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若い時の朝子が子供っぽすぎて。それは鉄平にも言えること。あの2人がお子様に見えてしかたがなかった。そして、年老いた朝子も魅力がない。だから、結末もどうでも良かった感じ。もっとじっくり描いてほしい部分を思い切り端折っているから、何が何だかさっぱり。鉄平がやくざからずっと逃げ回ることができるのも、無理でしょ。普通は捕まるでしょ。って感じ。
皆さん言われていますが今回は土屋太鳳演じる百合子の号泣にグッときました。ペンダントを捨ててしまったことに対する後悔が痛いほど伝わってくる素晴らしい演技でした。
このドラマは脚本も素晴らしいですが下手な役者が一人も出てないから毎回役者陣の演技に引き込まれて観てしまいます。
正直、3話までは☆2.5くらいだったけど、
4話は段違いに素晴らしかった
戦争がもたらした痛みが物語に深みを与え、
土屋太鳳は今まで見た中で一番いい芝居だし、
クソ現代パートが邪魔をしなかったのも良かった
あれは杉咲さんのクセだと思います。どの作品でも鼻に付く感じの演技が苦手です。大人の俳優さん達の中で、ひとり子供みたいで雰囲気壊している気がするので個人的には他の女優さんで見たかったです。
宮本信子さんの朝子キャラもイマイチなんですよね。それ以外は面白くて良いなと思いながら見てます。
端島の食堂の若い朝子と今のいずみさんがどうしても繋がらない。
宮本信子はかなりアクの強い女性だし、杉咲花はやけに幼く見えるが、あの男と結婚してささやかな家庭を築ける堅実な平凡な女性。私はこの若い朝子は良い娘だが特段魅力を感じない。
こちらの耳がイカれてしまったと思う位に台詞が聴き取りにくい部分がある。そう感じるのは私だけ?なら耳鼻科行ってこよう。
次回で2人の朝子が繋がるか心配。老朝子の思考回路も自分が理解力ないからかしら?
嫌な女にだんだん見えてきた。
鉄平は、
兄の子を戸籍に入れる為にリナと結婚したのだと思う。
空白の何十年が紐解かれる来週が気になるが、
一番興味あるのは百合子達夫婦のその後。
主軸は鉄平と朝子なのに、あちらの二人が気になる。
面白くて一瞬で45分が終わってしまう。回を重ねる度に人物の解像度が上がりより深みが増してきた。今回の主な話は百合子と朝子の確執、といっても一方的に百合子が意地悪をしているのだがそれは実は本当に意地悪とは言い切れないものであることを4人の中の朝子以外は皆分かっているから誰も何も言えないという…なんという秀逸さ。
《以下ややネタバレあります》
百合子は幼少期より家族と共にキリスト教の教えを信仰して生きてきたのに同じ神の信者の落とした原爆で家族を失い自身も被爆。単純に誰かを好きになったり、働いたり将来に希望を持つ事も出来ず、かといって隣人を筋違いに憎む事もキリスト教を妄信する母親や島を見捨てる事もできない聡明さや気丈さ、責任感の持ち主。
それゆえ混沌と矛盾を内に抱えながらも人生を悲観して絶望するでも自暴自棄になるでも他人や物に縋ることもなくただ一人ささやかにやさぐれ、朝子にちまちまと嫌味や皮肉を言いどうにか持ち堪え日々をやり過ごす。複雑で難しい役を土屋太鳳さんは周りにたくさん上手い役者さん達がいる中とても熱のある演技で健闘されていて今回は涙なしには観られなかった。
毎回すごいけれど第4話は殊更素晴らしい脚本でこんな作品が観られることにただただ感謝。端的で簡潔にけれど毅然と原爆と戦争への反対の意志が固く語られていたのが印象的で美しい映像と相まって感動しっぱなしでした。そして説教和尚の存在のありがたさや。
真っ直ぐで惚れやすい鉄平のおかげで複雑だった四角関係が一気に整理され筋道が見えたのも面白かったw(賢将には申し訳ないけれど) 今回のストーリーからすると朝子はどうやら3人より年下の様子。
いよいよいづみが誰なのか分からなくなってきたけれどそれを推理するのが勿体ないほどただ作品を味わいたい気持ちと気になる気持ちがせめぎ合う。。誰なのか気になる、でもただ観ていたい、でも気になる、観たい…。
郷愁を軸に据えたドラマとして考えると、目の付け所は良し。
が、あとは残念無念ばかり。端島パートだけで充分楽しめたのに。
郷愁、誰もが覚える時代が来るだろう。問題はその描き方につまらない付録、オマケ、伏線があり、話ばらばら。
あの女優さんだから褒めなきゃならん精神は捨てている。良ければ良い。宮本信子のいづみ、いい年してわあわあ騒ぎすぎ。郷愁は一人静かに想い初めて宝物だったとわかるもの。
長年仕えた誠もいづみに話せば全て解決。
警察官のテッペイ対する態度も?
