2.87
5 17件
4 2件
3 12件
2 5件
1 19件
合計 55
読み おーどりー
放送局 NHK総合
クール 2000年10月期
期間 2000-10-02 ~ 2001-03-31
時間帯 月曜日 08:15
『オードリー』は、2000年10月2日 - 2001年3月31日までNHKで放送された連続テレビ小説第63作目。 日本映画のメッカ・京都市太秦を舞台に、産みの母と育ての母の間で揺れながら成長したヒロイン・美月が映画に人生をささげていく姿を描く。全149話。 主人公・美...全て表示
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名前無し

脚本家が大河ドラマと同一人物に因んで再放送されているだけで
再放送される価値があるのか理解できない。主人公が平凡で精彩がなく魅力なし、
一代記なのか時代劇なのかテーマがハッキリしなくてこれからの
展開に期待できない。今活躍しているベテラン俳優の若き日の姿を楽しむだけ。

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名前無し

時代劇の殺陣は迫力あり長嶋一茂さんの演技が素晴らしいが、
何もできないヒロインが人に偉そうなことを言っているのが
共感できない。

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名前無し

自分としては、こんなにつまらない朝ドラも珍しいと思う。ヒロインが暗くて、無口で感情もないような観ていてイライラするドラマ。長嶋一茂も超大根で俳優?意味不明。大石静は「ふたりっこ」など面白い朝ドラも書いているのに、同じ人とは思えないくらいつまらない。試しに一週間録画をしないで、その先から観たら全然問題なく、なんの進展もなく、同じようなことをだらだらとやっていました。

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名前無し

何も可もまとまらないドラマ。主人公がやっと映像の
仕事に向かうが、回りくどくて引き延ばし過ぎて
いまいち盛り上がらない。脇の実力俳優だけで持っているだけ、
相変わらず主人公の表情が乏しくて精彩に欠ける。

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名前無し

映画の世界を忘れられず、おかみ稼業に100%入り切れない美月。椿屋を忘れられず、京都を離れたくない滝乃。
このドラマは「人は変わろうとしても結局変われない」事を描きたいのかと思っていたら、虎之助はあれだけ大事にしていたクリキンに当てられた傷を整形手術で消し、あれだけ嫌っていた香港の現地の女性と結婚して身も心も香港スター・タイガーウォンに変わる道を選んだ。
今でいう「多様性」がテーマなのか、「人の心はうつろいやすく、その時その時の気持ちは人によりけりでアテにならない」と言いたいのか。
現実味あるリアルな人間の気持ちを描きたいのかも知れないが、なんだかフラフラして「これだ!」という芯がわからないドラマだ。

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名前無し

大石静は「映画・テレビ界のサクセスストーリー」と「椿屋、美月の女将のドラマ」、どっちが描きたいんだ〜〜〜!!😡
まだ終わってないが、今回の女将編は失敗だと思う。いくら春夫やリチャードの日米合作への挑戦や錠島ら大京映画陣の成功譚を華々しく描いても、肝心の主役の美月が関わってないから爽快感ゼロ。いや、美月の滝乃さんモドキの最悪な女将ぶりも手伝いゼロどころかマイナスだ。これからどちらか或いは両者に綻びが出て後に美月も合作話に関わる展開かも知れないが映画界と椿屋、どっちを見せたいのかはっきりせず中途半端なドラマになってしまっている。少なくとも今のこの現状は失敗だろう。
このドラマ、美月が映画界で成功した!というスッキリしたエピソード無きままモヤモヤ進んでしまったので此処で椿屋を継ぐと言われてもソウジャナイモヤモヤ感が増幅し、ドウシテソウナル感がハンパない。やっぱり、最初からどっちかを削り美月をブレさせず一つの道に精進させるべきだった〜〜〜😞。

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名前無し

あっちに行ったりこっちに行ったり方向性が今だ定まらず
何を描きたいのか分からない。脇役のサイドストーリーにそれて
ヒロインが傍観者で人生が描けず中途半端でつまらない。

