全 121 件中 72~121 件が表示されています。
次ページ> 最後≫
[1] [2] [3]

72
名前無し
ID: L0119aE/f0 
2015-08-05 11:41:04

6話終盤から7話に掛けてドラマの一番の山場と感じてます。アルジャーノンの異変をただ事ではないと感じたハルは一人ありとあらゆる仮説を推察していく。そして、1つの仮説が有力かもしれない不安に駆られているところに教授に呼び出される。学会に出席する依頼だ。教授たちは何も知らない。『ロシアのドクラアーノ博士の論文はお読みになりましたか?ああ、そうか。教授はロシア語が理解が理解出来ないんでしたよね』学会には出ないというハルに教授が感情的になっていく。淡々と反抗的に言葉を返すハルに教授への怒りが伝わってくる。『それでも、教授か!?』感情を剥き出しにした言葉は教授たちには罵倒としか伝わらなかった。エリナ先生にも『僕のことはもう放ってください』と背中を向けて去ってしまう。自分とアルジャーノンの行く末を調べていくところへ春彦の突然の訪問。エリナ先生のことで春彦に対する感情を剥き出しにするハル。『最低だな』との春彦の言葉(後に春彦にお礼を言うが)。そして、ハルは自分の手術の行く末を確信する。たった一人、狂いそうな心。ここでも、表情のアップが訴えてくるものがある。
エリナ先生へ告白するシーン。学会でエリナ先生が事実を聞かされる前に告白したのかなぁと思うと切ないな。
でも、告白する場所が大学のキャンパス内。特別に設定しました!的な場所じゃない・笑。銀杏並木が近くにあるのにねぇ。ハルくんらしい?岡田さんらしい?
ハルくんに『ただ、わかってもらいたかったんです。わかりまあしたかあ?』と言われ、涙ぐみ『ありがとう。ハルくん』と言うエリナ先生に、優しく首を振るハルくん。その表情に私はキューンとなりました。
あと、妹と初めて対面するシーン。ユースケが素敵です。

73
名前無し
ID: RmArNaRLYM 
2015-08-09 23:36:48

あげておきます。
まだ、再視聴できていませんが、そのうち感想を書きたいと思います。
いつまでも心に残る佳作であったと思います。

74
名前無し
ID: Ee6/uS2KVf 
2015-08-09 23:52:09

8話。二度目を視聴中です。視聴後にまたじっくり感想を書かせてください。そのくらい、この作品の中盤(原作もですが)は非常に見応えがあり、かつアルジャーノンの肝の部分であると思いますので。
ちなみに、パン屋さんの仲間とハルとの和解場面の会話ですが、初回から今まで見続けたなかでも一番というくらい偽善もきれいごともない「人間の本質」について語られていて、私の胸を貫くものがありました。

75
名前無し
ID: KR5lgooBCl 
2015-08-12 15:24:54

ハルを笑ったパン屋の従業員たちが、知能が高くなったハルに謝罪するのを受けて、ハルは言いました。人間はいつも自分よりも弱い者、劣っている者を探すものだ。ほとんどの人間がそうなんだ。しかし、とことんやり込めるくらいの大きな悪意を持っている人よりも、からかって笑ったりするような小さな悪意を持っている人の方が圧倒的に多いのではないか。だから、ミキちゃんのような本当にデリケートな女の子に手を出すようなことまではしない。一方で、パン屋で唯一ハルを笑わなかった従業員は、ハルのような障がい者が怖いというか気持ち悪い、関わりを持ちたくないと言っていました。これ、このドラマのなかで一番鋭いセリフですよ。非常にリアリティがある。こうしたやりとりに私、心の底から唸りました。表面的には、とても穏やかな場面なんです。前回の取っ組み合いの場面とは180度違う。でも、人間の醜い部分の本質をきっちりと突いたセリフの応酬であったと思います。

そうやって、人間の嫌なところを突いたところで、先生と研究所の皆がハルの知能が退行するのを防ぐ方法を探るために昼夜をとわず働く。ここで重要なのは、最初の手術をする前後にあった人間の名誉欲とか科学の奢りじゃなく、ハルへの愛情によって皆が突き動かされている場面だということです。科学の力=人間の知能がどこまで人間の運命(ここでは障がいを負っていること)を乗り越えることができるか、という意味では同じ場面ですが、その根本に大きな違いがあるのが印象的でした。ハルが結局人間は神の力に抗うことはできないのかとつぶやきながらも、先生と研究所の皆の奮闘に心からの感謝の意を示したことに、大きな意味があったと思います。人間の闇の本質を示した後に、人間の善の有り様も描く。原作が説く「愛情に裏打ちされた知能」のあり方をこの研究場面で示し、「愛情に裏打ちされた教育」は、ハルを手本にして地道に頑張るミキちゃんの姿(ハルがどん底にいた中盤は、彼女の頑張りが小さな光としてありました)で表現した。8話までで、アルジャーノンのテーマを見事に再現していると思います。
あと私が気になったのは、ハルの妹の存在。いろいろ考えることがあったので、また後の機会に書きたいと思います。

76
名前無し
ID: VDRjJESDLD 
2015-08-19 14:32:35

ハルくんにとっては妹の記憶というか存在って、どんなだったのかな?名前は覚えてましたね。
大学の研究室で使った家族の絵、大事にしてましたね。風で飛ばされた絵を必死に追いかけて車の前に飛びだしたり木に登ったり。同時進行でエリナ先生は母親からハルくんが産まれてからと妹が産まれてからを聞いていた。

ハルくんが木に登ってしまって、大騒ぎになっているところへ、エリナ先生が。私がとエリナ先生が木に登る。木の上で話すところ、印象的でした。

ハルくんの母親もチャーリーの母親も妹が産まれたことで息子に対し変わってしまった。
チャーリーのほうは妹には会いたくないどころか、深い心の傷、トラウマになっていた。チャーリーの母親は、チャーリーが妹に性的悪戯をと思い込む。