何十年も郷愁を抱えてご苦労様。お金があるのだから、探偵を雇い捜索させる。
周りの人達もテッペイも賢い人だとは思わない。ラストの花畑見て、自分へのテッペイからの思い、深く感じるかなあ?
豪華キャスト集めるだけ集めて、バラバラ。恥ずかしいドラマとなっちゃった!
結論から言うと、よく分からないドラマだった。
舞台を端島にしなければならない必然性もない。
何処かの閉鎖的な集落が舞台なら成立するストーリーだった。
鉄平が逃げる理由も意味不明。警察に行けばいいだけの話で、いくら死体がないからと言っても、鉄平もリナも証言出来るのだから、警察に保護してもらえばいいだけのことで逃げる必要性がない。そもそも罪を犯していないのだから。日本は法治国家であることを無視している。
進平の母のハルとリナ、誠が身を寄せているハルの実家を、進平に殺された門野鉄の兄貴の鋼市が探し当てないはずがないし、鉄平を捕まえるのにはリナ親子を脅せば済む。
一人二役で血縁関係があると思わせた鉄平と玲央は結局、赤の他人で全く無関係。神木隆之介を一人二役で起用する意味が全く理解できない。
命からがら逃げ出したリナと鉄平も何年も前に死んでおり、朝子と70年ぶり涙の再会という感動もなし。澤田は誠だったというとってつけたようなネタバラシでお茶を濁しただけのドラマだった。
素晴らしかった。
一面の秋桜、その向こうに鎮座する端島。堪らず声出して泣いちゃいました。
鉄平の愛でした。
流れ流れて最後の住処はそこに決めたんだ。何て切ないんだろう。
でも堂々たる外勤鉄平の生涯です。一点の曇りのない、鉄平の愛でした。
世の中の動きを注視した鉄平なので、イケガヤの朝子社長の安寧を彼はきっと知っていた筈です。
今さら阻むものなど無かったが、彼は彼の余生を静かに過ごし、人知れず逝きました。
私も過去を振り返る年になり、手にしたもの、指の間からすり抜けたもの、それら全てを平等に許し愛する事が出来るようになりました。
選べなかった胸をかき乱す後悔や郷愁さえ、執着から解き放たれて可愛らしく心に並んでいる。このドラマを見てしみじみそんな事を思いました。そうね、ここまで来ると人生とは壮大なファンタジーなんだと思える。
いいドラマでした。近年、稀に見る秀逸な物語だったと思います。ただ年代を選ぶ作品なんだろうと。
有りがちなタラレバを放棄して、しばし深い余韻に浸りたいと思います。
写真の描写から滝藤さんは賢将と百合子の子でいいのよね?そっかぁあんなに子だくさんになったんだ…被爆の不安から何もかも諦めなくて良かった支え合う伴侶と未来を繋ぐ子供達皮肉屋だった百合子だけど繊細で奥深くたおやかで潔く好きなキャラ賢将との並びもよく幸せだったようでなんだか嬉しい。で次週2時間最終回ね。らんまんの藤丸くんチラチラ主張してると思ったら朝子に横恋慕かーい!鉄平どこ行ったんだー誠は?とか色々ありますがもう考察とかいい温かい気持ちで終わりたいです。星は次回に持ち越し
>朝子のしゃべり方が苦手です。
の方…分かります。
私も苦手です。アンメットのときもまだるっこしくてまだるっこしくて…。
あれは俳優さんのクセなの?それとも役作りなの?