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名前無し

長嶋一茂がいなくなってから面白くない。
話が先に進まなくて飽きて来た。
相変わらずヒロインがただの傍観者で
覇気がない。

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名前無し

時代劇好き以外はピンとこない。ヒロインが傍観者で存在感が無くそのブレークせず消えたのも頷ける。ドロドロした展開で古臭い昼ドラみたいだ。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

美月が納得いく武蔵が撮れるまでNGを連発、駄目だしされ続ける錠島が自分の「無双の武蔵像」を捨てずに美月の「弱さをさらけ出す武蔵像」を受け入れ、監督と演者一体となって作る一乗寺の決闘シーン。予算超過出来ず撮れない追加シーンを、古参カメラマンの宮さんが撮影所裏の狭い一区画を使い真上からのショットで上手く撮る場面。子供を斬る殺陣を、見立てた石仏を竹刀で叩きながら涙目で考える晋八。それら映画制作につきものの苦労を描いた数々の描写はとても良かった。できれば序盤から複雑な家族関係よりこういう撮影の舞台裏メインでもっと観たかったです。
錠島、杉本、晋八、幸さま。人生で関わった男たちが、ヒロインを中心に衛星のように回ったまま帰結するところは大石静脚本。

終盤の美月監督編、一つ不満を挙げれば「杉本さんに映画を一本も監督出来なかった無念をもっとあらわにして欲しかった」事でしょうか。助監督時代が長かったのに時代の流れで映画監督になり損ない、本来やりたくなかったTVドラマに甘んじ、念願の映画・巌流島の監督もポシャった杉本さん。社長になったってその胸の内は「自分で映画を監督したい」気持ちが熱く煮えたぎっていた筈で、だから美月が監督をやめると言った時「よし、俺が撮る」と言って欲しかった。〝愛する大京を潰さないよう経営に専念〟〝スケジュールと予算を伸ばすな〟〝映画には娯楽が必要だ〟それらも確かに杉本さんですが溜めに溜めた悔しさや怒り、本音をここでぶちまけて欲しかったです。

最後のMUSASHIの試写シーン。最後に「製作委員会」の文字が有って、前に春夫さん帰国の辺りで「邦画の斜陽化は更に後の製作委員会方式という、パラダイスとはほど遠い現在につながっていくのです・・」と嘆いたレビューを書いたので本当に出て来てびっくり。2001年で製作委員会方式?、と調べたら1997年のエヴァンゲリオン劇場版で既に「EVA製作委員会」の名前が使われていたそう・・。大京映画はジリ貧設定だから理に叶ってますが今観るとそこから20数年、邦画の状況は何も変わっていない事になる。本放送当時は新しかったでしょうが・・ちょっと悲しいですね。
あの世から半透明の滝乃さん・春夫さん・樹里が試写に来るシーンは撮影終了した俳優達をわざわざ招いた新撮?。個人的には空いた席には君ちゃんに座っていて欲しかったです。藤山直美さんのスケジュールの都合でしょうけど。

半年間、映画・ドラマ撮影の舞台裏を楽しませて頂き、ありがとうございました。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

錠島のお母さんの病気は誤嚥性肺炎でしょう。今年の春、入退院した施設の父がやはり自力で痰が溜まり過ぎて自力で処理出来ず、あのように吸引器で処理してもらったのでわかります。
「死ぬ時はみんな1人」錠島の言葉も胸にしみました。去年、病気で実家で亡くなった兄が正にそういう最期だったので。まだすぐ入院しなければならない段階ではなく、週2で介護を受けていたのですが主治医の見立てでは持病に何らかの力が加わったのではないかとの事で、介護士さんがこと切れた姿を発見し救急車呼んで頂きました。
滝乃さんの最期に間に合わなかった美月のシーンも、約10年前亡くなった母の一報の電話を実家から受け帰省して母の亡骸と対面した時の私自身を思いだしました。そんなもんなんですよね、父の施設も私の家から離れてるのでたぶん父の死に目にも私は逢えないと思う。一緒に住む美月でさえ滝乃さんの死に目に逢えなかった、離れて住む自分は尚更じゃないかと私にとっては他人事でない、この二週間の内容でした。

