの置かれる感じが心地よかった。
贅沢な時間。
久しぶりに邦画見ようかな、と思える。
やっぱり、これからは無料で見られるドラマなんてなくなるのかな。
視聴率重視で作られた作品には辟易してしまって
こうした、お金払っても見たい作品を
自分で探す時代になるのかもとうっすら思った。

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名前無し

最終話、辛かったわー1番。
ほのぼのに見せかけての現実の残酷さをこんな手法で見せてくれるなんてテレビドラマも凄いなぁ。
もう断然裏庭で愚図ってた時の太郎や三枝の方が幸せそうだし好きだ。
出世しちまったら男って型にはまってどこか滑稽だ。
足りないものだらけの分を親しさや思いやりや希望で埋めていたあの頃感、誰にでもある。
なんて貴重な時間だったんだろう、、、と思い当たる。
画面には出てこないホーム入所後のおばあちゃんの時間を想う時と認知症という病の哀しさを語らず入所時の後ろ姿で見せる八千草さんの演技にほろほろ泣いたよ。
切なすぎたけれど私にとっては確実に名作リスト入りドラマだったな。
尾野真千子演じる女性の変わらない逞しさみたいなのも演出過多にならずに描けていて良かった。役者もスタッフも良い腕と感性を見せてくれたと感謝です。

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俳優がいいし、疲れない。もの寂しさはあるけど、救いようがないわけじゃない。なかなかうまくいかない現実や自分の事を誰かに話す事も出来ないけど、代わりに、そんなものだし大丈夫だよって言ってくれるドラマ。

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名前無し

小説の短編集のような雰囲気。

でもドヤ感がどうしてもする。

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ベランダー評論家

オダギリジョーは大好きな役者である。時効警察、熱海の捜査官、リバースエッジ、深夜食堂・・・。深夜こそが彼の真骨頂であり、彼の新たなる一面を大いに見ることができる唯一の解放区なのだ。勿論オダギリジョー×深夜枠、ということで期待値はMAX。ということで早速1話と2話を見てみた。

・・・・・・・なんだこれ(怒)。

結果的に言えば最悪でした。ここでもレピュテーション高いから期待していただけに大いに裏切られました。フジテレビの最低視聴率で打ち切りでオダギリジョーが憂き目にあったあのドラマよりもっとつまらない、と言っても過言ではないレベル。

まず下町っつーけど、セット感がありすぎる。駄菓子屋の裏でマッシュルームカットのオッサンが駄菓子食いながら駄話するのも正直そのノリに引いてしまった。あとやたら猫の「ニャー」って声(SE)が合間合間に入るんだけどうるせええ!!もしかしてこの監督は猫の声入れとけば下町っぽさが出ると思っちゃってるわけ??浅はか過ぎる!!あといちいち神妙な場面では神妙そうな音楽がいきなりかかったり、音楽がいちいち煩わしい。
オダギリジョーが深夜工事現場で働いてるって時の演出もまあ下手糞。なんかオダギリジョーの顔がやたら黒ずんでるだけ。深夜にさあ、重労働してるんですよ、ってのを見せたいのならもっとああゆうとこきちんと演出しないと「オダギリジョー、おばあちゃんのために汗水流して大変そうだな~」って感情移入できないわけじゃん。2話も同じ。工事現場の場面20秒程度、次はもう朝の橋のシーン。そこで尾野真千子がストーカーみたいに待ち構えてる・・・。全然苦労が伝わらない。端的に言えば汗臭さが皆無。なんか適当に働いて朝帰ってきましたー、って感じで興ざめです。あと尾野真千子さん嫌いじゃないんだけどシングルマザーに見えない。オダギリジョーに恋しちゃいました!みたいな雰囲気があからさますぎて気持ち悪いんだよね、橋で待ってたり、自転車全力で漕ぎながら「シングルマザーは恋愛禁止。アイドルと同じ。恋愛禁止!」とかさあ。なんか、よくもそういう歯の浮くようなセリフ言えるよね。怖いんですけど。心情を吐露しすぎです。こういうところ、リアリティが欠如してるんだよね。あ、そうそう。1話で尾野真千子も弁当工場?かどっかでパートしてる場面あったけどあれも先のオダギリジョーの工場現場と同じで、本当に大変そうに仕事して見えない。カットとカットの間にあれもものの数十秒程度だったよね?働いてる場面。シングルマザー感、パートで汗水流してる感があんな数十秒じゃ出るわけないんだよ。もっと精緻に作りこまなきゃ。あーゆう場面を等閑にしてるってのは監督自身にそういう必死さがないことの表れなんじゃないかな?申し訳程度に入れるならいっそ入れないほうがいい。
2話に関してはもう1話をも凌駕する酷さ。何が酷いかって最後のオダギリジョーのセリフ。「あいつが戻ってきたら・・・強く抱きしめてやるんだ・・・」。

