このページは2015年4月期放送の「植物男子ベランダーseason2」のレビューページです。
2016年放送の「植物男子ベランダー SEASON3」の感想は次のページへ書き込んでください。
 3.77
5 130件
4 10件
3 7件
2 10件
1 50件
合計 207
読み しょくぶつだんしべらんだーしーずん2
放送局 BSプレミアム
クール 2015年4月期
期間 2015-04-16 ~ 2015-09-24
時間帯 木曜日 23:15
出演
昨年放送されたドラマの続編。
いいね!の投票数順に 30 件(最大30件)のレビューを表示しています。
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
いいね!投票数 4 票
名前無し

とにかく通ぶってるドラマだ。映画を意識したかのようなカメラワークとカットごとにタランティーのに憧れてるのかやたら外国の曲をぶっこんで来たり、「これはまるで○○だ!」みたいな映画に出てくる演者の名前を比喩に用いたり・・・。
監督の「俺、センスあるでしょ?」みたいなドヤ顔が目に浮かぶ。

確かに音楽もカメラワークも悪くはない。問題は脚本だ。
この間の植物刑事の話。なにこのつまらなさ?
事件もの仕立てにしてもあまりにお粗末な話しだしいちいち刑事(吹越満)がピストル取り出したり、いきなり田口トモロヲを疑って署に連行しようとしたり・・・なんだそりゃああ!?
現実にそんな刑事いたら大問題だわ!!ギャグだとしたらクッソつまらない。あとなんていうんだろう?いちいち大げさな演技がイライラする。花屋に行って綺麗な店員出てきたら田口トモロヲが「うわああ!○○さんっ!!!」ってお前は不審者か。毎回おんなじ。あの花屋のシーンいる?あとその美人店員さんってアメリカかどっかに留学すんでしょ?小さいころ引きこもりで?あんな可愛くて引きこもるってありえないでしょ?あと留学する設定必要?あの回の切ない感じがもう全然ないじゃん。いつもどおりの日常が訪れてんジャン。はあ?って感じです。
あとイライラ演出として女子高生の2人組み。毎回田口トモロヲを見つけると「あー変態のおっさんだ!」みたいなこと言ってトモロヲが「だーかーらー!僕は変態じゃありません!」「えー、だって今パンツ見てたじゃん」「見てません!」「うわーやらしい!この変態!」って女子高生が去るってお決まりの場面。なにこの女子高生?ただ田口トモロヲをからかってるだけだよね?毎回田口トモロヲと邂逅するのもなに?わざとでしょ?出会ったんじゃなくてわざわざ会いに行って「変態!変態!」ってオジサンをからかいたいだけじゃん。だとしたら女子高生よ、お前たちのほうがよーっぽど精神的に変態だろがい!!

