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原作とは違う終わり方に賛否両論はあると思うけど、これはこれでﾖｶｯﾀと思う。
ﾖｶｯﾀって思うのは、役者陣の演技力の高さにある。
さすが藤原竜也、ともかく彼の芝居のキャパの広さに感動した。
市原隼人さんも三浦ｸﾝも玉森ｸﾝも、もちろん戸田ｻﾝも…
そして、ベテラン陣の芝居もﾖｶｯﾀ。
脚本が良くても、それに伴ってない芝居の作品もある。
それに比べたら、このドラマは脚本や演出に足りない部分を芝居で補えてる気がする。
ここまで惹き付けて離さなかったのは、役者ｻﾝの演技力だと思います。
最終回まできて、突然湧いて出た強盗犯って．．．
それじゃあ、今までのことは、いったい何だったの？って感じ。
大事な友達って言いながら、自分がそばアレルギーだと
言えないってのも変じゃない？って思いました。
なんか、強引にハッピーエンドに持って行った感じですが、
これって、本当にハッピーエンドなの？って思いました。
友人を線路に突き落としたり、告発文を出したりする人と、
うまく付き合っていけるのかなぁ？
私なら、怖いから絶対に無理ー！
私も深瀬と美穂子は付き合ってほしくない。
告発文まで出したり、それぞれの身辺に周到に潜り込んだり、谷原を線路に突き落としたり、
10年経っても広沢を忘れられないどころか、同級生を恨んでいた彼女。
その死の直接的な原因となった深瀬と付き合える訳ない。
最後の最後、そこが安っぽい。
「何故広沢は死んだのか、誰が殺したのか」から始まったけれど、全体を通してのテーマは、罪と向き合い受け止めて償いながらしっかりと生きていく、ということだと思いました。
深瀬が高校生たちに語ったように、自分をごまかしても何かある度に過去に犯した過ちのせいではないかと思ってしまう、いつまでも前に進めない。
一人一人が取り繕って生きてきた10年が、告発文によって崩れていき、罪を認めることで友情が生まれ環境も変わっていく過程が丁寧に描かれていて見応えがありました。
特に、皆から軽く扱われてた深瀬の人間力が開花していくのも見てて面白かったです。
だから、最終回はこれで良かったです。
出来れば、広沢がコーヒーを飲んだかどうかも誰も見てないのだから、映像で見せる必要も無かったと思います。
全員が加害者であり、広沢母も許さなくて良い、だけど皆自分のしたことを忘れずに生きていく。
出演者全員が上手で役にはまっていて、本当に良いドラマでした。
コーヒーに蜂蜜を入れるのは、広沢の実家が蜜柑農家で、
自家製の蜜柑の蜂蜜がいつも大量にあったからでは。
使いきれないほどたくさんある自家製のものは、色々な使い方をされる。
広沢は東京に来てからも、親が大量の蜂蜜を送ってくる。
その使い道に困っていたところ、コーヒーを淹れるのが上手い友人がいた。
だからコーヒーに蜂蜜を入れることを勧めた。
その友人というのは、これまで友達もいなかったようなオドオドした男で、
もともと素直ではあるし、初めてできた親友の言うことなら無条件に従った。
だから広沢と深瀬の間では、蜂蜜入りのコーヒーはあまり不思議ではない。
コーヒーに蜂蜜を入れると聞いた当時大学生の谷原や浅見は全く関心を示さず、
「俺、ブラックで」「俺はミルク」と言って深瀬にコーヒーを淹れさせていた。
最近になってコーヒーショップで「コーヒーに蜂蜜？」と驚いていた浅見は、
学生だった頃は深瀬にも広沢にもほとんど興味がなかったから、
このふたりが学生の頃からコーヒーに蜂蜜を入れていたことを覚えていない。
広沢と深瀬の間柄、ふたりの絆を象徴するものが蜂蜜であって、
それが深瀬にとって、最愛の親友を殺す凶器になってしまったという運命の残酷さ。
それがこの話の醍醐味かなと思う。
いやー、もう本当好き。このドラマ！
一人の人間は多面的で良い面も悪い面も強さも弱さも表裏一体で持っているそういう人間の複雑さがとてもよく表現されていると思う
また緊迫感と温かい場面の配分が丁度よい
それとサスペンス物として見始めたけど思いがけず4人の男子がいい所も悪い所も含めて4者4様で魅力的！
恋愛ドラマよりよっぽどトキメク。