ハルくんにとっては妹の存在はどうだったんでしょう?
ハルくんの追いかけた絵は憧れなのか、美化された思い出なのか。

何となく先に書いちゃいました。すみません。
妹については原作とは描写も主人公の潜在意識もかなり違いますからね。

77
名前無し
ID: NC7ZRq8525 
2015-08-19 15:35:12

75です。ありがとうございます。
まだ9、10話がレンタルできないでいます。
もうそろそろ混み具合のピークも超えたはずなんですが、夏休み中は無理ですかね〜(苦笑)
妹について、私がこだわっているのは、私自身が当事者の妹だからです。
同時に母親でもあるんですけどね。
だから、チャーリィ、ハルの家族の描写にはひときわ敏感になります。
アルジャーノンの主人公の人格の要は、この女家族との関係にありますが、妹については原作とドラマとでは、随分スタンスが異なっていますね。
今のところ、ハルの妹は幼少期を共に過ごしていない分、ほぼ真っ白なお兄さん像から始まってます。まさに手術前のハルの無垢な状態と似ている。そして、突然目の前に登場した兄は、頭脳明晰で大人で落ち着いていて優しい、まさに理想の人だったわけで。ハル自身も、その理想の兄を永久に彼女の記憶のなかにとどめようとしている。ここね、原作の終盤でチャーリィがアリスに退行していく自分の姿を見せまいと突き放した心理と重なっていて、すごく切なかったのを覚えています。そのあたりが8話まででした。

原作の妹は、幼少期を共に過ごしているので、様々なドロドロした思いや、都合よく記憶を塗り替えてしまうような状態でしたね。私自身にも似たような思いがあり、しかし一方で都合よく記憶を改ざんできないでいる辛さもあります。とても考えさせられた部分です。ドラマと共通しているのは、主人公のチャーリィもハルと同様、妹に辛くあたることなく、いい兄でいようとしているところかな。その根底には彼女が今まで味わっていた辛さ、今後、認知症の母親を抱えて味わうである苦労を慮ってのものがありましたがね。

78
名前無し
ID: VDRjJESDLD 
2015-08-19 18:09:37

77さん。そういう事情があったんですか。
私は学生時代に障碍を持ったお子さんのいらっしゃる家庭を訪問させていただいたことがあり、また、20代は特別養護老人ホームに勤めて、結婚後、認知症の義祖父母と見送るまで同居しましたが。義祖父母のお世話は基本的に義母がしてくださったでしたし。ただ、私がいたから、義両親は旅行に行ったり等出来た。それだけです。自分が全て背負うことはありませんでした。想像すら出来ません。
家庭、家庭、皆違うでしょうし。

ユースケ版、大好きです。配慮ない感想書くかもしれないけど、許してくださいね。

うちから一番近い某レンタルショップでは運が良ければ借りれます。77さんは外出はなかな難しいんでしょうね。







79
名前無し
ID: NC7ZRq8525 
2015-08-19 18:33:06

77です。
ありがとうございます。アルジャーノンはひと昔前、50年前のSFではありますが、その人間の心理は非常にリアルです。運命というものがあるとすれば、それを背負って生き抜こうとする人間の姿がとことん描かれている。主人公の背景にある科学の功罪も含め、これからも普遍的な題材であると思います。ダニエル・キイスは、こういった題材に全く目を逸らすことなく、真摯に向き合って描いていることに感銘を受けますね。まさに生身の人間についての物語であると思います。私たちも、それぞれの人生を背負いながら、チャーリィやハルについて思いを馳せて、自由に感想を書いていけたらいいですね。

ユースケ版のアルジャーノンも、岡田さん独特の優しくて温かい空気のなかにありながらも、厳しい人間の内面をえぐり出していくセリフに胸を打たれます。主人公のユースケさん、とくに中盤からの表情がいいです。それを受けて立つ菅野さんもいい。そしてクレジットではトメになるのかな?いしだあゆみさんの存在感が素晴らしい。8話までにおいて、人間の闇の部分もしっかり描いてあるからこそ、ラストへ向けてどうなっていくのか、楽しみでありますね。

80
名前無し
ID: l9fsnj4Gm9 
2015-08-24 12:10:54

お茶の間って、愚痴書いてもいいでしたでしょうか?
駄目なら自分で削除依頼しますけど。
批判的感想には真っ正面から反論してもOKで、逆の場合はルール違反って。原作においてはを前提で書いたつもりなんだけど。文章の至らなさかなあ。
でも、書きたかった。タイトルの意味の重さ。それだけは気持ちとして、伝わらなくたって書きたかった。
追従して書いてくださった方、ありがとうございました。

81
名前無し
ID: T/rK1mSd9s 
2015-08-28 16:22:09

5月からも放送されたみたいですが。再度9月中旬から、CSのホームチャンネルで岡田版アルジャーノンに花束をを放送するみたいです。
みたいというのは我が家では衛生放送観れないし、受信出来ても、録画出来ないので(ToT)

82
名前無し
ID: XtHHNnyOeO 
2015-09-04 19:14:43

4話のハルくんが母親会いたさに廃屋に入ったシーン。
家はコンクリートでしょうね。柱らしいものはなく白い壁。
角になっているところをハルくんが見つめる。
そこには、ハルくんの身長を示した線が引かれている。
薄くなってはいるんだけど、ハル1才、ハル2才と書かれてる。ハルくんが10才の時までの身長の成長の記録が残っている。ハルくんは10才の時まで暮らしていたんだ。
身長を測ったのはお父さんなのかな?