とにかく脚本が杜撰だから楽しめない。私の友人は「いやーカメラワークとか音楽がすばらしいよね」とか言ってたけど・・・うーん。。。

    いいね!(4)
いいね!投票数 3 票
名前無し

前シーズンはそこそこ面白かったのだけど、第2シーズンは
徹底的につまらなくなった。評判が良かった第1シーズンだ
けでやめておけば良かった、残念ドラマになった。

    いいね!(3)
いいね!投票数 2 票
名前無し

一々分析する人は野暮だと言われてしまいましたが、その発言こそ野暮ではないでしょうか?つまり以前私が書いたように完全なる内輪受けドラマなのですよ。監督の趣味にだけ共感できる、所謂通ぶった人がアンチ発言を見ると野暮だの心にゆとりがないだのと揶揄するこの構図こそ、このドラマのシンボリックな側面と言えるだろう。映画でもドラマでも面白さには理由がある。そしてそれは分析によって解明できるものだと私は考えている。しかしこのドラマに関してはそれがない。パターン化されたストーリーが段々とお粗末になっている。田口トモロヲの誇張した演技は見ていて寒いし、シーズン2では1にあったようなセンチメンタルな部分の演出がほとんどない。せっかく太賀出すならシーズン2での彼の使い方はスポイルというか勿体無い。
この監督のtwitter見たけどやたら役者を呼び捨てにしているというかなんか上から目線なツイートが散見された。
要するにセンスぶった映像監督なのだ。かなりの映画マニアで音楽の挿入やカメラワークは確かに民放にはない上質さであることは認めるがシナリオがぞんざいに扱いすぎだ。あと役者につける演技の演出が画一的すぎて「あー、田口がまた美人店員にオロオロしてやがるわー」と妙に冷めてしまうのである。松尾スズキもそうだった。シーズン1での「盆栽はいいお~」は笑えたけどシーズン2になって彼で笑うことはなくなった。人気があるからってスピンオフとか作っちゃう時点でもう面白くないんだよね。脇役だから面白いのに脇役をフィーチャーしちゃったら本末転倒というか本来の持ち味を損なってしまうのが何で分からないんだろう?松尾スズキのスマホを操作する手がやたら過剰なのもシーズン2からだ。うーん・・・そういった身体的なパフォーマンスで笑わせようとするのは私は嫌いだ。いわゆる「べろべろばあ!」と同じで幼稚な笑わせるテクニックを使ってはだめだ。シーズン2はとにかく「べろべろばあ!」演出が多く、人間関係のズレだったり、機知に富んだセリフの応酬だとかそういったもので笑いを生み出すことこそがコメディにおいては重要なのに今回はそういった笑いというそのものがまず理解できていないためにダダスベリなのだ。
ちゃんと脚本を書いてください!監督さん!

    いいね!(2)
名前無し

あら、これは普通のドラマじゃないですよ。勘違いされてる人がいるようだけど、これは、「趣味の園芸」のチョイワル、というほどかっこよくないか、「趣味の園芸」をちょいとかじったユルダサおやじの、ドラマとも言えないスピンオフ版です。
と思って、私は見ています。植物好きが、花と緑に癒されて、ときには勉強にもなり、そのついでに、花の傍にいるゆる~いおじさんのつらつらストーリーをにやにやしながら、ぼーっと眺めるのです。
すると、日常たまったガスが抜けて、ほっと一息。
何考えてるんだかわからない植物的な(笑)、でも、実は芝居巧者の田口トモロヲさんは、これにぴったり。ここにガッツリ気の入った男優なんかに入ってこられて、バリバリのドラマを展開された日にゃ、寝つきが悪くなること必定。
サラリーマンNEOといい、LIFEといい、こちらをはぐらかすような力の抜き方をして、ギギと頭が少しねじれるような感覚を味わわせてくれるのは、民放にないNHKの一つのお家芸ですが、「ベランダー」も、ちょっとその系譜にあって、楽しませてもらってます。

    いいね!(2)
いいね!投票数 1 票
名前無し

わーーーい ♥ ♥朗報をありがとうございます!
「俺のウインタースペシャル」
12月27日(日)〜30日(水)
BSプレミアム 午後10:30〜10:59
まだ先だけど絶対みます!嬉しいなぁーーー♪
ベランダーの植物たちは休眠期だと思うけど、どんな展開になるんでしょうね。

    いいね!(1)
名前無し

今日からベランダー無いのかと思うと溜息でます(TT)。。。
早く、パイロット版の再放送してくれないかな。

ベランダー応援隊は、これからも人に優しい感想に心がけましょうね^^

 

    いいね!(1)
ベランダー評論家

はいオワター!総論、シーズン3はやらないでね。★0で締結致します。じゃ!