なぞが謎を呼ぶストーリーの二転三転はもう推察をやめて、見るがままに任せていますが、このモノに溢れ、お金が幸せを買えるように錯覚される時代に、本当の幸せや心の交流や白か黒かでははっきりできない人間関係は、こういうものなんだよと見せつけることが、この話の芯にあるんだと思う。
至ってシンプル。でもやっぱり頷ける。
一見、いろんな物を手に入れ何不自由なく暮らすいづみさんに、幸せそうじゃないね、と埋められない心の穴を指摘したレオは、本能的にそういうのを嗅ぎ取っているんだろうな。
King Gnuのねっこ歌詞曲良いなぁ今回は特に響いた。
海に眠るダイヤモンドタイトルも秀逸
海底の石炭、外から見るキラキラの島、そこで生きる人の営み、その下で危険の中汗と泥にまみれる労働者、時代に翻弄されつつも失くさなかった夢と恋と青春、失われた人と故郷、郷愁…懸命に生きた人々の軌跡。たくさんの強く硬い金剛石…
誰かを羨み我が身の不幸を呪いニホンオワタで諦観よろしく思考停止で起動せずじゃそこかしこにあるダイヤモンドに気づけないね。些か退屈かと思われた淡々と映し出していた過去と現在、生き様のコントラストがここにきて意味深い。
初回からの期待値が下がり気味だった前回までですが今回グッと入り込み1時間が短かった。演者陣が凄くいいね。土屋太鳳ちゃん難しい役どころでしたが嫌悪を抱ききれないからこそ人と神に対した捻た哀しみと百合子の性質を上手く演じてるなぁと思いました。ネイティブ長崎のさだまさしさんも効果的ああした住職いるいる。斎藤工さんそこは赤痢の海じゃ⁉︎と思ったけどかっこよかったです。基本人間讃歌だと思っていますが次週予告不穏漂う感じでしたね俄然楽しみになってきたので気になります。
昨春、軍艦島に家族で行きました。
「軍艦島、一度行ってみる価値あるよ」という知人の言葉で、思い立ったのですご、島に渡る船は平日にもかかわらずどこも満席ばかり。こんなに多くの人が関心ある島なんだなと、行く前からちょっとした緊張感がありました。
なにも遮るものがない島は、どこに立っても風が強く、当時を知るガイドさんの話はほんの数十年前ではなく、タイムスリップしたかのような思いがしました。
ここは長崎の一つの島ではなく、軍艦島という国なんだと感じました。
そういう春の体験と重ね合わせながらドラマを見ると一つ一つのエピソードがより深みを持ってせまってきます。
現代版で主人公がホスト?いらないよそんな設定。普通の若者でいいよ、なんで設定を汚くするんだろう、これがわからない。それから配役においてもこのスケールの大きなドラマで杉咲花はないだろう、子供にしか見えない。池田とか土屋とか大人びた女優をキャスティングしておいて杉はない。バランスが悪い。
台風のシーンがあり迫力があって見ごたえがある。風が吹き荒れる中、斉藤工とか池田エライザなど体格の大きな役者が映し出されるがそれは良い。スケールの大きな作品には体の大きな役者を入れる。ハリウッド的だと思った。
今回、特に良いと思ったのは「台風」と「恋愛」が渦巻きながら一緒に回り始めたような展開を見せたこと。ただ恋愛風景を見せるのではなく、何か事件やら災害、天災に揉まれて恋愛がチラホラ見え隠れするような動きをカメラワークで表現して見せたこと。ここはさすが日曜劇場だなと思った。
