ドラマの裏側★ホントはこうだ

原作ありのドラマや史実にもとづくドラマは、ときに大きく脚色や改変がされていることがあって、「えっ実はそうなの！」とびっくりすることもしばしば。

このスレは、そうしたドラマの裏にある、ほんとは原作や史実はこうなんだよ、ということを語るスレです。
詳しい方は、「実はね…」と知っていることや蘊蓄を語っていろいろ教えてください。
もちろん、自分で調べて「えーっ」と驚いたことを、ここで吐き出してくださってもかまいません（笑）
ドラマの裏にあるいろんな事実を知って、楽しく知的好奇心を満足させましょう。

■ご注意
当該ドラマが気に入っていて、要らない情報に触れたくない方は、閲覧を避けてください。

■ローカルルール
基本はサイトルールと同じですが、それに次を加えます。

１．朝ドラ、大河ドラマは、同じような既存のスレがあるので、そちらを使ってください。ここでは扱いません。それ以外は、過去作を含むどのドラマでもかまいません。

２．放送中の連続ドラマは、ネタバレになるのを防ぐため、すでに終わった回のみに限定してください。

３．原作や史実を元にしてドラマの評価をするのは自由ですが、ただ原作や史実と違うというだけで、ドラマを中傷批判することはしないでください。

４．ドラマ評価についての反論議論はここでは行わず、そうしたい場合は本スレに移動してください。

私はドラマを見る時、原作を知らないまま見ることが多いのですが、原作と全然違う、と聞いたため自分で調べてみて、それまでで一番ぶっ飛んだのは、「下剋上球児」です。

公立高校の先生がダメ球児たちを甲子園まで連れて行くという感動スポーツドラマですが、彼は実は無免許で、それがわかって、あわや刑事訴追か？というところまでいく。
それが、自分で免許を偽造したとかどうやって！？、公立校の採用試験は資格チェックがあるはずなのに、どうすり抜けた！？無免許で刑事事件？？などなど、公立校教員だった私には、ちんぷんかんでした。
おまけに、フィクションかと思いきや、ノンフィクション、というか、完全な実録物で、ご本人は紆余曲折はあったものの、もちろん無免許なんかではなく、立派な公立高校の一教員。
それを無免許とは、ご本人に失礼じゃないのか？とか、他にも原作にない改変が多く、ここまで内容を変えたらもう別物で、タイトルだけちゃっかりいただいく商法ってどうなの？とか、疑問でいっぱいでした。
出来上がった作品自体は、悪くはなかったんですがね。

しかし、これだけ改変されても、原作者がOKを出したから放送されたんでしょうし、その後も問題になったとは聞かないので、原作者の方は、全てを飲み込んで認めたんでしょう。
原作のドラマ化も、人によっていろいろ違うものだなあと思います。

2さんが書かれた内容を読んで、ドラマ未見の私がネットを検索して読んでいたのは、
菊地高弘さんというライターの方が書かれた
『ドラマ『下剋上球児』放送後の反響 南雲脩司のモデルとなった熱血教師は「免許持ってんの？」と問われる日々』という記事でした。

その記事によると、モデルであるご本人は、
「ドラマが盛り上がって、原案の本を読んでくれる人が増えてくれたらいいですよ」と笑顔で話されたとか。
そういう捉え方もあるんだなぁと。
誰かが創作した物語ではなく、ご本人自身の実話本を原案にドラマ化した話ということもあるのかもしれないですね。

自分自身の実話に基づく自分についての脚色なら、もしかしたら、へぇ～という感覚で許せてしまうものかもしれない。
自分自身の世間的名誉を大事にする人なら分かりませんが。

こういう裏話を聞くと、ドラマに興味がわいてきて有難いです。
野球とか甲子園とか、全く興味がなかったのですが。

『下剋上球児』はドラマが始まる前の番宣で、
「ドラマの『下剋上球児』は、書籍の『下剋上球児』からインスパイアを受けたオリジナルストーリーです」
という主旨の断りがありました。
私は、(それだったらタイトル変えればいいのに)と思いながら見ていました。
諸般の事情により、タイトルは変えない、という契約だったのかもしれませんね(あくまでも推測です)。
だからドラマの『下剋上球児』が、書籍の『下剋上球児』から大幅に内容を変えることは承諾済みだったのでしょう。
(あくまでも推測ですけどね)

そういえば、「原作にインスパイアされて」って、最近ちょくちょく見ますね。
「原作のアイディアはいただくけど、後は勝手にやらせてもらいます宣言」なんですかね（笑）
これについては、いろいろ思うところあるけど、ここではスレチになっちゃうので、また別のところで。

「テセウスの船」は原作とドラマで犯人が違うと聞きました。原作の犯人を知ってる方教えていただけませんか。

そういえば、主役を勝手に原作と違う人物にされたので、激怒してそのテレビ局には二度と自分の原作本は使わせない、と言った小説家が居ました。
私は、それを聞いた時、原作者の承諾を得ずにそういう事をやってしまえるんだ、そのドラマの制作を中止させる事は原作者にも不可能なんだ、と驚きました。
ちなみに私が知る限りですが、それ以降そのテレビ局での、その小説家原作のドラマ化作品はありません。

テセウスの船の原作犯人を調べました。ドラマとは、かなり話しが違っています。
それはそれで楽しめるのではないかとおもいます。魔女の宅急便も原作とは、かなり違ってるようだし。

問題になるのは原作者の気持ちなんでしょう。それはまた別の件でのお話し。

私も調べてみましたが、実は「テセウス」途中で脱落しちゃったので、よくわかりませんでした、すみません。
けっこう複雑なんですよね。
考察系と言われていたようですが、楽しんだ人が多かったのかな。

「セテウス〜」そんなにちがうんですね。
リアタイでは見なかったのですが配信でちょっと見てみようと軽い気持ちで見たら面白くてがんがんみてしまいまし。

これはこれとして原作も読んで見たくなったので探してみます。
最近考察系面白くなりつつあります。

「下剋上〜」も、びっくり。
途中離脱しました。なんだか、えーってかんじで。
ノンフィクション的なことがネットにあったのし。

聞いてみないとわかりませんねぇ。

私はドラマが面白かったらその方の本はよく読みますがセテウスに原作あるの実は知らなかった。
ありがとうございました。

テセウスの原作の犯人は子どもなんですよね？
それじゃつらいもんね、ドラマとして。

テセウスの船の意味はパラドックスです。
原作とドラマで犯人が違うというのは制作の前提だったのではないかと思えますね。
ドラマ化の話を知った時に、原作の世界観が単なる広告収益コンテンツとして利用されたら嫌だなとは思っていましたが、その通りになってしまって。
放送当時、考察ブームが沸騰したものの、最終回放送後、ブームに踊らされた視聴者から駄作認定されて忘却処分へ。
ベタな考察モノには制作側の“視聴者の裏をかきたい欲深さ”というか、食い意地のようなものを感じてしまうので、あまり好きではないのですが、ドラマ版「テセウスの船」は途中から伏線の飽和状態でその辺の嫌らしさが露骨だったので、途中でリタイアしてしまいましたね。
最終回の後半だけ、ながら観しましたが、出来損ないに仕上がってしまった失敗作をゴミ箱に放り投げるみたいなラストだったので、案の定という感じでした。

DVD の中に特典メニューが時々ありますが、監督さんやスタッフさんの裏話も聞けるので楽しみのうちのひとつです。