    いいね!(1)
名前無し

最初観た時はちょっと物足りない気がしたけど、2度、3度観るとやっぱイイ!最終回に限らずこう思う時が多かったです。
このドラマには不思議な魅力ある。視聴の回を重ねる毎に自分の中で新たな発見があり、あっさりしてると思ってたシーンも、観直すとなるほど~そんな意味があったのかと自ずと消化出来たり。
見た目はコントのような軽さがある中で毎回何かを学ばせてくれた番組でした。エンディングが流れる中での最後のシーンはいつもジーンと胸を打ちました。この番組に出会えて良かった。
パイロット版の再放送、そしていつかまた続編を作って下さい。待ってます!ありがとうございました。

    いいね!(1)
名前無し

確かにラストは「えっ?これで終わりっ?」って感じで終わっていきましたけど、
旅先で出会った花屋の女性(多部ちゃん)とのシャボンの木を巡るやりとりが良かったし、
温泉では思いがけず茂木先輩と遭遇して大慌て!(爆笑)
楓さんは留学が決まったのですね。その辺ハッキリしてくれて良かったです。シーズン1の如く、最後に楓さんとのサプライズがあるのかな?と期待したけど、やっぱ現実はそうですよね^^;
楓さんの夢が叶うチャンスだし、ここで中年バツ一のベランダーが告ったりしても、彼女の足を引っ張るだけだと、思慮深いベランダーなら思ったかも知れない。彼女の今後を応援しつつ、ベランダー自身も植物を通じて知り合えた多くの人達、そして旅先での思い出を胸に、これから進むべき道を模索している事でしょう。
最終回に田中教授も出して欲しかったですが、それはまたいつかのシーズン3で・・と淡い期待を寄せて。
シーズン1からずっと見続け、元気を沢山貰った番組でした。終わってしまって本当に寂しいです。
念願の大橋トリオさんの<ベランダーベスト集>を作りながら、暫くは陥るであろうベランダーロス状態を切り抜けたいと思います。
最後に「植物男子ベランダ―」の制作に携わった全ての方に“お疲れ様でした”と言いたいです。
そしてまたいつか続編作って下さい。有難うございました!

    いいね!(1)
名前無し

私も毎回楽しみにこの番組を観ています。「桔梗の唄」も群馬の長閑な景色を満喫しながら十分楽しませて頂きました。
何がいいかって、頭をからっぽにして何ーーも考えず、ボーーっと観られるのが良いのです。
時にはリピートしながら日頃のストレスから解放される至福の時を過ごしています。この番組の制作に携わる全ての方に感謝したいです!
賛否あるドラマの合間に挟む各コーナーも、私は楽しんで観ています。あのコーナーも含めてのこの番組の特徴なんだし、NHKらしい豆知識を織り交ぜながら、全て植物に関連付けてあるのが面白いです。
ただドラマだけを観たいのなら、普通のドラマを観ればいいのでは?と思ってしまうのですが、これは私の考えです。
もう明日で最終回を迎えてしまうのかと思うと寂しい限りです。私もシーズン3への続投を希望します。

    いいね!(1)
名前無し

映像美よろしいですな。シーズン3見たいな。評論家さん…3は言語道断と言いつつも、3が出来たらまたここで批評らしきことを書くのでしょう。評論家さん言葉が汚い。

    いいね!(1)

2015-09-18 23:00:58の評論家さんに☆5
ツボりました

書きたい事は山程ありますが、ちょっと主婦業が忙しいので又今度。

    いいね!(1)
名前無し

桔梗の唄、3回観ました(笑)
こんな素敵なドラマ、他にはないですね。毎回植物の緑で疲れた心も癒されます。
今回は地方ロケでいつもにも増して映像が綺麗でした。
ストーリーも、いつものゆるい感じあり、少しクスッとするところもあり、しんみりするところもありで、大満足の回となりました。
確かに、柄本佑さんの演じる画家さんは、どちらかというと素のままの柄本佑さんという感じでしたね。声が弟さんにそっくりで、声だけ聞いてると『本屋食堂』を思い出しました(笑)
最初の眼光の鋭さはお父さん譲りかな?
このドラマは色々な役者さんの個性が光って、それも面白みの一つです。そういう意味でもこれからも、ずっと見続けたいドラマです。

