達彦の母親のかねさん、気性の激しい負けん気の強い人だ。父親の拓司は婿養子かもしれんが舅も姑もいないのに戸主の力の強い明治民法の時代に昭和戦後の恐妻家そのもの。あそこまで遠慮するのは性格的なものなのか。それとも当時は稀にいた女戸主か。達彦は結局なし崩し的にこれまで通りにマロニエ荘で音楽学校に行けることになった。
さて、西園寺先生が軍歌の作曲で悩んでいるが古関裕而の悲壮な「露営の歌」からクラシックの大家・高木東六の洋楽のロマンのような「空の神兵」まで結構幅広いが、男女の悲恋みたいなものは好まれなかったと幾つかの本で読んだ記憶がある。
冬吾は金持ちの息子だが「家を捨ててきた」と言い、どこか諦観と言うか冷めた態度。大陸での戦争画を「死骸を書きに行くのか」と言うのは何か裏がある。太宰治がモデルならもっと薬物依存や乱れた男女関係や自殺未遂の繰り返しのように刹那的で破滅的生き方だが、芯はしっかりしていてヌーボーとしていて、掴みどころがない。ダンスホールに洋画と趣味も健全な方ではないか。
登場人物のキャラが立っていて次回が楽しみである。来週は大相撲でしばらくお休みは残念。
スレ主さん 白い鳩になってますよ。
かねさん、気性は強いけれど、人間味があって、筋が通っている味わい深い人なんですよ。
ドラマ後半になっていくと、どんどんかねさんの事を好きになっていきます。
ところで、レコーダーのハードディスクが故障して、ひよっこの録画が全滅してしまいました。 Cable TVなので、新品と交換ですが、新品いらんから、ひよっこを返せと 叫んでしまいそうです。
ひよっこ本編156話、SONGS, 特別編前後編、ひよっこ２ 4話、LIFE たまらない喪失感に襲われています。
村角灯さん、コメントありがとうございます。
「やってもうた」（楡野鈴愛）ですね。「はね駒」は「白い鳩」で感想書いてますからね。「エール」は間違っていなかったのでひと安心。
私は中盤までの週ひよ全部消して、夏の深夜のダイジェスト特集に変えたら何と台風速報で後半の一部が飛んでいる。気持ち分かります。
月並みな言い方ですが「ひよっこ」は私達ファンの心の中に生きているのです。「ひよっこ」関連本は全部買いました。
ところで、「エール」再開記念の二階堂ふみさんゲストの１２日の土スタで映像ゲストに有村架純さんが「エール」の窪田正孝さん、松井玲奈さん、山崎育三郎さんと共に出演するのですよ。ご存知でしたか。有村さんは二階堂さんと事務所も違うし出身校も違います。まさか、ひょっとして、「エール」後半の目玉配役じゃないでしょうね。もし、そうなら嬉しすぎるじゃありませんか♪
スレ主さん
そうなんですね。それは絶対に見なくては。 情報ありがとうございます。ブルーレイ欲しいけれど、5万円...
