>>16さんが 書かれた内容、今ちょうど私も考えていたところでした!
もしかして刑事警察ものがこんなに日本人に根強い人気がある、そのルーツは、もしかして「水戸黄門」にあるのではないかと。
捕物帳という言葉は頭に浮かびませんでしたが、確か、「 大江戸捜査網」というドラマがあった…と、 私は未見なのですがそれを思い出して、そこから考えていたんです。
昔は、刑事警察ものといえば勧善懲悪の世界だったと思うんです。
今はもう、 勧善懲悪だけでは単純でつまらないということからか、色々なドラマが出てきていますが、なぜ 勧善懲悪ものが人を惹きつけたのかと考えると、 最後に悪が懲らしめられるという、ある種のカタルシスを人々が求めたからではないかと思うんですよね。
で、 カタルシスといえば「水戸黄門」の印籠!
おなじみの「この紋所が目に入らぬか!」というあの決め台詞と共に印籠をかざすあのシーンは、 きっとワンパターンだから良かったんだと思います。
視聴者は、あのシーンが出てくることを、最初から予想しながら「水戸黄門」を見る。
そして、 そろそろあのシーンか?と思うところで、 決め台詞と印籠が出てきて、 出てきた!このシーン!と感じて満足する。
まぁ、「水戸黄門」は、 由美かおるの入浴シーンも、それを待っている人にとってはカタルシスだったでしょうが(笑)、基本「水戸黄門」は 助さん格さんにしても お約束のシーンの連続で、 ワンパターンを絵にかいたようなドラマでした。
でも、だからこそ、 必ず安定して得られるカタルシスを求めて、 長寿ドラマになったのではないかと思います。
刑事ものや警察ものが 今も途切れずに放送されている その背景には、 カタルシスを求める 人々の 気持ちがあるからではないかと、考えたりしています。
>>17の続きですが、安定して得られるカタルシス、お約束、と言えば、「 太陽にほえろ!」もそうだったのかもしれないですね。
>>13に、
>何度も聞きたくなるようなBGMの麻薬的な魅力
と書いたのですが、毎回流れる、すっかり頭に残ってしまっているあの ドラマで使われていたBGMは、 ほとんど"お約束"そのものだった気がします。
ドラマの内容や、その時々のシーンとは関係なく、 すっかり耳馴染みになっているあの BGM が流れてくると、きたきたきた…と、そのBGMを聞いただけで、 情緒が出来上がってしまう。
泣きのシーンが始まった、追跡するシーンが始まった…と、そのBGMに 心が揺さぶられて、感情移入してしまう。
だから、
>毎回、そのBGMが流れると、 それだけでものすごくいいドラマを見ているような気分になった、
という記憶があるのかもしれません。
そう考えると BGM を担当された方は本当に偉大ですね。
大野克夫という方ですが、wikiで 調べてみたら、 劇場版の名探偵コナンシリーズをずっと担当されている方のようです。
私は名探偵コナンをほとんど見たことがなくて分からないんですが、 もしかしてコナンシリーズが人気がある理由の1つに、 大野克夫さんの劇伴の魅力もあるのか?とか、 コナンの劇伴も聞いたことないのに、しかもかなりスレ違い?サイト違い?の話題に反れてしまい、申し訳ありません。
泣き縋る 厚顔無恥の 常習犯
江戸の警察奉行所が出てくる鬼平犯科帳では悪人は懲らしめられますがワンパターンとはいいがたいです。
「人は悪いことをしながらいいことをし、いいことをしながら悪いこともするもんだ」という鬼平は捕まえた盗人を密偵として更生させたりもします。
悪人を懲らしめるだけでなく、犯罪に手を染めてしまう人間がどうしてそうなってしまったのかを見極める奉行でもあります。
先程、別スレで佐野史郎さんの話を出して、それで思い出したんですが。
『警視庁強行犯係 樋口顕のSeason2』が始まってますが、これってそんなに人気のあるシリーズだったのかなぁと思って。
2時間の単発シリーズものは、まぁまぁ面白く見られたんですが、連ドラになったらかなりイマイチな仕上がりになってしまった気が、個人的にはしてました。
佐野史郎さんが復帰されたのは嬉しかったけれど、season1は打ち切りになったのか?と思っていたくらいだったので。
もしかして、 佐野史郎さんの復帰作としてseason2を作ったとか?
それか、テレ東が内藤剛志さんに忖度してseason2を作ったとか?等と色々勘繰りたくなります。
このドラマを楽しく見ておられる方、大変申し訳ありません。
個人の感想なので、気にしないで下さい💦
でも、内藤剛志さんも、いつまでこういう役ばかり何作も演じ続けるんだろう。
内藤剛志さんが出ていると、ドラマの区別がつかなくなってしまうように感じるのは私だけでしょうか。
内藤さん自身は、どう思ってるんだろう。
まぁ、役者さんは需要があってナンボの世界でもあるので、それなりに納得されているのかもしれませんが。
>>22で散々なことを書いたので、一応、今夜の『警視庁強行犯係 樋口顕Season2』2話を視聴してみた。
今夜の2話は、season1と比べてテンポが良かった印象。
2話にはヒールキャラみたいな女性鑑識官が出てきたせいかもしれないし、初回を見てないので何とも言えないけど、少し改善されたんだろうか。
season1は、何だか見ていて凄く演出が古い感じがしてたんだけど。
自分がこのドラマの雰囲気に慣れたのか、覚悟して見たせいかは分からないけど、とりあえず最後まで飽きずに見られた。
で、このドラマを見る度に感じていた違和感の正体が何なのか分かった。
登場人物の台詞が、皆、礼儀正し過ぎる!…これだった。
砕けた口調の台詞が、殆ど出てこない。
だから、全体がちんまりまとまり過ぎているような感じで、可もなく不可もなく…みたいに感じてしまうのかも。
スポンサーリンク