、今年も雨だった。
、水着のデザインが流行遅れになっていた。
、太って着れなくなっていた。
、誰も海に誘ってくれなかった。
、フリマに出した。
どれも不正解です。
正解は、未使用だったので買ったお店に返品する事が出来ました。
今日は脚本家岡田さんをお迎えてのしての独占インタビューです。
ひよっこ記者「何故最終回になる前にみね子の前に実さんを出してしまったのでしょうか?」
脚本家「それはですね、女優川本世津子との同棲が3年になってしまうと事実婚になってしまい、朝ドラに相応しくくなってしまいます。それで2年半の時点で二人を会わせる事にしました。」
記者「視聴者は美代子と世津子のドロドロの展開を望んで居る人は少ないと思うのですが。」
脚本家「僕もドロドロドラマは観るのは好きなのですが、書く方はドロドロにしたくないんですよ。」
記者「それはどうしてですか?」
脚本家「そんな事を書いたら、僕の好感度が下がるじゃないですか。」
記者「貴重なお時間ありがとうございました。」
脚本家「もうちょっと聞いてよ。二人は一線を超えてたかとか。」
記者「私はフィクションでの他人の恋愛に興味ないんで。」
みね子は唖然とした。
鈴子さん、愛子さん、時子までがみね子の帰りをずっと外でひたすら待っていたのだ。
そんな暇があるのなら傘を届けてくれれば良いのにと思ったが、冷静になってみるととても変だと気づく。
父と会っていたことを話す前からこの人たちは知っていたのか。
時子は早く奥茨城の母に報告しろと急かすが、鈴子さんは長電話で電話代が高くつくからと手紙にしなさいと。
部屋に戻り手紙を書こうとしたが混乱していて書ける状態ではなかった。
1週間が過ぎても何を書けかよいのかわからない。
こんな事になるなら電話すれば良かった後悔していた。
しびれを切らした時子が「私が代わりに書いてあげるよ!」
「何で?時子が。」とみね子。
「だって私はみね子のお姉ちゃんだっぺ。」と時子。
すると隣の部屋から「私もみね子ちゃんのお姉さんよ!忘れないで。」と愛子さん。
みね子は何でお父ちゃんはお母ちゃんに隠れてあっちこっちにこんなに子供を産ませたの?とつぶやいたのだった。
ピヨ♪ピヨ♪
渦中のみね子に周りは変に気を使う。
プライバシーの欠片も無い時代。
あっと言う間にみね子の父と大女優の川本世津子の同棲スキャンダルが口コミで赤坂界隈中に広まっていたからだ。
あのケチくさいあかね荘の管理人でさえ甘納豆を躊躇も無く私の口に放り込む。
早苗さんは私を抱きしめる。ちょっとキュンとしたが。
それを眺めているエロ漫画家たちは私を抱きたいと思っているに違いない。
いや、早苗さんに抱かれてみたい線もあるか。
すずふり亭の裏庭に行くと近所の人たちからの差し入れが次々と。
こんなに私に食べさせて太らせようとするのだろうか。
「時子~!食べるの手伝って!」
すると呼ばれもしない漫画家さんがやってきて残飯をガツガツ食べ始めたのだった。
ピヨ♪ピヨ♪
明日は美代子さんが牛を連れて上京します。
牛だけに、モ~レッツ!GO!