村角灯さん、５万円は確かにボーナスでも出ないとしんどいですね。
今日の「純情きらり」、時代考証的にどうなんでしょうか。昭和１３年夏ですよね。西園寺教授はドイツ旅行にこだわってますが、ナチス政権が「ローレライ」「歌の翼に」、黒人ジャズを演奏歌唱も禁じてる日本以上に音楽的に不自由な国だと言うのは知っているはずです。「ローレライ」はハイネ作詞、「歌の翼に」はメンデルスゾーン作曲で共にユダヤ系だからです。上海に行きたいのは分かります。日本では上映されていないアメリカ映画も自由に見られましたから（１年後の「風と共に去りぬ」、２年後の「チャップリンの独裁者」等）。
秋山の機転で西園寺教授は大学を辞めなくて済みますが、早晩、日本にはいづらくなるのでしょう。
西園寺のピアノと秋山のサックスで「オン・ザ・サニーサイド・ストリート」を演奏し踊るマロニエ荘の人達。「これが大切な人達との最後の集い、最後の幸せになるとは思っていませんでした」のナレ。「エール」の「くるみ割人形の「花のワルツ」を家族で踊る関内家と重なりました。
後の回。また、不幸が襲ってきます。達彦の味方だった父親が危篤。音楽学校か家業を継ぐか。
八州治は大陸に戦争画を描きに、冬吾は怪しげな女性を見てマロニエ荘を逃げ出す。達彦も岡崎に帰らざるを得ない。
達彦もショパンの「英雄ポロネーズ」はかねの気持ちを逆撫でします。「金髪のジェニー」のような優しい曲はいらだった達彦には弾けなかったのでしょう。
滅多にあり得ないエピが次々飛び込み退屈しないですが、やや不自然さはあります。でも、ドラマ的には面白いのでいいと思います。
嫁さんが、「そんなにショックならコロナで配られた10万円で買ったら」 と言ってくれるので 魅力に負けそうです。
ハイネはユダヤ系だったのですか。 高校時代私はリルケ派だったもので。リルケもユダヤ系ですね。
これから 皆が苦渋の時代に入って行きますが、特に 冬吾と八州治の対比は見どころの一つです。
冬吾には思わぬ展開が待ってます。
スレ主さん、村角灯さん、他投稿者の皆様、こんばんは。このスレへの投稿は初めてだったような気がします。村角灯さん、７６の件、本当に悲劇でしたね。自分も村角灯さんと同じ気持ちになると思います。また、自分は２ヶ月前に通販サイトのアマゾンでひよっこのＤＶＤ（全巻セット）を買ったのですが確か５４０００円だったような気がします。参考にして頂ければ幸いです🙇
いい奥さんじゃないですか、村角灯さん。お金より気持ちが愛情が嬉しいじゃないですか。
リルケは邦画「鬼龍院花子の生涯」のヒロイン松恵の夏目雅子さんの恋人の山本圭さんの演じる左派教師の愛読書でしたね。私も大学時代にかっこつけたくて（不純だなあ）文庫本を買いました。
登場人物のキャラは「ひよっこ」並みに立っていますね。だから、感情移入できて面白いのです（ステレオタイプな描写や不自然なエピがあっても）。西島秀俊さんと「エール」「花子とアン」でもおなじみの相島一之さん。どっちもいい味出してますねえ。しかし、光浦靖子さんはただの気持ち悪い姉ちゃんで終わりでしょうか。冬吾の思わぬ展開はドラマのセオリーだと光浦さんではなく他の美人女優さんと結ばれる、と言うのが定石ですが。
やうぼさんも思わぬ出費でしたね。でも「ひよっこ」は朝ドラではここ１０年ほどで「あまちゃん」「カーネーション」「あさが来た」に次ぎ「ごちそうさん」と並ぶ数々の受賞作品です。買っていて損はないでしょう。岡田惠和さんは佐藤仁美さんにシリーズ化したい、と語っています。進役の高橋來君の成長と共に「ひよっこ３」は始まるでしょう。
やうぼさん、スレ主さん
ご配慮ありがとうございます。
今しばらく 迷います。
冬吾さんの予測 スレ主さん さて どうでしょうか？ それは今後のお楽しみ
皆さん、おはようございます。
いや、村角灯さん、朝ドラと言うか、ドラマのセオリー的に、西島秀俊さんと光浦靖子さんの結婚はないって。
