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色々なドラマと色々な最終回がある中でも、久々に良い最終回を見れました。
最終的に悦子はラッシーに行くこともなく幸人とくっつくこともなく何も手に入れていませんが幸せなのはありありと見えています。
メーテルリンクの童話に「青い鳥」がありますが、このドラマの底にあるのはその青い鳥と同じテーマでした。
彼氏が出来たから幸せ、友達より収入の多い彼氏だから幸せ、結婚出来たから幸せ、友達より収入の多い旦那だから幸せ、友達の中で一番早く一戸建てを旦那が建ててくれたから幸せ...今の時代は何かを手に入れたから幸せ、若しくは他人と比べて幸せという価値観が圧倒的だと思います。
そして逆に言えばそれが手に入れられなかったり比較して惨めなら不幸せ、ということです。
そうじゃないでしょう?と、現代の価値観に真っ向から対立するのがこのドラマ。
鹿賀丈史とその友達が会うシーンでは、友達は鹿賀丈史が作家として順風満帆に見えましたが実は違うことがわかります。
逆に鹿賀丈史も友達に対しての羨みがあることを伝えます。
これだけでも入手と比較のアンチテーゼになっていますが、悦子はさらにここで夢を諦めないで下さいと言います。
夢は外から制限されるものではなく、自分の中で出来るものということです。
これこそが河野悦子であり、幸せはまず自分の中にあってそれはいつでも作り出して外に出すことが出来るということ。
これがこのドラマの核です。
最終回は鹿賀丈史と友達、幸人の作品のテーマ、悦子が何も手に入れなくても幸せ、最後のタコの台詞等々、今までの回の中の底にあるテーマを浮き彫りにする形が非常に分かりやすく展開されており一つ軸のあるドラマになりました。
特に、陽の目を見ないために当初はまるで元気が無かった校閲のスタッフが、良く良く考えると当初と一切待遇や見返りもないにも関わらず元気な姿が最後に映っていったのはこのドラマを象徴していますし非常に良いシーンでした。
蛇足ですが、このドラマを体現するために悦子は石原さとみでなければいけなかったのでしょう。
おそらく原作は石原さとみの年齢よりも若い主人公なのではないでしょうか。
一見安っぽいドラマに見えるようでバカに出来ない良い作品でした。
石原さん、台詞なの?アドリブなの?今の自分の気持ちを話してるんじゃないの?
そう思えてしまうシーンがたくさんあった。
とても芝居で台詞を話してるとは感じなくて。
すごいよ、石原さとみ。
別の番組で石原さんが話していたけど、ドラマのメークは全て自分でやってるんだって。
キャラクターに合わせ、シーンや役の場面に合わせて考えて研究してやっていたと話していました。
思い入れがあったのかもしれない。
現場のみんなともすごくよい雰囲気だったように感じた。
幸人の寝顔見て涙が溢れてしまっていた
悦子、それを受けて涙目になっていく幸人。ドラマの枠を越えているように見えた。
最終回だものね。
部長が校閲部に対して最後に話しているときの姿は、かつての武田鉄矢さんが金八で卒業時に話している風景に重なり、それを聞いている藤枝さんを始め、面々の顔が素で寂しい顔に。3年B組の生徒のようで、今にも泣き出してしまいそうに見えました。
出演者皆が愛していたドラマだったんだなと
感じて、いいドラマ見たなと思えた。
だいたい、人を不幸にする人が一人も出てこない。どころか、手助けをする人ばかり。思いやりで溢れていたドラマだったよ。
また来週もやってほしいよ。
ストーリーが素晴らしいですね。
仕事ドラマでグイグイ話に引き込まれていきます。
校閲部、編集部、作家の裏事情や人生を丁寧に描いています。悦子の出現により、次々と常識が覆っていく様子は痛快で、校閲部のみんなの悦子化がおもしろい。惚れた腫れただけの中身のないドラマはもうお腹いっぱい。ドラマはこうあるべきです。
校閲って仕事、字の間違いを直すだけだと思っていたのでこのドラマで「こんなことまで確認してるんだな」ってビックリすることある。
今回も間取りの確認や古い鎧の確認、盲目の武士⁈の剣さばきとかホントにあそこまでしてるかどうかはわからないけど、ああいった確認作業ってスゴく大変そう。
本好きな私には校閲という仕事の内容を知れただけでもこのドラマの意義があったよ。
