この間、薩摩剣八郎さんという俳優さんが亡くなった。
知らないお名前の方だったけれど、スーツアクターとして活躍された方らしい。
ゴジラ役が有名らしいけど、「サンダーマスク」のサンダーマスク役だったと読んで、懐かしい「サンダーマスク」の動画を見てしまった。
「サンダーマスク」のオープニング映像は、サンダーマスクに変身する前の人間は映ってなくて、サンダーマスクが活躍してるオープニング。
誰も顔を見ることは出来ないし、薩摩剣八郎というスーツアクターの名前がキャスト欄に並ぶこともない。
でも、主役は主役。
子ども達にとっては、名前も顔も知らないスーツアクターの薩摩剣八郎こそがサンダーマスクだったかもしれない。
彼は、スーツアクターとしての主役にかなり誇りを持って演じていたようで、ゴジラ役もサンダーマスク役も、俳優としての仕事として取り組まれていた様子。
薩摩剣八郎さんには、顔出しの仕事(特撮ものではないドラマ出演)もあった。
古いドラマなので、見ることが出来ないのが残念。
https://news.yahoo.co.jp/articles/149243bab7688f94991517bc6016446032aa1141
「炎神戦隊ゴーオンジャー」で主演した古原靖久さんのインタビュー記事を読んで、こういう人好きだなぁと思った。
戦隊ものとか全く見てないから古原さんの演技も見てないけれど、芸能界に入る理由も様々なら人生も様々。
でも、目に見えてることしか人は見なくて勝手なことを色々言う。
俳優さんのこと、TVで見ている自分たちが何か言えるとしたら、演技がどうかぐらいしか無いと思うのにね。
子どもの頃から戦隊ものが好きで、事務所に所属した最初からそれを希望していたらしい古原さん。
子どもたちの憧れ、戦隊ヒーロー。
演じている人達にも其々の人生がある。
ゴジラー1.0は全部CGだが、アナログの
着ぐるみゴジラとミニチュア特撮を復活させてほしい。
夕べの『ファミリーヒストリー」
要潤さんだったんですね。
何となくお気に入りの俳優さんで、最近の朝ドラでも凛々しいお顔を見られて、役処はどうあれ楽しみでした。ファミリーヒストリー見て、仮面ライダーアギトに出ていたなんて全然知らなかった!賀集利樹さんは知っていたが。
その頃はもう仮面ライダーも見なくなってたからね。今も素敵だが、若い頃の要さんを見られて幸せでした。
昔好きだったブラックの人は見かけなくなったなぁ。桐山漣さんは時々お目にかかる。
ライダー枠はイケメンさんが多いね。
スーパー戦隊シリーズ終了のニュース。
今のゴジュウジャーは50周年の記念作品と聞いていたから、まさか記念作品で終了になるとは思ってなかった。
自分は、子どもの頃スーパー戦隊シリーズを見ていた訳ではないので(タイトルだけ知ってた程度)、そんなに思い入れがないシリーズだけど、今活躍してる若手俳優さんの作品として、今更ながらたまに過去の戦隊シリーズをちょこちょこ見たりする感じだけど、そんな中でよく聞くのは、戦隊シリーズに育ててもらった、戦隊シリーズで鍛えられた、という俳優さん達の言葉。
シリーズ終了を報じる記事には、次のシリーズの担当が決まってない中で、現シリーズをやりながら次のシリーズを考えなくてはいけない自転車操業の大変さが書いてあって、収益と見合ってないとも書いてあった。
収益の部分は、ドラマの内容関係なく、玩具を買う子どもが減ってきた少子化問題も大きいと思うけど、現シリーズをやりながら、担当者も分からない次のシリーズを考えるのは、確かに凄く大変なことだったんだろうと想像出来る。
ただ、その中で、中には殆ど撮影現場も初めてなら、演技も素人同然の人もいたりする若手俳優さんに、何かと気を配って現場のいろはを教えたり、演出を付けたりして育ててきた撮影現場のスタッフさん達。
