【伝説のドラマ】(後半)
一体あのドラマは何だったんだろう。
そう思って、興味本位にこのドラマのことをネットで調べ始めた。
すると、出てくるわ出てくるわ、 このドラマの酷評。
Wikipedia がいい例である。
あらすじ、キャスト、制作意図、評価。
脚注に乗っていた リンクも呼んでみたけれど、酷評というより、どれも、ほぼネタのような書き方をしている。
興味がある方は、是非読んでみて欲しい。
“あらすじ”すら、投げやり感がある。
どんなにこの作品が、ネタ的な扱いをされているかがわかる。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E6%84%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%84
リンク先を読んでみると、出演者の一人である柳葉敏郎は、このドラマの脚本にキレて、途中降板した(ドラマ中では、突然亡くなっている)ようなことが書かれている。
真偽のほどは定かではないが、ドラマの最後のクレジットには、柳葉敏郎の回想シーンが出てくる回に、彼の名前はクレジットされなかったという事実すらある。
ドラマ自体も視聴率が低迷し、11回のところ10回で打ち切りになったらしい。
脚本を書いたのは、梅田みかと武井彩という方。
私はよく知らないが、 よく分からない観念的なセリフは「梅田みか特有のもの」ということが書いてあったものが複数あった。
私は興味本位に、このドラマのことが書いてあるものを、次々に読み続け、遂には5ちゃんねるの実況板まで読んでしまった。
そして読めば読むほど、 もう一度見てみたいという気持ちが、ふつふつと湧いてくるようになった。
ここのサイトのある本スレに、本放送時に面白いと思って見ていたものが、何年か経ってから見ると時代に合わなくなってイマイチだと感じることはあるが、 その逆はないと書いていた方がいた。
しかし、このドラマに限っては、 ネタドラマだと気づいてしまった 今、その視点で見た方が楽しめるような気がする。
不評だったためか、 再放送もほとんどされず、 円盤化もされていない。
ネットで探したけれど、動画もどこにも載ってなかった。
見たい!
もう一度見てみたい!
中々見れないのなら、尚更見たい!
見ながらあちこち突っ込みたい!
このドラマは、確かに面白いとは言えなかった。
私自身、惰性で見ていた感もある。
ただ、こういうドラマこそ、ある種『伝説のドラマ』なのではないかと、私的には思う次第である。
>>25訂正。
脚注に乗っていた リンクも呼んでみたけれど
↓
脚注に乗っていた リンクも読んでみたけれど
ごめん 細かくて申し訳ない。怒らないでね。
訂正
脚注に乗っていた リンクも読んでみたけれど
脚注に載っていたリンクも読んでみたけれど
>>27
そっちまで気付かんかった!Σ(×_×;)!
訂正ありがとうございます。
>>26が伝説の訂正になってしまったらどうしよう💦
このスレの>>1。
『とにかく長く、論理的にドラマの評論を評論家として書いてください』
このスレの投稿は『とにかく長く』とある。
短く書いたら、スレ違い投稿。
知らない人もいるみたいだから、書いておこう。
書き込みフォームの下。
『感想やレビューを元に議論するのは問題ありませんが、感想を書いてくれた人を誹謗中傷する書き込みは禁止します。』
感想を書いた人への中傷はサイトの禁止行為。
これも、知らない人がいるみたいだから書いておこう。
Wikipediaやネットニュースまでヲチ行為になるのか。
それは知らんかった。
そうだとしたら、このサイトはヲチ行為だらけだ。
『ウルトラマン』
「ふたりのウルトラマン」のあとに放送していたウルトラマンの初回を見た。
「ふたりの ウルトラマン」の方はまだ見てないので、 以下、見当違いだったら申し訳ないんだけれど。
ウルトラシリーズ全編に通じる、宇宙から来た怪獣と戦うというストーリーは、 もしかして、 戦時中に日本を脅かす敵国と戦わなければならなかった記憶からの発想だろうか。
宇宙から来た異端生物、 地球侵略、 地球を守るために戦う。
こういうストーリーは、 ウルトラシリーズだけでなく、 様々な特撮モノや、その後に作られていくアニメなどでも基本となる王道のストーリー。
異端であるものを敵とし、悪とし、攻撃してくる存在として作られるストーリー。
子供の頃は何の疑問もなくそれを見ていて楽しんでいたけれど、 今、ウルトラマンの初回を見て、怪獣が現れたときに、 その怪獣が何か 被害をもたらしている描写があったわけでもないのに、何の説明もなく、 直ちに攻撃、やっつけろ!という発想になる 科学特捜隊のメンバー達。
子供向けの作品だから、初回とはいえ、一々説明する尺もなかったのかもしれないし、見るからに野獣のような脅威を感じる見た目の怪獣だから、それを攻撃してやっつけるストーリーは、 きっと誰も疑問にも思わなかったのだろう。
でも、もしかして、こういうストーリーをずっと子供の頃から見て育ってきた人達は、 異端である者は危ない存在・排除する存在という発想が、潜在的に植え付けられたりはしなかったのだろうか。
昔、江戸時代に行われていた鎖国。
その昔から、領土を取ったり取られたりの争いは行われていた。
侵略戦争ということが当たり前に行われ、 それが肯定されていた時代もある。
自分の周りは味方、余所者は敵。 自分たちを脅かす存在 という発想。
闘争本能という言葉もあるから、 人間にとって争うということは本能的にあるものなのかもしれない…けれど、 第二次世界大戦を経て、 国際的に様々な国と友好関係を築くことが、平和への道だということを、少なくとも 日本人の私たちは悟ったはずだ。
それでも、未だにある 外国人への差別問題。
なぜ異端と感じる存在と、理解し合い、協力し合い 、受け入れようとすることに抵抗がある人達がいるのだろう。
ウルトラマンや他の特撮ものやアニメなどでは、 地球侵略、 地球防衛という言葉が、よく使われていた。
アニメの話で恐縮だが、 一世を風靡した「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」というアニメ映画がある。
このアニメをプロデュースした 西崎義典さんは、この作品のラスト、戦時中の特攻をイメージしたと、昔、何かで読んだ記憶がある。
死の美学みたいな、 みんなを守るために命を投げ出す美学みたいなことかもしれない。
このアニメを見たとき、私は確か中学生だった。
映画館に見に行って感動の涙を流したのを覚えている。
ウルトラマンも、特撮ものも、戦闘がストーリーとなっているようなアニメも、私は普通に楽しんで見てきたし、 それは多くの人がそうだろうと思う。
でももし、そういうものを何の疑問も持たずに楽しんで見続けていた記憶が、戦争を知らない世代でも、擬似的な、敵味方に分かれて戦う戦争体験、 異端であるものに対する差別意識、 ひいては、戦争を肯定するような発想、 または軍国主義を生み出すとしたら?