石原さとみは賛否あるようですが、希望の部署でなくても自分のできることを全力でしようとする姿勢、言い過ぎなのを自分でも自覚していて指摘されたら素直に謝れるところなんかなかなか好きですよ。
確かにTPOはどこにいったんだ⁈という服装ですが、好きな服着てたら仕事の気分が上がるのも分かるし同僚が個性だと認めている感じも優しくて好き。
今時の草食系な翼ちゃんや菅田くんがコーエツの馬力に引っ張られて少しずつ動いてる感じもいいな〜。
菅田くん力の抜き加減というか体重のかけ方がうまい。
第三回での前回までの流れ部分をみて再発見したんだけど、転がるときの回り方、工夫してますね。きれいにコロコロといくように。俳優ならみんな気を付けるのだろうけど、リアルに回ったらごとんごとんですよ。
そうして全体にゆるーい立ち方をしてて、これが今風のイケメンなんでしょう。キラーンではなく、なんとなく目がいくという。
私がキュンとなったのは石原さとみの啖呵を見入ってるときの立ちかげん。固くないのにドア側に重心がいってます。心が引き寄せられてるのがそのシルエットで分かる。
校閲の仕事が素人にもできるちょろい仕事なのかという疑問はほとばしるにわか知識の口上で答えが出てきています。つまり、彼女は優秀だと。
もともと些細なことにもこだわる性質は1話にかかれてましたし、2話で必要な知識は短期に詰め込めてる描写もあります。
鉄パンについてはもともとのファッション知識だったと思いますが。今回同僚が見つけた初期キャラ設定とのブレは1本だけを見てては出来なかった指摘であり、彼女の力不足を示すものではなかった。
また、曲がりなりにも編集者を志して長年、多くのファッション誌を隅々まで読み込んできた読書量は活字を読む下敷きになっているでしょう。
今回は真面目一辺倒なキャラを真っ向評価し、しかもときにはファッションを楽しんでもいいんだよという流れでとても気持ち良かったです。
長年落選し続けた作家の念願の受賞に立ち会えて、長年のファンであったことに手をとって感謝されてたというファンにとって最上の瞬間にちゃんとおしゃれをできていたこと。もちろんグレースーツででも同じくらい手をとってお礼をいわれてたかもしれない、だけどこんな誉高いときにおしゃれしてて良かったあ、と見てて、素直に一緒に喜んであげられました。
見た目に楽しく内容は前向き。いい時間です。
いやーすごい面白いドラマだな。
あのセリフ量をテンポよく聴かせるのはなかなかの技量だと思うよ。
石原さとみのドラマってほとんど見たことなかったけど、勝手に抱いてたイメージ変わった。北川景子もそうだけど、自虐っぽいキャラをきちんと演じられるのは武器だと思う。
確かにウザい女設定だけど、きちんと謝ることも、感謝もできる人だから見ていて気持ちいい。仕事の描写もリアリティーはないかも知れないけど、校閲の本質はキッチリ押さえているから、ある意味リアルだと思う。重版出来とは真逆のアプローチだけど、お仕事コメディーとしてよくできている。
超絶イケメンも、「という設定」なだけで、えーっ?!という反応も想定内でしょ。何か訳ありでヤル気なしの本田翼も上手くハマってると思うけど…。なぜこんなに批判が集中するのか?です。
某映画丸パクリの画面演出はやり過ぎな感じもするけど、ドラマのテイストには合ってるし。来週も楽しみだ。
面白く思えなかったのは主演女優の演技やキャラ設定に飽きがきたから。そろそろかわいいより美しい(もちろん内面的に)を目指していく頃かと思います。
いままで見てきたドラマの中で一番面白かったし、観てる自分も楽しかったです♥
一話から最終回まで録画してるんですけどそれくらい大好きな番組です。
印象に一番残ってるのは貝塚さんとえっちゃんがめちゃ楽しんでるとこでした。
場の雰囲気も皆さん楽しそうで♥
毎週水曜日に見てた校閲ガールが観れなくなると思うとめちゃ寂しいです。
最終回なんか思わず涙しちゃいました(´;ω;`)
それくらいそれくらいほんとに大好きな番組でした♥
また日を改めてメンバーも代えず校閲ガール帰ってきてほしいです♡
面白さと楽しさと感動をたくさんありがとうございましたm(__)m
そして、皆さんお疲れさまでした♥
今日、苦手な人と仕事で、文章の直しをやらないといけなくなった場面で「校閲ですね」の一言から
あー、コウエツ!あれ面白いよねー!と盛り上がり暫しのブレイクタイム。
すっかり打ち解けることが出来ました。
ドラマの効果を実感したことが初めて。
とっても楽しかったし、嬉しい出来事でした。
