




![]() |
5 | ![]() ![]() |
37件 |
![]() |
4 | ![]() ![]() |
3件 |
![]() |
3 | ![]() |
0件 |
![]() |
2 | ![]() |
0件 |
![]() |
1 | ![]() ![]() |
14件 |
合計 | 54件 |
読み | だいちのこ | |
放送局 | NHK BSP | |
クール | 2021年7月期 | |
期間 | 2021-07-19 ~ 2021-08-23 | |
時間帯 | 月曜日 09:00 |
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
1966年〜1976年まで続き、1977年に終結した文化大革命。
革命とは名ばかりで、その実は、失権した毛沢東が復権を図るための政治闘争で、自分にとって不都合な知識階級等を次々に処刑していった、クレイジーな策略だった。毛沢東の第4夫人の江青も、自分の嫉妬心から、妬みの対象者達を次々と酷い目に合わせた事から、毛沢東の死後に処刑され、挙句に自殺を図った。
日本には当初、文革の実態など分かるはずもなかったが、徐々にベールが剥がされていった。
中国では文革終結宣言後も、文革に触れることはタブーだとされてきたのに、それを80年代に、大地の子の執筆のため長年かけて文革についても取材・調査し、小説に取り入れた。
当時の主席からも小説化の許可を取り付けたというから、並みの人間にできることではない。
今なお、何度もドラマ化され続ける骨太な山崎豊子作品。その中の頂点のような作品が大地の子かもしれない。
本放送時はVHSでテープ録画しか出来なかったが、今は大容量録画も超簡単な時代。時代は流れたなぁ。
文化大革命に関しては中国映画を見るとよくわかります。
時の権力に乗っかるとその時はいいけれど、その後とんでもない目に合うことも映画から教わりました。
大地の子は名作。
BSだけの放送じゃもったいないです。
ぜひ地上波でも再放送を。
大地の子の再放送は本当に嬉しいです。
原作も読みましたが、ドラマも素晴らしい。上川隆也さんの出世作でしたよね。日中戦争や太平洋戦争を、中国残留孤児という切り口から描き、中国の文化大革命も絡めていました。
自分がまだ小学生だった頃、新聞によく残留孤児の家族探しの訪日団の記事があり、それぞれの孤児の写真や記憶によるプロフィールが掲載されていましたが、その背景にこんな歴史があった事を後になって知り、衝撃を受けたものでした。
山崎豊子チームの取材力に感服。日本の文化遺産的なドラマだと思います。
再放送が嬉しくて、全話録画した。永久保存版だ。
本放送当時、上川隆也が世に知られている俳優ではなかったのが良かった。他の役とオーバーラップすることなく、陸一心としてしか見えなかった。
NHKドラマの中でも最高に意義のある作品。
辛い内容で少しずつしか見られないけれど、見ていくうちにいろんなことを思い出した。
残留孤児の方の帰国支援が始まったころは新聞にたくさんの孤児の方の顔写真と出身地が載っていて、NHKの朝の時間に生出演で孤児の方がひな壇に並んでインタビュー受ける番組があった。
年齢的に親世代なので、自分の親たちも「一歩違えば私たちもこういう目にあっていたんだ」と繰り返し言って熱心に見ていた。
その後この世代の方の出生地が中国という方がかなりいることに気づいたし
(加藤登紀子さんや佐野洋子さんなど)、エッセイや体験記インタビューで戦後の引き上げの際の苦労を読んだりもした。
ヒットしたドラマ「やすらぎの刻道」でも満州開拓団の話が出てきてまだまだ知らないことがいっぱいあるのだと思い知らされた。
いつの時代も世の中が混乱すると後回しにされる人がいるのだとコロナの今考えながら見ている。
本放送のあった1990年代中頃には、戦前戦中世代がまだ多く元気でおられた。戦時中に10代だった両親(私の)も、その頃は60代後半。
本放送放映時に、海外赴任で海外にいた私に父が「大地の子」の放送をVHSテープに録画して、送ってくれた。
本放送当時30代半ばだった私は、高度成長時代に生まれたが、大地の子の小説も読み、子供の頃は中国残留孤児の訪日団の孤児写真プロフィール記事を新聞でよく目にした。
それから25年程経った。本放送当時は背景説明などなくても、視聴者は時代を理解していたが、今の若い世代には到底分からない。
大地の子リメイクの際はその点を配慮するのがマストだし、制作スタッフの方々も若いから、当然そうなるだろう。
大学教員です。今の学生の中には、日本がアメリカと戦争をしたことを知らないという子が意外なほど多く居ます。信じられないことですが。そんな人たちに近現代の歴史教育への門戸を拡げてあげるために、このようなドラマの放映が大切でしょう。その時、ドラマを始める前の番組冒頭に、ごく簡単でもいいから、当時の社会背景を説明するようなコーナーを設けるのも一案かもしれません。中国戦争孤児たちが亡くなっていってる時代に、一人でも多くの人に見てほしい名作です。
作者の山崎豊子は「中国残留孤児」という呼び方が嫌いだ、と言っていた。まるで自分の意思で残ったかのように聞こえるからだと。「中国戦争孤児なのよ」と彼女が言っていたことを想い出す。大きな影響を持つマスコミは、言葉の持つ意味、怖さをしっかり把握して報道して欲しい。作品は最上クラスのドラマだ
残留孤児という言葉の響きのなんと悲しいことか。満州開拓団については、2012年にNHKで「開拓者たち」というドラマでも詳しく描かれていた。ほんとうに大変な時代だったのだと、つくづく胸の痛む思いで観た。日中関係は今も難しいが、ドラマを通して日中の歴史を知ることが両国の友好に繋がれば、と思う。大地の子は永久不滅の大作だ。
再放送、やはり観てしまいます。
それくらい素晴らしい作品だったと思います。
リメイクするくらいなら、再放送を何度も観ます。
上川隆也サンだけじゃない、その時代の役者サン達全て…代わりになんてなれない作品だと思います。
スポンサーリンク