現在は廃墟の端島(軍艦島)が、1955年の端島へと蘇っていくCGを駆使した映像表現に感動しっぱなしでした。
鳥瞰で見ている島全体がみるみる色付き、草木も生き生きし、綺麗になったコンクリート住宅のバルコニーには洗濯物。
学校のグランドや島のあちこちに島民の姿。また夜景では建物の中の照明までリアルに表現されていて序盤の島の映像だけで心つかまれました。
メインの出演俳優さんも、皆さん個性豊かで演技のクオリティーも高いので島の映像も含め、良質の映画を観ている感じでした。
島を訪れたリナが最後の方、島の民謡を階段の上から歌うシーンで島民の民謡に合わせた足踏みや手の動きをそろえての踊りが全体に広がっていく映像表現も良かったですね。
北野監督映画でタップダンスのシーンを思い出しましたが、それ以上に良かったですね。
小さな島で全島民が一つになってリナの歌を聞いてるようで。ほんと見応え十分な第1回でした。
テッペイも、殺人について名乗り出たテッペイに「死体が上がってない、帰って帰って」など言っていた警察官、医師、誠、ケンショウ、リナら誰かがこの馬鹿らしいストーリーのどこかで、テッペイの苦悩の人生を終わらせる事ができたはずだ。
当時の警察、そんなんだった?今ならば、海さらうよ。
見ていて穴ボコだらけ。ラストの花畑見て感動していたいづみさんの気持ち、半分わからない。
主役は自分の郷愁に付き合わせたいづみさんでしょうね。高齢者の郷愁は一人密かに感じ入るところがいいのに。
豪華キャスト、ラストは2時間拡大の意義すら薄れる。
玲央と鉄平はまるっきり他人だったとは・・・もう少し夢と希望があるエンディングにしてほしかった。
神木君の一人二役に欺かれた気がしてモヤモヤ感が残った。
ロスが大変で、録画しておいたのを今日も多分観ます。1話から、はまって観てた身としては、長崎の鉄平のお家の端島が見えるコスモスの庭からの、端島の人びと、プロポーズのシーンは立ち上がって、手を叩きながら観ました。端島という熱い故郷があったからこそ、試練を乗り越えた鉄平と朝子の生き方。レオじゃなくても、影響受けるよ。金銭的な事だったり病気だったり、いろんな現実あるけど、大事なもの守るためとか本気で何かを願うとか笑うとか、そういう自分でいられるように。東京でも、屋上に植物をと働いた朝子、最後まで外勤してた鉄平、いつまでも心に残ると想います。
朝子が可愛いけれど子供っぽ過ぎて魅力がない。
2人の男が恋する女に見えない。
いずみ朝子でがっかりしてしまった。
なので✩2つ減らした。
先週迄は5でしたが。
鉄平の兄の破滅的な恋の方がドキドキする。
まず先に、今期これダントツ1番、素晴らしかったです。
何が素晴らしかったかと言えば、「朝子はね、気張って生きたわよ」でした。あの宮本信子のひとことに私はやられました。気張って生きたんよ朝子は(笑)ブルーのカーディガンとお揃いのイヤリングつけて鉄平さんを待ってた日からね、ずっとずっと、あの場所で、なんでもないフリして聞こえてくる噂話にも耳貸さずに、色々背負って生きたのよ。これはねぇ、もう初老ならみんな頷ける物語だと思う、誰でも心の中にひとつやふたつそんな物語があるはず。郷愁はひとつきり独り想うものじゃない、私はね、だって生きて行くってそういうことだもの心が死んでしまった廃人にならないように、繋がりを求めて生きて行くのが人間、朝子ばあちゃんは、支えてくれた虎さんがいたから、今があるのだから、棚からでもぼた餅はぼた餅と見初めた女を幸せにした虎さんと共に生きた日々に微塵の後悔もないはず、朝子が孤独に生きていたなら、鉄平は報われなかったろうから。