…なんて、私は考え過ぎなんだろうか。
ウルトラマンの初回で 何の説明もなく、目の前に現れた怪獣を敵とみなし、攻撃をし、 怪獣が倒れたら喜び合う隊員達の姿、 その単純なストーリーを見たあとで、ネット上のヘイトスピーチを読み、ふと考えてしまった。
断っておくが、上記、ウルトラマンや特撮ものを批判する意図で書いたものでは毛頭ない。
ただ、なぜこういう 宇宙からの異端生物と戦うストーリー、 侵略者から地球を守るというストーリー等が、制作者の脳裏に浮かんだのだろうか、そして、なぜそういうストーリーが視聴者に支持され続けてきたのだろうかと、それを考えたとき、 もしかしたら、先の戦争の爪痕の記憶からくるものではないだろうかと思ってしまった…というだけの話である。
勿論、そういうものを楽しんで育ってきた自分もそうだが、 大方の人達は、それはそれ、これはこれ、と分けて考えるのが普通の感覚だと思うので、ここに書いたことは 所謂『雑感』と思って頂きたい。
自分は、ドラマ感想サイトに投稿されてる感想を読んで、そのドラマを見るか見ないかを決めることが時々ある。
煽り合戦になってるスレは、その煽りで書かれてる内容に注目して読むことにしている。
ドラマの詳細に踏み込んだ内容を書きあって揉めてるのか、イメージ的な大雑把な内容を書きあって揉めてるのか。
ここで、このサイトの例をあげてみる。
前に煽り合戦、評価アゲサゲ投稿がいつまでも続いてた「姉ちゃんの恋人」は、批判する側にドラマで描かれた内容に踏み込んだ批判が書いてあった。
描写の仕方、そのシーンから感じ取るものの違い。
それを読んで、自分はそのドラマに興味を持った。
一応の録画しかしてなかったけど、放送終了から時間が経ってたけど、見てみようと思った。
見て、自分はどう感じるのか知りたくなった。
今再放送されている「ひらり」もそう。
あちこちで、これだけ叩かれてるみのりというキャラはどんなキャラなのか、興味がある。
でも、「らんまん」は違う。
このサイトに限って言えば、どこにも、興味がひかれるような、多くの人が問題とすることが書かれてない。
(因みに、他の感想サイトは殆ど読んでない。感想投稿が多過ぎる枠なのと、色々調べるほど朝ドラに興味がないので)
批判感想の焦点が見えない。無いのかとも思う。
絶賛感想も、大して内容に踏み込んだことは書いてない。
史実のモデルの人物の話はドラマの感想とは言えないし、まるで1分間の番組宣伝のような、こういうドラマですよ、毎朝楽しみです的な大雑把な感想が多い。
妾になるかならないかの話が出てくるんだなとは分かったけど、それはストーリーの中の1つのエピが分かっただけに過ぎない。
心に響いてくるような特別なシーンはないのかと思ってしまう。
だから、ドラマに興味が持てない。
表面的に、煽り合戦になってるからつまらなそう、という訳ではない。
ドラマ擁護、ドラマ批判、投稿者批判にしか興味がないようなことしか書いてないドラマのスレは、きっとそこまで大したドラマじゃないんだな、と自分は思う。
まぁ、そのスレに投稿してる投稿者に問題があるだけのスレ、という可能性もあるけど、それでもドラマを見ている人達が書いてるんだろうから、善きにつけ、悪しきにつけ、よほど心や頭に残るシーンがあれば、多数の投稿者が内容に踏み込んだ感想を投稿するだろうと思うので。
そのドラマに興味が持てるか持てないか。
結局、ドラマは視聴者に見てもらえなければ終わり、という側面がある。
キャストや概要だけで、見たくなるドラマは、自分で見て判断するけれど、そこまでではないドラマは、他の人の感想を参考にする。
様々な媒体に投稿される感想は、善きにつけ、悪しきにつけ、そのドラマの内容の宣伝という要素がある。
こうしたドラマサイトに投稿されているものも、例外ではない。
真摯に書かれている感想もあれば、そうではないものもある。
その場かぎりの煽りや違反投稿もある。
でも、見ようと思えば、そこから見えてくるものがある。
私達、ドラマ感想サイトの利用者が軽く書いた内容からでも。
中味空っぽのくだらないこじつけにこじつけを継ぎ足せば長文にはなる。
別にどの投稿についての話ではありませんが。
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