これ以上はファンスレなので止めておきます。
達彦の音楽家を諦めて、家業の味噌製造を継ぐ話、芸能界でもありますね。
豊川悦司さんは家業の町工場を継ぐこと、堺雅人さんは官吏のような固い職業につくことを条件に郷里の両親から仕送りを受け、それぞれ、関西学院大学、早稲田大学に進学するも学生演劇に夢中になり勘当され仕送りを打ち切られるも働きながら初志貫徹を果たした人です。この裏には彼らのような成功者でない失敗者もその何倍もいたかもしれません。
三浦友和さん、村田雄浩さんと一家の大黒柱が相次いで亡くなり残された家族が苦境に陥る、と言うこの作品では劇団ひとりさんの実家の破産もですが「おしん」「すずらん」のように不幸話が次々に襲いますが全体のトーンは明るい。コミカルな登場人物が多いのもありますね。八州治とか磯とか、冬吾もあれは一種のコミカルな奇人でしょう。何で妙な光浦靖子さん演じる女から逃れるために岡崎まで来るんですか。東京から遠いし他に友人はいないんですか。神社の中からボサボサ頭で出てきて、またひと騒動やらかしそうですね。予告編では全裸女性を描いていて揉めてたような。今と違い、一方で遊郭がありながら男女が手をつないで街を歩くと陸軍憲兵に叱責されたそうです（亡き父の話。「とと姉ちゃん」でもそれに近い描写）。何とも大胆。
暗いムードを冬吾に吹き飛ばしてもらいたいですね。大相撲での中断は残念。
スレ主さん、村角灯さん、他投稿者の皆様、こんばんは(*^o^*)またまた投稿させて頂きます。また、スレ主さん、村角灯さん、自分宛てにメッセージを頂いたにも関わらず、返信が大変遅くなり、誠に申し訳ありません🙇８２・８３の件、村角灯さんの奥様は本当に素晴らしい奥様だなと思いました😃スレ主さんの仰るように愛情がこもっているなと思いました😊また、５４０００円の一括払いは流石に辛かったですがひよっこはそれ以上の価値がある作品だと思っています😉録画分の他ドラマが溜まっているためまだひよっこのＤＶＤは観られていませんが出来るだけ早く観たいと思っています😊
やうぼさん、コメントありがとうございます。
岡田惠和さんの言葉です。
「他のドラマはそうとばかり言ってはいられない。でも「ひよっこ」だけは登場人物全員に幸せになって欲しい」。
今後のシリーズ化も楽しみですね。
スレ主さん、改めましてこんばんは😃８７の件、素晴らしいお言葉ですね😉ひよっこはその言葉通りの作品だと思います😌ひよっこ３の放送を期待したいです😃
やうぼさん、コメントありがとうございます。
皆さんへ。
今日は通院のため、返事が夕刻以降になります。
ドラマはNHK＋で見ます。
私も喫茶マルセイユで宮崎あおいさんと待ち合わせしたい。
お姉さんの井川遥さんと話をしている時の桜子のつぶらな瞳が印象的でした。
90さん、コメントありがとうございます。
喫茶「マルセイユ」で逢瀬を重ねる桜子と達彦。一方で、冬吾は笛子と何やら将来気になる関係になりそうな。
達彦の家庭のような環境は戦後の私の世代（昭和30年代初頭生まれ）でもありましたね。でも、無理に結婚しても上手くいかないもの。桜子世代だと、いわさきちひろ、少し上の世代では加藤シズエがそうですね。お二人とも再婚されています。
90さんのお書きになったように神社に付文して出会いの場と時刻を決めるとは何ともロマンティック。
宮崎あおいさんの瞳はクリクリッとして確かに愛嬌がありますね。
しかし、裸婦画を嫌う笛子役がヌードも厭わない体当たり演技の寺島しのぶさんと言うのも面白いです。
奇矯な面がある風変わりな人でも不思議と人を惹きつける魅力ある人っていますね。冬吾もそうなのかもしれません。笛子が家から叩き出しても気になって握り飯をもって神社に行くと見も知らぬ若い女に一升瓶に入った水（酒はあんな一気飲み風に飲まないだろう）を飲んで飯を食わせてもらってるのを見て愛想をつかしたが桜子に懇願され神社にまた行くと冬吾の裸婦画に限らず写実的な風景画や洗濯仕事の自分を誠実な筆致でデッサンしていたスケッチブックを見て心に感じることがあったようだ。桜子のピアノに合わせて他愛ないひょうきんな歌を歌う冬吾もいい。