無頼の荒木鉄平神木隆之介が良かったわ、無頼に運命の皮肉でなってしまったけれど、鉄平には守るべきものがあり、守りたい人たちがいた、決して孤独ではなかった、独りで生きてる気になる傲慢さも鉄平には無かった無垢な人だから、それは朝子が見た鉄平そのままだった嘘はなかった。何度も何度も破り捨てたのか朝子に宛てた手紙その心を思うと胸しめつけるね。あの日記を破り塗りつぶしたのも鉄平だった守りたいものへの思いからだった。無頼を生きなければならない運命を背負ったからこそ、愛する人には細やかに、けれど大地にしっかり「ねっこ」を張って生きて欲しかった、その願いを朝子は遠く離れていたけど気張って叶えたのよ、褒めてあげてよ鉄平さんって感じでした。
そんなところに荒木誠はちょっとズッコケたけどスタイルの良さは、ご両親譲りか?最後まで酒向さんのスタイルの良さには今更感動でした。 そして、そして、、他人の空似にも程があるーぅは突っ込むところか?(笑)けれどよく考えれば他人の空似のインスパイアだからこそドラマチックなのかもしれないね、最後ファンタジー寄せだし(笑)私はそれが素晴らしく気に入りました。「朝子あんたは、気張らんしたね」と思った、てか、高度成長期の申し子たちはみんな気張らんした、だから何でも揃うの当たり前で揃ってるの与えられるの当たり前の今がある。
願わくば、鉄平が人生をかけて守った荒木誠についてもう少し掘り下げて欲しかった、十三話くらいあればなぁと思いました。久々に日曜劇場らしいドラマだったと思いました。
「良かことも悪かことも抱えて一緒に一瞬一瞬を一生懸命生きて行く、たとえ添えなくてもね、それも純愛共に生きるも純愛誰でもいいんじゃなくて、縁のある縁のあった人たち、独りで生きてる気になってちゃ駄目だよ、、それが人間たい」
「あんたはね、気張って生きたわよ、良いも悪いも抱きしめてね」そう言えるように生きなきゃね。
あぁ、余韻(笑)
鉄平は、リナと誠を連れて、端島からまるで夜逃げをするみたいに小舟を漕ぎだした。なんでだろう。
死んだ兄貴の代わりにリナとの婚姻届けを出して、誠の戸籍を作ろうとした(命を守ろうとした)が、結果的にリナの居場所が知れ渡る事になる。
リナが何かの事件に大きく関わっていたのは間違いないし、もしかしたら警察も重要参考人として探しているたのかも。
端島は、それ自体が私有地(企業の保有地)だろうから、島内に警察官は常駐していないはず。
”真実”を知った鉄平が、朝子との約束を捨てて、二人を守ろうとしたのだろうか…。
選挙報道で一週お休みになった事もあっての最終話2時間ですか。
親子3代にわたる壮大な物語なんだから、2クールでも良かったかな。
こちらの耳がイカれてしまったと思う位に台詞が聴き取りにくい部分がある。そう感じるのは私だけ?