クレジットに名前があがらない役割のスタッフさん達も沢山いる撮影現場。
あまり表立って話題にされることは少ないけど、実は、未来ある俳優さんを(時には一から)育て続けてきたプロ集団なのでは。
そのスタッフさん達、戦隊シリーズ終了後はどんな作品に携わるんだろう。
特撮は、若手俳優の登竜門とも言われてるぐらいで、特撮が無くなったら、実は一番困るのは、芸能事務所のような気もするし、特撮自体は無くならないとは思うけど。
スーパー戦隊、もし毎年じゃなくて、1年おきぐらいのスパンで次のシリーズを製作していたら、終了にはならずに済んだんだろうか。
でも、1年おきのスパンで放送となると、今度は視聴者の方が離れてしまうかな。
スーパー戦隊、シリーズものだったから大変だったのかも。
マンネリにはしたくないし、かと言って、49作も作ってたらネタも尽きる部分もあるだろうし。
今夜のXには戦隊シリーズファンの嘆きが沢山ポストされてる。
愛されてたんだなぁ。
仮面の忍者赤影が令和にリメイクされてる
子どもの頃に忍者ブームがあった
子どもが減っても昔懐かしく見るシニア世代がいるかも
こういうドラマの感想が民度下げてるんだよ
戦隊シリーズよりドラマの感想こそ
終わるべきです。
役者さんにとっては、子ども向けの特撮ドラマも普通のドラマも、何も変わらない。役に成りきって演じることが出来るかどうかだけ。
「南くんの(が)恋人」の撮影では、小さくなったちよみの撮影は、グリーンのバックを使い、会話をする相手とは別撮り。
他のキャストとは全く会わない孤独な撮影が延々と続くそう。
一作目でちよみ役を演じた高橋由美子さんは、それでかなりメンタルがやられてしまったそうで、この間のseasonでは小さくなった南くんを演じた八木勇征くんが、グリーンバックの撮影の難しさを話していた。
特撮ものは、そういう相手役者さん不在で一人で演技するシーンが頻繁に出てくる。
また、変身後、ヒーローの身体を動かして演技するのは専門の別の人達だけど、ドラマとして完成させるのには、生身の身体で演じてる人達が、その専門の人達の動きに合わせてアテレコをする作業が待っている。
普通のドラマでも、演じる役は自分自身じゃない。
特撮もののヒーローも、自分自身ではない役を演じるということでは同じこと。
役者さんは、自分自身とは全く関係なく、男を演じたり、女を演じたり、異性愛者を演じたり、同性愛者を演じたり、殺人鬼を演じたり、末期の病身を演じたり、老齢の人を演じたりする。
その演じる役が、特撮ものでは、人々を守るヒーローや妖怪みたいな異形のものというだけ。
まるで特撮をバカにしてるような差別的な発言は慎んで下さい。
撮影時のスタッフさんの仕事も、普通のドラマを撮るのと何も変わりません。
普通のドラマより、よっぽど手間隙かけて丁寧に作られてるものも多い特撮もの。
主な対象が子どもなので、子どもにも分かりやすいように描いてはいますが、実は複雑な人間関係や心のうちを描いてるものも多いです。
例えばの例ですが、ドンブラザーズの主人公・ドンモモタロウは、人との関係をうまく築くことが難しい(障害がある)人達をモデルにしたキャラだそうです。
我儘で俺様キャラでKYで、登場した頃は大ブーイングの嫌われキャラの主人公だったそうですが、そのモモタロウをどうやって周りが受け入れていくか、どうやったらそういう人達と交わっていけるのか、というのが裏テーマの作品だったと制作の人がコメントしてました。
特撮を侮るなかれ、です。
自分はダイナマンでしたね。
内容は覚えてないがOPED曲は未だに覚えている
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