みね子は前回ずぶ濡れになった経験から今回はたとえ晴れていようが傘を持っての母との東京案内である。
皇居参拝後、母が女優の川本世津子さんに会いたいと言うので連れて行ってサインをしてもらった。
世津子ファンの母は嬉しそう。
その後上野動物園に行ってからすずふり亭でお土産を受け取り奥茨城へ満足そうに帰って行った。
ピヨ♪ピヨ♪
「私の夫の実を返せ!」
「あらあら、感謝してくれないの?」
「どの口で言ってんだ。下の口か。この泥棒ネコ。」
「何よ。返そうと思ったけど、や~めた。2対1とは卑怯よ。」
「みね子。あの売女に持ってきた傘でやっちまいな。」
みね子は躊躇せず傘で突いた。
世津子を守ろうと実が前に出た。
傘は実の頭を貫いた。
血が噴出し倒れた。
「あなた。大丈夫?!」
実はすくっと立ち上がり「美代子とみね子がなぜここにいるの?浮気がばれちゃったか。ごめん。」
ピヨ♪ピヨ♪
「私に実さんを頂戴。タダとは言わないわ。あなたたちって貧乏なんでしょ。」
「馬鹿にしないで!早く私の夫を返して。」
「100万円じゃどうかしら。幼い子たちも居るんでしょ。おじい様もいつまでも働けるとかは限らないわよ。」
「みね子や!その女を傘で突いてやんなさい。」
「それは止めて。私のお腹には実さんとの愛の結晶が宿っているの。」
火に油を注がれた美代子はみね子から傘を取り上げ、その傘で世津子の腹を突き刺した。
「パン!!」と風船が割れた。
一同笑いが起こった。
示談が成立し実さんは美代子が引き取る事となった。
記憶が戻らないまま奥茨城に連れて行ったが、実さんは庭の植木に水をあげることしか出来い。
茨城の大病院で診てもらったが頭の打ち所が悪くて記憶は戻りそうに無いと診断された。
実さんは東京へ戻ろうと何度も脱走する。
その都度、綿引さんのお世話になってしまう。
仕方なく鎖で繋いでしまった事もある。
ちよ子やすすむもこんなお父ちゃんはいらないと言う。
そんな夫を見ていると、とても辛い。辛くなるのだ。
お爺さんが亡くなった。もう限界だ。
本当に好きな女のところがこの人の幸せなのだろう。
そう悟った美代子は世津子に実さんを売ることを決意したのだった。
ナレ「さじが投げられるまで奥茨城に馴染めなかった実さん。東京に戻って世津子さんとやり直せるのでしょうか。」
ピヨ♪ピヨ♪
川本世津子の家から美代子は実を連れ病院へ直行した。
2年半も適切な処置を受けていなかったので手遅れですと診断された。
次は警察で夫が2年半も監禁させられていたと訴えた。
世津子は誘拐監禁罪でお縄になった。
1年で刑務所から出てきたが世間は冷たかった。
芸能事務所から解雇され。全てを失っていた。
ひらめいた。
そうだ、私も記憶喪失になろう。
何度も壁に頭を打ち続ける元大女優であった。
ピヨ♪ピヨ♪
実さんは妻に連れられ3年ぶりに奥茨城の地に戻ってきた。
美代子さんは鼻が高かった。
あの大女優を打ち負かし戦利品を持って帰れたからだ。
村中の人たちは実さんのことを女優川本世津子に抱かられていた男と呼んだ。
ついでに美代子さんのことも女優川本世津子に抱かられていた男の妻と呼ぶようになっていった。
実さんは川本世津子さんが逮捕されたニュースを観て、元恋人が有名人だと知ったらしい。
実を世津子から奪い取った美代子は蕎麦屋で腹ごしらえを済ませると実を東京に残し仕送りだけは忘れないでねと念を押してから奥茨城へさっさと帰ってしまった。
実は住む所もなければ働くところも無かったので、再び世津子宅で住み込みで部屋にたくさんある緑の水やり仕事に就いた。
再就職だったが日給を大幅にアップしてもらえた。
僕は幸せです。神様ありがとう。と実は感謝した。
ピヨ♪ピヨ♪
美代子が奥茨城にサッサと帰って、実は再び川本世津子さんのお世話になる事に決めた。
みね子「お父ちゃん、川本世津子さんに会っちゃダメダメ。みね子の部屋に住みなよ。何で世津子さんに未練があるん?」