確実に言えるのは本放送時の2000年に観ていたらこんな身につまされた思いに絶対ならず、あっさり「何だか朝から人が死ぬドラマだなあ」で終わった事、「前半は歪な家族関係、後半は辛気臭いドラマでオードリー嫌い」で終わっていた事です。今「わかるわかる」気持ちにさせられるのは私がそうした経験を得て歳を取った証拠、年月は人の考えや気持ちを変える事を実感させられます。

この「オードリー」は国際スター化したトラ、女性の尻に敷かれ春夫さん化しだした梓、麻生祐二との大恋愛を得て柔軟化した滝乃、そしてスタッフとして撮影所に戻った美月と一見〝人は年月と共に変わる〟ドラマに見えますが・・。私は前にも書いたように「人間は結局、中身の本質や精神・心は変えられない、変われない」・・やはり日本で時代劇がしたいトラ、椿屋と関係無い普通の佐々木家だったなら初めからプレイボーイに育ったろう梓、早く麻生と劇的に暮らしていれば若い頃から誰にも人当たり良かったろう滝乃、女将を経験して映画芸能が天職とわかった美月と、むしろ〝人は年月によって本来なるべきものに気付き、戻るべき姿になった〟というドラマじゃないかと思うのです。

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名前無し

次週の予告では映画監督になるの?。
たいした映画の勉強もしないしスタッフの
下積みも経験もしないまま映画監督になるとは、
最初女優になると思ったらなっていないし、
大京映画も何をやってもだめ。サイドストーリーに尺を
取られ過ぎてヒロインのストーリーがぼやかされて
盛り上がりに欠ける。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

〝役者だからどんな役でも演るさ。未来刑事ダイナーなんか見て育つガキを俺は信用しない〟芝居に対する姿勢は良くなりましたが人を信じない、錠島の本質はやはり変わっていない。彼は「俳優だけは続けて」と言う美月の言葉が有ったからと言いますが、子供たちにサインしながら〝大人になったこいつらに馬鹿にされるのか?〟と心の中で屈折(葛藤ではない)する姿には役者魂や情熱より、売れる俳優のプロフェッショナルになるという誇り(以前、樹里を「あいつも俺と同じ穴のムジナ」と言っていた)。この男に有るのはただそれだけなのかと感じました。
タイガー・ウォンとして香港で暮らし、変わったかと思わせたトラも日本でまた活動したいとカミングアウト。このドラマのテーマは「人間は職を変えようが生活環境を変えようが整形しようが結局、中身の本質や精神・心は変えられない、変われないのだ」という結論のほうに落ち着いたようです。

女将編の美月はもみじ姉さんや曜子さんを雇って中居を演じてくれと言うのは違うと思ったし、花尾先生(桂米朝さん)には至らぬ点を指摘されっ放し、幸さまには映画界への未練を見透かされ・・滝乃さんと比べるとお客を観察して好みや弱みを覚えるような気付きが足らず、接客業に向いていない要素はあった。
結局、女将になろうとした5年間、美月は自分も気付かないうちに滝乃さんそっくりの椿屋の女将を演じていたのだと思います。でもいくら頑張っても芝居は芝居、本物にはなれない。大京に女優でなくスタッフで再就職を求めたのはそうした事から自分の芝居の限界に気付いたからでしょうか、演じ疲れたという感覚からでしょうか。

一方、もみじ姉さんと椿屋の調理場で談笑し客案内を許し、客間へのテレビ設置も許し、芸能界を嫌っていた昔からは考えられないほど柔和になった滝乃さん。曜子を蔑ろにして晶子を結婚相手だと紹介し、何だか春夫さんを思わせだした梓。一見、2人は変わったように見えますが実は本質がこっちだったとしたら・・・。

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名前無し

初見の朝ドラなんだけど
一言で言えば
「カオス、混沌、珍品」
映画業界、旅館業、二人の母親による複雑な家庭やらといろんなテーマや問題を盛り込みまくり、いったい全体何を描きたいのかよくわからない変なドラマである。
まるで濃厚豚骨味噌味のあらゆる具材をいれたゴチャマゼちゃんこ鍋のようなウマイのとマズイのとがある変な料理を食べさせられているみたいである。
まぁ、沢田研二が見れるのと、大竹しのぶ、やっぱスゴイ!という彼女の狂った演技が見れるトコは誰もが評価するとは思うけどね。

