



4.40
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| 合計 | 5件 |
| 読み | あまぎごえ | |
| 放送局 | NHK総合 | |
| クール | 2026年7月期 | |
| 期間 | 2026-07-11 ~ 2026-07-18 | |
| 時間帯 | 土曜日 22:00 |
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ハナはやっぱり田中裕子。
声にならない「さよなら…」がこの物話のクライマックス怒声でも号泣でも罪を暴くでもないんだよね。
成人した青年が回顧録のように人生を回想し、背負い続けた荷をおろし罪を語る。老人は自分が聞いたハナの死に顔を語る「菩薩のようだった」ハナは何も語らないしハナの最後は人伝えにしか成人した青年には届かない。けれど、あの日ハナと老人になった元刑事が守ろうとした心は成人した青年に届く。老人は冥土の土産に成人した青年の背負い続けた荷物を少しだけ持って逝く。成人した青年の姿はハナへの冥土の土産だ。
ハナも老人もあの日のことは何も語らない。
少し、背負い続けた荷が軽くなったような成人した青年は、それでも罪を背負い歩いて行く。
天城峠の道。
今作は、萩原聖人さんのキャスティングがヨカッタので萩原聖人さんに星ひとつ増し。
美しさと迫力の大塚ハナでした 🔥
駐在所の取り調べ室で少年を庇い 嘘の自白をせざるを得ないハナの運命の虚しさに胸が締めつけられました。
ヒロインを取り巻く少年始め、名脇役俳優陣の上手さに唸ってしまった。
前編後編、見応え満載の天城越え 素晴らしかったです ⭐
松本清張好きの人なら知る人も多いと思いますが、この初版タイトルは「天城越え」でも「天城超え」でもなく「天城こえ」
が正解です。特に深い理由はなく当時はそう表記するのが一般的であったからだ。つまり文字とは気持ちを伝える言葉を記すだけの記号であって半世紀も経てば変わるものなのである、それを目くじら立ててルールルールと言う輩とは誠に不粋なものである。読む方の力がないからそうなるのだろう。
松本清張は元来自身の作品の脚色を煩く言わない人であった。映像化されるものは原作から大きく脚色されているものが多々ある。こちらもそんな作品のひとつである。
原作は、成人した少年の回顧録であり物語の主な登場人物は少年(私)と遊女ハナと土工の男三人が道連れに旅をするこれがメインで1983年の三村晴彦監督の映画で渡瀬恒彦が演じたりその他ドラマなので名優達が演じた田島刑事は映像化オリジナルのキャラクターである。
物語は大人になった少年の元に老人が訪ねそこから私(少年)の回顧録が始まるという展開である。
1983年の三村晴彦監督デビュー作は衝撃的であった。田中裕子演じるハナは清張の原作の結末菩薩様のようなハナを思い起こさせるような、この人以外にハナは出来ないと思わせるような退廃感や妖艶さそれとは真逆な透明感と優しさに満ちていて吸い付かれそうでいて消えてしまいそうな天女のような儚さがあって、この女優は凄すぎると思ったことを思い出す。
聖地巡礼で何度も訪れた天城峠のトンネルは日本最長の現存する石造りのトンネル、どこの旧峠のトンネルもそうであるが兎に角怖い。原作では16歳映像化では14歳の少年ならあのように足が竦むのも当然のようなトンネルである。少年(私)の大人との境界にそのトンネルはあり、憧憬の念と彼を取り巻く理不尽な大人の世界が描き出されている名作。
再ドラマ化は綺麗にNHKがドラマ化したストーリーを再現しているようだ。大人になった青年のキャスティングも萩原聖人は上手いキャスティングであると思う。ハナも悪くないでもやっぱり田中裕子のあの無垢で妖艶な笑顔が思い出されて、この役は彼女のものだと思わせるのである。
しかしね〜、やっぱりラストが好きなので観ますよ、後編も。
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