父「タダでやれると思った妻と名乗る女に逃げられ、俺は、悶々と溜まっているんんだ。ションベン臭い小娘のキミにはわからないだろう。」
みね子「みね子はもうオトナです。元彼にいろいろ教わりましたよ。」
父「そこまで言うのなら今日から世話になろう。」
みね子「ピーコロ、一丁入りましたー!」
ピヨ♪ピヨ♪
どこからかみね子の父らしい中年の男性を連れてきた。
しかたなく時子は愛子の部屋に移動させられた。
だが時子は喜んだ。
愛子の部屋にはカラーテレビがあったからだ。
お父ちゃんは記憶喪失なのでみね子の部屋に入れても他人行儀だ。
それでも布団を並べ狭い部屋で一緒に寝るしかない。
お父ちゃんはこんな美しくて可愛い若い女性が隣で寝てくれるなんてきっと緊張して眠れないに違いない。
だが直ぐに豪快ないびきが聞こえた。
みね子は拍子抜けた。
すると父がもぞもぞとみね子の布団に入ってきた。
お父ちゃんは寝ぼけている様だ。
腰をカクカクさせながら擦り寄り「世津子ちゃん、、、。」と寝言。
翌朝、お父ちゃんは夕べのことを何も覚えていないと言う。
本当に記憶喪な人だと感じた。
問9
実さんが記憶を取り戻しました。
とこが谷田部一家はがっかりしました。
それは何故でしょうか。
記憶が戻ったが、実さんに顔がよく似た他人でした。
川本世津子さんに雨男さんをお返ししました。
記憶を取り戻そうと実さんはすずふり亭でハヤシライスを食べてみたが、世津子さんが作ってくれるハヤシライスの方が好きだと言う。
重箱を見せてみた。
実さんは重箱の隅を突っつきだしたので鈴子さんはサッサと重箱を奥へ下げてしまった。
みね子の提案で父に奥茨城で田植え体験させようと帰省した。
奥茨城の谷田部家の玄関でスリッパが無いから上がりたくないとダダをこねた。
ならばと田植えさせたが、始めてから1時間で実さんは腰が痛くなったので早く東京へ帰りたいと言い出したのだ。
ピヨ♪ピヨ♪
母にみね子は結婚したいと言う年上の男性を連れて里帰りをした。
谷田部一家は驚愕した。
その男性はみね子と一夜を共に過ごした実さん(仮)であった。
ピヨ♪ピヨ♪
鈴子さんは毎回みね子が困っている事が楽しみになっていた。
ちょっとでもそんな素振りをしようものなら声をかける。
今朝もやっぱり困っていた。嬉しい。
休みたいと言い出したのでみね子の代わりはたくさん居るからとみね子を快く送り出した。
みね子は安心して奥茨城に帰省し矢田部家の田植えを手伝った。
その頃、実さんはすずふり亭でみね子の代わりでホール係りを手伝っていたのだ。
田植えを済ませ東京へ戻るとみね子の居場所は無かった。
すずふり亭ではお父ちゃんの他に愛子さん、大家さんの富さん、省吾の娘由香ちゃん、乙女寮の仲間たち数名が働いていたのだった。
澄子「ここのカレー。高っけ~けど、うめぇなぁ。俺、ここで皆と働くことにした。」
ピヨ♪ピヨ♪
奥茨城で田植えをした実さんは呆気なく記憶が戻りました。
みね子は東京へ出稼ぎに行く必要がなくなりました。
実さんが以前と同じく東京へ出稼ぎに行くからです。
東京での寝泊りは恩人の川本世津子さんのお家です。
家賃が要らないので仕送りをたくさん出来る様になりました。
奥茨城の谷田部家は豊かな生活になりましたとさ。
ピヨ♪ピヨ♪
美代子は世津子宅へ訪問した際に履いたふかふかスリッパを谷田部家でも取り入れようとした。
奥茨城のお店には便所スリッパさえも売っていなかった。
そこで家の中でスリッパの代用品として靴を履くことにした。
子供達は嬉しくて家の中を走り回った。
おかげで畳は直ぐにボロボロになった。
後にフローリングに改築したのだった。
ピヨ♪ピヨ♪
バス移動中で車掌さんが話しかけてきた。
「ワンマンバスになるので俺はリストラされることになったよ。東京へ行こうと思う。こんなブサ男でも実の様に女優さんを抱けるかな。」
「・・・。」
バスを降りここから徒歩で1時間の筈が途中迷子になり谷田部家到着は夕方になっていた。