とりあえず最後まで見るけど、再見はもうしないだろうな。長いしね

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名前無し

大京映画の斬新な時代劇が打ち切りになったり日米合作の
ドラマがダメになったり下請けのドラマが前に進まずイライラ
脇役のサブストーリーに時間を取られて肝心のヒロインの
人生が描けていなくて肝心のヒロインが表情が乏しくて
地味過ぎてつまらない。

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名前無し

錠島!!、いつまで「俺には運がない」言ってるんだ!。
お前が夢死郎ポシャってからも腐らず、失踪せず地道に出演を重ねていれば、日本各地放浪せずに実績を重ねていればもう少し顔も知られたかも知れないし、ひょっとしたらリチャードに知られているぐらい有名になってたかも知れない。
アメリカへ連れて行ってもらえなかったのは自身の力不足、自業自得ってもんだよ。もっと他の役者なみの努力をしてから物を言え!。努力しないで運頼みで文句ばっかり言ってる奴見るとムカッ腹が立って来る。

杉本の堕ちっぷりは監督地道に続けてる(それも望まない作品の)だけにちょっと同情する。ただもう錠島や晋八に当たり散らすのはここまでにしてくれ!。

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名前無し

懐かしい人がいっぱい出てきてとても楽しく拝見してます。
ジュリーの演技久々見ましたが、柔らかい京都弁がいいですね。
カムカムがオマージュしているドラマなのがよくわかり、懐かしくもあり楽しいです。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

TVドラマ「ルーツ」が話題を席巻し、「スター・ウォーズ」がアメリカで公開された昭和52年。
自分の育ったルーツ・アメリカを巡り、自信を取り戻したパパ・春夫さん。それに当たられたように梓まで活気に満ちて帰国、曜子とデートするほど開放的に。梓がアメリカでのパパの仕事は賞賛に値するとまで言うのだから、春夫さんの建築設計の腕は本物、そのままアメリカに留まれば成功し幸せだったろうになぜ戦後、京都に帰って来たのでしょう?。
輝いてまぶしい、帰って来た2人が活気に満ちたアメリカ映画界を、女優を辞めた美月と手狭所帯な大京事務所の黒田・杉本たちが衰退した日本映画界をそれぞれ象徴しているように見えました。春夫さんと梓が景気のいい話をすればするほど、邦画の斜陽ぶりが強調されるようで日本人として悲しくなる。
嗚呼、せんなき事ですが邦画全盛期に五社協定などと了見の狭い事を言ってないで、日本の各映画会社が力を合わせハリウッドのような映画を大量生産出来る場所とシステムを作ってくれていれば・・。後にそれは〝製作委員会方式〟という本来〝1社が1作入魂〟の映画制作の理想から更にかけ離れた、〝制作会社に名を連ねるのに出資だけで制作しない会社が増える〟、パラダイスとはほど遠い現在につながっていくのです・・。

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名前無し

美月は愛子さんの気持ちがわかってない。
愛子さんの二十数年を奪ってきたのは椿屋ではないか。滝乃さんと椿屋の存在が愛子さんを「美月の母」という当たり前のポジションから退けてきたのではないか。それでも、虐げられても滝乃に椿屋に尽くす事で5人皆が平穏に暮らせるなら…とガマンしてきたのではないか。滝乃さんが結婚して宿をたたむと言っているのに、このまま何もしなければ椿屋は消滅し愛子さんはやっとしがらみから解放されるというのに…ここで椿屋を継ぐと決めた美月、実母の心が全くわかってない。
椿屋を継ぐという事は愛子より滝乃の意思を継ぐという事、実母より育ての母の意思を選んだと言ってるのと同じなのである。美月は生みの親の気持ちを全く無視して「これで丸く収まる」とか阿保なのか?、愛子さんが美月の椿屋継承に猛反対なのは当たり前である。佐々木家それぞれ各人が家庭を荒ませる主張や事情を抱えているが、佐々木家を完全に崩壊に向かわせたのは美月である。滝乃さん以外は、春夫も梓も椿屋継承に反対な立場な事も美月はわかってない。朝ドラヒロインが聴いて呆れる。
椿屋を継ぐと決められる覚悟が有るなら、ちったぁ家族の気持ちを理解しようと努める事に時間を使ったらどうなんだ?!!。画面から見てるだけの視聴者だって、これがおかしな選択だとわかるぞ。実の母に病院のトイレ清掃員までさせて、やれ格式だしきたりだと言ってる自己中お嬢さまよ。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