↑
いやいや、朝ドラの時も随分言われてましたよ。安心して下さい。
幼くて存在感のない朝子より、リナか百合子物語の方をメインに描いて欲しかったです。
なるほどなあ。
そうだったのかーと思いました。
リナと島を出たのは、あの漕ぎ手の男は、鉄平自身だったんだね。正直、想像もしてなかった。
鉄平、着炭した時にはもうリナと籍が入っていた。どんな思いだったろうなあ。愛している人はいた、でも守らなくちゃならないものが沢山あった。
そうだね、自由ってまだまだ最近の話なのかも知れない。まんま背負い込むような縁で一緒になった人達もいて、でもある意味、悲劇でしかないそれを、時間が実りあるものに変えたりする不思議。
朝子だけでなく、どうか鉄平にもそんな平等な時間が流れていて欲しいと思うけど…。今更虎さんやリナを恨んでいるわけじゃない、誰もが生きて行くことに精一杯だったと、島の誰もが思ったはずで。だからこそ郷愁の思いが余計に募る。
ノートを破ったのも塗り潰したのも、実は鉄平じゃないかと私も思ってる。言い訳しない、出来ない、と。
彼はもしかしたら何処かで生きていて、でも余命幾ばくかの身で、やっと探し出したレオを朝子に託すため黒塗りノートを送ったのかも知れない。知らんけど(笑)
もっともしかすると、レオは新平兄さんの孫じゃなくて、その後リナとの間に出来た鉄平本人の子供の直系かも知れない。だって顔が似すぎよ。新平さんじゃないもの(笑)
なぜ2人は島を出たんだろうね。リナに追っ手が迫ったか、リナの大金が先細りの端島の琴線に触れてやり玉に上がったか、それとも朝子への気まずさか。
次週、全ての顛末が明かされる。
黒いダイヤモンドと一緒に海に眠ったそれぞれの想いが、大切な誰かに運ばれて成就出来ますように。
待ち遠しい。
泣いた、神回だった。
確かに、明治生まれ知らんだろって思う脚本あったし、勿体つけ過ぎって思うところあるけど、そんなの今時の製作者にも脚本家にもみんな言えることだし、そこは差し引いても私が知ってる明治生まれのばあちゃんや昭和へのノスタルジーそしてそこに生きる人の心もよく分かる人間がよく描けている。多分分からないのは、昭和を絵でしか知らないからだよと思った。昭和を絵だけではなく知っていれば、兄の子と身寄りのない兄嫁を放っておけなかった鉄平の気持ちは刺さるように分かるし、待ち続けられなかった朝子の気持ち側に居てくれた寅さんと一緒になる方が親が安心するだろうと思う気持ちも痛いくらい想像出来るよね。好きだけでは生きられない、好きな人の手を引っ張って走れない時代なのよ、嫁入り前の娘さんは先生でも男の人と二人きりで泊まらないし、自分だけの幸せを追いかて出奔しない、自由恋愛は当たり前じゃなかった。自由が当たり前だとその値打ちすら落ちて本気で愛したり笑ったりすることすら値打が下がって生きることさえ値打が下がるね悲しい虚しことだ。
進平が亡くなってリナと誠を放っておけなくて母の胸の内を知らされて苦悩する鉄平の心情が想像できて泣けた、なんだか親友の親の話を聞かされた時のことが蘇って泣けて仕方なかった…。
待ち続けたかったけれど待てなかった朝子も、リナと兄の子を放っておけなかった鉄平も、朝子を嫁にと言った寅さんも誰も悪くない、みんな一生懸命笑うために生きていた。
次週最終回、こうなると会わせてあげたいね朝子ばあちゃんと鉄平じいちゃん(笑)寅さんもリナも進平さんも許すと思うわ。
進平が巻き込まれた2度目の爆発のシーンは迫力があってちょっとすごかった。
充満したガスと熱風、その風圧が観ているだけで伝わってくる。
炭鉱長の全島民への島内放送のメッセージも素晴らしく、何だかんだ言ってその仕事ぶりも最後まで誠実で有能な適任者だったのだと最後にして改めて感じさせられた。
もうこのまま物語を最後まで見届けるしかないのだけれど、最終章を前に思う事はやはりもっと長い期間で観たかったなあ、ということ。白い巨塔みたいに半年くらいして欲しかった。なんで日本のドラマはロングスパンの物を作れないんだろう。唯一の一年クールである大河ドラマはなぜ歴史ものばかりなんだろう。