そして、未熟で悩んで初々しい4人に相対する武田鉄也の、酸いも甘いもかみ分けたおじさんの不気味さがドラマに良い感じの黒さと深みを出してると思う。
その他の出演者も皆役にはまってて、ドラマにグイグイ引き込まれます。
あ、音楽の入りも絶妙。
文句なしに面白い。
「原作読んで後悔です」
これさ。
ドラマだけ観てる人もいるところに書かれたら楽しみが薄れてしまう人もいることを自覚してほしい。
あくまでもドラマを観ての感想を書いてるトピな訳だし…。
ドラマだけ観てますが、毎回すごく楽しく観てます。
ここのレビューも楽しみなのにくだらないネタバレ見せられてるみたいでそれだけが辛いです。
4人がかりでも動かせなかった雪に埋もれた車。それを乗り捨てて歩いてやっと宿までたどりついたのに、そのあと雪が降り続いている中、一人で車を掘り出せるはずがないのに広沢一人で迎えに行かせるなど普通に考えてありえない。いくらビールを飲んでいても免許がなくても車のところまではみんなでいって一緒に車を動ける状態にするはず。それよりまず車が雪に埋もれて迎えに行けないと伝えるのが普通だろう。このありえないことをしたというのがあやしいと思う。今後の展開でそのへんが明らかになることを期待します。
一番大事だったのはあの日の真相ではなく､あの日の真相を突き詰める中で､広沢の死のきっかけを作った4人が一つになって､一緒に罪を背負うということなのかなと思いました｡
9話のままでは、深瀬が直接手を下してしまったようで観ているこっちも死にそうな気分になってしまいましたが窃盗団がクッションになって､深瀬達が悪すぎる訳でもなく罪が軽減され過ぎた訳でもなく丁度良くなっていてほんの少しだけ救われました｡クッションには1話から存在感のあった窃盗団は丁度良かったと思いました｡伏線がすべて回収されたのもすっきりしました｡
完全なハッピーエンドでは無くても､皆がほんの少しだけ前を向き始めたというラストも素敵でした｡
ミステリーもいまひとつ。
人間ドラマとしては、浅い安っぽい。
役者は頑張ってた。
これって、Nのために見終わった時と同じ感想。
湊かなえが自分には合わないんだ。
ついつい、役者につられて見てしまった。
皆さんが言っているように？
私たった今見終わって、ガックリきた
自分の感想をホカホカ状態でかきました。
星1は最終回に対してです。
全体を通しての評価はまたおちついたら書きたいと思いますが、いい部分と酷い部分が混在したドラマだと思います。
藤原竜也の演技は良かったです。
☆１をつける人、さも他の人みんなが最終回酷いと言ってるように見せるため
「みなさんも言ってるように」とかいう言い方で書くのがいやらしい。
絶賛の人もたくさんいるし（どちらかというとそっちの方が多いと思います）
勝手に印象捜査しないでほしいですね。
私は最終回、とてもよかったです。
これだけ長い時間かけてドラマ化するならコーヒー飲んでなかったってオチが良かったな‥とも思いました。
でも、両親に話さず終わるってのはナシでしょうし、皆すっきり許されて終わりでもなく、お母さんも時間をかけて受け入れていくんだろうなあって希望もほんのり見えていい終わりだったと思います。
原作既読ですがイヤミスが好きな訳ではないので、上手い役者集めて一人一人の人間味や絆を描いたドラマ化は良かったです。
先週で終わりだと、個人的には広沢ちゃんと言えよ、が感想になってしまいます。（それは今も変わらないけど）
実際にはイジメ事件で人を殺しても受け入れるどころか開き直って生きてる人達が結構いるだろうし、この4人はきちんと受け入れて一生抱えていきていくんだろうなって思えるラストで良かったです。
深瀬にずっと鬱状態でいろ、美穂とお互い好きなのに別れるってラストもなんだかな。。。でしたから。
美穂も事情ありとはいえ、明日香から責められる場面がなかったら、すっきりしなかったです。
両親に話す時に「蕎麦アレルギー知らなかった」ってきちんと伝える場面があってもとも思うけど、それはそれで言い訳みたいになるのかな、悪意じゃなく好意だけになんとも。
途中すごく面白くてラストがアレ？ってのはもはや湊かなえさん好き嫌いになるような気もします。
何にせよ、一番楽しませて頂いたドラマでした。
キャストスタッフの皆さまありがとうございました。
最終回。見終わっての疑問点。