佐々木家+滝乃さんの5人揃っての家族会議再び!。しかし今回は滝乃が麻生祐二(沢田研二さん)と結婚し椿屋を閉めるという引退宣言。ジュリーは朝ドラ出演がこれと「はね駒」だけなのは意外です。
梓が「こんな誇り高いだけの宿、大っ嫌いや。京都の嫌なところが凝縮してるわ」と椿屋を毛嫌いする態度が印象的でした。思えば梓は春夫さんと同伴か今回のように呼ばれなければ自ら椿屋へ来たシーンは1回もありませんね。小さい時から「あのオカン、俺の事嫌ってる」と滝乃さん毛嫌いしてましたから、きっと梓にとって滝乃さんと椿屋は同じ存在、「俺を、引いては佐々木家全員を不幸にした」忌み嫌うべき象徴なのでしょう。
しかし滝乃と麻生の「焼けぼっくいに火がついた」恋で春夫さんは〝僕にタキさんと呼ばせて、あの男の身代わりにしてた〟と気付き、春夫に振り向かれない愛子さんは1人でミカンをやけ食いし、それを横目に梓は愛子の呼びかけにも無言で帰宅・・美月も女優辞めそうで佐々木家崩壊の兆しのような嫌な雲行き、どうなりますか。

先週、気になった事・・「タクシードライバー」をデートで一緒に観る発言はないでしょう。トラビス(ロバート・デ・ニーロ氏)がベッツィ(シビル・シェパード嬢)を地下のポルノ映画館に誘ってしまうような映画です。ドラマのこの時期の時代設定=昭和51年秋ならデートで観るべき映画は百恵ちゃん&友和の「風立ちぬ」。
〝いかに当時の新人デ・ニーロがデートで観る映画に出るような俳優でないとまだ世間に認知されてなかったか〟という演出かもですが、「間に受けて、一緒にタクシードライバー観てしまうカップルが激増したらどうするんだ」とつい気になりました。

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無茶苦茶

お母ちゃんは寂しかったんや、だから赤ん坊の私をママから取り上げたんや…だったかな。そんな理屈で生まれたばかりの子を取り上げられた愛子はたまったもんじゃない。こんな理屈がまかり通ったら、どんな凶悪事件でも正当化されかねない。杉下右京も真っ青や。
もう無茶苦茶。誘拐で大竹しのぶ(役名忘れ)を訴えてやればよかったのに、惚れた弱みの愛子が哀れ。
賀来千香子(愛子)が哀れなだけのこのドラマ、彼女が納得のいく形で救われない限り、このドラマ、☆マイナス100でもいいくらい。

頻繁に夫婦喧嘩を聞かされているまともな梓がかわいそう。

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名前無し

医学生になった梓から美月が樹里の病気を知る展開はそういう伏線かと合点がいったが、さんざん男をくいものにしてきた樹里が杉本とデキたばかりか、これまでの事を棚にあげて実はさもいい人のように「命懸けの恋をしている」と美月に持ち上げさせる展開は納得いかない。
じゃあ何で樹里をここまで憎まれ役のキャラクターとして描いて来たのか。幸様とデート等の虚言癖や、邪魔者を殺してという頼みを果たせなかった虎之助に見切りをつけ、落ち目になり出した錠島を美月に返すと言った、それら数々の行いは何だったのか。

それまで非道に徹してきたキャラクターを突然、ここぞというところで美化して最初から良い人かのように持ち上げるのは大嫌い。物語の構成上、途中で主役の味方になったキャラならともかく、樹里は美月の対抗キャラのまま。心を入れ替え善人になったのでなければ悪役は悪役扱いのまま、クズはクズ扱いのまま物語を全うして欲しい。中途半端に物語の芯をねじ曲げないで欲しい。
やっぱり2010年代後半辺りの朝ドラ(特に下半期)から多く目にするようになった、理不尽なキャラ変の兆しが見える作品。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