美代子「何で連絡してくれないの?あんたたちのご飯を用意できないよ。それに昨日で田植え終わっちゃたよ。来るなら残しておいたのに。」
「・・・。」
実が世津子から貰ったボストンバッグ大事そうに抱えている。
美代子は嫉妬した。いきなり実からバッグをひったくったのだ。
すると実は発狂したかのように暴れた。
実の脳裏に給料袋が入ったカバンをひったくられた2年半前の事件が蘇ったのだ。
みね子「お父ちゃん。記憶が戻って良かったね。」
ピヨ♪ピヨ♪
田植えのシーンで雨男とみね子が連続で転ぶコントに某脚本家が苦言。
私が台本に書いたのは記憶喪失の雨男の田植えに喜んだ進くんとちよ子ちゃんがお父ちゃん走り寄って飛びついたので転倒の予定だった。
私が現場に居ない事を良いことに子役の野郎が田んぼは汚いし泥に汚れ洗っても匂いが付くから嫌だと泣いたので虐待と報道を避けるため撮影が続けられなくなった。
演出家の提案で雨男が唐突に転んでもらったがインパクトがないのでみね子にもそうさせた。
2回目の転倒は俳優らのアドリブだ。
ここは感動させるシーンになる筈が演出家と俳優の悪ふざけに怒りしかない。
もう朝ドラの脚本を降りたい、、、。(フィクションです)
川本世津子が逮捕された。
殺人者を囲っていたからだ。
雨男は人を殺したショックで記憶喪失になってしまったと言うのだ。
警察の手は奥茨城に潜伏中の雨男に迫っていた。
ピヨ♪ピヨ♪
時子の帰りをあかね荘の前で怪しい女が待っていた。
米屋のさおりである。
「私はあなたの大ファンです。早く大女優になってください。」時子に近づきさおりの予め用意された紙にサインを求めた。
三男と二度と会わないと約束させる誓約書だ。
時子はその用紙に大きな字で【嫌だと!】サインしたのだった。
ピヨ🐣ピヨ🐣
見たことないものを見せてあげると言い豊子は皆をテレビの有る愛子さんの部屋へ移動させた。
ブラウン管の中に豊子が早押しクイズ番組に出ているのが映し出された。
優勝者には賞金30万円+ハワイ旅行だ。
豊子は順調に正解を出し勝ち抜いた。
いよいよ最終問題だ。これに正解すれば、、、
その時ニュース速報に切り替わった。
在日朝鮮人の豊子はニンマリ。
澄子は持っていたナポリタンを落っことし。
全員テレビ画面に釘付けになった。
北朝鮮がハワイに4発ミサイルを同時発射しハワイが全焼していた。
まさに誰も見たことない光景だった。
ピヨ🐣ピヨ🐣
記憶が戻らない実さんが奥茨城に戻って一ヶ月が経った。
妻の美代子に消息を絶って2年半の間の矢田部家の苦労話を毎日聞かされる。
もう息苦しくてここには自分の居場所が無いと追い込まれていた。
実さんの寝言「世津子、、、。」で隣で寝ていた次女のちよ子が起こされてしまった。
ちよ子は父の手を握ると、実さんはあろうことかちよ子に抱きついた。
父は寝ながら目から涙を流していた。
東京に残した女優さんに未練があるのだろう。
ヨシヨシとちよ子も父を強く抱きしめた。
父は「世津子、おっぱい無くなったの?」と寝言。
ちよ子は父の股間に思いっきり蹴りを入れたのだった。
ピヨ♪ピヨ♪
次女ちよ子は父を嫌っていた。
昨夜、父がちよ子に手を握る以上の淫らな行為を迫ってきたからだ。
ちよ子は泣いた「こんなお父ちゃんはお父ちゃんじゃない!前のお父ちゃんが良かった。」
父はそんな悪戯をした記憶が無い。
直ぐに忘れる記憶喪失型夢遊病者だからだ。
病気なので罪に問えない。
もしかしたらこの男は実さんと似た他人なかと疑う。
この男が記憶を戻るのが怖くなってきた。
子供たちの為に仮面夫婦を演じていたが、ちよ子の身の危険を感じた美代子は実らしき変態男と離婚をし川本世津子に送り返した。
晴れて世津子と雨男は結婚。
美代子は年増好きの綿引さんと再婚した。
若い綿引さんは実らしき男よりも仕事が出来た。
直ぐに借金を返済し諦めていた子供も授かった。
ナレ「全てが丸く収まりめでたしめでたしですね。ちなみにヒデさんは由香ちゃんと結ばれましたよ。」
コケ、コッ結婚、おめでとう!
