3.73
5 57件
4 39件
3 12件
2 11件
1 20件
合計 139
読み へっどはんたー
放送局 テレビ東京
クール 2018年4月期
期間 2018-04-16 ~ 2018-06-04
時間帯 月曜日 22:00
出演
ビジネス人材のスカウトを生業とするヘッドハンター界の異端児、
弱小人材紹介会社「SAGASU」に勤める黒澤和樹が、
人のため、企業のため、自分のために奮闘する姿を描くビジネスドラマ。

いいね!の投票数順に 25 件(最大30件)のレビューを表示しています。
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
いいね!投票数 4 票
名前無し

今回はバブルの扱いが興味深かった。
かつてTBSの安住アナウンサーが「就職氷河期の自分たちはバブル世代を恨みます」と言い放ったことが忘れられず、今回の本作で「瑤子さんのような方たちが頑張ってくれたお陰です」という小池栄子のセリフには隔世の感があった。
冒頭の1991年の時代考証だが、この年は我が子が生まれた年でよく覚えている。
ワープロ、ロレックスは正しいが、テレックスは無いな。
我が家には86年から業務用FAXを置いており、もうテレックスは過去の遺物であり、前年の1990年から私はNTT中央移動通信のムーバを使っていた。
また、ベッドスローを使っていたホテルは日本にあっただろうか?
1990年には総量規制が元で10月にはバブル崩壊が起き、銀座に空車のタクシーが溢れ、バブルど真ん中の世代の我々からすると91年にはもうバブルは終わっていたという認識があるが、依然金利は高く、生まれた子のために作った積立預金口座は今じゃ考えられない7~8%、まだまだバブル臭はあった。
バブルが90年代だと思っている人もいる。
1991年と言えば、『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』が放映された年だが、両作で活躍した江口洋介が今オンな主役として頑張っていることには頭が本当に下がる。
こんな方は他にいないだろう。
江口洋介、若村麻由美、織田裕二は1967年生まれ、私より5歳ほど下で、彼らは「新人類」と呼ばれた世代である。
新人類の特徴は「順張り」であり、ベテランがとても手を出せない相場で大勝負し大儲けし続けた天才型の世代であった。
順張り型の弱点は、脇と詰めが甘いこと、基本を飛び越えて成功したために実は自信が無いことで、本作ではそれがよく描かれていた。
それにしても、若村麻由美が良かった。
強さと脆さ、硬さと柔らかさ、アンビバレントな要素をバブルの実年齢世代として綺麗に体現していたと思う。
ゲストが女性だったこと、アッパークラスの管理職という点で前二話と趣が異なったが、このクラスを一定以上のリアリティで描いたものは珍しく、またこの配慮の時代にこのテーマでやった勇気も買える。
タイトルから舐めていたが、今のテレ東ドラマはクオリティが高く、イケている。

    いいね!(4)
いいね!投票数 2 票
名前無し

板尾さんの控えた演技が役にぴったりでした。
自分の事よりも、部下たちの転職先を密かに支援していたなんて…。そしてそれを評価してくれるところに転職できて良かった。最後の奥さんとのシーン泣かされました。
いやぁ、今回も良かったです。

    いいね!(2)
名前無し

四話目、五話目が連ドラの試金石。
「予想よりいい」「テレ東イケてる」が、これぐらいになると基礎体力の限界が見えてしまうということか。
日経は、設立20年後に残っている企業の割合は5%だと発表している。
企業のはかなさ、終身雇用制の崩壊をテーマにできるのは、20年前までのこと。
日経グループなりの挑戦的な一話完結を全うして欲しかった。
来週のハヤシカレー屋の娘の謎など、観る気になれない。
板尾創路は悪くないが、常套な話の上、これまでのゲストが良すぎて気の毒なことになった。

    いいね!(2)
名前無し

どこかでこれをやると人間像が画一化されちゃいそうだけれど、ここは違う。人材の取り上げ方が多様で複雑で、まるでサスペンス。だから毎回面白い。キャスティングもよく考えられていると思う。私は毎週楽しみにしている。