窃盗団の3人が10年経ってもクズのまま仲良しで、頻繁に同じメンバーで飲み歩くことに違和感。
歩き始めに広沢がコーヒー飲んだのも憶測なら、どこかで自分から落ちたことも憶測。
窃盗団が突き落としたかもしれないし、もみ合って落ちたかも。全て本当とは限らない。
広沢の死については、憶測を映像にしても意味ない。
雪に血痕は残っていた。火をつけてまで車を落として爆破させ証拠を消す意味がない。そこから自力で下山したなら、点々と血痕や足跡なり痕跡は残っているはず。
当時の捜査で見逃したのか？
窃盗団のことは、原作にはないよね？
とってつけた感が否めなくて。
ないほうがよかった。
４人が前に進むために、誰かのせいに少しでもしたかったのかもしれないけど、結局それって気休め程度なんだから。
最終回想像以上に良かった。
もうひとひねりあった方がミステリーとしては面白いと思う人もいるだろうがこれはヒューマンミステリー。ひとひねりもふた捻りもするドラマなんて腐るほどある。このドラマは1話から登場人物を丁寧に描いていて、それが最後まで変わらずとても良かった。回を増す事に魅力的になっていた。
結局深瀬の蕎麦のハチミツが原因か、という人もいるがどのような結末を望んでいたのか。一番伝えたかった、リバース(再生)というテーマに重きを置くならこれ以外の結末はないように思う。
とてもリアリティーがあって、ただのハッピーエンドでもないが、これから再生していく深瀬浅見谷原村井を応援したくなるような素晴らしい最終回だった。
このドラマに携わったスタッフさん、最高の演技をみせてくれたキャストさん、素晴らしいドラマをありがとうございました！
久しぶりにすごく引き込まれるドラマを見た。
原作は既読だが、オリジナルキャラがいるし、登場人物の重要度がかなり変えてあるので、全く予測がつかない。
雪の上の血痕が謎。
ガードレールを車ごと突き破っていれば血痕が残るのはおかしいし。
別の事件(同日に偶然起きた強盗事件？)の赤の他人の血痕でした、とか？
浅見と谷原の演技が秀逸。
特に谷原は、ああいう高校生くらいからスポーツ万能でモテて自信満々な人いるなあ、と。
明日香ちゃんだけがミスキャストだと思う。
若すぎて子供がいるのが不自然。
まだ大学生役くらいの方が似合うイメージ。
高校生役でも無理なくできるくらい。
藤原竜也と戸田恵梨香は、あのデスノートの二人とは思えない。
良い意味でどんな性格の役もできる。
毎回笑わせてくれる藤原竜也の鈍臭いシーンは、面白すぎて録画を巻き戻して何度も笑っている。
ダサく見せるにはセーターの着方にコツがあるのか。
やっぱり戸田だったかと・・・
それが悪いわけじゃないけど、まあ、ありがちかな。
夏菜はあんな小さな役で終わりなのかな。
うまいな。
二股かけてんじゃねーよ広沢・・・
なんとなく、自分的には、今日で終わったような気がする。
個人的にやはりミステリ好きなので、とても興味深く面白く観ています。
ドラマもここにきてますます謎が深まるばかりですが、それぞれのキャラクタ－がしっかり立っているので、それもまた面白く、ヒュ－マンミステリ－として楽しんでいます。
ヒュ－マンな視点では、主人公深瀬を含む若者４人の成長物語としても面白く、広沢くんの事件をきっかけに、人は良いけど臆病で保守的だった深瀬が、どこか投げやりで冷めていた浅見くんが、育った環境のせいか傲慢で高圧的だった村井くんが、感情的で調子の良い谷原くんが、人として成長し、他人を思いやり守ることのできる人間に変わっていくのが、目に見えてわかるところがすごく良いなと。
事件の謎はもはや登場人物すべてが怪しく、混乱しまくってはいるけれど、関係者すべての気持ちが少しでも晴れて、早く楽になれればいいな、と祈るような気持ちでこれからの展開を楽しみに待ちたいと思っています。
昼間の情報番組で「原作のラストの先まで描く」と言ってました。
最終回の一回前が原作のラストだって。
その番組ですっとしてる人がダサいひとを演じるとすっとしてくるという難解な解説してたけど、実際ダサい人がダサい人を演じるとドラマがダサくなるということらしい。うう難しい。確かに藤原竜也さんは今までで一番上手い。こういうのできるんだと思っちゃった。玉森くんもジャニーズオーラ消してるし、メガネしてるし途中まで気づかなかった。やればできるやん。