    いいね!(1)

スタッフさんがここを観て下さることと信じて再度感想を述べます。
正にこれはベランダーへの愛だと受け止めて頂きたいです。
世界的な植物画家を柄本佑さんが演じるというだけで凄い期待をしていたのですが、結果は画家にすら見えなかったという件。
世界的な植物画家の部屋に何故か置かれたデッサン用の石膏(顔の)。これ基礎の基礎のもの。しかも植物画家なのに。
世界的な○○な方ってどこか普通じゃない’何か’を感じるものです。そういう点ではシーズン1の忍成修吾さん演じるEIJIの方が良かったです。まして今回の目的は【笑い】ではなくて彼の生き様を見せる事。私ならこうします↓
『これが世界の○○の家?』と思わせるような古びた小さなものだった。呼んでも返事はなく、部屋の中は空っぽ。テーブルの上には飲みかけの珈琲と食べかけのトースト。ふと窓の外を見ると裏庭があり、花園が広がっていた。それは一見、無造作に植えられているようでもあり、計算されているかのようでもある美しい花園。人丈程に伸びたその中にイーゼルに向かう彼が居た。何かを一心不乱に描いている。俺はそっと近づいた。そこには凛とした桔梗の花が一輪咲いていた。
画家の役は品川徹さんくらい頑固な感じの方か、佐藤二朗さんくらいクレージー感をだせる方かな?

    いいね!(1)

↑JKさん達の考察、とても面白かったです!
自分の感想の続き。
私は峯田さんの、独特の演技が良かったです。もともとが俳優スタートの方じゃないからか、独特の話方や間に彼にしか出来ないものを感じて引き込まれました。お目目がパチパチクリクリ動いて、犬っぽくて、かわいい!!こんな顔の犬、いるよねーと調べたら『キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル』という長い名前の犬だった。トモロヲさんとの掛け合いシーンは犬が喋る映画みたいで、かわいかった~!トモロヲさんはピーグル犬ってとこかな。犬顔バンザイ!
で、皆さん絶賛の画家のシーン。はっきりいって画家に見えないし、画家になりきってない!かつてはその道を夢見た自分にとっては、モヤモヤが残った。大切なシーンなのだから、もっと細かいところに気を配って欲しかった。
先ず、着てる服が綺麗すぎる。取材嫌いの設定なのに、わざわざ新品に着替えたの?絵を一心不乱に描いた事のある人なら解ると思うけど、汚れるし汚れるの嫌だったらエプロンとかスモックとか着る。それに部屋が綺麗すぎる。絵に集中してる時は部屋が散らかる。机の上のペン立ての筆が、新品?なのにパレットの上の筆絵具はそのまま・・今、色鉛筆画描いてるのに、描いてる間に筆もパレットもカパカパになって使えなくなるよ。変がいっぱいだった。そういうのが気になって折角のいいセリフが素直に入らなかった。超残念なシーンでした。
それから桔梗は秋、なのに梅雨の紫陽花、部屋は夏の扇風機。俳句の辛口先生が激怒するパターン。
まー映像が綺麗すぎたから帳消しということで。

    いいね!(1)

今回、私の一番のお気に入りポイントは、列車の窓から外を眺めるベランダーさんの横顔、田舎の風景を走りぬける列車、煮干しさんと佇む鄙びた駅のホームの景色です。まるで中井精也さんのゆる鉄写真の中に入り込んだみたいに素敵な映像でした。
特にホームの紫陽花と赤ちょうちんのコントラストの綺麗な事と言ったら!!溜息ものでした。ストーリーも何もいらない、この世界に時間も忘れて浸っていたいと思うほど美しかった。ここだけは☆5で。

で、何故に☆4にしちゃったかと言うと・・・馴染みの花屋のシーン。デジャブかと思いましたよ。以前、ここの書き込みで私が想像した立花君と女子の会話にソックリで思わず画面に向かって『髭と眼鏡!』と叫んでしまいました。こんな素人の主婦と同じ発想だったのがちょっと残念な気がしました。まだ書きたい事あるけど家事を済ませてから続きをかきます。

    いいね!(1)
名前無し

柄本佑とのやりとりは良かったけど、それ以外のエピがくだらな過ぎて、プラスマイナスゼロな感じ。
スベトラナKさんは歌手だったのか?