岡山の動物園から亀が失踪した。
2週間経つが見つからない。
亀を発見した人にはなんと懸賞金50万円だ。
行方不明の父を捜しても懸賞金が無いのに、なぜ亀ごときに50万円なのか。
借金まみれの谷田部家の為にみね子は岡山へ亀を捜しに行った。
到着後わずか朝ドラ1話分(15分)で亀を発見した。
亀はまるでみね子が来るまで隠れていたようだった。
豊子のクイズ優勝賞金30万よりも多い50万。
借金返済で余ったお金で澄子を誘ってハワイへ旅行をし現地で洋服をたくさん買った。
亀様ありがとう。
その頃、実は縁側で泣いていた。
亀よりも何一つ谷田部家に貢献していない自分が情けなかったのだ。
ワン♪ワン♪
誰かが愛子さんの部屋のドアをドン!ドン!叩く。
怖いので居留守を使って息を殺していたが叩く音は鳴り止まない。
愛子さんは「どなたでしょうか?」と尋ねた。
返事が無い。
恐る恐るドアを開けた。
誰も居ない?
だが、足元に目線をやるとそこには先日助けた大きな亀が居るではないか。
「この亀さんは私に何を恩返しをしてくれるのかしら。そんなわけないわよね。」
ナレ「懸賞金50万円の亀だと知らない愛子さん、森に逃がしてしまいましたよ。この後、みね子ちゃんがこの亀を拾っちゃいますよ。」
ピヨ♪ピヨ♪
当初ひよっこはみね子は30歳まで演じることになっていた。
登場人物を増やしすぎて、このままでは26歳で終わりそうだ。
そこでNHKでは再来年に、ひよっこシーズン2を放送することになった。
舞台を佐賀に移し、みね子の27歳から74歳までの怒涛の生涯を描く。
売れない漫画家の二人はお金が無いので銭湯に行くことは無い。
共同流し場でお互いを流しっこをしている。
夜の遅いみね子は銭湯の営業時間より遅くになると、この漫画家の二人に洗ってもらっている。
女優の卵の時子も貧乏なのでみね子の次に洗ってもらっている。
みね子はおとなしいが、時子は口うるさく細かく指示するので漫画家の二人は苦労する。
愛子と管理人は手を繋いで一緒に銭湯に行っているが、早苗は謎である。銭湯に行っている姿を見たことが無い。
漫画家の二人が突如消えた。
警察も手を借りても見つけることができませんでした。
増田明美のナレ「漫画家さんがあかね荘から居なくなりましたね。どうしたのでしょうね。でもこの二人、ドラマにさほど影響ないようなのでそっとしておきましょうね。」
省吾の娘 花屋の由香は大女優 川本世津子の家へ注文の大きな観葉植物を届けに行った。
なんと漫画家の二人が観葉植物の水やりをやっているではないか。
漫画家の二人に由香は面識がないのでスルーしたのであった。
ピヨ♪ピヨ♪
赤坂界隈でもミニスカートブームが到来した。
これはサザエさんに出てくるワカメちゃんが発信源で短いスカートからパンツがはみ出すスタイルだ。
すずふり亭の制服もミニになり、鈴子さんや富さんまでも老若女子がこぞって履いた。
みね子や時子の前では若い青少年は生理現象で前かがみになってしまう。
逆に鈴子さんや富さんの前では萎えてしまうのだ。
ナレ「このミニスカブームはノーパン喫茶へと進化しようとはこの頃は誰も予想出来ませんでした。」
ピヨ♪ピヨ♪
みね子と時子と由香の3人がバー砂時計で議論を交わした。
1-タイガース
2- ちゃねるレビュー
3-有村架純の姉
1-
みね子はタイガースの大ファンだと言う。
東京では嘘でも巨人ファンでないと肩身がせまいと由香。
違う違う、沢田研二の居るタイガースだよ。とみね子と時子。
マルベル堂で買ったプロマイドを番号順に並べたアルバムを見せて自慢するみね子。
レコードも収集していると更に自慢。
プレーヤーが無いのにどうやって聴くの?と時子。
時子は顔を真っ赤にして岸辺一徳ファンだと告白。