先週の失速から脱け出して、悦子の振幅の大きさ、高低のテンションの激しさに一喜一憂して楽しめました。どの俳優も役柄に溶け合い馴染んでいい表情を見せてくれたのに、来週が最終回とはちょっと勿体ない気もします。
派手に振る舞う悦子にも、他人から見たらそんなことで悩まなくてもと思えるようなアキレス腱があるんだなぁと、そんな繊細なところを石原さとみが上手く演じていて感心しました。
脚本が優れていると俳優の生き生きとした演技が生まれる見本のような回でしたね。
ただただ石原さとみがウフフフーと言ったり低い声で早口で不平不満をいうドラマです。
一体何がウリなのか伝えたいのか本当「無い」
ドラマなんてーただの時間潰しじゃーん、石原さとみ可愛いいからいいじゃーん、と表すのがピッタリかな。
なんせお仕事ドラマ.....では決して無い。
コンプラ違反しかしないし未経験の仕事の筈がスイスイ一流に出来て全ての作家さんから絶大な信頼を毎度毎度頂き称賛されます(笑)
では恋愛ドラマ?かと思えば幸人の見た目大好き好き好き以外伝わらない。彼の魅力サッパリ。え?どこにここまで好きと引っ張る必要ある??と主人公が逆にバカにしか思えない。
人間ドラマ....いやいや出尽くしてるポイントをかるーく上澄みだけ入れただけ。浅すぎてもぅ(笑)
おでん屋のタネの単価と「服に金かけてて食費は削ってる」と言ってた女と家賃がなくて見知らぬ他人宅に転がりこむしかなかった男がソコで普通にご飯食べてるチグハグ感。
そして至るところでウフフフーと石原さとみが言うのだよ。
はい、最初に戻りますが
ウフフフーウフフフーただただ石原さとみがウフフフーと言ったり低い声で早口で不平不満をいうドラマです。
ね(笑)
相手役、別に菅田くんじゃなくてもいいよね
誰でも出来そうだし父子の感動的な話にもなってないし
どうみても姉弟にしか見えないし
校閲部の演技派2人がすごく良いのでそこだけ楽しんで見てる
脚本と演出の妙を感じるドラマ。
冗長で無駄なセリフや表情をばっさり排して、とても小気味のいい、かつ、心地のよいテンポでどんどん話を進めていく。
主人公の石原さとみはもちろんなのでひとまず置いといて、それ以上に、ちょっと動向が気になるのが本田翼。彼女が初めてと言っていいほど生き生きと魅力的に見えている。
もともと資質のあった子なのか、それとも、やっぱりこれも演出の力か。
石原さとみが無頼・力技のはっちゃけたヒロインなら、良識・知性的で芯のしっかりした、影のヒロインとまではいかないが同じ女性としてヒロインとほぼ対置された存在になっている。面白い構成だ。
いろいろな場所に、これからどうなるのかというお楽しみが埋まっていて、掘り起こすのが楽しい。
悦子、すっかり校閲にはまってる。校閲という仕事を大切に思っているというのが伝わってきた。
表面上のストーリーはワンパターンなんだけどね。(今回の協力者がどんどん現れて朝までにって話、前にもあったよね?)
やっぱり、石原さんの演技に惹き付けられます。見ていて、彼女自身がその場でなりきって心を動かしていると感じる。
最後に作家さん(この方の名前知らないけど、すごくいい演技だったなぁと感じました)が泣いているとき、その演技にご呼応する形で石原さんが涙してましたが、計算の演技の涙とは思えなかった。またそれが私にも伝わってきて、胸がジーンとしました。
森尾と幸人の恋愛はいらないです。三角関係いれなくていいよ。
全然地味じゃないコーエツちゃんよりも本田翼の役の方が同じ女として親近感が持てる。
ダイエットして学生モデルのバイトをしながらファッションに興味が無くてもバカにされないように最新の流行を取り入れ
ある程度の個性や才能がないと有名になれない世界に必死でしがみ付いてガリ勉の頭と人脈を活かしてファッション誌の編集に就職するも
本当にファッションが好きな訳ではないので面白くない人生を送っている。
対してヒロインは慣れない仕事を覚えたり先輩に遠慮して言いたい言葉を飲み込んで切磋琢磨な姿勢もなく。
普通の新入社員として有るべき姿勢をすっ飛ばしてのやりたい放題は
コミック原作かと勘違いする程デフォルメされていて好きになれない。
何にでも真剣で一筋の悪気の無いキャラとしても遣り過ぎ
脚本の原作からの編集が下手なのかも知れないが
いつも静かな校閲部の部屋で悦子が自分の理に叶わない部分を発見。
一人で騒いで部屋を飛び出して行く とパターンは変わらないが