83
名前無し
ID: qiRdpURwEw 
2015-09-05 09:34:01

ますますこれが、しみじみと思い出されます。
テーマは永遠のもの。
人間とは…今日も考えます。

84
名前無し
ID: 6LOMEP9U2T 
2015-09-10 12:51:43

いまだに9話以降がレンタルできない〜(驚愕)
早くコメント入れたいんですけどね。
また1話からも人気が出てきて倍率高くなってるんですよ。
ユースケ版アルジャーノン、恐るべき人気です....。

85
名前無し
ID: FOW/EX3vCn 
2015-09-10 14:43:20

某大手レンタルですよね?大手といえば・・・ですよね。
HPみたら、延滞金なしとか書いてありますね。

CS観れますか?うちは観れないんですけど。
今度の日曜日から再度放送するみたいです。1年に2回も放送する
ものなのでしょうか?CSって。

アルジャーノンと打ちこむと、読書感想文が出てくる(笑)

86
名前無し
ID: 6LOMEP9U2T 
2015-09-10 15:31:29

84です。
85さん、ありがとうございます。
そう、あのTSU** YAなんですけどねー
フジのCSはHPみてみましたが、これは有料放送ですか?
衛星放送の方は見えるんですけど。
確かに、1年に複数回再放送するドラマって珍しいかも。
しかも13年前のものですよー
アルジャーノン、確かにググるとすごい文章に出会えますよね。
執筆された当時のアメリカの情勢のことまで解説するものもありましたっけ。
それだけすごい作品なんですね....。
ダニエル・キイス氏がこの作品で賞をとったとき、いったいどうすればこんな作品が書けるのか?という質問に対して「わたしにもわかりません」と答えるしかなかったというエピソードは有名です。

87
名前無し
ID: FOW/EX3vCn 
2015-09-10 15:59:15

85です。
WOWOWのホームチャンネル、確か有料です。

ちなみに書いていいものかどうか・・・。
動画サイトの某大手でも観ることは出来ます。
タイトルプラス放送時年代(西暦)入力すれば。今のうちは。
何か、スポンサーリンク反応してるんですけど笑

あ、本スレ、ちょっと見てください。

88
名前無し
ID: OmmaaErU6y 
2015-09-10 21:25:53

 ↑ 最後の1行は岡田版には関係ありませんでした。
すみません。また、そこのけやってしまいました。

89
名前無し
ID: CsbxjFuYN2 
2015-09-12 00:19:28

9話、某動画でみました。
もう中盤以降はもう1話1話がそれぞれ濃縮されていて、圧倒的です。
先生と晴彦さん、別れちゃったんですね。この話はヒロインのエリナ先生の心情を追っていくと、終盤の夜の川辺、小雪の降るなか、静かでしっとりとしたハルとのキスシーンが本当になんともいえない気持ちにさせます。ここ、彼女が一番心揺れてますね。今までハルの心の支えであったはずの彼女が、初めて彼に支えてもらったよう。二人の心がそっと重なりあった夜というか。

ここで二人の別れを知らないハルが、このことは忘れてしまうから先生は心配しなくていい、知能の退行がわかって先生とキスが出来てよかった、手術を受けてこんな夜を先生と過ごせたことがよかった、というようなセリフをいうんですけど、本当に切ないシーンでした。原作では、二人が心も体も結ばれた場面では、退行なんてなくなればいいのに、愛の記憶が消えないで欲しいという激しい気持ちに襲われたんですけど、このドラマでは、忘れてしまうことがいいんだよなんて。こんな風に原作のエピのエッセンスを取り入れながらも、逆方向から切ない心情を引っ張ってくるんですよね。脚本の岡田さんならではの、ほんのりとした温かさを残すというか。岡田さんの脚本の作品、今までもいろいろ拝見しましたけれど、この作品はとにかく構成が素晴らしいです。晴彦という原作にない婚約者キャラの存在は、あくまでもプラトニックな愛を描くために置いたと思っていたんですけど、ここでこういう風に彼の存在を生かすのか〜って。

90
名前無し
ID: YXu6CxIL5Y 
2015-09-12 09:52:50

89さん。
あれ?岡田版、ご覧になったのは放送された当時から初めてですか?
春彦はエリナ先生のことを本当に心から愛して理解してた。そのことはハルには退行しても残ってます。
岡田版は誰かのことを誰かが支えようとしていて、切ない中にも温かさを感じますね。

ハルのお父さんに会いに行くバスの中。『こんなに遠くまで来たのは初めてなんだ。お前もだろ。』アルジャーノンを缶から出して景色を見せてあげてましたね。

お父さんに整髪してもらったシーンはかなり原作に近いですよね。ハルの場合は待っていてくれるエリナ先生がいたけど。ハルからお父さんに会い、どうだったか、ハルのほうから話してくるまでエリナ先生からは聞かなかったんですね。

あのキスシーンは本当に素敵です。学会でハルが壇上に向かう前にエリナ先生のオデコにキスするシーンも好きなんですけど。川辺のキスシーンは私の中のベスト1です。そんなにいろいろなドラマ、映画観てませんけどね(^-^;

泊まった旅館で相部屋になってしまう。キスした後に。
内心戸惑っている(顔には出てたけど、出さないと視聴者には伝わらない)エリナ先生に『朝まで何を話しましょうか?
』とさりげなく切り出すハル。大人の気づかいですね。妹が訪ねてきたところといい、このあたりのユースケさん、惚れてしまいます(^-^)
楽しそうに話し出す2人。夢中で話すエリナ先生。音声がなくて何を話してるのか、気になるぐらい。こういう演技も管野美穂さんは上手いですね。日が昇り始め、エリナ先生はハルにもたれて眠っている。ハルは起きていて、静かな表情なんだけど、いろいろなことを思い出していたんでしょうね。