昨日の回(86回)は佐々木家+滝乃さん全員で、初めて家族らしい意見交換が飛び出した回でした。
話し合いは美月が君ちゃんと熊本に家出して滝乃さんが追って来た時にも有りましたが、あの時は梓がまだ小さくて参加していなかった。だから今回は初めて、もしかしたら最後の5人揃っての語らいかも知れません。

そうなったのは滝乃さんに電話で呼び出された春夫さんが誰か倒れたものと思い梓も同行させたからですが、決して議論しに来たのではなかった梓が嫌いな滝乃さんでなく、実母の愛子さんに「自分の果たせなかった夢を姉ちゃんに託している(女は自立しなければ、という自分の理想を美月に押し付けている)」と苦言を呈したのが意外でした。もっと早くこの子が議論に加わり話し合いをしていれば、この5人の関係は今より良くなったのではないかと思えました。もっと言えば環境が佐々木家と椿屋、2つに分かれているのがいけない。一つ屋根の下ならば滝乃、春夫、愛子、三者三様の洗脳で美月が卒倒する事も無く、お互いがお互いの家の内情を知らないなんて不自然も無く、もっと早くわかり合えた筈です。
そして美月が春夫さんに「オードリーと呼ぶのやめて!」、滝乃さんに「お母ちゃまのペットやない」、初めて本人たちの前で2人をはっきり否定した事。私はこれをもっと早く観たかった。なぜ子役時代からこれをやらなかったか、していればもっと早く心がスッキリ、晴れ晴れとした気持ちになれたものを。本当に遅い雪解け・・「やっと本音の言いたい事が言えたオードリー一家」に出逢えた回でした。遅過ぎたけど観たかった、私にとっては意味の有る回でした。

今頃になってこの家族談義を持って来た意味は?・・これから何かが起きる(良い事なのか悪い事なのかはわかりませんが)前ぶれのような、この5人の関係が変容していくような気がして仕方がありません。

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名前無し

このドラマ、何かが足りないと思っていたら「人情」が無いのだ。誰かの気持ちを理解して本当にその人が満足いくよう動くキャラクターは皆無。代わりに有るのは各人の「エゴ」。美月は「錠島さんを変えたい」と願望を口にするが何かジョーが変わる行動をとる訳でもなく、一風館の人たちに献身的な「ちゅらさん」のえりぃや家庭問題を抱える人々に最善を尽くす「虎に翼」の寅子と対照的だ。ジョーも樹里も結局自分が売れたいためのアクションしかできない。滝乃さんやパパは一見美月のために世話を焼くがとどのつまり、自分が安心する娘像を押しつけたいだけに過ぎない。君ちゃんが数少ないまともなキャラクターとして映るのは、他人のために自分を押し殺して行動できるから。学校に行きたくない幼い美月のために月光仮面ごっこを考案し、杉本への恋心を書いた手紙が彼に届かなくても誰も恨まず、故郷の祖母の面倒を見るため帰っていった。美月への恋心と俳優への思いを断ち切り殺陣師となって杉本の要望に応えた晋八、なんだかんだ親を心配させまいと家出したアパートから戻った梓も「数少ないまともな人間」と言っていい。「人情」と「エゴ」どちらも物語には必要だが結局、よりどちらを大衆は望むか。言わずもがなであろう。

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名前無し

二階堂樹里、やはり好きになれない。病気か何かのようだがそうだったとしても、全く可愛そうとか同情しようとは思わない。だって幸さまや錠島や杉本、関川やトラに言い寄りさんざ利用するだけして大京を出ていったのは樹里のほうではないか。再び杉本に言い寄るようだが今さら惚れたはれたと彼女が言ったって「またか」と狼少年にしか見えない。初登場時からある虚言癖も全く好きになれない。
「オードリーと関わった男はみな不幸になる」どの口が言うのか、トラの純真な気持ちを軽くあしらったのはお前ではないか。あしらわれた後も自分を立て直し、久しぶりに大京を訪れた樹里を無視せずむしろスターとして扱うトラの意地らしさに同情してしまう。トラが樹里を想う気持ちはずっと変わらないだろうが、もっと人を見る目が有るまともな女と一緒になって欲しいと切に願う。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

