いつになったら桜子に穏やかな日が訪れるのか。
と、毎日 胸が疼く思いで観ています。
かねさんが倒れて、まさかすぐに死ぬんじゃ!と心配しましたが、良かった。
達彦が、死んだと思い込むカネさんの看病に励む桜子に対してのカネさんの仕打ちは、死んだかもしれない息子の事は忘れて、違う人生歩んでほしいというカネさんの天の邪鬼な気持ちからの態度かな?とかわたしは思ってたけど、磯おばさんの怒り方みてれば、そうじゃない?
どっちか、分からない私でしたが、カネさんに「お母さん」と呼び掛け、カネさんが感極まって泣いたのが、とてもとても良かったです。
まだ試練がありそうだけど、頑張ってほしいな。
101さん、コメントありがとうございます。
かねさんは一時、桜子に好意的に振る舞った時期もありました。
あくまで私個人の思いですが息子の死を悟って、自暴自棄の気持ちから桜子に当たり散らした心の弱い人じゃないでしょうか。でも、桜子の優しい包容力に自分のしたことの愚かさに恥じ入った気持ちもあったかな、と思いました。
似た場面が「少年寅次郎」で妻の死に行き場のないやりきれなさを寅次郎にぶつけた父親の平造の心の弱さに似た印象を受けました。
そうですね、そうかもしれない。
白い鳩さんの思いを読んで、私もそう思います。
カネさんの顔つきが他人を見る冷たい目付きにもなってる気もして。
あのピンクのショールは気に入って使ってるようだから桜子も嬉しいかな。
かねさんの冷たい顔つきは私個人には達彦の死を悟ったことから来る一種の虚脱状態にも見えました。ピンクの肩掛けがお気に入りなのは童女のように駄々をこねてるようにも見えました。大人から女児に戻ってしまったような。
人によって見方はいろいろあると思います。
昨日と今日の4回分を一気に見ました。
辛いことがこれでもかとエピとして描かれ、心休める暇もありません。
でも、私は思います。辛い時にこそ真実が見えてくるものだと。人の情、家族のいたわりあい、希望と夢を決して捨てずに前を向いて生きること。
山長を半ば追い出され、東京大空襲の惨状を目の当たりにし、桜子は自分と言うものをつかんでいくのだと思います。
私個人は杏子の信条や生き方が好きですね。
今日の2回分は心を打たれました。
戦争孤児で空襲の火災の恐怖と親の死のフラッシュバックに脅える女児を看護師としての使命感と母性愛から放っておけない杏子。妻子を亡くし自身も孤独感からその女児に親しみを感じ、自分を献身的に看護してくれた杏子に淡い思いを寄せる鈴村。かっては杏子がそうだった。隣組組長さんは空襲で死んだんですね。
岡崎に帰るのを止め東京で女児と生きて行こうとする杏子と見守る鈴村。
「エール」のケンとの友情を育んだ智彦と放っておけなかった吟夫婦を思い出した。「この世界の片隅に」も戦争孤児の少女を引き取るすずと周作の話があった。
所詮はドラマ、ではない。亡き父が長崎の原爆資料館(旧長崎国際文化会館)に行った時に、瓦礫の下敷きになった少年が母親が作ってくれた弁当を差し出し、まだ食べてないので渡して欲しいと頼んだ話、同じく自分の子供を救おうと梁を力任せに動かし助けた後に苦しみだし亡くなった母親の話を書き留め私に語ってくれた。タカ派保守の父だったが「戦争は絶対に良くない」と静かに語ってくれた。
一方で盗み強盗や日本人同士のエゴによる暴力沙汰があったが、もう一方では人間の信愛と情が確実に生きていた。それは原爆も含む空襲でも消せないものだった。
その思いを今日の回を見て強く思った。
山長の意地悪実質上小姑夫婦の話は辟易したが、東京の杏子の物語と小学校で事務員を始めた桜子の子供達との触れ合いはとても気に入っている。桜子も杏子も希望を持って前を向いて生きて行って欲しい。
東京、大阪、名古屋、神戸、横浜への無差別大空襲があった昭和20年3月以降に召集令状が来たのは、今まで猶予されてた理系学生、強度近視等の丙種合格者が目立ったが八州治が逆に今まで徴兵されてなかった方が不思議。