もう、苦悩は人には見せなくなったけど『どこまで覚えていられるかわからないけど。忘れたくないなあ。』とだけ言うハル。『誰かと一緒にいると、不思議と穏やかな気持ちでいられる。』と心の中で思うハル。
様々な葛藤を経て、人との関わりでかけがえのないものを知っていく、大切な思い出が出来、覚えていられたらと願うハル。
手術後最初の頃、エリナ先生の部屋で集まってお鍋をした時、ハルは『楽しい。みんなには当たり前のことかもしれないけど。僕は初めてなんだ』と涙ぐむシーン、普通のことがハルには当たり前じゃないことをハルが実感したセリフを私は思い出す。
チャーリーは退行しても、また本を読めることを願っていた。
ハルも読み書きの能力が残ることを願ったけど。同時に、知能を得て人の負の部分を知った後に、人の温かさも知た。その記憶が消えないことが叶うことがと。
切ないです。
長々とすみません。



91
名前無し
ID: CsbxjFuYN2 
2015-09-12 17:18:03

89です。
この作品、放送当時はリアタイで全部見れていないんですよね。
その後、ボチボチと動画サイトなどで見たりしたんですが、途中でサイトがなくなったりして、結局、最後まできっちり見ていなかったんです。今回の再リメイクを機に原作を読み直し、それでまた岡田版をしっかり最初から見ようと思いまして。

9話は、お父さんとの再会シーンのイメージは、原作をおおむねなぞるようになっていますね。アルジャーノンと先生を伴って〜というところが違うかな。でも、原作ではニューヨークにアルジャーノンと逃避行する場面があるので、あのエピの代わりにもなってよかったです。最後に散髪代金を催促されるところも原作と同じ。結局、最後まで父親に気付かれることはなかったという。父親は息子に思い出をくれた人ではあったけれど、母親ほどの愛憎はなかったという存在なんですよね...。やっぱりアルジャーノンの主人公の根っこにあるものは、母子関係なんだよなぁ。

10話も見てみましたが、ここにきてクローズアップされたのは晴彦ですねー。彼は特に高い知能や知識を備えた人じゃない。ただ、エリナ先生を心から愛していて、愛する彼女が大事にするハルを同じように大切にしている。でも実は、彼こそが人間の愛情を与えたり受け入れたりする能力がある存在として、岡田版に登場する新キャラだと思いましたね。パン屋のオーナーもハルを幼少時からずっと見守ってくれる、まさに育ての親ともいえるべき頼もしい人だと思うけど、エレナ先生とハルの間に立つ、という意味では彼の存在は大きい。こんな愛情こそが、人間の精神を支え、人間関係を排除することなく保つような気がしました。かつてのハルは、彼に嫉妬したり、疑心暗鬼にとらわれたりしたけれど、最後は彼のようになりたいって言わせてしまう人なんだし。

あと目立たないんですが、ミキちゃんの存在も侮れないんだな。
彼女、実に地味に地道にお店の仕事をこなしている。お客さんにお茶出ししたりするところから、とうとう憧れの接客にも再チャレンジしてる。周囲の人がまた彼女を見守り、指導しているところがいいんだな。こういう場面を見ると、彼女こそは愛情の裏打ちのある教育を受けているんだと思う。

新キャラ二人が、実はこの作品のテーマに関わる愛情について語るに欠かせない人間になっている、というところがニクイです。

92
名前無し
ID: YXu6CxIL5Y 
2015-09-12 18:56:31

私も放送当時は全く観れませんでした。レンタルになってから初めて観たんです。放送された翌年ぐらいです。

このスレで最初の頃に書かれた方の感想と同じ。
無駄なキャラがいない。皆がハルと繋がっていて、ハルに影響したり、影響されたり。人柄や気持ちの変化を丁寧に描いていると思います。

ミキちゃんは親の思い出がないんですよね。ハルくんが唯一の家族みたいな存在だったんでしょう。ハルがパン屋を去る時のあまりにも切なそうなミキちゃん。泣きながら追いかけて転んでしまう。キューンとなりました。

あ~。最初の頃のことも書きたくなりました。
あの大女優の管野美穂が粉まみれになるシーンとか笑。
顔面真っ白。志村けんさんの馬鹿殿様みたいに。
知能上昇がまだ見られず、パン屋のオーナー恭子さんに『ハルが落ち込むのを初めて見たよ』とエリナ先生が責められ、エリナ先生が自分の過去を話す。弟のこと。
続きはまた後で書きます。
話し出すと止まらない。困った。
うるさいと感じられたら、スルーしてくださいませ!

 



93
名前無し
ID: kGxEzOQcgy 
2015-09-13 08:50:00

別にグレーゾーンの話をするには窮屈じゃないよ。

94
名前無し
ID: hSGffr0f/v 
2015-09-20 22:35:29

なんとかこの連休で最終話まで視聴したいです。

95
名前無し
ID: s8RNpaUluq 
2015-09-21 00:25:31

CSで見ています。
リアルタイムでも見ていたのですが、当時はまだ私も若くて、今になって気づく名シーンに涙がこぼれそうになります。
私はあんまりドラマで泣かないんですけどね。

ユースケ・サンタマリアは「素晴らしい」。
彼の繊細な演技は揺れ動く心情の変化を上手く表現していて心に沁みます。
コミカルなタレントだと思っていたけれど、本当に「役者」だなあと、この役作りのためにどれだけの努力をしたのだろうと思わされます。
これからも素晴らしい演技を見せてくれるのでしょうが、私はこのハル役は彼のはまり役だと思います。

今回CSで再放送されると聞いて、山Pのリメイク版を見たばかりの娘を誘って一緒に見ています。
このドラマは本当に無駄がない。
いらないキャラやエピがなく、ハルの心情の変化がストレートに伝わり、見ていてつらくなるほどです。
個人的には晴彦が出ているシーンがとても好きです。
彼はごく普通の善良な一般の人だと思うから、ハルに対する彼の素直な言動を見ているとホッとします。
うまく言えないのですが。
ハルにとっても晴彦は複雑ながらも重要な存在ですね。

今日は、ハルがアルジャーノンが迷路を走れなくなったことに気づいたところで終わりました。
続きは来週です。
とてもせつないです。



96
名前無し
ID: zk4ZFfkSWA 
2015-09-23 08:32:02

CS観れて、羨ましいです。
5月頃には深夜帯で放送していたみたいですね。
今回は日曜日の昼間に2話ずつ放送。アルジャーノンが迷路を走れなくなったのは6話のラスト。半分まで来ましたか。
私もハルと春彦のシーン好きです。