延々タイガースで盛り上がるみね子と時子。
すっかり由香は蚊帳の外。
ナレ~あっという間に15分ですね。明日も続きをやるのでしょうか。
ピヨ🐣ピヨ🐣
つぼ田つぼ助の漫画家コンビが蒸発した。
二人は魔法で野良犬にされヤスハルの唄を聴いている。
ナレ「でもワンちゃんは1匹ですよね〜。もう1匹はどうしたのでしょうね。」
場面が変わり…保健所では捕らえた野犬の芝犬が明日にでも殺傷処分されようとしていた。
ピヨ🐣ピヨ🐣
蒸発した漫画家コンビの部屋を勝手に捜査していると万年床の布団の下からビニール本を発見したみね子達は赤面した。
愛子さんはあの子達は若いんだからこれくらいしょうがないわねと一人納得している。
漫画家さんの原稿から【恋するひよっこ】を発見したみね子は声が出ない程驚いた。
みね子の高校時代から始まり島谷との破局から結婚までを克明に漫画化したものだった。
つまり、ひよっこの原作本だったのである。
それ以来、朝ドラひよっこのクレジットに原作者つぼ田つぼ助の名前が差し込まれるようになった。
漫画家コンビのマンガ【恋するひよっこ】を目にしたみね子にある疑問が生じた。
庭に描いた相合傘のシーンなどみね子しか知らない事も描かれているのだ。
他にも、、、。
まさか島谷さんが情報を提供していた?
盗聴器?隠しカメラ?
今も誰かに観察されていると思うと恐くなるみね子であった。
ピヨ🐣ピ、、、、🐣
編集者にみね子は地味で盛り上がりに欠けるヒロインだと烙印を押された事を悩んでいた。
それを聞いたすずふり亭コック見習いの秀は有給休暇をもらい脚本家の岡田氏に会いに行ってみね子に新しい恋の話を直ぐに追加して欲しいと願い出た。
岡田氏の返答は「お前は何故ここまでするのだ。みね子とどうしたいのだ。」
秀「先輩の元治さんとみね子をくっつけてたら面白くなると思うんですよ。」
岡田「お前はそんなキャラだったっけ?」
ピヨ♪ピヨ♪
美代子は自分が作った洋服を東京のデパートへ卸している。
デパートで売れ残った洋服は美代子の元へ返品される。
最近は返品率が低い。
みね子は母の作った洋服をデパートで買っていたからだ。
辛そうなみね子を気遣った秀は「みね子、辞めるなよ。」と声をかけた
みね子はちゃんねるレビューでの感想コメントに自分への誹謗中傷で苦しんでいたのだ。
秀「最終回まであとひと月だ。辞めてしまったら、みね子の代役は有村架純さんの姉の有村藍里なってしまうんだよ。」
みね子「それだけは死んでも嫌だ。」
その後みね子は必死でクランクアップしたのだった。
※NHKよりお知らせ:再来年放送のひよっこ シーズン2が有村藍里さん主演に決まりました。
流行に反映してすずふり亭の女子の制服がミニになった。
看板娘のみね子の美脚を見たさに男性のお客が急に増え行列の出来る評判の店になった。
更にエスカレートをし数年後、すずふり亭はノーパンしゃぶしゃぶに模様替えをし更に繁盛した。
ある日、すずふり亭でO-157騒ぎになり店は3日間営業停止をくらった。
記者会見で鈴子さんと省吾が貝割れ大根を食べるパフォーマンスをしたが焼け石に水だった。
その後、店は回復することなく閉店に追い込まれた。
みね子は大好きな東京を離れど田舎の奥茨城の実家に戻るしかなかった。
たとえ貧乏でも家族と居る幸せを手に入れたのであった。
ピヨ♪ピヨ♪
実さんは黄色いミニワンピース姿の美代子が大好きなようだ。
恥ずかしいので明かりを消した夜寝るときに着ることになった。
激しくて少し痛いが興奮する実さんは可愛い。
耳に息をかけると実さんは「うひょっ」と声を漏らす。
私の身体で早く思い出して。
若い川本世津子には負けたくないなぁ。
昨夜は進が夜中に起き、裸のお父ちゃんに暑いの?と聞くので焦った。