    いいね!(1)
ベランダー評論家

明日で夏休みが終わる〜!!!と悲壮な気持ちになりつつ、第10話スカーフェイスを見てみた。まず見終わって思った。「スカーフェイスの要素なくね?」、と。どういう事だ?タイトルがスカーフェイスだと言うのに徹頭徹尾、きちんと2回見てもどこにも、スカーフェイスの「ス」の字もないやんけー(怒)。なんだ!?私は裏切られた。二重の意味で裏切られた。前回があまりにも素晴らしく、辛辣評論家の私でさえも素直に賞賛せざるを得ないと感じた。ベランダーというドラマに初めて、シーズン2で初めて私はこの作品を見直したのである。しかし、早くも出鼻を挫かれてしまった。まず先に述べたスカーフェイス、という詐欺的タイトル。更にはまた質の低いコメディ要素を入れてきた中途半端なクオリティ作品に成り下がってしまった、という2つの点で私の期待は蹂躙されたのだ。まず、スカーフェイスというタイトルにも関わらず、繰り広げられているのは浅はかなマトリックスのイミテーション。パロディ、オマージュすらなってない。ただの真似事レベルだ。ここで誰かがマトリックスのパロディだと言っていたが笑わせるなと憤慨する。パロディという言葉の意味を調べてからものを言うべきである。パロディとは元の作品を模し、内容を変えて、より諧謔性を増し、あるいは風刺的に描き、「面白く」したものを言う。今回のマトリックスは全く笑えないし、パロディと呼ぶに値しない。チープな映像効果をしているだけのただの真似事、イミテーションレベルだ。更に、スカーフェイスというタイトル。なに??スカーフェイスはなんだったの?
大のスカーフェイスファンとしては田口トモロヲがあの名シーン。ラスト、アルパチーノが銃をぶっ放すあの場面をパロディ的に演じるのか。あるいは中村倫也が演じるのか、と期待していただけに肩透かしも甚だしい限りである。シーズン1の丹下の回と類似した内容になることは予想していただけにまた妙な決闘シーンがあるのだろう、と。きっとそこでタイトルのスカーフェイスが活かされるのだろう、と。ワクワクしていただけにガッカリである。全くタイトルをスカーフェイスにした意図を汲み取れない。誰か説明してくださいよ。いくら見ても分かんないよ!!誰か私の代わりに分析してください、お願いします。

そして今回は以上の詐欺問題、裏切り問題を除いたとしても非常につまらない回だった。というより今シーズンワーストのクオリティだった。
1つにはゲストの中村倫也が如何せん、童顔なのとやたら声が高い、というハンデがあったことに、今作がつまらなくなった起因があるように思われる。後は演出の問題。例えば中村倫也が植物BARにやって来て、最初にきよしのズンドコ節を歌う場面。まあ、ズンドコ節の時点でかなり寒いのだが極め付けは途中でフッと音楽が消えてシラケてる空気を出す、というお笑いによくある肩透かし演出。中村倫也が歌う→周りがノラない→ズンドコ節の音楽がプッツリ消える→沈黙→中村倫也が怒り出す。この音楽がプッツリ消えた後の沈黙演出。これはかなり難しいお笑いテクニックだ。下手したらその沈黙が気まずくなってしまうクライシスを含んでいるからだ。要はテンポを一旦、ブツ切りにすることによるズレの諧謔性を演出したかったのだろうがズンドコ節を熱唱する場面がまあ面白くない故に、ズンドコ節の音楽がブツ切り、しばしの沈黙、「手拍子しろや!」と中村倫也と周りの人の温度の違い、ズレを笑いに転化しようとしたところでそのズレが上手く笑いに直結しないのである。他にも中村倫也が丹下の部下を殴る→なぜか一瞬BGMが消える→もう殴らないのかな?と思わせといて(沈黙タイム)、再び殴る蹴る・・・。みたいな、いちいちテンポをブツ切りにした演出があざとく感じられてしまい面白味がなかった、と言うより月並みなお笑い演出に呆れた。田口トモロヲの「よし、俺がやっつけるからお前達は下がってろ」と丹下の部下に言うと、馬鹿正直に真に受けた部下達が「どうぞどうぞ」、とダチョウ倶楽部みたいなやり取りをしたりする辺りもアナクロニズムというか、端的に言えば古臭くて噴飯ものだった。
間にインサートされる松尾スズキのラジオコーナーのほうが今回は笑えた。ラッパーは不評だったのか、ありませんでしたね。良かった良かった。