スポンサーリンク
97
名前無し
ID: DUJ5.tdyby 
2015-09-25 13:24:07

レンタル、まだ9話10話が届きませんがw
某動画サイトで視聴して、やっとこさっとこ最終話まで見ました。
視聴前からラストについては知っていたので、果たして原作のラストが最高と思う私は受け入れられるんだろうか....と心配しましたが杞憂でした。1話の冒頭から全てがラストシーンにつながっているという意味ではなんら矛盾も感じないというか、むしろこの終わり方が自然な流れ。以前にも書きましたが、この脚本はなんといっても構成が素晴らしい。この出来栄えからすれば、クランクインまでには全話が書き上げられていた(少なくともプロットは完璧であった)と思います。ラストクレジットのトップにキイス氏の名があがるたびに、当時健在であった彼自身もこの脚本の骨組みの部分に関わっているんだろうと思わせるほどです。

原作であげられた人間の精神の根本を支えるべき「愛情」とは何か、「愛情」によって裏付けられた教育とは何か、ということをこのドラマでは実に分かりやすく具体的に表現されていたのが特徴だと思います。そのためのオリジナルキャラとして、晴彦とミキを作り出したというね。あと、このドラマの母親はハルを捨てたという強い罪悪感を持ちつつバチが当たる、と思いつつも愛娘とともにかなり恵まれた生活をしているんですね。
その理由を、エレナ先生が「ハルくんはお母さんと別れてから、一度もお母さんを憎まなかった。それどころか、ずっと深く愛していた。愛してくれる人がいるから、お母さんは不幸にならないでいるのでしょう」という名セリフをいう。冒頭の場面から、ハルはお母さんに折檻されても「いい子でいれば迎えにくる」という言葉を通して、たとえ騙されていたと知ってもなお母親への思慕を捨てることができなかった。ここ、いかにも日本のドラマならではの母子関係であると思いました。原作のチャーリーの方がもっと愛憎は複雑。彼自身が女性を愛すること(性愛)に対してのコンプレックスをチャーリーに植え付けててしまったその人だから。だからなのか、若年性の認知症になってしまった母親はある意味、バチが当たったのかもしれないな。いずれにしても、母子関係についてきっちり深く描写していることは変わりがない。アルジャーノンの主人公の根幹は、この母子関係から始まっているということなんですから。

長々と書いてしまいました。また懲りずに思いついたことを買い付けていければ嬉しいです。

98
名前無し
ID: Qb7em4mhpf 
2015-10-20 13:29:12

時間がだいぶ経過してしまいました。
97さんがラストを受け入れることが出来たのを読んで、嬉しく思います。すぐに書き込みたかったんですけどね。
母親が迎えにきただけではなく、ハルはチャーリーと違って一人で生きていく手段を考えるまで追い込まれることはなかった。最後までエリナ先生が側にいたし、パン屋のオーナー恭子さんから『戻っておいで。ハル』と。原作より甘いと感じる人もいるでしょうね。
知能が上昇しパン屋の同僚たちと揉めてクビになり、ハルが去ったあと、ハルと距離を置いてた原田さんが足を滑らせて粉の袋を、中身の粉を自分に・・・のシーンがありました。他の人に笑われるんだけど『何が可笑しいんだよ』と言ってから何か考え深げだった。ミキちゃんの『ハルくん』の寂しそうな声が続いた。ハルのこと考えてたのはミキちゃんだけじゃない。そして、次に訪れる、ハルと同僚たちの、あの話し合いの場面。
母親が迎えにくることだけじゃなくて、パン屋の同僚たちが迎え入れたことも話しが繋がっていると思うんだ。

でも、ハルが粉をひっくり返した時は『また、これが始まるのか』と手術前とは違って同僚たちは和やかに笑ってたけど。ハルの果物の入ったボールの持ち方が手術前より不安定だった。覚えていけるのかと思った。あと、女性の売場担当の人が一人一人に果物を投げた時、ハルは受け取ることが出来ず頭にぶつかってしまった。女性は『わざとじゃないのよ』と慌てる。見下されてしまうのも何だけど、腫れ物扱いされちゃうのも、後々辛くなると思った。母親が迎えに来なかったら・・・。

母親はハルを捨てたけど、『関係ない』と口では言ってたけど。ハルの手術の日。テーブルに一度破いたけど貼り合わせたハルとの写真置いて、何もせず座ってた。ハルが最初に会いに行った時、動揺して一瞬身動き出来なかったけど、ハルのいる玄関のドアまで駆け寄っていった。ハルの声が近所の人に聞こえるのを避けてじゃないと思うんだ。
ハルの置いていった車のオモチャ、拾ってたし。
もう、岡田さん、描写が細かいよ。音楽もシーンごとに合ってるし。
チャーリーは自分の過去と対峙するために母親に会いに行ったんでしょう?だけど、認知症で話せず。自分にトラウマを与えた母親を、自分を見下してた妹だけど、妹だけに母親の世話を任せるのはチャーリーも辛かった。

なんか、支離滅裂になってきました。

岡田さんは『このドラマの脚本を書くために脚本家になったと思った』と言ったそうですね。
岡田さんはこの原作をリスペクトしていると私は思います。

前にも書いたかなあ。眠っているハルに経過報告を受け取った後に教授が頭を下げるシーンは私は泣けるんです。

エリナ先生の弟のことでを書こうと思ったけど。かなり脱線しそうなので止めておきます。

99
名前無し
ID: iAe5YGbpXT 
2015-10-20 13:40:02

もし書きたいと思ったのならぜひ書いてください。
読みたいです。岡田さんのアルジャーノン見てないけど原作は読んで感銘を受けたしここのスレ更新されるたびに待ってました!の気分なんです。
多少脱線したって構いません。
私以外にもドラマは見てないからここに感想は書き込めないけどスレはいつも楽しみにしてるって人たくさんいると思いますよ。