今作も野木作品の魅力の一つである効率の良い映像と言葉運び、省略の手腕が随所に光っていてそれらに素晴らしさを感じる。と同時にこれだけのスケール感の物語が10話前後というのはやっぱりどうしても勿体なく思えてしまう。
予算が莫大にかかってしまうだろうけどもっと長いスパンで鉄平たちの子供時代、せめて賢将が島へ引っ越してきた位からでいいからずっと観ていたかった。放送内で一切カットされてしまっていた鉄平の亡くなった兄や姉たち、百合子の姉の生前のエピソード、鉄平達3人の大学時代の様子などもっと時系列で追いたかった映像がいくつもある。製作者側も時間内に収めるために泣く泣く省いたシーンもあっただろうし視聴者側ももっともっと観たかった。
これだけ素晴らしい作品なのに内容をきちんと把握できた人にしかそれが伝わっていないのもまた勿体なく、尚更もっと時間が掛けられれば、と思ってしまう。2話の途中で視聴をやめてしまったという私の母親にtverの字幕付きで最初から4話まで観てもらった所こんなに面白かったとは、と号泣。以後は毎話食い入るようにリアタイ視聴しています。
野木作品は決して難解ではなくむしろ平易な言葉が用いられているものの経済効率の良い言葉選びであるが為そこに含まれる情報量は少なくはない。なんてことの無いセリフでも中々聞き漏らすことができず、内容理解の為の説明や補足は手短に最低限のみ。決して過保護なまでの過剰な説明も演出もしないから観る人のある程度くみ取る能力が求められるのは魅力でもあり、同時に若干勿体なくも思ってしまう。
飛ばし見でも分かる物、ただぼーっとあまり頭を使わなくて済むものを求めている人達がよく分からない、面白くない、と言っているのを見るともっと巷にあふれているドラマのように分かりやすく、とは思わないけれどややテンポを落とした全体的にゆったりした作り方が可能だったらもっと視聴者が多かっただろうな、とは思ったり。もちろんぼーっと観れる作品もそれはそれでいいのだけれど。
朝子の可愛い喋り方がかなり苦手です。
いだてんもおちょやんも良かったけれど。演技のパターンの先が見えてしまうと思うのは斜めな見方かも知れません。
カムカムの上白石さんが老齢になった時ウィッグCMの森山良子になった衝撃と、杉咲さんが宮本信子になったのと同じ。
変わりすぎるということは後半生の苦労の証しでしょうか?
でもドラマや登場人物には惹きつけられます。
やはりベテラン俳優が脇締めます。
こういう男っぽい役の斎藤工に惹かれます。
レオは今回産まれたエライザとシンペイの孫でしょうか?
朝子以外の若者はその後は?
生きていないのでしょうか?
百合子は体調に異変を感じてるような描写ありましたよね。
千景が紙に「朝子」と書いて、いずみさんが朝子だった事が判明!
そうかー苗字でしたか。花瓶のエピソードで朝子だろうなとは思っていましたが。
いやでもまだ100%確定って訳ではないですよね。まだいずみさん本人から聞いたわけではないし。
まっでもあまり考察せずに丁寧に描かれたドラマを楽しみたいと思います。
島中が敵になった様な思いで、ひとり落ち込んでいる賢将にあえて炭鉱員たちの前で「家にいつカレーを食べに来る」とか「賢将は息子みたいなもの」と、鉄平の父、一平。
一平の優しさよ!そしてカッコ良さよ!
温かい言葉に賢将の涙。いやぁ~私までウルッと。
俳優さんも皆さん実力派でほんと見応えあるドラマです。
すべてが秀逸すぎる。毎回映画をみているようです。今回も胸にぐっときました。号泣してしまった。人間の罪そして友情。こんな短編で集約して感動を与えてくれるドラマすばらしいの一言です。キャストが非常に魅力的。みな役がはまってる!セリフもしかり。すべてに星五つ、いや10個くらいつけたい!!!来週も怒涛の展開!野木塚原新井トリプルマジック!ありがとうございます!来週も楽しみ!!!!
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