達彦は煮え切らない男だ。「桜子さんに求婚し断られたら見合い話は受けます」とはっきり言わず、ずるずると見合い相手と観劇に。マザコンっぽくも見える。父親を大切の思うなら、自分の意志をはっきり言っても罰は当たるまい。人生経験の豊富な助言者が近くにいないのが辛い。すれ違い。
桜子も斎藤先生から達彦に恋愛対象が変わるのも早すぎないか。「ひよっこ」のヒデは島谷と友人で二人を見守って応援していた。達彦は斎藤先生とは一切無関係だ。キヨシと言うのも抜け目なく桜子に求婚。笛子と冬吾の恋愛感情が自然なのに比べて若いと言うこともあるが勢いで将来の伴侶を相手の気持ちも十分確かめずに決めてるようで、初老の私からは児戯のように見えることもある。
大相撲で中断は残念だなあ。
皆さん、お久しぶりです。
入院中に約１カ月の中断で、今、透析のベッドで見ながら感想投稿のリハビリ中です。過去ログに入ってしまっていたとは。
戦時中の息苦しい展開が続いていますね。いつか霧が晴れて明るい世界に桜子ら登場人物が出られる日を待っています。
桜子から元気をもらってますよ。スレ主さんも、そうでしょ？過去スレに入ったからって、いくらでもトップに上がりますから悲観しないでください。これから放送が少なくなるかもしれませんね、さみしいけど気長に待ちます。
94さん、早速のコメントありがとうございます♪
桜子のキャラももちろんですが、宮崎あおいさんの屈託ない明るい笑顔、これ、とてもいいですね。「篤姫」「あさが来た」のヒットはこの笑顔も関係ありかもしれません。
放送が少なくなると言うのは大相撲ですね。マイペース、マイペースです。
国会で今週がまるまる潰れ、ちょっと前はゴルフ。来週からは大相撲。「ひよっこ」の時は大相撲も夏の甲子園大会もなかったからテンポ良かったが、「純情きらり」はちょっと中断が多いのがファンとしては残念。
大相撲も終わり、やっと放送再開。
でも、今日の二つの回はやりきれないほど暗い内容だった。
「エール」が反戦色の強い作品なら「純情きらり」は厭戦色の強い作品だと思います。
桜子の周囲の人々に戦時下に次々起こる不幸。冬吾・笛子夫婦、八重と守田。泣く乳児やお腹の中の子を抱え女性達の辛さがひしひしと伝わってきます。「カーネーション」の糸子のように「うちは負けへんで！」と叫んだり「ごちそうさん」のめ以子のように闇取引や陸軍閣下から砂糖を失敬したりでしたたかに生き抜くこともなく、ただ辛い現実を静かに受け止め嵐の過ぎ去るのをじっと待つ桜子達。
「明けない夜は決してないのだ」。「マクベス」の台詞を噛みしめて、登場人物の今後を見守っていきたいと思います。
「純情きらり」の登場人物は辛い運命を静かに受け止め耐えるパターンが目立ちますね。
「カーネーション」の糸子は大日本国防婦人会を一喝し追い返しました。「ごちそうさん」め以子も防空演習で気に入らない主婦につかみかかったり陸軍の高官に知人を介してコネがあったり。「マッサン」もマッサン夫婦が海軍将校と友人で「とと姉ちゃん」は隣組組長を言い負かします。「まんぷく」福子も知人を介し陸軍高官に働きかけ「わろてんか」風太は大日本国防婦人会を適当にあしらいます。
「純情きらり」にはないんですよね、こう言うコネも反権力に立ち向かうスーパーパワフル姉ちゃんの片鱗も。看護師の杏子が心を閉ざした戦傷兵（隣組組長の息子）に毅然と接してるのが唯一の救いです。
桜子はピアノ線の軍事供出に逆らえず耐えるだけでした。見てる側はストレスがたまるのですが桜子を応援したいと思います。
今日やっと、桜子がかねを「お母さん」と呼べましたね。
私個人は杏子に一番共感します。先日はほのかに思いを寄せていた隣組組合長の息子が妻子ある男性と分かりショックを受けながらも平静に看護師の仕事に励む姿が健気でした。