ちょっと戦争末期の描写が長いけど、山長のゴタゴタよりは皆が手探りで生きる道を必死に探しているところが好感が持てる。
桜子は妻子ある冬吾はいかんだろ。そんな節操のない女性には見えないが。
この作品のファンだからこそ今日の予告編にははっきり異議申し上げます。
達彦の○○をはっきり見せましたね。
「エール」で言えば、藤堂先生の戦死の場面を見せたのと同じですよ。過去の放送だから今言っても仕方ないけれど、ちょっと配慮が欲しかったなあ。
やっぱり・・・命を共にした二人には特別な感情が芽生えてしまっていたんですね。
元々桜子と冬吾は芸術家同志で気が合うと言うか相性は良いと思ってました。冬吾の気持ちも妻の笛子より桜子の方が深く理解できている気がしました。
少し前に桜子と冬吾の別れがせまっているというナレがありましたが、死による別れではなくて少しほっとしました。
110さん、そうなんですよねえ(敢えて短い文章で)。
終戦後、少しだけ落ち着いてきた昭和21年2月。でも、多くの人が都市では路上生活をし生活は困窮していた。
桜子らは恵まれた方ですね。しかし、今日の第二話で冒頭のテロップに達彦の名があり先週の予告編。達彦の復員はバレバレ。
子供達に国民学校で音楽を教えるのを生きがいにしていた桜子。秋山のジャズバンドの仕事も断ったのに、また山長の女将? 実質上の小姑夫婦とのゴタゴタは見たくないよ。せっかく明るい展開になってきたのだから、桜子がジャズを教える場面が私は好きだけれど。
やっと、桜子は達彦と結婚できましたね♪
重苦しい展開が間延びした感じで長く、人により評価は分かれるかもしれませんが、誠実な真面目な作風で滑ったおふざけがないのは評価してよいのではないでしょうか。感傷的場面やユーモアやウィットはもうちょっとあっても良かったかな。
予告編で桜子が。放送の残り回数が少ないことを思うと心配しています。劇団ひとりさんはお久しぶりです。
「おちょやん」番宣が週明け12月28日の月曜の通常の放送時間にあるようですが、「純情きらり」は通常放送が同日の通常放送時間にありますからお見逃し無いように。まだ年内放送は終わってませんよ。
年明けの放送再開を楽しみにしてます。
やっと結婚できましたが残りも少ないみたいですね。
ヒロインは苦労の連続でした。でもその時々で精一杯努力して工夫して何とか乗り越えていってるのには頭が下がります。
達彦さんが不在中に義兄とは危うい関係になってました。
そもそも冬吾さんというのはあまり結婚には向かないタイプの人だと思うんです。あの笛子さんと結婚した時は驚きました。
できれば独身を貫いて桜子とはつかず離れずの関係でいてくれたら良かったのに、と願うのは私だけかな?
それにしても宮崎あおいさんの透明感は全編通して魅力的です。「純情きらり」を好演した後に大河ドラマ「篤姫」へと続くんですね。
115さん、新年おめでとうございます。
「純情きらり」、残る放送が後僅かだと思うと寂しいですね。
冬吾の西島秀俊さん、この後に「八重の桜」で大ブレイクしますが、「純情きらり」でも朴訥で無器用だが誠実で優しい男性を丁寧に演じてますね。ちょっと優柔不断ですぐ面倒から逃げたがるから元女学校の教師の笛子に首根っこを押さえてもらってもいいかも。そう言う意味で奔放で結婚には向かないとおっしゃるのはもっともです。でも、ここと言う時は寸鉄人を刺すようなことをビシッと言うのが魅力的です。
宮崎あおいさん、朝ドラと大河の両主役は宮崎さんと井上真央さんくらいじゃないでしょうか。素晴らしいですね。
「純情きらり」、昨日の2回分が見られていません。
昨日も帰宅後、NHK+で「おちょやん」「麒麟がくる」を見終わったら深夜でした。今日の回と合わせて夜見ます。
私は病身ですが他に勤め人や家族の介護の方その他多忙な方は時間的に話題についていくのは非常にハードだと思いますね。
でも、ここに来ると若い時代に戻れるので、それが何よりの楽しみです。
最終週のタイトルが「いのち輝いて」。
赤ちゃんの誕生ともう一つは?