「私の心のパラダイスやった撮影所は、何かが違っていた」(74回ラストより)。
殺人未遂事件が起こる前から不穏を察知した美月。でもそれが何かわからないまま、警告アンテナを活かせず夢死郎シリーズは制作中止、大京映画が傾いてゆくさまが歯痒いです。
錠島はトラに「三木幸太郎(以下、幸さま)との殺陣の時が最高で、そこから悪くなる一方」と言われてました。ジョーが高みに立ったのは確かにあの夢死郎1話でしょうが、美月はもっと前。「大京に入りたい」と思う時までが最高で、皮肉な事に女優になった時から大京映画は坂を転がり出してしまった。
美月は入ったタイミングが最悪でした。大京入りした時ちょうど「葉隠仙鋭」シリーズが終了、「無頼人」は幸さまのキャラクターを生かせず失敗作となり、それが美月の大部屋女優デビューで最初から不穏なスタートでした。無頼人が原因で幸さまは大京を去りその後、大京は経営不振で映画からTVにシフトしてしまい、美月は駒の役は勝ち得たものの夢死郎シリーズは頓挫しまた不完全燃焼。

冒頭に書いた「パラダイス」の台詞は大石静さんが「ニュー・シネマ・パラダイス」から連想して書いたのではないかと推測します。パラダイス座のうす暗い映画館でもお客さんたちは活気を求め、連日客席でデカいスクリーンの役者たちを・芝居を・笑いや感動を観る。大京映画もやはり映画を撮っている時がパラダイス、最高の時ではないでしょうか。TVにシフトしたのは時代で仕方ありませんが、映画制作をやめたのはやはり間違ってるのではないでしょうか。
「オードリー」で100%の爽快感を味わえないのは美月の女優業が不発続きである事も大きい。これは最後に相当な巻き返しが無いとこのドラマ、ちゃんと終われないと感じます。後半戦、美月の有終の美を飾る逆転劇はあるのか、心して見届けようと思います。

ヒロインアゲアゲばかりでも興醒めしますが、ヒロインが浮かばれない続きでもいけない・・難しいですね、朝ドラのバランスって。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

「惨殺浪人 夢死郎」の暗過ぎる照明の中での重々しい殺陣による撮影シーン、TVスターとなった錠島と美月のギクシャクする関係が続く中、ハラカンとあさひさんの結婚は本作では珍しい砂漠のオアシスのような、暖かいそよ風が吹くような微笑ましいエピソードでした。その2人が俳優をやめたのは残念ですが、元々ハラカンはアクションは得意だが台詞回しに難が有り、あさひさんはチョイ役をまかされても演技にに心もとない部分が有りました。2人のように気持ちが良くて不器用な人間は芸能界ではやって行けないのか、少なくとも「オードリー」の役者の世界では。

「夢死郎」は前に書いた通り必殺シリーズの模倣だとは思っていましたが、金曜の77回で必殺ファンに有名な「必殺仕置人殺人事件」までなぞったのにはびっくりしました。「ドラマを観て人を殺した」と世間を騒がし、次作のシリーズの題名から〝殺〟の文字を外す・・そこまでは同じですが、現実の必殺シリーズは犯行現場でただテレビでかかっていただけで、犯人が「俺はテレビを観て人を殺すほど安易な人間ではない」と供述したのと、スポンサー各社が必殺の味方に付いて庇ってくれた事でシリーズ継続する事が出来ました。
しかし「オードリー」中のフィクションの夢死郎シリーズはスポンサーが降りてしまい、現実とは逆のシリーズ中断の危機となってしまいました・・現実よりもフィクションのほうが塩対応だとは、なんて容赦しないドラマなのだろう。
これから内容がどんな方向へ向かうか見当もつきませんが、なかなか再放送に恵まれずやっと再びTV画面に戻って来た本作。後半もしっかり観ます。

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名前無し

毎日面白く見てます。
登場人物に愛着を感じて、最初は嫌いだった人もだんだん好きになってくる不思議なドラマです。
Xでも大人気でみんなに愛されてる作品だなと感じます。
来週も楽しみ!