    いいね!(2)
いいね!投票数 1 票
名前無し

「”経済・ビジネス”と“ドラマ”を掛け合わせた本格的なビジネスドラマ枠」を標榜して新設された『ドラマBiz』第一段の本作は、テレ東ビジネス番組の看板である三人の俳優を起用した鳴り物入り・肝入りのドラマだったが、皮肉なことに”民放というビジネスモデル”の終焉時代を際立たせた。
忘れかけていたが、かつて「民放には出ない」と明言する著名人は少なくなかった。
その理由は、民放はスポンサー企業の広告媒体なのだから出演するということは宣伝したくもない企業の広告に加担するようなものだし、スポンサーの意向の制限で表現しなければならないから、という合理性のあるものだった。
本作はおそらく当初企画されたと思われる三話まではビジネスドラマの風味があったが、その間反応を見たのか四話からブレている。
スポンサーは、東建コーポレーション、NEC、大同生命、サントリー、高須クリニック、日立物流、キリンビール。
単発でKao、コスモ石油、KDDI、PAO、SIXPAD。
メインの住宅建築(土地活用)、家電、酒造、整形外科、物流、これらの業種にはマトモに触れない。
結局、旅館後継者探しだとか天才外科医だとかノンキャリ公務員だとか、ビジネスドラマとは言い難いものに外れてしまったということだろう。
いわば民放では最も脚本家が悩むジャンルを立ち上げてしまったように思う。
今、映画を作ってみたいと言う人は一般的な庶民の中にもたくさんいるが、電波放送局を持ってみたい、やってみたいという話はまず聞かない。
NHKにしても許認可権限者である総務省の顔色伺いをしなければならないのだから構造的には大して違わない。
とうに知れていることだが、かつて最も前にいた情報発信機関が情報産業革命中の今は最も後ろにいるようなものである。
テレ東は企業トップの取材実績を豊富に持っているのだから、別の切り口はあるのではないかと思う。
ドラマBiz第二弾は仲村トオル主演『ラストチャンス 再生請負人』、キャッチコピーは「崖っぷち会社と社員を救え!」。
普通のドラマになりそうだ。
一番わかっている筈の人たちが挑戦した意欲を買い、星三つ「ふつう」を全話総合評価として。

    いいね!(1)
名前無し

達也と文也、そして柏木家の兄弟姉妹キャストには、ドラマの枠を超えた「絆」というものがあっただろうからね。
あれだけ視聴者を感動させておいて、後年、そのうちの2人は・・・いや、もうこれ以上は言うまい。

    いいね!(1)
名前無し

江口洋介と山本耕史の2ショットで「ひとつ屋根の下」を思い出していた私のような人も少なからず居ただろうね。
あれから20年以上の時が流れたが、感慨深いものがあるよね。

    いいね!(1)
名前無し

正に今の政界の丸写し。現実もこうならないかなあ、特に早口舌足らずのお友達好きのあいつと、嘘を言っているから口が曲がってしまっているあいつ。ドラマだけでも少しスカッとしました。

    いいね!(1)
名前無し

山本さん背広小さいの?ボタンが引っ張られてる 髪型も変な 自殺したノンキャリアがモデルかしら?佐川さんに直属上司似てた顔かたちや小柄なとこ せかせかと歩くとこ。さっきのニュースと相まって、どきどきどっくんな最終回

    いいね!(1)
名前無し

一見高慢に見えた高坂、実は恩師である磯田の名声を守る為のパワハラ発言だったなんて…師弟愛いいですね。最後のシーン泣けました。次回最終回、黒澤は黒なのか、どんなどんでん返しがありのか楽しみです。今期シーズン一押しのドラマが終わってしまうのは、残念です。

    いいね!(1)
名前無し

今回も良かった。
宅間さんの芥川「らしさ」が秀逸。素晴らしかった。
各話ゲストがピタリと嵌まるキャスティングセンスの良さ。
華やかさや子供っぽい甘さとは無縁のテレ東ドラマ、好き。