肝心の校閲のフィルターを通した見方で各エピが見事なまでに
最後は収束して校閲の仕事の重要さに視聴者が納得すると言う
ワンパターンなりの落とし所が毎回酷く浅い。
結果 、校閲の何が地味なのか何処がスゴイのかもどちらも伝わらない。
今回の悦子、すれてたなぁー(笑)
まぁ、今までよりギャグ要素を多く持ってきてたとは感じたね。曜日は違えど、ガッキーのラブコメ始まったから、こちらが地味に見えないように対策をしたんだろうと推察。
石原さん、よく見ていれば細かい演技かなり良いですよ。表面上はギャンギャンうるさく見えるかもしれないけど。菅田さんとの「ふるふる」のとこなんて可愛かったし、やはり隅々まで演技固められるのはキャリアと演技力あってこそ。最後の卓球の時の表情の変化もすごく悦子の気持ちがこちらに入ってきました。
石原さんの評価の低さに何で?って信じられない。
それより本田つばさでしょ。アップになった時に目が泳いでいて台詞も棒読み。台詞が無いところの手持ち無沙汰感。ぎこちない動き。受付のセシル役の方がやった方がいいくらい。
彼女は好きだったんだけどな。こんなに下手だとは、ショムニの時は気づかなかったよ。
悦子、立派に校閲部になってるし、馴染んでる。藤枝さん、好きだわ。
今回は人生のご褒美って思えて素敵な話でした。
青木さん、細かいとこのアドリブもめちゃ、面白いよ!
やっぱりね、ドラマの中のヒロインには言いたいことズバッと言って元気でいてほしいわけよ。
現実の世界ではそんなわけにいかないから、見ていて気持ちがいい。
やっちゃえ、言ってやれあのタコに。
それでも仲良くなっていく。
それがまた、気持ちが温かくなる。重版とはまた違うほんわかさがあってこれはこれで好きだわ。
この初回で元気もらいました。
癒されたわ。
なぜ悦子を校閲に引っ張ったか、というエピもちゃんと盛り込まれていたのには感心。あれ、何気によかった。
校閲の先輩女史の間のいい一言にクスッときた。
恋愛いらないから、校閲のメンバーにもっと光を当てたエピにしてほしいな。
録画で2回見ました。また見たいと思ったからです。
面白かったー。
最初の面接の場面から悦子のキャラにはまり、好きだわーと思った。
石原さとみさん、座長で引っ張ってますね。
彼女が言うと下品に感じない丁度良い口の悪さ。
あれだけ早口でも台詞がキチンと聞き取れる。プロだわ。
周りを取り巻くおでんやの面々も関係性が不思議だけど、気にならないわ。
石原さとみさん、何着ても似合っていて可愛い。けど、大降りのアクセがバブリーで、オンタイムなの?
本田翼さん、こんなに下手なの?これから足を引っ張らないでほしいな。
菅野さん、本田さんエピ要らなそうでこれからご怖いな。ドラマを潰さないでほしい。
ドラマはとっくに限界きてるけど、さらにキャストで断末魔感じる
石原さとみ毒にも薬にもならない女優ってイメージになった
見え方も役も大した変りがない。
トップはやらない仕事を順番でまわしてやってますなんだもん
つまらないよこんなのばっかりじゃ。菅田くんも上手い若手なん
だろうけどこんな仕事のやり方してたら飽きられて終わってしまうよ。
一切CMでないで人気じゃなくプロ俳優として監督から引っ張りだこの俳優は実力とその人しか出せない魅力がある。そういう俳優が最強なんだよ・・・・
まだ、若手では佐藤健らより上手いから使い道は広い俳優だから
期待してる汚れ役もできる数少ない若手だと思う。
作品選ぼうよ、ラブソングやこれダメだよ。たとえ、高視聴率とっても守りに入って演技成長せず落ちた織田や菜々子みたいな俳優もいるんだから。
石原はのびしろがないっていうか、石原だけでなく深田綾瀬あおい竹内長澤らって何年やってんのってぐらい成長が感じられない女優たち。
もう映画は主演で名匠どころか駄作にさえ呼んでもらえない女優イメージ。
きついですが、このままだとゴリ押しだとか言われてもしょうがないよ。いつまでもこんな感じじゃ残念です。
綾瀬上戸あおいらはもうCMタレントでしかたないけど石原は
まだ化ける要素あると思うので、期待してたから尚更残念。
他愛のない、適当お仕事ドラマに、適当なラブ要素を突っ込んだだけの評価する必要もないドラマかと思ったけど、なんか段々、腹立たしく思えてききました。