100
名前無し
ID: 7Z2wvuABSx 
2015-10-20 19:42:15

97です。先日、9話10話が届いて、家族にコピーをとってもらいました。動画でも見ていますが、ゆっくり見ようと思ってます。まだまだレンタルは1話から盛況のようです。フジもCSで再放送せずに、また地上波で放送して欲しいな。

98さんのおっしゃる、岡田さんがこの作品を手がけるために脚本家になったという言葉になんか感動しちゃいました。脚本のプロになろうと思わせてしまう。そのくらい、アルジャーノンは心揺さぶるものがあるんでしょうね。

トピずれしちゃいますが、先日、レオナルド・ディカプリオが出演した「ギルバード・グレイプ」という映画を見ました。今から20年以上も前の作品です。彼が19歳の時。知的障害を負った少年の役を演じていて素晴らしかった。もう何もかもが自然で、本当にそのまんま、現実に生きている人にしか見えなかった。天真爛漫で、気持ちのままに叫ぶ表情がとても印象的で、彼がこのアルジャーノンの主役ならどんな風になるだろうか、見てみたかったですね。すでに40代のベテランのハリウッド俳優になりましたが、最新作はダニエル・キイス氏の「24人のビリーミリガン」を原作とした作品(原題:The crowded room)で主演するそうです。多重人格の犯罪者の役で、これもまた稀代の難役ですが、彼ならこなせるだろうと思わせます。

101
名前無し
ID: VdBNYj0aVv 
2015-10-21 11:44:28

100さん。情報ありがとうございます。
「ギルバート・ブレイク」ですか。某レンタル屋さんに置いてあるかなあ。「タイタニック」でレオナルドさんが日本でも大スターになられた時だったならあったかもしれないけど。
アルジャーノン。アメリカで再映画化の噂のようなものもありましたよね。「24人のビリーミリガン」も公開する予定が8年前ぐらいに、消えてしまったとか?
レオナルドさんのその映画の記事探して見つけました。脚本家は決定して、監督が誰かは書いてなかったんですけど。ビリーさん、昨年お亡くなりになられていたのも初めて知りました。映画が公開されたら、ダニエル・キイス氏ビリー・ミリガン氏両方の追悼になるでしょうかしら。

アルジャーノン以外、私、読んでいないんですよ。大まかな粗筋だけ読んだだけなんです。粗筋だけでも凄い人生を送ったんだなとは感じてますが。アルジャーノンも読解がまだまだだなので。
今回のドラマ化での影響なのか。原作を初めて読んだという書き込み、ネットに数々見られますね。
原作のラストに「死」を感じさせたという感想を読んだんですよ。私にはそうは思えなくて。身体機能も最後の経過報告より更に低下するでしょうけど。チャーリーはプライドを持って、ウォレンへ行く道を選択したのだから。

くだらないことですが。岡田さんのアルジャーノンのドラマ挿入歌、ラブハンドルズの「スピード アコースティックver.」がカラオケに入っている情報得まして、お一人様で歌ってきました(*^^*)



102
名前無し
ID: rCWlCUAatr 
2015-10-21 14:34:11

100です。

何と言っても、ディカプリオの代表作というか、ブレイクした作品は「タイタニック」ですよね。ちなみに、ギルバード・グレイプはタイタニックの4年前に制作されました。主人公の弟役ですが、彼が初めてオスカー(助演男優賞)にノミネートされた作品です。

>チャーリーはプライドを持って、ウォレンへ行く道を選択したのだから。

えてして、原作の最後は悲劇と捉えがちですが、私もチャーリーは人間としての尊厳=プライドを最後まで捨てずに、自ら進んで過酷な運命を背負って歩き続けていったのだ、と思っています。こういう毅然とした人間像って、ウェットな感情(とくに日本人はそういう傾向ありますね)では受け入れがたいのかもしれませんが、私はとても好きです。自分もかくありたい、と思わせてくれます。しかし、彼はそういう厳しさを持ちながらも、内面はとても純粋で優しい。そこでまたウェットな読者は号泣するわけですがw

挿入歌も、さりげなくて良かったな〜と思います。私、なぜかこの曲を聴くとエルトン・ジョンを思い出してしまうwユースケさんのアルジャーノンは全ての要素がバランスよく調和していて、一つの作品のなかに溶け込んでいますね。

103
名前無し
ID: VdBNYj0aVv 
2015-10-21 14:43:22

エリナ先生の弟のことを書かせていただきます。

ハルが手術を受け、最初は成果が見られなかった。頭が良くなったらお母さんが迎えにくると考えているハルは落ち込む。アルジャーノンとの迷路の競争に勝つためにハルは必死に努力する。夜、部屋で練習用の紙に書かれた迷路を何枚も何枚もやってみる。それでもアルジャーノンに勝てない。ハルから笑顔が消える。
パン屋までハルを送って行ったエリナ先生はオーナーの恭子さんに中に入るよう促される。『私、初めて見たよ。あいつのあんな悲しそうな顔。子どもの時からずっと見てるけど。あいつは明るいのよ。だからいいんじゃない。だから、ハルなんじゃない。何されてもさ。馬鹿にされたって、いつも笑っててさ。みんな、自分のこと好きなんだ、友達なんだって思ってんのよ。明るいだけが取り柄のあいつにあんな顔させるのよ。何とか言いなさいよ』と捲し立てるように責められる。
しばらく黙っていたが『知能を高くしてあげたかった。』エリナ先生は静かに話し出す。恭子さんに自分の弟のこと。
(恭子さんのセリフ、ほぼ忠実に書いてしまって。1話の冒頭で母親の『パン屋の人たち、あなたのことが好きなの』の言葉。ハルはずっと母親との約束や言葉を全部信じて過ごしていことを、シーンだけではなく、岡田さんは恭子さんのセリフにも込めたことを書きたかったんです。)