桜子の周囲には次々と暗い不幸なエピがこれでもかと襲い掛かり、ちょっと朝から見るにはしんどい面もありますね。言いたいことを言ってくれる磯叔母さんが救いですけれど。
いつになったら桜子に穏やかな日が訪れるのか。
と、毎日 胸が疼く思いで観ています。
かねさんが倒れて、まさかすぐに死ぬんじゃ！と心配しましたが、良かった。
達彦が、死んだと思い込むカネさんの看病に励む桜子に対してのカネさんの仕打ちは、死んだかもしれない息子の事は忘れて、違う人生歩んでほしいというカネさんの天の邪鬼な気持ちからの態度かな？とかわたしは思ってたけど、磯おばさんの怒り方みてれば、そうじゃない？
どっちか、分からない私でしたが、カネさんに「お母さん」と呼び掛け、カネさんが感極まって泣いたのが、とてもとても良かったです。
まだ試練がありそうだけど、頑張ってほしいな。
101さん、コメントありがとうございます。
かねさんは一時、桜子に好意的に振る舞った時期もありました。
あくまで私個人の思いですが息子の死を悟って、自暴自棄の気持ちから桜子に当たり散らした心の弱い人じゃないでしょうか。でも、桜子の優しい包容力に自分のしたことの愚かさに恥じ入った気持ちもあったかな、と思いました。
似た場面が「少年寅次郎」で妻の死に行き場のないやりきれなさを寅次郎にぶつけた父親の平造の心の弱さに似た印象を受けました。
そうですね、そうかもしれない。
白い鳩さんの思いを読んで、私もそう思います。
カネさんの顔つきが他人を見る冷たい目付きにもなってる気もして。
あのピンクのショールは気に入って使ってるようだから桜子も嬉しいかな。
かねさんの冷たい顔つきは私個人には達彦の死を悟ったことから来る一種の虚脱状態にも見えました。ピンクの肩掛けがお気に入りなのは童女のように駄々をこねてるようにも見えました。大人から女児に戻ってしまったような。
人によって見方はいろいろあると思います。
昨日と今日の４回分を一気に見ました。
辛いことがこれでもかとエピとして描かれ、心休める暇もありません。
でも、私は思います。辛い時にこそ真実が見えてくるものだと。人の情、家族のいたわりあい、希望と夢を決して捨てずに前を向いて生きること。
山長を半ば追い出され、東京大空襲の惨状を目の当たりにし、桜子は自分と言うものをつかんでいくのだと思います。
私個人は杏子の信条や生き方が好きですね。
今日の２回分は心を打たれました。
戦争孤児で空襲の火災の恐怖と親の死のフラッシュバックに脅える女児を看護師としての使命感と母性愛から放っておけない杏子。妻子を亡くし自身も孤独感からその女児に親しみを感じ、自分を献身的に看護してくれた杏子に淡い思いを寄せる鈴村。かっては杏子がそうだった。隣組組長さんは空襲で死んだんですね。
岡崎に帰るのを止め東京で女児と生きて行こうとする杏子と見守る鈴村。
「エール」のケンとの友情を育んだ智彦と放っておけなかった吟夫婦を思い出した。「この世界の片隅に」も戦争孤児の少女を引き取るすずと周作の話があった。
所詮はドラマ、ではない。亡き父が長崎の原爆資料館（旧長崎国際文化会館）に行った時に、瓦礫の下敷きになった少年が母親が作ってくれた弁当を差し出し、まだ食べてないので渡して欲しいと頼んだ話、同じく自分の子供を救おうと梁を力任せに動かし助けた後に苦しみだし亡くなった母親の話を書き留め私に語ってくれた。タカ派保守の父だったが「戦争は絶対に良くない」と静かに語ってくれた。
一方で盗み強盗や日本人同士のエゴによる暴力沙汰があったが、もう一方では人間の信愛と情が確実に生きていた。それは原爆も含む空襲でも消せないものだった。
その思いを今日の回を見て強く思った。
山長の意地悪実質上小姑夫婦の話は辟易したが、東京の杏子の物語と小学校で事務員を始めた桜子の子供達との触れ合いはとても気に入っている。桜子も杏子も希望を持って前を向いて生きて行って欲しい。