    いいね!(1)
名前無し

サラリーマンの世界から、天使か戦士かという究極の二者択一を垣間見せてくれた。
「いい人」「皆に愛される人」であっても結果を出せる強い人でなければ組織も仲間も守れず、愛されているようで都合の良い人になってしまう。
世界中がそういう人ばかりでは稼ぎ手がいなくなり、弱者を救える体力のある社会が成り立たない。
一方、自分の手を汚し、「目的のためには手段を選ばす」利己的な生き方の結果組織・仲間を守っている人は悪い奴、心の無い奴と言われる。
社会にとって必要な人材だが、そういう人ばかりではいずれ殺し合いになる。
常にどちらも同時に必要とされるのだろうと思う。
残念なのは、組織に都合の良い人「いい人」が重用されたところでその件を一件落着として、一気に簡単な話にしまっているところ。
過剰に期待し過ぎたらしい。
しかし、芥川、それにWWの島崎も良く、楽しんだ。
エピソードゲストがだいたいいつも素晴らしく、主役の二人がかすんでしまうのが気の毒なぐらいだ。

    いいね!(1)
名前無し

板尾創路みたいな性犯罪で逮捕された芸人が
部下思いの管理職なんて演じても感情移入できない。
やはり悪役向きだろうな。
ストーリーが良かっただけに他のゲスト俳優で観たかった。

    いいね!(1)
名前無し

おもしろいはずなんだけど、
ドラマというより、解説ものみたいな感じがする。
あと江口さん、もしかしてカツラ?
髪型に違和感があって、それが気になる。

    いいね!(1)
名前無し

テレ東のドラマは今、一番良いと思います。

冒険するし、このドラマはクオリティが高い。

板尾さんが「しんがり」泣きました。
昔は思えば、上司は部下のことを管理しつつ、
想っていたんですよね。

毎回、毎回、切り口が違うので、
楽しみです。

杉本さんも何かありそうだし。

ただ一つ、江口さんの演技と、喫茶店の女の子。
うーんです。

次回作は大好きな仲村トオルだし、
またまた、楽しみ。

    いいね!(1)

三匹のおっさんにしても、テレ東はこの数年意外とドラマ作りできるじゃんと思っていたが、これはすごい。脚本もよくこれだけ調べて書いているなと感心する。NHKの経済ドラマ並だと思ったら、ハゲタカの脚本書いていた人。演出とカメラワークもかなりのベテラン。狭い部屋の会話シーンでは固定カメラの短いカットでつないでいて自然。最近のNHKの新人研修用のドラマみたいにカメラが人の動きにグズグズとくっついて見えるのとは大違い。

    いいね!(1)
名前無し

全体を一貫している物語はあるものの、個々の内容は一話完結の体をとっていて観やすいし内容も濃い。江口さん、円熟味が増して渋さと孤独感が半端ないっス。

    いいね!(1)
名前無し

「テレックス」に反応してくださる方がいてちょっと嬉しいです。
もう少し当時のことを説明したいと思います。
テレックスは電話回線を使った遠隔操作タイプライターです。
私も業務で80年代半ばには使っておりました。
おっしゃる通り商社や輸出入取り扱いの大きい業種の一部の部署では、90年代にも確かにまだありました。
ですが、プロトコル・通信手段のひとつとして残しているというようなものでいわば形骸化した存在でした。
88年頃にはすでに家庭用のコンパクトな留守電FAXが登場しており、文字情報しかやり取りできないテレックスは既にレガシーシステムでした。
通信証拠としても、FAXの方が文字も図版も一緒に画像まるごとやり取りでき、双方で正・副の書類を残せ確かですし、なにより通信時間が圧倒的にFAXの方が短いですから。
ドラマのホテルのシーンの可能性がゼロとは言えませんが、ホテルの部屋に持ち込めるようなコンパクトなテレックス製品は私の知る限りありませんでしたし、用意しているホテルというのも私は聞いたことがありません。
ドラマにもテレックスはセリフだけで、物は登場しませんね。
ドメスティックな事業者より、むしろ海外との通信が多い事業者ほどFAX導入は早かったと思います。
また、当時の企業の電話通信費は今からは考えられないほど大きく、大手企業では東京と関西支社間の電話回線を買い取るなどという対策をしており、大手ほど電話代にシビアでした。
テレックスからFAXに切り替わる契機になったのは86年の東京サミットの海外メディア向けのプレスセンターではないかと思います。
ドラマの粗探しをするつもりではなく、このバブル崩壊時期に対して一般的にも非常に多い誤解を含めて面白く観ることができ、私は楽しめました。
次の回の放映が終わっているというのに、くどくなり失礼しました。