中村倫也という役者は実は最近知ったものでよく福田雄一作品に出てる。前にテレ東で「アオイホノオ」というドラマに大学生役で出演しており、情緒不安定な学生をコメディチックに演じておりなかなか面白い人だとは感じていた。
今回はその彼が出るということで大いに期待したのだが、今回の役柄にはそぐわなかったと言えよう。マトリックスのイミテーションシーンで彼はかなり声が高い持ち主のせいか、叫ぶとキンキン声になり、ぶっちゃけ何と言ってるのか聞き取れなかった。それに、なんか良い意味で緊張感がなくなるというか、真剣さが上手く演じられていなかったように思う。あのシーンはマトリックスのパロディ、イミテーションをするならとことん、馬鹿馬鹿しすぎるほど大真面目にコンフリクトを展開しなければ中途半端になってしまう。その、この程度で良いだろ、という安易な考えが今回の演出家の悪癖なのだろう。最後のクレジットでいつも脚本と演出を兼ねている望月氏ではない別の人が演出をしていたのも今回の失敗の要因の1つであろう。シーズン1の村上淳の時のほうが西部劇のパロディとしては秀逸であったし、馬鹿馬鹿しい真剣さが伝わり笑えた。中村倫也は悪くない。役に合わなかったのと演出家のせいである。

またしても星1つの最低評価に逆戻りの結果となった。次こそは面白いのを!と密かに期待し続けた私の想いは前回やっと結実したというのに、あっさりと第10話でその実はポトリと落ちてしまった。非常に残念な回だった、と結論付けざるを得ない。

    いいね!(1)
名前無し

キャストがいい。松尾スズキ 吹越満 峯田和伸 中村倫也 つかみどころない独特な感じがいい。洒落てる。

    いいね!(1)
名前無し

伯父さん編のエンディング曲は、お馴染み大橋トリオさんの
「Dearest Man」・・訳すと「最も親愛なる人」
なるほど~タイトルもぴったりで唸ってしまった。

今回の伯父さん編の内容がとても深かった。
不自然な形でやって来た、わが家の植物たちも幸せであるよう
ちゃんと育ててあげないと・・と思った。

    いいね!(1)
名前無し

此度の伯父さん編。心に沁みました。
途中にコーナーを挟まずぶっ通しでドラマを放送したのは、
シーズン1の第6話、太賀さん演じる息子編以来ですね。
あの回も感動したけど、今回は更に胸に刺さりました。
植物を育てる切欠をくれた方なんですね。夢に出てくるモノクロのシーンは
どことなくホラーチックだったのが、亡くなった後に流れたシーンは
美しいカラー映像で、なるほどこういうシーンだったのか・・と納得しました。
毎回爆笑させてくれるベランダーですが、こういう回もいいですね。
心が洗われるというか、もうあの夜空に月下美人がバーンと映し出されるシーンは圧巻でした。
息を呑む美しさとはこういうものなのですね。