・・・・臭すぎる!!スクールウォーズの山下真司かよお前は!!
オダギリジョーにこんなセリフ、似合わない。あと藤原竜也のキャラ?最後逮捕されてたけどなんで??そうなるの??そこまでのプロセスとか一切ないじゃん。「この人いい人ですね~!」とか駄菓子屋のニート連中が藤原竜也に抱きつこうとする気持ち悪いシーンあったけど、逮捕されてんジャン。全然いい奴じゃねーよな??「こぞってマスコミがたたいていやがるぜ・・・」みたいなセリフもあったけどそりゃそーだろ。一流企業の社長が悪いことしたんだから。なにマスコミが悪い、本当の藤原竜也は善人、みたいな対立構図にしてるの???「俺たちは藤原竜也を見放しはしないぜ!だって仲間だからな!!」みたいな暑い仲間意識・・・。オダギリジョーに全然似合わない!!てか、このご時勢にマッチしてない。藤原竜也は犯罪者。つまり悪人だよ。抱きしめてどーすんだよ??このラストで本当に身の毛もよだつというか戦慄が走りました。深夜食堂みたいな1話完結ものだけどなんかおせっかいな感じがしちゃうんですよね。駄菓子屋月4万?とか稼いでるって言ってるけどそういう描写もないし、ぶっちゃけよく4万とか稼げるよな逆に!?第一、お前らで食ってんじゃん店の商品。それどーなの????八千草薫も勿体無い。そしてオダギリジョーは本当に無用の長物でしかないよ、このドラマにおいては。
この石井裕也ってのはまだ若い人なんですよね。「川の底からこんにちは」とか「舟を編む」とか。個人的にこの2つ随分前に見てましたが正直どっちも面白くありませんでした。過大評価もいいところです。まだ若いってのもやっぱりこういうホームドラマを描く上ではネック、背伸びしてる感は否めませんよね。大根仁や是枝裕和さんみたいな人生の酸いも甘いも知悉しているような人にこそ脚本演出してほしかったです。本当にオダギリジョー主演ドラマでこんな愚作なのは初めてです。至極残念です。

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駄菓子屋なんて、アメリカの市場経済中心主義から見たら
費用対効果が低すぎる、なんてことになりそうだけど
そういう価値観があっていいじゃないの、と思う。
オダギリジョーがおばあちゃん、と言うたび
自分の祖母を思い出して胸がキリキリする、幸せな意味で。

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名前無し

アンチ1億総活躍感!好き!
鄙びた感、廃れ感、端っこ感、うらぶれ感が場面に漂う中
かっこよくない男達と女達が大袈裟な演出なく眈々とかっこつけずに生きている日常。
いいなぁ〜、こんなドラマ作れるって。
ろくでもないことがまかり通りつつあるこの国だけど
まだまだ捨てたもんじゃない、反骨精神をこんな形で表現できるのは才能、
そしてそういう場がある、っていう事自体嬉しい。
この時間帯で30分というのもなかなか新鮮だった。
忌野清志郎の歌もピッタリです。

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