ちよ子はもう大人だから寝たふりをしてくれる優しい子ね。
ピヨ♪ピヨ♪
みね子「お父ちゃんが今どうしているのか知りたいでしょう?」
世津子「やっと忘れかけていたのに。それって私に対しての嫌がらせですか。」
みね子「お父ちゃんはね。お母ちゃんとラブラブで子供たちの前でもチュッチュしているよ。」
世津子「最低ー。あなたってそんな子だったの?」
みね子「お母ちゃんはね。ミニスカートを履いてお父ちゃんを喜ばせているんだよ。」
世津子「、、、、。」
長い時間みね子が嫌がらせをしたので世津子はファンから頂き物をみね子に渡し帰した。
すずふり亭では帰りの遅いみね子を心配していた。
夕方、みね子が戻ると手に持った川本世津子からの戦利品を見て鈴子は言った「パチンコ楽しかったみたいだね。今日は長時間残業よ。」
ピヨ♪ピヨ♪
さおり(米子)はホテルの一室で三男のうまか棒をしゃぶっていた。
晩ご飯と言うのはさおりの女体盛りのことである。
三男はわかめ酒を飲み干し「終わった、、。」と煙草を吹かすしながら涙した。
ピヨ♪ピヨ♪
川本世津子の朝ドラひよっこでの声がSiriに代わった。
台本に書いてある漢字が読めないからだ。
漢和辞典や国語辞典で調べるのが苦になっていたのでiPhoneを買った。
アプリで台本にかざすだけでiPhoneが読み上げてくれるのだった。
応募締め切りに間に合わなかったツイッギーそっくりコンテストに時子は優勝した。
愛子さんが流れ星に願ったからではない。
三男が推薦で応募していてくれたからである。
みね子は時子の棚ぼたに素直に喜んだ。
ピヨ🐣ピヨ🐣
謎が多いOLの早苗は永遠の25歳だ。
その事で あかね荘の人たちにバカにされたので24歳に訂正した。
ハワイ旅行を楽しんでいた豊子と澄子は予告無しの北の長距離ミサイルにより消えてしまった。
NHKでは朝の連続ドラマひよっこの放送を自粛したが、BS放送では何事も無かったかのごとく普通にひよっこを放送した。
翌朝の地上波NHK総合は第128話を飛ばし第129話を放送したのでNHKにクレームが殺到した。
NHKは地上波では放送しなくてもBS放送では何時も通り放送するのでBS視聴料を払ってご覧くださいとコメントを出した。
それ以降、BS視聴収入が大幅に増えたのだった。
ぐっすり寝ていた谷田部家の人たちは一斉に布団からガバッと起きた。
Jアラートが奥茨城でも鳴り響いたのだ。
地下室や丈夫な建物が無いこんな田舎でどこへ非難しろ言うのだと政府に問いたい。
もちろんPAC3なんてあるわけが無い。
稲刈りのことを回想する余裕も無く数秒後に着弾した、、、。
ショックで実の記憶は戻ったが意味が無かった。
谷田部家もろとも消えたのであるから。
そんな事をされても日本政府は遺憾の意を表しただけで、東京に落ちなくて良かったと失言してしまう大臣まで出できた。
完全に足元を見られる形になった日本は「大子山の狸寝入り」と揶揄されたのだった。
ファンである米屋のさおりに時子がわざわざ会いに来てくれた。
ところが二人は三男の取り合いになってしまった。
みね子も参戦しろとさおりはけしかけたが流れ弾に当たりグロッキー。
ここで三男は河合奈保子の名曲「けんかをやめて」を歌いだした。
急に場が冷め、さおりはジュースの飲む?と聞いてきたので飲むと答えた。
出てきたのはプラッシーとよく似た如何わしい類似品「オイッシー」。
時子はこれはジュースじゃない、ジュースは果汁100%のドリンクしか言わないのよと拒否。
残こされたオイッシーにハエが停まった。
ピヨ♪ピヨ♪
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