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

美月のサクセスストーリーよりも、まわりの撮影所の人間たちのドラマのほうがつぶさに描写されていますね。むしろ美月は女優として大成する気がしない描かれ方なのが興味深いです。黒田社長に「役者として華が無い」と言われたし、錠島は「樹里は私なら笑顔で斬られると言ってたぜ」と美月の演技を本人の前で否定するかのような発言。晋八は駒の衣装で待機させられた美月の出番が無くなってから、幹幸太郎の血しぶきシーンがNGになった場合は駒の亡霊カットを撮るつもりだった・・と遅過ぎる説明対応。晋八は「ごめんな」とは言ってましたが、それまで誰も美月に伝えないの何気にひどいですよね?。ただこれら塩対応により朝ドラ恒例のヒロインアゲを全くしないところは評価したいです。しかし美月の女優業を応援する態度を素直に出してくれたのが君ちゃんだけ、というのはちと寂しい・・。
それでも美月の存在が蔑ろにならないのは杉本・晋八・錠島、そして幹幸太郎=幸さまと後の大京映画、時代劇界を支えるだろう人材と美月がガッツリ絡んでいるから。杉本が作品作りで頼りにするのがオードリー=美月の意見だったりするし、晋八は幼馴染、錠島は付かず離れず恋する男として無視できない存在、幸さまは美月が少女時代からの味方で、彼ら全員の人生にことごとく美月が関わっている。そういうヒロインと男たちの関係がおろそかになっていない(と言うかそれが物語のベースになっている)ところは、なるほど大石静さんの脚本と思います。

それ故にこれは朝ドラの王道ではない、正統派でなくどちらかと言えば異端、鬼っ子ですね。真に悪人はおらず、みな悪気は無いけれどけっこう言動に棘があって辛辣な物言いが多い。観る人を選ぶ朝ドラだと思います。私は70年代の邦画界の斜陽、そして日本のテレビ界の躍進とシンクロする今の流れが興味あるので観続けますが。

ちょっと気になるのが二階堂樹里の言動。この間の「あたしの彼(東京の)プロデューサーなの。モテるのよ、私」と言ったのも嘘ですよね。錠島は「相変わらずだな」と返してましたが、私も相変わらず嘘ばっかりだな、とやっと彼女の物言いに慣れて来ました。最初は「幸さまとデート」とかトラに「私のために邪魔者を殺して!」とか危ないな、この女と思うばかりでしたが、関川を利用しトラも男として何とも思ってないとあしらった辺りから〝売れる為に平気で嘘をつく〟性格が見えてきました。彼女の虚言癖もまた「オードリー」を王道でない、観る者を選ぶ作品にしてますね。

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マイケル・Jの声は一朗太が好き

「惨殺浪人 夢死郎」は「殺」とか「死」とかスポンサーが嫌がる縁起の悪い言葉をわざと入れたのは必殺シリーズの模倣ですね。夢死郎のセット時の撮影シーンのみ照明が暗いのも。しかし黒田社長が「松竹も紋次郎に対抗してテレビ時代劇を作る(どう考えても「必殺仕掛人」の事)」と言ってたのでタイトルを変えた同じ番組ではなく、あくまでオードリーの世界中では別々に存在している。
「ポケットえりかちゃん」は「コメットさん」とかあの頃の子供向け30分特撮ドラマですね。70年代は「刑事くん」とか「おくさまは18歳」とか、特撮に限らず面白い30分ドラマいっぱい有りました。1972年という時代設定をうまく表現してますね。
ただ九重佑三子さんとか岡崎友紀さんとかは「本当に食べる為に必死で主役を勝ちとった感」がにじみ出ていたと思いますが、二階堂樹里は作品を離れた現実にやっている事を知ったら、私があの頃のファンなら引いてしまいますね。
あの頃はまだ写真週刊誌も無く、有名人は秘密のベールに包まれていた訳で、そんなところも時代に沿ってはいますね。

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