東京、大阪、名古屋、神戸、横浜への無差別大空襲があった昭和20年3月以降に召集令状が来たのは、今まで猶予されてた理系学生、強度近視等の丙種合格者が目立ったが八州治が逆に今まで徴兵されてなかった方が不思議。
ちょっと戦争末期の描写が長いけど、山長のゴタゴタよりは皆が手探りで生きる道を必死に探しているところが好感が持てる。
桜子は妻子ある冬吾はいかんだろ。そんな節操のない女性には見えないが。
この作品のファンだからこそ今日の予告編にははっきり異議申し上げます。
達彦の○○をはっきり見せましたね。
「エール」で言えば、藤堂先生の戦死の場面を見せたのと同じですよ。過去の放送だから今言っても仕方ないけれど、ちょっと配慮が欲しかったなあ。
やっぱり・・・命を共にした二人には特別な感情が芽生えてしまっていたんですね。
元々桜子と冬吾は芸術家同志で気が合うと言うか相性は良いと思ってました。冬吾の気持ちも妻の笛子より桜子の方が深く理解できている気がしました。
少し前に桜子と冬吾の別れがせまっているというナレがありましたが、死による別れではなくて少しほっとしました。
110さん、そうなんですよねえ（敢えて短い文章で）。
終戦後、少しだけ落ち着いてきた昭和21年２月。でも、多くの人が都市では路上生活をし生活は困窮していた。
桜子らは恵まれた方ですね。しかし、今日の第二話で冒頭のテロップに達彦の名があり先週の予告編。達彦の復員はバレバレ。
子供達に国民学校で音楽を教えるのを生きがいにしていた桜子。秋山のジャズバンドの仕事も断ったのに、また山長の女将？ 実質上の小姑夫婦とのゴタゴタは見たくないよ。せっかく明るい展開になってきたのだから、桜子がジャズを教える場面が私は好きだけれど。
やっと、桜子は達彦と結婚できましたね♪
重苦しい展開が間延びした感じで長く、人により評価は分かれるかもしれませんが、誠実な真面目な作風で滑ったおふざけがないのは評価してよいのではないでしょうか。感傷的場面やユーモアやウィットはもうちょっとあっても良かったかな。
予告編で桜子が。放送の残り回数が少ないことを思うと心配しています。劇団ひとりさんはお久しぶりです。
「おちょやん」番宣が週明け12月28日の月曜の通常の放送時間にあるようですが、「純情きらり」は通常放送が同日の通常放送時間にありますからお見逃し無いように。まだ年内放送は終わってませんよ。
年明けの放送再開を楽しみにしてます。
やっと結婚できましたが残りも少ないみたいですね。
ヒロインは苦労の連続でした。でもその時々で精一杯努力して工夫して何とか乗り越えていってるのには頭が下がります。
達彦さんが不在中に義兄とは危うい関係になってました。
そもそも冬吾さんというのはあまり結婚には向かないタイプの人だと思うんです。あの笛子さんと結婚した時は驚きました。
できれば独身を貫いて桜子とはつかず離れずの関係でいてくれたら良かったのに、と願うのは私だけかな？
それにしても宮崎あおいさんの透明感は全編通して魅力的です。「純情きらり｣を好演した後に大河ドラマ「篤姫｣へと続くんですね。
115さん、新年おめでとうございます。
「純情きらり」、残る放送が後僅かだと思うと寂しいですね。
冬吾の西島秀俊さん、この後に「八重の桜」で大ブレイクしますが、「純情きらり」でも朴訥で無器用だが誠実で優しい男性を丁寧に演じてますね。ちょっと優柔不断ですぐ面倒から逃げたがるから元女学校の教師の笛子に首根っこを押さえてもらってもいいかも。そう言う意味で奔放で結婚には向かないとおっしゃるのはもっともです。でも、ここと言う時は寸鉄人を刺すようなことをビシッと言うのが魅力的です。
宮崎あおいさん、朝ドラと大河の両主役は宮崎さんと井上真央さんくらいじゃないでしょうか。素晴らしいですね。
「純情きらり」、昨日の２回分が見られていません。
昨日も帰宅後、ＮＨＫ＋で「おちょやん」「麒麟がくる」を見終わったら深夜でした。今日の回と合わせて夜見ます。