先週も今週も、このドラマは最後の10分ぐらいが一番面白いな。
とは言え、深瀬がビールの件できちんと話せたことと、
それで浅見が深瀬を見直して信頼し始めたのが他人事ながら嬉しかった。
村井も村井の妹もどんどん怪しく見えるように話が向かっているが、
村井が何か仕組めるほど周到な男とは思えないし、
案外、一番悪いのはあの人じゃないのかという自分勝手な妄想が生まれている。
自分の妄想が外れるのか当たるのか、楽しみだ～。
夜行観覧車は最後まで視聴しました。思わせぶりな演出に、最後まで長々と引っ張られる真相解明にちょっとイラっとした記憶がありますが、今回も似た感じになりますかね。今回も若手とベテラン俳優がいいバランスなのと、ストーリー展開と謎の真相が気になるので次回からも視聴します。（でも喫茶店夫婦のキャスティングは嫌い）武田鉄矢さんは執拗に真相を暴こうとする役が白夜行とかぶる。藤原くんは優しいけど裏がありそうな役が上手いですね。小池徹平くんは30すぎてるのに大学生役が違和感なくてすごい。戸田えりかちゃんも事件に関係あるような気がする。
こういうキャラの藤原竜也が観たかった。
サッカーボールを蹴り返すﾄｺは、ちょっとヤり過ぎ？って思ったけど、話が進んで行くにつれ、だんだんとオドオドしていて存在感のないキャラが自然に見えてきた。
泣き方一つとっても、今までのキャラの泣き方とは違う。
やっぱり、この人‥上手いんだってｺﾄを、再認識した。
原作は本当につまらなかった。よくぞここまで盛り上げた！って感じです。
降ってわいた強盗団って言うけど、最初から話の中に出てきたし、何か関係があるんじゃないかってずっと思ってたけどな・・。
だから最終回は私的には救われました。
藤原竜也はスゴイ役者ですね。
今回のドラマはそこに一番感動しました！
私は全話、面白かったです。
藤原竜也さんの深瀬は、実際いるかと思うくらい上手くて。
他のキャスト陣も素晴らしかった。
またいつか、湊かなえさん原作ドラマを待っています。
原作がつまらないからドラマもつまらなくて
当然でしょう。あんな付け足しのラスト書いて
恥ずかしくないのか。
所詮、直木賞もとれない湊かなえ、もうドラマ化しないで。
何年前か、家族狩りは見応えあった。忘れられない。このドラマはすぐ忘れる。
天童荒太と湊かなえの違いなんだよ。
同じ母親として言わせてもらえば、
アレルギーのことをもっと重大に息子に教えておく必要があった。
親元を離れるのだから、周りの人にも理解してもらうように、微量でも紛れている場合もあるので、初めて口に入れる食物には特に慎重になるように。表示を確認するように。
その事を言い出したら、ドラマにならないかもしれないけれど。
片平なぎさの母親としての怒りの演技は、最後の生温い結末の中では必要不可欠であったと思うが、やはり納得できないところもある。
10年もの間、真実を探し回っていたのなら、本当の理由を直前まで一緒にいた友人から、最後まできちんと聞くべきだったし、もっと深く母親としても考えるべきことはあったと思う。
真相は真相として受け止めるべきである。
事故直後ならできなかったかもしれないけど、もう聞けたのではないかと思えるから、なんだか広沢だけが尻切れトンボみたいで終わってしまったような感じがする。
もう死んでしまったから、全てが憶測になるから考えても仕方ないということか？
そのわりには、元同級生とか元彼女とか元友人とかの台詞、意味ありげだったなって。
広沢君もやっぱり悪いかなと思います。
死に関わることを周りに黙っているのはあり得ないし
いくら運転してくれと言われても断らなかった広沢君にも問題があったような気がします。
両方とも彼の間違った優しさだったのかなと。
なので最終回は嫌いじゃないです、深瀬君やみんなに救いがあって良かった。
ドラマを作られた方々は賛否が分かれる事を分かっていてあの結末にされたのかなと思いました。派手などんでん返しをせずに「贖罪」というテーマに重きを置き、しかも後味の悪さを少し和らげて下さった最終回はとても素敵でした。
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