エリナ先生は弟がいた。知的な障がいを持っていた。
『何も一人で出来なくて。いっつも私の後をついてきた。ハルくんみたいに、いつもニコニコしてた。私は嫌で堪らなくて鬱陶しくて、いじわるもした。そうすると、急にいとおしく思えて、でも、また、すぐに嫌になって・・・』
母親に頼まれた普段と違う隣の町までのお使い。ついてきた弟に『あんたなんか嫌いだ。いなくなっちゃえばいい』と言うも、ニコニコついてきた弟。エリナ先生が当時憧れてた学校の先輩を見た。弟を見られたくないと置き去りにしてしまう。弟はパニックで走り出し、車がきて、命を失ってしまう。

チャーリーが母親に会いに行った時に母親とは話せず、妹と話します。最初は記憶が薄れていた妹が思い出し、一緒に暮らしていた頃の兄への感情を正直に話します。『あなたが憎かった』と。
エリナ先生の子どもの頃の弟への感情。妹ノーマの兄チャーリーに対しての気持ちをエリナ先生の経験に代えて表現したのかなと漠然ですが思います。

そして、ハルの場合は妹との再開を美しく楽しくだけ描かれた。よけいに『もう会えない。今日が最後』と別れのハルのセリフが切なかったけど。
チャーリーも妹に優しい言葉を掛けましたね。

104
名前無し
ID: VdBNYj0aVv 
2015-10-21 15:39:50

102さん。

エルトン・ジョンですか?( *゚A゚)
渋いですね。
私も若い頃は70年代洋楽聴いてましたけど。
どこかで懐かしのを聴いても、あれ?誰だ?聴いた記憶はあるになってしまって。

音楽担当の方、岡田さんの作品をよく手掛けられる方だそうですね。

105
名前無し
ID: c8ksXo1i5J 
2015-11-26 14:19:00

岡田版→名作

野島監修版→駄作

わかりやすくていい。

106
名前無し
ID: C9kk7Kxnmx 
2015-12-01 13:44:43

野島さんが監修したドラマはアルジャーノンを原案として、別なタイトルにしてさえしていてくれたら、違う感想を持ったかもしれませんが。私の個人的な気持ちですが。

その人にとって、名作か駄作かは、何年か経って再び観たいと思える作品というのも一つの基準ではないでしょうかしらね。

ここは、ただ、原作と岡田さん脚本のアルジャーノンに花束をの感想を穏やかに話せる場所で、私には居心地が良かったです。
まさか、13年も前に初回放送された、たった一つのドラマを思い切り語れたこと、他の方の感想を読めることも嬉しかったです。
CSの有料放送(今年の再放送)で観た人の感想はツイッターで読みましたけど、何せ、短い文章のSNSですから。

私も初めて観た時はストーリーに呑み込まれ、感情移入し泣くだけでした。年月が経ち、歳も重ね、観て感じるものも気づくものも違うこともあったかなと思います。

DVDもいつまで購入可能なのか、今後、再放送あってとして、録画出来る環境に我が家がなっているのか、先ずは、いつまでレンタル出来るだろうと思って、観ることが出来るうちはと思って借りてきました。

107
名前無し
ID: OVYSAUdL78 
2015-12-01 14:48:00

私はここを読んで岡田さん脚本のアルジャーノンが原作の芯に沿った上で暖かい作品になっていることを知り、ホッとしたクチです。とてもいい作品のようで心惹かれるところはあるけれどでもそれでもきっと私は岡田アルジャーノンはこの先も見ないです。野島アルジャーノンを見ていろいろ怖くなっちゃったから。たまたま合わなかっただけなんだと思いますが。。
そういう選択をする人間もいます。だけどここのスレは欠かさず読んでいましたし原作の話もできて楽しかったですよ。

108
名前無し
ID: C9kk7Kxnmx 
2015-12-01 16:31:27

私も好きな原作の実写は、どちらかといえば観ないほうです。
私は岡田さんのドラマを観てから、原作を読んだので。
逆だったら、わかりません。それに、岡田さんのドラマの印象を持って原作を読むのと、まっさらな状態で読むのとでは違うものもあるでしょうね。
私の場合は岡田さんのドラマのおかげで、原作の最初の書き出しは抵抗なく読めました。正直、読書が面倒な私には原作と出会わせてくれた岡田さんに感謝です。
まだまだ、読み取ってないなあと、原作に対しては感じています。

109
名前無し
ID: XurYTcDXGc 
2015-12-01 16:54:05

「ああそうか、みんなは僕を見下してたんだ」とハルくんがわかるようになるシーンが心に残ってます。
知能が上がり、みんなと対等に話せるようになって、でも空気を読むということはまだわからなくて、
ついアドバイスめいたことを言ってしまい、相手の気持ちを逆なでするわけなんですけど、
友達って思ってたからそう言っただけなんだと思うとほんと切なかったな。

110
名前無し
ID: C9kk7Kxnmx 
2015-12-01 17:22:37

うん。わざと足元を引っ掛けられて転んで、粉やチョコレートソースが自分にかかっても、ハルくんは笑ってましたね。みんな、自分が好きなんだって信じてたから。
手術して少しして、同じように、転ばされ粉をかぶった時、一瞬なんだけど、戸惑いの表情のユースケさんの演技がハルくんが変わってきたことを視聴者側に伝わった最初のシーンじゃなかったかな?