私は病身ですが他に勤め人や家族の介護の方その他多忙な方は時間的に話題についていくのは非常にハードだと思いますね。
でも、ここに来ると若い時代に戻れるので、それが何よりの楽しみです。
最終週のタイトルが「いのち輝いて」。
赤ちゃんの誕生ともう一つは？
昏睡状態の冬吾の意識の中に桜子がいて呼びかける。そして、冬吾は死の淵から生還した。それは何かの暗示か。
桜子は苦労の多い人生だった。初恋の人だった劇団ひとりさんまで登場とは最期のお別れのようでとても切ない。
明日は国会でお休みで明後日に最後の３回分をまとめて放送するんですね。
時代考証には朝ドラの中でも多々疑問がある方だけれど、私個人の主観は感動が伝われば、それでいいではないか、と言うこと。
宮崎あおいさんも西島秀俊さんもキムラ緑子さんも、この作品から無名に近い立場から大きくブレイクしていった人が多いのは嬉しい。
今日で「純情きらり」は最終回だよ。
ファンの皆さんの温かい言葉をお待ちしてます。
私も透析の病床で見させてもらい、夜に感想を書きに来る予定です。
大相撲が終わったら、いよいよ「花子とアン」。これは子役編女学校編が出色の作品でしたね。
何と「純情きらり」の主題曲は結核と言う当時は死の病についた桜子が帝王切開で生んだ愛するわが子への愛情を送り届けるメロディーだったのですね。
達彦の弾くピアノのその曲がラジオから全国に流れていき、東京で岡崎でこれまでの主要な登場人物が耳を澄ませて聞く場面。これまでの決して楽ではなかった桜子の数々の場面が蘇り感無量になりました。
生まれてきた我が子の八ミリフィルムの映写機の映像を見ながら、優しい笑顔で微笑む桜子。決して抱くことはできない、と言うことから桜子は亡くなったと私個人は思いますが、ラストは両親は出ず、わが子に桜子の優しいまなざしが注がれていたことは愛情が親から子へ、子から孫へ、伝わっていくものと言うことを音楽を通じて知らせてくれたように思えました。
暗かった戦争時代が終わり、山長の女将として達彦と戦後日本をたくましく生きることはできなかったけれど、桜子の思いは今も永遠に見る人の心に伝わり生きているのです。
桜子はみんなに見送られ幸せな最期だったのかもしれない。でも輝一くんを囲んで楽しそうに笑う人々の中に桜子だけがいないのがやっぱり残念でした。命をかけて生んだ子供を抱かせてあげたかったです。
121さんのコメントを読み、桜子のこの作品での生涯が一瞬蘇り涙が出そうになりました。桜子はパワフルな猛烈姉ちゃんじゃなかったけれど、暗い世相の時代を彼女なりに精一杯全力で生きてきました。最期は愛する我が子を抱いて、そのまま眠っていく描写もありかな、と思いました。
温かい感想を頂き感慨深いものがあります。
白い鳩さん、こんばんは。
ヒロインの桜子は途中あれだけ苦労したのだから最後は奇跡的に病気も回復してハッピーエンドを、と秘かに願っていました。
でもラストの桜子のあの輝くような笑顔を見ていたら、これで良かったのかなとすがすがしい気持ちにもなれました。だから私にとってはハッピーエンドだったのかも。
さて次は「花子とアン｣が始まるんですね。
磯おばさんの室井滋さんが引き続きの登場で嬉しいです。
「花子とアン」、蓮子を甲府の農村の実家でもてなし「お母と呼べし」と言って仲間由紀恵さんが泣き崩れるところ、子役はなの「見ろし、もも。空にはあんなにおまんまがいっぱい」。
これと「ひよっこ」の奥茨城編向島電機編ほど泣かされた朝ドラは近作では私個人はなかったです。
古いのでは「すずらん」で虐待死させられる病床の親友の女児に「光る地面に竹が生え」とヒロインが大好きだった萩原朔太郎の詩を朗読するところ。
桜子は「篤姫」「あさが来た」とその後は大活躍でしたね。
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