    いいね!(1)
名前無し

馴染みの花屋に、トンネルもですか! いいですね! 中年男ベランダーがトンネルを目を細め渋い顔して歩くシーンはいつもスローモーション☆そのシーンがとても好きです。私は仕事中、録画したものをBGMにしてます。田口トモロヲさんのナレーションが好きなので(^.^)

    いいね!(1)
名前無し

番組について人それぞれ賛否があるのは当然だと思っています。
議論するのは多いに結構。(皆さん関心があるから書き込んでいるんですものね。)
ただ意見が合わないからといって、相手を愚弄するような書き方はいただけませんね。
それを言いたかっただけ。
これからもどんどん番組への感想を書き込んで下さい。楽しみにしています。

    いいね!(1)
名前無し

ベランダー評論家さんへ・・・あなたきっといつか、このドラマの心地よさにはまってしまうと思いますよ。でもきっとあなたのことだから1を付け続けるのでしょうね。まだ高校生!私の息子達より下の世代の若い人が今流行りのドラマでなく、このドラマを観てることが嬉しいです。
そして-07-18 14:15:44さんへ・・・正に私と一緒ですね!!あなたとベランダーを語りつくしたいです!
今回は本編だけでなく、あの藁みたいな植物のキモチにも大笑いでした!

    いいね!(1)
名前無し

前シーズンを再放送をシーズン2に差し込むな!
やるんだったら時間をずらせ。毎週録画予約の邪魔だ。

    いいね!(1)
シーズン1のファン

シーズン1と同じ作品と思えないほど、出来映えが、品格が、センスが、ただよう哀愁が違う。1では、いくら、悪のりしても、どこか微笑ましく、センステがかんじられたのだけど、2では、ただ馬鹿馬鹿しいだけ。
どうか、1のときのような品格、ジーンとうったえてくるもの、を取り戻してほしい、と1のファンとしては、切に願っています。
辛口でごめんなさい。

    いいね!(1)
名前無し

癒されるっ(笑)
「サザエさん」を録画して、金曜の夜に見ると最高!というのがネットで話題になってたが、これも、金曜の夜に見ると、最高です。
このぬるさかげんがたまらん。
仕事から解放されて、一週間の疲れをほーっと抜きたいとき、目がギンギンになるようなドラマなど見たくない。ひたすらぼんやりしたいわ~。
そんなときの一服のベランダー。緑が目にもいいし花もきれい。実際、おっさんの話などどうでもいいところがあるが(笑)、トモロヲさんの声といい顔といい、やはり癒し。(頼むから恋愛沙汰なんて生々しいことはやめてね。)
来週も、金曜の夜に見よう。

    いいね!(1)
名前無し

雲竜柳に勝手にノッポって名前つけて、それがさも正式名称であるかのように店員に「ノッポって知ってる?へー、知らないの?」ドヤ顔で尋ねるオヤジが意味不明。
バカなの? 自己満足なこだわりはいいからさっさと調べろや!としか思えない。痛い。
音楽がいいとか絶賛されてるけど、既存の有名なナンバー使えばいいに決まってるし、逆に言えばつまらないものを映像とか音楽とかそういう表面的なものでカモフラージュしてるだけだと思う。

    いいね!(1)
名前無し

絶賛してる人、本気で面白いと思ってる?
レアな番組だから応援してる感じでは?
これが、ゴールデンで地上波だったらボロッカスに言われそう。

    いいね!(1)
名前無し

シクラメンがあるとシクラメンのかほりをつい歌ってしまう事に同世代だなと共感したが、ただそれだけだった。花が癒しなのか歌が癒しなのかドラマがつまらないのか途中で寝落ちする。録画で見ているので最後まで見たが前回よりもよりつまらなかったです。

    いいね!(1)

スポンサーリンク

ボタニカル・ライフ―植物生活 (新潮文庫)