111
名前無し
ID: C9kk7Kxnmx 
2015-12-01 18:07:07

すみません。
109さんの書かれたことのシーン。そのセリフ。
ズレたレスを返してしまったような気がします。
ちょっと、そのシーン、明日観れたら、見直してみます。
パン屋で同僚に仕事の手順をこうしたら効率いいんじゃないかと意見した後でのセリフだと思うんですけど。

112
名前無し
ID: XurYTcDXGc 
2015-12-01 19:30:27

いえいえ。おっしゃりたいことわかります。
転んだところでハルくんが周りの人のノリに「違和感」をおぼえるんですよね。
だんだん真実に気付いてくるという。
それでもやっぱり信じていたくって、という感じだったのがナントモいじらしい(´・ω・`)

113
名前無し
ID: 0.bjVO0lwf 
2020-12-26 20:29:22

再放送は無理だろうな。

114
名前無し
ID: P11SaE.CJA 
2020-12-27 10:49:23

岡田恵和さん。
このドラマのクランクアップしたあと、おっしゃいましたね。『私はこのドラマを描くために脚本家になったんだと思う』と。
今、あなたに、その時のような熱い心が残っていますか?

115
名前無し
ID: YM0UbXaW40 
2020-12-27 13:02:08

>今、あなたに、その時のような熱い心が残っていますか?

残っているから、新春からも2本の新作を書かれるのでしょう。「少年寅次郎」も素晴らしかった。今上天皇陛下即位の奉祝曲の作詞も引き受けられたのでしょう。
リップサービスが過ぎることがあり、いちいち真正面から受け止めることはありません。
それとここは「アルジャーノンに花束を」を語る場で岡田惠和さんの今を語る場ではありません。

116
名前無し
ID: P11SaE.CJA 
2020-12-27 17:32:34

私は1つ1つの脚本に精魂込めて書いてもらいたいだけです。
1月期放送の「にじいろカルテ」は既にクランクアップされています。どれだけ仕事を詰め込まれたのだろうかと気になったもので。あなた様も、このスレに関係していないことを羅列してますよね。

「アルジャノーンに花束を」。一人称だけの原作を日本の土台に合わせて、上手くアレンジされた素晴らしい作品だと思っています。父親に会いに行ったシーン。強く印象に残っています。年月が経過し、現在の世の事情世論にそぐわない面もあるかもしれませんが。
一人の青年の葛藤や幸福に胸が締め付けられました。

117
名前無し
ID: XN.S8Bt/7Q 
2020-12-27 18:41:39

また懐かしいスレが~(笑)
最近、こういうの多いですねえ。
ここ、確か私が立てたんじゃなかったかな(なにせ大昔なので記憶が不確か。違っていたら、立てたご本人ごめんなさい。)

当時、同名のドラマがあって、あまりにもひどい出来だったので、もっと昔に岡田さん脚本のすばらしいドラマが存在したことを引き合いに出して、それを語っていました。
今では放送倫理的な面からもおそらく再放送のかなわない内容ですが、
原作のクールな、でも大切な人間にとって何が幸せなのか、という本質的な問いかけを、岡田さんが日本人の心に訴えるような温かい話にリライトしており、涙しながら感動しながら見たものです。
構成も問題なく、演者も、あの頃人気だったユースケ・サンタマリア、菅野美穂という布陣。
ユースケさんの刻々違っていく知能と表情、体の動きがほんとに見事で、ふり絞るような叫びには胸をつかれました。
菅野さんも、まだ20代でしたが、特別支援学級で悩みながら主人公ハルに対していく若い女性教師役がフレッシュで、魅力的でした。

ぜひもう一度見たいドラマの一つですが、ソフトを持っていない限りたぶん無理ですね。
幻の名作と言っていいかもしれません。

118
-
- 
-

 

119
名前無し
ID: jvK..vTovd 
2021-09-28 23:12:33

118、今から7年も前の投稿で➡️6年でした!
今年は、2021年でした…うっかり2022年だと思ってた…
最近、今が何年なのか、よく混乱します💦令和になってから余計に。
西暦表記だけに統一して欲しい😵

120
名前無し
ID: .Jnz19grPB 
2021-10-02 16:11:43

こちらのスレを読んでいた時、投稿させていただいた時、幸せでした。このドラマへの思いを書ける場所を探していて辿り着きました。

いろいろなシーンを鮮明に覚えていますが。

ドラマは中盤から終盤に向かっていた。ハルが知能が低下しない方法を探すんですね。確か、エリナ先生に嘆願されて。
ひたすら、ボートに数式と格闘するハル。ハルに指示された論文の本を大学の図書室から探し、台車で運ぶエリナ先生。教授や助手。夜が明け、朝陽が射した時。
ハルが言う『わかりました』。うつらうつら眠りかけていた皆が顔を上げて、ハルは『方法はありません』と告げる。そして、ハルは皆に感謝の言葉を伝える。
『エリナ先生。泣かないで。』どうか悲しまないでという優しい、静かな笑顔のハル。切なく悲しく美しいシーンでした。

人はどう生きればいいのか、何が幸せなのか、思い出す度に考えさせられるドラマです。

「けいかほうこく」ユースケさんの声を忘れません。

121
名前無し
ID: SlFKBq/qpL 
2021-10-09 08:04:21

ミキ(榎本加奈子)が去っていくハルを追いかけて転倒する場面
見ていて耐えられず大泣きした



スポンサーリンク


全 121 件中 72~121 件が表示されています。
次ページ> 最後≫
[1] [2] [3]
名前
本文
※雑談や議論はドラマに関連する話題にしましょう。
※誹謗中傷や他のサイトのヲチ(ウォッチ)行為は禁止事項です。
※感想やレビューを元に議論するのは問題ありませんが、感想を書いてくれた人を誹謗中傷する書き込みは禁止します。
※ファン同士の対立を煽るような書き込みは行わないでください。
※他サイトへのリンクは宣伝書き込みとして削除される場合があります。
※スレ違いの書き込みが増えてきたら、別スレッドを作成しましょう。
※同じ趣旨のスレッドを複数作らないようにしましょう(継続スレッドは除く)。
※違法にアップロードされた動画のURLや閲覧方法は書き込まないでください。
利用規約違反の行為を行った場合、投稿の削除やアクセス規制が行われる場合があります。