ドラマはまず、リアルを裏切ることによってドラマチックを生み出すものだけど、その後のリアリティは保たれていないと、ご都合主義の薄っぺらいものになってしまうと思います。勿論、スラップスティックや非条理劇などはこの限りではないドラマもあるとは思いますが、このドラマはそのどちらでもなさそうだし。
このドラマでは、なんの経験もない女性をいきなり校閲部に入れることはリアルを裏切る範囲で許容できますが、問題はそれから後です。
ファッション誌ばかり読んでいて、他の本をまともに読んでいない人が、いきなり校閲の仕事をあてがわれて、さしたる苦労もなく、ベテラン校閲者と同等の仕事ができることで白けてしまいます。
リアリティを保つのならば、最初は簡単な本から、それから少しづつレベルを上げていって、その中でも失敗を重ねて、奮闘しながら1、2年たってようやく使い物になるものじゃないかと思います。そんな悦子の奮闘を描くことにこそ、「地味でもすごい」が描けるものだと思います。
最後の岸谷五郎の演説に、ドン引きました。
「今まで、日陰者で、下を向いていた校閲が、河野悦子によって、云々・・・」
この出版社の校閲部って、そんな無能集団だったの?編集には編集の、校閲には校閲の役割とスキルがあり、それぞれがプライドを持って仕事をしているものだと思うけど。それは、出版社に限らず。
私は、このドラマの作り手は、無意識にか校閲の仕事を、見下しているものとしか思えません。まあ、日テレらしく、ちょっと目新しいものを、中身を吟味せずに適当に料理しただけで何も考えていないのだろうけれど。
石原さとみの、声色芸、早口芸の見せびらかしが嫌でした。シーンの移り変わりでのファッションショーは論外!ドラマを舐めるなと言いたい!
菅田将暉を旬な役者だからと、似合わない、大して意味もない役に引っぱって来ているのも嫌でした。まあ、あいかわらずの日テレらしい、役者を大事にしないキャスティングだと思いますが。
なんか、青木崇高の評判がやたらと良いけれど、私はステレオタイプな突っ込み役を小器用に演じているだけにしか感じませんでした。
青木崇高と言えば、NHKの「ちかえもん」(観てないけれど)が評判だったそうですが、それこそ近松門左衛門の「虚実皮膜論」、「虚(うそ)にして虚にあらず、実にして実にあらず、この間に慰(なぐさみ)が有るもの也」が有名ですが、このドラマは、虚にして虚のみで固めたドラマだったと思います。
夢に向かって努力することと、今やるべき目の前の仕事に夢中になることの大切さを教えられた最終回は、どんな人にも当てはまる現実的な人生の応援歌でした。自分の夢は叶わないと諦め、他人の才能と運に羨望したり嫉妬したりする時間があったら、どんな地味な仕事であろうと今出来ることを頑張る。それも夢の途中と言えるのではと、人に優しいメッセージを私は受け取りました。
脚本の出来は、はっきり言ってばらつきがあって毎回絶賛では無かったですが、このドラマは大好きです。その時間を無駄にしない行動力と自分に正直な性格の主人公河野悦子のキャラクターを全身で表現した石原さとみの色んな表情が可愛く楽しく、初めて彼女の演技に魅せられました。彼女の当たり役、はまり役だったと思います。
菅田将暉は特に後半に演技力を見せてくれたと思います。悦子とは対照的に掴み所のない個性が薄い役柄は演技としては難しい。熱演とは対極にある自然体で今どきの若者を演じきったと思います。実力から見ればもっとはっきりした難役を望みますが、今回の河野悦子とのバランスからは不満はありません。
でもこのドラマの一番の見所は、悦子と貝塚八郎のテンポ良い掛け合いの面白さでした。遅蒔きながら、青木崇高の良い味の演技に感心しました。これから見逃さない様にしたいと思います。
医療もの刑事ものサスペンスものに飽き飽きしていた自分には、この校閲の仕事は興味深く、本当に最後まで楽しく観れました。本当に楽しいドラマでした。
チャラチャラした女の子描くより、悦子の方がとてもよく似合っていた石原さん。
進撃の巨人の時もハンジだけは評判よかったですよね。
石原さんなら、いくらでもおとなしくて可愛い女性を演じられるのに、ここまでやって
振り切った演技がとても面白いです。
パッとしない最終回だった。。
告白断らなくても。。
仕事は仕事だと思うけど。。
悦子のぎゃあぎゃあ煩いのも
なんかいまいち慣れなかったし。。
石原さとみは可愛かったけど、それだけ。
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