昏睡状態の冬吾の意識の中に桜子がいて呼びかける。そして、冬吾は死の淵から生還した。それは何かの暗示か。
桜子は苦労の多い人生だった。初恋の人だった劇団ひとりさんまで登場とは最期のお別れのようでとても切ない。
明日は国会でお休みで明後日に最後の3回分をまとめて放送するんですね。
時代考証には朝ドラの中でも多々疑問がある方だけれど、私個人の主観は感動が伝われば、それでいいではないか、と言うこと。
宮崎あおいさんも西島秀俊さんもキムラ緑子さんも、この作品から無名に近い立場から大きくブレイクしていった人が多いのは嬉しい。
今日で「純情きらり」は最終回だよ。
ファンの皆さんの温かい言葉をお待ちしてます。
私も透析の病床で見させてもらい、夜に感想を書きに来る予定です。
大相撲が終わったら、いよいよ「花子とアン」。これは子役編女学校編が出色の作品でしたね。
何と「純情きらり」の主題曲は結核と言う当時は死の病についた桜子が帝王切開で生んだ愛するわが子への愛情を送り届けるメロディーだったのですね。
達彦の弾くピアノのその曲がラジオから全国に流れていき、東京で岡崎でこれまでの主要な登場人物が耳を澄ませて聞く場面。これまでの決して楽ではなかった桜子の数々の場面が蘇り感無量になりました。
生まれてきた我が子の八ミリフィルムの映写機の映像を見ながら、優しい笑顔で微笑む桜子。決して抱くことはできない、と言うことから桜子は亡くなったと私個人は思いますが、ラストは両親は出ず、わが子に桜子の優しいまなざしが注がれていたことは愛情が親から子へ、子から孫へ、伝わっていくものと言うことを音楽を通じて知らせてくれたように思えました。
暗かった戦争時代が終わり、山長の女将として達彦と戦後日本をたくましく生きることはできなかったけれど、桜子の思いは今も永遠に見る人の心に伝わり生きているのです。
桜子はみんなに見送られ幸せな最期だったのかもしれない。でも輝一くんを囲んで楽しそうに笑う人々の中に桜子だけがいないのがやっぱり残念でした。命をかけて生んだ子供を抱かせてあげたかったです。
121さんのコメントを読み、桜子のこの作品での生涯が一瞬蘇り涙が出そうになりました。桜子はパワフルな猛烈姉ちゃんじゃなかったけれど、暗い世相の時代を彼女なりに精一杯全力で生きてきました。最期は愛する我が子を抱いて、そのまま眠っていく描写もありかな、と思いました。
温かい感想を頂き感慨深いものがあります。
白い鳩さん、こんばんは。
ヒロインの桜子は途中あれだけ苦労したのだから最後は奇跡的に病気も回復してハッピーエンドを、と秘かに願っていました。
でもラストの桜子のあの輝くような笑顔を見ていたら、これで良かったのかなとすがすがしい気持ちにもなれました。だから私にとってはハッピーエンドだったのかも。
さて次は「花子とアン」が始まるんですね。
磯おばさんの室井滋さんが引き続きの登場で嬉しいです。
「花子とアン」、蓮子を甲府の農村の実家でもてなし「お母と呼べし」と言って仲間由紀恵さんが泣き崩れるところ、子役はなの「見ろし、もも。空にはあんなにおまんまがいっぱい」。
これと「ひよっこ」の奥茨城編向島電機編ほど泣かされた朝ドラは近作では私個人はなかったです。
古いのでは「すずらん」で虐待死させられる病床の親友の女児に「光る地面に竹が生え」とヒロインが大好きだった萩原朔太郎の詩を朗読するところ。
桜子は「篤姫」「あさが来た」とその後は大活躍でしたね。
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