    いいね!(1)
名前無し

ドラマはとても面白い。
毎週楽しみだ。
4話も期待したい。

只、若村が上手いと言う意味が分からない。
いい歳なんだから下手では困る。
これくらいの演技はベテランなら普通だろ。

    いいね!(1)
名前無し

医療ものに飽きて、刑事ものにも飽きていたので、新らしいテーマのこのドラマにハマっっている。毎回どんでん返しがあり、最後が読めないストーリー、転職に関わる人々の 其々の心情(誰も悪くない) にも共感でき、切なくても爽やかさが残るよく出来た脚本だと思う。
次回も楽しみだ。

    いいね!(1)
名前無し

テレ東にしてはリアルな社会派サスペンス的で
いいんじゃないですか

    いいね!(1)
名前無し

上の方が言いつくしてられますね。このドラマ、視聴者の欺き方がうまい。ラストがいつもわずかにほろ苦くてさわやかなのもいい。ここまで凝るなら題名がもう少しなんとかならなかったものかとは思います。

    いいね!(1)
名前無し

いやぁ よく練られたストーリーでした。
苦味の中にごく微量な爽やかさがある。
救いようのない話にならないのがいい。
テレ東はWBSはじめ経済に真剣に取り組んでる。
今回は世代間闘争を緩やかに描いていて
見ていて悪い気分にはならなかった。
ネタやプロットはワンパターンに陥りやすい
題材だが続けて見たいと思わせるなにかがある
大人の反抗ドラマだと思う。

    いいね!(1)
名前無し

初回と2話をまとめて観ました
地味なドラマだし、黒澤の悪魔感と魅力は今のところ全く感じられない
けど、各話ゲストのチョイスが上手いし、最近のドラマ特有の子供っぽさと無駄な綺麗事を排除した作りはとてもいい
林さんならではの、大人向けの面白い展開を期待します

それと抜擢の理由はわかるんだけど、個人的に小池栄子がいまひとつかなと思う 悪くはないんだけど

    いいね!(1)
名前無し

今回は、いつのまにか結んでしまっている競業避止義務契約に、非競合他社を経由して転職するという裏契約で対抗する話。
多くのサラリーマンが考えないようにしていることを、真正面から取り上げている。
競業避止義務契約は、職業選択の自由を謳う憲法違反、公序良俗違反であるのは明らかであるものの、大企業相手に辞めていく個人が裁判で対等に闘えるのか、転職先の企業がそのような係争を抱えても採用するのか、という力の現実論に収斂するという何とも哀しい話。
他にも、証券会社社員のみならずその家族まで証券口座を事実上開設できないなど(これにはインサイダー取引防止という根拠はあるが)、サラリーマンは思った以上に憲法上の経済的自由権を制限、若しくはそれに条件を付されている。
最近では緩くなっているが、民間企業でもダブルワーク禁止契約が当たり前にあった(まだまだあるかな?)。
また、ライバル会社社員間の結婚は難しいというような基本的自由権の実質的制限もある。
「どっちかが会社やめちゃえばいい」と言うようなことではない。

フジっぽいのが残念と思っていたが、トレンディドラマど真ん中で活躍した江口洋介とタイトルにそう印象していただけで、快進撃のテレ東ドラマはやはり良いことが今回わかった。

今回も、高嶋政伸、正名僕蔵、とゲストのキャスティングも良かった。

    いいね!(1)

スポンサーリンク